JP7216689B2 - 粘着剤層付光学フィルムおよび該粘着剤層付光学フィルムを含む画像表示装置 - Google Patents
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Description
1つの実施形態においては、上記クリープ値は5μm以上である。
1つの実施形態においては、上記粘着剤層の厚みは2μm~20μmである。
1つの実施形態においては、上記粘着剤層の光学フィルムと反対側の面に、セパレーターが剥離可能に仮着され、該セパレーターの剥離力は0.04N/50mm~0.5N/50mmである。
1つの実施形態においては、上記光学フィルムは偏光子を含む。1つの実施形態においては、上記光学フィルムは位相差層をさらに含む。
本発明の別の局面によれば、画像表示装置が提供される。この画像表示装置は、上記の粘着剤層付光学フィルムを含む。
本発明の実施形態による粘着剤層付光学フィルムは、光学フィルムと該光学フィルムの一方の面に粘着剤層とを有する。本発明の実施形態においては、粘着剤層付光学フィルムは、矩形以外の異形を有する。本明細書において「矩形以外の異形を有する」とは、粘着剤層付光学フィルムの平面視形状が矩形(長方形、隅部を面取りしている場合を含む)以外の形状を有することをいう。異形は、代表的には、異形加工された異形加工部である。したがって、「矩形以外の異形を有する粘着剤層付光学フィルム」(以下、「異形光学フィルム」と称する場合がある)は、異形光学フィルム全体(すなわち、フィルムの平面視形状を規定する外縁)が矩形以外である場合のみならず、矩形の光学フィルムの外縁から内方に離間した部分に異形加工部が形成されている場合も包含する。このような異形加工部には糊欠けが発生しやすいところ、本発明の実施形態によれば、そのような糊欠けを顕著に抑制することができる。異形(異形加工部)としては、例えば図1および図2に示すように、貫通穴、平面視した場合に凹部となる切削加工部が挙げられる。凹部の代表例としては、船形に近似した形状、V字ノッチ、U字ノッチが挙げられる。異形(異形加工部)の別の例としては、図3および図4に示すように、自動車のメーターパネルに対応した形状が挙げられる。当該形状は、外縁がメーター針の回転方向に沿った円弧状に形成され、かつ、外縁が面方向内方に凸のV字形状(アール状を含む)をなす部位を含む。言うまでもなく、異形(異形加工部)の形状は図示例に限定されない。例えば、貫通穴の形状は、図示例の略円形以外に目的に応じて任意の適切な形状(例えば、楕円形、三角形、四角形、五角形、六角形、八角形)が採用され得る。また、貫通穴は、目的に応じて任意の適切な位置に設けられる。貫通穴は、図2に示すように、矩形状の光学フィルムの長手方向端部の略中央部に設けられてもよく、長手方向端部の所定の位置に設けられてもよく、光学フィルムの隅部に設けられてもよく;図示していないが、矩形状の光学フィルムの短手方向端部に設けられてもよく;図3または図4に示すように、異形光学フィルムの中央部に設けられてもよい。さらに、図示例の形状を目的に応じて適切に組み合わせてもよい。例えば、図1の異形光学フィルムの任意の位置に貫通穴を形成してもよく;図3または図4の異形光学フィルムの外縁の任意の適切な位置にV字ノッチおよび/またはU字ノッチを形成してもよい。このような異形光学フィルムは、自動車のメーターパネル、スマートフォン、タブレット型PCまたはスマートウォッチ等の画像表示装置に好適に用いられ得る。
光学フィルムは、単一層で構成されるフィルムであってもよく、積層体であってもよい。単一層で構成される光学フィルムの具体例としては、ウィンドウフィルム、偏光子、位相差フィルムが挙げられる。積層体として構成される光学フィルムの具体例としては、偏光板(代表的には、偏光子と保護フィルムとの積層体)、タッチパネル用導電性フィルム、表面処理フィルム、ならびに、これらの単一層で構成される光学フィルムおよび/または積層体として構成される光学フィルムを目的に応じて適切に積層した積層体(例えば、反射防止用円偏光板、タッチパネル用導電層付偏光板)が挙げられる。以下、光学フィルムの代表例として、偏光板および円偏光板について簡単に説明する。
偏光板は、代表的には、偏光子と当該偏光子の片側または両側に設けられた保護層とを有する。
偏光子は、代表的には、二色性物質を含む樹脂フィルムで構成される。樹脂フィルムとしては、偏光子として用いられ得る任意の適切な樹脂フィルムを採用することができる。樹脂フィルムは、代表的には、ポリビニルアルコール系樹脂(以下、「PVA系樹脂」と称する)フィルムである。樹脂フィルムは、単層の樹脂フィルムであってもよく、二層以上の積層体であってもよい。
保護層は、偏光子の保護層として使用できる任意の適切なフィルムで形成される。当該フィルムの主成分となる材料の具体例としては、トリアセチルセルロース(TAC)等のセルロース系樹脂や、ポリエステル系、ポリビニルアルコール系、ポリカーボネート系、ポリアミド系、ポリイミド系、ポリエーテルスルホン系、ポリスルホン系、ポリスチレン系、ポリノルボルネン系、ポリオレフィン系、(メタ)アクリル系、アセテート系等の透明樹脂等が挙げられる。また、(メタ)アクリル系、ウレタン系、(メタ)アクリルウレタン系、エポキシ系、シリコーン系等の熱硬化型樹脂または紫外線硬化型樹脂等も挙げられる。この他にも、例えば、シロキサン系ポリマー等のガラス質系ポリマーも挙げられる。また、特開2001-343529号公報(WO01/37007)に記載のポリマーフィルムも使用できる。このフィルムの材料としては、例えば、側鎖に置換または非置換のイミド基を有する熱可塑性樹脂と、側鎖に置換または非置換のフェニル基ならびにニトリル基を有する熱可塑性樹脂を含有する樹脂組成物が使用でき、例えば、イソブテンとN-メチルマレイミドからなる交互共重合体と、アクリロニトリル・スチレン共重合体とを有する樹脂組成物が挙げられる。当該ポリマーフィルムは、例えば、上記樹脂組成物の押出成形物であり得る。
円偏光板は、代表的には、偏光子と位相差層とを含む。偏光子は、実用的には、片側または両側に保護層が設けられた偏光板として円偏光板に含まれ得る。位相差層は、代表的には、偏光板と粘着剤層との間に配置される。偏光子および偏光板については、上記B-1項で説明したとおりである。
C-1.粘着剤層の特性
粘着剤層は、上記のとおり、85℃におけるクリープ値が500μm以下であり、好ましくは5μm~500μmである。1つの実施形態においては、クリープ値は、好ましくは200μm~450μmであり、より好ましくは220μm~420μmである。別の実施形態においては、クリープ値は、好ましくは5μm~300μmであり、より好ましくは5μm~200μmであり、さらに好ましくは10μm~100μmであり、特に好ましくは15μm~70μmであり、とりわけ好ましくは20μm~50μmである。クリープ値がこのような範囲であれば、異形加工部の糊欠けを顕著に抑制し、かつ、高温高湿環境下における剥がれを顕著に抑制することができる。クリープ値が相対的に大きい(例えば、200μm以上である)場合であっても、粘着剤層を構成する粘着剤の組成(例えば、ベースポリマーの種類(極性、Tg、柔らかさ)、分子量)、架橋構造(例えば、架橋剤の種類、架橋点間距離(架橋点間分子量)、架橋密度、未架橋成分(ゾル分))を制御することにより、糊欠けを抑制できると推定される。なお、クリープ値は、例えば以下の手順で測定され得る:粘着剤層付光学フィルムから切り出した試験サンプルを10mm×10mmの接合面にて支持板に貼着する。試験サンプルを貼り付けた支持板を固定した状態で、500gfの荷重を鉛直下方に加える。荷重を加えて1秒後および3600秒後の支持板からのずれ量を測定し、それぞれCr1およびCr3600とする。Cr1およびCr3600から下記式により求められるΔCrをクリープ値とする。
ΔCr=Cr3600-Cr1
(メタ)アクリル系ポリマー(A)は、上記のとおり、アルキル(メタ)アクリレートを主成分として含有する。アルキル(メタ)アクリレートは、(メタ)アクリル系ポリマー(A)を形成する全モノマー成分において、粘着剤層の接着性を向上させる観点から、50重量%以上であることが好ましく、当該アルキル(メタ)アクリレート以外のモノマーの残部として任意に設定できる。なお、(メタ)アクリレートは、アクリレートおよび/またはメタクリレートをいう。
(メタ)アクリル系ポリマー(A)は、任意の適切な方法により製造され得る。製造方法の具体例としては、電子線やUVなどの放射線重合、溶液重合、塊状重合、乳化重合などの各種ラジカル重合が挙げられる。得られる(メタ)アクリル系ポリマー(A)は、ランダム共重合体、ブロック共重合体、グラフト共重合体などのいずれでもよい。
粘着剤組成物は、反応性官能基含有シランカップリング剤を含有することができる。反応性官能基含有シランカップリング剤は、反応性官能基が代表的には酸無水物基以外の官能基である。酸無水物基以外の官能基としてはは、例えば、エポキシ基、メルカプト基、アミノ基、イソシアネート基、イソシアヌレート基、ビニル基、スチリル基、アセトアセチル基、ウレイド基、チオウレア基、(メタ)アクリル基、複素環基、およびこれらの組み合わせが挙げられる。反応性官能基含有シランカップリング剤は単独でまたは組み合わせて使用できる。
粘着剤組成物は、架橋剤を含有することができる。架橋剤としては、有機系架橋剤、多官能性金属キレートなどを用いることができる。有機系架橋剤としては、例えば、イソシアネート系架橋剤、過酸化物系架橋剤、エポキシ系架橋剤、イミン系架橋剤が挙げられる。多官能性金属キレートは、多価金属が有機化合物と共有結合または配位結合しているものである。多価金属原子としては、Al、Cr、Zr、Co、Cu、Fe、Ni、V、Zn、In、Ca、Mg、Mn、Y、Ce、Sr、Ba、Mo、La、Sn、Tiなどが挙げられる。共有結合または配位結合する有機化合物中の原子としては酸素原子などが挙げられ、有機化合物としてはアルキルエステル、アルコール化合物、カルボン酸化合物、エーテル化合物、ケトン化合物などが挙げられる。また、粘着剤組成物が放射線硬化型である場合、架橋剤として多官能性モノマーを用いることができる。多官能性モノマーとしては、例えば、ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート(1,6-ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート)、ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、(ポリ)エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、(ポリ)プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、テトラメチロールメタントリ(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アクリレート、ビニル(メタ)アクリレート、エポキシアクリレート、ポリエステルアクリレート、ウレタンアクリレート等の多官能アクリレート;及びジビニルベンゼンが挙げられる。多官能アクリレートは、好ましくは1,6-ヘキサンジオールジアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレートである。架橋剤は単独でまたは組み合わせて使用できる。
粘着剤組成物は、(メタ)アクリル系オリゴマーを含有していてもよい。(メタ)アクリル系オリゴマーは、(メタ)アクリル系ポリマーに関してC-2項に記載されたモノマー成分を単独で重合または2種以上を共重合することにより得られ得る。モノマー成分の種類、数、組み合わせ、および重合モル比は、目的および所望の特性等に応じて適切に設定され得る。(メタ)アクリル系オリゴマーの重量平均分子量Mwは、好ましくは1000~8000であり、より好ましくは2000~7000であり、さらに好ましくは3000~6000である。粘着剤組成物に(メタ)アクリル系オリゴマーを配合する場合、(メタ)アクリル系オリゴマーの配合量は、(メタ)アクリル系ポリマー100重量部に対して、好ましくは5~35重量部である。
本発明の実施形態による粘着剤層付光学フィルムは、上記のとおり、画像表示装置に好適に適用され得る。したがって、粘着剤層付光学フィルムを含む画像表示装置もまた、本発明の実施形態に包含される。画像表示装置は、代表的には、画像表示セルと、画像表示セルに粘着剤層を介して貼り合わせられた粘着剤層付光学フィルムと、を含む。画像表示装置としては、例えば、液晶表示装置、有機エレクトロルミネセンス(EL)表示装置、量子ドット表示装置が挙げられる。好ましくは、有機EL表示装置である。粘着剤層付光学フィルムによる効果が顕著だからである。
実施例および比較例で用いた粘着剤を架橋させ、酢酸エチルに6日間浸漬した後乾燥した。下記の式からゲル分率(%)を求めた。
ゲル分率(%)=(浸漬後の乾燥重量/浸漬前の乾燥重量)×100
(2)膨潤度
実施例および比較例で用いた粘着剤を架橋させ、酢酸エチルに6日間浸漬した。下記の式から膨潤度(%)を求めた。
膨潤度(倍)=浸漬後の重量/浸漬後の乾燥重量
(3)セパレーター剥離力
実施例および比較例で用いた粘着剤層付光学フィルム(異形加工前)を50mm×150mmのサイズに切り出し、測定サンプルとした。引張り試験機(オートグラフSHIMAZU AG-1 50N)を用いて、測定サンプルから、引張角度=180°、引張速度=300mm/分でセパレーターを剥離し、セパレーターの剥離力を測定した。
(4)クリープ値
実施例および比較例で得られた粘着剤層付光学フィルムを10mm×30mmサイズに切り出し試験サンプルとした。当該試験サンプルの上端部10mm×10mmを、SUS板に粘着剤層を介して貼着し、50℃、5気圧の条件下で15分間オートクレーブ処理した。加熱面が鉛直方向となるように設置した精密ホットプレートを85℃に加熱し、該粘着剤層付光学フィルムを貼着したSUS板を、粘着剤層を貼着していない面がホットプレートの加熱面に接するように設置した。SUS板を85℃で5分間加熱した後に、該粘着剤層付偏光フィルムの下端部に500gfの荷重を鉛直下方に負荷した。荷重を加えて1秒後および3600秒後における粘着剤層付光学フィルムとSUS板とのずれ量を測定し、それぞれCr1およびCr3600とした。Cr1およびCr3600から下記式により求められるΔCrをクリープ値とした。
ΔCr=Cr3600-Cr1
(5)糊欠け量
実施例および比較例で得られた粘着剤層付光学フィルムの異形加工部における粘着剤層の断面の状態を光学顕微鏡で観察し、外縁から面方向内方への粘着剤層の欠落が最大となっている部分の長さを測定し、当該長さを糊欠け量(μm)とした。
(6)耐久性
実施例および比較例で得られた粘着剤層付光学フィルムを300mm×220mmサイズに切り出し試験サンプルとした。このとき、偏光子の吸収軸が長辺方向となるようにして切り出した。この試験サンプルを、350mm×250mm×0.7mm厚の無アルカリガラス(コーニング社製、商品名「EG-XG」)にラミネーターで貼り合わせた。次いで、50℃、0.5MPaで15分間オートクレーブ処理して、粘着剤層をガラスに密着させた。このように処理された試験サンプルに、60℃/95%RHの雰囲気下で500時間処理を施した。処理後の試験サンプルの外観を下記基準で目視にて評価した。
○:発泡、剥がれなどの外観上の変化が全くなし。
△:わずかながら端部に剥がれ、または発泡があるが、実用上問題なし。
×:端部に著しい剥がれあり、実用上問題あり。
攪拌羽根、温度計、窒素ガス導入管、冷却器を備えた4つ口フラスコに、ブチルアクリレート99部、4-ヒドロキシブチルアクリレート1部を含有するモノマー混合物を仕込んだ。さらに、このモノマー混合物100部に対して、重合開始剤として2,2’-アゾビスイソブチロニトリル0.1部を酢酸エチル100部と共に仕込み、緩やかに攪拌しながら窒素ガスを導入して窒素置換した後、フラスコ内の液温を55℃付近に保って8時間重合反応を行って、重量平均分子量(Mw)180万、Mw/Mn=4.8のアクリル系ポリマーA1の溶液を調製した。
ブチルアクリレート94.9部、2-ヒドロキシエチルアクリレート0.1部およびアクリル酸5部を含有するモノマー混合物を用いたこと以外は製造例1と同様にして、Mw230万、Mw/Mn=3.9のアクリル系ポリマーA2の溶液を調製した。
温度計、窒素ガス導入管、冷却器、及びB型粘度計(回転粘度計)に接続されたスピンドルを備えた4つ口フラスコに、2-エチルヘキシルアクリレート65部、N-ビニルピロリドン15部および2-ヒドロキシエチルアクリレート20部を含有するモノマー混合物を仕込んだ。さらに、このモノマー混合物100部に対して、光重合開始剤であるOminirad651及びOmnirad184をそれぞれ0.05部仕込んだ。次に、スピンドルを回転させながら、窒素ガスを導入してフラスコ内を窒素置換した後、粘度計により測定される重合系の粘度が約15Pa・sになるまで紫外線を照射して光重合を進行させ、モノマー群の部分重合物を含むアクリル系ポリマーA3を得た。なお、粘度計には東機産業製BH形を使用し、スピンドル(ローターNo.5)の回転速度は10rpmとした。また、フラスコ内の液温は30℃に保持した。
ブチルアクリレート91部、N-アクリロイルモルホリン6部、4-ヒドロキシブチルアクリレート0.3部およびアクリル酸2.7部を含有するモノマー混合物を用いたこと以外は製造例1と同様にして、Mw270万、Mw/Mn=3.8のアクリル系ポリマーA4の溶液を調製した。
重合時間を2時間にしたこと以外は製造例1と同様にして、Mw154万、Mw/Mn=2.8のアクリル系ポリマーA5の溶液を調製した。
攪拌羽根、温度計、窒素ガス導入管、冷却器を備えた4つ口フラスコに、ブチルアクリレート95部、アクリル酸2部、メチルアクリレート3部を含有するモノマー混合物を仕込んだ。さらに、このモノマー混合物100部に対して、重合開始剤として2,2’-アゾビスイソブチロニトリル0.1部、およびトルエン140部を仕込み、緩やかに攪拌しながら窒素ガスを導入して十分に窒素置換した後、フラスコ内の液温を70℃付近に保って8時間重合反応を行い、アクリルオリゴマーB1の溶液を調製した。オリゴマーのMwは4500であった。
ジシクロペンタニルメタクリレート60部およびメチルメタクリレート40部を含有するモノマー混合物、連鎖移動剤としてα-チオグリセロール3.5部、並びに重合溶媒としてトルエン100部を混合し、窒素雰囲気下にて70℃で1時間撹拌した。次に、熱重合開始剤としてAIBN0.2部を投入し、70℃で2時間反応させた後、80℃に昇温して2時間反応させた。その後、反応液を130℃に加熱して、トルエン、連鎖移動剤及び未反応モノマーを乾燥除去して、(メタ)アクリル系オリゴマーB2を得た。
(HC付TACフィルムの作製)
ウレタンアクリレートを主成分とする紫外線硬化型樹脂モノマーまたはオリゴマーが酢酸ブチルに溶解された樹脂溶液(DIC(株)製、商品名:ユニディック17-806、固形分濃度:80%)に、その溶液中の固形分100部当たり、光重合開始剤(BASF(株)製、商品名:IRGACURE907)を5部、およびレベリング剤(DIC(株)製、商品名:GRANDIC PC4100)を0.1部添加した。当該溶液中の固形分濃度が36%となるように、当該溶液にシクロペンタノンとプロピレングリコールモノメチルエーテルを45:55の比率で加えて、ハードコート層形成材料を調製した。このハードコート層形成材料を、硬化後のハードコート層の厚みが7μmになるようにTACフィルム(富士フィルム製、製品名:TJ40UL、厚み:40μm)上に塗布して塗膜を形成した。塗膜を90℃で1分間乾燥し、さらに高圧水銀ランプにて積算光量300mJ/cm2の紫外線を照射し、塗膜を硬化させてハードコート層を形成してHC付TACフィルムを作製した。得られたHC付TACフィルムには、けん化処理を施した。
厚さ45μmのポリビニルアルコールフィルムを、速度比の異なるロール間において、30℃、0.3%濃度のヨウ素溶液中で1分間染色しながら、3倍まで延伸した。その後、60℃、4%濃度のホウ酸、10%濃度のヨウ化カリウムを含む水溶液中に0.5分間浸漬しながら総延伸倍率が6倍まで延伸した。次いで、30℃、1.5%濃度のヨウ化カリウムを含む水溶液中に10秒間浸漬することで洗浄した後、50℃で4分間乾燥を行い、厚さ18μmの偏光子を得た。当該偏光子の片面に、上記で得られたHC付TACフィルムを、もう片面にけん化処理した厚さ40μmのTACフィルム(KC4CT、コニカミノルタ社製)を、それぞれポリビニルアルコール系接着剤により貼り合せて偏光板を作製した。
(粘着剤組成物の調製)
製造例1で得られたアクリル系ポリマーA1の溶液の固形分100部に対して、製造例4で得られたアクリル系オリゴマーB1(固形分)30部、イソシアネート架橋剤(東ソー社製、商品名「タケネートD110N」、トリメチロールプロパン/キシリレンジイソシアネート付加物)0.02部、過酸化物架橋剤(日本油脂社製、商品名「ナイパーBMT」)1部、シランカップリング剤(信越化学工業社製、商品名「KBM-403」)0.2部を配合して、アクリル系粘着剤組成物の溶液を調製した。
上記で得られたアクリル系粘着剤組成物の溶液を、シリコーン系剥離剤で処理されたポリエチレンテレフタレートフィルム(三菱化学ポリエステルフィルム製、商品名「MRF38」、セパレータフィルム)の片面に、乾燥後の粘着剤層の厚さが50μmになるように塗布し、155℃で1分間乾燥を行い、セパレータフィルムの表面に粘着剤層を形成した。次いで、製造例8で作製した偏光板のTACフィルム(KC4CT)側に、セパレータフィルム上に形成した粘着剤層を貼り合わせて、粘着剤層付光学フィルム(粘着剤層付偏光板)を作製した。得られた粘着剤層付光学フィルムを異形加工した。その際、得られた粘着剤層付光学フィルムのHC付TACフィルム側に表面保護フィルム(日東電工製、商品名「PPF-100T」)を積層した積層体を被加工体として用いて異形加工した。より詳細には、積層体を積み高さ10mmになるように重ねた束をクランプで固定し、刃径2.0mmのエンドミルを用いて表面保護フィルム側から貫通穴をあけ、穴部の径が2.5mmになるように切削した(図2の下段中央に対応する形状に加工した)。切削時の刃の回転数は2500rpm、送り速度は50mm/分で行った。粘着剤層付光学フィルムの作製に用いた粘着剤層を上記(1)および(2)の評価に供し、異形加工前の粘着剤層付光学フィルムを上記(3)の評価に供し、異形加工された粘着剤層付偏光板を上記(4)~(6)の評価に供した。結果を表1に示す。
粘着剤層を形成する粘着剤組成物の組成および粘着剤層の厚みを表1に示すように変更したこと以外は実施例1と同様にして、異形加工された粘着剤層付光学フィルムを作製した。粘着剤層付光学フィルムの作製に用いた粘着剤層、セパレーターを有する粘着剤層付光学フィルムおよび異形加工された粘着剤層付偏光板を実施例1と同様の評価に供した。結果を表1に示す。
異形加工前にセパレーターを1回貼り替えたこと以外は実施例6と同様にして、異形加工された粘着剤層付光学フィルムを作製した。粘着剤層付光学フィルムの作製に用いた粘着剤層、セパレーターを有する粘着剤層付光学フィルムおよび異形加工された粘着剤層付偏光板を実施例1と同様の評価に供した。結果を表1に示す。
セパレーターを2回貼り替えたこと以外は実施例6と同様にして、異形加工された粘着剤層付光学フィルムを作製した。粘着剤層付光学フィルムの作製に用いた粘着剤層、セパレーターを有する粘着剤層付光学フィルムおよび異形加工された粘着剤層付偏光板を実施例1と同様の評価に供した。結果を表1に示す。
(粘着剤組成物の調製)
製造例3で得られたアクリル系ポリマー(モノマー部分重合物)A3の100部に対して、製造例7で得られた(メタ)アクリル系オリゴマーB2を10部、架橋剤として多官能性モノマー(新中村化学社製、商品名「A-HD-N」、1,6-ヘキサンジオールジアクリレート)0.1部、シランカップリング剤(信越化学工業社製、商品名「KBM-403」)0.2部を配合して、混合物を調製した。次に、基材フィルム(セパレータ)であるPETフィルム(厚さ38μm)の表面に上記混合物を塗布した後、混合物の塗布膜の上にさらなる上記PETフィルムを配置して、1対のPETフィルムにより塗布膜を挟持した。次に、照度4mW/cm2及び光量1200mJ/cm2の照射条件にて紫外線を照射して塗布膜を硬化させ、表1に示す厚さの粘着剤層(25μmおよび50μm)を形成した。粘着剤層の形成後、上記さらなるPETフィルムを剥離して粘着剤層を露出させ、実施例1と同様にして異形加工された粘着剤層付光学フィルムを作製した。粘着剤層付光学フィルムの作製に用いた粘着剤層、セパレーターを有する粘着剤層付光学フィルムおよび異形加工された粘着剤層付偏光板を実施例1と同様の評価に供した。結果を表1に示す。
粘着剤層を形成する粘着剤組成物の組成および粘着剤層の厚みを表1に示すように変更したこと以外は実施例1と同様にして、異形加工された粘着剤層付光学フィルムを作製した。粘着剤層付光学フィルムの作製に用いた粘着剤層、セパレーターを有する粘着剤層付光学フィルムおよび異形加工された粘着剤層付偏光板を実施例1と同様の評価に供した。結果を表1に示す。
セパレーターを1回貼り替えたこと以外は実施例19と同様にして、異形加工された粘着剤層付光学フィルムを作製した。粘着剤層付光学フィルムの作製に用いた粘着剤層、セパレーターを有する粘着剤層付光学フィルムおよび異形加工された粘着剤層付偏光板を実施例1と同様の評価に供した。結果を表1に示す。
(偏光板の作製)
厚み30μmのポリビニルアルコールフィルム(クラレ製 製品名「PE3000」)の長尺ロールを、ロール延伸機により長尺方向に5.9倍になるように長尺方向に一軸延伸しながら同時に膨潤、染色、架橋、洗浄処理を施し、最後に乾燥処理を施すことにより厚み12μmの偏光子を作製した。
具体的には、膨潤処理は20℃の純水で処理しながら2.2倍に延伸した。次いで、染色処理は作製される偏光膜の透過率が45.0%になるようにヨウ素濃度が調整されたヨウ素とヨウ化カリウムの重量比が1:7である30℃の水溶液中において処理しながら1.4倍に延伸した。更に、架橋処理は、2段階の架橋処理を採用し、1段階目の架橋処理は40℃のホウ酸とヨウ化カリウムを溶解した水溶液において処理しながら1.2倍に延伸した。1段階目の架橋処理の水溶液のホウ酸含有量は5.0重量%で、ヨウ化カリウム含有量は3.0重量%とした。2段階目の架橋処理は65℃のホウ酸とヨウ化カリウムとを溶解した水溶液において処理しながら1.6倍に延伸した。2段階目の架橋処理の水溶液のホウ酸含有量は4.3重量%で、ヨウ化カリウム含有量は5.0重量%とした。また、洗浄処理は、20℃のヨウ化カリウム水溶液で処理した。洗浄処理の水溶液のヨウ化カリウム含有量は2.6重量%とした。最後に、乾燥処理は70℃で5分間乾燥させて偏光子を得た。
得られた偏光子の両面に、それぞれ、ポリビニルアルコール系接着剤を介して、コニカミノルタ株式会社製のTACフィルム(製品名:KC2UA 厚み:25μm)及び当該TACフィルムの片面にHC層を有するHC-TACフィルム(厚み:32μm)を貼り合せて偏光子の両面に保護フィルムが貼り合わされた偏光板1を得た。
ネマチック液晶相を示す重合性液晶(BASF社製、製品名「PaliocolorLC242」、下記式で表される)10gと、当該重合性液晶化合物に対する光重合開始剤(チバスペシャリティーケミカルズ社製、製品名「イルガキュア907」)3gとを、トルエン40gに溶解して、液晶組成物(塗工液)を調製した。
ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(厚み38μm)表面を、ラビング布を用いてラビングし、配向処理を施した。配向処理の方向は、偏光板と貼り付ける際に偏光子の吸収軸の方向に対して視認側から見て-15°方向となるようにした。この配向処理表面に、上記と同様の液晶塗工液を塗工し、上記と同様に液晶を配向および硬化させて、PETフィルム上に位相差層Bを形成した。位相差層Bの厚みは1.2μm、面内位相差Reは140nmであった。さらに、位相差層Bは、nx>ny=nzの屈折率分布を有していた。
上記の偏光板のTACフィルム面と位相差層Aとを、偏光板の吸収軸と位相差層Aの遅相軸の角度が75°となるように紫外線硬化型接着剤を介して貼り合わせた。次に、位相差層Aと位相差層Bとを、偏光板の吸収軸と位相差層Bの遅相軸の角度が15°となるように実施例16と同じ粘着剤(厚み5μm)を介して貼り合わせることにより、位相差層付き偏光板を得た。さらに、位相差層Bの外側に実施例1~20および比較例1と同様の粘着剤層をそれぞれ形成した。得られた位相差層付き偏光板を実施例1と同様にして異形加工し、実施例1と同様の評価に供した。その結果、位相差層付き偏光板においても、実施例1~20に対応する粘着剤層を用いたものは糊欠けおよび耐久性のいずれもが良好であり、比較例1に対応する粘着剤層を用いたものは糊欠けが大きいことを確認した。
BA:ブチルアクリレート
MMA:メチルメタクリレート
MA:メチルアクリレート
AA:アクリル酸
HBA:4-ヒドロキシブチルアクリレート
HEA:2-ヒドロキシエチルアクリレート
2EHA:2-エチルヘキシルアクリレート
NVP:N-ビニルピロリドン
DCPM:ジシクロペンタニルメタクリレート
ACMO:N-アクリロイルモルホリン
D110N:トリメチロールプロパン/キシリレンジイソシアネート付加物(東ソー社製、商品名「タケネートD110N」)
C/L:トリメチロールプロパン/トリレンジイソシアネート付加物(東ソー社製、商品名「コロネートL」)
過酸化物:過酸化物架橋剤(日本油脂社製、商品名「ナイパーBMT」)
A-HD-N:1,6-ヘキサインジオールジアクリレート(新中村化学社製、商品名「A-HD-N」)
Si-cup剤:エポキシ基含有シランカップリング剤(信越化学工業社製、商品名「KBM-403」)
酸化防止剤:ペンタエリスリトールテトラキス(3-(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)プロピオネート)(BASF製、商品名「Irganox1010」)
表1から明らかなように、本発明の実施例によれば、異形加工部において糊欠けが顕著に抑制され、かつ、高温高湿環境下における剥がれが抑制された粘着剤層付光学フィルムを実際に得ることができた。粘着剤層のクリープ値が大きい比較例1では、糊欠け量が大きかった。さらに、セパレーターを有する粘着剤層付光学フィルムにおいて、セパレーターの剥離力が小さいと糊欠け量が大きかった(例えば、実施例6と8との比較および実施例19と20との比較)。
Claims (5)
- 光学フィルムと該光学フィルムの一方の面に粘着剤層とを有する粘着剤層付光学フィルムであって、
該粘着剤層付光学フィルムは、矩形以外の異形を有し、
該粘着剤層の光学フィルムと反対側の面に、セパレーターが剥離可能に仮着されており、
該粘着剤層の85℃におけるクリープ値が5μm~50μmであり、
該セパレーターの剥離力が0.04N/50mm~0.5N/50mmである、
粘着剤層付光学フィルム。 - 前記粘着剤層の厚みが2μm~20μmである、請求項1に記載の粘着剤層付光学フィルム。
- 前記光学フィルムが偏光子を含む、請求項1または2に記載の粘着剤層付光学フィルム。
- 前記光学フィルムが位相差層をさらに含む、請求項3に記載の粘着剤層付光学フィルム。
- 請求項1から4のいずれかに記載の粘着剤層付光学フィルムを含む、画像表示装置。
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