JP3080930U - スケルトンボールペン - Google Patents

スケルトンボールペン

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隆志 久保田
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有限会社フリーターン
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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 種々の部品を内装した外装体の全体を透明に
構成したスケルトンボールペンを提供する。 【解決手段】 筆記軸1と軸受部材2aを内装せしめる
と共に回転部材2bを尾端に突出せしめる先端部構成体
3と、回転部材を挿脱自在に挿着せしめることにより先
端部構成体の尾端に着脱自在に連接された中間部構成体
4と、発光素子7と電池8を内装すると共に中間部構成
体の尾端に着脱自在に連接された発光部構成体5と、発
光素子に対する電流をON・OFFするスイッチ手段を
内装すると共に発光部構成体の尾端に着脱自在に連接さ
れた操作部構成体6とから成り、少なくとも先端部構成
体3と中間部構成体4と発光部構成体5を透明の合成樹
脂により形成することにより、筆記軸及び運動変換手段
並びに発光素子及び電池を外部から透視可能に構成する
と共に、発光素子から生じた光を中間部構成体及び先端
部構成体を透過して筆記軸1の先端方向に照射せしめる
光案内路を構成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、種々の部品を内装した外装体の全体を透明に構成したスケルトンボ ールペンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、インク貯蔵部を備えた筆記軸を透明の合成樹脂製とした外装体に内 装せしめたスケルトンボールペンが公知であるが、筆記軸を外装体の先端から進 退自在となるように構成した機械式のボールペンは、通常、外装体を不透明に構 成している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
機械式のボールペンは、外装体が不透明であるため、内部の機械的メカニズム を視認することができないが、児童の教育等のためには、外装体の外部からメカ ニズムを視認できるように構成するのが望ましい。
【0004】 また、児童等の趣味感を満足させるためには、ボールペンに多目的性を持たせ ることが望ましく、その際、発光素子を内装せしめ、任意に発光可能となるよう に構成すれば、娯楽性に富むものとなる。
【0005】 発光可能な構成とする場合、単なる娯楽性に止まらず、実用性を兼備せしめる ことが肝要であり、この点の工夫が必要となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、機械的メカニズムを備えると共に発光素子を内装せしめたボールペ ンであって、このような機械的メカニズム並びに発光素子及び電源を外部から視 認可能となるように外装体の全体をスケルトンに構成することにより、児童等の 教育に資することを目的とし、更に、筆記具として利用する際にはボールペンの 先端を光で照らし筆記の便宜に供することができ、また、筆記具として利用しな い場合でも発光部構成体を分離することにより懐中電灯として使用できるように 構成することにより、実用性に資することを目的とする。
【0007】 そこで、このような目的を達するため、本考案が手段として構成したところは 、インク貯蔵部を備えた筆記軸を軸受部材と回転部材から成る運動変換手段に保 持せしめ、回転部材を正逆回転することにより筆記軸を軸方向に進退移動せしめ るボールペンにおいて、筆記軸と軸受部材を内装せしめると共に回転部材を尾端 に突出せしめる先端部構成体と、回転部材を挿脱自在に挿着せしめることにより 先端部構成体の尾端に着脱自在に連接された中間部構成体と、発光素子と電池を 内装すると共に中間部構成体の尾端に着脱自在に連接された発光部構成体と、発 光素子に対する電流をON・OFFするスイッチ手段を内装すると共に発光部構 成体の尾端に着脱自在に連接された操作部構成体とから成り、少なくとも先端部 構成体と中間部構成体と発光部構成体を透明の合成樹脂により形成することによ り、筆記軸及び運動変換手段並びに発光素子及び電池を外部から透視可能に構成 すると共に、発光素子から生じた光を中間部構成体及び先端部構成体を透過して 筆記軸の先端方向に照射せしめる光案内路を構成して成る点にある。
【0008】 本考案の実施形態において、中間部構成体は、発光部構成体を連接せしめる尾 端部に発光素子を受け入れる凹部を形成し、先端部構成体から突出された回転部 材を挿脱自在に挿着せしめる円筒状の挿着室に前記凹部の底部に向かう円錐部を 形成することが好ましい。
【0009】 また、発光部構成体は、中間部構成体から離脱したとき、発光素子を突出せし めないように包囲して開口する口筒部を備えることが好ましい。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基づいて、本考案の好適な実施形態を説明する。
【0011】 図1に示すように、筆記軸1は、先端のボールを備えた筆記部1aから尾端の インク貯蔵部1bまで延びるボールペン軸を構成し、軸受部材2aと回転部材2 bから成る運動変換手段2に保持されている。従って、軸受部材2aを固定した 状態で回転部材2bを正逆回転すると筆記軸1が軸方向に進退移動する。
【0012】 ボールペンの外装体は、先端部構成体3と、中間部構成体4と、発光部構成体 5と、操作部構成体6とから構成されており、それぞれ透明の合成樹脂により形 成されている。尚、透明としたのは、それぞれの構成体の内部を外部から視認可 能とするためであり、従って、着色された半透明のものでも良い。
【0013】 先端部構成体3は、先細り状となるテーパ筒部3aから尾端方向に延びる保持 筒部3bを備え、運動変換手段2の軸受部材2aを保持筒部3bに内装固着し、 回転部材2bを保持筒部3aから突出せしめている。
【0014】 中間部構成体4は、先端部構成体3から突出された回転部材2bを挿脱自在に 挿着せしめるように先端を開口せしめた有底の挿着室4aを備える円筒部4bを 構成し、挿着室4aが底部4cの中心に向けて円錐状に延びる円錐部4dを形成 している。そこで、挿着室4aに回転部材2bを挿入し密嵌固定せしめることに より、先端部構成体3の尾端に対して中間部構成体4の先端が連接される。尚、 図2(A)に示すように、先端部構成体3と中間部構成体4を指先等で相対的に 正逆回転せしめると、軸受部材2aに対して回転部材2bが回転し、筆記軸1を 軸方向に進退移動する。
【0015】 発光部構成体5は、発光ダイオードから成る発光素子7と、該発光素子に電流 を供給する電池8を内装している。発光素子7は、発光部構成体5の下端近傍に 内装され下向きに固定されており、発光部構成体5の下端部が発光素子7を突出 せしめないように包囲して下部に開口する口筒部5aを形成している。発光部構 成体5の上部開口縁には導電性を有する金属製の筒金具9が内嵌され、該筒金具 9を通過してボタン型電池8、8を発光素子7の上部に収納し、電池8の上面に はゴム等の非導電性のパッキンリング10を設けている。尚、発光部構成体5の 上端にはクリップ11の支持環11aが積層される。
【0016】 発光部構成体5は、中間部構成体4の尾端に対して、前記口筒部5aに設けた ネジ部5bを介して着脱自在に連接される。この際、発光素子7は、中間部構成 体4の尾端に形成された凹部4eに受け入れられる。
【0017】 操作部構成体6は、フランジ12aを備えた導電性を有する金属製のスリーブ 12を内装しており、頂部に設けたノックボタン13とスリーブ12を含んで発 光素子7に対する電流をON・OFFするスイッチ手段14を構成する。図示実 施形態の場合、図2に示すように、スリーブ12は、導電性を有する金属製の移 動体15を摺動自在に内装しており、該移動体15を常時はスプリング16によ り押上方向に付勢している。図示省略しているが、ノックボタン13には停止機 構が備えられており、ノックボタン13を押し込むと、移動体15がスプリング 16に抗して押し下げられ、停止機構を係止し、ノックボタン13をその位置で 停止せしめる。この状態からノックボタン13を再び押し込むと、停止機構が解 除され、スプリング16により移動体15と共にノックボタン13を押し上げ、 元の位置に復帰せしめる。
【0018】 スリーブ12は、操作部構成体6から下向きに突出する延長スリーブ12bを 備え、該延長スリーブ12bを発光部構成体5の筒金具9にネジ部を介して着脱 自在に螺入されるように構成され、延長スリーブ12bの先端をパッキンリング 10に当接せしめる。発光素子7の一方の端子7aは電池8の一方の電極に接し ており、発光素子7の他方の端子7bは長く延びて筒金具9に接している。そこ で、筒金具9は延長スリーブ12bに接し、延長スリーブ12bは移動体15に 接している。このため、常時は、図2(A)のように移動体15が上昇位置にあ り接触子17を電池8の他方の電極から離しているので、発光素子7は発光しな いが、図2(B)に示すように、ノックボタン13の押し込み、移動体15を下 降せしめることにより接触子17を電池8の他方の電極に接すると、発光素子7 が発光する。
【0019】 このような構成のスケルトンボールペンは、図1(A)に示すように、外装体 を構成する先端部構成体3、中間部構成体4、発光部構成体5、操作部構成体6 が全て透明であるから、内部構造を外部から視認可能とする。特に、先端部構成 体3及び中間部構成体4は、内装された筆記軸1及び運動変換機構2を外部から 視認可能とするだけでなく、その動きを含む機械的メカニズムまでも視認可能と する。また、発光部構成体5は、内装された発光素子7及び電池8等を外部から 視認可能とする。従って、児童等の教育に資することができる。
【0020】 そして、図1(B)に示すように、ノックボタン13を押し込めば、発光素子 7が発光するので、透明の発光部構成体5を透視して発光状態を視認できるばか りでなく、発光素子7から生じた光を、図示矢印で示すように、中間部構成体4 及び先端部構成体3を透過して筆記軸1の先端方向に照射せしめる光案内路を構 成しているので、図示のようなほぼ円形に広がる照射光18により紙面等の筆記 面を照らすことができ、暗闇等の暗い場所でのボールペンによる筆記作業の便に 供することができる。特に、このような光案内路は、中間部構成体4が凹部4e により発光素子7の光を集光すると共に、集光された光を円錐部4dにより形成 されるレンズを介して、可及的に中間部構成体4の軸線に沿う方向に近づけるこ とにより外部に散乱することを防止するので、先端部構成体3に向けて良好に案 内せしめることができる。
【0021】 ところで、発光部構成体5は、中間部構成体4から取外し自在であるから、離 脱せしめることにより、図2(B)に示すように、単独に懐中電灯として使用す ることが可能である。この際、口筒部5aが発光素子7を突出せしめないように 包囲した筒壁を構成しているので、該口筒部5aが散乱光のフードとして機能す るばかりでなく、図示のように机上、その他の水平面19に起立状態で載置する ことを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施形態を示しており、(A)は外
観を示す正面図、(B)は縦断面図である。
【図2】本考案の1実施形態の拡大図を示しており、
(A)は先端部構成体と中間部構成体と発光部構成体を
相互に分解した状態における縦断面図、(B)は分離し
た発光部構成体と操作部構成体とから成る懐中電灯を示
す縦断面図である。
【符号の説明】
1 筆記軸 2 運動変換手段 2a 軸受部材 2b 回転部材 3 先端部構成体 4 中間部構成体 4a 挿着室 4d 円錐部 4e 凹部 5 発光部構成体 5a 口筒部 6 操作部構成体 7 発光素子 8 電池 14 スイッチ手段

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク貯蔵部を備えた筆記軸1を軸受部
    材2aと回転部材2bから成る運動変換手段2に保持せ
    しめ、回転部材を正逆回転することにより筆記軸を軸方
    向に進退移動せしめるボールペンにおいて、 筆記軸1と軸受部材2aを内装せしめると共に回転部材
    2bを尾端に突出せしめる先端部構成体3と、回転部材
    2bを挿脱自在に挿着せしめることにより先端部構成体
    の尾端に着脱自在に連接された中間部構成体4と、発光
    素子7と電池8を内装すると共に中間部構成体の尾端に
    着脱自在に連接された発光部構成体5と、発光素子に対
    する電流をON・OFFするスイッチ手段14を内装す
    ると共に発光部構成体の尾端に着脱自在に連接された操
    作部構成体6とから成り、 少なくとも先端部構成体3と中間部構成体4と発光部構
    成体5を透明の合成樹脂により形成することにより、筆
    記軸1及び運動変換手段2並びに発光素子7及び電池8
    を外部から透視可能に構成すると共に、発光素子7から
    生じた光を中間部構成体4及び先端部構成体3を透過し
    て筆記軸1の先端方向に照射せしめる光案内路を構成し
    て成ることを特徴とするスケルトンボールペン。
  2. 【請求項2】 中間部構成体4は、発光部構成体5を連
    接せしめる尾端部に発光素子7を受け入れる凹部4eを
    形成し、先端部構成体3から突出された回転部材2bを
    挿脱自在に挿着せしめる円筒状の挿着室4aに前記凹部
    4eの底部4cに向かう円錐部4dを形成して成ること
    を特徴とする請求項1に記載のスケルトンボールペン。
  3. 【請求項3】 発光部構成体5は、中間部構成体4から
    離脱したとき、発光素子7を突出せしめないように包囲
    して開口する口筒部5aを備えて成ることを特徴とする
    請求項1又は2に記載のスケルトンボールペン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021139929A (ja) * 2020-03-02 2021-09-16 株式会社島津理化 顕微鏡用鏡筒、顕微鏡、顕微鏡の製造方法および実験方法
JP7218844B2 (ja) 2020-03-02 2023-02-07 株式会社島津理化 顕微鏡用鏡筒、顕微鏡、顕微鏡の製造方法および実験方法

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