JP7212464B2 - 注意喚起システム - Google Patents
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すなわち、たとえば、交差点手前の同じ道路を走行しているときでも、交差点を右折する場合と左折する場合と直進する場合とでは、運転者に求められる集中度の程度は異なる。また、同じ道路を走行しているときでも、走行車線を走行している場合と、追い越し車線を走行している場合とでは、運転者に求められる集中度の程度は異なる。
また、この場合には、前記ドライバの状態には、少なくともドライバの集中度を含めるようにしてもよい。
また、以上の注意喚起システムは、時間帯、曜日、路面状態、交通状態、天気のうちの少なくとも一つの状況を属性値として、前記情報サーバの前記データベースに、前記各道路の各レーンに対応づけた前記基準ドライバ状態データを、前記各属性値毎に当該属性値に対応づけて格納し、各前記基準ドライバ状態データを、対応づけられた道路のレーンを、対応づけられた属性値が示す状況で走行する際の基準となるドライバの状態を表すものとし、前記情報サーバの前記データ提供手段において、前記基準ドライバ状態データを要求した車載システムが搭載された自動車が現在走行している状況を示す前記属性値を識別し、前記データベースの、当該車載システムから要求された道路とレーンに対応づけられた前記基準ドライバ状態データのうちの、前記識別した属性値に対応づけられた前記基準ドライバ状態データを、前記データ通信によって前記車載システムに提供するように構成してもよい。
図1に、本実施形態に係る注意喚起システムの構成を示す。
図示するように、本実施形態に係る注意喚起システムは、個々の自動車に搭載された車載システム1と、情報管理システム2とを有している。情報管理システム2はインターネットなどのWAN3に接続しており、各車載システム1は、移動通信を介してWAN3上の情報管理システム2にアクセスすることができる。
また、ナビゲーション部1011は、走行位置検出部10111と、案内処理部10112とを備えている。
走行位置検出部10111は、GNNS受信器102で受信した測位位置や、車外撮影カメラ103で撮影した自動車の前方や後方の画像に対して行った画像認識処理による白線/レーン認識の結果や、地図データ記憶部101に記憶されている地図データに基づいて、自動車が現在位置している地点、自動車が現在走行している道路区間、自動車が現在走行しているレーンを検出する。ここで、自動車が現在走行している道路区間は、道路とその道路上の区間の組み合わせを表す。また、道路区間は、道路の進む方向(上り、下り)毎に設定されており、道路のどの部分部分の各々を道路区間とするかは、予め地図データにおいて定義されている。また、各地図データには、各道路区間のレーン構成の情報も含まれている。
図4に、このドライバ状態情報通知処理の手順を示す。
図示するように、情報通知部1014は、ドライバ状態情報通知処理において、自動車が対象道路区間に侵入するのを監視する(ステップ402)。ここで、対象道路区間は、地図データに定義されている道路区間のうちの、交差点手前の道路区間やカーブ手前の道路区間等である。なお、このような対象道路区間は、予め地図データに定義しておいてもよいし、情報通知部1014において、進入した道路区間が対象道路区間であるかどうかを、進入した道路区間が交差点手前の道路区間やカーブ手前の道路区間であるかどうかを地図データを参照して求めて算定するようにしてもよい。
そして、自動車が対象道路区間を通過して退出したならば(ステップ406)、ドライバ状態と走行履歴の記録を停止する(ステップ408)。
図6に、この注意喚起処理の手順を示す。
図示するように、注意喚起部1012は注意喚起処理において、自動車が対象道路区間に侵入するのを監視する(ステップ602)。
そして、自動車が対象道路区間に侵入したならば(ステップ602)、走行位置検出部10111が算出している自動車が現在走行している道路区間と自動車が現在走行しているレーンとを、走行道路区間、走行レーンとして取得する(ステップ604)。
以上、注意喚起部1012が行う注意喚起処理について説明した。
ここで、このような注意喚起処理の処理例を図7に示す
。
いま、図7aに示すように、直進レーンSと右折レーンRの2車線が設定されている対象道路区間Pが設定されており、対象道路区間Pの直進レーンSのドライバ状態統計値が表す運転者が運転に注意を払っている度合いが50%であり、対象道路区間Pの右折レーンRのドライバ状態統計値が表す運転者が運転に注意を払っている度合いが70%であるものとする。
ところで、以上の実施形態では、情報管理システム2の統計処理部23において、道路区間とレーンの組み合わせ毎にドライバ状態統計値を生成して統計情報データベース24に格納したが、これは、図5cに示すように、統計処理部23において、道路区間とレーンと所定の走行属性の組み合わせ毎にドライバ状態統計値を生成し、道路区間とレーンと走行属性の組み合わせに対応づけてドライバ状態情報データベース22に格納するようにしてもよい。ここで、走行属性は、自動車の走行に関わる事項であり、この走行属性としては、たとえば、時間帯や曜日や天気や路面状況や交通状態等のいずれか、または、これらの任意の組み合わせを用いることができる。
Claims (5)
- 自動車の運転者の注意を喚起する注意喚起システムであって、
情報サーバと、
前記情報サーバと無線通信を介したデータ通信を行える、前記自動車に搭載された車載システムとを備え、
前記情報サーバは、
各道路の各レーンに対応づけて、当該道路の当該レーンを走行する際の基準となるドライバの状態を表す基準ドライバ状態データを格納したデータベースと、
車載システムに当該車載システムから要求された道路とレーンに対応づけられている前記データベースの基準ドライバ状態データを、前記データ通信によって前記車載システムに提供するデータ提供手段とを有し、
前記車載システムは、
前記自動車が走行中の道路と走行中のレーンを検出する走行位置検出手段と、
前記自動車のドライバの状態を検出する状態検出手段と、
前記走行位置検出手段が検出した道路と前記走行位置検出手段が検出したレーンとに対応づけられた基準ドライバ状態データを、前記情報サーバの前記データ提供手段に要求することにより取得するデータ取得手段と、
前記データ取得手段が取得した前記基準ドライバ状態データが表すドライバの状態に比べ、前記状態検出手段が検出している前記自動車のドライバの現在の状態が運転に対する注意の程度が低いことを表しているときに、前記自動車のドライバの注意を喚起する所定の処理を行う注意喚起手段とを有することを特徴とする注意喚起システム。 - 請求項1記載の注意喚起システムであって、
前記情報サーバは、基準ドライバ状態データを生成し前記データベースに格納する基準ドライバ状態データ生成手段を有し、
前記車載システムは、前記状態検出手段が検出した前記自動車のドライバの状態を、当該ドライバの状態を検出した時点に前記自動車が走行していた道路とレーンと共にドライバ状態情報として前記情報サーバに前記データ通信を介して通知するドライバ状態通知手段を有し、
前記情報サーバの基準ドライバ状態データ生成手段は、車載システムから通知されたドライバ状態情報から、各道路の各レーンを走行する際の基準となるドライバの状態を算定して前記基準ドライバ状態データを生成することを特徴とする注意喚起システム。 - 請求項1または2記載の注意喚起システムであって、
前記ドライバの状態は、ドライバの感情または生理的な状態であることを特徴とする注意喚起システム。 - 請求項3記載の注意喚起システムであって、
前記ドライバの状態は、少なくともドライバの集中度を含むことを特徴とする注意喚起システム。 - 請求項1、2、3または4記載の注意喚起システムであって、
時間帯、曜日、路面状態、交通状態、天気のうちの少なくとも一つの状況を属性値として、前記情報サーバの前記データベースには、前記各道路の各レーンに対応づけた前記基準ドライバ状態データが、前記各属性値毎に当該属性値に対応づけられて格納されており、
各前記基準ドライバ状態データは、対応づけられた道路のレーンを、対応づけられた属性値が示す状況で走行する際の基準となるドライバの状態を表し、
前記情報サーバの前記データ提供手段は、前記基準ドライバ状態データを要求した車載
システムが搭載された自動車が現在走行している状況を示す前記属性値を識別し、前記データベースの、当該車載システムから要求された道路とレーンに対応づけられた前記基準ドライバ状態データのうちの、前記識別した属性値に対応づけられた前記基準ドライバ状態データを、前記データ通信によって前記車載システムに提供することを有することを特徴とする注意喚起システム。
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