JPH0712966Y2 - 光学顕微鏡 - Google Patents

光学顕微鏡

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JPH0712966Y2
JPH0712966Y2 JP9840388U JP9840388U JPH0712966Y2 JP H0712966 Y2 JPH0712966 Y2 JP H0712966Y2 JP 9840388 U JP9840388 U JP 9840388U JP 9840388 U JP9840388 U JP 9840388U JP H0712966 Y2 JPH0712966 Y2 JP H0712966Y2
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JP
Japan
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support base
objective lens
axis
lens
optical microscope
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JP9840388U
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JPH0221617U (ja
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晨 金子
勝景 上原
辰喜 松本
頼正 竹田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は金属や非金属材料の表面を観察する光学顕微鏡
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の光学顕微鏡の概念図を第5図に示す。図中1′は
光源、2′は鏡筒、3′は対物レンズ、4′は接眼レン
ズで、被検物5′の検鏡面aは対物レンズ3′の光軸b
に直角になるように設置されている。また、検鏡面aと
対物レンズ3′との距離を調節して焦点を合わせる焦点
調節装置8′を備え、同焦点調節装置を介して支持台
9′に固定されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の光学顕微鏡では、検鏡面を対物レンズの光軸
に直角に置いて観察する必要があり、狭い管や円筒等の
内面各部を自由に観察することが出来なかった。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記課題を解決するため次の手段を講ずる。
すなわち、光学顕微鏡として、外周部に複数の走行輪を
持ち軸方向に走行できる円筒形の支持台と、同支持台に
同軸に収納され、同支持台の内周壁に接する移動輪およ
びその駆動装置を持ち同軸周りに移動できる本体支持台
と、同本体支持台に取付けられた接眼レンズ、鏡筒、対
物レンズ、および焦点調節装置とを備え、上記接眼レン
ズと上記鏡筒は光軸を上記支持台の軸と平行にし、上記
対物レンズは同支持台の前方に配置しかつ光軸を支持台
の軸と直交させるとともに対物レンズ面を外側に向けて
なることを特徴とする。
〔作用〕
上記手段により、光学顕微鏡は狭い筒形内部の検鏡面を
観察する場合、筒形の内部に挿入され、対物レンズが検
鏡面に対向する。焦点調節装置によって対物レンズの位
置が変えられ焦点が合されて観察される。検鏡面の位置
は、筒形の軸方向には外部より棒を介して力を加える
と、走行輪により滑らかに移動する。また周方向の移動
は移動輪によって滑らかに支持台の内側に沿って移動す
る。
このようにして狭い筒形等の内面観察が容易に行われる
ようになる。
また、円筒形の各被検物の検鏡面の径が一定の場合に
は、支持台の軸を円筒形の軸と同軸になるようにしてお
けば、走行と移動によっても検鏡面と対物レンズの距離
は変化せず360°全周の観察が容易に出来る。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図ないし第4図により説明す
る。
第1図は平面図、第2図は側面図、第3図は第2図のII
I−III断面図、第4図は第2図のIV−IV断面図である。
なお、従来例で説明した部分は、冗長さをさけるため説
明を省略し、この考案に関する部分を主体に説明する。
第1図、第2図において、支持台9は上半中央部が切り
欠かれた円筒形で、その前後端周辺部に各3個(左右と
下部)の走行輪12が設けられ、支持台9の軸方向に走行
できるようになっている。また支持台9には第3図、第
4図に示すように、本体支持台11が収納され、その前後
端周辺部のほぼ等分された3個所に第1の移動輪13a、
第2の移動輪13b、および第3の移動輪13cならびに第4
の移動輪13a′、第5の移動輪13b′、および第6の移動
輪13c′がそれぞれ軸を支持台9の軸と平行にして設け
られる。
さらに各移動輪はその踏面を支持台9の内周面に接して
設けられる。また第4の移動輪13a′には駆動用の第1
サーボモータ16が設けられる。鏡筒2が本体支持台11に
焦点調節手段を介して同軸に取付けられ、その後端部に
接眼レンズ4を持つ。また小型テレビカメラ15が接眼レ
ンズ4に同軸に結合され、支持台9の後方に配置され
る。
また第1対物レンズ3aと第2対物レンズ3bが光軸を支持
台9の軸と直交させるとともに、対物レンズ面を外側に
向けて支持台9の前方に設けられる。そして第1対物レ
ンズ3aと第2対物レンズ3bは光源付屈折装置1を介して
鏡筒2に接続される。
前部の焦点調節手段を第3図により説明する。
長手面に溝を持つ第1のガイド14aが軸を上下にして鏡
筒の左側に配置され、本体支持台11に取付けられる。ま
た鏡筒の右側に第1のガイド14aの溝と対向しかつ平行
に軸を持つ微動調節ねじを有する焦点調節用の微調節軸
17を設ける。さらに同微調節軸17は支持台9の軸と平行
な軸を持つ第2サーボモータ10に結合している。また第
1の鏡筒支持板20aは中央部で鏡筒2を保持しかつ左側
面に第1のガイド14aの溝に嵌って摺動する突起を持つ
とともに右側部に微調節軸17と嵌り合うねじ孔を持つ。
後部の焦点調節手段を第4図により説明する。
鏡筒2の左右に前記の前部ガイドと同様に溝を持つ第2
のガイド14bと第3のガイド14cが軸を上下にして平行に
配置され本体支持台11に取付けられる。さらに第2の鏡
筒支持板20bは中央に鏡筒2を保持し両側面に突起を持
ってガイド14b、14cの溝に嵌って摺動する。
以上の構成において、以下作用を順次説明する。
1)光学顕微鏡の移動(第1図、第2図参照) 筒形の被検物5の検鏡面aの位置に、光学顕微鏡を挿入
し設置する。軸方向の移動は支持台9に、図示しない連
結棒を取り付け粗動は手動で行い、その後は連結棒をミ
クロステージに取り付け微動調節する。なお、連結棒は
目盛付であり、光学顕微鏡の挿入位置は基準点、例えば
入口からの距離を明確に出来る。また、微動については
1/100mmの単位で測定される。
2)焦点調節(第3図参照) 電気回路で接続され、被検物5から離れた場所に置かれ
た図示しない遠隔操作盤の調節ツマミで行う。
焦点調節用の第2サーボモータ10を正転又は逆転させる
ことにより、歯車を介して微調節軸17を回転させ、検鏡
面aに対して対物レンズの位置を鏡筒移動用のガイド14
a,14b,14cに沿って上下させ焦点調節を行う。
3)視野の移動(第4図参照) 従来の光学顕微鏡で視野を移動させる場合は、被検物5
を移動させるが、本装置では、電気回路で接続された図
示しない遠隔操作盤上の調節ツマミで対物レンズを移動
させて行う。
第1サーボモータ16を正転、逆転させることにより、プ
ーリ方式で移動輪を回転させ、支持台9の内周に沿って
本体支持台11を左回り、又は右回りに360°回転させ
る。すなわち、本体支持台11には対物レンズが取付けら
れているので、検鏡面aに対して対物レンズは周方向に
移動し、周方向に連続して視野が移動することになる。
このとき、対物レンズは支持台9の軸と同軸で移動すな
わち回転するので、検鏡面aと対物レンズの距離はほぼ
一定であり、視野を移動しても焦点が大きく変化するこ
とはない。なお、Y方向(水平方向)の視野の移動は、
前記の連結棒を取り付けたマイクロステージを使用して
行う。
また各被検物5が同一径の円筒形の場合には、支持台9
の軸を円筒の軸と同軸に予め設定しておけば、移動後
も、検鏡面aと対物レンズとの距離は一定であり視野を
移動しても焦点はほとんど変動しない。
4)その他 第1の対物レンズ3aと第2の対物レンズ3bの2本は2種
類の倍率を任意に切替えて観察するためのものであり、
例えばそれぞれ×10と×5の対物レンズを取り付ける。
また×30、×50など取替えは可能である。2本のレンズ
の観察時の切替は、電磁石を用いて、他の遠隔操作と同
様に電気的に接続された遠隔操作板上の調節ツマミで行
うことが出来る。
このようにして人が近ずけない狭い筒形等の内部を遠隔
操作で容易に観察できるようになる。
〔考察の効果〕
以上詳細に説明したように、本考案によれば対物レンズ
を周方向に順次回転させても、対物レンズと検鏡面との
距離は余り変化せず、対物レンズから出た光軸も常に検
鏡面と直角になる。従って、管や円筒内面の任意の位置
を連続的に観察することができる。
また各被検物の径が一定の場合は、支持台の軸を被検物
の軸と同一になるよう予め設定しておけば、検鏡面と対
物レンズとの距離は移動後も変化せず容易に検鏡面各部
を観察することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の平面図、第2図は同実施例
の側面図、第3図は第2図のIII−III矢視断面図、第4
図は第2図のIV−IV矢視断面図、第5図は従来の光学顕
微鏡の側面図である。 a……検鏡面、1……光源付屈折装置、2……鏡筒、3a
……第1対物レンズ、3b……第2対物レンズ、4……接
眼レンズ、5……被検物、b……光軸、8……焦点調節
装置、9……支持台、10……焦点調節用の第2サーボモ
ータ、11……本体支持台、12……支持台用の走行輪、13
a,13b,13c,13a′,13b′,13c′……移動輪、14a,14b,14c
……ガイド、15……小型テレビカメラ、16……第1サー
ボモータ、17……微調節軸、20a,20b……鏡筒支持板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 竹田 頼正 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎研究所内 (56)参考文献 特開 昭56−42104(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周部に複数の走行輪を持ち軸方向に走行
    できる円筒形の支持台と、同支持台に同軸に収納され、
    同支持台の内周壁に接する移動輪およびその駆動装置を
    持ち同軸周りに移動できる本体支持台と、同本体支持台
    に取付けられた接眼レンズ、鏡筒、対物レンズ、および
    焦点調節装置とを備え、上記接眼レンズと上記鏡筒は光
    軸を上記支持台の軸と平行にし、上記対物レンズは同支
    持台の前方に配置しかつ光軸を支持台の軸と直交させる
    とともに対物レンズ面を外側に向けてなることを特徴と
    する光学顕微鏡。
JP9840388U 1988-07-27 1988-07-27 光学顕微鏡 Expired - Lifetime JPH0712966Y2 (ja)

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JP9840388U JPH0712966Y2 (ja) 1988-07-27 1988-07-27 光学顕微鏡

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JP9840388U JPH0712966Y2 (ja) 1988-07-27 1988-07-27 光学顕微鏡

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JPH0221617U JPH0221617U (ja) 1990-02-14
JPH0712966Y2 true JPH0712966Y2 (ja) 1995-03-29

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JP9840388U Expired - Lifetime JPH0712966Y2 (ja) 1988-07-27 1988-07-27 光学顕微鏡

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JP7218844B2 (ja) * 2020-03-02 2023-02-07 株式会社島津理化 顕微鏡用鏡筒、顕微鏡、顕微鏡の製造方法および実験方法

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JPH0221617U (ja) 1990-02-14

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