JP7213647B2 - 共重合体および撥水撥油剤 - Google Patents

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Description

本発明は、フッ素を含む共重合体に関する。
従来、C17基を有するフッ素含有ポリマーが撥水撥油剤等に用いられてきた。これらC17基を有するフッ素含有ポリマーは分解物の毒性が懸念されるため、C13基やC基含有物への代替が求められている。
特開2011-99077号公報
しかしながら、特許文献1に記載の撥水撥油剤は耐摩耗性が十分ではないことがわかった。本発明は上記に鑑みてなされたものであり、撥水性、撥油性、耐摩耗性に優れる共重合体を提供することを目的とする。
炭素数1~6のフルオロアルキル基を有する(メタ)アクリレート化合物(a1)、( メタ)アクリル酸(a2)、炭化水素環構造を有する(メタ)アクリレート化合物(a3)、および脂肪族炭化水素基を有する(メタ)アクリレート化合物(a4)を少なくとも含有し、
前記(a2)の含有量が、前記(a1)100質量部に対して、1質量部以上5質量部以下、
前記(a3)の含有量が、前記(a1)100質量部に対して、20質量部以上100質量部以下、
前記(a3)の含有量が、前記(a2)1質量部に対して、10質量部以上50質量部以下、
前記(a4)の含有量が、前記(a1)100質量部に対して、5質量部以上50質量部以下、
前記(a4)が、前記(a2)1質量部に対して、5質量部以上100質量部以下である構成モノマーを重合したものである。
本発明の撥水撥油剤は、上記共重合体を含有するものである。
上記撥水撥油剤は、さらに架橋剤(b)を含有することが好ましい。
本発明の物品は、上記撥水撥油剤を用いて処理されたものである。
本発明の共重合体によれば、撥水性、撥油性および耐摩耗性に優れる共重合体および撥水撥油剤が得られる。
本発明の共重合体は、炭素数1~6のフルオロアルキル基を有する(メタ)アクリレート化合物(a1)、(メタ)アクリル酸(a2)および炭化水素環構造を有する(メタ)アクリレート化合物(a3)を少なくとも含有する構成モノマーを重合してなる。なお、本発明において、「(メタ)アクリレート」は、アクリレート又はメタクリレートを意味する。
本発明における炭素数1~6のフルオロアルキル基を有する(メタ)アクリレート化合物(a1)としては、例えば、炭素数1~6のフルオロアルキル(メタ)アクリレート、炭素数1~6のフルオロアルキルアルキレン(メタ)アクリレート、炭素数1~6のフルオロアルキルポリオキシフルオロアルキレン(メタ)アクリレートなどが挙げられる。これらのうち、撥水性、撥油性および耐摩耗性がより優れることから、炭素数1~6のフルオロアルキル(メタ)アクリレートおよび炭素数1~6のフルオロアルキルアルキレン(メタ)アクリレートが好ましく、炭素数1~6のフルオロアルキルアルキレン(メタ)アクリレートがより好ましい。また、撥水性、撥油性および耐摩耗性がより優れることから、上記フルオロアルキル基は、炭素数2~6のフルオロアルキル基であることが好ましく、炭素数4~6のフルオロアルキル基であることがより好ましい。また、上記フルオロアルキル基は、撥水性、撥油性および耐摩耗性がより優れることから、パーフルオロアルキル基であることが好ましい。なお、本明細書において、「(パー)フルオロ」は、パーフルオロまたはフルオロを意味する。
前記フルオロアルキル(メタ)アクリレートとしては、例えば、(パー)フルオロメチル(メタ)アクリレート、(パー)フルオロエチル(メタ)アクリレート、(パー)フルオロプロピル(メタ)アクリレート、(パー)フルオロブチル(メタ)アクリレート、(パー)フルオロペンチル(メタ)アクリレート、(パー)フルオロヘキシル(メタ)アクリレートなどが挙げられる。なお、炭素数1~6のフルオロアルキル(メタ)アクリレートは、下記一般式(1)で表すこともできる。
Rf-X ・・・(1)
ただし、Rfは炭素数1~6のフルオロアルキル基であり、Xはアクリロイル基またはメタクリロイル基である。
前記フルオロアルキルアルキレン(メタ)アクリレートとしては、例えば、(パー)フルオロメチルメチレン(メタ)アクリレート、(パー)フルオロメチルエチレン(メタ)アクリレート、(パー)フルオロエチルメチレン(メタ)アクリレート、(パー)フルオロエチルエチレン(メタ)アクリレート、(パー)フルオロプロピルメチレン(メタ)アクリレート、(パー)フルオロプロピルエチレン(メタ)アクリレート、(パー)フルオロブチルメチレン(メタ)アクリレート、(パー)フルオロブチルエチレン(メタ)アクリレート、(パー)フルオロメチルペンチレン(メタ)アクリレート、(パー)フルオロペンチルエチレン(メタ)アクリレート、(パー)フルオロヘキシルメチレン(メタ)アクリレート、(パー)フルオロヘキシルエチレン(メタ)アクリレートなどが挙げられる。なお、炭素数1~6のフルオロアルキルアルキレン(メタ)アクリレートは、下記一般式(2)で表すこともできる。
Rf-Y-X ・・・(2)
ただし、Rfは炭素数1~6のフルオロアルキル基であり、Yはアルキレン基であり、Xはアクリロイル基またはメタクリロイル基である。
前記フルオロアルキルポリオキシフルオロアルキレン(メタ)アクリレートとしては、例えば、(パー)フルオロメチルポリオキシフルオロエチレン(メタ)アクリレート、(パー)フルオロエチルポリオキシフルオロエチレン(メタ)アクリレート、(パー)フルオロプロピルポリオキシフルオロエチレン(メタ)アクリレート、(パー)フルオロブチルポリオキシフルオロエチレン(メタ)アクリレート、(パー)フルオロペンチルポリオキシフルオロエチレン(メタ)アクリレート、(パー)フルオロヘキシルポリオキシフルオロエチレン(メタ)アクリレート、(パー)フルオロヘキシルポリオキシフルオロプロピレン(メタ)アクリレートなどが挙げられる。なお、炭素数1~6のフルオロアルキルポリオキシフルオロアルキレン(メタ)アクリレートは、下記一般式(3)で表すこともできる。
Rf-Z-X ・・・(3)
ただし、Rfは炭素数1~6のフルオロアルキル基であり、Zはポリオキシフルオロアルキレン基である、Xはアクリロイル基またはメタクリロイル基である。
本発明における(メタ)アクリル酸(a2)は、アクリル酸およびメタアクリル酸から選択される少なくとも1種である。(メタ)アクリル酸(a2)は、撥水性、撥油性および耐摩耗性がより優れることから、炭素数1~6のフルオロアルキル基を有する(メタ)アクリレート化合物(a1)100質量部に対して、0.2質量部以上であることが好ましく、0.5質量部以上であることがより好ましく、1質量部以上であることがさらに好ましい。また、10質量部以下であることが好ましく、5質量部以下であることがより好ましく、3質量部以下であることがさらに好ましい。
本発明における炭化水素環構造を有する(メタ)アクリレート化合物(a3)としては、例えば、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、1-アダマンチル(メタ)アクリレートなどの脂環族炭化水素基含有(メタ)アクリレート化合物、ベンジル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレートなどの芳香族炭化水素基含有(メタ)アクリレート化合物などが挙げられる。これらのうち、撥水性、撥油性および耐摩耗性がより優れることから、芳香族炭化水素基含有(メタ)アクリレート化合物が好ましく、ベンジル(メタ)アクリレートがより好ましい。また、撥水性および撥油性がより優れ、水の滑落角水の滑落角がより小さくなることから、脂環族炭化水素基含有(メタ)アクリレート化合物および芳香族炭化水素基含有(メタ)アクリレート化合物を含むことが好ましく、イソボルニル(メタ)アクリレートおよびベンジル(メタ)アクリレートを含むことがより好ましい。
炭化水素環構造を有する(メタ)アクリレート化合物(a3)は、撥水性、撥油性および耐摩耗性がより優れることから、炭素数1~6のフルオロアルキル基を有する(メタ)アクリレート化合物(a1)100質量部に対して、5質量部以上であることが好ましく、15質量部以上であることがより好ましく、20質量部以上であることがさらに好ましい。また、200質量部以下であることが好ましく、150質量部以下であることがより好ましく、100質量部以下であることがさらに好ましい。
また、炭化水素環構造を有する(メタ)アクリレート化合物(a3)は、撥水性および撥油性がより優れ、水の滑落角がより小さくなることから、炭素数1~6のフルオロアルキル基を有する(メタ)アクリレート化合物(a1)100質量部に対して、25質量部以上であることが好ましく、40質量部以上であることがより好ましく、60質量部以上であることがさらに好ましい。また、200質量部以下であることが好ましく、150質量部以下であることがより好ましく、100質量部以下であることがさらに好ましい。
炭化水素環構造を有する(メタ)アクリレート化合物(a3)は、撥水性、撥油性および耐摩耗性がより優れることから、炭素数1~6のフルオロアルキル基を有する(メタ)アクリレート化合物(a1)1モルに対して、0.1モル以上であることが好ましく、0.3モル以上であることがより好ましく、0.4モル以上であることがさらに好ましい。また、5モル以下であることが好ましく、4モル以下であることがより好ましく、3モル以下であることがさらに好ましい。
炭化水素環構造を有する(メタ)アクリレート化合物(a3)は、撥水性および撥油性がより優れ、水の滑落角がより小さくなることから、炭素数1~6のフルオロアルキル基を有する(メタ)アクリレート化合物(a1)1モルに対して、0.1モル以上であることが好ましく、0.3モル以上であることがより好ましく、0.4モル以上であることがさらに好ましい。また、5モル以下であることが好ましく、4モル以下であることがより好ましく、3モル以下であることがさらに好ましい。
炭化水素環構造を有する(メタ)アクリレート化合物(a3)は、撥水性、撥油性および耐摩耗性がより優れることから、(メタ)アクリル酸(a2)1質量部に対して、3質量部以上であることが好ましく、5質量部以上であることがより好ましく、10質量部以上であることがさらに好ましい。また、100質量部以下であることが好ましく、70質量部以下であることがより好ましく、50質量部以下であることがさらに好ましい。
また、炭化水素環構造を有する(メタ)アクリレート化合物(a3)は、撥水性および撥油性がより優れ、水の滑落角がより小さくなることから、(メタ)アクリル酸(a2)1質量部に対して、15質量部以上であることが好ましく、25質量部以上であることがより好ましく、35質量部以上であることがさらに好ましい。また、100質量部以下であることが好ましく、70質量部以下であることがより好ましく、50質量部以下であることがさらに好ましい。
本発明の共重合体に用いる構成モノマーは、耐摩耗性がより優れることから、脂肪族炭化水素基を有する(メタ)アクリレート化合物(a4)を含有することが好ましい。脂肪族炭化水素基を有する(メタ)アクリレート化合物(a4)としては、例えば、n-ブチル(メタ)アクリレート、2-エチルヘキシル(メタ)アクリレート、n-オクチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、イソノニル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、パルミチル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、ベヘニル(メタ)アクリレート、イソステアリル(メタ)アクリレートおよびイソアミル(メタ)アクリレートが挙げられる。これらのうち、耐摩耗性がより優れることから、ラウリル(メタ)アクリレート、パルミチル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、ベヘニル(メタ)アクリレート、イソステアリル(メタ)アクリレートが好ましく、ステアリル(メタ)アクリレートがより好ましい。
脂肪族炭化水素基を有する(メタ)アクリレート化合物(a4)は、撥水性、撥油性および耐摩耗性がより優れることから、炭素数1~6のフルオロアルキル基を有する(メタ)アクリレート化合物(a1)100質量部に対して、5質量部以上であることが好ましく、10質量部以上であることがより好ましく、20質量部以上であることがさらに好ましい。また、100質量部以下であることが好ましく、70質量部以下であることがより好ましく、50質量部以下であることがさらに好ましい。
脂肪族炭化水素基を有する(メタ)アクリレート化合物(a4)は、撥水性および撥油性および耐摩耗性がより優れることから、炭素数1~6のフルオロアルキル基を有する(メタ)アクリレート化合物(a1)1モルに対して、0.06モル以上であることが好ましく、0.1モル以上であることがより好ましく、0.25モル以上であることがさらに好ましい。また、1.3モル以下であることが好ましく、0.9モル以下であることがより好ましく、0.6モル以下であることがさらに好ましい。
脂肪族炭化水素基を有する(メタ)アクリレート化合物(a4)は、撥水性、撥油性および耐摩耗性がより優れることから、(メタ)アクリル酸(a2)1質量部に対して、5質量部以上であることが好ましく、10質量部以上であることがより好ましく、20質量部以上であることがさらに好ましい。また、100質量部以下であることが好ましく、70質量部以下であることがより好ましく、50質量部以下であることがさらに好ましい。
脂肪族炭化水素基を有する(メタ)アクリレート化合物(a4)は、撥水性、撥油性および耐摩耗性がより優れることから、炭化水素環構造を有する(メタ)アクリレート化合物(a3)100質量部に対して、30質量部以上であることが好ましく、50質量部以上であることがより好ましく、100質量部以上であることがさらに好ましい。また、300質量部以下であることが好ましく、250質量部以下であることがより好ましく、200質量部以下であることがさらに好ましい。
脂肪族炭化水素基を有する(メタ)アクリレート化合物(a4)は、撥水性および撥油性および耐摩耗性がより優れることから、炭化水素環構造を有する(メタ)アクリレート化合物(a3)1モルに対して、0.15モル以上であることが好ましく、0.26モル以上であることがより好ましく、0.5モル以上であることがさらに好ましい。また、1.5モル以下であることが好ましく、1.3モル以下であることがより好ましく、1.0モル以下であることがさらに好ましい。
本発明の共重合体は、本発明の効果を阻害しない範囲で、上記(a1)~(a4)以外の(メタ)アクリレート化合物を含むことができる。このような化合物としては、例えば、グリシジル(メタ)アクリレート、2-ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2-ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4-ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸アミド、N-メチロール(メタ)アクリル酸アミド、ジアセトン(メタ)アクリル酸アミド、イソシアネートエチル(メタ)アクリレート、ポリシロキサンを有する(メタ)アクリレート、2-メタクロイロキシエチルアシッドホスフェート、ジメチルアミノメチル(メタ)アクリレートオキシアルキレン基含有(メタ)アクリレートモノマーなどが挙げられる。
本実施の形態で用いる共重合体は、特に限定されないが、重量平均分子量が2,000~100,000であることが好ましく、3,000~50,000であることがより好ましく、4,000~20,000であることがさらに好ましい。重量平均分子量が上記範囲内であると、撥水性、撥油性、及び油除去性に優れた撥水撥油剤が得られやすい。なお、重量平均分子量は、GPCカラムクロマトグラフィ法を用いて、下記の条件で測定することができ、標準サンプルとして分子量300、2000、8000、及び20000のポリエチレングリコールで校正したものを用いた。
・GPC装置:システムコントローラー:CBM-20A(島津製作所社製)
・検出器:RID-10A(島津製作所社製)
・カラム:Shodex GPC KF-G、KF-803、KF802.5、KF-802、KF-801を連結したもの(いずれも昭和電工社製)
・溶離液:テトラヒドロフラン
・サンプル注入:5重量%溶液、50μL
・流速:0.8mL/min
・温度:25℃
本発明の共重合体の製造方法としては、例えば、炭素数1~6のフルオロアルキル基を有する(メタ)アクリレート化合物(a1)、(メタ)アクリル酸(a2)、炭化水素環構造を有する(メタ)アクリレート化合物(a3)、必要により脂肪族炭化水素基を有する(メタ)アクリレート化合物(a4)や(a1)~(a4)以外の(メタ)アクリレート化合物、有機溶媒および重合開始剤を混合する工程、得られた混合物を40~120℃に加熱して重合反応を行う工程、とを有する。
重合方法は、溶液重合が好ましい。重合温度は、特に限定されないが、通常は40~120℃の範囲が好ましい。重合時間は、特に限定されないが、通常は4~15時間程度である。
有機溶媒としては、反応を阻害しないものであれば特に限定されず、例えば、溶剤(c)は、水であってもよく、有機溶剤であってもよい。有機溶剤としては、例え
ば、トルエン、キシレンなどの芳香族系溶剤、ヘキサンなどの脂肪族炭化水素系溶剤、シクロヘキサン、イソホロンなどの脂環族炭化水素系溶剤、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン系溶剤、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル系溶剤、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートなどのグリコールエーテルエステル系溶剤、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル、プロピレングリコールジブチルエーテルなどのグリコールエーテル系溶剤、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、N-メチル-2-ピロリドン等が挙げられ、この中でも、アセトン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテルであることが好ましい。
重合開始剤としては、従来公知のものを使用でき、例えば、過酸化ベンゾイル、t-ブチルパーオキシピバレート、t-ブチルパーオキシ-2-エチルヘキサノエート、1,1,3,3-テトラメチルブチルパーオキシ-2-エチルヘキサノエート、t-ヘキシルパーオキシイソプロピルモノカルボネート等の過酸化物、アゾビスイソブチロニトリル、2,2’-アゾビス-2-メチルブチロニトリル等のアゾ化合物等が挙げられる。その使用量は特に限定されないが、通常は、構成モノマーの合計量100質量部に対して、0.1~5質量部が好ましい。
本発明の撥水撥油剤は、前記共重合体を含有するものであり、さらに、溶媒を含むことが出来る。このような溶媒としては、例えば、水および上記例示した有機溶媒などが挙げられる。なお、溶媒は、共重合体の製造時に用いた溶媒をそのまま用いてもよく、必要に応じて溶媒で希釈してもよく、他の有機溶媒に置換してもよい。
撥水撥油剤における共重合体の含有量は、特に限定されないが、1~50質量%であることが好ましい。
本発明の撥水撥油剤は、耐摩耗性がより優れることから、架橋剤(b)を含むことが好ましい。このような架橋剤としては、例えば、カルボジイミド系架橋剤、オキサゾリン系架橋剤、エポキシ系架橋剤などが挙げられる。また、シランカップリング剤も架橋剤(b)として使用することができる。
上記カルボジイミド系架橋剤としては、例えば、日清紡社製のカルボジライトV-02、カルボジライトV-04、カルボジライトV-05、カルボジライトV-07、カルボジライトV-02-L2、カルボジライトE-01、カルボジライトE-02、カルボジライトE-03A、カルボジライトE-04などが挙げられる。
上記オキサゾリン系架橋剤としては、例えば、日本触媒社製のエポクロスK-2010E、エポクロスK-2020E、エポクロスK-2030E、エポクロスWS-500、エポクロスWS-700などが挙げられる。
上記エポキシ系架橋剤としては、例えば、ナガセケムテック(株)製のデナコールEX-611、デナコールEX-612、デナコールEX-614、デナコールEX-614B、デナコールEX-622、デナコールEX-512、デナコールEX-521、デナコールEX-411、デナコールEX-421、デナコールEX-301、デナコールEX-313、デナコールEX-314、デナコールEX-321、デナコールEX-211、デナコールEX-810、デナコールEX-811、デナコールEX-851、デナコールEX-821、デナコールEX-830、デナコールEX-832、デナコールEX-841、デナコールEX-861、デナコールEX-911、デナコールEX-941、デナコールEX-920、デナコールEX-921、デナコールEX-931、デナコールEX-145、デナコールEX-171、デナコールEX-701、共栄社化学(株)製のエポライト40E、エポライト100E、エポライト200E、エポライト400E、エポライト70P、エポライト200P、エポライト400P、エポライト1500NP、エポライト80MF、エポライト100MF、坂本薬品工業(株)製のSR-NPG、SR-16H、SR-TMP、SR-TPG、SR-4PG、SR-2EG、SR-8EG、SR-8EGS、SR-GLG、SR-DGE、SR-4GL、SR-4GLS、日本油脂(株)製のエピオールBE-200、エピオールG-100、エピオールE-100、エピオールE-400、エピオールE-1000、エピオールP-200、エピオールNPG-100、エピオールTMP-100、エピオールOHなどが挙げられる。
上記シランカップリング剤としては、例えば、信越化学工業、日本ユニカー、チッソ、東芝シリコーン等から販売されているビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、γ-アミノプロピルトリメトキシシラン、γ-アミノプロピルエトキシシラン、N-〔2-(ビニルベンジルアミノ)エチル〕-3-アミノプロピルトリメトキシシラン、γ-メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ-メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ-メタクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、γ-メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン、γ-グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、γ-グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、γ-グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、2-(3,4-エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、N-β(アミノエチル)γ-アミノプロピルトリメトキシシラン、N-β-(アミノエチル)-γ-アミノプロピルトリエトキシシラン、N-β-(アミノエチル)-γ-アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N-フェニル-γ-アミノプロピルトリメトキシシラン、γ-メルカブトプロピルトリメトキシシラン、メチルトリメトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、ジメトキシジフェニルシラン、n-プロピルトリメトキシシラン、ヘキシルトリメトキシシラン、デシルトリメトキシシラン、1,6-ビス(トリメトキシシリル)ヘキサン、トリフルオロプロピルトリメトキシシラン、テトラエトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、フェニルトリエトキシシラン、n-プロピルトリエトキシシラン、ヘキシルトリエトキシシラン、オクチルトリエトキシシラン、ヘキサメチルジシラザン等が挙げられる。
上記架橋剤(b)は、耐摩耗性がより優れることから、エポキシ系架橋剤、オキサゾリン系架橋剤、シランカップリング剤およびカルボジイミド系架橋剤が好ましい。
上記架橋剤(b)の含有割合は、特に限定されないが、構成モノマー100質量部に対して、1~30質量部であることが好ましく、1~20質量部であることが好ましく、1~15質量部であることがより好ましい。上記架橋剤(b)は、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明の撥水撥油剤には、発明の目的に反しない範囲で、その他の撥水剤、その他の撥油剤、架橋剤、防虫剤、難燃剤、防シワ剤、帯電防止剤、柔軟仕上げ剤、防腐剤、芳香剤、酸化防止剤、顔料、レベリング剤、可塑剤、分散剤を含有してもよい。
本発明の物品は、本発明の撥水撥油剤を用いて処理されたものである。処理方法としては、特に限定されず、塗布法、スプレー法、浸漬法などを適宜選択することができる。撥水撥油剤で処理される物品としては、特に限定されず、繊維、皮革、石材、木材、紙、ガラス、プラスチック、金属、電子基板などが挙げられる。なお、これらの物品を処理する方法は、各物品に応じた処理方法を適宜選択することができる。
あることがより好ましい。
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。なお、以下の実施例及び比較例において、「部」又は「%」とあるのは特に指定しない限り、質量基準とする。
(使用原料)
炭素数1~6のフルオロアルキル基を有する(メタ)アクリレート化合物(a1)
(a1-1)パーフルオロヘキシルエチルメタクリレート
(a1-2)パーフルオロブチルエチルメタクリレート
(メタ)アクリル酸(a2)
(a2-1)アクリル酸
(a2-2)メタクリル酸
炭化水素環構造を有する(メタ)アクリレート化合物(C)
(a3―1)イソボルニルアクリレート(共栄社化学(株)製、商品名:ライトアクリレートIB-XA)
(a3-2)ベンジルメタクリレート(共栄社化学(株)製、商品名:ライトエステルBZ)
脂肪族炭化水素基を有する(メタ)アクリレート化合物(a4)
(a4-1)ステアリルメタクリレート(共栄社化学(株)製、商品名:ライトエステルS)
架橋剤(b)
(b-1)シランカップリング剤(商品名:KBM-903、3-アミノプロピルトリメトキシシラン)
(b-2)エポキシ系架橋剤(商品名:デナコールEX-313)
(b-3)オキサゾリン系架橋剤(商品名:エポクロスWS-500、39質量%溶液)
(b-4)カルボジイミド系架橋剤(商品名:カルボジライトV-02-L2、40質量%溶液)
溶剤(c)
(c-1)酢酸エチル
(c-2)ジエチレングリコールジエチルエーテル
(c-3メチルエチルケトン
(実施例1~15、比較例2)
撹拌機、温度計、窒素導入管及び還流管を備えた反応容器に、表1に記載の割合で(a1)~(a4)及び溶媒(c)を加え、窒素置換を行った。続いて、t-ブチルパーオキシピバレート(日油(株)製、商品名:パーブチルPV)を、上記(A)~(E)の(メタ)アクリレート化合物の合計量100質量部に対して3質量部となるように加え、65℃で8時間反応させることにより、共重合体(共重合体の濃度25質量%)を得た。
得られた共重合体溶液に架橋剤(b)を加え、さらに共重合体の濃度が1質量%となるように酢酸エチルで希釈することにより撥水撥油剤を作製した。この撥水撥油剤を、ガラス板(76mm×26mm)上に膜厚20μmとなるようにスピンコート法により塗布し、105℃のオーブンで10分間乾燥することにより、試験片を作製した。
(比較例1)
共重合体溶液に代えて、メチルエチルケトンを用いた以外は実施例1と同じ方法により試験片を作製した。
上記試験片を用いて、接触角(水およびヘキサデカン)、耐摩耗性および滑落角を下記の方法により評価した。結果を表1に示す。
(接触角)
接触角測定装置(協和界面科学社製、商品名:接触角計Drop Master 500)を用いて、塗布面における水およびヘキサデカンの接触角を測定し下記の基準で評価した。なお、水の液滴容量は2μL、ヘキサデカンの液滴容量は4μLとし、滴下30秒後の接触角を測定した。
<水の接触角>
A:110°以上
B:100°以上110°未満
C:90°以上100°未満
D:70°以上90°未満
E:50°以上70°未満
F:50°未満
<ヘキサデカンの接触角>
A:60°以上
B:50°以上60°未満
C:40°以上50°未満
D:30°以上40°未満
E:30°未満
(耐摩耗性)
試験片の塗布面を、ティッシュペーパー(イットコティッシュ:イトマン社製)を用いて100g/cmの加重で30往復摩擦した。摩擦後の試験片を用いて、水およびヘキサデカンの接触角を、接触角と同じ方法で評価した。
(滑落角)
接触角測定装置(協和界面科学社製、商品名:接触角計Drop Master 500)を用いて、、水平状態の塗布面に水を20μl滴下したあと、試験片の傾斜角を徐々に大きくし、水液が滑り始めた時の傾斜角を滑落角として測定し、下記の基準で評価した。
A:30°未満
B:30°以上40°未満
C:40°以上70°未満
D:70°以上90°未満
E:90°でも滑落しない
Figure 0007213647000001
表1から明らかな通り、実施例1~15の共重合体を含む撥水撥油剤は、撥水性、撥油性および耐摩耗性に優れることがわかる。また、実施例1および2から明らかなように、炭化水素環構造を有する(メタ)アクリレート化合物(a3)として脂環族炭化水素基含有(メタ)アクリレート化合物および芳香族炭化水素基含有(メタ)アクリレート化合物を含むことにより、滑落角がより小さくなることがわかる。さらに、実施例3~7より明らかなとおり、構成モノマーとして脂肪族炭化水素基を有する(メタ)アクリレート化合物(a4)を含有することにより、耐摩耗性がより優れることがわかる。
本発明の共重合体は、撥水撥油剤として好適に用いることができる。

Claims (4)

  1. 炭素数1~6のフルオロアルキル基を有する(メタ)アクリレート化合物(a1)、( メタ)アクリル酸(a2)、炭化水素環構造を有する(メタ)アクリレート化合物(a3)、および脂肪族炭化水素基を有する(メタ)アクリレート化合物(a4)を少なくとも含有し、
    前記(a2)の含有量が、前記(a1)100質量部に対して、1質量部以上5質量部以下、
    前記(a3)の含有量が、前記(a1)100質量部に対して、20質量部以上100質量部以下、
    前記(a3)の含有量が、前記(a2)1質量部に対して、10質量部以上50質量部以下、
    前記(a4)の含有量が、前記(a1)100質量部に対して、5質量部以上50質量部以下、
    前記(a4)の含有量が、前記(a2)1質量部に対して、5質量部以上100質量部以下である構成モノマーを重合してなる共重合体。
  2. 請求項に記載の共重合体を含有する撥水撥油剤。
  3. さらに架橋剤(b)を含有する請求項に記載の撥水撥油剤。
  4. 請求項またはに記載の撥水撥油剤を用いて処理された物品。
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