JP7209271B2 - 天井パネル - Google Patents

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Description

本発明は、建物の天井を構成する天井パネルに関する。
従来より、天井パネルとしては、その端部が野縁等のいわゆる在来天井下地にビス等によって直接的に固定されて施工されるものが知られている。このようなものでは、天井パネルを下方側から保持しながらビス止めする必要があった。
例えば、下記特許文献1には、第1方向に長く平行に配置された複数の第1支持枠に交差するように配置され、この第1支持枠に長手方向に沿って移動可能に支持された第2支持枠に天井ボードを取り付ける取付構造が開示されている。この取付構造は、天井ボードを天井面に沿わせて水平状に横送り操作して第1係合部を送り先側の第2支持枠に係合させ、送り後方側の第2支持枠を同横送り操作して天井ボードの第2係合部に係合させて天井ボードを取り付ける構造とされている。
特開平10-159242号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された取付構造では、天井ボードを下方側から保持した状態で水平に移動させ、この天井ボードを保持しながら更に送り後方側の第2支持枠をスライド移動させる必要があり、更なる改善が望まれる。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、施工性を向上し得る天井パネルを提供する。
上記目的を達成するために、本発明に係る天井パネルは、第1方向に延びる長尺状で第1方向に直交する第2方向に間隔を空けて平行状に配設される天井下地に固定される天井パネルであって、方形平板状のパネル本体と、該パネル本体の第2方向両側端部の裏面側に設けられ、前記天井下地の被吸着部に吸着される磁石と、該パネル本体の第1方向第1端部に設けられた被引掛部と、該パネル本体の第1方向第2端部に設けられ、第1方向に隣接される天井パネルの被引掛部に引っ掛けられる引掛部と、を備えていることを特徴とする。
本発明に係る天井パネルは、上述のような構成としたことで、施工性を向上させることができる。
(a)、(b)は、本発明の一実施形態に係る天井パネルの一例を模式的に示し、(a)は、概略平面図、(b)は、概略側面図である。 (a)は、同天井パネルを施工した状態を模式的に示す一部破断概略平面図、(b)は、(a)におけるX1-X1線矢視に対応させた一部破断概略縦断面図である。 (a)は、図2(a)におけるZ1部に対応させた一部破断概略斜視図、(b)は、図1(a)におけるZ2部に対応させた一部破断概略斜視図、(c)は、図1(a)におけるZ3部に対応させた一部破断概略斜視図である。 (a)は、図1(a)におけるZ4部に対応させた一部破断概略分解平面図、(b)は、図1(a)におけるY1-Y1線矢視に対応させた一部破断概略縦断面図、(c)は、同天井パネルが備える連結部材の一変形例を模式的に示し、(b)に対応させた一部破断概略縦断面図である。 (a)は、同天井パネルの施工手順の一例を模式的に示す概略斜視図、(b)は、同施工手順の一例を模式的に示し、図2(b)に対応させた一部破断概略縦断面図である。 (a)は、同天井パネルの施工手順の一例を模式的に示す概略斜視図、(b)は、同施工手順の一例を模式的に示し、図2(b)に対応させた一部破断概略縦断面図である。 (a)、(b)は、本発明の他の実施形態に係る天井パネルの一例を模式的に示し、(a)は、概略平面図、(b)は、概略側面図である。 (a)は、同天井パネルを模式的に示す一部破断概略斜視図、(b)は、同天井パネルが備える磁石保持部材の一例を模式的に示す概略斜視図、(c)は、図8(a)におけるY2-Y2線矢視に対応させた一部破断概略縦断面図である。 (a)は、図7(a)におけるZ5部に対応させた一部破断概略分解平面図、(b)は、図7(a)におけるZ5部に対応させた一部破断概略平面図、(c)は、(b)におけるY3-Y3線矢視に対応させた一部破断概略縦断面図である。 (a)は、図7(a)におけるZ6部に対応させた一部破断概略分解平面図、(b)は、図7(a)におけるZ6部に対応させた一部破断概略平面図、(c)は、(b)におけるX2-X2線矢視に対応させた一部破断概略縦断面図である。 (a)、(b)は、図2(b)に対応させた一部破断概略縦断面図である。
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、以下の各実施形態では、各実施形態に係る天井パネルを施工した状態または施工する状態を基準として上下方向等の方向を説明する。
図1~図6は、第1実施形態に係る天井パネルの一例及び同天井パネルの施工手順の一例を模式的に示す図である。
本実施形態に係る天井パネル1は、図1(a)、(b)に示すように、方形平板状のパネル本体10を備えている。この天井パネル1は、図2(a)、(b)に示すように、第1方向に延びる長尺状で第1方向に直交する第2方向に間隔を空けて平行状に配設される天井下地2,2に固定される。また、天井パネル1は、第2方向両側端部としての被保持端部8,8が天井下地2,2に保持される。
この天井パネル1が固定される天井下地2は、木造天井下地でもよいが、本実施形態では、強磁性体からなる鋼製天井下地とされている。このような天井下地2としては、軽鉄材からなり、いわゆる軽天下地を構成するものでもよい。また、天井下地2としては、溝形鋼状(チャンネル状)の野縁受等を介し、吊木や吊ボルト等の吊部材に吊り下げられていわゆる吊天井を構成する野縁でもよく、種々の構成とされたものでもよい。この天井下地2は、複数本が上下方向及び第1方向に直交する第2方向に略等間隔を空けて(略等ピッチで)平行状に配設されて天井下地構造を構成する。
天井パネル1は、住居やオフィス等の比較的に小型の建物の天井として施工されるものでもよく、体育館やホール、ショッピングモール、工場、学校等の比較的に大型の各種の建物の天井として施工されるものでもよい。
また、この天井パネル1は、単位面積(1m)当たりの質量が2.0kg以下とされたものでもよい。また、この天井パネル1の質量を、上記のような軽天下地からなる天井下地2を含んだ天井システム全体の質量が2.0kg/m以下となるような質量としてもよい。
パネル本体10は、平面視して(厚さ方向に見て)、略方形状とされている。本実施形態では、パネル本体10を、平面視して略正方形状としているが、略長方形状としてもよい。また、パネル本体10の平面視した状態における大きさは、取扱性や施工性等の観点から適宜の大きさとしてもよく、例えば、1辺の長さが0.3m以上とされたものでもよく、2.0m以下とされたものでもよい。また、略正方形状とされたパネル本体10においては、1辺の長さが0.4m以上、1.5m以下とされたものでもよく、0.9m~1.2m程度とされたものでもよい。また、略長方形状とされたパネル本体10においては、短辺の長さが0.3m以上で、長辺の長さが2.0m以下とされたものでもよい。
また、パネル本体10の厚さは、層構成等にもよるが、例えば、3.0mm~15.0mm程度としてもよい。
また、パネル本体10は、石膏ボードやけい酸カルシウム板等でもよいが、本実施形態では、図2(b)に示すように、発泡樹脂系または繊維系の基材11を含んだ構成とされている。発泡樹脂系の基材11としては、ポリウレタン樹脂やポリスチレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂等の樹脂組成物から形成されたものが例示される。繊維系の基材11としては、グラスウールやロックウール等の鉱物繊維から形成されたものが例示される。図例では、基材11を発泡樹脂層としている。この基材11は、パネル本体10の大部分を占め、例えば、厚さがパネル本体10の厚さの80%~99%程度であってもよい。
また、パネル本体10は、基材11の室内側となる厚さ方向一方側に、表面層12を設けた構成とされている。この表面層12としては、難燃層を含むものでもよい。
上記のような難燃層としては、当該天井パネル1が建築基準法において定められた不燃材料等に必要な性能に関する技術的基準を満たすように適宜の構成とされたものでもよい。例えば、当該天井パネル1が技術的基準における「難燃材料」の基準を満たすように構成されたものでもよく、好ましくは、「準不燃材料」の基準を満たすように構成されたものでもよく、より好ましくは、「不燃材料」の基準を満たすように構成されたものでもよい。また、例えば、難燃層としては、薄シート状とされた箔状のアルミシートでもよい。
また、表面層12に、ガラス繊維等の強化繊維を含む補強層を設けた構成としてもよい。この補強層としては、ガラスクロス等の強化繊維シートでもよく、また、強化繊維シートに樹脂が含浸されたガラス繊維強化樹脂層等の繊維強化樹脂層であってもよい。また、表面層12の下方側(室内側)に向く表面(室内側面)は、化粧シートの貼着や、印刷、塗装等の適宜の表面化粧処理が施された化粧面であってもよく、または、適宜の化粧シートが貼着される下地面であってもよい。
また、パネル本体10は、基材11の裏面側(天井下地側)に補強層13を積層した構成とされている。このような構成とすれば、上記のような基材11によって軽量化を図りながらも裏面側の補強層13によって垂れを抑制することができる。この補強層13としては、上記同様、ガラスクロス等の強化繊維シートでもよく、また、強化繊維シートに樹脂が含浸されたガラス繊維強化樹脂層等の繊維強化樹脂層であってもよい。
また、パネル本体10は、基材11の四周の側端面に端面層を設けた構成とされている。この端面層は、表面層12と同様の構成とされたものでもよい。また、この端面層は、表面層12から一連状に設けられたものでもよく、エッジシート状に別途に設けられたものでもよい。
このパネル本体10の第2方向両側の被保持端部8,8の裏面10a側には、図1(a)に示すように、天井下地2,2の被吸着部に吸着される磁石9,9が設けられている。また、パネル本体10の第1方向の第1端部6の裏面10a側には、被連結部を構成する被引掛部25が設けられている。また、パネル本体10の第1方向両側端部6,7のうちの一方の端部としての第2端部7には、第1方向に隣接される天井パネル1の被引掛部25に引っ掛けられる連結部を構成する引掛部16が設けられている。このような構成とすれば、第2端部7の引掛部16を、第1方向に隣接される天井パネル1の被引掛部25に引っ掛け、第2方向両側の被保持端部8,8の磁石9,9を、各天井下地2,2の被吸着部に吸着させて天井パネル1を取り付ける、または仮固定することができる。これにより、天井パネル1を容易に施工することができ、施工人数の少数化を図ることができ、一人での施工も容易に可能となる。
磁石9は、図1(a)に示すように、被保持端部8に沿って第1方向に延びるように設けられている。この磁石9は、第2方向両側の天井下地2,2に対する吸着によって当該天井パネル1の保持(仮保持)が可能なように設けられている。また、本実施形態では、被保持端部8に、第1方向に間隔を空けて複数(図例では、5つ)の磁石9を設けた構成としている。図例では、複数の磁石9を、第1方向に互いに略等間隔を空けて設けた例を示している。また、第1端部6近傍部位及び第2端部7近傍部位のそれぞれにも磁石9,9を設けた例を示している。なお、このような構成に代えて、被保持端部8の第1方向の概ね全体に亘って磁石9を設けた構成としてもよい。この磁石9の第1方向に沿う長さ寸法及び第2方向に沿う幅寸法は、天井パネル1の保持性(仮保持性)の観点や、垂れを抑制する観点、軽量化を図る観点等から適宜の寸法としてもよい。
また、磁石9は、パネル本体10の厚さ方向に厚さ方向を沿わせた板状とされている(図1(b)も参照)。この磁石9の厚さ寸法は、1mm~5mm程度であってもよい。また、本実施形態では、この磁石9を、パネル本体10の裏面10aに積層状に設けた構成としている。この磁石9は、適宜の粘着材や接着剤等によってパネル本体10に固定されたものでもよい。また、この磁石9の磁力によって吸着する天井下地2の被吸着部は、上記のように天井下地2を強磁性体からなるものとした場合には、天井下地2の下面(室内側面)全体となる。なお、このような態様に代えて、非磁性体からなる天井下地2の下面側に付設状または埋込状に適宜のシート状磁石やシート状強磁性体等を被吸着部として設けた構成等としてもよい。
引掛部16は、図1(a)、(b)に示すように、パネル本体10の第2端部7から第1方向外側に向けて延出する延出部17の延出方向先端部から室内側に向けて屈曲し更に第1方向内側に折り返されるように形成された折返片17aを備えている。被引掛部25は、図5及び図6に示すように、第1方向に隣接される天井パネル1の第2端部7を第1端部6よりも上方側に位置させた状態で、この天井パネル1の折返片17aの引っ掛け保持が可能な構成とされている。このような構成とすれば、既施工の天井パネル1の被引掛部25に対して、第2端部7側を上方側にして下方側から未施工の天井パネル1の折返片17aを引っ掛け、この天井パネル1を保持させることができる。これにより、高所で水平状に保持した状態で水平移動させる必要があるようなものと比べて、施工性を向上させることができる。また、このように第2端部7側が保持された状態から第2端部7側を支点として回転させるようにして第1端部6側を上昇させて天井下地2に固定することができる。特に、本実施形態では、上述のように被保持端部8,8に磁石9,9を設けた構成としているので、第2端部7側を保持させた状態から第1端部6側を上昇させれば、被保持端部8,8の磁石9,9によって天井パネル1を天井下地2,2に対して容易に保持(仮保持)させることができる。
引掛部16の基端側には、第1方向に隣接される天井パネル1の被引掛部25に設けられた被当接面26aに当接されて隣接される天井パネル1,1同士の第1方向近接側への移動を規制する当接面16aが折返片17aに対向するように設けられている。このような構成とすれば、未施工の天井パネル1を、上記のように既施工の天井パネル1に保持させた状態で既施工の天井パネル1に対して移動させて当接面16aを被当接面26aに当接させることで天井パネル1,1同士の位置合わせを容易に行うことができる。これにより、図2(b)に示すように、第1方向に隣接される天井パネル1,1の第1方向に対向される端面間に目透かし状の隙間を設ける場合には、各天井パネル1,1間の隙間を容易に均等にすることができる。この第1方向に隣接される天井パネル1,1同士の隙間は、1mm~15mm程度であってもよい。
また、引掛部16は、第2端部7の裏面10aにおいて開口する切込部14からパネル本体10の層内に差し込まれた差込片部19に、固定片部を構成する基端側片部18を貫通させるように止着された固着具4によって第2端部7に固定されている。基端側片部18は、図4(a)、(b)に示すように、本実施形態では、第2端部7の裏面10aに沿うように配される構成とされ、引掛部16を有した連結部材15に設けられている。このような構成とすれば、連結部材15を表面側から目立ち難くすることができる。また、差込片部19と基端側片部18との間にパネル本体10の裏面側層(被挟持層)13aを挟み込んだ状態で、差込片部19に止着した固着具4によって連結部材15を第2端部7に言わば機械的に固定することができる。これにより、連結部材15を裏面側に設けた構成でありながらも、基端側片部18を接着剤やパネル本体10のみに対して止着した固着具4等によって第2端部7に固定したようなものと比べて、第2端部7に対する連結部材15の固定強度を向上させることができる。また、本実施形態では、切込部14を、第1方向に延びるように設けた構成としている。このような構成とすれば、第2方向に延びる切込部に差込片部19を差し込んだようなものと比べて、天井パネル1の自重や隣接される天井パネル1等による荷重等によって引掛部16にパネル厚さ方向に沿う負荷が掛けられた際における切込部14周囲の裏面側層に掛かる負荷を軽減することができる。
本実施形態では、切込部14を、パネル本体10の裏面10a側の補強層13を貫通させて設けた構成としている。このような構成とすれば、差込片部19が補強層13よりも内層側に潜り込むように配置されることとなる。つまり、差込片部19と基端側片部18との間に少なくとも補強層13を含む被挟持層13aが挟み込まれることとなり、第2端部7に対する連結部材15の固定強度をより効果的に向上させることができる。つまりは、このような補強層13を設けずに、発泡樹脂層や鉱物繊維層のみが被挟持層となるようなものと比べて、連結部材15の固定強度を向上させることができる。
また、本実施形態では、第2方向に間隔を空けて平行状に2箇所に切込部14,14を設けた構成としている。また、差込片部19は、これら切込部14,14のうちの一方から差し込まれその差込方向先端部19bが他方の切込部14を介してパネル本体10の裏面10a側において露出された構成とされている。このような構成とすれば、1本の切込部14に差し込まれたものと比べて、上記のような負荷が引掛部16に掛けられた際における荷重を2本の切込部14,14周囲の裏面側層に分散させて負担させることができる。これにより、第2端部7に対する連結部材15の固定強度をより効果的に向上させることができる。
また、本実施形態では、基端側片部18に、差込片部19よりも第1方向内側(第1端部6側)に向けて延出する延出部18bを設けた構成としている。このような構成とすれば、上記のような負荷が掛けられて引掛部16をパネル本体10に対して天井下地2側に回転させようとする荷重を、パネル本体10の裏面10aに沿わせられる延出部18bによって受けることができる。これにより、第2端部7に対する連結部材15の固定強度をより効果的に向上させることができる。
また、本実施形態では、差込片部19を、基端側片部18とは別体的に設けた構成としている。このような構成とすれば、差込片部19を基端側片部18に一体的に設けたものと比べて、差込片部19を差し込む際に、被挟持層13aが引っ掛かったり、捩れたりするようなことを抑制することができる。
基端側片部18は、パネル本体10の厚さ方向に厚さ方向を沿わせた板状とされている。図例では、この基端側片部18を、厚さ方向に見て概ね方形状とした例を示している。また、この基端側片部18(本実施形態では、延出部18b)の第1方向内側の端部の両隅部を、厚さ方向に見て、突湾曲状とした例を示している。
この基端側片部18には、固着具4の軸部が挿通される挿通孔18aが設けられている。
また、この基端側片部18の第1方向に沿う寸法は、第1方向内側に延出部18bが形成されるように、差込片部19の第1方向に沿う寸法よりも大とされている。延出部18bは、基端側片部18の第1方向内側部位から一連状に設けられている。この基端側片部18の厚さ寸法は、強度上の観点や軽量化を図る観点等から適宜の寸法としてもよく、例えば、0.3mm~3mm程度としてもよい。
引掛部16は、基端側片部18の第1方向外側端部に一連状に設けられている。引掛部16の基端部には、図1(b)及び図2(b)に示すように、基端側片部18の第1方向外側端部から上方側(天井下地2側)に向けて立ち上がるように設けられた立上片部が設けられ、この立上片部の第1方向外側に向く面が当接面16aを構成する。図例では、基端側片部18の第1方向外側端部から斜め上方側に延びる傾斜片部を介して立上片部を設けた構成としている。
延出部17は、立上片部の上端部から第1方向外側に向けて延びるように設けられている。この延出部17のパネル本体10の第2端部7の端面からの第1方向に沿う突出寸法は、既施工の天井パネル1の被引掛部25に対して下方側から引っ掛け易いように、また、軽量化を図る観点等から適宜の寸法としてもよい。
また、この延出部17は、その先端部に折返片17aを設けたフック状とされている。この折返片17aは、その先端が第1方向内側に向くように設けられている。図例では、この折返片17aの先端を、当接面16aを構成する立上片部と同高さに位置するように設けた例を示している。また、図例では、この折返片17aを、第2方向に見て、略半円弧状(略C字状)とした例を示しているが、単一の屈折部を有した略V字状とされたものや、複数の屈折部を有したような形状等としてもよい。また、この折返片17aの折返部位の第1方向に沿う寸法は、既施工の天井パネル1の被引掛部25に対して下方側から引っ掛け易いように、また、軽量化を図る観点等から適宜の寸法としてもよい。
これら引掛部16の傾斜片部、立上片部、延出部17及び折返片17aは、基端側片部18の厚さと同厚さとされ、適宜、プレスや折曲加工等によって一連状に形成されたものでもよい。また、引掛部16の第2方向に沿う幅寸法は、基端側片部18の第2方向に沿う幅寸法と同寸法とされている。
差込片部19は、図4(a)、(b)に示すように、パネル本体10の厚さ方向に厚さ方向を沿わせた概ね板状とされている。図例では、この差込片部19を、厚さ方向に見て概ね方形状とした例を示している。また、この差込片部19の差込方向先端部19bを、厚さ方向に見て、先端側に向かうに従い先細状としている。このような構成とすれば、差込片部19をパネル本体10の層内に切込部14を介して容易に差し込むことができる。また、差込方向先端部19bの両隅部を、厚さ方向に見て、突湾曲状とした例を示している。
また、この差込片部19には、固着具4の軸部が止着される止着孔19aが設けられている。この止着孔19aは、固着具4の軸部がねじ合わされる雌ねじ孔でもよく、固着具4の軸部がねじ込まれる下孔でもよい。この差込片部19の厚さ寸法は、強度上の観点や軽量化を図る観点等から適宜の寸法としてもよく、例えば、0.5mm~3mm程度としてもよい。
また、本実施形態では、差込片部19の差込方向基端部に、上方側(天井下地2側)に向けて立ち上がる立上片部19c,19dを設けた構成としている。図例では、基端側片部18の一側部に当接される立上片部19c,19cを第1方向両側に離間させて設け、これらの間に、反差込方向に延びる延出部から立ち上がる立上片部19dを設けた例を示している。このような構成とすれば、この立上片部19dを把持して差込片部19をパネル本体10の層内に切込部14を介して容易に差し込むことができる。
また、両側の立上片部19c,19cは、この立上片部19c,19cから止着孔19aの孔心までの差込方向に沿う寸法が基端側片部18の同方向一側部から挿通孔18aの孔心までの同方向に沿う寸法と略同寸法とされている。このような構成とすれば、この立上片部19c,19cに基端側片部18の一側部を当接させて差込片部19上に基端側片部18を重ね合わせれば、止着孔19aと挿通孔18aとを第2方向において孔心同士を一致させることができ、位置合わせを容易に行うことができる。
これら立上片部19c,19c,19dは、差込片部19の差込方向基端部に一連状に設けられている。また、これら立上片部19c,19c,19dのパネル厚さ方向に沿う立上寸法は、天井パネル1の第2方向途中部位に設備機器等の取付や補強のため等に設けられる場合がある下地に干渉しないように適宜の寸法としてもよい。図例では、これら立上片部19c,19c,19dの立上方向先端部を、磁石9における天井下地2に当接される当接面9aと略同高さとした例を示している。
また、この差込片部19の立上片部19cからの差込方向(第2方向)に沿う寸法は、差込方向先端部19bがパネル本体10の裏面10a側において露出するように、基端側片部18の第2方向に沿う寸法よりも大とされている。また、パネル本体10に形成される2本の切込部14,14間の第2方向に沿う寸法は、差込片部19の第2方向に沿う寸法よりも小とされている。また、これら2本の切込部14,14の第1方向に沿う寸法は、差込片部19の第1方向に沿う寸法よりも大とされている。これら2本の切込部14,14の第1方向に沿う寸法は、差込片部19の第1方向に沿う寸法よりも僅かに大とされたものでもよい。
なお、この差込片部19は、適宜、プレスや折曲加工等によって一連状に形成されたものでもよい。また、この差込片部19及び基端側片部18を含む引掛部16は、適宜の金属系材料から形成されたものでもよい。
上記構成とされた連結部材15は、以下のようにしてパネル本体10の第2端部7に固定するようにしてもよい。
まず、パネル本体10の第2端部7に形成された2本の切込部14,14のうちの一方の切込部14を介して差込片部19をパネル本体10の層内に差し込む。これら2本の切込部14,14は、少なくとも補強層13を貫通させるように適宜のカッター等によって形成されたものでもよい。また、差込片部19の差込方向先端部19bを他方の切込部14を介してパネル本体10の裏面10a側に露出させ、差込片部19をパネル本体10の第2端部7に取り付ける。この際、パネル本体10の基材11を圧縮変形させるようにして差込片部19を取り付けるようにしてもよい(図4(b)参照)。この状態では、差込片部19の上方側に2本の切込部14,14間の補強層13を含む被挟持層13aが配された状態となる。なお、この被挟持層13aには基材11の一部が含まれていてもよい。
そして、差込片部19の止着孔19aに挿通孔18aを一致させるようにして基端側片部18を被挟持層13a上に重ね合わせ、また、引掛部16の第1方向外側への突出寸法が所定の寸法となるように、差込片部19及び基端側片部18の位置を調整する。次いで、基端側片部18の挿通孔18aを介して固着具4を差込片部19の止着孔19aに止着する。これにより、固着具4の軸部が基端側片部18と差込片部19との間に挟まれた被挟持層13aを貫通し、差込片部19及び基端側片部18が第2端部7に固定される。なお、図例では、固着具4の軸部を基材11の厚さ方向中央部を超えるように設けた例を示しているが、このような態様に限られない。また、差込片部19としては、上記のような態様に限られず、上記のような立上片部19c,19c,19d及び裏面10aにおいて露出される差込方向先端部19bのうちの一方または両方を設けていない構成としてもよい。また、基端側片部18としては、上記のような態様に限られず、上記のような延出部18bを設けていない構成としてもよい。
また、図1(a)に示すように、本実施形態では、第2端部7に第2方向に間隔を空けて複数(図例では、3つ)の連結部材15,15,15を設けた構成としている。これら連結部材15,15,15は、互いに同様の構成とされている。また、これら複数の連結部材15,15,15を、互いに略等間隔を空けて設けた構成としている。また、第2方向両側の各被保持端部8,8の端面から第2方向最外側の連結部材15,15までの第2方向に沿う寸法を、互いに隣接する連結部材15,15間の寸法と概ね同寸法とした例を示している。なお、これら連結部材15,15,15は、壁際に配される天井パネル1の壁際の第2端部7には設けていない構成としてもよい。
また、連結部材15としては、上記したような態様に代えて、図4(c)に示すような変形例に係る天井パネル1Aが備える連結部材15Aとしてもよい。なお、以下の変形例では、上記した例との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一符号を付し、その説明を省略または簡略に説明する。また、上記した例と同様に奏する作用効果や取付手順についても説明を省略または簡略に説明する。
本変形例に係る連結部材15Aは、差込片部19Aを、基端側片部18Aの第2方向一側部から屈曲させて当該連結部材15Aに一体的に設けた構成とされている。このような構成とすれば、上記した例のように、差込片部19を連結部材15(基端側片部18)と別体的に設けたものと比べて、取扱性を向上させることができる。また、差込片部19A及び基端側片部18Aに、上記のような止着孔19aや挿通孔18aを設けた場合には、これらの位置合わせが不要となり、取付性を向上させることができる。
つまり、基端側片部18Aの第2方向一側部に、差込片部19Aが一連状に設けられている。これら基端側片部18Aと差込片部19Aとの厚さ方向に沿う隙間は、被挟持層13aの受け入れが可能なように適宜の寸法とされている。なお、基端側片部18Aの第2方向他側部に、被挟持層13aの受入を容易とする適宜の傾斜ガイド面等を設けた構成としてもよい。
また、以下では、上記した連結部材15を備えた天井パネル1の第1端部6側及び施工手順について説明するが、変形例に係る連結部材15Aを備えた天井パネル1Aの第1端部6側及び施工手順についても同様である。
また、連結部材15,15Aとしては、上記のような差込片部19,19Aを介して第2端部7に固定されるものに限られない。また、後記する補強部材20のように、連結部材15,15Aを、第2端部7の第1方向の概ね全体に亘って設けたような構成としてもよい。つまりは、引掛部16を、第2端部7の第1方向の概ね全体に亘って設けられた補強部材に設けた構成としてもよい。パネル本体10の第2端部7に設けられる連結部材15,15Aや引掛部16としては、その他、種々の変形が可能である。
パネル本体10の第1端部6の裏面10a側には、図2(b)に示すように、第1端部6から第1方向外側に向けて突出し、天井下地2に固定される固定片部23が設けられている。このような構成とすれば、第1端部6から第1方向外側に向けて突出した固定片部23を介して室内側(下方側)から天井下地2に向けて固着具3を止着して天井パネル1を天井下地2に固定することができる(図5(b)参照)。また、このように固定片部23を介して天井下地2に固定された天井パネル1の第1端部6の被引掛部25に対して第1方向に隣接される天井パネル1の第2端部7の引掛部16を引っ掛けることができる。また、固定片部23を、パネル本体10の裏面10a側から第1方向外側に突出させた構成としているので、第1方向に隣接される天井パネル1が連結された状態では、この天井パネル1によって表面側から目立ち難くすることができる。
また、本実施形態では、この固定片部23における天井下地2に当接される当接面23aと磁石9における天井下地2に当接される当接面9aとを同一平面状としている。このような構成とすれば、磁石9を埋込状に設けたりする必要性を低減しながらも、これらの当接面9a,23aを天井下地2に安定的に当接させることができる。なお、固定片部23の当接面23aと磁石9の当接面9aとが同一平面状とは、完全に同一平面状とされたものに限られず、パネル厚さ方向で例えば2mm程度のずれがあるようなものも含む。
また、固定片部23は、当該固定片部23の下方側に配される第1方向に隣接される天井パネル1の裏面10aとの間に当該固定片部23を天井下地2に固定する固着具3の頭部3aの軸方向に沿う寸法以上の隙間が形成されるように設けられている。このような構成とすれば、第1方向に隣接される天井パネル1の裏面10aと固定片部23を天井下地2に固定する固着具3の頭部3aとの干渉を抑制することができ、第1方向に隣り合う天井パネル1,1同士の表面における段差を生じ難くすることができる。
また、本実施形態では、この固定片部23及び被引掛部25を、図1に示すように、パネル本体10の第1端部6の裏面10aに沿うように第2方向の概ね全体に亘って固定された補強部材20に設けた構成としている。このような構成とすれば、上記同様、この補強部材20を表面側から目立ち難くすることができ、また、この補強部材20によって天井パネル1の第1端部6の強度を向上させることができ、垂れ等を抑制することができる。また、固定片部23を天井下地2に安定的に固定することができ、また、このように固定された補強部材20の被引掛部25に引っ掛けられる第1方向に隣接される天井パネル1の第2端部7の保持強度を向上させることができる。このような構成により、従来のように、第2方向に比較的に小さいピッチで天井下地を設ける必要性を低減することが可能で、かつ表面側においてジョイナー等が露出しない構成でありながらも、当該天井パネル1の第2方向中央部位の垂れを抑制することができる。つまり、天井下地2を含む天井システム全体の軽量化を図りながらも、天井パネル1の保持強度を向上させることができ、また垂れを抑制することができ表面側の見栄えを向上させることができる。
補強部材20は、パネル本体10の第2方向に長尺状とされ、第1端部6の裏面10aに沿わせられるベース部21と、このベース部21に設けられ、当該補強部材20をパネル本体10に取り付ける取付部22と、を備えている。
ベース部21は、パネル本体10の第2方向の概ね全体に亘って設けられ、パネル本体10の厚さ方向に厚さ方向を沿わせた板状とされている。本実施形態では、このベース部21をパネル本体10の第2方向の全体に亘って設けた構成としている。なお、パネル本体10の第2方向の概ね全体に亘って設けられる補強部材20としては、パネル本体10の第2方向に沿う寸法の7/10以上の長さとされたものでもよい。
また、このベース部21の第1方向に沿う幅寸法や厚さ寸法は、強度上の観点や軽量化を図る観点等から適宜の寸法としてもよい。図例では、このベース部21に、第2方向に間隔を空けて第2方向に長径状の複数の長孔を設けた例を示している。また、ベース部21における長孔が設けられた部位よりも第1方向外側において第1端部6の端面から突出する部位は、第1方向に隣接する天井パネル1,1間に形成される隙間の底側を区画するように配される構成とされている。
また、本実施形態では、このベース部21に、図3(b)に示すように、パネル本体10の一方の被保持端部8の端面に当接される第1当接片部21aと、第1端部6の端面に当接される第2当接片部21bと、を設けた構成としている。このような構成とすれば、パネル本体10に対する補強部材20の取付位置の位置合わせを容易に行うことができる。
これら第1当接片部21a及び第2当接片部21bは、ベース部21の長手方向第1端部から下方側に向けて突出するように設けられている。また、図例では、これら第1当接片部21aと第2当接片部21bとを、一方の被保持端部8の端面と第1端部6の端面との出隅部に沿わせるように一連状にかつ互いに直交状に設けた例を示している。なお、このような第1当接片部21a及び第2当接片部21bのうちの一方または両方を、ベース部21の長手方向第2端部にも設けた構成としてもよい。
また、本実施形態では、このベース部21の長手方向第1端部に、第2方向に隣接される天井パネル1のパネル本体10の被保持端部8の端面に当接される第3当接片部21cを設けた構成としている。この第3当接片部21cは、第2方向に隣接される天井パネル1,1の第2方向に対向される端面間に上記同様な目透かし状の隙間が形成されるようにパネル本体10の被保持端部8の端面から突出するように設けられている。このような構成とすれば、各天井パネル1,1間の隙間を容易に均等にすることができる。図例では、この第3当接片部21cを、第1当接片部21aから第2方向外側に向けて突出する突出片部を介して第1当接片部21aに一連状に設けた例を示している。第2方向に隣接する天井パネル1,1間に形成される隙間の底側には、天井下地2の下面が配され、該隙間の底側を区画する構成とされている。
取付部22は、ベース部21の第1方向内側側部から第1方向内側に向けて延出するように一連状に設けられ、ベース部21と同厚さの片部状とされている。本実施形態では、ベース部21の長手方向に間隔を空けて複数(図例では、3つ)の取付部22,22,22を設けた構成としている。また、パネル本体10の第2方向両側の被保持端部8,8のそれぞれの近傍に位置するように取付部22,22を設けた構成としている。また、これら第2方向両側の取付部22,22間に、互いに略等間隔を空けて他の取付部22を設けた構成としている。
また、図3(b)、(c)に示すように、これら取付部22,22,22に、これらをパネル本体10に固定する固着具5(図3(a)参照)の軸部が挿通される挿通孔22aを設けた構成としている。また、図3(a)に示すように、これら取付部22,22,22のパネル本体10内層側に上記同様な差込片部30を設けた構成としている。この差込片部30には、図示は省略しているが上記同様な止着孔が設けられている。また、この差込片部30には、上記同様、差込方向先端部30a及び立上片部30b,30b,30cが設けられている。なお、当該補強部材20をパネル本体10に対して固定する態様としては、このような構成に限られず、その他、種々の変形が可能である。
固定片部23は、図1に示すように、パネル本体10の第2方向の概ね全体に亘って設けられ、パネル本体10の厚さ方向に厚さ方向を沿わせた板状とされている。この固定片部23は、ベース部21の第1方向外側端部から上方側に向けて立ち上がるように設けられた立上片部を介してベース部21に一連状に設けられている。この立上片部の立上寸法は、固定片部23の上方側に向く当接面23aが上記のように磁石9の当接面9aと同一平面状となるように適宜の寸法とされている。また、この立上片部の立上寸法は、固定片部23の下方側に向く面からパネル本体10の裏面10aまでのパネル厚さ方向に沿う寸法が固着具3の頭部3aの軸方向に沿う寸法以上となるように適宜の寸法とされている。
この固定片部23の第1方向に沿う幅寸法や厚さ寸法は、強度上の観点や軽量化を図る観点等から適宜の寸法としてもよい。図例では、この固定片部23に、ベース部21と概ね同様、第2方向に間隔を空けて第2方向に長径状の複数の長孔を設けた例を示している。
また、図3(b)、(c)に示すように、この固定片部23の長手方向両端部に、天井下地2,2に止着される固着具3の軸部が挿通される挿通孔23b,23bを設けた構成としている。また、これら挿通孔23b,23bを、第2方向に長径状の長孔としている。
また、本実施形態では、この固定片部23の長手方向第2端部に、図3(c)に示すように、この固定片部23の長手方向第2端部の第2方向に対向される天井パネル1の被保持端部8の端面に当接される当接片部23cを設けた構成としている。このような構成とすれば、各天井パネル1,1間の隙間を容易に均等にすることができる。図例では、固定片部23の長手方向第2端部を第2方向外側に向けて突出させ、この突出部の第1方向両側部から下方側に向けて垂れ下がるように対状に当接片部23c,23cを設けた構成としている。
被引掛部25は、図1(b)及び図6(b)に示すように、固定片部23の第1方向外側に設けられている。
本実施形態では、被引掛部25は、第1方向に厚さ方向を沿わせた板状とされ、上記した引掛部16の折返片17aが引っ掛けられる被引掛片26を備えている。また、被引掛部25は、この被引掛片26よりも第1方向外側に位置するように、かつ被引掛片26と平行状に設けられ、折返片17aが挿通される挿通孔29が設けられた抜止片部28を備えている。このような構成とすれば、折返片17aは、被引掛片26に引っ掛け保持された状態で、抜止片部28の挿通孔29に挿通された状態とされる。これにより、上記のように既施工の天井パネル1の被引掛部25に折返片17aを保持させた未施工の天井パネル1に対して、下方側から衝撃が加えられたような場合にも、引掛保持状態が解除され難くなり、未施工の天井パネル1の意図しない脱落を抑制することができる。
被引掛片26は、固定片部23の第1方向外側端部から上方側に向けて突出するように設けられている。この被引掛片26の第1方向外側に向く面が引掛部16の当接面16aに当接される被当接面26aを構成する。
この被引掛片26の第2方向に沿う寸法は、引掛部16の第2方向に沿う寸法よりも大とされている。また、この被引掛片26の突出寸法は、引掛部16の折返片17aの引っ掛け保持が可能なように適宜の寸法とされている。また、本実施形態では、この被引掛片26は、図3(a)に示すように、固定片部23から切起状に設けられている。また、この被引掛片26は、引掛部16に応じた位置となるように、パネル本体10の第1端部6に沿って第2方向に間隔を空けて複数箇所(図例では、3箇所)に設けられている。
また、本実施形態では、図6(b)に示すように、固定片部23に、折返片17aのガイドとなるガイド傾斜片部24を設けた構成としている。このガイド傾斜片部24は、これが設けられた天井パネル1に対して被引掛片26に保持された天井パネル1が第1方向近接側に移動される際に、同方向に移動する折返片17aのガイドとして機能する。このガイド傾斜片部24は、固定片部23の第1方向途中部位から被引掛片26とは逆側となる下方側に向けて切起状に設けられている。また、このガイド傾斜片部24は、第1方向外側に向かうに従い下り勾配状に傾斜状とされている。このような構成とすれば、被引掛片26を切起状に設けた構成としながらも、これにより形成される固定片部23の孔縁に折返片17aが引っ掛かり難くなり、折返片17aをガイド傾斜片部24に沿って円滑に第1方向内側に向けてガイドすることができる。このガイド傾斜片部24は、被引掛片26に対応した位置となるように設けられている。つまり、ガイド傾斜片部24は、パネル本体10の第1端部6に沿って第2方向に間隔を空けて複数箇所(図例では、3箇所)に設けられている。
抜止片部28は、固定片部23の第1方向外側端部から下方側に向けて垂れ下がるように設けられた垂下片部の下端部から第1方向外側に向けて延出する延出片部27の先端部から上方側に向けて立ち上がるように設けられている。これら垂下片部、延出片部27及び抜止片部28は、パネル本体10の第2方向の概ね全体に亘って設けられている。このような構成とすれば、補強部材20の薄型化及び軽量化を図りながらも剛性を向上させることができる。図例では、これら垂下片部、延出片部27及び抜止片部28を、パネル本体10の第2方向の全体に亘って設けられた固定片部23の長手方向両端部には設けていない構成とした例を示している(図1(a)参照)。
延出片部27は、パネル本体10の厚さ方向に厚さ方向を沿わせた板状とされている。この延出片部27の第1方向に沿う幅寸法は、後記する挿通孔29を介して折返片17aが挿通し易いように、また、軽量化を図る観点等から適宜の寸法としてもよい。また、この延出片部27は、第1方向に隣接される天井パネル1のパネル本体10に略干渉しないように設けられている。図例では、この延出片部27の下方側に向く面がパネル本体10の裏面10aと略同一平面状となるように設けた例を示している。つまり、この延出片部27の下方側に向く面は、ベース部21のパネル本体10側に向く面と略同一平面状とされている。
抜止片部28は、上端が被引掛片26の上端よりも上方側に位置するように、固定片部23からの上下方向に沿う寸法が被引掛片26の突出寸法よりも大とされている。また、図例では、この抜止片部28に、ベース部21や固定片部23と概ね同様、第2方向に間隔を空けて第2方向に長径状の複数の長孔を設けた例を示している(図3(a)参照)。このような構成とすれば、上記のような天井パネル1の第2方向途中部位に設備機器等の取付や補強のため等に下地が設けられる場合には、この下地と干渉する抜止片部28の部位を容易に切除することができる。
挿通孔29は、図3(a)及び図5(b)に示すように、抜止片部28と延出片部27とに亘って設けられている。つまり、延出片部27の第1方向外側部位と抜止片部28の下方側部位とを貫通させるように一連状に挿通孔29を設けた構成としている。この挿通孔29は、被引掛片26に対応した位置となるように、パネル本体10の第1端部6に沿って第2方向に間隔を空けて複数箇所(図例では、3箇所)に設けられている。
この挿通孔29の第2方向に沿う寸法は、引掛部16の延出部17及び折返片17aの第2方向に沿う寸法よりも大とされている。
また、この挿通孔29の上下方向に沿う寸法は、第1方向に隣接される天井パネル1の引掛部16に干渉し難いように適宜の寸法としてもよい。図例では、挿通孔29の下方側に向く上端開口縁部が引掛部16の上面よりも上方側に位置するように挿通孔29を設けた例を示している。
また、この挿通孔29の第1方向に沿う寸法は、折返片17aの挿通性の観点等から適宜の寸法としてもよい。図例では、延出片部27の第1方向の大半に亘って挿通孔29を設けた例を示している。なお、このような抜止片部28や挿通孔29を設けていない構成としてもよい。
上記構成とされた補強部材20は、適宜の金属系材料からプレスや折曲加工等によって一連状に形成されたものでもよい。また、補強部材20は、壁際に配される天井パネル1の壁際の第1端部6には設けていない構成としてもよい。
次に、上記構成とされた天井パネル1の施工手順の一例について説明する。
図5(a)、(b)に示すように、既施工の天井パネル1は、第2方向両側の被保持端部8,8が第2方向に間隔を空けて設けられた天井下地2,2に保持され、第1端部6が固定片部23を介して固着具3によって天井下地2,2に固定されている。なお、この既施工の天井パネル1の第2端部7は、適宜の壁際下地に固定するようにしてもよく、種々の固定態様で固定対象に対して固定するようにしてもよい。
上記のように施工された天井パネル1の第1端部6に対して、第2端部7を上方側として略垂直状または斜め状に保持した未施工の天井パネル1を下方側から移動させる。そして、図6(a)、(b)に示すように、既施工の天井パネル1の挿通孔29に未施工の天井パネル1の引掛部16を挿通し、その折返片17aを既施工の天井パネル1の被引掛片26に引っ掛ける。このような構成とすれば、天井高にもよるが、脚立等を用いて高所での作業を要することなく床上に起立した状態で未施工の天井パネル1の第2端部7を既施工の天井パネル1の第1端部6に保持させることも可能となる。
そして、図6(b)の二点鎖線にて示すように、未施工の天井パネル1を、その第1端部6側を上昇させるように折返片17aを支点として概ね水平状となるまで回転させる。次いで、この未施工の天井パネル1を、既施工の天井パネル1に対して第1方向近接側に押すように移動させ、未施工の天井パネル1の当接面16aを既施工の天井パネル1の被当接面26aに当接させる(図2(b)参照)。
また、第2方向に既施工の天井パネル1が配されている場合には、未施工の天井パネル1の第2端部7側の被保持端部8の端面を、これに対向される既施工の天井パネル1の当接片部23cに当接させる。また、未施工の天井パネル1の第1端部6の第3当接片部21cを、これに対向される既施工の天井パネル1の被保持端部8の端面に当接させる。
また、未施工の天井パネル1の第2方向両側の被保持端部8,8の磁石9,9を、天井下地2,2に吸着させる。なお、被保持端部8,8の磁石9,9を天井下地2,2に吸着させた状態で、この未施工の天井パネル1の第1方向及び第2方向への位置合わせを行うようにしてもよい。
そして、この未施工の天井パネル1の第1端部6の固定片部23を、固着具3によって天井下地2,2に固定する。以下、同様にして、複数枚の天井パネル1を縦横に隣接させるようにして順次、施工するようにしてもよい。なお、上記した施工手順は一例に過ぎず、種々の変形が可能である。
次に、第2実施形態に係る天井パネルの一例及び同天井パネルの施工手順の一例について、図7~図11を参照しながら説明する。
なお、以下の実施形態では、上記した例との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一符号を付し、その説明を省略または簡略に説明する。また、上記した例と同様の作用効果等についても説明を省略または簡略に説明する。
本実施形態に係る天井パネル1Bは、磁石9A、連結部材15B及び補強部材20Aの構成が上記第1実施形態とは主に異なる。
磁石9Aは、本実施形態では、図7(a)に示すように、当該磁石9Aを収容するように保持する磁石保持部材34を介してパネル本体10の裏面10a側に設けられている。このような構成とすれば、磁石9Aが比較的に割れ易いような場合にも磁石保持部材34が天井下地2に当接されるので、天井下地2に当接させる際の衝撃等に起因する磁石9Aの損傷等を抑制することができる。この磁石保持部材34に収容される磁石9Aは、比較的に磁力の大きいネオジム磁石であってもよい。図例では、この磁石9Aを、パネル本体10の厚さ方向に厚さ方向を沿わせた円板状とした例を示している(図8(c)参照)。
また、図7(b)に示すように、この磁石保持部材34における天井下地2に当接される当接面34aは、後記する補強部材20Aの固定片部23Aにおける天井下地2に当接される当接面23aと同一平面状とされている。なお、これら磁石保持部材34の当接面34aと固定片部23Aの当接面23aとが同一平面状とは、上記同様、完全に同一平面状とされたものに限られず、パネル厚さ方向で例えば2mm程度のずれがあるようなものも含む。
また、この磁石保持部材34には、図8(a)~(c)に示すように、パネル本体10の厚さ方向に沿って貫通し、天井下地2側に向く面において接着剤注入口37aを開口させた接着剤充填部36が設けられている。このような構成とすれば、磁石保持部材34を、パネル本体10の裏面10aに沿わせて配置した状態で、接着剤注入口37aを介して接着剤充填部36に注入した接着剤によって固定することができる。
また、この磁石保持部材34には、接着剤充填部36に連通するように側周面において溢出口38aを開口させた溢出通路38が設けられている。このような構成とすれば、天井下地2側に向く面側の接着剤注入口37aから接着剤を注入して接着剤充填部36に充填する際に、接着剤を溢出口38aから溢出させることができる。これにより、接着剤充填部36における接着剤の充填不良を抑制することができる。
磁石保持部材34は、合成樹脂系材料から形成された樹脂成形品とされ、磁石9Aが直接的に天井下地2に当接しないように磁石9Aを保持する構成とされている。この磁石保持部材34には、磁石9Aを収容する収容凹所35が設けられている。この収容凹所35は、パネル本体10側に向く面側から磁石9Aを受け入れ可能な構成とされている。また、この収容凹所35は、当該磁石保持部材34を、パネル本体10の厚さ方向に沿って貫通するように設けられ、接着剤充填部36に連通するように設けられている。また、図例では、収容凹所35を、平面視して磁石保持部材34の略中央部に設けた例を示している。
この収容凹所35は、磁石9Aの側周面に当接または近接対向される内周壁面によって区画されている。
また、この収容凹所35の天井下地2側を区画するように、下地側片部35aが設けられている。下地側片部35aは、磁石9Aの天井下地2側への移動を抑止するように設けられている。図例では、収容凹所35の天井下地2側の開口周縁部から収容凹所35の軸心側に向けて突出させるように下地側片部35aを設けた例を示している。また、周方向に間隔を空けて複数(図例では、3つ)の下地側片部35aを設けた例を示している。
また、この収容凹所35のパネル本体10側を区画するように、パネル側片部35bが設けられている。パネル側片部35bは、磁石9Aのパネル本体10側への移動を抑止するように設けられている。このパネル側片部35bは、先端側が収容凹所35を拡径させる方向に弾性変形可能とされた係止片部の先端部に爪状に設けられている。このパネル側片部35bのパネル本体10側に向く面は、磁石9Aの収容凹所35への挿入が可能なように傾斜状のガイド面とされている。また、図例では、周方向に間隔を空けて複数(図例では、3つ)の係止片部を設けた例を示している。
接着剤充填部36は、収容凹所35の内周壁面を構成する周壁部及び係止片部の周囲を囲むように設けられ、パネル本体10側に向けて開口するように設けられている。この接着剤充填部36のパネル本体10側開口を区画するように、磁石保持部材34の周壁部が設けられている。接着剤注入口37aを介して接着剤充填部36に注入された接着剤は、磁石9Aのパネル本体10側にも充填され、磁石保持部材34に対する磁石9Aの移動が抑制されるものでもよい。
接着剤注入口37aは、収容凹所35(磁石9A)に隣接した位置において開口している。本実施形態では、収容凹所35の第1方向両側のそれぞれにおいて開口するように接着剤注入口37a,37aを設けた構成としている。これら接着剤注入口37a,37aは、接着剤充填部36の天井下地2側を区画する磁石保持部材34の下地側壁部を貫通するように設けられた接着剤注入路37,37の天井下地2側の開口とされている。これら接着剤注入路37,37は、収容凹所35の第1方向両側に位置するように設けられている。
溢出通路38は、磁石保持部材34の周壁部を貫通するように設けられている。本実施形態では、この溢出通路38を、パネル本体10側において開口させた溝状としている。また、上記のように収容凹所35の第1方向両側に設けられたそれぞれの接着剤注入路37,37側から周壁部に向けて延びるように2本の溢出通路38,38を設けた構成としている。
これら溢出通路38、接着剤注入路37,37及び接着剤充填部36は、接着剤注入口37a,37aを介して注入される接着剤が接着剤充填部36の広範に行き渡るように適宜の形状とされていてもよい。
また、図例では、上記と概ね同様、被保持端部8に、第1方向に間隔を空けて5つの磁石9A及びこれを保持する磁石保持部材34を設けた例を示しているが、このような態様に限られない。また、図例では、上記と概ね同様、一方の被保持端部8の磁石9A(磁石保持部材34)と他方の被保持端部8の磁石9A(磁石保持部材34)とを、第1方向で互いに同じ位置となるように設けた例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、複数枚の天井パネル1Bが積層される際に、天井パネル1B同士の磁石9Aが反発しない位置となるように、一方の被保持端部8の磁石9Aと他方の被保持端部8の磁石9Aとを、第1方向で互いにずれた位置となるように設けた態様としてもよい。また、磁石9Aを保持する磁石保持部材34としては、上記したような構成とされたものに限られず、その他、種々の構成とされたものでもよい。
補強部材20Aは、上記と概ね同様、第2方向に長尺状とされ、パネル本体10の第1端部6の裏面10aに沿わせられるベース部21Aと、このベース部21Aに設けられ、当該補強部材20Aをパネル本体10に取り付ける取付部22Aと、を備えている。図例では、ベース部21Aの長孔を、上記第1実施形態とは異なり、厚さ方向に見て扁平な略T字状とし、このT字の縦線部が互いに向き合う方向となるように、互い違い状に二列状に設けた例を示している(図8(a)及び図9(a)参照)。また、本実施形態では、この補強部材20Aに、第1当接片部21aや第2当接片部21b、第3当接片部21c、当接片部23cを設けていない構成としている。
取付部22Aは、上記と概ね同様、ベース部21Aの長手方向に間隔を空けて複数箇所に設けられている。また、この取付部22Aは、図9に示すように、差込片部32とによってパネル本体10の被挟持層13aを挟み込むように保持する構成とされている。また、本実施形態では、差込片部32とによって取付部22Aを挟むように保持する保持片部33を設けた構成としている。この保持片部33及び取付部22Aを貫通させた固着具5を差込片部32に止着した構成としている。このような構成とすれば、上記と概ね同様、補強部材20Aを第1端部6に言わば機械的に固定することができる。また、これら差込片部32と保持片部33とを、一体的に固定部材31に設けた構成としている。
差込片部32は、上記と概ね同様、第1方向に延びる二本の切込部14A,14Aのうちの一方の切込部14Aからパネル本体10の層内に差し込まれ、他方の切込部14Aを介して差込方向先端部32aが露出される構成とされている。この差込片部32の差込方向先端部32aは、上記と概ね同様、厚さ方向に見て先細り状とされている。また、この差込片部32には、固着具5の軸部が止着される止着孔32bが設けられている。
保持片部33は、パネル本体10の厚さ方向に厚さ方向を沿わせた板状とされている。この保持片部33は、差込片部32の差込方向基端部に折曲等によって一連状に形成され、差込片部32と平行状に差込方向(第2方向)に延びるように設けられている。図例では、この保持片部33の第1方向に沿う寸法を差込片部32の同方向に沿う寸法と略同寸法とし、保持片部33の第2方向に沿う寸法を差込片部32の同方向に沿う寸法よりも小とした例を示している。
この保持片部33には、天井下地2側に向けて立ち上がる把持部33aが設けられている。図例では、保持片部33の差込方向先端部に把持部33aを設けた構成としている。
また、保持片部33には、差込片部32の止着孔32bに厚さ方向に見て一致した位置となるように固着具5の軸部が挿通される挿通孔33bが設けられている。この保持片部33と差込片部32とは、これらの間に取付部22A及び被挟持層13aの挿入が可能なように形成されている。なお、パネル本体10の裏面10a側に、差込片部32の厚さに応じた凹部を設けた構成としてもよい。このような凹部は、プレス等によって形成されたものでもよい。また、補強部材20Aをパネル本体10に対して固定する態様としては、上記のような構成に限られず、その他、種々の変形が可能である。
この補強部材20Aには、上記と概ね同様、天井下地2に固定される固定片部23Aが略全長に亘って設けられている。また、この固定片部23Aは、上記と概ね同様、ベース部21Aの第1方向外側端部から天井下地2側に向けて立ち上がる立上片部の上端部から第1方向外側に向けて延びるように設けられている。この固定片部23Aの長手方向(第2方向)両端部には、補強部材20Aを両側の天井下地2,2に固定する固着具3,3の軸部が挿通される挿通孔23b,23bが設けられている(図8(a)参照)。また、これら挿通孔23b,23bを、第2方向に長径状の長孔としている。また、図例では、上記と概ね同様、固定片部23Aに、第2方向に間隔を空けて第2方向に長径状の複数の長孔を設けた例を示している。
また、本実施形態では、この固定片部23Aの延出方向先端側に、垂下片部や延出片部27、抜止片部28を設けた態様に代えて、第2方向に見て略V字状に屈曲された屈曲部24Aを全長に亘って設けた構成としている。このような構成とすれば、補強部材20Aの剛性を向上させることができる。
被引掛部25Aは、上記と概ね同様、図11に示すように、第1方向に隣接される天井パネル1Bの第2端部7を第1端部6よりも上方側に位置させた状態で、この隣接される天井パネル1Bの引掛部16Bの引っ掛け保持が可能な構成とされている。
この被引掛部25Aは、本実施形態では、ベース部21Aの第1方向外側端部に設けられている。この被引掛部25Aには、上記と概ね同様、第1方向に厚さ方向を沿わせた板状とされ、ベース部21Aから天井下地2側に向けて立ち上がる被引掛片26Aが設けられている。本実施形態では、上記したベース部21Aと固定片部23Aとの間に設けられた立上片部のベース部21A側部位を、被引掛片26Aとした構成としている。また、立上片部の天井下地2側端部及び固定片部23Aの立上片部側部位に、引掛部16Bが挿通される挿通孔を設けた構成としている。図例では、固定片部23Aに設けられた長孔のうちのいくつか(図例では、4つ)を、挿通孔とした例を示している。
連結部材15Bの引掛部16Bは、上記と概ね同様、図10に示すように、パネル本体10の第2端部7から第1方向外側に向けて延出する延出部17の先端部に折返片17aを設けた構成とされている。本実施形態では、この連結部材15Bに、差込片部18Bを一体的に設けた構成としている。この差込片部18Bは、第2方向に延びる切込部14Bを介してパネル本体10の層内に差し込まれる構成とされている。また、この差込片部18Bは、第1方向に延びるように設けられ、その第1方向外側端部に、立上片部を介して引掛部16Bを一連状に設けた構成とされている。本実施形態では、この連結部材15Bの立上片部は、図11(b)に示すように、当該天井パネル1Bが施工された状態で、第1方向に隣接される天井パネル1Bの被引掛片26Aに当接されない構成とされている。
また、差込片部18Bの差込方向先端部18cは、上記と概ね同様、厚さ方向に見て、先細り状とされている。また、差込片部18Bには、固着具4の軸部が止着される止着孔18aが設けられている。また、この差込片部18Bは、第1方向に間隔を空けて設けられた切込部14Bのうちの第1方向外側の切込部14Bから差し込まれて差込方向先端部18cが第1方向内側の切込部14Bを介してパネル本体10の裏面10a側において露出される構成とされている。なお、パネル本体10の裏面10a側に、差込片部18Bの厚さに応じた凹部を設けた構成としてもよい。
また、第2端部7には、裏面10aに沿うように配され、この差込片部18Bとによってパネル本体10の被挟持層13aを挟み込むように保持する固定片部19Bが設けられている。この固定片部18を貫通させた固着具4を差込片部18Bに止着した構成としている。このような構成とすれば、上記同様、固定片部19Bと差込片部18Bとの間に被挟持層13aを挟み込んだ状態で、差込片部18Bに止着した固着具4によって連結部材15B(引掛部16B)を第2端部7に言わば機械的に固定することができる。
固定片部19Bには、固着具4の軸部が挿通される挿通孔19aが設けられている。また、この固定片部19Bは、本実施形態では、差込片部18Bとは別体的に設けられている。なお、このような構成に代えて、固定片部19Bを、差込片部18Bに一体的に設けた構成としてもよい。また、図例では、この固定片部19Bを円板状とした例を示しているが、このような態様に限られない。また、引掛部16Bをパネル本体10に対して固定する態様としては、上記のような構成に限られず、その他、種々の変形が可能である。
また、本実施形態では、引掛部16B(連結部材15B)を、第2端部7に第2方向に間隔を空けて複数箇所(図例では、4箇所)に設けた構成としている。上記した補強部材20Aの被引掛部25Aの被引掛片26Aは、これら引掛部16Bに応じた位置となるように設けられている。
上記構成とされた天井パネル1Bも上記同様、図11に示すように、以下のようにして施工可能である。
つまり、図11(a)に示すように、未施工の天井パネル1Bの第2端部7を上方側とし、その引掛部16Bを、既施工の天井パネル1Bの第1端部6の被引掛部25Aに引っ掛ける。そして、図11(a)の二点鎖線にて示すように、未施工の天井パネル1Bを、その第1端部6側を上昇させるように折返片17aを支点として概ね水平状となるまで回転させる(図11(b)参照)。また、本実施形態では、第1方向に隣接される天井パネル1B,1Bの端面同士の位置を位置決めする位置決め部を設けていないので、適宜のスペーサー等を介して目透かし状の隙間を設けた構成としてもよい。また、第2方向に隣接される天井パネル1B,1Bの端面同士の隙間についても適宜のスペーサー等によって形成するようにしてもよい。そして、この未施工の天井パネル1Bの第1端部6の固定片部23Aを、固着具3によって天井下地2,2に固定する。
なお、上記した各実施形態に係る天井パネル1,1A,1Bにおける互いに異なる構成の一部を組み替えたり、組み合わせたりして適用するようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、第1方向に隣接される天井パネル1,1,1B,1B間及び第2方向に隣接される天井パネル1,1,1B,1B間の両方に目透かし状の隙間が形成される構成とした例を示しているが、これらのうちの一方または両方に隙間が形成されない構成としてもよい。つまり、隣接される天井パネル1,1,1B,1Bの端面同士が当接される構成としてもよい。この場合は、上記第1実施形態において説明した当接面16aや被当接面26a、当接片部23c、第3当接片部21c等の位置等を適宜、変形するようにしてもよく、さらにはこのような位置決め部を設けていない構成としてもよい。
また、上記各実施形態では、被引掛部25,25A及び固定片部23,23Aを、パネル本体10の第1端部6の第2方向の概ね全体に亘って設けられた補強部材20,20Aに設けた例を示しているが、これらのうちの一方または両方を補強部材20,20Aに設けていない構成としてもよい。さらには、補強部材20,20Aを設けていない構成としてもよい。この場合には、被引掛部25,25A及び固定片部23,23Aを、パネル本体10の第1端部6に個別に設けた構成としてもよい。
また、上記各実施形態では、第2方向両側の被保持端部8,8が磁石9,9,9A,9Aによって天井下地2,2に保持される態様とした例を示しているが、磁石9,9,9A,9Aに加えて適宜の固着具によって天井下地2,2に固定される態様等としてもよい。
また、上記各実施形態では、被引掛部25,25Aを、パネル本体10の厚さ方向に突出する被引掛片26,26Aを有した構成とした例を示しているが、このような構成に限られず、引掛部16,16Bが差し込まれる係止穴状のものとしてもよい。引掛部16,16Bが引っ掛けられる被引掛部25,25Aとしては、その他、種々の変形が可能である。
また、上記各実施形態では、引掛部16,16Bに、折返片17aを設けた例を示しているが、このような折返片17aを設けていないL字状や差込片状の引掛部16,16Bとしてもよく、引掛部16,16Bとしては、その他、種々の変形が可能である。この場合は、被引掛部25,25Aを適宜必要に応じて変形するようにしてもよい。上記各実施形態に係る天井パネル1,1A,1Bの各部の構成は、上記したような態様に限られず、その他、種々の変形が可能である。
1,1A,1B 天井パネル
6 第1端部(第1方向第1端部)
7 第2端部(第1方向第2端部)
8 被保持端部(第2方向の端部)
9,9A 磁石
9a 当接面
10 パネル本体
10a 裏面
16,16B 引掛部
20,20A 補強部材
23,23A 固定片部
23a 当接面
25,25A 被引掛部
34 磁石保持部材
34a 当接面
36 接着剤充填部
37a 接着剤注入口
38 溢出通路
38a 溢出口
2 天井下地
3 固着具
3a 頭部

Claims (6)

  1. 第1方向に延びる長尺状で第1方向に直交する第2方向に間隔を空けて平行状に配設される天井下地に固定される天井パネルであって、
    方形平板状のパネル本体と、該パネル本体の第2方向両側端部の裏面側に設けられ、前記天井下地の被吸着部に吸着される磁石と、該パネル本体の第1方向第1端部に設けられた被引掛部と、該パネル本体の第1方向第2端部に設けられ、第1方向に隣接される天井パネルの被引掛部に引っ掛けられる引掛部と、を備えていることを特徴とする天井パネル。
  2. 請求項1において、
    前記パネル本体の第1方向第1端部の裏面側には、該第1端部から第1方向外側に向けて突出し、前記天井下地に固定される固定片部が設けられ、この固定片部における前記天井下地に当接される当接面と前記磁石における前記天井下地に当接される当接面とが同一平面状とされていることを特徴とする天井パネル。
  3. 請求項1において、
    前記磁石は、当該磁石を収容するように保持する磁石保持部材を介して前記パネル本体の裏面側に設けられており、
    前記パネル本体の第1方向第1端部の裏面側には、該第1端部から第1方向外側に向けて突出し、前記天井下地に固定される固定片部が設けられ、この固定片部における前記天井下地に当接される当接面と前記磁石保持部材における前記天井下地に当接される当接面とが同一平面状とされていることを特徴とする天井パネル。
  4. 請求項2または3において、
    前記固定片部は、当該固定片部の下方側に配される第1方向に隣接される天井パネルの裏面との間に当該固定片部を前記天井下地に固定する固着具の頭部の軸方向に沿う寸法以上の隙間が形成されるように設けられていることを特徴とする天井パネル。
  5. 請求項2乃至4のいずれか1項において、
    前記被引掛部及び前記固定片部は、前記パネル本体の第1方向第1端部の裏面に沿うように第2方向の概ね全体に亘って固定された補強部材に設けられていることを特徴とする天井パネル。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項において、
    前記磁石は、当該磁石を収容するように保持する磁石保持部材を介して前記パネル本体の裏面側に設けられており、
    前記磁石保持部材には、前記パネル本体の厚さ方向に沿って貫通し、前記天井下地側に向く面において接着剤注入口を開口させた接着剤充填部と、該接着剤充填部に連通するように側周面において溢出口を開口させた溢出通路と、が設けられていることを特徴とする天井パネル。
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