JP7203691B2 - 温度センサ - Google Patents

温度センサ Download PDF

Info

Publication number
JP7203691B2
JP7203691B2 JP2019104480A JP2019104480A JP7203691B2 JP 7203691 B2 JP7203691 B2 JP 7203691B2 JP 2019104480 A JP2019104480 A JP 2019104480A JP 2019104480 A JP2019104480 A JP 2019104480A JP 7203691 B2 JP7203691 B2 JP 7203691B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tip
temperature sensor
rear end
filling portion
welding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019104480A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020197476A (ja
Inventor
将之 吉田
政行 田中
俊哉 大矢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Spark Plug Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Spark Plug Co Ltd filed Critical NGK Spark Plug Co Ltd
Priority to JP2019104480A priority Critical patent/JP7203691B2/ja
Publication of JP2020197476A publication Critical patent/JP2020197476A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7203691B2 publication Critical patent/JP7203691B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本開示は、温度センサに関する。
従来、自動車の排気ガス等の温度測定に用いられる温度センサとして、例えば特開2015-184044号公報(下記特許文献1)に記載の温度センサが知られている。この温度センサは、感温素子が腐食性の排気ガスや粒子状物質に接触することを避けて、振動による衝撃から感温素子を保護するため、感温素子を金属製の先端カバー内に配置し、先端カバー内の空間を絶縁性の充填材によって充填したものである。
感温素子の後方には、シースピンが配置されており、シースピンの先端からは一対の信号線が先端側に引き出されている。一方、感温素子の後端からは一対の電極線が後端側に引き出されている。一対の信号線は溶接等によって一対の電極線に接合されている。充填材は、先端カバー内におけるシースピンの先端部よりも先端側の位置に充填されている。
特開2015-184044号公報
しかしながら、充填材の後端部はシースピンによって支持されていないため、外部からの衝撃によって崩れるおそれがある。充填材の後端部が崩れると、それに伴って信号線と電極線の接合部周辺の充填材が崩れ、接合部にかかる応力が大きくなり、接合部が剥離する等のおそれがある。
本開示によれば、接合部にかかる応力を緩和して温度センサ素子を保護できる。
図1は、実施形態の温度センサの内部構造を示す断面図である。 図2は、図1における素子収容部を拡大して示した一部拡大断面図である。 図3は、改良品の固形分面積率を示した図である。 図4は、現行品の固形分面積率を示した図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
(1)本開示の温度センサは、電極線を有する温度センサ素子と、シース芯線と、前記温度センサ素子が内部に収容された素子収容部と、を備えた温度センサであって、前記素子収容部は、先端が閉塞したケース体と、前記ケース体内に充填された充填材と、を備え、前記充填材の内部には、前記電極線に前記シース芯線が溶接された溶接部が埋設されており、前記充填材は、前記温度センサ素子の先端より先端側の先端側充填部と、前記温度センサ素子の先端より後端側であり前記電極線の後端より先端側の溶接側充填部と、前記電極線の後端より後端側の後端側充填部と、がこの順に並んで配置された構成とされ、前記充填材を構成する複数の粒子の間に隙間が形成されており、前記後端側充填部は前記先端側充填部および前記溶接側充填部よりも前記隙間が少ない構造である、温度センサである。
後端側充填部が先端側充填部および溶接側充填部よりも隙間が少ない構造であるから、後端側充填部が先端側充填部および溶接側充填部よりも硬くて変形しにくくなる。このため、振動による衝撃を受けた際に後端側充填部が崩れることを抑制できる。また、熱による衝撃を受けた際に溶接側充填部が崩れることを抑制できる。したがって、溶接部にかかる応力を緩和して温度センサ素子を保護できる。
(2)前記シース芯線は、シース部材の先端より先端側に延出されており、前記シース部材の先端と前記充填材の後端との間には空気層が形成されていることが好ましい。
空気層は充填材と比べて熱を通しにくく、空気層によって充填材からシース部材に熱が伝わりにくくなるため、温度センサ素子の温度上昇速度が速くなり、応答性がよくなる。
(3)前記先端側充填部は前記溶接側充填部よりも前記隙間が多い構造であることが好ましい。
先端側充填部が溶接側充填部よりも隙間が多い構造であるから、先端側充填部は溶接側充填部よりも柔らかくて変形しやすくなる。したがって、熱や振動によってケース体の先端が後端側に変位した際は先端側充填部が変形しやすく、溶接側充填部が変形しにくくなるため、溶接部にかかる応力を緩和できる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の温度センサ10の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<温度センサ>
温度センサ10は、自動車などの内燃機関の排気ガスの温度検出に用いられる。温度センサ10は、例えば、内燃機関の排気管などの流通管に装着される。流通管には排気ガスなどの測定対象ガスが流れており、温度センサ10の先端側に設けられた素子収容部11が流通管内に配置されることにより、測定対象ガスの温度が検出される。
温度センサ10は、図1に示すように、配線材20と、金属チューブ30と、取付部材40と、ナット部材50と、外筒60と、温度センサ素子70と、を備えている。なお、図1においては、温度センサ10の長手方向(軸線Pで示す軸線方向)が上下方向である。また、温度センサ10における先端側は図1の図示下側であり、温度センサ10における後端側は図1の図示上側である。
<配線材>
図2に示すように、配線材20は、シース芯線21と、シース芯線21を覆うシース部材22と、シース部材22を覆う金属製の外皮部材23と、を備える。図示はしないものの、シース芯線21は一対設けられている。
シース芯線21は、温度センサ素子70との導通を得るための線材である。このようなシース芯線21は耐腐食性金属によって形成され、例えば耐熱性金属であるSUS310Sなどのステンレス合金やAlを含有するNi基合金で形成されている。
シース部材22は、外皮部材23と一対のシース芯線21との間を電気的に絶縁してシース芯線21を保持するものである。このようなシース部材22は絶縁材料によって形成され、例えばシリカ、マグネシア、アルミナで形成されている。
外皮部材23は、シース部材22の周囲を覆う筒状に形成されている。このような外皮部材23は耐腐食性金属によって形成され、例えば耐熱性金属であるSUS310Sなどのステンレス合金やAlを含有するNi基合金で形成されている。
図1に示すように、シース芯線21の先端部は、抵抗溶接やレーザー溶接等の溶接手段により、温度センサ素子70から延びる電極線71と接続されている。以下においては、シース芯線21と電極線71との接続部を溶接部80という。一方、シース芯線21の後端部は、抵抗溶接等の溶接手段により、加締め端子24と接続されている。これにより、シース芯線21は、加締め端子24を介して外部回路に接続するための外部リード線25と接続されている。このような外部回路としては、例えば車両の電子制御装置(ECU)等が挙げられる。
図示はしないものの、加締め端子24および外部リード線25は一対設けられている。一対のシース芯線21と一対の加締め端子24はそれぞれ接続されている。一対のシース芯線21および一対の加締め端子24は、一対の絶縁チューブ26により互いに絶縁される。外部リード線25は、導線が絶縁性の被覆材によって被覆されたものである。一対の外部リード線25は、耐熱ゴム製のグロメット27の内部を貫通する形態で配置される。
<金属チューブ>
金属チューブ30は耐腐食性金属によって形成され、例えば耐熱性金属であるSUS310Sなどのステンレス合金やAlを含有するNi基合金で形成されている。金属チューブ30は、素子収容部11の外殻を構成するケース体31と、ケース体31よりも径が大きい大径部32と、ケース体31の後端と大径部32の前端とを連結する段差部33と、を備えている。
ケース体31は鋼板の深絞り加工により軸線Pに沿って延びる筒状をなし、先端が閉塞している。一方、大径部32はケース体31と同軸でかつ筒状をなし、後端が後方に開口している。また、段差部33は、ケース体31の後端から大径部32の前端に向けて斜め方向に延びるテーパ状をなしている。
<取付部材>
取付部材40は、径方向外側に突出する突出部41と、突出部41の後端側に位置するとともに軸線Pに沿って延びる後端側鞘部42と、を有している。取付部材40は、金属チューブ30の後端側の外周面を取り囲んで金属チューブ30を支持する。
<ナット部材>
ナット部材50は、六角ナット部51およびネジ部52を有する。
<外筒>
外筒60は、取付部材40の後端側に嵌め合わされている。
<温度センサ素子>
図2に示すように、温度センサ素子70は、温度センサ10の素子収容部11の内部に収容され、温度センサ素子70の後端側からは電極線71が後方に延びている。図示はしないものの、電極線71は一対設けられており、一対の電極線71の後端側に一対のシース芯線21が接続されている。
電極線71はPt(白金)からなる白金線であり、この電極線71は、例えばレーザー溶接により温度センサ素子70に接続されている。電極線71は、Pt(白金)を主成分とする白金合金線であってもよい。
温度センサ素子70の周囲には、隙間が生じないように、充填材(即ちセメント)72が充填されており、この充填材72は、非晶質のシリカ(SiO)にアルミナ骨材(Al)を含有した絶縁材で形成されている。シリカの量は10.9質量%である。また、アルミナ骨材は2種類の異なる径(1μm、5μm)をもつ粒子で構成されている。
充填材72は金属チューブ30のケース体31の内部に収容されている。ケース体31と、ケース体31内に充填された充填材72と、によって素子収容部11が構成されている。一方、配線材20は金属チューブ30の大径部32の内部に収容されている。
シース部材22の先端と充填材72の後端との間には空気層76が形成されている。空気層76は、金属チューブ30の段差部33の位置に形成されている。空気層76は充填材72と比べて熱を通しにくく、空気層76によって充填材72からシース部材22に熱が伝わりにくくなるため、温度センサ素子70の温度上昇速度が速くなり、応答性がよくなる。
金属チューブ30のケース体31の内部に充填材72と配線材20を挿入した後、金属チューブ30を遠心脱泡することで、先端に粗大粒が過剰な組織を形成し、後方に微小粒子が過剰な組織を形成する。これにより、充填材72は、充填材72の先端を含む先端側充填部73と、溶接部80の周囲に配された溶接側充填部74と、充填材72の後端を含む後端側充填部75と、がこの順に並んで配置された構成とされる。
詳細に説明すると、充填材72は、温度センサ素子70の先端より先端側の先端側充填部73と、温度センサ素子70の先端より後端側であり電極線71の後端より先端側の溶接側充填部74と、電極線71の後端より後端側の後端側充填部75と、がこの順に並んで配置された構成とされ、充填材72を構成する複数の粒子の間に隙間77が形成されている。先端側充填部73は溶接側充填部74よりも隙間77が多い構造であり、溶接側充填部74は後端側充填部75よりも隙間77が多い構造である。L1は先端側充填部73と溶接側充填部74を区画する区画線であり、L2は溶接側充填部74と後端側充填部75を区画する区画線である。
<固形分面積率>
次に、各充填部73、74、75の固形分面積率について説明する。固形分面積率とは、充填材72の充填率の指標となるものであり、固形分面積率が大きいほど充填率が高く(隙間77が少なく)、固形分面積率が小さいほど充填率が低い(隙間77が多い)ことを意味している。
固形分面積率は画像解析によって測定されており、画像解析用サンプルは、以下の手順で作製される。
1.温度センサ10の先端側に位置する素子収容部11を軸線Pと直交する切断面で切断し、サンプルを得る。
2.樹脂カップにサンプルを設置し、樹脂カップの中に樹脂を流し込む。
3.樹脂が硬化した後、硬化した樹脂およびサンプルを研磨盤によって研磨し、測定面を出す。
4.軸線Pの付近の断面を測定面とし、先端から1.0mm、4.5mm、6.5mmの位置でSEM観察する。
具体的には、各充填部73、74、75の断面をSEMで撮像し、その断面を撮像した画像をコントラスト値22%で画像処理(二値化)を行い、全体面積を100%とした場合における黒色部分の面積を固形分面積率としている。固形分面積率が高いほど充填材が緻密であることを意味している。
図3および図4に示すように、先端から1.0mmの位置は先端側充填部73の先端と後端との中間部であり、先端から4.5mmの位置は溶接側充填部74の溶接部80の周辺部であり、先端から6.5mmの位置は後端側充填部75の先端と後端との中間部である。各位置において3つの黒丸で示すように、軸線Pと直交する方向に均等な間隔で3箇所測定し、その平均値を用いるものとする。
表1に充填材72の固形分面積率を示す。現行品とは、アルミナ骨材の径が1種類のみで構成されたものであり、その径は2μmである。一方、改良品とは、アルミナ骨材の径が2種類で構成されたものであり、その径は1μmと5μmである。図3および図4に示したように、図示左側の点が1.0mm、図示中央の点が4.5mm、図示右側の点が6.5mmである。これらの平均値をプロットしたものが図3および図4のグラフである。
表1.充填材の固形分面積率
Figure 0007203691000001
ここで、図4に示す現行品の充填材172について簡単に説明する。充填材172は、充填材172の先端を含む先端側充填部173と、溶接部80の周囲に配された溶接側充填部174と、充填材172の後端を含む後端側充填部175と、がこの順に並んで配置された構成とされる。先端側充填部173と溶接側術縁部174と後端側充填部175とは同程度の隙間を有する構造である。図4の1.0mmは先端側充填部173であり、4.5mmは溶接側充填部174であり、6.5mmは後端側充填部175である。
現行品の測定条件は改良品の測定条件と同じである。図3に示す改良品では、固形分面積率が先端側充填部73よりも溶接側充填部74のほうが高いことがわかる。これは、先端側充填部73が溶接側充填部74よりも隙間77が多い構造であることを意味している。このため、先端側充填部73は溶接側充填部74よりも柔らかくて変形しやすくなる。したがって、熱や振動によってケース体31の先端が後端側に変位した際は先端側充填部73が変形することで溶接側充填部74が変形しにくくなるため、溶接部80にかかる応力を緩和できる。
一方、図4に示す現行品では、固形分面積率が先端側充填部173と溶接側充填部174と後端側充填部175とでほぼ同じであることがわかる。このため、熱や振動によってケース体31の先端が後端側に変位した際は先端側充填部173のみが優先的に変形することはなく、先端側充填部173と溶接側充填部174が同じように変形するため溶接部80に応力がかかりやすくなる。
改良品の後端側充填部75は、現行品の後端側充填部175よりも固形分面積率が高くなっており、緻密な構造となっている。このため、振動による衝撃を受けた際に後端側充填部75が崩れることを抑制できる。さらに、シース芯線21が後端側充填部175によってリジッドに固定されているため、熱による衝撃を受けた際に溶接側充填部74が崩れることを抑制できる。したがって、溶接部80にかかる応力を緩和して温度センサ素子70を保護できる。
<破断評価結果>
まず、熱風冷熱振動試験による破断有無評価を説明する。
表2に、熱風冷熱振動試験後に電極線71の破断有無を目視で観察した結果を示す。×は150時間経過後に破断があることを示し、○は150時間経過後に破断がないことを示している。試験条件は以下のとおりである。
温度条件:RT ca. 60℃(60s)~900℃(60s)
加速度:25Grms
周波数:100-3,000Hz
表2.熱風冷熱振動試験による破断有無評価
Figure 0007203691000002
サンプル数を5つとして試験を行ったところ、150時間経過後に改良品は全て破断しなかったのに対して、現行品は全て破断していた。
次に熱風冷熱振動試験による破断寿命評価を説明する。表3のMTTFは平均故障寿命を示し、F(20)は20%の確率で発生する破断寿命を示したものである。F(20)=12.4とは、全体の20%が12.4Hrで破断することを意味している。MTTFとF(20)のいずれの結果においても、改良品のほうが現行品よりも優れていることが確認できた。
表3.熱風冷熱振動試験による破断寿命評価
Figure 0007203691000003
<他の実施形態>
(1)上記実施形態では先端側充填部73は溶接側充填部74よりも隙間77が多い構造とされているものの、先端側充填部73と溶接型充填部74は同程度の隙間77を有する構造としてもよい。また、溶接側充填部74の後端から先端側充填部73の先端に向かうにつれて徐々に隙間77が多くなる構造としてもよい。
(2)上記実施形態では金属チューブ30が素子収容部11の先端からナット部材50の先端部に至るチューブタイプの筐体を例示したが、素子収容部を主体として構成されるキャップタイプの筐体を用いてもよい。キャップタイプの筐体は、素子収容部を構成するケース体と、外皮部材23の先端部に装着される装着部と、によって構成されるものとしてもよい。
10…温度センサ
11…素子収容部
20…配線材
21…シース芯線
22…シース部材
23…外皮部材
24…加締め端子
25…外部リード線
26…絶縁チューブ
27…グロメット
30…金属チューブ
31…ケース体
32…大径部
33…段差部
40…取付部材
41…突出部
42…後端側鞘部
50…ナット部材
51…六角ナット部
52…ネジ部
60…外筒
70…温度センサ素子
71…電極線
72…充填材
73…先端側充填部
74…溶接側充填部
75…後端側充填部
76…空気層
77…隙間
80…溶接部
172…充填材
173…先端側充填部
174…溶接側充填部
175…後端側充填部
L1…区画線
L2…区画線
P…軸線

Claims (3)

  1. 電極線を有する温度センサ素子と、シース芯線と、前記温度センサ素子が内部に収容された素子収容部と、を備えた温度センサであって、
    前記素子収容部は、先端が閉塞したケース体と、前記ケース体内に充填された充填材と、を備え、
    前記充填材の内部には、前記電極線に前記シース芯線が溶接された溶接部が埋設されており、
    前記充填材は、前記温度センサ素子の先端より先端側の先端側充填部と、前記温度センサ素子の先端より後端側であり前記電極線の後端より先端側の溶接側充填部と、前記電極線の後端より後端側の後端側充填部と、がこの順に並んで配置された構成とされ、前記充填材を構成する複数の粒子の間に隙間が形成されており、前記後端側充填部は前記先端側充填部および前記溶接側充填部よりも前記隙間が少ない構造である、温度センサ。
  2. 前記シース芯線は、シース部材の先端より先端側に延出されており、
    前記シース部材の先端と前記充填材の後端との間には空気層が形成されている、請求項1に記載の温度センサ。
  3. 前記先端側充填部は前記溶接側充填部よりも前記隙間が多い構造である、請求項1または請求項2に記載の温度センサ。
JP2019104480A 2019-06-04 2019-06-04 温度センサ Active JP7203691B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019104480A JP7203691B2 (ja) 2019-06-04 2019-06-04 温度センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019104480A JP7203691B2 (ja) 2019-06-04 2019-06-04 温度センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020197476A JP2020197476A (ja) 2020-12-10
JP7203691B2 true JP7203691B2 (ja) 2023-01-13

Family

ID=73649105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019104480A Active JP7203691B2 (ja) 2019-06-04 2019-06-04 温度センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7203691B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007170952A (ja) 2005-12-21 2007-07-05 Ngk Spark Plug Co Ltd 温度センサの製造方法、および温度センサ
JP2015184044A (ja) 2014-03-20 2015-10-22 株式会社デンソー 温度センサ及びその製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007170952A (ja) 2005-12-21 2007-07-05 Ngk Spark Plug Co Ltd 温度センサの製造方法、および温度センサ
JP2015184044A (ja) 2014-03-20 2015-10-22 株式会社デンソー 温度センサ及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020197476A (ja) 2020-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7104685B2 (en) Temperature sensor with quick response
JP5085398B2 (ja) 温度センサ
US8702305B2 (en) Temperature sensor
JP4541436B2 (ja) 温度センサ
JP4591533B2 (ja) 温度センサ
JP4253642B2 (ja) 温度センサ
JP2009294203A (ja) 温度センサ
WO2015141831A1 (ja) 2層構造の充填剤と感温素子を持つ温度センサ及びその製造方法
JP5198934B2 (ja) 温度センサ
JP2007212195A (ja) 温度センサ及びその製造方法
JP2020027102A (ja) 温度センサ
JP6234755B2 (ja) 温度センサ
JP7203691B2 (ja) 温度センサ
JP5123058B2 (ja) 温度センサの製造方法
US10302507B2 (en) Temperature sensor and method for manufacturing the same
JP4519703B2 (ja) ひずみゲージ及びひずみゲージ取付方法
JP6321470B2 (ja) サーミスタ素子および温度センサ
JP7099921B2 (ja) 温度センサ及びその製造方法
JP5123344B2 (ja) 温度センサ
JP2017223556A (ja) 温度センサ
JP2017075800A (ja) 温度センサ
CN110715751B (zh) 温度传感器
JP6825919B2 (ja) 温度センサ
JP6298352B2 (ja) 温度センサ
JP2017075799A (ja) 温度センサ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220915

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7203691

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150