JP7218844B2 - 顕微鏡用鏡筒、顕微鏡、顕微鏡の製造方法および実験方法 - Google Patents

顕微鏡用鏡筒、顕微鏡、顕微鏡の製造方法および実験方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7218844B2
JP7218844B2 JP2020034765A JP2020034765A JP7218844B2 JP 7218844 B2 JP7218844 B2 JP 7218844B2 JP 2020034765 A JP2020034765 A JP 2020034765A JP 2020034765 A JP2020034765 A JP 2020034765A JP 7218844 B2 JP7218844 B2 JP 7218844B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens barrel
optical system
microscope
lens
eyepiece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020034765A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021139929A (ja
Inventor
峻尚 及川
Original Assignee
株式会社島津理化
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社島津理化 filed Critical 株式会社島津理化
Priority to JP2020034765A priority Critical patent/JP7218844B2/ja
Publication of JP2021139929A publication Critical patent/JP2021139929A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7218844B2 publication Critical patent/JP7218844B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Microscoopes, Condenser (AREA)

Description

本発明は、顕微鏡用鏡筒、顕微鏡、顕微鏡の製造方法および実験方法に関する。
学校教育の場などで使用される生物顕微鏡が知られている(特許文献1)。
特開2000-338418号公報
従来の顕微鏡は、学習者が顕微鏡の原理を理解することが難しかった。
本発明の第1の態様は、顕微鏡用鏡筒であって、透明な部材で構成される鏡筒と、前記鏡筒の一端に接眼光学系を取付け可能な第1の光学系着脱部と、前記鏡筒の他端に対物光学系を取付け可能な第2の光学系着脱部と、を有する顕微鏡用鏡筒に関する。
本発明の第2の態様は、第1の態様の顕微鏡用鏡筒と、接眼光学系と、対物光学系と、を有する顕微鏡に関する。
本発明の第3の態様は、第1の態様の顕微鏡用鏡筒の一端に接眼光学系を取付けることと、前記顕微鏡用鏡筒の他端に対物光学系を取付けることと、を有する顕微鏡の製造方法に関する。
本発明の第4の態様は、第2の態様の顕微鏡の鏡筒の中に煙を入れることと、可視波長の光を発する光源からの光を、接眼光学系を介して前記鏡筒内に入射させることと、前記煙の粒子からの散乱光により前記鏡筒内の光路を観察することと、を有する実験方法に関する。
本発明によれば、顕微鏡に対する理解を深めることができる。
本発明の一実施の形態による顕微鏡の構成を例示する図である。 光学系の概要を説明する模式図である。 図2の光学系の構成を詳細に説明する図である。 顕微鏡の内部光路を観察する場面を例示する図である。 図5Aは、穴を有する鏡筒を例示する図である。 図5Bは、穴を有する鏡筒を例示する図である。 図5Cは、穴を有する鏡筒を例示する図である。 変形例2の鏡筒の構成を詳細に説明する図である。 遮光部材を例示する図である。 図8Aは、凸レンズの原理等を学習する場面を例示する図である。 図8Bは、図8AにおけるA-A断面図である。 図8Cは、図8AにおけるB-B断面図である。 図8Dは、図8AにおけるC-C断面図である。 鏡筒に付された目盛りを例示する図である。
以下に、図を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態による顕微鏡の構成を例示する図である。図1の顕微鏡は、有限遠補正光学系を採用した生物顕微鏡の例である。
図1において、ベース1に支柱2が立設され、支柱2の上部に光学系3が設けられる。光学系3は、鏡筒4と、鏡筒4の上部に設けられた接眼光学系としての接眼レンズ5と、鏡筒4の下部に設けられた対物光学系としての対物レンズ6とを含む。
対物レンズ6は、被観察物の像を捕らえるための収束光学系である。対物レンズ6は、たとえば10倍、40倍など、所定の倍率を持つ。
接眼レンズ5は、対物レンズ6で得られた被観察物の像を眼で観察するための収束光学系である。接眼レンズ5は、被観察物の拡大された虚像を形成する役割を有する。接眼レンズ5は、たとえば5倍、10倍など、所定の倍率を持つ。
光学系3の対物レンズ6と対向する位置に、被観察物を載置するためのステージ7が設けられている。ステージ7上には、被観察物を保持するため(プレパラート保持用)の一対のクリップ8が設けられている。
光学系3の鏡筒4を支持する支持部9は、支柱2の上部に設けられている。支持部9は、支柱2に設けられた不図示のフォーカス調整つまみの回動操作によって、上下方向に移動可能に構成されている。これにより、ステージ7から対物レンズ6までの光軸X方向の距離が調節される。
反射ミラー10には、たとえば部屋の北側の窓などから採光された自然光が入射される。自然光の代わりにデスクライトなどの人工光を入射させてもよい。反射ミラー10は、ステージ7の下側から、ステージ7に設けられた不図示の光通過用孔を介してステージ7上の被観察物に反射光を照射する。
図1に破線で示したベース1や支柱2、支持部9などを省略し、実線で示した光学系3を顕微鏡と称してもよい。顕微鏡としての光学系3は、支持部9に対して着脱可能に構成してもよい。また、顕微鏡としての光学系3を、ベース1、支柱2および支持部9と組み合わせずに単独で使用してもよい。顕微鏡としての光学系3を単独で使用する場合、たとえば光学系3をフィールドに持ち出すことにより、被観察物としての虫や花などの細部を、その場で観察することができる。
図2は、顕微鏡としての光学系3の概要を説明する模式図である。図2において左側の鏡筒4の一端に、接眼レンズ5が、第1の中間部材としての第1のレンズ取付部材50を介して装着される。また、図2の右側の鏡筒4の他端に、対物レンズ6が、第2の中間部材としての第2のレンズ取付部材60を介して装着される。
接眼レンズ5の取付基準面P5と、対物レンズ6の取付基準面P6との光軸X方向の間隔(機械筒長)Lは160mmである。有限遠補正光学系を採用した顕微鏡に関して、日本国においては顕微鏡の機械筒長関連寸法がJIS B7132-1に規定されている。また、国際規格ではISO 9345-1に規定されている。
機械筒長L=160mmの規格に準拠されている接眼レンズ5および対物レンズ6を用いると、接眼レンズ5と対物レンズ6の製造メーカが異なっていても鏡筒4と組合せて使用することができる。
なお、機械筒長Lは、たとえば155mm以上165mm未満とすることができ、より好ましくは158mm以上162mm未満とすることができる。さらに好ましくは規格で定められている160mm±0.5mmとすることができる。
本実施の形態では、鏡筒4を円筒状のアクリル樹脂等の透明部材によって構成する。鏡筒4を透明部材で構成することにより、鏡筒4内の状態を鏡筒4の外部から容易に視認できるので、学習者にとって、顕微鏡の原理を理解しやすくなる。
(光学系の詳細)
図3は、図2の光学系3の構成を詳細に説明する図である。接眼レンズ5の外形は、略円柱状に構成される。接眼レンズ5の外周は、外径が段階的に変化する外周形状5aを有する。すなわち、取付基準面P5を境に、外径B2の挿入部5P2と外径B2より細い外径C2の挿入部5Pとを有する。取付基準面P5は、一般の顕微鏡において接眼レンズ5の胴付に対応する。
第1のレンズ取付部材50は、たとえばABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)等の樹脂により略円筒形状に構成される。第1のレンズ取付部材50の外周は、外径D2の挿入部50Pと外径D2より太いフランジ部50aとを有する。挿入部50Pの外径D2は、鏡筒4の内径D1よりも僅かに細く構成され、挿入部50Pを鏡筒4の接眼レンズ着脱部4QL内にがたつかない状態で挿入することができる。フランジ部50aが接眼レンズ着脱部4QLの端部4Lに当接するまで挿入された第1のレンズ取付部材50は、鏡筒4の内周面と、第1のレンズ取付部材50の挿入部50Pの外周面との間の摩擦等によって、容易に外れない程度に固定される。
この固定は、たとえば鏡筒4に対して第1のレンズ取付部材50が光軸Xに対して傾かないようにフランジ部50aを光軸Xに沿って引き抜くことによって取り外すことができる。このような固定と取り外しは、繰り返し行うことができる。
第1のレンズ取付部材50の内周は、外径が段階的に変化する接眼レンズ5の外周形状5aに対応させて、内径が段階的に変化する内周形状50bを有する。すなわち、内径B1の部分と内径B1より小さい内径C1の部分を有する。内径B1は、接眼レンズ5の挿入部5P2の外径B2よりも大きく構成される。また、内径C1は、接眼レンズ5の挿入部5Pの外径C2よりも僅かに大きく構成される。このように構成したので、接眼レンズ5の挿入部5Pを第1のレンズ取付部材50の内側にがたつかない状態で挿入することができる。
第1のレンズ取付部材50に挿入された接眼レンズ5は、第1のレンズ取付部材50の内径C1の内周面と、接眼レンズ5の挿入部5Pの外周面との間の摩擦等によって、容易に外れない程度に固定される。
この固定は、第1のレンズ取付部材50に対して接眼レンズ5が光軸Xに対して傾かないように図3の左方向へ押し出すことによって取り外すことができる。このような固定と取り外しは、繰り返し行うことができる。
また、第1のレンズ取付部材50に接眼レンズ5が挿入されると、接眼レンズ5の取付基準面P5が、第1のレンズ取付部材50の基準面P5Aに当接する。すなわち、基準面P5Aは、接眼レンズ5の取付基準面P5に対応する。
一般に、接眼レンズ5の挿入部5Pの外径C2は、23.2mmまたは30mmが標準サイズとして規定されている(ISO 10937、JIS B7143)。鏡筒4の内径D1を、いずれのサイズよりも大きいたとえば40mmにすると、接眼レンズ5の挿入部5P2の外径B2および挿入部5Pの外径C2に応じてそれぞれ内径B1および内径C1を定めた第1のレンズ取付部材50を使用することで、いずれのサイズの接眼レンズ5にも対応させることが可能である。換言すると、第1のレンズ取付部材50は、接眼レンズ5の挿入部5P2の外径B2、および挿入部5Pの外径C2に適合させる中間アダプタとしての機能を有する。
対物レンズ6の外形は、略円柱状に構成される。対物レンズ6の一端には、たとえばRMS(Royal Microscopical Society:英国王立顕微鏡協会)ねじと称される規格のねじ部6aが設けられている。ねじ部6aは、後述する第2のレンズ取付部材60に設けられたねじ部60bと螺合する。取付基準面P6は、一般の顕微鏡において対物レンズ6の胴付に対応する。
第2のレンズ取付部材60は、たとえばABS等の樹脂により略円筒形状に構成される。第2のレンズ取付部材60の外周は、外径D2の挿入部60Pと、外径D2より太いフランジ部60aとを有する。挿入部60Pの外径D2は、鏡筒4の内径D1よりも僅かに細く構成され、挿入部60Pを鏡筒4の対物レンズ着脱部4QR内にがたつかない状態で挿入することができる。フランジ部60aが対物レンズ着脱部4QRの端部4Rに当接するまで挿入された第2のレンズ取付部材60は、鏡筒4の内周面と、第2のレンズ取付部材60の挿入部60Pの外周面との間の摩擦等によって、容易に外れない程度に固定される。
この固定は、たとえば鏡筒4に対して第2のレンズ取付部材60が光軸Xに対して傾かないようにフランジ部60aを光軸Xに沿って引き抜くことによって取り外すことができる。このような固定と取り外しは、繰り返し行うことができる。
なお、第2のレンズ取付部材60に対物レンズ6が取付けられると、対物レンズ6の取付基準面P6が、第2のレンズ取付部材60の基準面P6Aに当接する。すなわち、基準面P6Aは、対物レンズ6の取付基準面P6に対応する。
(内部光路の観察例)
上述した透明な鏡筒4を備える顕微鏡を用いて、学習者が鏡筒4の内部の光路を観察する例を説明する。図4は、顕微鏡における鏡筒4の内部光路を観察する場面を例示する図である。顕微鏡としての光学系3の構成は、上述した通りである。鏡筒4内には、たとえば線香などの煙を充満させている。鏡筒4内への煙の導入は、第1のレンズ取付部材50および第2のレンズ取付部材60の一方または両方を鏡筒4から外して、点火されている線香の煙を鏡筒4内に導いて行う。
なお、鏡筒4内への煙を導入する代わりに、たとえば牛乳等を水で希釈した液体を鏡筒4内に満たしてもよいし、適度な散乱を有する円柱状のガラスを鏡筒4内に挿入してもよい。
学習者は、可視波長の光を発する光源100からの光を、接眼レンズ5を介して鏡筒4内に入射させる。光源100は、たとえば複数の発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)110を、図4の左右方向にライン状に並べて配置したものである。
接眼レンズ5を介して鏡筒4内に入射した光が煙の粒子に当たると散乱が生じる。学習者は、煙の粒子からの散乱光により鏡筒4内の光路を認識することができる。本実施の形態では、図4の上から下へ進行する光源100からのライン状の光が、鏡筒4内で収束する。収束した光は拡散しながら対物レンズ6側へ進行する。鏡筒4の下部まで進行した光のうち対物レンズ6を透過した光は、対物レンズ6によってあらかじめ用意されているスクリーン200上に集光され、光源100のLED110の像を形成する。
このように、学習者は、顕微鏡の鏡筒4内での光路を認識できる。また、対物レンズ6の先にあるスクリーン200上に光が集まりLED110の像を形成する様子を観察できる。
以上説明した実施の形態によれば、顕微鏡用鏡筒として透明な部材で構成した鏡筒4を有するので、学習者が鏡筒4の外側から鏡筒4の内部における光路を認識することが可能になり、顕微鏡に対する理解を深めることができる。
(変形例1)
鏡筒4に、鏡筒4内に煙を導入するための穴を設けてもよい。図5A、図5B、図5Cは、さまざまな穴を有する鏡筒4を例示する図である。図5Aは、鏡筒4Aに2カ所の穴41および42を有する。鏡筒4A内への煙の導入は、第1のレンズ取付部材50および第2のレンズ取付部材60を鏡筒4Aから外すことなしに、穴41および穴42から、点火されている線香を差し込むなどして行う。
穴41および穴42の大きさよりも僅かに大きいゴムキャップ41a、42aを用いて穴41および穴42を塞ぐことができる。そのため、煙の代わりに、上述した牛乳等を水で希釈した液体で鏡筒4A内を満たすことも可能である。
図5Bは、他の穴の例であり、鏡筒4Bに1カ所の穴43を有する。穴43の大きさは、穴41および42の大きさよりも大きい。鏡筒4B内への煙の導入は、第1のレンズ取付部材50および第2のレンズ取付部材60を外すことなしに、穴43から点火されている線香を差し込むなどして行う。
一般に、煙が消失して見えなくなるまでにはある程度の時間を要する。そのため、キャップで穴43を塞がなくても、学習者は鏡筒4B内で光が収束する様子を観察できる。
図5Cは、穴を有するというよりも、外周面の大半を開放した鏡筒4Cを例示する図である。第1のレンズ取付部材50が装着される上部T4と、第2のレンズ取付部材60が装着される下部B4とが、支持部C4によって支持されている。図5Cに例示する鏡筒4Cは、たとえば、煙を充満させた不図示の容器の中に入れて使用される。図4に例示した場合と同様に、光源100からの光を、接眼レンズ5を介して鏡筒4C内に入射させる。
鏡筒4C内に入射した光が煙の粒子に当たると散乱が生じる。そのため、学習者は鏡筒4Cにおける光路を認識することができる。具体的には、学習者は、上部T4と下部B4との間において、図4に例示した場合と同様に光が収束する様子を観察できる。
図5A、図5B、図5Cを参照して、鏡筒に設ける穴のサイズや数、形状を異ならせる例を説明したが、穴のサイズや数、形状およびキャップの有無については、適宜変更して構わない。
以上説明した変形例1によれば、透明な鏡筒4に穴41、42または43を設けたので、学習者にとって鏡筒内における光路の観察の助けとなる煙等を、鏡筒内に容易に導入することができる。
(変形例2)
上述した実施の形態では、鏡筒4に第1のレンズ取付部材50を介して接眼レンズ5を装着し、鏡筒4に第2のレンズ取付部材60を介して対物レンズ6を装着する例を説明した。第1のレンズ取付部材50および第2のレンズ取付部材60を用いることなく、鏡筒に対して接眼レンズ5および対物レンズ6を直接装着する構成にしてもよい。
図6は、変形例2の鏡筒4Dの構成を詳細に説明する図である。鏡筒4Dは、円筒状のアクリル樹脂等の透明部材によって構成される。鏡筒4D内を鏡筒4Dの外部から容易に視認できる点は、上述した実施の形態等と同様である。
図6において左側に位置する鏡筒4Dの一端に設けられている接眼レンズ着脱部4QLの内径C1は、接眼レンズ5の挿入部5Pの外径C2よりも僅かに大きく構成される。このように構成したので、接眼レンズ5の挿入部5Pを鏡筒4Dの接眼レンズ着脱部4QLの内側に挿入することができる。挿入された接眼レンズ5は、鏡筒4Dの内周面と、接眼レンズ5の挿入部5Pの外周面との間の摩擦等によって、容易に外れない程度に固定される。
この固定は、接眼レンズ着脱部4QLに対して接眼レンズ5を光軸Xに沿って図6の左方向へ引き出すことによって取り外すことができる。このような固定と取り外しは、繰り返し行うことができる。
また、鏡筒4Dの接眼レンズ着脱部4QLに接眼レンズ5が挿入されると、接眼レンズ5の取付基準面P5が、接眼レンズ着脱部4QLの端部である基準面P5Aに当接する。すなわち、基準面P5Aは、接眼レンズ5の取付基準面P5に対応する。
図6において右側に位置する鏡筒4Dの他端に設けている対物レンズ着脱部4QRには、上述した第2のレンズ取付部材60に設けられたねじ部60bと同様のねじ部40bが形成されている。ねじ部40bは、対物レンズ6に設けられているRMS規格のねじ部6aと螺合する。
鏡筒4Dの対物レンズ着脱部4QRに対物レンズ6が取付けられると、対物レンズ6の取付基準面P6が、対物レンズ着脱部4QRの端部である基準面P6Aに当接する。すなわち、基準面P6Aは、対物レンズ6の取付基準面P6に対応する。
鏡筒4Dの接眼レンズ着脱部4QLに接眼レンズ5を装着し、鏡筒4Dの対物レンズ着脱部4QRに対物レンズ6を装着すると、接眼レンズ5の取付基準面P5と、対物レンズ6の取付基準面P6との光軸X方向の間隔(機械筒長)Lは160mmとなる。上述したように、機械筒長Lは155mm以上165mm未満とすることができ、より好ましくは158mm以上162mm未満とすることができる。さらに好ましくは規格で定められている160mm±0.5mmとすることができる。
以上説明した変形例2によれば、第1のレンズ取付部材50および第2のレンズ取付部材60を省略して、鏡筒4Dの接眼レンズ着脱部4QLに対して接眼レンズ5を、鏡筒4Dの対物レンズ着脱部4QRに対して対物レンズ6を、それぞれ直接装着することができる。
(変形例3)
図3、図5A、図5B、図5C、図6に示す鏡筒4、4A、4B、4C、4Dの外部から鏡筒4内へ進入する光を遮光するための遮光部材を、鏡筒4、4A、4B、4C、4Dに対して着脱可能に構成してもよい。図7は、遮光部材45を例示する図である。遮光部材45は、円筒状のたとえば塩化ビニル樹脂等の非透明部材によって構成する。遮光部材45の外径D2´は、鏡筒4、4A、4B、4Cの内径D1(鏡筒4Dの場合は内径C1)よりも細く構成され、遮光部材45を鏡筒4、4A、4B、4C、4D内に容易に挿入したり、取り外したりすることができる。
遮光部材45を挿入した鏡筒4、4A、4B、4Cに対して、第1のレンズ取付部材50を介して接眼レンズ5を、第2のレンズ取付部材60を介して対物レンズ6を、それぞれ装着する。または、遮光部材45を挿入した鏡筒4Dに対して、接眼レンズ5および対物レンズ6を直接装着する。
学習者は、同じ被観察物を、遮光部材45を鏡筒4、4A、4B、4C、4Dに装着した状態と、遮光部材45を鏡筒4、4A、4B、4C、4Dから取り外した状態とで観察し、像の見え方の違いを学習する。
以上説明した変形例3によれば、学習者が、顕微鏡用鏡筒が遮光されている状態と、遮光されていない状態とで像の見え方を比較することが可能となり、顕微鏡に対する理解を深めることができる。
なお、遮光部材45の内径を鏡筒4、4A、4B、4C、4Dの外径よりも太く構成し、鏡筒4、4A、4B、4C、4Dの外周を覆う構成にしてもよい。
(変形例4)
上述した透明な鏡筒4を用いて、学習者が、凸レンズの原理等を学習するための光学台として使用する例を説明する。図8Aは、凸レンズの原理等を学習する場面を例示する図である。鏡筒4内には、光源ユニット120と、凸レンズユニット130と、スクリーンユニット140とが、鏡筒4の長手方向(図8Aにおいて左右方向)に移動可能に設けられている。
学習者は、光源ユニット120と凸レンズユニット130との距離(図8Aにおいて左右方向の間隔)、凸レンズユニット130とスクリーンユニット140との距離(図8Aにおいて左右方向の間隔)を変えながら、凸レンズユニット130を介してスクリーンユニット140に映る像を鏡筒4の外側から観察する。
図8Bは、図8AにおけるA-A断面図である。光源ユニット120は、複数の発光ダイオード122と発光回路123とが設けられた基板121が、ベース部150によって支持される。発光回路123は電池を含み、並べて配置された発光ダイオード122を発光させる。発光ダイオード122は、たとえば数字の「1」状に並べて配置されており、スクリーンユニット140に映る像が逆像であるか否かを、学習者が判別しやすくしている。ベース部150には磁石が内蔵されている。
学習者は、磁石または磁石にくっつく鉄などの強磁性体材料を内蔵する部材160を、鏡筒4の外側から図8Aの左右方向に移動させる。光源ユニット120は、部材160の移動に追従して図8Aの左右方向に移動する。
図8Cは、図8AにおけるB-B断面図である。レンズユニット130は、凸レンズ131が、ベース部150によって支持される。ベース部150には磁石が内蔵されている点は、光源ユニット120の場合と同様である。
学習者は、磁石または磁石にくっつく強磁性体材料を内蔵する部材160を、鏡筒4の外側から図8Aの左右方向に移動させる。レンズユニット130は、部材160の移動に追従して図8Aの左右方向に移動する。
図8Dは、図8AにおけるC-C断面図である。スクリーンユニット140は、スクリーン141が、ベース部150によって支持される。ベース部150には磁石が内蔵されている点は、光源ユニット120の場合と同様である。
学習者は、磁石または磁石にくっつく強磁性体材料を内蔵する部材160を、鏡筒4の外側から図8Aの左右方向に移動させる。スクリーンユニット140は、部材160の移動に追従して図8Aの左右方向に移動する。
鏡筒4を光学台として使用する場合、光源ユニット120と、凸レンズユニット130と、スクリーンユニット140との間の距離が直読できると好適である。そのため、図9に例示するように、鏡筒4には目盛り46が付されている。学習者は、光源ユニット120と、凸レンズユニット130と、スクリーンユニット140との間の距離を、目盛り46に基づいて読み取ることができる。
光源ユニット120、凸レンズユニット130、およびスクリーンユニット140以外の他の部材(たとえば絞り等)を用いる場合も、光源ユニット120、凸レンズユニット130、およびスクリーンユニット140と同様に、磁石が内蔵されたベース部150によって支持する構成とすることで、鏡筒4の外側から図8Aの左右方向に移動させることが可能である。
なお、鏡筒4内に線香などの煙を充満させると、学習者は、煙の粒子からの散乱光により鏡筒4内の光路を認識することができる。
以上説明した変形例4によれば、透明な鏡筒4は、内部に配置した光源ユニット120、凸レンズユニット130と、およびスクリーンユニット140を鏡筒4の外部から視認することができるので、凸レンズの原理等を学習するための光学台としても使用することができる。
上記では、種々の実施の形態および変形例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。
また、上述の各実施の形態および変形例の一つもしくは複数を、適宜組合せてもよい。
(態様)
上述した複数の例示的な実施形態またはその変形は、以下の態様の具体例であることが当業者により理解される。
(第1項)一態様に係る顕微鏡用鏡筒は、透明な部材で構成される鏡筒と、前記鏡筒の一端に接眼光学系を取付け可能な第1の光学系着脱部と、前記鏡筒の他端に対物光学系を取付け可能な第2の光学系着脱部とを備える。このように構成したので、顕微鏡に対する理解を深めることができる。
(第2項)他の一態様に係る顕微鏡用鏡筒は、第1項の態様に係る顕微鏡用鏡筒において、前記第1の光学系着脱部は、前記接眼光学系の取付基準面に対応する第1基準面を有し、前記第2の光学系着脱部は、前記対物光学系の取付基準面に対応する第2基準面を有し、前記第1基準面と前記第2基準面との光軸方向の距離が155mm以上165mm未満である。このように構成したので、機械筒長160mmの規格に準拠されている接眼光学系および対物光学系等を用いると、接眼光学系と対物光学系の製造メーカが異なっていても顕微鏡用鏡筒と組合せて使用することができる。
(第3項)他の一態様に係る顕微鏡用鏡筒は、第1項の態様に係る顕微鏡用鏡筒において、前記第1の光学系着脱部は、前記接眼光学系を取付け可能かつ前記鏡筒の一端に取付け可能な第1の中間部材を含み、前記第2の光学系着脱部は、前記対物光学系を取付け可能かつ前記鏡筒の他端に取付け可能な第2の中間部材を含む。このように構成したので、外径が異なる接眼光学系を用いる場合でも、その接眼光学系の外径に応じた内径を有する第1の中間部材に交換するだけで、顕微鏡用鏡筒を作り直すことなしに、その接眼光学系を取付けることができる。また、ねじ径が異なる対物光学系を用いる場合でも、その対物光学系のねじ径に応じたねじ部を有する第2の中間部材に交換するだけで、顕微鏡用鏡筒を作り直すことなしに、その対物光学系を取付けることができる。
(第4項)他の一態様に係る顕微鏡用鏡筒は、第3項の態様に係る顕微鏡用鏡筒において、前記第1の中間部材は、前記接眼光学系の取付基準面に対応する第1基準面と、前記鏡筒の一端から前記鏡筒内に挿入される挿入部とを有し、前記第2の中間部材は、前記対物光学系の取付基準面に対応する第2基準面と、前記鏡筒の他端から前記鏡筒内に挿入される挿入部とを有し、前記第1の中間部材の挿入部および前記第2の中間部材の挿入部が前記鏡筒内に挿入された状態における前記第1基準面と前記第2基準面との光軸方向の距離が155mm以上165mm未満である。このように構成したので、機械筒長160mmの規格に準拠されている接眼光学系および対物光学系等を用いると、接眼光学系と対物光学系の製造メーカが異なっていても顕微鏡用鏡筒と組合せて使用することができる。
(第5項)他の一態様に係る顕微鏡用鏡筒は、第1項から第4項までのいずれかの態様に係る顕微鏡用鏡筒において、前記鏡筒は、内部と外部とを貫通する穴を側面に有する。このように構成したので、たとえば、学習者による光路の観察を助けるための煙を、鏡筒内に導入しやすくすることができる。
(第6項)一態様に係る顕微鏡は、第1項から第5項までのいずれかの態様に係る顕微鏡用鏡筒と、接眼光学系と、対物光学系と、を有する。このように構成したので、顕微鏡に対する理解を深めることができる。
(第7項)一態様に係る顕微鏡の製造方法は、第1項から第5項までのいずれかの態様に係る顕微鏡用鏡筒の一端に接眼光学系を取付けることと、前記顕微鏡用鏡筒の他端に対物光学系を取付けることとを有する。このように構成したので、顕微鏡に対する理解を深める顕微鏡を提供することができる。
(第8項)一態様に係る顕微鏡の実験方法は、第6項の態様に係る顕微鏡の鏡筒の中に煙を入れることと、可視波長の光を発する光源からの光を、接眼光学系を介して前記鏡筒内に入射させることと、前記煙の粒子からの散乱光により前記鏡筒内の光路を観察することと、を有する。
3…光学系、4、4A、4B、4C、4D…鏡筒、5…接眼レンズ、5P、5P2、50P、60P…挿入部、6…対物レンズ、41~43…穴、4QL…接眼レンズ着脱部、4QR…対物レンズ着脱部、50…第1のレンズ取付部材、50a、60a…フランジ部、60…第2のレンズ取付部材、100…光源、120…光源ユニット、130…凸レンズユニット、140…スクリーンユニット、L…機械筒長、P5、P6…取付基準面、X…光軸

Claims (8)

  1. 顕微鏡用鏡筒であって、
    透明な部材で構成される鏡筒と、
    前記鏡筒の一端に接眼光学系を取付け可能な第1の光学系着脱部と、
    前記鏡筒の他端に対物光学系を取付け可能な第2の光学系着脱部と、
    を有する顕微鏡用鏡筒。
  2. 請求項1に記載の顕微鏡用鏡筒において、
    前記第1の光学系着脱部は、前記接眼光学系の取付基準面に対応する第1基準面を有し、
    前記第2の光学系着脱部は、前記対物光学系の取付基準面に対応する第2基準面を有し、
    前記第1基準面と前記第2基準面との光軸方向の距離が155mm以上165mm未満である、顕微鏡用鏡筒。
  3. 請求項1に記載の顕微鏡用鏡筒において、
    前記第1の光学系着脱部は、前記接眼光学系を取付け可能かつ前記鏡筒の一端に取付け可能な第1の中間部材を含み、
    前記第2の光学系着脱部は、前記対物光学系を取付け可能かつ前記鏡筒の他端に取付け可能な第2の中間部材を含む、顕微鏡用鏡筒。
  4. 請求項3に記載の顕微鏡用鏡筒において、
    前記第1の中間部材は、前記接眼光学系の取付基準面に対応する第1基準面と、前記鏡筒の一端から前記鏡筒内に挿入される挿入部とを有し、
    前記第2の中間部材は、前記対物光学系の取付基準面に対応する第2基準面と、前記鏡筒の他端から前記鏡筒内に挿入される挿入部とを有し、
    前記第1の中間部材の挿入部および前記第2の中間部材の挿入部が前記鏡筒内に挿入された状態における前記第1基準面と前記第2基準面との光軸方向の距離が155mm以上165mm未満である、顕微鏡用鏡筒。
  5. 請求項1から4までのいずれか一項に記載の顕微鏡用鏡筒において、
    前記鏡筒は、内部と外部とを貫通する穴を側面に有する、顕微鏡用鏡筒。
  6. 請求項1から5までのいずれか一項に記載の顕微鏡用鏡筒と、
    接眼光学系と、
    対物光学系と、
    を有する顕微鏡。
  7. 請求項1から5までのいずれか一項に記載の顕微鏡用鏡筒の一端に接眼光学系を取付けることと、
    前記顕微鏡用鏡筒の他端に対物光学系を取付けることと、
    を有する顕微鏡の製造方法。
  8. 請求項6に記載の顕微鏡の前記鏡筒の中に煙を入れることと、
    可視波長の光を発する光源からの光を、前記接眼光学系を介して前記鏡筒内に入射させることと、
    前記煙の粒子からの散乱光により前記鏡筒内の光路を観察することと、
    を有する実験方法。
JP2020034765A 2020-03-02 2020-03-02 顕微鏡用鏡筒、顕微鏡、顕微鏡の製造方法および実験方法 Active JP7218844B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020034765A JP7218844B2 (ja) 2020-03-02 2020-03-02 顕微鏡用鏡筒、顕微鏡、顕微鏡の製造方法および実験方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020034765A JP7218844B2 (ja) 2020-03-02 2020-03-02 顕微鏡用鏡筒、顕微鏡、顕微鏡の製造方法および実験方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021139929A JP2021139929A (ja) 2021-09-16
JP7218844B2 true JP7218844B2 (ja) 2023-02-07

Family

ID=77668411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020034765A Active JP7218844B2 (ja) 2020-03-02 2020-03-02 顕微鏡用鏡筒、顕微鏡、顕微鏡の製造方法および実験方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7218844B2 (ja)

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5108293A (en) 1990-09-14 1992-04-28 Edmund Scientific Company Method and apparatus for displaying a beam of light
DE29603287U1 (de) 1996-02-23 1996-07-04 Huenig Klaus Bausatz für ein Taschenmikroskop
JP3073405U (ja) 2000-05-22 2000-11-30 中村理科工業株式会社 教材用燃料電池
JP3080930U (ja) 2001-04-09 2001-10-19 有限会社フリーターン スケルトンボールペン
JP3110885U (ja) 2004-12-24 2005-07-07 株式会社東成社 おもちゃ
JP3127028U (ja) 2006-09-06 2006-11-16 克成 西原 ミトコンドリア模型
JP3171724U (ja) 2011-06-16 2011-11-17 株式会社アーテック 電気エネルギー実験装置
CN202523288U (zh) 2012-03-09 2012-11-07 湖州师范学院 一种组合式光路演示仪
JP5359430B2 (ja) 2009-03-19 2013-12-04 凸版印刷株式会社 パターン形成方法、インプリントモールド及びフォトマスク
CN104882054A (zh) 2014-02-28 2015-09-02 黄学时 内置式几何光学综合实验仪

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS539414U (ja) * 1976-06-21 1978-01-26
JPS5359430U (ja) * 1976-10-22 1978-05-20
JPS63199270U (ja) * 1987-03-04 1988-12-22
JPH0712966Y2 (ja) * 1988-07-27 1995-03-29 三菱重工業株式会社 光学顕微鏡
JPH0477180U (ja) * 1990-11-16 1992-07-06
JP3082330B2 (ja) * 1991-08-26 2000-08-28 株式会社ニコン 顕微鏡
JPH087414Y2 (ja) * 1992-11-10 1996-03-04 日本原子力研究所 学習教材用放射線測定器
JPH09102652A (ja) * 1995-10-03 1997-04-15 Canon Inc 光源装置

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5108293A (en) 1990-09-14 1992-04-28 Edmund Scientific Company Method and apparatus for displaying a beam of light
DE29603287U1 (de) 1996-02-23 1996-07-04 Huenig Klaus Bausatz für ein Taschenmikroskop
JP3073405U (ja) 2000-05-22 2000-11-30 中村理科工業株式会社 教材用燃料電池
JP3080930U (ja) 2001-04-09 2001-10-19 有限会社フリーターン スケルトンボールペン
JP3110885U (ja) 2004-12-24 2005-07-07 株式会社東成社 おもちゃ
JP3127028U (ja) 2006-09-06 2006-11-16 克成 西原 ミトコンドリア模型
JP5359430B2 (ja) 2009-03-19 2013-12-04 凸版印刷株式会社 パターン形成方法、インプリントモールド及びフォトマスク
JP3171724U (ja) 2011-06-16 2011-11-17 株式会社アーテック 電気エネルギー実験装置
CN202523288U (zh) 2012-03-09 2012-11-07 湖州师范学院 一种组合式光路演示仪
CN104882054A (zh) 2014-02-28 2015-09-02 黄学时 内置式几何光学综合实验仪

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021139929A (ja) 2021-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4619503A (en) Transmitted light and/or incident light inverse microscope
WO2015022996A1 (ja) レンズユニット、照明用キャップ部材、試料観察キット及び透過型複式顕微鏡装置
JP3133430B2 (ja) 累進非球面眼鏡レンズ上の隠しマークを検出するための装置及び方法
Sanderson Fundamentals of microscopy
AU2016232975B2 (en) Method and apparatus for microscopy
JP7218844B2 (ja) 顕微鏡用鏡筒、顕微鏡、顕微鏡の製造方法および実験方法
CN111492295A (zh) 用于对样本成像的显微镜和用于这种显微镜的样本保持器
JP2014228391A (ja) 車載用表示装置
US20140092469A1 (en) Method and System for Optical Microscopy
EP0410968B1 (en) Three-dimensional image projector
JP2010226661A (ja) 眼鏡装着型画像表示装置
JP2001066516A (ja) 倒立顕微鏡
JP2020129149A (ja) 遮光装置、顕微鏡、及び観察方法
CN109690381B (zh) 观察装置
US6600598B1 (en) Method and apparatus for producing diffracted-light contrast enhancement in microscopes
Marimuthu Microscopy and Microtechnique
JP4106139B2 (ja) 高解像マクロスコープ
JP2008268928A (ja) 顕微鏡
JP2016048394A (ja) 顕微鏡用照明装置および顕微鏡
US4818084A (en) Single eyepiece binocular microscope
JP2009098230A (ja) コンデンサレンズ用カバーおよび顕微鏡照明光用遮蔽カバー
CN109960026B (zh) 照明装置、显微镜装置以及盒
JP2011028108A (ja) 顕微鏡、透過暗視野照明装置
JP2938526B2 (ja) 拡大観察用の対物具
Pelc Beyond Brightfield:“Forgotten” Microscopic Modalities

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20210330

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210402

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20210715

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20210812

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220622

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221227

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230111

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7218844

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150