JP7043325B2 - 二酸化炭素供給システムおよび二酸化炭素供給方法 - Google Patents

二酸化炭素供給システムおよび二酸化炭素供給方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、二酸化炭素供給システムおよび二酸化炭素供給方法に関する。
農業分野では、温室などの植物生育環境に二酸化炭素を供給し、植物生育環境の二酸化炭素濃度を大気中の二酸化炭素濃度よりも高くすることで、植物の成長に必要な光合成を加速することが行われている。
温室への二酸化炭素の供給方法としては、二酸化炭素が充填されたボンベから温室に二酸化炭素を供給する方法や、温室内で燃料を燃焼させることで温室に二酸化炭素を供給する方法が一般的である。近年は、トリジェネレーションと呼ばれる技術により、小型の発電機を用いて電気、熱、二酸化炭素の3要素を温室に同時に供給する農業者の数が増大している。
実際の温室では、季節や天候や時間帯により温室内の温度は変動し、特に夏季の日中の温室内は自然光だけで高温になってしまう。この場合、温室への熱の供給は不要であると共に、温室内の空気を外気と交換することで温度上昇を抑える必要がある。
また、温室内の二酸化炭素濃度は一般に、光合成を促進するために1000~2000ppmに保持されている。しかし、二酸化炭素濃度の低い外気を温室内に取り込むと温室内の二酸化炭素濃度が低下するため、光合成で消費される二酸化炭素を上回る二酸化炭素を温室に供給する必要がある。
さらに、二酸化炭素を含有する排ガスから二酸化炭素を分離・回収し、回収した二酸化炭素を化学反応の原料として利用したり、地球温暖化防止のために貯留したりする研究が広く行われている。二酸化炭素回収方法は分離技術の違いにより複数存在するが、現時点で最も進んだ技術はアミン系吸収液を使用した化学吸収法である。この技術では、二酸化炭素を回収する際に熱エネルギーが必要であることが知られている。
特許第5073264号公報
温暖な地区で夏季の晴天の日において、温室内の二酸化炭素濃度を光合成促進に最適な1000~2000ppmに上昇させるために排ガスを供給すると、排ガスそのものが高温のため、温室内の温度は植物の成長には不適切なほど高温になってしまう。そのため、温室内の冷却が必要となる。
この際、ヒートポンプを利用して温室内の熱を温室外に排出する方法を用いると、電力が膨大となる。そこで、温室内の空気を外気と交換するのが一般的である。その結果、外気の二酸化炭素濃度が約400ppmであることに起因して、温室内の二酸化炭素濃度は下がってしまう。
そこで、本発明の実施形態は、温室に二酸化炭素を適切に供給することが可能な二酸化炭素供給システムおよび二酸化炭素供給方法を提供することを課題とする。
一の実施形態によれば、二酸化炭素供給システムは、排ガス中の二酸化炭素ガスを吸収液に吸収させる吸収塔を備える。前記システムはさらに、前記吸収液から前記二酸化炭素ガスを放出させる再生塔を備える。前記システムはさらに、前記吸収塔から排出された前記排ガスを温室に供給する第1排ガス流路を備える。前記システムはさらに、前記第1排ガス流路に設けられた第1排ガス弁を備える。前記システムはさらに、前記第1排ガス弁を制御する制御装置を備える。
本発明の実施形態によれば、温室に二酸化炭素を適切に供給することが可能となる。
第1実施形態の二酸化炭素供給システムの構成を示す模式図である。 第2実施形態の二酸化炭素供給システムの構成を示す模式図である。 第3実施形態の二酸化炭素供給システムの構成を示す模式図である。 第4実施形態の二酸化炭素供給システムの構成を示す模式図である。 第5実施形態の二酸化炭素供給システムの構成を示す模式図である。 第6実施形態の二酸化炭素供給システムの構成を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。図1から図6では、同一または類似の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の二酸化炭素供給システムの構成を示す模式図である。
図1の二酸化炭素供給システムは、植物栽培用の温室1に二酸化炭素を供給するシステムであり、動力源2と、発電機3と、熱交換器4と、二酸化炭素回収装置5と、制御装置6とを備えている。温室1は、計測装置1aと、電気装置1bとを備え、二酸化炭素回収装置5は、吸収塔5aと、再生塔5bと、リボイラ5cとを備えている。
図1の二酸化炭素供給システムはさらに、配管等で構成される流路10~14、20~22、30~32、40~42と、電線50~52と、制御弁F1、F2、C1、C2、S1、S2、W1とを備えている。
[温室1]
計測装置1aは、温室1内の状態を示す物理量を計測し、計測した物理量を示す信号を制御装置6に出力する。物理量の例は、温室1内の二酸化炭素濃度、温度、および湿度である。計測装置1aは例えば、二酸化炭素濃度を計測する濃度計と、温度を計測する温度計と、湿度を計測する湿度計とを含んでいる。
電気装置1bは、電気により動作する装置である。電気装置1bは例えば、温室1内の空気を循環させたり、温室1内の状態を調整したりするために使用される。電気装置1bの例は、空気循環器やポンプである。
[動力源2]
動力源2は、温室1の内部または近傍に配置されており、燃料を燃焼させて動力を発生する。動力源2は、例えばガスエンジンやガスタービンである。動力源2から排出された高温の排気ガスは、流路13を介して熱交換器4に高温熱媒として供給される。また、動力源2の機能を維持するために、動力源2は一般に冷却水(例えば常温の水)により冷却される。その結果、冷却水が高温の熱水に変化し、熱水が流路40に排出される。
流路40は、流路41と流路42とに分岐している。流路41に流入した熱水は、温室1に供給され、流路42に流入した熱水は、余剰分として系外に供給される。このようにして、動力源2の熱が熱水として回収され、温室1や系外で利用される。制御弁W1は、流路41に設けられており、温室1への熱水の供給を制御するために使用される。流路41は熱水流路の一例であり、制御弁W1は熱水弁の一例である。
[発電機3]
発電機3は、動力源2に回転軸を介して接続されている。発電機3は、動力源2により駆動されて発電し、発電により得られた電気(電力)を電線50に出力する。
電線50は、電線51と電線52とに分岐している。電線50に出力された電気は、電線51を介して電気装置1bに供給され、電線52を介して余剰分として系外に供給される。このようにして、発電機3で得られた電気が、温室1や系外で利用される。
[熱交換器4]
熱交換器4は、動力源2から排出された排ガスを流路13から受け取り、排ガスと液体の水との熱交換を行う。その結果、液体の水が、排ガスの熱により水蒸気や高温の熱水に変化する。熱交換器4は、熱交換後の排ガスを流路14に排出し、熱交換により発生した水蒸気を流路30に排出する。なお、熱交換器4に流入する液体の水は、水蒸気を伴っていてもよい。
流路30は、流路31と流路32とに分岐している。流路31に流入した水蒸気は、リボイラ5cに供給され、流路32に流入した水蒸気は、余剰分として系外に供給される。このようにして、熱交換器4で発生した水蒸気が、リボイラ5cや系外で利用される。制御弁S1は、流路31に設けられており、リボイラ5cへの水蒸気の供給を制御するために使用される。制御弁S2は、流路32に設けられており、系外への水蒸気の供給を制御するために使用される。
一方、熱交換により発生した熱水は、例えば流路40に排出される。この熱水は、動力源2から排出された熱水と同様に、流路41を介して温室1に供給され、流路42を介して系外に供給される。このようにして、熱交換器4で発生した熱水が、温室1や系外で利用される。
[二酸化炭素回収装置5]
吸収塔5aは、熱交換器4から排出された排ガスを流路14から受け取り、排ガス中の二酸化炭素ガスを吸収液に吸収させる。吸収液は、例えばアミン系吸収液(水溶液)である。二酸化炭素ガスを吸収した吸収液(リッチ液)は、吸収塔5aから排出され、再生塔5bに導入される。一方、二酸化炭素ガスが除去された排ガスは、吸収塔5aから流路10に排出される。この排ガスは一般に窒素酸化物を含有しているため、この窒素酸化物を流路10上の脱硝装置により除去することが望ましい。窒素酸化物は例えば、アンモニア類を用いて脱硝される。
流路10は、流路11と流路12とに分岐している。流路11に流入した排ガスは、系外に排出され、流路12に流入した排ガスは、温室1に供給される。このようにして、排ガス中に残存する二酸化炭素ガスが、温室1で利用される。制御弁F1は、流路11に設けられており、系外への排ガスの排出を制御するために使用される。制御弁F2は、流路12に設けられており、温室1への排ガスの供給を制御するために使用される。流路12は第1排ガス流路の一例であり、制御弁F2は第1排ガス弁の一例である。
リボイラ5cは、熱交換器4で発生した水蒸気を流路31から受け取り、再生塔5bから排出された吸収液を、水蒸気の熱を利用して加熱する。その結果、吸収液から水蒸気と二酸化炭素ガスが放出される。吸収液から放出された水蒸気と二酸化炭素ガスは、吸収液と共に再生塔5bに戻される。一方、吸収液を加熱した水蒸気は、流路31を介して熱交換器4に戻される。
再生塔5bは、リボイラ5cから受け取った水蒸気と二酸化炭素ガスの熱を利用して、吸収塔5aからの吸収液を加熱する。その結果、吸収液から二酸化炭素ガスと水蒸気が放出され、これらの二酸化炭素ガスと水蒸気が流路20に排出される。二酸化炭素ガスを放出した吸収液(リーン液)は、再生塔5bから排出され、吸収塔5aに戻される。
流路20には、水蒸気を水に戻す凝縮器と、二酸化炭素ガスを水と分離する気液分離器が設けられている。その結果、流路20から分岐した流路21と流路22に、高濃度の二酸化炭素ガスが流入する。流路21内の二酸化炭素ガスは系外に供給され、流路22内の二酸化炭素ガスは温室1に供給される。このようにして、吸収液から放出された二酸化炭素ガスが、温室1や系外で利用される。制御弁C1は、流路21に設けられており、系外への二酸化炭素ガスの供給を制御するために使用される。制御弁C2は、流路22に設けられており、温室1への二酸化炭素ガスの供給を制御するために使用される。流路22は第1ガス流路の一例であり、制御弁C2は第1ガス弁の一例である。
[制御装置6]
制御装置6は、二酸化炭素供給システムの種々の動作を制御する。制御装置6の例は、プロセッサ、電気回路、PC(Personal Computer)などである。制御装置6は例えば、制御弁F1、F2、C1、C2、S1、S2、W1の開度や、電気装置1bの動作を制御する。これにより、温室1への熱水、排ガス、二酸化炭素ガスの供給や、リボイラ5cへの水蒸気の供給や、発電機3からの電気による電気装置1bの動作を制御することが可能となる。
制御装置6は、計測装置1aにより計測された物理量に基づいて、二酸化炭素供給システムの動作を制御することができる。例えば、制御装置6は、計測された二酸化炭素濃度に基づいて制御弁F2や制御弁C2を制御することで、温室1内の二酸化炭素濃度を調整することができる。また、制御装置6は、計測された温度や濃度に基づいて制御弁W1を制御することで、温室1内の温度や湿度を調整することができる。また、制御装置6は、計測された二酸化炭素濃度が高すぎる場合に、温室1内の二酸化炭素濃度を下げるために動力源2の回転数を低下させることや、これに伴う発電機3の出力低下に対処するために電気装置1bの消費電力を低減することができる。これは、計測された温度または湿度が高すぎる場合にも同様に適用可能である。
以下、図1の二酸化炭素供給システムの動作をより詳細に説明する。
流路12から温室1に供給される排ガスは、低濃度の二酸化炭素(CO)を含有している。この排ガスのCO濃度は、例えば0.5~1.5%であり、具体的には1.0%程度(10000ppm程度)である。このような低CO濃度の排ガスは、温室1全体に供給して、温室1全体のCO濃度を調整するのに適している。よって、本実施形態の制御装置6は、温室1全体のCO濃度を調整するために、流路12上の制御弁F2の開度を制御する。本実施形態では例えば、制御弁F2を常時開放して、流路12から温室1に排ガスを供給し続けてもよい。
計測装置1aは、温室1内の典型的なCO濃度を計測可能な位置に設置されることが望ましい。本実施形態の制御装置6は、この計測装置1aにより計測されるCO濃度が0.1~0.2%(1000~2000ppm)に保持されるように、制御弁F2の開度を制御する。これにより、温室1内のCO濃度を、光合成を促進するのに適した値に制御することが可能となる。
流路12内の排ガスの温度は、例えば35~45℃であり、具体的には40℃程度である。このような排ガスによれば、温室1内の温度を大きく変えずに、温室1内のCO濃度を制御することができる。温室1内の温度は、流路41から温室1に供給される熱水を制御弁W1により調整することで制御可能である。
一方、流路22から温室1に供給される二酸化炭素ガスは、高濃度のCOを含有している。この二酸化炭素ガスのCO濃度は、例えば99%以上である。このような高CO濃度の二酸化炭素ガスは、光合成を行う葉のそばに少量を供給することが望ましい。これにより、この二酸化炭素ガスを効率よく利用することが可能となる。
この場合、計測装置1aはさらに、葉のそばのCO濃度を計測する濃度計を含んでいてもよい。制御装置6は、この濃度計により計測されるCO濃度が所定値または所定範囲に維持されるように、流路22上の制御弁C2の開度を制御する。
また、計測装置1aは、温室1内の典型的な温度や湿度を計測可能な位置に設置されることが望ましい。制御装置6は、この計測装置1aにより計測される温度や湿度が光合成に適した値に保持されるように、流路41上の制御弁W1の開度を制御して、温室1に供給する熱水の量を制御する。これにより、温室1内の温度や湿度を、光合成を促進するのに適した値に制御することが可能となる。流路41内の熱水の温度は、例えば60℃程度である。
なお、温室1内のCO濃度、温度、および湿度は、温室1内の空気を循環させながら制御してもよいし、温室1内の空気を換気しながら制御してもよい。
以上のように、本実施形態の二酸化炭素供給システムは、吸収塔5aからの排ガスにより温室1内のCO濃度を制御する。よって、本実施形態によれば、低CO濃度の排ガスにより温室1内のCO濃度を適切に制御することが可能となる。
また、本実施形態の二酸化炭素供給システムは、再生塔5bからの二酸化炭素ガスにより温室1内のCO濃度を制御する。よって、本実施形態によれば、高CO濃度の二酸化炭素ガスにより温室1内のCO濃度を適切に制御することが可能となる。
また、本実施形態の二酸化炭素供給システムは、動力源2や熱交換器4からの熱水により温室1内の温度や湿度を制御する。よって、本実施形態によれば、熱水を有効利用することで温室1内の温度や湿度を制御することが可能となる。
本実施形態によれば、温室1での植物栽培において、効率よく温室1に電気、熱、二酸化炭素を供給することや、余剰の電気、熱、二酸化炭素を系外で有効活用することが可能となる。
(第2実施形態)
図2は、第2実施形態の二酸化炭素供給システムの構成を示す模式図である。
図2の二酸化炭素供給システムは、図1に示す構成要素に加え、流路13から分岐した流路15と、流路15に設けられた制御弁F3とを備えている。流路15は第2排ガス流路の一例であり、制御弁F3は第2排ガス弁の一例である。
流路15は、動力源2から熱交換器4へと向かう流路13を流れる排ガスを温室1に供給するように設置されている。制御弁F3は、流路15から温室1への排ガスの供給を制御するために使用される。制御弁F3が開放されると、流路13を流れる排ガスの一部が流路15を介して温室1に供給される。流路15には脱硝装置を設けてもよい。制御弁F3の開度は、制御装置6により制御される。
流路15から温室1に供給される排ガスは、高濃度のCOを含有している。この排ガスのCO濃度は、例えば数%~十数%であり、具体的には10.0%程度(100000ppm程度)である。このような高CO濃度の二酸化炭素ガスは、光合成を行う葉のそばに少量を供給することが望ましい。これにより、この二酸化炭素ガスを効率よく利用することが可能となる。
この場合、計測装置1aはさらに、葉のそばのCO濃度を計測する濃度計を含んでいてもよい。制御装置6は、この濃度計により計測されるCO濃度が所定値または所定範囲に維持されるように、流路15上の制御弁F3の開度を制御する。
ただし、流路15の排ガスのCO濃度は高濃度とはいっても、流路22の二酸化炭素ガスのCO濃度よりは低濃度である。よって、流路15の排ガスは、流路12の排ガスと同様に、温室1全体のCO濃度を調整するために使用してもよい。この場合、制御装置6は、計測装置1aにより計測される温室1内の典型的なCO濃度が0.1~0.2%(1000~2000ppm)に保持されるように、制御弁F3の開度を制御する。流路15の排ガスを温室1全体に供給すると、温室1内のCO濃度が急激に上昇する可能性があることから、流路15の排ガスは、温室1内の空気を換気しながら温室1に供給することが望ましい。一方、流路15の排ガスを温室1全体に供給する時間が短い場合などには、必ずしも温室1内の空気を換気しなくともよい。
動力源2から直接取り出した流路15の排ガスの温度は、例えば数100℃である。しかし、温室1に併設される動力源2は比較的小型であることが多く、その排ガス流量は多くないため、温室1に導入されると比較的速やかに温度が低下する。このような排ガスによれば、例えば温室1が冷え切っている場合に、温室1内の温度を速やかに上昇させることが可能となる。一方、温室1内の温度を大きく変えたくない場合には、流路15の排ガスは、温室1内の空気を換気しながら温室1に供給することが望ましい。
以上のように、本実施形態の二酸化炭素供給システムは、動力源2からの排ガスにより温室1内のCO濃度を制御する。よって、本実施形態によれば、CO濃度や温度がある程度高い排ガスにより温室1内のCO濃度や温度を適切に制御することが可能となる。
(第3実施形態)
図3は、第3実施形態の二酸化炭素供給システムの構成を示す模式図である。
図3の二酸化炭素供給システムは、図1に示す構成要素に加え、流路14から分岐した流路16と、流路16に設けられた制御弁F4とを備えている。流路16は第3排ガス流路の一例であり、制御弁F4は第3排ガス弁の一例である。
流路16は、熱交換器4から吸収塔5aへと向かう流路14を流れる排ガスを温室1に供給するように設置されている。制御弁F4は、流路16から温室1への排ガスの供給を制御するために使用される。制御弁F4が開放されると、流路14を流れる排ガスの一部が流路16を介して温室1に供給される。流路16には脱硝装置を設けてもよい。制御弁F4の開度は、制御装置6により制御される。
流路16から温室1に供給される排ガスは、高濃度のCOを含有している。この排ガスのCO濃度は、例えば数%~十数%であり、具体的には10.0%程度(100000ppm程度)である。このような高CO濃度の二酸化炭素ガスは、光合成を行う葉のそばに少量を供給することが望ましい。これにより、この二酸化炭素ガスを効率よく利用することが可能となる。
この場合、計測装置1aはさらに、葉のそばのCO濃度を計測する濃度計を含んでいてもよい。制御装置6は、この濃度計により計測されるCO濃度が所定値または所定範囲に維持されるように、流路16上の制御弁F4の開度を制御する。
ただし、流路16の排ガスのCO濃度は高濃度とはいっても、流路22の二酸化炭素ガスのCO濃度よりは低濃度である。よって、流路16の排ガスは、流路12の排ガスと同様に、温室1全体のCO濃度を調整するために使用してもよい。この場合、制御装置6は、計測装置1aにより計測される温室1内の典型的なCO濃度が0.1~0.2%(1000~2000ppm)に保持されるように、制御弁F4の開度を制御する。流路16の排ガスを温室1全体に供給すると、温室1内のCO濃度が急激に上昇する可能性があることから、流路16の排ガスは、温室1内の空気を換気しながら温室1に供給することが望ましい。一方、流路16の排ガスを温室1全体に供給する時間が短い場合などには、必ずしも温室1内の空気を換気しなくともよい。
流路16の排ガスの温度は、例えば80~120℃であり、具体的には100℃程度である。このような排ガスによれば、例えば温室1が冷え切っている場合に、温室1内の温度を速やかに上昇させることが可能となる。一方、温室1内の温度を大きく変えたくない場合には、流路16の排ガスは、温室1内の空気を換気しながら温室1に供給することが望ましい。
以上のように、本実施形態の二酸化炭素供給システムは、熱交換器4からの排ガスにより温室1内のCO濃度を制御する。よって、本実施形態によれば、CO濃度や温度がある程度高い排ガスにより温室1内のCO濃度や温度を適切に制御することが可能となる。
(第4実施形態)
図4は、第4実施形態の二酸化炭素供給システムの構成を示す模式図である。
図4の二酸化炭素供給システムは、図1に示す構成要素に加え、流路32から分岐した流路33と、流路33に設けられた制御弁S3とを備えている。流路33は第1水蒸気流路の一例であり、制御弁S3は第1水蒸気弁の一例である。
流路33は、熱交換器4から系外に向かう流路32を流れる水蒸気を温室1に供給するように設置されている。制御弁S3は、流路33から温室1への水蒸気の供給を制御するために使用される。制御弁S3が開放されると、流路32を流れる水蒸気の少なくとも一部が流路33を介して温室1に供給される。制御弁S3の開度は、制御装置6により制御される。
この場合、計測装置1aは、温室1内の典型的な温度や湿度を計測可能な位置に設置されることが望ましい。制御装置6は、この計測装置1aにより計測される温度や湿度が光合成に適した値に保持されるように、流路33上の制御弁S3の開度を制御して、温室1に供給する水蒸気の量を制御する。これにより、温室1内の温度や湿度を、光合成を促進するのに適した値に制御することが可能となる。この水蒸気は例えば、温室1全体の温度や湿度を調整するために、温室1全体に供給される。
温室1内の湿度は、光合成を促進するための要素である。光合成は、葉の裏にある気孔から二酸化炭素が取り込まれることで開始される。また、植物内の水分量を調整するために、葉の周囲の湿度が低いと葉からの水蒸気放散を防ぐために気孔が閉じ、逆に葉の周囲の湿度が高いと気孔が開くことが知られている。二酸化炭素を気孔から取り込ませるためには、温室1内の湿度をある程度高く保ち、気孔を開けておく必要がある。本実施形態によれば、温室1内に水蒸気を供給することで、温室1内の湿度を適切に調整することが可能となる。
なお、制御弁W1が設けられた流路41と、制御弁S3が設けられた流路33に関しては、両方を二酸化炭素供給システムに設置してもよいし、一方のみを二酸化炭素供給システムに設置してもよい。
(第5実施形態)
図5は、第5実施形態の二酸化炭素供給システムの構成を示す模式図である。
図5の二酸化炭素供給システムは、図1に示す構成要素に加え、流路30から分岐した流路34と、流路34に設けられた制御弁S4と、流路34に接続された蒸気タービン7と、蒸気タービン7に接続された流路35とを備えている。流路34は第2水蒸気流路の一例であり、制御弁S4は第2水蒸気弁の一例である。
流路34は、熱交換器4から延伸する流路30を流れる水蒸気を蒸気タービン7に供給するように設置されている。制御弁S4は、流路34から蒸気タービン7への水蒸気の供給を制御するために使用される。制御弁S4が開放されると、流路30を流れる水蒸気の一部が流路34を介して蒸気タービン7に供給される。制御弁S4の開度は、制御装置6により制御される。
蒸気タービン7は、動力源2と発電機3とに回転軸を介して接続されている。発電機3は、動力源2と蒸気タービン7により駆動されて発電し、発電により得られた電気を電線50に出力する。このように、蒸気タービン7は、発電機3を動力源2と共に駆動する第2の動力源として機能する。蒸気タービン7を通過した水蒸気は、流路35に排出され、流路35から流路31に流入する。
本実施形態によれば、熱交換器4からの水蒸気を蒸気タービン7にも供給することで、発電機3による発電量を増加させることが可能となる。
(第6実施形態)
図6は、第6実施形態の二酸化炭素供給システムの構成を示す模式図である。
図6の二酸化炭素供給システムは、図1に示す構成要素に加え、流路20から分岐した流路23と、流路23に設けられた制御弁C3と、流路23に接続された圧縮機8と、圧縮機8に接続された流路24とを備えている。流路23は第2ガス流路の一例であり、制御弁C3は第2ガス弁の一例である。
流路23は、再生塔5bから延伸する流路20を流れる二酸化炭素ガスを圧縮機8に供給するように設置されている。制御弁C3は、流路23から圧縮機8への二酸化炭素ガスの供給を制御するために使用される。制御弁C3が開放されると、流路20を流れる二酸化炭素ガスの一部が流路23を介して圧縮機8に導入される。制御弁C3の開度は、制御装置6により制御される。
圧縮機8は、動力源2と発電機3とに回転軸を介して接続されている。圧縮機8は、動力源2により駆動されることで、流路23から圧縮機8に導入された二酸化炭素ガスを圧縮し、高圧の二酸化炭素ガスを流路24に排出する。その結果、高圧の二酸化炭素ガスが流路24を介して系外に供給される。
本実施形態によれば、系外に供給する二酸化炭素ガスを、利用しやすいように圧縮することが可能となる。さらに、本実施形態によれば、二酸化炭素ガスの圧縮を、二酸化炭素供給システム内の動力源2を利用して実行することが可能となる。
なお、第1から第6実施形態の二酸化炭素供給システムの構成は、互いに組み合わせて適用してもよい。例えば、第1実施形態の二酸化炭素供給システムに、第2実施形態の流路15および制御弁F3と、第3実施形態の流路16および制御弁F4とを設置してもよい。また、第5実施形態の二酸化炭素供給システムに、第6実施形態の圧縮機8等を設置してもよい。
以上、いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例としてのみ提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図したものではない。本明細書で説明した新規なシステムおよび方法は、その他の様々な形態で実施することができる。また、本明細書で説明したシステムおよび方法の形態に対し、発明の要旨を逸脱しない範囲内で、種々の省略、置換、変更を行うことができる。添付の特許請求の範囲およびこれに均等な範囲は、発明の範囲や要旨に含まれるこのような形態や変形例を含むように意図されている。
1:温室、1a:計測装置、1b:電気装置、2:動力源、3:発電機、
4:熱交換器、5:二酸化炭素回収装置、5a:吸収塔、5b:再生塔、
5c:リボイラ、6:制御装置、7:蒸気タービン、8:圧縮機、
10~16、20~24、30~35、40~42:流路、50~52:電線、
F1~F4、C1~C3、S1~S4、W1:制御弁

Claims (8)

  1. 燃料を燃焼させて動力を発生する動力源と、
    前記動力源により駆動されて発電し、前記発電により得られた電気を温室内の電気装置に供給する発電機と、
    前記動力源から排出された排ガスの熱を利用して水蒸気を発生させる熱交換器と、
    前記熱交換器から排出された前記排ガス中の二酸化炭素ガスを吸収液に吸収させる吸収塔と、
    前記熱交換器で発生した前記水蒸気の熱を利用して、前記吸収液から前記二酸化炭素ガスを放出させる再生塔と、
    前記吸収塔内で前記二酸化炭素ガスが除去され前記吸収塔から排出された前記排ガスを前記温室に供給する第1排ガス流路と、
    前記第1排ガス流路に設けられた第1排ガス弁と、
    前記動力源を冷却することで発生した熱水、および/または、前記熱交換器で前記水蒸気と共に発生した熱水を、前記温室に供給する熱水流路と、
    前記熱水流路に設けられ熱水弁と、
    前記温室内の計測装置により計測された前記温室内の二酸化炭素濃度と、前記温室内の温度および湿度とに基づいて、前記第1排ガス弁と、前記熱水弁とをそれぞれ制御する制御装置と、
    を備える二酸化炭素供給システム。
  2. 前記再生塔から排出された前記二酸化炭素ガスを前記温室に供給する第1ガス流路と、
    前記第1ガス流路に設けられ、前記温室内の前記計測装置により計測された前記温室内の前記二酸化炭素濃度に基づいて前記制御装置により制御される第1ガス弁と、
    を備える請求項に記載の二酸化炭素供給システム。
  3. 前記動力源から前記熱交換器へと向かう流路を流れる前記排ガスを前記温室に供給する第2排ガス流路と、
    前記第2排ガス流路に設けられ、前記制御装置により制御される第2排ガス弁と、
    を備える請求項またはに記載の二酸化炭素供給システム。
  4. 前記熱交換器から前記吸収塔へと向かう流路を流れる前記排ガスを前記温室に供給する第3排ガス流路と、
    前記第3排ガス流路に設けられ、前記制御装置により制御される第3排ガス弁と、
    を備える請求項からのいずれか1項に記載の二酸化炭素供給システム。
  5. 前記温室は、前記温室内の温度および湿度を計測する計測装置を備え、
    前記熱交換器で発生した前記水蒸気を前記温室に供給する第1水蒸気流路と、
    前記第1水蒸気流路に設けられ、前記計測装置により計測された前記温度および前記湿度に基づいて前記制御装置により制御される第1水蒸気弁と、
    を備える請求項からのいずれか1項に記載の二酸化炭素供給システム。
  6. 前記発電機を前記駆動源と共に駆動する蒸気タービンと、
    前記熱交換器で発生した前記水蒸気を前記蒸気タービンに供給する第2水蒸気流路と、
    前記第2水蒸気流路に設けられ、前記制御装置により制御される第2水蒸気弁と、
    を備える請求項からのいずれか1項に記載の二酸化炭素供給システム。
  7. 前記動力源により駆動されることで、前記再生塔から排出された前記二酸化炭素ガスを圧縮する圧縮機と、
    前記再生塔からの前記二酸化炭素ガスを前記圧縮機に供給する第2ガス流路と、
    前記第2ガス流路に設けられ、前記制御装置により制御される第2ガス弁と、
    を備える請求項からのいずれか1項に記載の二酸化炭素供給システム。
  8. 動力源が、燃料を燃焼させて動力を発生し、
    発電機が、前記動力源により駆動されて発電し、前記発電により得られた電気を温室内の電気装置に供給し、
    熱交換器が、前記動力源から排出された排ガスの熱を利用して水蒸気を発生させ、
    吸収塔内で、前記熱交換器から排出された前記排ガス中の二酸化炭素ガスを吸収液に吸収させ、
    再生塔内で、前記熱交換器で発生した前記水蒸気の熱を利用して、前記吸収液から前記二酸化炭素ガスを放出させ、
    前記温室内の計測装置により計測された前記温室内の二酸化炭素濃度と、前記温室内の温度および湿度とに基づいて、第1排ガス流路に設けられた第1排ガス弁と、熱水流路に設けられた熱水弁とをそれぞれ制御装置により制御することで、前記吸収塔内で前記二酸化炭素ガスが除去され前記吸収塔から排出された前記排ガスを前記第1排ガス流路を介して前記温室に供給し、前記動力源を冷却することで発生した熱水、および/または、前記熱交換器で前記水蒸気と共に発生した熱水を、前記熱水流路を介して前記温室に供給する、
    ことを含む二酸化炭素供給方法。
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