JP7218981B1 - 足場用クランプ - Google Patents
足場用クランプ Download PDFInfo
- Publication number
- JP7218981B1 JP7218981B1 JP2022177360A JP2022177360A JP7218981B1 JP 7218981 B1 JP7218981 B1 JP 7218981B1 JP 2022177360 A JP2022177360 A JP 2022177360A JP 2022177360 A JP2022177360 A JP 2022177360A JP 7218981 B1 JP7218981 B1 JP 7218981B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate member
- plate
- holding member
- support
- scaffolding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 47
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 42
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 41
- 238000013461 design Methods 0.000 abstract description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 description 29
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 14
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 12
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 12
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 5
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 4
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 3
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000009435 building construction Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Clamps And Clips (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Abstract
Description
図1は、実施形態1に係るクサビ緊結式足場用クランプ1を使用してクサビ緊結式足場を構築する場合を説明する斜視図であり、また、図2は、クサビ緊結式足場用クランプ1が締結部材によって締結された状態を示す平面図であり、さらに、図3は、クサビ緊結式足場用クランプ1が開いた状態を示す平面図である。
図2や図3に示すように、クサビ緊結式足場用クランプ1は、支柱200を径方向に挟持する第1挟持部材10及び第2挟持部材20と、第1挟持部材10及び第2挟持部材20を回動可能に連結する連結部材30と、第1挟持部材10及び第2挟持部材20を締結する締結部材40とを備えている。第1挟持部材10及び第2挟持部材20は、支柱200の外周面に対して該支柱200の径方向(水平方向)一側及び他側からそれぞれ当接することにより、支柱200を径方向に挟持(クランプ)する部材である。
図4に示すように、第1挟持部材10は、支柱200の径方向に延びる第1上側板材11、第1中間板材12及び第1下側板材13が上下方向に配置されて一体化された状態で構成されており、複数の板材が積層された積層部材と呼ぶこともできる。第1上側板材11、第1中間板材12及び第1下側板材13の各々の板厚を薄くしたとしても、それらを合わせることにより、第1挟持部材10の強度は十分に確保することができ、後述する締結部材40による締結力によって殆ど変形しないように第1挟持部材10は高い強度を持っている。
第2挟持部材20は、支柱200の径方向に延びる第2上側板材21、第2中間板材22及び第2下側板材23が上下方向に配置されて一体化された状態で構成されている。第2挟持部材20は、第1挟持部材10と同様に、後述する締結部材40による締結力によって殆ど変形しないように高い強度を持っている。第2上側板材21、第2中間板材22及び第2下側板材23の厚みは、それぞれ、第1上側板材11、第1中間板材12及び第1下側板材13の厚みと同じである。また、第2上側板材21、第2中間板材22及び第2下側板材23は、第1上側板材11、第1中間板材12及び第1下側板材13と同じ鋼板で構成されている。
図4に示すように、連結部材30は、例えば金属製の丸棒材等からなる高強度な軸で構成することができ、上端部には径方向に張り出した上側抜け止め部30aが形成され、下端部には径方向に張り出した下側抜け止め部30bが形成されている。尚、連結する前の連結部材30には、上側抜け止め部30aまたは下側抜け止め部30bのどちらかが形成されておらず、連結後に例えばかしめ等によって形成される。
図2や図3に示すように、締結部材40は、締結軸部41、ナット42及び支軸43を少なくとも備えている。図4ではナット42を省略している。この図4に示すように、締結軸部41の基端部には大径部41aが形成されている。締結軸部41における大径部41a以外の部分は、外周面にネジ溝が連続して形成されたネジ棒で構成されており、例えばボルトの軸部等で構成することができる。ナット42は、締結軸部41に螺合する部材である。ナット42のフランジ部42aが縦板材14における軸部挿入用切欠部14aの周縁部に当接するようになっている。
足場用クランプ1を支柱200に取り付ける際には、まず、図3に示すように、第1挟持部材10及び第2挟持部材20の先端側が互いに離れるように、第1挟持部材10及び第2挟持部材20を回動させる。その後、支柱200を径方向に挟むように、第1挟持部材10及び第2挟持部材20を回動させていき、図2に示すように、第1挟持部材10及び第2挟持部材20の先端側を互いに接近させる。さらに、締結部材40の締結軸部41を回動させ、締結軸部41を縦板材14の軸部挿入用切欠部14aに挿入する。締結軸部41を縦板材14の軸部挿入用切欠部14aに挿入した状態でナット42を締め込むと、第1挟持部材10の先端側と第2挟持部材20の先端側とが接近する方向に締結される。
上述した実施形態1は一例であり、本発明は実施形態1の各種変形例も含んでいる。例えば図13は、実施形態1の変形例1に係る第1中間板材12を示すものである。この変形例1に係る第1中間板材12には、肉抜き部の一例として数の肉抜き孔12fが設けられている。肉抜き孔12fは第1中間板材12を貫通している。肉抜き孔12fを設けることで、第1中間板材12が軽量になり、ひいてはクサビ緊結式足場用クランプ1の軽量化を図ることができる。肉抜き孔12fは、2つのクサビ差込用孔部12dの間、第1先端側延出板部12cとクサビ差込用孔部12dとの間、クサビ差込用孔部12dと第1基端側延出板部12bとの間にそれぞれ設けることができるが、これに限られるものではなく、肉抜き孔12fの数は1つであってもよいし、2つであってもよい。また、肉抜き孔12fの形状は、特に限定されるものではなく、図14に示す変形例2のように、例えば円形であってもよいし、図示しないが、多角形状であってもよい。また、肉抜き部は、第1中間板材12に形成した凹部であってもよい。図示しないが、第2中間板材22にも同様な肉抜き部を設けることができる。肉抜き部を有する板材としては、例えばパンチングメタルのような板材を挙げることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1挟持部材10が第1上側板材11、第1中間板材12及び第1下側板材13を備えているので、例えば第1上側板材11及び第1下側板材13の厚みを同じにしたとしても、第1中間部材12の厚みは、第1上側板材11及び第1下側板材13とは異なる厚みにすることができ、第1挟持部材10の強度設計の自由度が向上する。これにより、必要な強度を満たすことが可能な最低限の厚みとなるように、第1挟持部材10の厚みを設定できる。第2挟持部材20についても同様である。
図17及び図18は、本発明の実施形態2に係る第1挟持部材10及び第2挟持部材20を示すものである。実施形態2では、実施形態1の縦板材14及び先端側ブラケット24を省略し、それらに対応する形状を一体成形している点で実施形態1のものとは異なっている。以下、実施形態1と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分について詳細に説明する。尚、実施形態1は縦板材14及び先端側ブラケット24が溶接で固定されているので溶接式と呼ぶことができ、実施形態2はそれらの部分が板材を折り曲げることによって形成されているので折り曲げ式と呼ぶことができる。
10 第1挟持部材
11 第1上側板材
12 第1中間板材
12f 肉抜き孔(肉抜き部)
13 第1下側板材
20 第2挟持部材
21 第2上側板材
22 第2中間板材
23 第2下側板材
30 連結部材
40 締結部材
100 布材(足場構成部材)
101 クサビ
Claims (8)
- 足場構成部材に設けられたクサビを上下方向に延びる円管材からなる支柱に設けられた差し込み部に差し込んで固定することによって構築されるクサビ緊結式足場に使用される足場用クランプにおいて、
前記支柱の外周面に対して該支柱の径方向一側から当接する第1挟持部材と、
前記支柱の外周面に対して該支柱の径方向他側から当接する第2挟持部材と、
前記第1挟持部材の一端側と前記第2挟持部材の一端側とが互いに接離する方向に回動可能に該第1挟持部材の他端側と該第2挟持部材の他端側とを連結する連結部材と、
前記第1挟持部材の一端側と前記第2挟持部材の一端側とを互いに接近する方向に締結する締結部材とを備え、
前記第1挟持部材及び前記第2挟持部材の少なくとも一方には、前記差し込み部となるクサビ差込用孔部またはクサビ差込用切欠部が形成され、
前記第1挟持部材は、前記支柱の径方向に延びる第1上側板材、第1中間板材及び第1下側板材が上下方向に配置されて一体化された状態で構成され、
前記第2挟持部材は、前記支柱の径方向に延びる第2上側板材、第2中間板材及び第2下側板材が上下方向に配置されて一体化された状態で構成されていることを特徴とする足場用クランプ。 - 請求項1に記載の足場用クランプにおいて、
前記第1上側板材の下面に前記第1中間板材の上面が接合され、
前記第1中間板材の下面に前記第1下側板材の上面が接合されていることを特徴とする足場用クランプ。 - 請求項1に記載の足場用クランプにおいて、
前記第1上側板材及び前記第1下側板材の厚みは同じに設定され、
前記第1中間板材の厚みと、前記第1上側板材の厚みとは異なっていることを特徴とする足場用クランプ。 - 請求項3に記載の足場用クランプにおいて、
前記第1中間板材の厚みは、前記第1上側板材の厚みよりも薄く設定されていることを特徴とする足場用クランプ。 - 請求項4に記載の足場用クランプにおいて、
前記第1中間板材には、肉抜き部が設けられていることを特徴とする足場用クランプ。 - 請求項2に記載の足場用クランプにおいて、
前記第2上側板材及び前記第2下側板材の厚みは、前記第1上側板材の厚みと同じに設定されていることを特徴とする足場用クランプ。 - 請求項1に記載の足場用クランプにおいて、
前記第1中間板材の一端側には、第1中間延出板部が形成され、
前記第2上側板材の一端側には、前記支柱を挟持した状態で前記第1中間延出板部の上面に配置される第2上側延出板部が形成され、
前記第2下側板材の一端側には、前記支柱を挟持した状態で前記第1中間延出板部の下面に配置される第2下側延出板部が形成されていることを特徴とする足場用クランプ。 - 請求項1に記載の足場用クランプにおいて、
前記第1上側板材、第1中間板材及び第1下側板材は、当該板材の一部を前記支柱の外周面に沿う形状に除去することによって形成された切欠部をそれぞれ有し、
前記第1上側板材の前記切欠部の縁部には、前記支柱の外周面に沿う上下方向に延びるサポート部が設けられていることを特徴とする足場用クランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022177360A JP7218981B1 (ja) | 2022-11-04 | 2022-11-04 | 足場用クランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022177360A JP7218981B1 (ja) | 2022-11-04 | 2022-11-04 | 足場用クランプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP7218981B1 true JP7218981B1 (ja) | 2023-02-07 |
JP2024067354A JP2024067354A (ja) | 2024-05-17 |
Family
ID=85158976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022177360A Active JP7218981B1 (ja) | 2022-11-04 | 2022-11-04 | 足場用クランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7218981B1 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1574269A1 (en) * | 2004-03-12 | 2005-09-14 | Grip-on tools, S.A. | Adjustable tongs for forming pipes |
JP6579642B1 (ja) * | 2019-04-08 | 2019-09-25 | 株式会社クリス・コーポレーション | 足場用クランプ |
JP6948640B2 (ja) * | 2020-01-24 | 2021-10-13 | 松本工業株式会社 | 足場用クランプ |
-
2022
- 2022-11-04 JP JP2022177360A patent/JP7218981B1/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1574269A1 (en) * | 2004-03-12 | 2005-09-14 | Grip-on tools, S.A. | Adjustable tongs for forming pipes |
JP6579642B1 (ja) * | 2019-04-08 | 2019-09-25 | 株式会社クリス・コーポレーション | 足場用クランプ |
JP6948640B2 (ja) * | 2020-01-24 | 2021-10-13 | 松本工業株式会社 | 足場用クランプ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2024067354A (ja) | 2024-05-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6579642B1 (ja) | 足場用クランプ | |
JP7112801B1 (ja) | 仮設足場及び接続部材 | |
JP6444009B1 (ja) | クサビ緊結式足場用クランプ | |
JP2022533032A (ja) | 延性プレハブせん断壁 | |
JPH1150554A (ja) | 木造建築物の柱と横架材の接合構造および接合方法 | |
JP7218981B1 (ja) | 足場用クランプ | |
WO2020100274A1 (ja) | クサビ緊結式足場用クランプ | |
JP6089241B2 (ja) | 木材接合部の補強部材および木材の接合構造 | |
JP7127920B1 (ja) | クサビ緊結式足場用クランプ | |
JP2011026916A (ja) | 木質系横架材の接合具及びそれを用いた接合方法 | |
JP3878477B2 (ja) | 鉄骨梁に対するプレートの取付け構造 | |
US20200056363A1 (en) | Column base structure for construction, and base plate | |
JP2001279810A (ja) | ハンチ梁用打込型枠およびその製作方法 | |
JP3968007B2 (ja) | 横架材の接合装置 | |
JP4401808B2 (ja) | 梁の補強構造 | |
JP6729881B2 (ja) | 足場における緊結装置 | |
JP2004183307A (ja) | 足場用架橋部材及びその組付構造 | |
JP3000007B1 (ja) | 筋かい用固定金具 | |
JP3306773B2 (ja) | 机 | |
JP6622511B2 (ja) | 踏板支持具、片持ち階段、および片持ち階段の構築方法 | |
JP2003343018A (ja) | 木質構造材の接合構造及び接合金具 | |
TW200526846A (en) | Energy-dissipative support device having no waste material | |
JP2011084893A (ja) | 横架材の接合装置 | |
EP0473135A1 (en) | Form panels | |
JP2003321872A (ja) | 建物構造体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221107 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20221107 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221220 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230119 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7218981 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |