JPH117802A - 携帯照明具 - Google Patents

携帯照明具

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JPH117802A
JPH117802A JP17522497A JP17522497A JPH117802A JP H117802 A JPH117802 A JP H117802A JP 17522497 A JP17522497 A JP 17522497A JP 17522497 A JP17522497 A JP 17522497A JP H117802 A JPH117802 A JP H117802A
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light
light emitting
lighting device
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Kikuo Oya
喜久男 大屋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、本体内に同一電源に接続された
照明用の発光部を本体の先端側と基端側の両方に設ける
ことによって広い用途に使用できるようにした携帯照明
具に関する。 【解決手段】 携帯照明具は、照明付き筆記具または携
帯電灯からなっており、電池または蓄電池等の電源を収
納する電源収納部を有する照明具本体と、該照明具本体
の長手方向の先端側と基端側にそれぞれ形成された第1
発光部および第2発光部とからなって、該第1および第
2発光部が照明具本体の外周にほぼ等しいか又は小さい
外周に設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型、軽量の懐中
電灯やペン型ライトなどの携帯照明具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種の携帯照明具は種々構成
のものが提案されている。例えば、筆記具本体内に電源
と豆球を一体に設け、豆球の光を透光体で導いて筆記具
の先端部を照らす構成のものや、筆記具本体の基部に電
源と光源を備えた照明装置を設け、光源の発する光を光
ファイバーで筆記具先端に導き、光を照射するもの等が
提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら従来の照明付き
筆記具では、照明部が筆記具の一方側しか照らすことが
できない構造のため、暗い場所での筆記には有用である
が、用途が限定されてしまい照明具として活用できない
という欠点があった。本発明は上記欠点を解消すべく鋭
意研究の結果、創案されたものであって、その主たる課
題は、携帯照明具の本体内に同一電源に接続された照明
用の発光部を本体の先端側と基端側の両方に設けること
によって広い用途に使用できるようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、請求項1の発明では、電池または蓄電池等の
電源を収納する電源収納部を有する照明具本体と、該照
明具本体の長手方向の先端側と基端側にそれぞれ形成さ
れた第1発光部および第2発光部とからなって、該第1
および第2発光部が照明具本体の外周にほぼ等しいか又
は小さい外周に設定されてなる、という技術的手段を講
じている。また、請求項2の発明では、請求項1の構成
において、第2発光部が着色された光を発してなる、と
いう技術的手段を講じている。また、請求項3の発明で
は、電池または蓄電池等の電源を収納する電源収納部を
有する照明具本体と、該照明具本体の長手方向の先端側
と基端側にそれぞれ形成された第1発光部および第2発
光部とからなって、第1または第2発光部のいずれか一
方に発光体を設け、他方は光誘導部材を介して前記発光
体の光を誘導してその端部で発光してなる、という技術
的手段を講じている。また、請求項4の発明では、請求
項3の構成に加えて、照明具本体に着脱可能なキャップ
を設け、該キャップ内に光を反射させる反射面を設け、
照明具本体の基端にキャップを被せた際に光源となる第
2発光部の光を反射して光誘導部材に入光し、該光誘導
部材の先端に形成された第1発光部で照明を行う、とい
う技術的手段を講じている。請求項5の発明では、請求
項3の構成に加えて、照明具本体の基端に、反射面を有
する反射部を開閉可能に枢着し、反射部で照明具本体の
基端を閉じた際に光源となる第2発光部の光を反射して
光誘導部材に入光し、該光誘導部材の先端に形成された
第1発光部で照明を行う、という技術的手段を講じてい
る。また、請求項6の発明では、電池または蓄電池等の
電源を収納する電源収納部を有する照明具本体と、該照
明具本体の長手方向の先端側と基端側にそれぞれ形成さ
れた第1発光部および第2発光部と、照明具本体に設け
られたクリップとからなって、該クリップに補助照明部
が形成されており、第1発光部または第2発光部と連動
して発光してなる、という技術的手段を講じている。更
に、請求項7の発明では、前記請求項1〜6の構成にお
いて、照明具が照明付き筆記具からなっている、という
技術的手段を講じている。また請求項8の発明では、前
記請求項1〜6の構成において、照明具が携帯電灯から
なっている、という技術的手段を講じている。
【0005】
【発明の実施の態様】以下に、本発明の携帯照明具を照
明付き筆記具に適用した場合の好適実施例について図面
を参照して説明する。図1は筆記具の先端側と基端側に
照明用の発光部を設けた第1実施例を示す。この照明付
き筆記具1は、電源となる電池を収納した筒状の電源収
納部2を有する筆記具本体3と、該本体3の長手方向の
両端側に形成された第1発光部4と第2発光部5とから
なっている。ここで、電源は例えば単5〜単3程度の乾
電池や乾電池型の蓄電池、またはボタン電池などの可搬
性を有する小型の電池が用いられており、筆記具本体3
は該電池をほぼ隙間無く収納しうる電源収納部2を有
し、細い筒状に形成されている。
【0006】そして筒状の本体3は、電源収納部2の内
底壁に一方の電極端子を兼ねたスプリングT1を突設し
ている。また、電源収納部2を塞ぐように連結されて上
記本体3と一体となる照明ボックス部7は、前記第2発
光部5を有し、先端には電極端子T2を突出している。
この照明ボックス部7は螺着により本体3と連結され、
あるいは一端を枢着して電源収納部2を開閉可能として
掛止等により本体3と連結される構成となっており、電
源収納部2の一端を開口させて、収納した電池を交換す
ることができるようになっている。この照明ボックス部
7は筆記具本体3と一体に形成するものでもよく、その
場合は、電源収納部2の下面(底側)で本体3を分離可
能とし、電池の交換をしうるようにしてもよい。
【0007】そして筒状の本体3の電源収納部2には、
例えば図示例のように2個のボタン電池V1、V2が直
列状態で内蔵され、このボタン電池の一方の端子部に一
方の電極端子を兼ねたスプリングT1が圧接し、これに
よりボタン電池V1、V2の他方の端子部を他方の電極
端子T2側に押圧している。この本体3の周面の一部に
はクリップ兼用のスイッチ6が設けられていて、上記電
極端子に電気的に接続される回路構成が設けられてい
る。尚、図中8は前記回路の導線(配線)を示す。
【0008】次に、筆記具本体3の先端には第1発光部
4が設けられている。第1発光部4は図示例の場合、ド
ーナツ形状の発光ダイオードからなっており、前記本体
3のペン先側の先端に一体に取り付けられて、中空内に
はペン芯12が挿通するようになっている。また、前記
本体3の基端(使用時上端)には第2発光部5が設けら
れている。この第2発光部5はブロック状の発光ダイオ
ードからなって、前述のように照明ボックス部7に内蔵
されている。これらの発光部はいずれも本体3の外周よ
り大きく飛び出ないように、本体3の外周とほぼ等し
く、またはより小さく形成されているので、携帯性に優
れている。そして、前記スイッチ6のON−OFF操作
で点灯または消灯する。本実施例では、第1発光部4と
第2発光部5とを直列に接続しているので、両者は連動
して点灯乃至消灯するが、スイッチ6の切り替えによっ
て、選択された一方を点灯乃至消灯できる回路構成とし
てもよい。
【0009】次に、本実施例で筆記具はボールペンを例
示したので、上記筆記具本体3の先端側の中空内には、
筆記具のペン芯12が取り付けられる。即ち、本体3に
はペン芯取付部11が形成されている。このペン芯取付
部11はペン芯12を本体に保持させる公知構成からな
っており、図示例では本体3の中途位置から先端までを
分離可能に構成しており、ペン芯12を取り付けたり交
換したりしうるようになっている。
【0010】本実施例において、第1および第2発光部
の位置や形状は図示例に限定されるものではなく、例え
ば筆記具本体の先端寄りまたは基端寄りの中途位置に配
置するものであってもよい。次に、発光部の形状は、第
1発光部4で例示したようなドーナツ形状(円環形状)
や、第2発光部5で例示した半球ブロック形状でなくて
もよく、任意の形状を施すことができること勿論であ
る。
【0011】また、図示はしないが、ペン芯12の取付
は固定式とせず、進退可能にスライドする機構を本体3
に内蔵した公知構成としてもよい。その場合に、例え
ば、スイッチ6と連動して、スイッチON時にペン芯1
2の先端が本体3から飛び出して筆記可能となる連動構
造とすることもできる。このように、本実施例の照明付
き筆記具1では、発光部を複数(図示では2個所)設け
たことで、装飾効果や表示機能が付加され、おもちゃの
筆記具やパーティグッズ、またおもしろグッズ等として
利用でき、種々の用途に用いることができる。
【0012】図2は、照明付き筆記具1の第2実施例を
示すもので、図1に示す実施例と同様に筆記具本体3の
先端側と基端側に第1および第2発光部4、5を設けた
構成となっている。本実施例では、両側に設けた発光部
の発光体として、第1発光部は発光ダイオードを用い、
第2発光部には豆球を用いている点が異なっている。こ
のように発光部の発光体は、発光ダイオードなどの発光
素子であると豆球であるとを問わず、また使用個所も図
示例とは逆に第1発光部4に豆球を用い、第2発光部5
に発光ダイオードを用いる等の構成であってもよい。な
お、豆球を用いる場合に、照明ボックス部7には豆球交
換用にライトカバー17を着脱自在に取り付けておくの
が好ましい。また、使用する電源として乾電池Vを直列
に2つ用いた場合を例示した。その他の構成は第1実施
例と同様であるので同一構成には同一符号を付してその
説明を省略する。
【0013】このように、この実施例では用途に応じて
両側の発光体の種類を別々に選択できることで、実用性
と共に遊びの要素を付加して幅広い用途に用いることが
できる。例えば、女性の護身用の携帯ライト付き筆記具
として、また病院等での夜間巡回用や、消灯後の検査記
録等を記載するための筆記具として使用できる。更に、
他方の発光部は、周囲の迷惑にならない照明として使用
することができる。また、夜間において、一方で表札を
照らしたりお釣りを確認する等の集金用の筆記具とし
て、また夜間の車中での筆記具として使用したり、防災
グッズとしても利用することができる。
【0014】次に、図3は、照明付き筆記具1の第1発
光部4の配置を変えた第3実施例を示すもので、筆記時
にはペン芯12が上方となるように第1発光部4をペン
芯12と並行に並べて配し、筆記具本体3先端を傾斜面
にし、該傾斜面に照明用の発光窓13を開口している。
図示例で第1発光部4は発光ダイオードを用いた場合を
例示したが豆球であってもよい。
【0015】図4は、筆記具の基端側に設けた第2発光
部5のライトカバー部17の中央にレンズLを設けた場
合の異なる実施例を示している。この構成によれば、第
2発光部5の発する光をレンズLで集光し、明るさを強
め、あるいは照射範囲を広げて、被照射領域を効率よく
照射することができる。この場合、ライトカバー部17
をテレスコープ状に形成し、前後にスライドする(例え
ば2段階に伸張可能とする)構成とすれば、光源に対す
るレンズLの位置を変えて焦点を変更することができる
ので、照明を変えることができる。
【0016】次に、図5には光源を1個所とした照明付
き筆記具1の別の実施例を示す。この照明付き筆記具1
は、筆記具本体3と、着脱可能なキャップ30とからな
っている。筆記具本体3は、電源収納部2を中途位置に
有し、基端(使用時上端)側に第2発光部5を設けてい
る。第2発光部5の発光体は図示例の場合、豆球からな
っており、筆記具本体3の中央に配置されている。ここ
で光源は、豆球だけに限定されるものではなく、必要に
応じて他の発光体、例えば超高輝度のLEDなどを用い
てもよい。
【0017】また筆記具本体3の内壁面には、長手方向
に沿って光誘導部材14が設けられている。光誘導部材
14は、本体内壁に沿って直線状に延びる光ファイバー
からなっている。本実施例では光誘導部材14には光フ
ァイバーを用いたが、これに代えて細い棒状乃至線状の
ガラスその他の透明体等を用いることができる。その場
合に、筆記具本体3の内壁面に一体成型的に光誘導部材
を形成してもよい。更に、光誘導部材14として、光フ
ァイバーに代えて、例えば内面を鏡面とした筒体からな
る光誘導路を設け、反射面からの光を次々に反射させて
先端側に導く構成としてもよい。
【0018】また、本体3の基端には第2発光部5の発
光体を支持すると共に電池の交換を可能にする光源支持
具15が着脱可能に連結されており、図示例では該光源
支持部15の掛止端部15’が光誘導部材14の基端と
接している。従って、光源支持部15の少なくとも光フ
ァイバーの光入射端部に接する掛止端部15’は透明プ
ラスチック材等の透光性部材で形成される。この光源支
持具15の掛止端部15’にレンズ等を設けて、後述の
反射面31からの光を集光する構成としてもよい(図8
参照)。
【0019】次に、キャップ30は、内部に円錐状の反
射面31を有している。この反射面31は鏡面に形成さ
れており、前記第2発光部5の光を反射しうるようにな
っている。更に、キャップ30の内側の個所の面も反射
面(鏡面)とすれば先端側に光を導く効率が一層よくな
る(図6参照)。従って、本実施例では、筆記具の使用
に際して、キャップ30を筆記具本体3の基端に被せ、
スイッチを投入することにより、第2発光部5の豆球が
点灯し、その光はキャップ30の反射面31で反射され
て光誘導部材14の光入射端部に入り、先端側まで誘導
され、先端の端部で発光し、第1発光部4による照明が
行われる。また、キャップ30を外せば、スイッチの投
入により第2発光部5の照明を行うことができる。
【0020】図7には、前記実施例のように反射面を有
するキャップを用いず、筆記具本体3の基端に集光部を
一連に形成した異なる実施例を示す。図7の反射部3
0’は、本体3基端側で枢軸Pを介して開閉する構造と
なっており、内部に凹球面状の反射面30を有してい
る。従って、反射部30’を開けば、第2発光部5だけ
が照明を行い、第1発光部4は照明しない。また反射部
30’を閉じれば第2発光部5は覆われ、反射面30を
介して光誘導部材14に光が送られ図示しない第1発光
部で照明を行うことができる。ここで、図示はしない
が、反射部30の開閉として本体3の基端側にスライド
レールを設ける等して上下にスライドさせる構成として
もよい。
【0021】図8の集光部は、光源支持具兼ライトカバ
ーを集光レンズとした構成からなって、本体3の基端に
着脱可能にネジ止めなどにより連結されている。この集
光部32は集光レンズからなって本体3の基端で凹球面
に形成され、中央に第2発光部5の発光体(図示例では
豆球)の光を通す開口が形成された円環形状からなって
おり、前記発光を集光して、本体内に設けられた光誘導
部材14の光入射端部に光を導入するようになってい
る。
【0022】図9は携帯照明具を携帯電灯(ペン型ライ
ト)に適用した場合の異なる実施例を示す。本実施例に
おいては、携帯電灯の本体3’の両端に第1および第2
発光部4、5を設けており、基端側となる第2発光部5
の照明が着色(例えば赤色)照明となっている。その他
の構成は、筆記手段を有しない点を除いて、照明付き筆
記具に準じた構成となるので、同一構成には同一符号を
付して説明を省略する。尚、この携帯電灯は図示例に限
定されるものではない。図示例では、携帯電灯の基端側
の第2発光部5の発光体に発光ダイオードを設けた構成
を示したが、発光ダイオードに代えて豆球を設けてもよ
い。その場合、着色透光性のライトカバーをテーパ状に
分割して前後にスライドする伸縮自在(例えば3段)で
形成すると共に、任意の摺動位置を維持できる弾性部材
をライトカバーに設けた構成としてもよく、伸長するこ
とで合図灯や非常信号灯として用いた際に一層目だ立た
せて実用性を高めてもよい。
【0023】また、第1および第2発光部4、5は、い
ずれも発光ダイオードを用いてもよく、また例えば基端
側の発光部を点滅方式としてもよい。ここで発光部の発
光体としてLEDを例示したが、基端側の発光部のLE
Dは複数(例えば3個)を縦に連結し、各LEDがリレ
ー式に点滅するよう発光体の構成や回路構成を付加して
もよい。豆球の場合も同様に点滅する構成としてもよ
い。また、スイッチ部6をクリップ状とせず、公知の押
ボタン式やスライドボタン式等に代えて前方位置に設け
た構成としてもよい。電池Vは図示例では2個用いたが
1個とし、小型化して携帯性を高めてもよい。このよう
に携帯電灯の両端側に第1および第2発光部を設けたこ
とで実用性が高まり、更に広い用途に使用できる。例え
ば、女性や子供の携帯護身用ライトとして台風や地震な
どで照明と共に合図や救助を知らせる防災用ライトとし
て、また山歩きや山登りでの照明と救急時の合図灯とし
て使ったり、自動車内に備えて非常信号灯付きライトと
して使用したり、2灯式携帯電灯として幅広い用途に対
応でき極めて有益である。
【0024】次に、照明付き筆記具や携帯電灯において
は、スイッチ部やクリップ部9に補助発光部19を設け
た構成としてもよい。図10は照明付き筆記具または携
帯電灯のクリップ部9に補助発光部19を設けた異なる
実施例を示す。この補助発光部19は発光体を発光ダイ
オードまたは豆球とするもので、筆記具や携帯用電灯
(ペン型ライト)の先端側の第1発光部もしくは基端側
の第2発光部と同一に電気的に接続される回路構成とな
っており、連動して発光する方式となっている。
【0025】尚、図示しないが、スイッチの切替えによ
り、第1または第2発光部と別々にON−OFFしうる
回路構成としてもよい。あるいは、先端側または基端側
のいずれか一方とのみ連動する構成としてもよい。ま
た、補助発光部19の位置はクリップ9の基端側や中途
位置に設けてもよい。ここでクリップ9とスイッチとは
一体に形成されているものであると別に形成されている
ものである問わない。
【0026】このように第1または第2発光部と同期し
て補助発光部19を発光するようにすれば、例えば筆記
具や携帯電灯をポケットに差して携帯中に外力によって
スイッチが作動して誤って点灯したとき等には、それを
知らせる表示灯となるので、誤作動による電池の無駄な
消耗を防ぐことができる。また、クリップ部で照明する
ので、暗所では光の装飾としても機能する。
【0027】なお、本明細書において筒状とは、円筒形
状に限らず、断面楕円形や長方形又は多角形その他の同
一断面の中空体であればよい。また各実施例の構成はそ
の一例を示すもので、この発明の構成として限定される
ものではないこと勿論である。また、発光部の発光体と
して、LEDを例示したが、LEDは複数(例えば3
個)を連結し、各LEDがリレー式に点滅するよう発光
体の構成や回路構成を付加してもよい。豆球の場合も同
様に点滅する構成としてもよい。
【0028】また、筆記具の例としてボールペンの場合
を例示したが、マーカーペン、シャープペン、筆ペンな
どからなっている。また、この発明で筆記具はクレヨン
やクレパスなどを電源収納部の先端に設けられた筒状の
保持部(図示せず)に交換可能に取付けたものでもよ
く、その他種類や構造を問わない。また、この発明にお
いては、各実施例で示した各部の構成は、それぞれ別の
実施例においてもこれを組み合わせて使用することがで
きるものであり、要するに、この発明の要旨を変更しな
い範囲で種々設計変更しうること勿論である。
【0029】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明の携帯照明具
によれば、第1発光部と第2発光部を設けているので、
従来のように照明の用途が1つに限定されることなく、
種々の用途に用いることができ、汎用性に優れる。更
に、照明具本体と第1および第2発光部の大きさは、ほ
ぼ同じ、あるいは発光部側を小さく形成すれば、携帯や
収納に便利となる。また、構造が簡単であるので信頼性
に優れ、また工業的量産にも適し廉価に製作することが
できるので極めて有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】照明付き筆記具の実施例を示す側面図。
【図2】異なる実施例を示す側面図。
【図3】発光部の位置を変えた実施例を示す部分側面
図。
【図4】ライトカバーにレンズを設けた実施例を示す部
分側面図。
【図5】光ファイバーを用いた他の実施例を示す側面
図。
【図6】キャップの異なる実施例を示す側面図。
【図7】反射部が開閉する別の実施例を示す部分側面
図。
【図8】集光部を設けた実施例を示す図であって(a)
は斜視図、(b)は断面図。
【図9】携帯電灯の実施例を示す側面図。
【図10】クリップに補助発光部を設けた実施例を示す
部分側面図。
【符号の説明】
1…筆記具 2…電源収納部 3…本体 4…第1発光部 5…第2発光部 6…スイッチ 7…照明ボックス部 8…配線 9…クリップ 19…補助発光部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池または蓄電池等の電源を収納する電
    源収納部を有する照明具本体と、 該照明具本体の長手方向の先端側と基端側にそれぞれ形
    成された第1発光部および第2発光部とからなって、 該第1および第2発光部が照明具本体の外周にほぼ等し
    いか又は小さい外周に設定されてなることを特徴とする
    携帯照明具。
  2. 【請求項2】 第2発光部が着色された光を発すること
    を特徴とする請求項1に記載の携帯照明具。
  3. 【請求項3】 電池または蓄電池等の電源を収納する電
    源収納部を有する照明具本体と、 該照明具本体の長手方向の先端側と基端側にそれぞれ形
    成された第1発光部および第2発光部とからなって、 第1または第2発光部のいずれか一方に発光体を設け、
    他方は光誘導部材を介して前記発光体の光を誘導してそ
    の端部で発光してなることを特徴とする携帯照明具。
  4. 【請求項4】 照明具本体に着脱可能なキャップを設
    け、該キャップ内に光を反射させる反射面を設け、照明
    具本体の基端にキャップを被せた際に光源となる第2発
    光部の光を反射して光誘導部材に入光し、該光誘導部材
    の先端に形成された第1発光部で照明を行うことを特徴
    とする請求項3に記載の携帯照明具。
  5. 【請求項5】 照明具本体の基端に、反射面を有する反
    射部を開閉可能に枢着し、反射部で照明具本体の基端を
    閉じた際に光源となる第2発光部の光を反射して光誘導
    部材に入光し、該光誘導部材の先端に形成された第1発
    光部で照明を行うことを特徴とする請求項3に記載の携
    帯照明具。
  6. 【請求項6】 電池または蓄電池等の電源を収納する電
    源収納部を有する照明具本体と、 該照明具本体の長手方向の先端側と基端側にそれぞれ形
    成された第1発光部および第2発光部と、 照明具本体に設けられたクリップとからなって、 該クリップに補助照明部が形成されており、第1発光部
    または第2発光部と連動して発光してなることを特徴と
    する携帯照明具。
  7. 【請求項7】 照明具が照明付き筆記具からなっている
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6に
    記載の携帯照明具。
  8. 【請求項8】 照明具が携帯電灯からなっていることを
    特徴とする請求項1、2、3、4、5または6に記載の
    携帯照明具。
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JP17522497A Pending JPH117802A (ja) 1997-06-16 1997-06-16 携帯照明具

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