JP7214951B2 - プリント回路基板 - Google Patents

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  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)

Description

本発明は、プリント回路基板( printed circuit board) に関する。
プリント回路基板の製造方法においての積層方式には、一括積層及び順次積層がある。一括積層工法の適用は、高温圧着により実施され、順次積層工法の適用は、低温圧着により実施される。一括積層工法を適用する場合は、単位層間接続構造としてペースト(paste)を用いることができ、この場合には、内部配線とペーストとの間の密着力及び接続性が低下するという問題があった。
特開2003-179356号公報
本発明は、層間密着力及び接続性に優れたプリント回路基板を提供することを目的とする。
本発明の一側面によれば、一面に金属パッドが形成された絶縁層と、上記金属パッドの一面上に位置し、上記絶縁層を貫通する開口部と、上記開口部内に位置し、上記金属パッドの一面に形成される第1突出部と、上記金属パッドの他面に形成される第2突出部と、上記第1突出部と接触するように上記開口部内に充填される充填部材と、を含み、上記充填部材の溶融点は、上記金属パッドの溶融点よりも低く、上記絶縁層の他面に投影された上記第2突出部は、上記絶縁層の他面において上記開口部面積内に位置するプリント回路基板が提供される。
本発明の他の側面によれば、一面に第1金属パッドが形成され、他面に第2金属パッドが埋め込まれた絶縁層と、上記第1金属パッドと上記第2金属パッドとの間に位置し、上記絶縁層を貫通する開口部と、上記開口部内に位置し、上記第1金属パッドの一面から上記第2金属パッド側に突出する第1突出部と、上記開口部内に位置し、上記第2金属パッドの一面から上記第1金属パッド側に突出する第2突出部と、上記第1突出部及び上記第2突出部と接触するように、上記開口部内に形成される充填部材と、を含み、上記充填部材の溶融点は、上記第1金属パッドの溶融点よりも低いプリント回路基板が提供される。
本発明の第1実施例に係るプリント回路基板を示す図である。 本発明の第2実施例に係るプリント回路基板を示す図である。 本発明の第3実施例に係るプリント回路基板を示す図である。 本発明の第4実施例に係るプリント回路基板を示す図である。 本発明の第5実施例に係るプリント回路基板を示す図である。 本発明の第6実施例に係るプリント回路基板を示す図である。 本発明の一実施例に係るプリント回路基板の製造方法を説明するための図である。 本発明の一実施例に係るプリント回路基板の製造方法を説明するための図である。 本発明の一実施例に係るプリント回路基板の製造方法を説明するための図である。 本発明の一実施例に係るプリント回路基板の製造方法を説明するための図である。 本発明の一実施例に係るプリント回路基板の製造方法を説明するための図である。 本発明の一実施例に係るプリント回路基板の製造方法を説明するための図である。 本発明の一実施例に係るプリント回路基板の製造方法を説明するための図である。 本発明の一実施例に係るプリント回路基板の製造方法を説明するための図である。 本発明の一実施例に係るプリント回路基板の製造方法を説明するための図である。 本発明の一実施例に係るプリント回路基板の製造方法を説明するための図である。 本発明の一実施例に係るプリント回路基板の製造方法を説明するための図である。 本発明の一実施例に係るプリント回路基板の製造方法を説明するための図である。 本発明の一実施例に係るプリント回路基板の製造方法を説明するための図である。 本発明の他の実施例に係るプリント回路基板の製造方法を説明するための図である。 本発明の他の実施例に係るプリント回路基板の製造方法を説明するための図である。 本発明の他の実施例に係るプリント回路基板の製造方法を説明するための図である。 本発明の他の実施例に係るプリント回路基板の製造方法を説明するための図である。 本発明の他の実施例に係るプリント回路基板の製造方法を説明するための図である。 本発明の他の実施例に係るプリント回路基板の製造方法を説明するための図である。 本発明の他の実施例に係るプリント回路基板の製造方法を説明するための図である。 本発明の他の実施例に係るプリント回路基板の製造方法を説明するための図である。 本発明の他の実施例に係るプリント回路基板の製造方法を説明するための図である。 本発明の他の実施例に係るプリント回路基板の製造方法を説明するための図である。
本発明に係るプリント回路基板の実施例を添付図面を参照して詳細に説明し、添付図面を参照して説明するに当たって、同一または対応する構成要素には同一の図面符号を付し、これに対する重複説明を省略する。
また、以下で使用する「第1」、「第2」等の用語は、同一または対応する構成要素を区別するための識別記号に過ぎず、同一または対応する構成要素が第1、第2等の用語により限定されることはない。
また、「結合」とは、各構成要素間の接触関係において、各構成要素が物理的に直接接触する場合のみを意味するものではなく、他の構成が各構成要素の間に介在され、該他の構成に、構成要素がそれぞれ接触している場合まで包括する概念として使用する。
図1は、本発明の第1実施例に係るプリント回路基板を示す図である。
図1を参照すると、本発明の第1実施例に係るプリント回路基板は、金属パッド110が形成された絶縁層100と、絶縁層100に形成された開口部10と、第1突出部120と、第2突出部220と、開口部10内に充填される充填部材P1と、を含む。ここで、充填部材P1は、金属パウダーを含むペースト(paste)であってもよい。
絶縁層100は、樹脂などの絶縁物質で組成される資材である。絶縁層100の樹脂としては、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂など様々な材料を用いることができる。
絶縁層100は、誘電率(誘電定数、Dk)及び誘電損失(誘電正接、Df)の低い材料で形成することができる。特に、絶縁層100は、LCP(Liquid Crystal Polymer)、PTFE(Polytetrafluoroethylene)、PPE(Polyphenylene Ether)、COP(Cyclo Olefin Polymer)、PFA(Perfluoroalkoxy)のうちの少なくとも1種を用いて形成することができるが、これらに限定されず、誘電率及び誘電損失の低い材料であれば、いずれも適用可能である。これらの材料は、高周波信号を伝送する基板において信号損失を低減するために好適である。
しかし、絶縁層100は、上記の材料に限定されず、その他にもエポキシ樹脂またはポリイミドなどを用いることができる。ここで、エポキシ樹脂としては、例えば、ナフタレン系エポキシ樹脂、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ノボラック系エポキシ樹脂、クレゾールノボラック系エポキシ樹脂、ゴム変性型エポキシ樹脂、環型脂肪族系エポキシ樹脂、シリコン系エポキシ樹脂、窒素系エポキシ樹脂、リン系エポキシ樹脂などが挙げられるが、これらに限定されることがない。
絶縁層100は、上記樹脂にガラス繊維(glass cloth)等の繊維補強材が含まれたプリプレグ(Prepregと、PPG)であってもよい。絶縁層100は、上記樹脂にシリカ等の無機フィラー(filler)が充填された形態のビルドアップフィルム(build up film)であってもよい。このビルドアップフィルムとしては、ABF(Ajinomoto Build-up Film)等を用いることができる。
絶縁層100の一面には、回路111及び金属パッド110が形成される。回路111は、電気信号を伝達するためにパターン化された伝導体である。金属パッド110は、回路111の端部に接続される伝導体である。回路111及び金属パッド110は、電気伝導特性を考慮して、銅(Cu)、パラジウム(Pd)、アルミニウム(Al)、ニッケル(Ni)、チタン(Ti)、金(Au)、白金(Pt)などの金属またはこれらの合金で形成することができる。
また、絶縁層100には開口部10が形成される。開口部10は、金属パッド110の一面110a上に位置するように絶縁層100を貫通する。すなわち、開口部10を介して金属パッド110の一面110aの少なくとも一部が露出される。開口部10は、円柱状に形成することができ、互いに対向する一面と他面との面積が異なってもよい。すなわち、開口部10の横断面積は、加工面に行くほど大きくなることができる。
第1突出部120は、金属パッド110の一面110aに形成され、開口部10内に位置する。第1突出部120は、金属パッド110の一面110aから上側に突出する。
第1突出部120は、電気伝導特性を考慮して、銅(Cu)、パラジウム(Pd)、アルミニウム(Al)、ニッケル(Ni)、チタン(Ti)、金(Au)、白金(Pt)などの金属またはこれらの合金で形成することができ、回路111及び金属パッド110と同じ金属で形成することが可能である。
第1突出部120の高さ(突出の長さ)は、開口部10の高さ(厚さ)よりも小さい。また第1突出部120と金属パッド110とが接する面積は、開口部10と金属パッド110とが接する面積(金属パッド110が開口部10を介して露出される面積)以下であってもよい。
第1突出部120の側面と絶縁層100との間には、空間が形成され得る。第1突出部120と金属パッド110とが接する面積が、開口部10と金属パッド110とが接する面積(金属パッド110が開口部10を介して露出される面積)と同一である場合にも、上記空間は存在可能である。
第2突出部220は、金属パッド110の他面110b(一面と対向しており、一面の反対側に位置する面)に形成される。第2突出部220は、第1突出部120と反対方向に突出する。第2突出部220は、電気伝導特性を考慮して、銅(Cu)、パラジウム(Pd)、アルミニウム(Al)、ニッケル(Ni)、チタン(Ti)、金(Au)、白金(Pt)などの金属またはこれらの合金で形成可能であり、回路111及び金属パッド110と同じ金属で形成可能である。
第2突出部220を絶縁層100の他面に投映すると、絶縁層100の他面に投影された第2突出部220は、絶縁層100の他面においての開口部10の面積内に位置する。すなわち、第2突出部220の上面を絶縁層100の他面まで平行移動した場合、第2突出部220は、開口部10内に位置する。さらに、第2突出部220を、金属パッド110を基準にして面対称移動する場合、第2突出部220は開口部10内に位置することができる。
第2突出部220の高さ(突出の長さ)は、開口部10の高さ(厚さ)よりも小さい。
一方、回路111及び金属パッドの表面に無電解めっき層130を形成することができる。無電解めっき層130は、回路111及び金属パッドの表面の絶縁層100と接しない表面に形成可能である。特に、金属パッド110の他面110b及び側面110cに無電解めっき層130を形成することができる。この無電解めっき層130は、金属パッド110の一面110aには形成されなくてもよい。
第2突出部220は、金属パッド110の他面110bに形成された無電解めっき層130上に形成可能である。無電解めっき層130は、第1突出部120及び第2突出部220が電気めっきにより形成される場合に引込線となる。
充填部材P1は、開口部10内に充填され、第1突出部120と接触する。充填部材P1は、開口部10の高さ以上に充填されることができる。充填部材P1は伝導性を有し、銅(Cu)、錫(Sn)、銀(Ag)などの金属を含むペースト(paste)であってもよいが、これらに制限されず、伝導性を有する材料であればいずれも使用できる。
充填部材P1の溶融点は、プリント回路基板内の他の伝導体の溶融点よりも低くてもよい。特に、充填部材P1の溶融点は、回路111、金属パッド110、第1突出部120及び第2突出部220のうちの少なくとも1つの溶融点よりも低くてもよい。好ましくは、充填部材P1の溶融点は、プリント回路基板において最も低くてもよい。
第1突出部120の側面と絶縁層100との間に空間が形成される場合、充填部材P1は、上記空間に充填されることができる。
図2は、本発明の第2実施例に係るプリント回路基板を示す図である。
図2を参照すると、本発明の第2実施例に係るプリント回路基板は、第1金属パッド110及び第2金属パッド210が形成された絶縁層100と、絶縁層100に形成された開口部10と、第1突出部120と、第2突出部220と、開口部10内に充填される充填部材P1と、を含む。ここで充填部材P1は、金属パウダーを含むペースト(paste)であってもよい。
絶縁層100は、樹脂等の絶縁物質で組成される資材である。絶縁層100の樹脂としては、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂などの様々な材料を用いることができる。
絶縁層100は、誘電率(Dk)及び誘電損失(Df)の低い材料で形成可能である。特に、絶縁層100は、LCP(Liquid Crystal Polymer)、PTFE(Polytetrafluoroethylene)、PPE(Polyphenylene Ether)、COP(Cyclo Olefin Polymer)、PFA(Perfluoroalkoxy)のうちの少なくとも1種で形成可能であるが、この材料に限定されず、誘電率(Dk)及び誘電損失(Df)の低い材料であれば、いずれも適用できる。この材料は、高周波信号を伝送する基板において、信号損失を低減するために好適である。
しかし、絶縁層100は、上記材料に限定されず、その他にもエポキシ樹脂またはポリイミドなどを用いることができる。これに対する説明は、上述した通りである。
絶縁層100の一面に第1回路111及び第1金属パッド110が形成される。また、絶縁層100の他面には第2回路211及び第2金属パッド210が形成される。第1回路111及び第2回路211は、電気信号を伝達するためにパターン化された伝導体である。第1金属パッド110は、第1回路111の端部に接続される伝導体であり、第2金属パッド210は、第2回路211の端部に接続される伝導体である。
第1回路111及び第1金属パッド110は、絶縁層100の一面上に形成され、第2回路211及び第2金属パッド210は、絶縁層100の他面に埋め込まれて形成されることができる。
一方、第1回路111、第2回路211、第1金属パッド110及び第2金属パッド210は、電気伝導特性を考慮して、銅(Cu)、パラジウム(Pd)、アルミニウム(Al)、ニッケル(Ni)、チタン(Ti)、金(Au)、白金(Pt)などの金属またはこれらの合金で形成することができる。
絶縁層100には、開口部10が形成される。開口部10は、第1金属パッド110と第2金属パッド210との間に位置するように絶縁層100を貫通する。開口部10は、第1金属パッド110の一面110a及び第2金属パッド210の一面210aと接する。
開口部10は、円柱状に形成することができ、開口部10の横断面積は、第1金属パッド110から第2金属パッド210に行くほど大きくなることができる。
第1突出部120は、第1金属パッド110の一面110aに形成され、開口部10内に位置する。第1突出部120は、第1金属パッド110の一面110aから第2金属パッド210側に突出する。第1突出部120は、電気伝導特性を考慮して、銅(Cu)、パラジウム(Pd)、アルミニウム(Al)、ニッケル(Ni)、チタン(Ti)、金(Au)、白金(Pt)などの金属またはこれらの合金で形成することができる。
第1突出部120の高さ(突出の長さ)は、開口部10の高さ(厚さ)よりも小さい。また第1突出部120と第1金属パッド110とが接する面積は、開口部10と第1金属パッド110とが接する面積(第1金属パッド110が開口部10を介して露出される面積)以下であってもよい。
第1突出部120の側面と絶縁層100との間には、空間が形成され得る。第1突出部120と第1金属パッド110とが接する面積が、開口部10と第1金属パッド110とが接する面積(第1金属パッド110が開口部10を介して露出される面積)と同じである場合にも、上記空間は存在可能である。
第2突出部220は、第2金属パッド210の一面210aに形成され、開口部10内に位置する。第2突出部220は、第2金属パッド210の一面210aから第1金属パッド110側に突出する。第2突出部220は、電気伝導特性を考慮して、銅(Cu)、パラジウム(Pd)、アルミニウム(Al)、ニッケル(Ni)、チタン(Ti)、金(Au)、白金(Pt)などの金属またはこれらの合金で形成することができる。
第1突出部120と同じ構造の第3突出部120'が第2金属パッド210の他面に形成され得る。また、第2突出部220と同じ構造の第4突出部220'が第1金属パッド110の他面110bに形成され得る。すなわち、絶縁層100の一面及び他面において金属パッド110及び突出部の構造が繰り返して形成されることができる。ただし、第1から第4突出部がすべてともに形成される必要はなく、第3突出部120'及び第4突出部220'は必要によって形成することができる。例えば、後述するが、絶縁層100の上下部に追加の絶縁層100が積層され、ビアを介して層間接続が行われる場合、第3突出部120'または第4突出部220'がビアと接触することができる。
一方、第1回路111及び第1金属パッド110の表面、また第2回路211及び第2金属パッド210の表面に無電解めっき層130を形成することができる。無電解めっき層130は、第1回路111及び第1金属パッド110が絶縁層100と接しない表面に形成される。また、無電解めっき層130は、第2回路211及び第2金属パッド210が絶縁層100と接する表面に形成される。特に、無電解めっき層130は、第1金属パッド110の他面110b及び側面110c、また第2金属パッド210の一面210a及び側面に形成可能である。
第2突出部220は、第2金属パッド210の一面210aに形成された無電解めっき層130上に形成可能である。また、第4突出部220'は、第1金属パッド110の他面110bに形成された無電解めっき層130上に形成可能である。無電解めっき層130は、第1から第4突出部が電気めっきにより形成される場合に引込線となる。
充填部材P1は、開口部10内に充填され、第1突出部120及び第2突出部220と接触する。充填部材P1は、伝導性を有し、銅(Cu)、錫(Sn)、銀(Ag)等の金属を含むペースト(paste)であってもよいが、これに制限されず、伝導性を有する材料であればいずれも使用できる。充填部材P1の溶融点は、プリント回路基板内の他の伝導体の溶融点より低くてもよい。特に、充填部材P1の溶融点は、回路111、金属パッド110、第1突出部120及び第2突出部220のうちの少なくとも1つの溶融点より低くてもよい。好ましくは、充填部材P1の溶融点は、プリント回路基板において最も低くてもよい。
第1突出部120の側面と絶縁層100との間に空間が形成される場合は、充填部材P1が上記空間に充填されることができる。
図3を参照すると、本発明の第3実施例に係るプリント回路基板は、図1または図2で説明した絶縁層100の上部及び/または下部に追加の絶縁層200、300が積層された構造を有する。
具体的に、本発明の第3実施例に係るプリント回路基板は、絶縁層100、突出部、充填部材P1の他に、上部絶縁層200、下部絶縁層300、ビアP2、P3等をさらに含むことができる。
上部絶縁層200は、絶縁層100の上部に積層され、下部絶縁層300は、絶縁層100の下部に積層されるが、それに関する具体的な説明は、上述した絶縁層100についての説明と同様である。
上部絶縁層200及び下部絶縁層300は、絶縁層100の上下部に必ずしもともに積層される必要はなく、選択的に積層されることができる。すなわち、上述した絶縁層100が多層プリント回路基板において最上部または最下部に位置したものであると、絶縁層100には上部絶縁層200または下部絶縁層300が積層されることになる。
上部絶縁層200は、ビアP2を含むことができる。上部絶縁層200のビアP2は、第2金属パッド210の他面上に位置し、上部絶縁層200を貫通する。ここで、第2金属パッド210の他面に形成された第3突出部120'がビアP2内部に含浸され得る。特に、ビアP2が、ビアホール20内に金属ペーストの充填により形成された場合は、一括積層工法により、第3突出部120'がビアP2内部に含浸され得る。ビアP2は、上述した開口部10内の充填部材P1と同一であってもよい。
下部絶縁層300にもビアP3が含まれる。下部絶縁層300のビアP3は、第1金属パッド110の他面110b下に位置し、下部絶縁層300を貫通する。ここで、第1金属パッド110の他面110bに形成された第4突出部220'がビアP3内部に含浸され得る。特に、ビアP3が、ビアホール30内に金属ペーストの充填により形成された場合、一括積層工法により第4突出部220'がビアP3内部に含浸され得る。ビアP3は、上述した開口部10内の充填部材P1と同一であってもよい。
この突出部の構造は、複数の絶縁層100、200、300に繰り返して形成可能である。しかし、複数の絶縁層100、200、300のすべてに突出部の構造を形成する必要はなく、必要な層に選択的に突出部を形成することができる。
一方、絶縁層100の開口部10と上記ビアP2、P3は、垂直方向に互いに重なるように配置することが可能である。好ましくは、開口部10とビアP2、P3とが一列に上下に配列されることができる。
図4は、本発明の第4実施例に係るプリント回路基板を示す図である。
図4を参照すると、本発明の第4実施例に係るプリント回路基板は、第1実施例から第3実施例に比べると、第1突出部120の側面と絶縁層100との間には、空間が形成されなくてもよい。すなわち、第1突出部120の側面と絶縁層100とは、互いに接触することが可能である。この場合、第1突出部120は、開口部10と金属パッド110とが接する面積(金属パッド110が開口部10を介して露出される面積)全体に形成される。
その他には、第1実施例から第3実施例の説明と同様であるので、説明を省略する。
図5は、本発明の第5実施例に係るプリント回路基板を示す図である。
図5を参照すると、本発明の第4実施例に係るプリント回路基板を、第2実施例及び第3実施例と比べると、第1突出部120と第2突出部220とが互いに接する。この場合、第1突出部120の高さと第2突出部220の高さとの和は、上記開口部10の厚さ以上であってもよい。信号の層間伝達は、第1突出部120及び第2突出部220により行われて、信号伝達の速度が速くなり得る。
図6は、本発明の第6実施例に係るプリント回路基板を示す図である。
図6を参照すると、本発明の第6実施例に係るプリント回路基板は、第1金属パッド110及び第2金属パッド210が形成された絶縁層100と、絶縁層100に形成された開口部10と、第1突出部120と、第2突出部220と、開口部10内に充填される充填部材P1と、を含む。充填部材P1は、金属パウダーを含有する金属ペーストであってもよい。
絶縁層100は、樹脂等の絶縁物質で組成される資材である。絶縁層100の樹脂としては、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂などの様々な材料を用いることができる。
絶縁層100は、誘電率及び誘電損失の低い材料で形成することができる。特に、絶縁層100は、LCP(Liquid Crystal Polymer)、PTFE(Polytetrafluoroethylene)、PPE(Polyphenylene Ether)、COP(Cyclo Olefin Polymer)、PFA(Perfluoroalkoxy)のうちの少なくとも1種で形成することができる。この材料は、高周波信号を伝送する基板において信号損失の低減に好適である。
しかし、絶縁層100は上記の材料に限定されず、その他にもエポキシ樹脂またはポリイミドなどを用いることができる。これについての説明は、上述した通りである。
絶縁層100の一面に第1回路111及び第1金属パッド110が形成される。また、絶縁層100の他面には、第2回路211及び第2金属パッド210が形成される。
第1回路111及び第1金属パッド110は、絶縁層100の一面上に形成され、第2回路211及び第2金属パッド210は、絶縁層100の他面に埋め込まれて形成されることができる。
第1回路111、第2回路211、第1金属パッド110及び第2金属パッド210は、電気伝導特性を考慮して、銅(Cu)、パラジウム(Pd)、アルミニウム(Al)、ニッケル(Ni)、チタン(Ti)、金(Au)、白金(Pt)などの金属またはこれらの合金で形成可能である。
絶縁層100には、開口部10が形成される。開口部10は、第1金属パッド110と第2金属パッド210との間に位置して絶縁層100を貫通する。
開口部10は、第1金属パッド110の一面110a及び第2金属パッド210の一面210aと接する。開口部10は、円柱状に形成できるが、開口部10の横断面積は、第1金属パッド110から第2金属パッド210に行くほど大きくなってもよい。
第1突出部120は、第1金属パッド110の一面110aに形成され、開口部10内に位置する。第1突出部120は、第1金属パッド110の一面110aから第2金属パッド210側に突出する。第1突出部120は、電気伝導特性を考慮して、銅(Cu)、パラジウム(Pd)、アルミニウム(Al)、ニッケル(Ni)、チタン(Ti)、金(Au)、白金(Pt)などの金属またはこれらの合金で形成することができる。
第1突出部120の側面と絶縁層100とは、互いに接触することができる。この場合、第1突出部120は、開口部10と金属パッド110とが接する面積(金属パッド110が開口部10を介して露出される面積)全体に形成される。
本発明の第6実施例に係るプリント回路基板は、第1突出部120から開口部10の内側壁に沿って延長する電解めっき層140をさらに含む。この場合、第1突出部120と電解めっき層140は、電解めっきにより同時に形成されるため、第1突出部120と電解めっき層140との間には界面が形成されないようにできる。
図6(a)に示すように、第1突出部120と電解めっき層140とは、同じ厚さに形成されてもよいが、図6(b)に示すように、第1突出部120の厚さが電解めっき層140の厚さよりも大きくてもよい。後者の場合は、第1突出部120と電解めっき層140とが等方性電解めっきにより形成されることにより、第1突出部120の厚さが相対的に大きくなることができる。
一方、本発明の第6実施例に係るプリント回路基板は、第1突出部120及び電解めっき層140の下部にシード層150を備えることができる。すなわち、シード層150は、開口部10を介して露出する第1金属パッド110の一面110a及び開口部10の内側壁に沿って形成されることができる。シード層150は、無電解めっきにより形成可能であり、電解めっきのための引込線となる。シード層150は、2μm以下の厚さを有することができる。
第2突出部220は、第2金属パッド210の一面210aに形成され、開口部10内に位置する。第2突出部220は、第2金属パッド210の一面210aから第1金属パッド110側に突出する。第2突出部220は、電気伝導特性を考慮して、銅(Cu)、パラジウム(Pd)、アルミニウム(Al)、ニッケル(Ni)、チタン(Ti)、金(Au)、白金(Pt)などの金属またはこれらの合金で形成することができる。
図6に示すように、第2突出部220は、電解めっき層140と接触しないように形成できるが、これと異なって、第2突出部220は、電解めっき層140と接触するように形成されることもできる。
第1突出部120と同じ構造の第3突出部120'を第2金属パッド210の他面に形成することができる。ここで、電解めっき層140も、第3突出部120'から延長して形成することができる。また、第2突出部220と同じ構造の第4突出部220'を第1金属パッド110の他面110bに形成することができる。すなわち、絶縁層100の一面及び他面において金属パッド110及び突出部の構造が繰り返して形成されることが可能である。しかし、第1から第4突出部のすべてがともに形成される必要はなく、第3突出部120'及び第4突出部220'は、必要によって形成することができる。
充填部材P1は、開口部10内に充填され、第1突出部120及び第2突出部220と接触する。充填部材P1は、伝導性を有し、銅(Cu)、錫(Sn)、銀(Ag)などの金属を含むペースト(paste)であってもよいが、これに制限されず、伝導性を有する材料であればいずれも使用できる。充填部材P1の溶融点は、プリント回路基板内の他の伝導体の溶融点よりも低くてもよい。特に、充填部材P1の溶融点は、回路111、金属パッド110、第1突出部120及び第2突出部220のうちの少なくとも1つの溶融点より低くてもよい。好ましくは、充填部材P1の溶融点は、プリント回路基板において最も低くてもよい。
以下では、プリント回路基板の製造方法について説明する。
図7から図19は、本発明の一実施例に係るプリント回路基板の製造方法を示す図である。
図7を参照すると、絶縁層100の一面及び他面にそれぞれ金属箔Mの積層された原資材を準備する。
金属箔Mは、回路111及び金属パッド110となる母体であり、銅などの金属であってもよい。金属箔Mは、18μmの厚さを有することができる。また、絶縁層100は、LCP等の絶縁材であって、50μmの厚さを有することができる。
図8を参照すると、絶縁層100の他面に積層された金属箔Mを除去する。金属箔Mの除去は、ハーフエッチング(half etching)などの方式により実施できる。ハーフエッチングの場合は、エッチングされない金属箔M上には発泡テープ等のフィルム(図示せず)が積層されて、エッチングマスクとしての役割をすることができる。ただし、原資材の準備段階において、絶縁層100の一面のみに金属箔Mが積層された原資材を用いると、図7及び図8の工程を省略できる。
図9及び図10を参照すると、金属箔M上にレジストフィルムR1を塗布する。レジストフィルムR1は、ドライフィルム(dry film)であってもよい。絶縁層100において金属箔Mの形成されていない面には、発泡テープ等のフィルム(図示せず)を積層して当該面を保護することができる。
レジストフィルムR1は感光性であり、マスク(mask)を用いてレジストフィルムR1を選択的に露光する。レジストフィルムR1がネガ型である場合は、レジストフィルムR1において回路111及び金属パッド110が形成される領域以外の領域を露光して光硬化する。以後、現像工程により回路111及び金属パッド110が形成される領域のレジストフィルムR1を除去し、当該領域にめっき工程などにより伝導体を形成する。
図11を参照すると、回路111と金属パッド110の表面、及び絶縁層100の一面に連続して無電解めっき層130を形成する。無電解めっき層130は、銅などの金属が無電解めっきにより形成可能である。
図12を参照すると、無電解めっき層130上にレジストフィルムR2を再び塗布し、第2突出部220が形成される領域のレジストフィルムR2を選択的に除去する。この場合、フォトリソグラフィ工法によりレジストフィルムR2を選択的に除去することができる。
図13及び図14を参照すると、絶縁層100の他面に保護フィルムF1を付着し、絶縁層100の他面を加工面にして開口部10を加工することができる。開口部10は、COレーザ等のレーザ加工により形成できる。保護フィルムF1は、PETであってもよく、レーザ加工時に発生可能なバリ(burr)を防止することができる。
開口部10は、第1金属パッド110上に形成され、第1金属パッド110の一面110aを露出する。開口部10の下面の直径は、第1金属パッド110の直径よりも小さく形成される。
図15を参照すると、第1突出部120及び第2突出部220がめっきにより形成される。第1突出部120及び第2突出部220は、無電解めっき層130を引込線とし、電解めっきにより形成可能である。一方、第2突出部220の形成を完了すると、レジストフィルムR2を剥離する。
めっき条件を調整することにより、第1突出部120の側面が絶縁層100と離隔したり、接触したりすることができる。
図16を参照すると、不要な無電解めっき層130をエッチングにより除去し、絶縁層100の一面上にバックマスク B(back mask)を付着する。バックマスクBは、工程でのハンドリングのときに基板が受ける衝撃を最小化することができる。
図17を参照すると、開口部10内に充填部材P1が充填される。
充填部材P1は、金属を含有するペーストであってもよく、この充填部材P1は、真空または大気圧条件下で開口部10内に印刷されるが、スクリーンプリンティングなどの方式により印刷されることができる。
図18を参照すると、保護フィルムF1及びバックマスクBが除去され、単位基板が完成される。この単位基板は、複数形成される。
図19を参照すると、複数の単位基板1、2、3を位置合わせして上下に配置した後に、仮付けして、300℃以上の高温で加圧して一括積層する。この一括積層により、第2及び第4突出部220は、相対的に柔らかい充填部材P1の内部に含浸される。上記開口部10内に充填された充填部材P1は、層間信号伝達をすることができる。
一方、第2突出部220は、充填部材P1内部に含浸されて、第1突出部120は、充填部材P1の内部に位置し、第1突出部120及び第2突出部220が充填部材P1内で互いに接触することができる。
図20から図29は、本発明の他の実施例に係るプリント回路基板の製造方法を示す図である。
図20を参照すると、絶縁層100の一面のみに金属箔が積層された原資材を準備し、上記金属箔Mをパターニングして回路111及び金属パッド110を形成する。この原資材は、絶縁層100の一面及び他面にそれぞれ金属箔Mが積層されている原資材を準備した後に、絶縁層100の他面に積層されている金属箔Mを除去することにより準備することができる。また、回路111及び金属パッド110は、レジストフィルムを用いたフォトリソグラフィー工程により形成することができる。
図21を参照すると、回路111及び金属パッド110をカバーするレジストフィルムR3を絶縁層100の一面上に積層し、レジストフィルムR3において第2突出部220が形成される領域を除去する。レジストフィルムR3の除去は、露光及び現像工程により実施できる。
図22及び図23を参照すると、絶縁層100の他面に保護フィルムF1を付着し、絶縁層100の他面を加工面にして開口部10を加工することができる。開口部10は、COレーザ等のレーザ加工により形成可能である。保護フィルムF1は、PETであってもよく、レーザ加工時に発生可能なバリ(burr)を防止することができる。
開口部10は、第1金属パッド110上に形成され、第1金属パッド110の一面110aを露出する。開口部10の下面直径は、第1金属パッド110の直径よりも小さく形成される。
図24を参照すると、シード層150が開口部10の内部及び絶縁層100の他面に形成される。シード層150は、無電解めっきにより形成可能である。保護フィルムF1が除去された後にシード層150を形成することができる。
図25を参照すると、シード層150上に第1突出部120及び電解めっき層140を形成し、レジストフィルムR3を除去する。第1突出部120は、金属パッド110の一面上に形成され、電解めっき層140は、開口部10の内壁に沿って第1突出部120から延長して形成される。第1突出部120及び電解めっき層140は、電解めっきにより同時に形成されることができる。
図25(a)に示すように、第1突出部120及び電解めっき層140の厚さは、互いに同一であってもよい。また、図25(b)に示すように、図25(a)よりもめっき時間を長くして、第1突出部120の厚さを電解めっき層140の厚さよりも大きくすることができる。
図26及び図27を参照すると、絶縁層100の一面にはバックマスクBを、絶縁層100の他面には保護フィルムF2を付着した後に、開口部10内に充填部材P1を充填する。保護フィルムF2は、PETであってもよい。充填部材P1は、金属を含有するペーストであってもよく、この充填部材P1は、スクリーンプリンティング工法により開口部10内に印刷することができる。
図28を参照すると、バックマスクB及び保護フィルムF2をすべて剥離し、複数の単位基板を形成することができる。
図29を参照すると、複数の単位基板1、2、3を仮付けした後に、一括積層して、最終的に図29(a)は、図6(a)のものとなり、図29(b)は、図6(b)のものとなる。一括積層時に、最外層回路層Cもともに積層されることができる。
以上、本発明の一実施例について説明したが、当該技術分野で通常の知識を有する者であれば特許請求の範囲に記載した本発明の思想から逸脱しない範囲内で、構成要素の付加、変更、削除または追加などにより本発明を多様に修正及び変更することができ、これも本発明の権利範囲内に含まれるものといえよう。
100、200、300 絶縁層
110 第1金属パッド
110a 第1金属パッドの一面
110b 第1金属パッドの他面
110c 第1金属パッドの側面
111 第1回路
120 第1突出部
130 無電解めっき層
140 電解めっき層
150 シード層
210 第2金属パッド
210a 第2金属パッドの一面
211 第2回路
220 第2突出部
230 無電解めっき層
300 第3絶縁層
10 開口部
20、30 ビアホール
P1 充填部材
P2、P3 ビア

Claims (27)

  1. 一面に金属パッドが形成された絶縁層と、
    前記金属パッドの一面上に位置し、前記絶縁層を貫通する開口部と、
    前記開口部内に位置し、前記金属パッドの一面に形成される第1突出部と、
    前記金属パッドの他面に形成される第2突出部と、
    前記第1突出部と接触するように前記開口部内に充填される充填部材と、を含み、
    前記充填部材の溶融点は、前記金属パッドの溶融点よりも低く、
    前記絶縁層の他面に投影された前記第2突出部は、前記絶縁層の他面においての前記開口部の面積内に位置し、
    前記絶縁層の前記一面の面方向において、前記第2突出部の幅は前記第1突出部の幅と異なる、
    プリント回路基板。
  2. 前記第1突出部の側面と前記絶縁層との間には空間が形成され、前記空間内に前記充填部材が充填される請求項1に記載のプリント回路基板。
  3. 前記第1突出部の側面は、前記絶縁層と接触する請求項1に記載のプリント回路基板。
  4. 前記第1突出部の高さと前記第2突出部の高さとの和は、前記開口部の厚さ以上である請求項1から3のいずれか一項に記載のプリント回路基板。
  5. 前記金属パッドの他面及び側面に無電解めっき層が形成された請求項1から4のいずれか一項に記載のプリント回路基板。
  6. 前記無電解めっき層は、前記金属パッドの一面には形成されない請求項5に記載のプリント回路基板。
  7. 前記絶縁層は、LCP(Liquid Crystal Polymer)、PTFE(Polytetrafluoroethylene)、PPE(Polyphenylene Ether)、COP(Cyclo Olefin Polymer)、PFA(Perfluoroalkoxy)のうちの少なくとも1種で形成される請求項1から6のいずれか一項に記載のプリント回路基板。
  8. 前記第1突出部から前記開口部の内側壁に沿って延長する電解めっき層をさらに含む請求項3に記載のプリント回路基板。
  9. 前記第1突出部及び前記電解めっき層の下部に、前記開口部を介して露出される前記金属パッドの一面及び前記開口部の内側壁に沿って形成されるシード層が備えられる請求項8に記載のプリント回路基板。
  10. 前記第1突出部の厚さは、前記電解めっき層の厚さよりも大きい請求項8または9に記載のプリント回路基板。
  11. 一面に第1金属パッドが形成され、他面に第2金属パッドが埋め込まれた絶縁層と、
    前記第1金属パッドと前記第2金属パッドとの間に位置し、前記絶縁層を貫通する開口部と、
    前記開口部内に位置し、前記第1金属パッドの一面から前記第2金属パッド側に突出する第1突出部と、
    前記開口部内に位置し、前記第2金属パッドの一面から前記第1金属パッド側に突出する第2突出部と、
    前記第1突出部及び前記第2突出部と接触するように、前記開口部内に形成される充填部材と、を含み、
    前記充填部材の溶融点は、前記第1金属パッドの溶融点よりも低く、
    前記開口部は、前記絶縁層の前記一面から前記他面に向かうほど大きくなる形状を有し、
    前記絶縁層の前記一面および前記他面の面方向において、前記第2突出部の幅は前記第1突出部の幅よりも大きい、
    プリント回路基板。
  12. 前記第1突出部の側面と前記絶縁層との間、また前記第2突出部の側面と前記絶縁層との間には空間が形成され、前記空間内に前記充填部材が充填される請求項11に記載のプリント回路基板。
  13. 前記第1突出部の側面は、前記絶縁層と接触する請求項11または12に記載のプリント回路基板。
  14. 前記第1突出部と前記第2突出部とは互いに接触する請求項11から13のいずれか一項に記載のプリント回路基板。
  15. 前記第1金属パッドの他面及び側面に無電解めっき層が形成された請求項11から14のいずれか一項に記載のプリント回路基板。
  16. 前記無電解めっき層は、前記第1金属パッドの一面には形成されない請求項15に記載のプリント回路基板。
  17. 前記絶縁層は、LCP(Liquid Crystal Polymer)、PTFE(Polytetrafluoroethylene)、PPE(Polyphenylene Ether)、COP(Cyclo Olefin Polymer)、PFA(Perfluoroalkoxy)のうちの少なくとも1種で形成される請求項11から16のいずれか一項に記載のプリント回路基板。
  18. 前記第1突出部の側面から前記開口部の内側壁に沿って延長する電解めっき層をさらに含む請求項11から17のいずれか一項に記載のプリント回路基板。
  19. 前記第1突出部及び前記電解めっき層の下部に、前記開口部を介して露出される前記第1金属パッドの一面及び前記開口部の内側壁に沿って形成されるシード層が備えられる請求項18に記載のプリント回路基板。
  20. 前記第1突出部の厚さは、前記電解めっき層の厚さよりも大きい請求項18または19に記載のプリント回路基板。
  21. 前記第2金属パッドの他面に形成される第3突出部をさらに含む請求項11から20のいずれか一項に記載のプリント回路基板。
  22. 前記絶縁層の上部に積層される上部絶縁層と、
    前記第2金属パッドの他面上に位置し、前記上部絶縁層を貫通して形成されるビアをさらに含む請求項11から21のいずれか一項に記載のプリント回路基板。
  23. 前記絶縁層の上部に積層される上部絶縁層と、
    前記第2金属パッドの他面上に位置し、前記上部絶縁層を貫通して形成されるビアと、をさらに含み、
    前記第3突出部は、前記ビア内部に含浸される請求項21に記載のプリント回路基板。
  24. 前記開口部と前記ビアとは、垂直方向に少なくとも一部が重なるように配列される請求項23に記載のプリント回路基板。
  25. 前記第1金属パッドの他面に形成される第4突出部をさらに含む請求項21または23に記載のプリント回路基板。
  26. 前記絶縁層の下部に積層される下部絶縁層と、
    前記第1金属パッドの他面の下に位置し、前記下部絶縁層を貫通して形成されるビアと、をさらに含む請求項11から25のいずれか一項に記載のプリント回路基板。
  27. 前記絶縁層の下部に積層される下部絶縁層と、
    前記第1金属パッドの他面の下に位置し、前記下部絶縁層を貫通して形成されるビアと、をさらに含み、
    前記第4突出部は、前記ビア内に含浸される請求項25に記載のプリント回路基板。
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