JP7209213B2 - 車両用照明装置、および車両用灯具 - Google Patents
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Description
しかしながら、この様にすると、下側の基板に設けられた膜状の抵抗の抵抗値を調整するのが困難となる。
そこで、複数の基板を積層配置し、下側の基板に膜状の抵抗を設ける場合であっても、抵抗値の調整を容易とすることができる技術の開発が望まれていた。
本実施の形態に係る車両用照明装置1は、例えば、自動車や鉄道車両などに設けることができる。自動車に設けられる車両用照明装置1としては、例えば、フロントコンビネーションライト(例えば、デイタイムランニングランプ(DRL:Daytime Running Lamp)、ポジションランプ、ターンシグナルランプなどが適宜組み合わされたもの)や、リアコンビネーションライト(例えば、ストップランプ、テールランプ、ターンシグナルランプ、バックランプ、フォグランプなどが適宜組み合わされたもの)などに用いられるものを例示することができる。ただし、車両用照明装置1の用途は、これらに限定されるわけではない。
図2は、図1における車両用照明装置1のA-A線方向の模式断面図である。
図1および図2に示すように、車両用照明装置1には、ソケット10、発光モジュール20、給電部30、および接合部40が設けられている。
ソケット10には、装着部11、バヨネット12、フランジ13、および放熱フィン14を設けることができる。
そのため、発光モジュール20において発生した熱を外部に伝えることを考慮して、ソケット10は高い熱伝導率を有する材料から形成することが好ましい。高い熱伝導率を有する材料は、例えば、アルミニウムなどの金属とすることができる。
第1モジュール20aは、凹部11aの底面11a1に設けられている。
第1モジュール20aは、基板21(第1の基板の一例に相当する)、発光素子22、および抵抗23を有することができる。
基板21は、ソケット10の一方の端部側に設けられている。基板21は、例えば、凹部11aの底面11a1、または伝熱板に接着することができる。基板21は、板状を呈したものとすることができる。基板21の平面形状は、例えば、四角形とすることができる。基板21の材料や構造には特に限定はない。例えば、基板21は、セラミックス(例えば、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなど)などの無機材料、紙フェノールやガラスエポキシなどの有機材料などから形成することができる。また、基板21は、金属板の表面を絶縁性材料で被覆したものであってもよい。なお、金属板の表面を絶縁性材料で被覆する場合には、絶縁性材料は、有機材料からなるものであってもよいし、無機材料からなるものであってもよい。
発光素子22の形式には特に限定はない。発光素子22は、例えば、PLCC(Plastic Leaded Chip Carrier)型などの表面実装型の発光素子とすることができる。なお、図1および図2に例示をした発光素子22は、表面実装型の発光素子である。また、発光素子22は、例えば、砲弾型などのリード線を有する発光素子、チップ状の発光素子とすることもできる。
発光素子22の数、大きさ、配置などは、例示をしたものに限定されるわけではなく、車両用照明装置1の大きさや用途などに応じて適宜変更することができる。
本実施の形態に係る発光モジュール20とすれば、複数の基板を積層配置し、下側の基板に膜状の抵抗23を設ける場合であっても、抵抗値の調整を容易とすることができる。 抵抗23の数、大きさ、配置などは、例示をしたものに限定されるわけではなく、発光素子22の数や仕様などに応じて適宜変更することができる。
第2モジュール20bは、基板24、制御素子25、および被覆部26を有することができる。
基板24は、基板21の、底面11a1側とは反対側に設けられている。基板24は、抵抗23の上に設けられている。基板24は、接合部40を介して基板21に接合されている。基板24は、板状を呈したものとすることができる。基板24の平面形状と大きさは、例えば、基板21の平面形状と大きさと同じとすることができる。
複数の発光素子22が基板24に設けられない場合には、基板24の材料には特に限定はない。ただし、複数の発光素子22が基板24に設けられない場合であっても、熱伝導率の高い材料を用いて基板24を形成することができる。
前述したように、ソケット10は熱伝導率の高い材料から形成することが好ましい。ところが、熱伝導率の高い材料は導電性を有している場合がある。例えば、金属や、炭素からなるフィラーを含む高熱伝導性樹脂などは導電性を有している。そのため、導電性を有するソケット10の場合には、ソケット10と複数の給電端子32との間を絶縁するために絶縁部31が設けられている。絶縁部31は、例えば、絶縁性を有する樹脂から形成することができる。絶縁部31は、例えば、PETやナイロンなどから形成することができる。
なお、給電端子32の数、形状、配置などは例示をしたものに限定されるわけではなく、適宜変更することができる。
図3(b)は、発光モジュール120の模式斜視図である。
図4は、発光モジュール120の模式平面図である。
図3(a)、(b)、図4に示すように、発光モジュール120は、第1モジュール120a、および第2モジュール120bを有する。
第1モジュール120aは、基板21、および抵抗23を有することができる。
第2モジュール120bは、第1モジュール120aの、底面11a1側とは反対側に設けられている。
第2モジュール120bは、基板124、制御素子25、制御素子25a、被覆部26、発光素子122、枠部127、および封止部128を有することができる。
複数の発光素子122は、チップ状の発光素子とすることができる。チップ状の発光素子122は、COB(Chip On Board)により実装することができる。この様にすれば、狭い領域に多くの発光素子122を設けることができる。そのため、発光モジュール120の小型化、ひいては車両用照明装置1の小型化を図ることができる。
複数の発光素子122の数、大きさ、配置などは、例示をしたものに限定されるわけではなく、車両用照明装置1の大きさや用途などに応じて適宜変更することができる。
図5(b)は、図5(a)における発光モジュール220のB-B線方向の模式断面図である。
図5(a)、(b)に示すように、発光モジュール220は、第1モジュール220a、および第2モジュール220bを有する。
第1モジュール220aは、基板21、発光素子122、抵抗23、枠部127、および封止部128を有することができる。
第2モジュール220bは、第1モジュール220aの、底面11a1側とは反対側に設けられている。
第2モジュール220bは、基板224、制御素子25、制御素子25a、および被覆部26を有することができる。
発熱源である複数の発光素子122が、基板21に設けられていれば、複数の発光素子122において発生した熱をソケット10に伝えるのが容易となる。
図6(b)は、図6(a)における発光モジュール320のC-C線方向の模式断面図である。
図6(a)、(b)に示すように、発光モジュール320は、第1モジュール320a、および第2モジュール320bを有する。
第1モジュール320aは、基板21、発光素子122、抵抗23、および封止部128を有することができる。
第2モジュール320bは、第1モジュール320aの、底面11a1側とは反対側に設けられている。
第2モジュール320bは、基板324、制御素子25、制御素子25a、および被覆部26を有することができる。
発熱源である複数の発光素子122が、基板21に設けられていれば、複数の発光素子122において発生した熱をソケット10に伝えるのが容易となる。
次に、車両用灯具100について例示する。
なお、以下においては、一例として、車両用灯具100が自動車に設けられるフロントコンビネーションライトである場合を説明する。ただし、車両用灯具100は、自動車に設けられるフロントコンビネーションライトに限定されるわけではない。車両用灯具100は、自動車や鉄道車両などに設けられる車両用灯具であればよい。
図7に示すように、車両用灯具100には、車両用照明装置1、筐体101、カバー102、光学要素部103、シール部材104、およびコネクタ105が設けられている。
例えば、図7に例示をした光学要素部103はリフレクタである。この場合、光学要素部103は、車両用照明装置1から出射した光を反射して、所定の配光パターンが形成されるようにする。
Claims (7)
- ソケットの一方の端部側に設けられた第1の基板と;
膜状を呈し、前記第1の基板の、前記ソケット側とは反対側の面に設けられた少なくとも1つの抵抗と;
前記抵抗の上に設けられた第2の基板と;
前記第1の基板の、前記ソケット側とは反対側の面、または、前記第2の基板の、前記第1の基板側とは反対側の面に設けられた少なくとも1つの発光素子と;
を具備し、
前記第2の基板には、厚み方向を貫通する第1の開口部が設けられ、
平面視において、前記第1の開口部の内部には前記抵抗の一部分が露出し、
前記第1の開口部の周辺において、前記抵抗の残りの部分が、前記第1の基板と、前記第2の基板との間に設けられている車両用照明装置。 - 前記抵抗の、前記第1の開口部の内部に露出する部分には、厚み方向を貫通する調整部が設けられている請求項1記載の車両用照明装置。
- 前記第1の開口部の内部に設けられ、前記抵抗の、前記第1の開口部の内部に露出する部分を覆う被覆部をさらに備えた請求項1または2に記載の車両用照明装置。
- 前記被覆部は、前記第1の開口部を埋めるように設けられている請求項3記載の車両用照明装置。
- 前記第2の基板には、厚み方向を貫通する第2の開口部が設けられ、
前記第1の基板の、前記第2の開口部の内部に露出する部分には、前記発光素子が設けられている請求項1~4のいずれか1つに記載の車両用照明装置。 - 前記第2の開口部の内面の少なくとも一部分は、前記第1の基板から離れるに従い前記第2の開口部の中心軸から離れる方向に傾斜する傾斜面、前記第1の基板の面に略垂直な面、および、前記第2の開口部の内側に向けて突出する曲面のいずれかである請求項5記載の車両用照明装置。
- 請求項1~6のいずれか1つに記載の車両用照明装置と;
前記車両用照明装置が取り付けられる筐体と;
を具備した車両用灯具。
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JP2007294547A (ja) | 2006-04-21 | 2007-11-08 | Sharp Corp | 半導体発光装置 |
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