JP7211849B2 - 留め具 - Google Patents

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本発明は、棒状体に係止する留め具に関する。
特許文献1には、中央部にボルト挿通孔を有する基板と、基板の両辺から延出されてボルトに係止する係止片とを備えたプッシュナットが開示されている。このプッシュナットは、係止片を上にして基板側からボルトをボルト挿通孔に挿入することで取り付けられる。
特開2006-308020号公報
留め具を留める棒状体は工具で取り付けにくい場所に配置されていることがあり、留め具が棒状体に取り付けやすいと好ましい。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、棒状体に取り付けやすい留め具を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の留め具は、一枚の金属板から形成されており、棒状体に係止する。この留め具は、一対の側板部と、一対の側板部の一端を連結する連結部と、一対の側板部または連結部から延出し、棒状体に係止可能な一対の弾性爪部と、を備える。一対の側板部の他端は自由端で拡開可能であり、一対の弾性爪部は、一対の側板部の他端側から挿入された棒状体に対して係止する。
この態様によれば、棒状体に対して留め具を押し込めば一対の弾性爪部が棒状体に係止して取り付けを容易に完了できる。
本発明の別の態様は、一枚の金属板から形成されており、棒状体に係止する留め具である。この留め具は、一対の側板部と、棒状体を挿入する挿入孔を有し、一対の側板部の一端を連結する連結部と、一対の側板部または連結部から延出し、棒状体に係止可能な一対の弾性爪部と、を備える。一対の側板部の他端は自由端で拡開可能に設けられ、側板部は、一端より他端側にて棒状体に対する動きを規制する制限部を有する。一対の弾性爪部は、軸方向において、挿入孔と制限部の間で棒状体に係止する。
この態様によれば、棒状体に対して留め具を押し込めば一対の弾性爪部が棒状体に係止して取り付けを容易に完了できる。
本発明によれば、棒状体に取り付けやすい留め具を提供できる。
取付状態の留め具の斜視図である。 図2(a)は、留め具の正面図であり、図2(b)は、留め具の側面図である。 図3(a)は、留め具の平面図であり、図3(b)は、留め具の底面図である。 図1に示す取付状態の留め具の線分A-A断面図である。 留め具の棒状体への取付工程について説明するための図である。 第1変形例の留め具について説明するための図である。 第2変形例の留め具について説明するための図である。 第3変形例の留め具について説明するための図である。 第4変形例の留め具について説明するための図である。 第5変形例の留め具について説明するための図である。 第6変形例の留め具について説明するための図である。
図1は、取付状態の留め具10の斜視図である。留め具10は、取付部材14を被取付部材12に取り付ける。取付部材14は、車載部品や内装パネルであってよく、被取付部材12は、車体パネルであってよい。
被取付部材12にはスタッドボルトとして機能する棒状体12aが立設するように溶接されている。棒状体12aは、外周面に螺旋状の溝を有する。取付状態では、被取付部材12の棒状体は、留め具10の挿入孔32に挿入されており、棒状体12aの軸方向と、挿入孔32の軸方向はほぼ同軸である。取付部材14には、棒状体12aを挿入するための取付孔14aが形成されている。
取付部材14は、例えば、マフラーの近傍に設けられる遮熱板であって、棒状体12aが、作業者からほとんど見えない位置で、作業者の腕がかろうじて入るが、工具が入らない場所に設けられる。作業者は、この棒状体12aに対して留め具10を押し込めば取り付けを完了でき、ナットで締め付ける場合と比べて容易に取り付けることができる。
図2(a)は、留め具10の正面図であり、図2(b)は、留め具10の側面図である。また、図3(a)は、留め具10の平面図であり、図3(b)は、留め具10の底面図である。留め具10は、一枚の金属板から切り抜き加工やプレス加工を施して形成される。一枚の金属板から形成することで、金属による剛性を確保しつつ、製造コストを抑えることができる。
留め具10は、一対の第1側板部20aおよび第2側板部20b(これらを区別しない場合「側板部20」という)と、連結部22と、一対の第1弾性爪部24aおよび第2弾性爪部24b(これらを区別しない場合「弾性爪部24」という)と、第1ブリッジ34aおよび第2ブリッジ34b(これらを区別しない場合「ブリッジ34」という)とを備える。一対の側板部20は、板部26aおよび板部26b(これらを区別しない場合「板部26」という)と、座部28aおよび座部28b(これらを区別しない場合「座部28」という)と、当接部30aおよび当接部30b(これらを区別しない場合「当接部30」という)と、スリット36と、第1制限部38aおよび第2制限部38b(これらを区別しない場合「制限部38」という)を有する。
図2(a)に示すように、側板部20の一端40は連結部22に連結され、他端42は自由端となっていて拡開可能である。側板部20は、スリット36が側板部20の中央部分を軸方向に沿って切り欠くように形成されているため、板部26、座部28および当接部30は、幅方向に離間してそれぞれ一対設けられている。なお、一対の側板部20が対向する方向を対向方向といい、対向方向および挿入孔32の軸方向に直交する方向を幅方向という。対向方向は、幅方向および挿入孔32の軸方向に直交する。
対向する板部26aおよび板部26bは、図2(a)に示すように、一端40側の連結部22から他端44側に向かって接近するように設けられ、板部26aおよび板部26bの他端44側の対向方向の間隔は、板部26aおよび板部26bの一端40側の対向方向の間隔より短い。つまり、一対の側板部20は、一端40側から制限部38に向かって対向方向に接近するように設けられるこれにより、板部26の他端44側の間隔を短くして棒状体12aに干渉するように設定し、連結部22の面積を確保してバーリング加工を施した挿入孔32を形成しやすくできる。
板部26が連結部22に対して所定の傾斜角で例えば45度から80度の傾斜角で傾斜するように設けることで、留め具10の軸方向の長さを長くできる。これにより、留め具10を側方から指で把持しやすくできる。
座部28は、板部26の他端44側から屈曲し、対向方向外向きに延出する。一対の座部28の他端42側に当接部30がそれぞれ形成される。当接部30は側板部20の他端42側に位置し、取付状態において取付部材14の表面に弾性的に当接する。板部26と座部28の屈曲部分は滑らかに湾曲しており、棒状体12aの挿入時に溝に引っ掛かりにくくなっている。
制限部38は、図3(b)に示すように、側板部20の中央側を切り欠くスリット36の両縁に形成され、一端40より他端42側にて棒状体12aに対する動きを規制する。制限部38は、板部26の他端44側に設けられ、板部26と座部28の屈曲する部分に位置する。制限部38は、板部26の他端44側に設けられ、一対の側板部20にそれぞれ形成される。
連結部22は、棒状体12aを挿入可能な挿入孔32を有する。挿入孔32は、バーリング加工により形成された円筒状のフランジを有する。挿入孔32により、挿入された棒状体12aの動きを制限し、取付状態での棒状体12aのガタつきを抑えることができる。挿入孔32のフランジの軸方向長さは、棒状体12aの溝ピッチより長くなるように設定される。これにより、取付時に挿入孔32が棒状体12aの溝に引っ掛かりにくくなる。また、バーリング加工により挿入孔32の根元が滑らかに湾曲しており、棒状体12aの溝に引っ掛かりにくくなっている。
一対の弾性爪部24は、一対の側板部20から延出し、棒状体12aに係止可能である。弾性爪部24の先端が棒状体12aの溝に引っ掛かるように係止する。第1弾性爪部24aは、図3(b)に示すように、一対の座部28aを懸架する第1ブリッジ34aから延出し、図2(a)に示すように、第1ブリッジ34aから対向方向外向きに延出して折り返されて対向方向内向きに延出する。第2弾性爪部24bは、第1弾性爪部24aと同形状である。これにより、弾性爪部24は、第1ブリッジ34aから対向方向内方に延出する場合と比べて、全長を長くして撓みやすくし、挿入力を低減できる。弾性爪部24は側板部20から延出することで、側板部20の動きに連動する。
弾性爪部24は、図2(a)に示すように、軸方向において挿入孔32と制限部38の間に位置し、その間で棒状体12aに係止する。つまり、棒状体12aは、挿入孔32、弾性爪部24および制限部38により軸方向に離れた3箇所で安定して支持される。
図4は、図1に示す取付状態の留め具10の線分A-A断面図である。第1制限部38aおよび第2制限部38bは、挿入された棒状体を幅方向に挟むようにそれぞれ構成される。これは、スリット36の幅が、棒状体12aの直径より短くなるように形成されており、スリット36内に棒状体12aが完全に入り込むことを制限し、スリット36の両縁が棒状体12aの一部を挟むように当接するためである。これにより、制限部38が棒状体12aの幅方向の動きを制限できる。
第1制限部38aおよび第2制限部38bの対向方向の間隔、すなわち一対の板部26a,26bの他端44での対向方向の間隔は、棒状体12aの直径より短い。これにより、棒状体12aに取り付けた際に、第1制限部38aおよび第2制限部38bが棒状体12aを対向方向に挟むように保持でき、棒状体12aの対向方向の動きを制限できる。
また、スリット36の幅と、第1制限部38aおよび第2制限部38bの対向方向の間隔とが棒状体12aの直径より短くなることで、幅方向と対向方向の棒状体12aの動きを制限でき、いっそう棒状体12aのガタつきを抑えることができる。
図5は、留め具10の棒状体12aへの取付工程について説明するための図である。作業者は、留め具10を指で摘んで側板部20の他端42側から棒状体12aへ押し込む。このとき、留め具10を棒状体12aと同軸に位置合わせできなくとも、一対の側板部20の他端42側が拡開して棒状体12aを受け入れる。このように、一対の弾性爪部24は、一対の側板部20の拡開可能な他端42側から挿入された棒状体12aに対して係止する。これにより、留め具10が棒状体12aに対して傾いていても挿入が容易である。また、棒状体12aが取付部材14の垂直方向に対して傾いていても、傾きを吸収することができる。
板部26が立ち上がるように設けられることで、留め具10が軸方向に長くなっており、作業者が留め具10を幅方向から安定した姿勢でつまみやすくなっている。弾性爪部24は、座部28と同方向に延出する。これにより、弾性爪部24が板部26の幅方向に張り出さないように構成できるため、ユーザが板部26の幅方向から摘みやすくでき、歩留まりもよくできる。
図6は、第1変形例の留め具100について説明するための図である。図6(a)は留め具100の斜視図であり、図6(b)は留め具100の正面図である。第1変形例の留め具100は、図2(a)に示す留め具10と比べて、第1弾性爪部124aおよび第2弾性爪部124bの位置が異なる。
第1弾性爪部124aは、連結部22側の板部126aから延出し、第2弾性爪部124bは、連結部22側の板部126bから延出する。第1弾性爪部124aおよび第2弾性爪部124bは、対向方向外向きに延出し、折り返すように屈曲して対向方向内向きに延出しており、全長が長くなるように構成されている。
板部126a,126bは、第1弾性爪部124aおよび第2弾性爪部124bの根元の位置から幅方向に離れて2枚ずつそれぞれ形成されており、それぞれが独立して撓むことができる。
図7は、第2変形例の留め具200について説明するための図である。図7(a)は留め具200の斜視図であり、図7(b)は留め具200の正面図である。第2変形例の留め具200は、図2(a)に示す留め具10と比べて、挿入孔232の突出する向きが異なる。挿入孔232は、連結部22から他端44側に向かって突出している。
図8は、第3変形例の留め具300について説明するための図である。図8(a)は留め具300の斜視図であり、図8(b)は留め具300の正面図である。第3変形例の留め具300は、図2(a)に示す留め具10と比べて、一対の板部326a,326bが一端40から他端44に向かって対向方向に離れるように形成されている点が異なる。
第1弾性爪部324aおよび第2弾性爪部324bは、板部326aおよび板部326bの第1ブリッジ334aおよび第2ブリッジ334bから対向方向外向きに延出し、折り返すように屈曲して対向方向内向きに延出する。これにより、第1弾性爪部324aおよび第2弾性爪部324bの全長を長くできる。
一対の板部326a,326bが一端40から他端44に向かって拡開するように設けられることで、一端40側の挿入孔32が他端44側に接近しやすくなる。
図9は、第4変形例の留め具400について説明するための図である。図9(a)は留め具400の斜視図であり、図9(b)は留め具400の正面図である。第4変形例の留め具400は、図8(a)に示す留め具300と比べて、第1弾性爪部424aおよび第2弾性爪部424bの位置が異なる。
第1弾性爪部424aは、連結部22側の板部426aから延出し、第2弾性爪部424bは、連結部22側の板部426bから延出する。第1弾性爪部424aおよび第2弾性爪部424bは、対向方向外向きに延出し、折り返すように屈曲して対向方向内向きに延出しており、全長が長くなるように構成されている。
なお図9(a)では、第1弾性爪部424aおよび第2弾性爪部424bが板部426a,426bから延出する態様を示したが、この態様に限られず、連結部22から延出してもよい。これにより、第1弾性爪部424aおよび第2弾性爪部424bと、板部426a,426bとが独立して撓むことができる。
図10は、第5変形例の留め具500について説明するための図である。図10(a)は留め具500の斜視図であり、図10(b)は留め具500の正面図である。第5変形例の留め具500は、図2(a)に示す留め具10と比べて、一対の板部526a,526bが一端40から他端44に向かって拡開するように形成されている点、および一対の当接部530a,530bが対向方向内向きに延出している点で異なる。
第1弾性爪部524aおよび第2弾性爪部524bは、板部526aおよび板部526bの第1ブリッジ534aおよび第2ブリッジ534bから対向方向外向きに延出し、折り返すように屈曲して対向方向内向きに延出する。
一対の当接部530a,530bは、板部526a,526bの他端44から対向方向内向きに屈曲して形成される。一対の当接部530a,530bの先端には、第1制限部538aおよび第2制限部538bが形成される。これにより、挿入孔32と、第1弾性爪部524aおよび第2弾性爪部524bと、第1制限部538aおよび第2制限部538bとの3箇所で棒状体12aを支持できるため、取付状態を安定させることができる。
図11は、第6変形例の留め具600について説明するための図である。図11(a)は留め具600の斜視図であり、図11(b)は留め具600の正面図である。第6変形例の留め具600は、第1変形例から第5変形例の留め具と比べて、当接部630a,630bの位置が異なり、留め具600の被取付部材12への取り付け姿勢も異なる。
一対の板部626a,626bの一端40は、連結部622により連結され、一対の板部626a,626bは一端40から他端44に向かって接近するように形成される。一対の板部626a,626bの他端44側には、制限部638が形成される。
挿入孔632は、連結部622から他端44側に向かって突出するように形成される。第1弾性爪部624aおよび第2弾性爪部624bは、板部626a,626bの他端44側から延出する。留め具600は、板部626a,626bの一端40側から棒状体12aに押し込まれる。連結部622と、第1弾性爪部624aおよび第2弾性爪部624bと、制限部638とにより3箇所で棒状体12aを支持できるため、取付状態を安定させることができる。
一対の当接部630a,630bは、連結部622から互いに逆方向に延出する片持ち片として形成される。一対の当接部630a,630bが第1弾性爪部624aおよび第2弾性爪部624bの対向方向に直交する方向に延出することで、棒状体12aの取付状態で対向方向に直交する方向のガタツキも抑えることができる。
本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を実施例に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施例も本発明の範囲に含まれうる。
10 留め具、 12 被取付部材、 12a 棒状体、 14 取付部材、 14a 取付孔、 16 棒状体、 20 側板部、 20a 第1側板部、 20b 第2側板部、 22 連結部、 24 弾性爪部、 24a 第1弾性爪部、 24b 第2弾性爪部、 26a,26b 板部、 28a 座部、 30 当接部、 32 挿入孔、 34a 第1ブリッジ、 34b 第2ブリッジ、 36 スリット、 38 制限部、 38a 第1制限部、 38b 第2制限部、 40 一端、 42,44 他端。

Claims (8)

  1. 一枚の金属板から形成されており、棒状体に係止する留め具であって、
    一対の側板部と、
    一対の前記側板部の一端を連結する連結部と、
    一対の前記側板部または前記連結部から延出し、棒状体に係止可能な一対の弾性爪部と、を備え、
    一対の前記側板部の他端は自由端で拡開可能であり、
    一対の前記弾性爪部は、一対の前記側板部の前記他端側から挿入された棒状体に対して係止し、
    一対の前記弾性爪部は、前記側板部よりも一対の前記側板部の対向方向外向きに延出して折り返されて対向方向内向きに延出することを特徴とする留め具。
  2. 一枚の金属板から形成されており、棒状体に係止する留め具であって、
    一対の側板部と、
    一対の前記側板部の一端を連結する連結部と、
    一対の前記側板部または前記連結部から延出し、棒状体に係止可能な一対の弾性爪部と、を備え、
    一対の前記側板部の他端は自由端で拡開可能であり、
    一対の前記弾性爪部は、一対の前記側板部の前記他端側から挿入された棒状体に対して係止し、
    前記側板部は、前記一端より前記他端側にて棒状体に対する動きを規制する制限部を有し、
    一対の前記側板部は、前記一端側から前記制限部側に向かって対向する方向に接近するように設けられることを特徴とする留め具。
  3. 一枚の金属板から形成されており、棒状体に係止する留め具であって、
    一対の側板部と、
    一対の前記側板部の一端を連結する連結部と、
    一対の前記側板部または前記連結部から延出し、棒状体に係止可能な一対の弾性爪部と、を備え、
    一対の前記側板部の他端は自由端で拡開可能であり、
    一対の前記弾性爪部は、一対の前記側板部の前記他端側から挿入された棒状体に対して係止し、
    前記側板部は、前記一端より前記他端側にて棒状体に対する動きを規制する制限部を有し、
    前記制限部は、前記側板部の幅方向の中央側を切り欠くスリットの両縁に形成され、
    前記スリットの幅は、棒状体の直径より短くなるように形成され、
    前記制限部は、挿入された棒状体を前記側板部の幅方向に挟むように形成されることを特徴とする留め具。
  4. 前記制限部は、挿入された棒状体を対向方向に挟むように一対設けられ、
    一対の前記制限部の対向方向の間隔は、棒状体の直径より短いことを特徴とする請求項3に記載の留め具。
  5. 一枚の金属板から形成されており、棒状体に係止する留め具であって、
    一対の側板部と、
    一対の前記側板部の一端を連結する連結部と、
    一対の前記側板部または前記連結部から延出し、棒状体に係止可能な一対の弾性爪部と、を備え、
    一対の前記側板部の他端は自由端で拡開可能であり、
    一対の前記弾性爪部は、一対の前記側板部の前記他端側から挿入された棒状体に対して係止し、
    前記側板部は、前記一端より前記他端側にて棒状体に対する動きを規制する制限部を有し、
    前記連結部は、棒状体を挿入する挿入孔を有し、
    前記弾性爪部は、軸方向において、前記挿入孔と前記制限部の間で棒状体に係止することを特徴とする留め具。
  6. 一枚の金属板から形成されており、棒状体に係止する留め具であって、
    一対の側板部と、
    棒状体を挿入する挿入孔を有し、一対の前記側板部の一端を連結する連結部と、
    一対の前記側板部または前記連結部から延出し、棒状体に係止可能な一対の弾性爪部と、を備え、
    一対の前記側板部の他端は自由端で拡開可能に設けられ、
    前記側板部は、前記一端より前記他端側にて棒状体に対する動きを規制する制限部を有し、
    一対の前記弾性爪部は、軸方向において、前記挿入孔と前記制限部の間で棒状体に係止し、
    一対の前記側板部は、前記一端から前記制限部に向かって対向する方向に接近するように設けられることを特徴とする留め具。
  7. 一枚の金属板から形成されており、棒状体に係止する留め具であって、
    一対の側板部と、
    棒状体を挿入する挿入孔を有し、一対の前記側板部の一端を連結する連結部と、
    一対の前記側板部または前記連結部から延出し、棒状体に係止可能な一対の弾性爪部と、を備え、
    一対の前記側板部の他端は自由端で拡開可能に設けられ、
    前記側板部は、前記一端より前記他端側にて棒状体に対する動きを規制する制限部を有し、
    一対の前記弾性爪部は、軸方向において、前記挿入孔と前記制限部の間で棒状体に係止し、
    前記制限部は、前記側板部の幅方向の中央側を切り欠くスリットの両縁に形成され、
    前記スリットの幅は、棒状体の直径より短くなるように形成され、
    前記制限部は、挿入された棒状体を前記側板部の幅方向に挟むように形成されることを特徴とする留め具。
  8. 一枚の金属板から形成されており、棒状体に係止する留め具であって、
    一対の側板部と、
    棒状体を挿入する挿入孔を有し、一対の前記側板部の一端を連結する連結部と、
    一対の前記側板部または前記連結部から延出し、棒状体に係止可能な一対の弾性爪部と、を備え、
    一対の前記側板部の他端は自由端で拡開可能に設けられ、
    前記側板部は、前記一端より前記他端側にて棒状体に対する動きを規制する制限部を有し、
    一対の前記弾性爪部は、軸方向において、前記挿入孔と前記制限部の間で棒状体に係止し、
    一対の前記弾性爪部は、前記側板部よりも一対の前記側板部の対向方向外向きに延出して折り返されて対向方向内向きに延出することを特徴とする留め具。
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