JP7215835B2 - 顕微鏡のための液浸対物レンズ - Google Patents

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Description

本発明は、顕微鏡のための液浸対物レンズに関する。この液浸対物レンズは、正の屈折力の第1のレンズグループと、正の屈折力の第2のレンズグループと、負の屈折力の第3のレンズグループと、正の屈折力の第4のレンズグループと、を含んでおり、これらのレンズグループはこの順序で、対象物側から配置されている。ここで第2のレンズグループは、球面収差に関する補正作用を得るために、第2のレンズグループと第1のレンズグループとの間の間隔と、第2のレンズグループと第3のレンズグループとの間の間隔と、の総計が一定であるように、光軸に沿って動かされる。
従来技術から、顕微鏡のための特定の液浸対物レンズが公知であり、これによって操作者は、試料空間の可変の光学的な特性によって生じてしまう結像エラーを補正することができる。このような結像エラーは、たとえば球面収差であり、これは、使用されている浸液の濃度の変動によって、または観察されるべき試料の生物学的な構造の不均一性によって生じてしまう。特に、開口数が高い対物レンズの場合、動作間隔が大きい場合および対物レンズと試料との間のビーム路における屈折率の差が大きい場合、しばしば、大きい球面収差が生じてしまう。
米国特許第8705178号明細書(US 8 705 178 B2)から、正の屈折力の第1のレンズグループと、正の屈折力の第2のレンズグループと、負の屈折力の第3のレンズグループと、正の屈折力の第4のレンズグループと、を含んでいる、顕微鏡のための対物レンズが公知であり、これらのレンズグループは、この順序で、対象物側から配置されている。第2のレンズグループは、球面収差を補正するために、光軸に沿って動く補正用構成部分を形成する。ここで、第2のレンズグループは、対物レンズの総合屈折力とほぼ同じまたは対物レンズの総合屈折力よりも大きい屈折力を有している。しかしこの対物レンズは、液浸対物レンズとしての使用に適していない。
同様に、唯一の、光軸に沿って動く補正用構成部分を有しているさらなる対物レンズが、米国特許第5940220号明細書(US 5 940 220 B2)から公知である。上述した対物レンズと比べて、ここでは、光軸に沿って動く補正用構成部分の屈折力は、対物レンズの総合屈折力に対して小さい。補正作用は、補正用構成部分がシフトすることによって変化する、拡散性または収束性のビーム路内の補正用構成部分の位置から得られる。補正用構成部分のこの比較的小さい屈折力は、大きい補正作用を得るために、対物レンズが長い、構造的な長さを有していなければならず、かつ対物レンズの直径がこの構造的な長さとともに増大するという欠点を有している。これは多くの顕微鏡用途において欠点である。
最後に、独国特許出願公開第102004051357号明細書(DE 10 2004 051 357 A1)から、球面収差を補正するために複数のレンズグループが動かされる液浸対物レンズが公知である。このような構造の特徴は、機構的な複雑性が高いということであり、この複雑性は高い製造コストと、修理に対する高い脆弱性とを伴う。
このような従来技術から出発して、本発明の課題は、操作者が球面収差を確実に補正することを可能にする、簡易かつコンパクトに構成される液浸対物レンズを提供することである。
上述の課題は、正の屈折力の第1のレンズグループと、正の屈折力の第2のレンズグループと、負の屈折力の第3のレンズグループと、正の屈折力の第4のレンズグループと、を含んでおり、これらのレンズグループが、この順序で、対象物側から配置されている、顕微鏡のための液浸対物レンズによって解決される。ここで第2のレンズグループは、球面収差に関する補正作用を得るために、第2のレンズグループと第1のレンズグループとの間の間隔と、第2のレンズグループと第3のレンズグループとの間の間隔と、の総計が一定であるように、光軸に沿って動かされ、ここで、第2のレンズグループの補正作用は、零とこの液浸対物レンズの公称開口との間にある中間開口数に相当する光入射に対する球面収差が最小化されているように予め定められている。
第2のレンズグループの補正作用の上述した要求事項は、次のことを意味する。すなわち、本発明の液浸対物レンズにおいては、第2のレンズグループが、球面収差の補正のために、光軸に沿って動かされるときに、零と液浸対物レンズの公称開口との間の中間開口数に相当する、光軸に対する開口角または光軸上の高さで液浸対物レンズに入射する光ビームの像側の焦点距離が実質的に変化しないで保たれる、ということを意味する。液浸対物レンズの公称開口はここで、最大開口数を規定する。上述した要求事項は、第2のレンズグループが動く際に、最良の設定面、すなわち場合によっては依然として存在している球面収差を考慮して最良に調整された焦点位置が変化しないで保たれるように、近軸焦点の位置が変化することを保証する。特にこれは、液浸対物レンズの点拡がり関数、略してPSFが、第2のレンズグループの位置調整時に、実質的に位置固定されたままである、ということを意味する。これによって本発明の液浸対物レンズは、特に、共焦点顕微鏡検査において、良好に使用可能になる。さらに、本発明の液浸対物レンズは、良好に、ライトシート顕微鏡検査において使用される。なぜなら、シート照明を伴う、本発明の液浸対物レンズによって規定される検出面の、予め存在している共平面性が、第2のレンズグループの位置調整時に存在し続けるからである。
中間開口数は、有利な構成では、液浸対物レンズの公称開口の0.65倍~0.75倍の開口領域にある。この領域は特に、共焦点顕微鏡検査における使用の場合に有利であることが判明している。
有利な構成では、第2のレンズグループの屈折力Dは、最小で、対物レンズの総合屈折力Dの10分の1であり、最大で3分の1である。
Figure 0007215835000001
一方では、これによって、第2のレンズグループの屈折力は、総合屈折力に比べて、PSFの位置に対するその影響がほぼ無視できる程度に小さくなる。他方では、第2のレンズグループの屈折力は十分に大きく、したがってコンパクトな構造、特に対物レンズの短い構造的な長さと同時に、十分な補正作用が得られる。
第1のレンズグループは、有利な構成では、正の屈折力の第1のレンズと、負の屈折力の第2のレンズと、正の屈折力の第3のレンズと、を含んでおり、これらのレンズは、この順序で、対象物側から配置されており、ここで第1のレンズは第2のレンズと貼り合わされている。
特に有利な構成では第1のレンズは平凸レンズであり、第2のレンズはメニスカスレンズであり、第3のレンズは両凸レンズである。
有利な構成では、第2のレンズグループは、相互に貼り合わされている、負の屈折力の第4のレンズと、正の屈折力の第5のレンズと、を含んでいる。
有利な実施形態では、第4のレンズはメニスカスレンズであり、第5のレンズは両凸レンズである。
第3のレンズグループは、さらなる有利な構成において、有利には両凸レンズである正の屈折力の第6のレンズと、有利には両凹レンズである、負の屈折力の第7のレンズと、を含んでおり、これらのレンズは、この順序で、対象物側から配置されており、かつ相互に貼り合わされている。この構成によって、補正用構成部分として、第3のレンズグループが、特に色消しレンズとして実現され、これによって色収差が補正される。
さらなる有利な構成において、第4のレンズグループは、負の屈折力の第8のレンズと、正の屈折力の第9のレンズと、を含んでおり、これらのレンズは、この順序で、対象物側から配置されている。第8のレンズおよび第9のレンズは、特に有利な構成では、それぞれメニスカスレンズとして構成されている。
有利な発展形態では、液浸対物レンズは、手動で操作可能な駆動部を有しており、この駆動部によって、第2のレンズグループが光軸に沿って動かされる。手動の駆動部はたとえば、ローレットリングによって形成されており、ローレットリングの回転は、伝動装置によって、第2のレンズグループの長手方向運動に変換される。
さらなる有利な発展形態では、液浸対物レンズはモータによる駆動部を有しており、この駆動部によって、第2のレンズグループが光軸に沿ってモータで動かされる。この駆動部はたとえば、伝動装置を介してカーブ要素を動かすモータを含んでいる。駆動部の択一的な構成においては、第2のレンズグループがネジ付きスピンドルおよびナットを用いて、またはラックを用いて、モータで動かされてもよい。
本発明はさらに、上述したような液浸対物レンズを備える顕微鏡、特に共焦点顕微鏡、多光子顕微鏡またはライトシート顕微鏡を提供する。
本発明のさらなる特徴および利点は、本発明を添付の図面に関連して、実施例に基づいて詳細に説明している以降の明細書に記載されている。
液浸対物レンズの実施例の概略的な断面図 種々の補正設定に対する、開口数に関連する、図1に示された液浸対物レンズに入射する光ビームの球面収差 図1に示された液浸対物レンズを有している顕微鏡の実施例の概略図
図1は、実施例として、液浸対物レンズ10を、光軸Oに沿った断面で示している。
液浸対物レンズ10は、試料42が配置されている試料空間44に向けられている。試料空間44内には、浸液40、たとえば水、グリセリンまたは特別な液浸オイルが存在している。
液浸対物レンズ10は、正の屈折力の第1のレンズグループ12と、正の屈折力の第2のレンズグループ14と、負の屈折力の第3のレンズグループ16と、正の屈折力の第4のレンズグループ18と、を含んでおり、これらのレンズグループは、この順序で、試料42から、すなわち対象物側から配置されている。ここで第2のレンズグループ14だけが、球面収差の補正のために可動に構成されている。すなわち、第1のレンズグループ12、第3のレンズグループ16および第4のレンズグループ18は固定されている。
第1のレンズグループ12は、対象物側から見て、対象物側の平らな面F1および像側の凸状の面F2を備える、正の屈折力の第1のレンズ20と、対象物側の凹状の面F3および像側の凸状の面F4を備える、負の屈折力の第2のレンズ22と、2つの凸状の面F5およびF6を備える、正の屈折力の第3のレンズ24と、を含んでおり、ここで第1のレンズ20の凸状の面F2と第2のレンズ22の凹状の面F3とは相互に貼り合わされている。第2のレンズ22は、対象物側で斜角面23を有している。
第2のレンズグループ14は、対象物側から見て、対象物側で凸状の面F7を備え、像側で凹状の面F8を備える、負の屈折力の第4のレンズ26と、2つの凸状の面F9およびF10を備える、正の屈折力の第5のレンズ28と、を含んでおり、ここで第4のレンズ26の凹状の面F8と第5のレンズ28の対象物側の面F9とは相互に貼り合わされている。第2のレンズグループ14はこのようにして、唯一の補正用構成部分を形成している。補正用構成部分としての第2のレンズグループ14のこのような構成によって、コンパクトな対物レンズ構造が得られる。なぜなら、球面収差の補正のために、1つのレンズ構成部分だけが動かされればよいからである。
第3のレンズグループ16は、対象物側から見て、2つの凸状の面F11およびF12を備える、正の屈折力の第6のレンズ30と、2つの凹状の面F13およびF14を備える、負の屈折力の第7のレンズ32と、を含んでおり、ここで第6のレンズ30の像側の面F12と第7のレンズ32の対象物側の面F13とは相互に貼り合わされている。両凹レンズ32は、像側で斜角面33を有している。
第4のレンズグループ18は、対象物側から見て、対象物側で凹状の面F17を備え、像側で凸状の面F18を備える、負の屈折力の第8のレンズ34と、対象物側で凹状の面F19を備え、像側で凸状の面F20を備える、正の屈折力の第9のレンズ36と、を含んでいる。図1に示された実施例では、第8のレンズ34は、像側で斜角面35を有している。
表1は、図1に示された対物レンズ10のレンズデータを示している。各レンズ面の曲率半径もしくは後続の面に対する間隔は、単位mmで示されている。さらに、表1には、546.073nmの波長のもとでの、使用されているガラスの屈折率nと、アッベ数vと、が示されている。これらの面は、対象物側から順に番号付けされている。さらに、図1において使用されている参照符号が示されている。
第2のレンズグループ14は、光軸Oに沿って運動可能であるので、レンズ面F6とF7との間の間隔、ならびにレンズ面F10とF11との間の間隔は可変である。これらは図1および表1において参照符号V1もしくはV2で示されている。それらの総計は一定であり、図示の実施例では7.33mmである。
Figure 0007215835000002
操作者がたとえば、図1に図示されていないローレットリングを操作することによって、第2のレンズグループ14を光軸Oに沿って動かすことで、試料空間44内の可変の光学的な特性によって生じる結像エラー、特に球面収差が補正される。このような結像エラーの原因は、特に、使用されている浸液40の濃度の変動または試料42の生物学的な構造における不均一性である。
第2のレンズグループ14の屈折力Dは、最小で、液浸対物レンズ10の総合屈折力Dの10分の1であり、最大で3分の1である。コンパクトな構造、特に、大きい補正作用と同時に液浸対物レンズ10の短い構造的な長さを実現するために、上述した最大値付近の第2のレンズグループ14の高い屈折力が有利である。
第1のレンズグループ12と第2のレンズグループ14との間の間隔V1、もしくは第2のレンズグループ14と第3のレンズグループ16との間の間隔V2は、特に、使用されている浸液40に応じて、操作者によって整合されてよい。浸液40が水の場合には、図示の実施例では、値V1=6.53mmおよびV2=0.80mmを有する最適な補正状態が得られる。グリセリンが浸液40として使用される場合には、値V1=5.81mmおよびV2=1.52mmである。表1では、例示的に、浸液40として水を使用する場合に生じる値が示されている。
図2は、第2のレンズグループ14の種々の補正設定に対する、液浸対物レンズ10の、量Δzによって特徴付けされる球面収差を概略的に示している。これは開口数NAに関連し、特にNAの二乗の関数である。この量Δzは具体的に、近軸の画像点からの像側の焦点距離の偏差を示している。
部分図2a)は、球面収差がほぼ補正されている、第2のレンズグループ14の最適な状態、すなわち第2のレンズグループ14の位置に対する液浸対物レンズ10の球面収差Δzを示している。
部分図2b)は、像側で最適な状態の第2のレンズグループ14の位置に対する液浸対物レンズ10の球面収差Δzを示している。この状態では、図示の実施例において、開口数が小さい領域が過度に補正されている。液浸対物レンズ10の公称開口の近傍の、開口数が大きい領域の補正は不足している。
部分図2c)は、対象物側で最適な状態の第2のレンズグループ14の位置に対する液浸対物レンズ10の球面収差Δzを示している。部分図2b)にしたがった設定とは異なり、ここでは、開口数が小さい領域の補正が不足している。他方で、液浸対物レンズ10の公称開口の近傍の、開口数が大きい領域は過度に補正されている。
本発明では、零と液浸対物レンズ10の公称開口との間の開口領域に位置する中間開口数NAに対する球面収差Δzが最小化されている。図示の実施例では、選択された開口数は、液浸対物レンズ10の公称開口の0.7倍である。
図3は、概略図において、顕微鏡100の実施例を示している。この顕微鏡は、図1に示された液浸対物レンズ10を有している。
顕微鏡100の照明ビーム路101には、光源102、視野絞り104、照明レンズ106、ダイクロックビームスプリッタ108、液浸対物レンズ10および浸液40が配置されている。光源102は照明光を発する。この照明光は特に、蛍光を発するように試料42を励起する光であってよい。照明光は視野絞り104によって空間的に制限され、照明レンズ106の通過後に、ダイクロックビームスプリッタ108に入射する。ダイクロックビームスプリッタ108は、ダイクロックビームスプリッタが照明光を液浸対物レンズ10に向けるように配置されている。液浸対物レンズ10および浸液40を通過した後、照明光は試料42に達する。
顕微鏡100の検出ビーム路103では、対象物側から見て、浸液40、液浸対物レンズ10、ダイクロックビームスプリッタ108およびチューブレンズ110が配置されている。液浸対物レンズ10の焦点面Fに配置されている試料42は、検出光を発する。これは特に、蛍光であってよい。検出光は、浸液40および液浸対物レンズ10を通過した後、検出光を透過させるダイクロックビームスプリッタ108に入射する。ビームスプリッタ108を通過した後、検出光はチューブレンズ110に入射する。チューブレンズは、検出光を像平面B上で結束し、ここでこのようにして試料42の像が作成される。
液浸対物レンズ10には、一般的に、参照番号50が付けられた駆動部が配置されている。この駆動部50によって操作者は、結像エラー、特に球面収差を補正することができる。駆動部50はたとえばローレットリングであり、ローレットリングの回転は、図3に示されていない伝動装置によって、液浸対物レンズ10の補正用構成部分を形成する第2のレンズグループ14の、光軸Oに沿った動きに変換され、これによって、所望の補正作用が得られる。択一的に、第2のレンズグループ14が駆動部50によってモータで動かされてよい。このために、駆動部50はたとえば、伝動装置を介してカーブ要素を動かすモータを含んでおり、これによって、第2のレンズグループ14を光軸Oに沿ってシフトさせることができる。択一的に第2のレンズグループ14が、ネジ付きスピンドルおよびナットを用いて、またはラックを用いて、モータで動かされてもよい。
10 液浸対物レンズ
12 第1のレンズグループ
14 第2のレンズグループ
16 第3のレンズグループ
18 第4のレンズグループ
20,24,26,28,30,32,34,36 レンズ
23,33,35 斜角面
40 浸液
42 試料
44 試料空間
F1-F18 レンズ面
50 駆動部
100 顕微鏡
101 照明ビーム路
102 光源
103 検出ビーム路
104 視野絞り
106 照明レンズ
108 ダイクロックビームスプリッタ
110 チューブレンズ
B 像平面
F 焦点面
O 光軸

Claims (10)

  1. 顕微鏡(100)のための液浸対物レンズ(10)であって、
    前記液浸対物レンズ(10)は、正の屈折力の第1のレンズグループ(12)と、正の屈折力の第2のレンズグループ(14)と、負の屈折力の第3のレンズグループ(16)と、正の屈折力の第4のレンズグループ(18)と、からなり
    前記第1のレンズグループ(12)、前記第2のレンズグループ(14)、前記第3のレンズグループ(16)および前記第4のレンズグループ(18)は、対象物側から記載の順序で配置されており、
    前記第1のレンズグループ(12)は、正の屈折力の第1のレンズ(20)と、負の屈折力の第2のレンズ(22)と、正の屈折力の第3のレンズ(24)と、からなり
    前記第1のレンズ(20)、前記第2のレンズ(22)および前記第3のレンズ(24)は、対象物側から記載の順序で配置されており、
    前記第1のレンズ(20)は、前記第2のレンズ(22)と貼り合わされており、
    前記第1のレンズ(20)は、平凸レンズであり、前記第2のレンズ(22)は、メニスカスレンズであり、前記第3のレンズ(24)は、両凸レンズであり、
    前記第2のレンズグループ(14)は、球面収差に関する補正作用を得るために、前記第2のレンズグループ(14)と前記第1のレンズグループ(12)との間の間隔(V1)と、前記第2のレンズグループ(14)と前記第3のレンズグループ(16)との間の間隔(V2)と、の総計が一定であるように、光軸(O)に沿って可動であり、
    前記第3のレンズグループ(16)は、正の屈折力の第6のレンズ(30)と、負の屈折力の第7のレンズ(32)と、からなり、
    前記第6のレンズ(30)および前記第7のレンズ(32)は、対象物側から記載の順序で配置されており、前記第6のレンズ(30)と前記第7のレンズ(32)とは、相互に貼り合わされており、
    前記第4のレンズグループ(18)は、負の屈折力の第8のレンズ(34)と、正の屈折力の第9のレンズ(36)と、からなり、
    前記第8のレンズ(34)および前記第9のレンズ(36)は、対象物側から記載の順序で配置されており、
    前記第2のレンズグループ(14)の補正作用は、零と前記液浸対物レンズ(10)の公称開口との間にある中間開口数に相当する光入射に対する球面収差が最小化されているように予め定められていることを特徴とする、
    顕微鏡(100)のための液浸対物レンズ(10)。
  2. 前記中間開口数は、前記液浸対物レンズ(10)の公称開口の0.65倍~0.75倍の開口領域にある、
    請求項1記載の顕微鏡(100)のための液浸対物レンズ(10)。
  3. 前記第2のレンズグループ(14)の屈折力は、最小で、前記液浸対物レンズ(10)の総合屈折力の10分の1であり、最大で3分の1である、
    請求項1または2記載の顕微鏡(100)のための液浸対物レンズ(10)。
  4. 前記第2のレンズグループ(14)は、相互に貼り合わされている、負の屈折力の第4のレンズ(26)と、正の屈折力の第5のレンズ(28)と、からなる
    請求項1から3までのいずれか1項記載の顕微鏡(100)のための液浸対物レンズ(10)。
  5. 前記第4のレンズ(26)は、メニスカスレンズであり、前記第5のレンズ(28)は、両凸レンズである、
    請求項4記載の顕微鏡(100)のための液浸対物レンズ(10)。
  6. 前記第6のレンズ(30)は、両凸レンズであり、前記第7のレンズ(32)は、両凹レンズである、
    請求項1から5までのいずれか1項記載の顕微鏡(100)のための液浸対物レンズ(10)。
  7. 前記第8のレンズ(34)および前記第9のレンズ(36)は、それぞれメニスカスレンズとして構成されている、
    請求項1から6までのいずれか1項記載の顕微鏡(100)のための液浸対物レンズ(10)。
  8. 手動で操作可能な駆動部(50)を有しており、前記駆動部(50)によって、前記第2のレンズグループ(14)が前記光軸(O)に沿って可動である、
    請求項1から7までのいずれか1項記載の顕微鏡(100)のための液浸対物レンズ(10)。
  9. モータによる駆動部(50)を有しており、前記駆動部(50)によって、前記第2のレンズグループ(14)が前記光軸(O)に沿って可動である、
    請求項1から7までのいずれか1項記載の顕微鏡(100)のための液浸対物レンズ(10)。
  10. 請求項1から9までのいずれか1項記載の液浸対物レンズ(10)を備える顕微鏡(100)、共焦点顕微鏡、多光子顕微鏡またはライトシート顕微鏡。
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