JP7204454B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7204454B2
JP7204454B2 JP2018225629A JP2018225629A JP7204454B2 JP 7204454 B2 JP7204454 B2 JP 7204454B2 JP 2018225629 A JP2018225629 A JP 2018225629A JP 2018225629 A JP2018225629 A JP 2018225629A JP 7204454 B2 JP7204454 B2 JP 7204454B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
semiconductor device
specific
pair
drift region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018225629A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020088343A (ja
Inventor
克博 朽木
侑佑 山下
成雅 副島
行彦 渡辺
恵太 片岡
順 斎藤
泰 浦上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Denso Corp
Toyota Central R&D Labs Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp, Toyota Central R&D Labs Inc filed Critical Denso Corp
Priority to JP2018225629A priority Critical patent/JP7204454B2/ja
Publication of JP2020088343A publication Critical patent/JP2020088343A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7204454B2 publication Critical patent/JP7204454B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本明細書が開示する技術は、半導体装置に関する。
特許文献1には、化合物半導体を有する縦型の半導体装置が開示されている。化合物半導体は、基板と、エピタキシャル層と、を備える。エピタキシャル層は、一対のウェル領域と、JFET領域と、を備える。一対のウェル領域は、基板の上方に設けられており、化合物半導体の上面に露出している。JFET層は、基板の上方であって、一対のウェル領域の間に設けられている。JFET層は、一対のウェル領域のそれぞれに接しており、化合物半導体の上面に露出している。特許文献1の半導体装置では、一対のウェル領域の間の幅、即ち、JFET領域の幅を狭くすることによって、負荷短絡時に半導体装置を流れる電流量を抑制している。
特開2012-33731号公報
特許文献1の半導体装置では、電流経路であるJFET領域の幅が狭いために、負荷短絡時に、化合物半導体の特定領域に電流が集中する。この場合、特定領域が自己発熱し、特定領域が局所的に熱膨張する。特定領域が局所的に熱膨張することによって、半導体装置に熱応力が作用し、半導体装置に異常が発生し得る。本明細書は、負荷短絡時における信頼性の高い半導体装置を提供することを目的とする。
本明細書が開示する化合物半導体を有する縦型の半導体装置は、負荷短絡時に大電流が流れることに応じて発熱する前記化合物半導体の特定領域が、前記化合物半導体よりも線膨張係数が小さい特定材料を含む。
上記の構成によると、特定領域が、化合物半導体よりも線膨張係数が小さい特定材料を含んでいる。このため、特定領域が、化合物半導体よりも線膨張係数が小さい特定材料を含まない場合と比較して、特定領域が熱膨張することを抑制することができる。従って、負荷短絡時に、特定領域が熱膨張することによって、半導体装置に作用する熱応力を低減することができ、半導体装置に異常が発生することを抑制することができる。従って、半導体装置の信頼性を向上させることができる。
上記の化合物半導体は、基板と、基板の上に設けられている第1導電型のドリフト領域と、ドリフト領域の上に設けられており、互いに離間している第2導電型の一対のボディ領域であって、化合物半導体の上面に露出している一対のボディ領域と、ドリフト領域の上であり、かつ、一対のボディ領域の間に設けられている第1導電型のJFET領域であって、一対のボディ領域のそれぞれに接触しており、化合物半導体の上面に露出しているJFET領域と、を備えていてもよい。半導体装置は、さらに、ゲート絶縁膜を介して、化合物半導体の上面に設けられているゲート電極であって、ゲート絶縁膜を介して、一対のボディ領域の一部、及び、JFET領域に対向するゲート電極を備え、特定領域は、半導体装置を化合物半導体の上面の垂直上方から見たときに、一対のボディ領域の間に設けられていてもよい。効果の詳細は実施例で説明する。
特定領域は、一対のボディ領域の下面よりも下方側であり、かつ、半導体装置を化合物半導体の上面の垂直上方から見たときに、一対のボディ領域の間に設けられていてもよい。効果の詳細は実施例で説明する。
上記の化合物半導体は、基板と、基板の上に設けられている第1導電型のドリフト領域と、ドリフト領域の上に設けられている第2導電型のボディ領域であって、ボディ領域の一部は、化合物半導体の上面に露出するボディ領域と、ボディ領域の上に設けられており、化合物半導体の上面に露出する第1導電型のソース領域と、化合物半導体の上面から、ソース領域、及び、ボディ領域を貫通して、ドリフト領域に到達するトレンチと、を備えてもよい。半導体装置は、さらに、トレンチ内に設けられているトレンチゲートを備え、特定領域は、トレンチの底面よりも下方側であり、かつ、半導体装置を化合物半導体の上面の垂直上方から見たときに、トレンチが形成されている範囲内に設けられていてもよい。効果の詳細は実施例で説明する。
上記の半導体装置は、複数の特定領域を備え、半導体装置を化合物半導体の上面の垂直上方から見たときに、複数の特定領域のそれぞれが離間していてもよい。効果の詳細は実施例で説明する。
特定材料は、導電性のSi、導電性のC、又は、導電性を有する多結晶のSicであってもよい。効果の詳細は実施例で説明する。
特定材料は、絶縁体であるSiO又は空気であってもよい。効果の詳細は実施例で説明する。
化合物半導体は、SiC又はGaNであってもよい。効果の詳細は実施例で説明する。
第1実施例の半導体装置の要部断面図である。 第1実施例の半導体装置の製造方法を示すフローチャートである。 第1実施例の半導体装置の製造工程を示す図である(1)。 図3の半導体装置を垂直上方から見た図である。 第1実施例の半導体装置の製造工程を示す図である(2)。 第1実施例の半導体装置の製造工程を示す図である(3)。 第1実施例の半導体装置の製造工程を示す図である(4)。 第1実施例の半導体装置の製造工程を示す図である(5)。 第1実施例の半導体装置の製造工程を示す図である(6)。 比較例の半導体装置において、負荷短絡時の半導体装置を示す図である。 第2実施例の半導体装置の要部断面図である。 第2実施例の半導体装置の製造方法を示すフローチャートである。 第2実施例の半導体装置の製造工程を示す図である(1)。 第2実施例の半導体装置の製造工程を示す図である(2)。 第2実施例の半導体装置の製造工程を示す図である(3)。 第2実施例の半導体装置の製造工程を示す図である(4)。 第2実施例の半導体装置の製造工程を示す図である(5)。 第3実施例の半導体装置の要部断面図である。 第4実施例の半導体装置の要部断面図である。 第5実施例の半導体装置の要部断面図である。
(第1実施例)
図1の要部断面図に示されるように、半導体装置1は、縦型のMOSFETである。半導体装置1は、プレーナゲート構造を有する。半導体装置1は、化合物半導体8、ゲート絶縁膜22、ゲート電極24、ソース電極26、及び、ドレイン電極28を備えている。
化合物半導体8は、基板10、n型のドリフト領域12、p型の一対のボディ領域14a、14b、n型のソース領域16a、16b、複数の特定領域18、及び、n型のJFET(Junction Field Effect Transistor)領域20を備えている。
基板10は、n型不純物を高濃度に含むSiCの単結晶基板である。基板10の裏面全体にドレイン電極28がオーミック接触している。基板10は、ドリフト領域12がエピタキシャル成長するための下地板である。
ドリフト領域12は、基板10の上に半導体物質をエピタキシャル成長させた層である。ドリフト領域12は、基板10よりもn型不純物を低濃度に含む。
p型の一対のボディ領域14a、14bは、ドリフト領域12の上に設けられており、互いに離間している。なお、一対のボディ領域14a、14bを以下では、「ボディ領域14」と総称する場合がある。ボディ領域14の一部は、化合物半導体8の上面に露出している。ボディ領域14のうち、後述するソース領域16とJFET領域20に挟まれた部分は、チャネル領域CRと呼ばれることがある。
JFET領域20は、ドリフト領域12の上であり、かつ、一対のボディ領域14a、14bの間に設けられている。JFET領域20は、一対のボディ領域14a、14bのそれぞれに接触しており、化合物半導体8の上面に露出している。JFET領域20は、ドリフト領域12と連続しており、ドリフト領域12と一体である。説明の都合上、図1では、破線でJFET領域20をドリフト領域12から区別している。JFET領域20は、ドリフト領域12と同じ組成である。
型の一対のソース領域16a、16bのそれぞれは、一対のボディ領域14a、14bに囲まれており、化合物半導体8の上面に露出している。一対のソース領域16a、16bは、ボディ領域14a、14bによって、ドリフト領域12及びJFET領域20から隔てられている。なお、以下では、一対のソース領域16a、16bを「ソース領域16」と総称する場合がある。ソース領域16にソース電極26がオーミック接触している。なお、ボディ領域14の表層でソース領域16に接するようにp型の半導体領域であるコンタクト領域が設けられることがあるが、図1では、コンタクト領域の図示は省略した。コンタクト領域は、p型不純物をボディ領域14よりも高濃度に含む。
ゲート電極24は、ゲート絶縁膜22を介して、化合物半導体8の上面に設けられている。ゲート電極24は、ポリシリコンからなる。ゲート電極24は、ゲート絶縁膜22を介して、一対のボディ領域14a、14bの一部、一対のソース領域16a、16bの一部、及び、JFET領域20と対向するように配置されている。ゲート電極24は、半導体装置1を垂直上方(z軸上方)から見たときに、一端が一方のボディ領域14aと重なり、他端が他方のボディ領域14bと重なるように配置されている。基板10と平行な平板状のゲート電極24を有しているので、半導体装置1は、プレーナゲート型と呼ばれる。
複数の特定領域18は、化合物半導体8のドリフト領域12に設けられている。複数の特定領域18は、ドリフト領域12を構成する単結晶のSiCよりも線膨張係数が小さい特定材料からなる。SiCの線膨張係数は、4.5×10-6/Kである。本実施例において、特定材料は、導電性のSiである。Siの線膨張係数は、3.9×10-6/Kであり、SiCの線膨張係数よりも小さい。複数の特定領域18は、ボディ領域14a、14bの下面15a、15bよりも下方側に設けられており、かつ、半導体装置1を垂直上方から見たときに、一対のボディ領域14の間に設けられている。また、半導体装置1を垂直上方から見たときに、複数の特定領域18のそれぞれが離間している。
半導体装置1の動作について説明する。半導体装置1は、ドレイン電極28にソース電極26よりも高い電圧が印加され、かつ、ゲート電極24に閾値電圧よりも高い電圧が印加されると、オン状態となる。オン状態では、チャネル領域CRのゲート絶縁膜22の近傍にn型の反転層が形成され、ドレイン電極28とソース電極26の間が導通する。一方、半導体装置1は、ドレイン電極28にソース電極26よりも高い電圧が印加され、かつ、ゲート電極24に閾値電圧以下の電圧が印加されると、反転層が消失し、オフ状態となる。このように、半導体装置1は、ゲート電極24に印加する電圧に基づいてオンとオフが切り換えられるスイッチング素子として機能する。
(複数の特定領域18の効果)
負荷短絡によってドレイン電極28に高い電圧が印加されると、ドレイン電極28からソース電極26に大電流が流れる。具体的には、ドレイン電極28、基板10、ドリフト領域12、JFET領域20、ボディ領域14の反転層、ソース領域16、ソース電極26という順番で電流が流れる。このような状況において、図1に示す電流集中領域40に大電流が流れる。具体的には、電流集中領域40は、JFET領域20の一部、及び、ドリフト領域12のうちJFET領域20の下方の領域である。電流集中領域40は、大電流が流れることによって発熱する。
本実施例の半導体装置1の効果について説明する前に、図10を参照して、比較例の半導体装置について説明する。比較例の半導体装置は、ドリフト領域112に複数の特定領域18が設けられていない点を除いて、本実施例の半導体装置1と同様の構造を有する。従って、比較例の半導体装置においても、負荷短絡が発生すると、電流集中領域140に大電流が流れる。比較例の半導体装置は、複数の特定領域18を有さない。即ち、電流集中領域140全体が、SiCで構成されている。このため、電流集中領域140における線膨張係数は、複数の特定領域18が形成されている場合よりも、大きい。このため、図10に示すように、負荷短絡が発生すると、電流集中領域140に大電流が集中し、電流集中領域140が発熱する。このため、ドリフト領域112及びJFET領域20の一部が熱膨張し、その結果、比較例の半導体装置に大きな熱応力が作用する。この熱応力によって、ゲート絶縁膜22等が変形し、ゲート絶縁膜22等に亀裂等が発生し得る。ゲート絶縁膜22等に亀裂が発生すると、比較例の半導体装置に異常が発生する。
一方、図1に示すように、本実施例の半導体装置1では、電流集中領域40に、複数の特定領域18が形成されている。上述のように、複数の特定領域18の線膨張係数は、SiCの線膨張係数よりも小さい。このため、電流集中領域40に大電流が流れ、電流集中領域40が発熱しても、複数の特定領域18が熱膨張することを抑制することができる。複数の特定領域18の熱膨張が抑制されることによって、半導体装置1に作用する熱応力を低減することができる。即ち、比較例の半導体装置と比較して、負荷短絡時におけるゲート絶縁膜22等の変形量を低減することができる。この結果、半導体装置1に異常が発生することを抑制することができ、半導体装置1の信頼性を向上させることができる。
(半導体装置1の製造方法)
次に、図2~図9を参照して、半導体装置1の製造方法を説明する。図2のフローチャートのステップS1において、SiCを材料とするn型の基板10の主面上に、周知のエピタキシャル成長技術を用いてn型のドリフト領域12を堆積させる(第1成長工程)。エピタキシャル成長技術の一例は、有機金属化合物気相成長法(MOCVD法)である。
ステップS2において、ドリフト領域12に、複数の特定領域18を形成する(特定領域形成工程)(図3参照)。具体的には、周知のフォトリソグラフィー技術及びドライエッチング加工を用いて、ドリフト領域12上に、複数の特定領域18が開口しているマスクを加工する。次いで、ドライエッチングを利用して、開口が形成されている領域のドリフト領域12を除去して、複数の特定領域18に対応する複数のスリット18aを形成する(図4参照)。複数のスリット18aは、幅W1の範囲内において、間隔18bを隔てて形成される。次いで、ドリフト領域12上のマスクを除去した後に、化学気相堆積法(CVD法)を用いて、複数のスリット18a内にSiを堆積させる。次いで、周知のCMP(chemical mechanical polishing)技術を用いて、ドリフト領域12の上面を研磨する。
ステップS3において、図5に示すように、ドリフト領域12の上面に、n型の半導体基板20を貼り合わせる(貼り合わせ工程)。これにより、図6の化合物半導体8が形成される。なお、変形例では、周知のエピタキシャル成長技術を用いて、ドリフト領域12上に、n型の半導体領域を成長させてもよい。
ステップS4において、化合物半導体8に、ボディ領域14を形成する(ボディ領域形成工程)。具体的には、周知のフォトリソグラフィー技術及びドライエッチング加工を用いて、化合物半導体8上に、ボディ領域14が開口しているマスクを加工する。次いで、マスクを介してp型の不純物イオンを注入する。これにより、化合物半導体8に、一対のボディ領域14a、14bが形成される。そして、一対のボディ領域14a、14bの間に残った領域がJFET領域20となる(図7参照)。なお、変形例では、ステップS3において、ドリフト領域12上にp型の半導体領域を堆積させ、ステップS4において、JFET領域20にn型の不純物を注入してもよい。
ステップS5において、化合物半導体8に、ソース領域16を形成する(ソース領域形成工程)。具体的には、周知のフォトリソグラフィー技術及びドライエッチング加工を用いて、化合物半導体8上に、ソース領域16が開口しているマスクを加工する。次いで、マスクを介してn型の不純物イオンを注入する。これにより、化合物半導体8に、ソース領域16が形成される(図8参照)。
ステップS6において、化合物半導体8上に、ゲート絶縁膜22及びゲート電極24を形成する(ゲート電極形成工程)。まず、周知のフォトリソグラフィー技術及びドライエッチング加工を用いて、化合物半導体8上に、ゲート絶縁膜22が形成される領域が開口しているマスクを加工する。次いで、CVD法又は原子層堆積法(ALD法)を用いて、化合物半導体8上に、シリコン酸化膜を成膜する。次いで、シリコン酸化膜上にゲート電極24を形成する。具体的には、シリコン酸化膜上に、ポリシリコンを堆積する。次いで、ゲート電極24以外の領域に形成されているポリシリコンを除去する。これにより、ゲート電極24が形成される。次いで、シリコン酸化膜及びゲート電極24上に、さらに、シリコン酸化膜を成膜する。これにより、ゲート絶縁膜22が形成される(図9参照)。
ステップS7において、化合物半導体8上にソース電極26を形成し、化合物半導体8の下面にドレイン電極28を形成する(ドレイン電極、ソース電極形成工程)。これにより、図1に示す半導体装置1が完成する。
(第2実施例)
図11に、第2実施例の半導体装置201の要部断面図を示す。半導体装置201は、縦型のMOSFETであり、トレンチゲート型である。半導体装置201は、化合物半導体208、トレンチゲート220、絶縁膜225、ソース電極226、及び、ドレイン電極228を備えている。
化合物半導体208は、基板210、n型のドリフト領域212、p型の一対のボディ領域214a、214b、n型のソース領域216a、216b、及び、複数の特定領域218を備えている。基板210は、SiCの単結晶基板である。ドリフト領域212は、基板210の上に設けられている。一対のボディ領域214a、214bは、ドリフト領域212の上に設けられており、一対のボディ領域214a、214bの一部は、化合物半導体8の上面に露出している。なお、一対のボディ領域214a、214bを以下では、「ボディ領域214」と総称する場合がある。n型の一対のソース領域216a、216bのそれぞれは、一対のボディ領域214a、214bの上に設けられており、化合物半導体208の上面に露出している。
化合物半導体208の表層部には、トレンチゲート220が形成されている。トレンチゲート220は、トレンチ220T内に設けられている。トレンチ220Tは、ソース領域216、及び、ボディ領域214を貫通してドリフト領域212の一部に到達している。トレンチゲート220は、ゲート電極224、及び、シリコン酸化膜からなるゲート絶縁膜222を有している。
化合物半導体8の上面には、ソース電極226が形成されている。ゲート電極224、ソース電極226は、絶縁膜225によって絶縁されている。
半導体装置201の動作について説明する。半導体装置201は、ドレイン電極228にソース電極226よりも高い電圧が印加され、かつ、ゲート電極224に閾値電圧よりも高い電圧が印加されると、オン状態となる。オン状態では、トレンチゲート220の側面に接するボディ領域214に反転層IL(図1参照)が形成され、ドレイン電極228とソース電極226の間が導通する。一方、半導体装置201は、ドレイン電極228にソース電極226よりも高い電圧が印加され、かつ、ゲート電極224に閾値電圧以下の電圧が印加されると、反転層ILが消失し、オフ状態となる。このように、半導体装置201は、ゲート電極224に印加する電圧に基づいてオンとオフが切り換えられるスイッチング素子として機能する。
(複数の特定領域218の効果)
負荷短絡によってドレイン電極228に高い電圧が印加されると、ドレイン電極228からソース電極226に大電流が流れる。具体的には、ドレイン電極228、基板210、ドリフト領域212、ボディ領域214の反転層IL、ソース領域216、ソース電極226という順番で電流が流れる。このような状況において、図11に示す電流集中領域240に大電流が流れる。具体的には、電流集中領域240は、トレンチ220Tの下端よりも下方であり、かつ、半導体装置201を垂直上方から見たときに、トレンチ220Tよりも外側の領域である。電流集中領域240は、大電流が流れることによって、発熱する。上述のように、ドリフト領域212はSiCからなる。SiCの熱伝導率は、シリコン酸化膜、ポリシリコン等よりも小さい。このため、電流集中領域240の発熱による熱は、ドリフト領域212(SiC)内を伝導する。電流集中領域240の上方には、熱伝導率が小さい材料が設けられていない。このため、半導体装置201を垂直上方から見たときに、トレンチ220Tの外側に拡散された熱は、半導体装置201の上方に放熱される。一方、トレンチ220Tには、熱伝導率が小さい材料からなるゲート電極224及びゲート絶縁膜222が形成されている。このため、半導体装置201を垂直上方から見たときに、トレンチ220Tの内側に拡散された熱は、半導体装置201の上方に放熱されない。このため、トレンチ220Tの下方が発熱し、発熱領域242となる。
本実施例の半導体装置201の効果について説明する前に、比較例の半導体装置について説明する。比較例の半導体装置は、ドリフト領域に複数の特定領域218が設けられていない点を除いて、本実施例の半導体装置201と同様の構造を有する。従って、比較例の半導体装置においても、負荷短絡が発生すると、電流集中領域240に大電流が流れ、その内側の発熱領域が発熱する。比較例の半導体装置は、複数の特定領域218を有さない。即ち、発熱領域全体が、SiCで構成されている。このため、発熱領域における線膨張係数は、複数の特定領域218が形成されている場合よりも大きい。このため、負荷短絡が発生すると、電流集中領域が発熱する。このため、ドリフト領域の一部が熱膨張し、その結果、比較例の半導体装置に大きな熱応力が作用する。この熱応力によって、ゲート絶縁膜等が変形する。ゲート絶縁膜が変形し、ゲート絶縁膜等に亀裂等が発生し得る。ゲート絶縁膜等に亀裂が発生すると、比較例の半導体装置に異常が発生する。
一方、図11に示すように、本実施例の半導体装置201では、発熱領域242に、複数の特定領域218が形成されている。上述のように、複数の特定領域218の線膨張係数は、SiCの線膨張係数よりも小さい。このため、電流集中領域240に大電流が流れ、発熱領域242が発熱しても、複数の特定領域218が熱膨張することを抑制することができる。複数の特定領域218の熱膨張が抑制されることによって、半導体装置201に作用する熱応力を低減することができる。即ち、比較例の半導体装置と比較して、負荷短絡時におけるゲート絶縁膜222等の変形量を低減することができる。この結果、半導体装置201に異常が発生することを抑制することができ、半導体装置201の信頼性を向上させることができる。
(半導体装置201の製造方法)
次に、図12~図17を参照して、半導体装置201の製造方法を説明する。図12のフローチャートのステップS21、S22は、それぞれ、第1実施例における図2のフローチャートのステップS1、S2と同様である。これにより、図13に示すように、ドリフト領域212に複数の特定領域218が形成される。
ステップS23は、ドリフト領域212上にp型の半導体基板が貼り合わされる点を除いて、第1実施例における図2のフローチャートのステップS3と同様である。これにより、化合物半導体208に、ボディ領域214が形成される(図14参照)。
ステップS24において、化合物半導体208に、ソース領域216を形成する(ソース領域形成工程)。具体的には、周知のフォトリソグラフィー技術及びドライエッチング加工を用いて、化合物半導体208上に、ソース領域216が開口しているマスクを加工する。次いで、マスクを介してn型の不純物イオンを注入する。これにより、化合物半導体208に、ソース領域216が形成される(図15参照)。
ステップS25において、トレンチゲート220を形成する(トレンチゲート形成工程)。具体的には、フォトリソグラフィー技術を用いて、化合物半導体208上に、トレンチ領域が開口しているマスクを加工する。次いで、ドライエッチング加工を用いて、ソース領域216、及び、ボディ領域214を貫通してドリフト領域212の一部に到達するトレンチ220Tを形成する。これにより、一対のボディ領域214a、214b、及び、一対のソース領域216a、216bが形成される。次いで、化合物半導体208上に、ゲート絶縁膜222を成膜する。次いで、ゲート絶縁膜222上にポリシリコン層を堆積する。これにより、トレンチゲート220が完成する(図16参照)。
ステップS26において、化合物半導体208の上、及び、トレンチゲート220の上に、絶縁膜225を成膜する(絶縁膜成膜工程)(図17参照)。
ステップS27において、化合物半導体8の上面側にソース電極226を形成し、化合物半導体8の下面側にドレイン電極228を形成する(ソース電極、ドレイン電極形成工程)。これにより、図11に示す半導体装置201が完成する。
(第3実施例)
図18に、第3実施例の半導体装置301の要部断面図を示す。第3実施例の半導体装置301は、特定領域318の構造を除いて、第1実施例の半導体装置1と同様の構造を有する。以下では、実施例間で共通する構造については、同じ符号を付して、その説明を省略する。
本実施例では、ドリフト領域312に、1個の特定領域318が形成されている。なお、半導体装置301の製造方法において、図2のステップS3と同様に、ドリフト領域12の上面に、n型のSiC基板を貼り合わせる工程が行われる。本実施例の特定領域318の幅W1は、第1実施例の複数の特定領域18のうちの1個の特定領域18の幅よりも大きい。仮に、図2のステップS3の代わりに、周知のエピタキシャル成長技術を用いて、ドリフト領域12上に、n型の半導体領域を成長させる工程が行われると、結晶面に成長するため、特定領域318の上方をn型の半導体領域で塞ぐことができない。即ち、特定領域318の上方に、n型の半導体領域を形成させることができない。本実施例の場合、半導体装置301の製造方法において、ドリフト領域12の上面に、n型のSiC基板を貼り合わせるために、特定領域318上にも、n型の半導体領域を形成することができる。また、1個の特定領域318によっても、第1実施例と同様の効果を奏することができる。
(第4実施例)
図19に、第4実施例の半導体装置401の要部断面図を示す。第4実施例の半導体装置401は、特定領域418の構造を除いて、第1実施例の半導体装置1と同様の構造を有する。
本実施例では、複数の特定領域418は、化合物半導体8の上面から、JFET領域20を貫通してドリフト領域12の一部に到達している。なお、複数の特定領域418は、半導体装置401がオン状態であるときに、ドレイン電極28からソース電極26に電流が流される電流経路CP上に設けられていない。従って、ドレイン電極28からソース電極26に流れる電流の経路は、複数の特定領域418によって阻害されない。
続いて、半導体装置401の製造方法について説明する。まず、図2のステップS1と同様に、SiCを材料とするn型の基板10の主面上に、周知のエピタキシャル成長技術を用いてn型の半導体領域を堆積させる。なお、本実施例においては、基板10上のn型の半導体領域の厚みが、ドリフト領域12の厚みT1及びJFET領域の厚みT2の合計の厚みT3となるように、n型の半導体領域の厚みを調整する。そして、図2のステップS2と同様に、化合物半導体8に、複数の特定領域418を形成する。その後、図2のステップS4~S7と同様の工程が行われることで、図19の半導体装置401が完成する。このように、半導体装置401の場合、図2のステップS3の工程を省略することができる。従って、半導体装置401を容易に製造することができる。また、複数の特定領域418によっても、第1実施例と同様の効果を奏することができる。
(第5実施例)
図20に、第5実施例の半導体装置501の要部断面図を示す。第5実施例の半導体装置501は、複数の特定領域18上にギャップGが形成されている点を除いて、第1実施例の半導体装置1と同様の構造を有する。なお、図20では、見易くするために、左端の特定領域18上のギャップにのみ符号が付されている。
本実施例の半導体装置501の製造方法は、第1実施例の半導体装置1の製造方法と異なる。具体的には、本実施例では、図2のフローチャートのステップS3において、周知のエピタキシャル成長技術を用いて、ドリフト領域12上に、n型の半導体領域を成長させる点が、第1の実施例の半導体装置1の製造方法と異なる。n型の半導体領域を成長させる工程において、複数の特定領域18は成長しないが、複数の特定領域18の間の間隔18bのSiCは成長する。n型の半導体領域を成長させる工程において、SiCは、上方向だけではなく、左右方向(x軸方向)及び前後方向(y軸方向)にも広がりながら成長する。図4に示すように、複数の特定領域18の間の間隔18bは、比較的に小さい。このために、上方向、左右方向、及び、前後方向に広がりながら成長するSiCが特定領域18の上方で結合する。これにより、複数の特定領域18上にギャップGが形成される。従って、複数の特定領域18の間の間隔18bが比較的に小さくすることで、エピタキシャル成長技術を用いて図20の半導体装置を製造することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
(第1変形例)特定領域を構成する特定材料は、SiCに限定されない。特定材料は、導電性のCであってもよい。導電性のCとは、グラファイトである。グラファイトの線膨張係数は、4.2×10-6/Kである。また、特定材料は、導電性を有する多結晶のSiCであってもよい。多結晶のSiCの線膨張係数は、4.2×10-6/Kである。
また、特定材料は、絶縁体であるSiOであってもよいし、空気(エアギャップ)であってもよい。SiO又は空気を特定材料として利用することで、電界集中を緩和することができる。
(第2変形例)半導体装置の基板は、GaNの単結晶基板であってもよい。なお、GaNの線膨張係数は、5.5×10-6/Kである。本変形例では、特定材料の線膨張係数は、5.5×10-6/Kよりも小さければよい。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
1:半導体装置、8:化合物半導体、10:基板、12:ドリフト領域、14:ボディ領域、15:下面、16:ソース領域、18:特定領域、18a:スリット、20:JFET領域、20a:半導体領域、22:ゲート絶縁膜、24:ゲート電極、26:ソース電極、28:ドレイン電極、40:電流集中領域、112:ドリフト領域、140:電流集中領域、201:半導体装置、208:化合物半導体、210:基板、212:ドリフト領域、214:ボディ領域、216:ソース領域、218:特定領域、220:トレンチゲート、220T:トレンチ、222:ゲート絶縁膜、224:ゲート電極、225:絶縁膜、226:ソース電極、228:ドレイン電極、240:電流集中領域、242:発熱領域

Claims (7)

  1. 化合物半導体を有する縦型の半導体装置であって、
    負荷短絡時に大電流が流れることに応じて発熱する前記化合物半導体の特定領域が、前記化合物半導体よりも線膨張係数が小さい特定材料を含み、
    前記化合物半導体は、
    基板と、
    前記基板の上に設けられている第1導電型のドリフト領域と、
    前記ドリフト領域の上に設けられており、互いに離間している第2導電型の一対のボディ領域であって、前記化合物半導体の上面に露出している前記一対のボディ領域と、
    前記ドリフト領域の上であり、かつ、前記一対のボディ領域の間に設けられている前記第1導電型のJFET領域であって、前記一対のボディ領域のそれぞれに接触しており、前記化合物半導体の上面に露出している前記JFET領域と、
    を備え、
    前記半導体装置は、さらに、
    ゲート絶縁膜を介して、前記化合物半導体の上面に設けられているゲート電極であって、前記ゲート絶縁膜を介して、前記一対のボディ領域の一部、及び、前記JFET領域に対向する前記ゲート電極を備え、
    前記特定領域は、前記半導体装置を前記化合物半導体の上面の垂直上方から見たときに、前記一対のボディ領域の間に設けられており、
    前記特定領域は、前記ドリフト領域内に設けられており、
    前記特定領域の下端は、前記ドリフト領域の下端よりも上方に位置している、半導体装置。
  2. 前記特定領域は、前記一対のボディ領域の下面よりも下方側であり、かつ、前記半導体装置を前記化合物半導体の上面の垂直上方から見たときに、前記一対のボディ領域の間に設けられており、前記一対のボディ領域の下方に設けられていない、請求項に記載の半導体装置。
  3. 前記ドリフト領域は、前記基板の上に設けられている第1ドリフト領域と、前記第1ドリフト領域の上に設けられている第2ドリフト領域と、を備えており、
    前記一対のボディ領域及び前記JFET領域は、前記第2ドリフト領域の上に設けられており、
    前記特定領域は、前記第1ドリフト領域に設けられており、
    前記特定領域の上端は、前記第1ドリフト領域と前記第2ドリフト領域との間の界面と一致する、請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 複数の前記特定領域を備え、
    前記半導体装置を前記化合物半導体の上面の垂直上方から見たときに、前記複数の特定領域のそれぞれが離間している、請求項1~のいずれか一項に記載の半導体装置。
  5. 前記特定材料は、導電性のSi、導電性のC、又は、導電性を有する多結晶のSiCである、請求項1~のいずれか一項に記載の半導体装置。
  6. 前記特定材料は、絶縁体であるSiO又は空気である、請求項1~のいずれか一項に記載の半導体装置。
  7. 前記化合物半導体は、SiC又はGaNである、請求項1~のいずれか一項に記載の半導体装置。
JP2018225629A 2018-11-30 2018-11-30 半導体装置 Active JP7204454B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018225629A JP7204454B2 (ja) 2018-11-30 2018-11-30 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018225629A JP7204454B2 (ja) 2018-11-30 2018-11-30 半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020088343A JP2020088343A (ja) 2020-06-04
JP7204454B2 true JP7204454B2 (ja) 2023-01-16

Family

ID=70908952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018225629A Active JP7204454B2 (ja) 2018-11-30 2018-11-30 半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7204454B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007288172A (ja) 2006-03-24 2007-11-01 Hitachi Ltd 半導体装置
JP2009164558A (ja) 2007-12-10 2009-07-23 Toyota Central R&D Labs Inc 半導体装置とその製造方法、並びにトレンチゲートの製造方法
JP2012190982A (ja) 2011-03-10 2012-10-04 Toshiba Corp 半導体装置とその製造方法
JP2017041613A (ja) 2015-08-21 2017-02-23 トヨタ自動車株式会社 半導体装置の製造方法と半導体装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007288172A (ja) 2006-03-24 2007-11-01 Hitachi Ltd 半導体装置
JP2009164558A (ja) 2007-12-10 2009-07-23 Toyota Central R&D Labs Inc 半導体装置とその製造方法、並びにトレンチゲートの製造方法
JP2012190982A (ja) 2011-03-10 2012-10-04 Toshiba Corp 半導体装置とその製造方法
JP2017041613A (ja) 2015-08-21 2017-02-23 トヨタ自動車株式会社 半導体装置の製造方法と半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020088343A (ja) 2020-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5823138B2 (ja) 窒化物半導体デバイス
US8421148B2 (en) Grid-UMOSFET with electric field shielding of gate oxide
US20150287598A1 (en) Semiconductor device and method for manufacturing same
JP2017092368A (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP5145694B2 (ja) SiC半導体縦型MOSFETの製造方法。
JP6120525B2 (ja) 炭化珪素半導体装置
JP6109444B1 (ja) 半導体装置
JP7029710B2 (ja) 半導体装置
US9318565B2 (en) Power semiconductor device with dual field plate arrangement and method of making
JP7052245B2 (ja) 炭化珪素半導体装置および炭化珪素半導体装置の製造方法
JP6849695B2 (ja) 半導体デバイスのための集積抵抗器
US9059027B2 (en) Semiconductor device
US11094790B2 (en) Silicon carbide semiconductor device
JP5397289B2 (ja) 電界効果トランジスタ
JP2018082055A (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
CN110301034A (zh) 碳化硅层叠基板及其制造方法
JP2013089778A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP5556863B2 (ja) ワイドバンドギャップ半導体縦型mosfet
JP5055773B2 (ja) 半導体素子
JP2016134546A (ja) 半導体装置と、その製造方法
JP3496509B2 (ja) 炭化珪素半導体装置の製造方法
JP7204454B2 (ja) 半導体装置
US20190074386A1 (en) Semiconductor device
TW201737354A (zh) 半導體裝置,電子部件,電子設備及用於製造半導體裝置之方法
WO2015076020A1 (ja) 半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20210312

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210712

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220621

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220812

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7204454

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150