JP2020027102A - 温度センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】温度センサの内部にあって、感温素子や測温接点からの配線と、リード線との接続部を高温下でも確実に絶縁することができる温度センサを提供する。【解決手段】感温素子10と、感温素子の後端側に配置され、感温素子に接続される一対のシース芯線21、及びシース芯線を絶縁材の間に内包するシース外管22を有するシース部材20と、シース部材の後端側に配置され、シース外管よりも後端側に露出するシース芯線にそれぞれ直接又は間接的に接続される一対のリード線80と、を備えた温度センサ1であって、シース外管よりも後端において、シース芯線とリード線との一対の接続部23間を絶縁するように、前記一対の接続部を別個に覆うと共に、ガラス編組からなる絶縁被覆部25をさらに備えたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、サーミスタ素子やPt抵抗体素子等の感温素子、又は一対の熱電対素線の先端を接合した測温接点を備えた温度センサに関する。
自動車等の排気ガス等の温度を検出する温度センサとして、サーミスタやPt抵抗体等の感温素子の抵抗の温度変化や、熱電対の測温接点の熱起電力を利用したものが知られている。
例えばサーミスタを用いた温度センサとして、サーミスタの後端側に一対の(シース)芯線を接続し、各芯線を絶縁材(シース外管)内に絶縁保持し、各芯線の後端側に一対のリード線を接続する構成が知られている(特許文献1参照)。
サーミスタ、絶縁材を含む芯線、及びリード線は金属パイプ内に収容されている。又、リード線は温度センサの後端側に引き出されて、ハーネスを介して外部装置と接続するコネクタ部に接続されている。
又、例えば、センサ部(サーミスタ)の後端側に一対のシースピン芯線を接続し、シースピン芯線とリード線との接続部を、セラミック系材料を固めたモールド部で保持する構成が知られている(特許文献2参照)。
又、例えば、感温素子(サーミスタ)から後端側に延びる一対の信号線と、信号線に接続する一対のリード線とを有し、信号線とリード線とを接続する接続部材を、セラミックからなる保持部材にて保持する構成が知られている(特許文献3参照)。
特許4853782号公報(図1、図2) 特開2002−221451号公報 特開2014−142327号公報
ところで、特許文献1の温度センサでは、金属パイプ内で芯線とリード線とを一対の接続端子でそれぞれ接続しているが、接続端子同士は剥き出しで絶縁されていない。このため、接続端子間、ひいてはリード線間がショートすると、測温ができなくなったり、測温精度が低下する恐れがある。
又、接続端子間を絶縁する方法として、テフロン(登録商標)等の耐熱樹脂のチューブを用いることが想定されるが、温度センサを高温で使用した場合、樹脂の耐熱温度を超えると樹脂が炭化し、接続端子間がショートしてしまう。
又、特許文献2,3のセンサのように、セラミック製のモールド部や保持部材によっても絶縁を図ることは可能であるが、これらは剛体であるため重く、さらに飛石等の衝撃によって割れて絶縁性が損なわれるおそれがある。
従って、本発明は、温度センサの内部にあって、感温素子や測温接点からの配線と、リード線との接続部を高温下でも確実に絶縁することができる温度センサの提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の観点の温度センサは、感温素子と、前記感温素子の後端側に配置され、前記感温素子に接続される一対のシース芯線、及び該シース芯線を絶縁材の間に内包するシース外管を有するシース部材と、前記シース部材の後端側に配置され、前記シース外管よりも後端側に露出する前記シース芯線にそれぞれ直接又は間接的に接続される一対のリード線と、を備えた温度センサであって、前記シース外管よりも後端において、前記シース芯線と前記リード線との一対の接続部間を絶縁するように、前記一対の接続部を別個に覆うと共に、ガラス編組からなる絶縁被覆部をさらに備えたことを特徴とする。
この温度センサによれば、温度センサの内部にあって、感温素子からの配線であるシース芯線と、リード線との接続部を、ガラス編組からなり耐熱性の高い絶縁被覆部で別個に覆うので、高温下でも接続部を確実に絶縁することができる。その結果、リード線間がショートして測温ができなくなったり、測温精度が低下することを抑制できる。
又、ガラス編組は柔軟性があるため、セラミックやガラス単体からなる絶縁材と比べて割れ難く、飛石等の衝撃に強い。
なお、絶縁被覆部はチューブ状であってもよく、シート状の絶縁体を接続部の周囲に巻き付けた形態でもよい。又、一対の接続部間を絶縁していれば、接続部を部分的に被覆していてもよい。
本発明の第2の観点の温度センサは、一対の熱電対素線と、前記一対の熱電対素線の先端を互いに接合されて形成された測温接点と、前記熱電対素線を絶縁材の間に内包しつつ、該熱電対素線を自身の先後端から突出させるシース外管を少なくとも有するシース部材と、前記シース外管の後端側に配置され、前記シース外管よりも後端側に露出する前記熱電対素線にそれぞれ直接又は間接的に接続される一対の補償導線と、を備えた温度センサであって、
前記シース外管よりも後端において、前記熱電対素線と前記補償導線との一対の接続部間を絶縁するように、前記一対の接続部を別個に覆うと共に、ガラス編組からなる絶縁被覆部をさらに備えたことを特徴とする。
この温度センサによれば、温度センサの内部にあって、測温接点からの配線である各熱電対素線と、補償導線との接続部を、ガラス編組からなり耐熱性の高い絶縁被覆部でそれぞれ別個に覆うので、高温下でも接続部を確実に絶縁することができる。
又、ガラス編組は柔軟性があるため、セラミックやガラス単体からなる絶縁材と比べて割れ難く、飛石等の衝撃に強い。
なお、絶縁被覆部はチューブ状であってもよく、シート状の絶縁体を接続部の周囲に巻き付けた形態でもよい。又、一対の接続部間を絶縁していれば、接続部を部分的に被覆していてもよい。
本発明の温度センサにおいて、前記絶縁被覆部は、チューブ状であってもよい。
この温度センサによれば、絶縁被覆部がチューブ状であるため、機械的強度に更に優れ、より確実に絶縁することができる。
本発明の温度センサにおいて、前記絶縁被覆部の25〜600℃における重量変化が0.5%以下であってもよい。
この温度センサによれば、絶縁被覆部25の耐熱性が高くなるので、接続部を高温下でさらに確実に絶縁することができる。
本発明の温度センサは、先端側が閉塞して軸線方向に延び、少なくとも前記感温素子又は前記測温接点、及び前記シース部材の先端側を収容する保護チューブをさらに備えてもよい。
この温度センサによれば、感温素子又は測温接点を確実に収容して保護することができる。
請求項1、又は請求項1に従属する請求項3若しくは4に記載の温度センサにおいて、前記シース芯線と前記リード線とはそれぞれ接続端子を介して電気的に接続されて前記接続部を構成し、前記絶縁被覆部が少なくとも前記接続端子を覆ってもよい。
接続端子は、シース芯線やリード線と比べて太く、重いため、温度センサが車両の走行等に伴って振動したときに互いにブレて接触(ショート)し易い。そこで、接続端子を絶縁被覆部で覆うことにより、振動下でも接続部をより確実に絶縁することができる。
請求項2、又は請求項2に従属する請求項3若しくは4に記載の温度センサにおいて、前記熱電対素線と前記補償導線とはそれぞれ接続端子を介して電気的に接続されて前記接続部を構成し、前記絶縁被覆部が少なくとも前記接続端子を覆ってもよい。
接続端子は、熱電対素線や補償導線と比べて太く、重いため、温度センサが車両の走行等に伴って振動したときに互いにブレて接触(ショート)し易い。そこで、接続端子を絶縁被覆部で覆うことにより、振動下でも接続部をより確実に絶縁することができる。
本発明の温度センサにおいて、前記絶縁被覆部を少なくとも非接触で収容する第2の保護チューブをさらに備えてもよい。
この温度センサによれば、絶縁被覆部の絶縁を確保しつつ、絶縁被覆部を外部から保護することができる。
本発明の温度センサにおいて、前記絶縁被覆部は、ガラス編組体の表面にガラスのコーティング層が形成されてなっていてもよい。
この温度センサによれば、絶縁被覆部がガラス編組チューブの表面をガラスコーティングされていることで、ガラス編組がほどけ難く、製造安定性や使用時の絶縁の安定性が向上する。
この発明によれば、温度センサの内部にあって、感温素子や測温接点からの配線と、リード線との接続部を高温下でも確実に絶縁することができる。
本発明の第1の観点の実施形態に係る温度センサを軸線方向に沿って破断した断面構造図である。 図1の先端部分の拡大図である。 図1の後端部分の拡大図である。 絶縁被覆部の別の形態を示す模式断面図である。 本発明の第2の観点の実施形態に係る温度センサを軸線方向に沿って破断した断面構造図である。 図5の先端部分の拡大図である。 図5の後端部分の拡大図である。 シート状の絶縁被覆部の一形態を示す模式断面図である。 シート状の絶縁被覆部の別の形態を示す模式断面図である。 シート状の絶縁被覆部のさらに別の形態を示す模式断面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の観点の実施形態に係る温度センサ1を軸線O方向に沿って破断した断面構造図、図2は図1の先端部分の拡大図、図3は図1の後端部分の拡大図を示す。
なお、第1の観点の実施形態に係る温度センサ1は、後述する感温素子90によって測温し、金属製の保護チューブ30の後端側からシース部材20が収容される態様である。
温度センサ1は、内燃機関の排気管の側壁の開口部(図示せず)に挿通して取付けられ、自動車の排気ガスの温度を検出する。そして、排気ガスの温度が0℃前後の低温域から1000℃前後の高温域まで急激に変化するのに伴って、温度センサ1も上記温度に晒される。
温度センサ1は、Pt抵抗体素子(感温素子)90と、Pt抵抗体素子90に接続されるシース部材20と、後述するチューブ状の絶縁被覆部25と、Pt抵抗体素子90及びシース部材20を収容する有底筒状の保護チューブ30と、保護チューブ30の外周に嵌合される取付け部50と、取付け部50の外周に遊嵌されるナット部60と、取付け部50の後端側に取付けられる筒状金属製の外筒70と、外筒70の後端に取付けられてリード線80を外部に引き出す耐熱ゴム製の補助リング26とを備えている。
なお、本発明の温度センサ1において、保護チューブ30は軸線O方向に延びており、保護チューブ30の底部側を「先端」とし、保護チューブ30の開放端側を「後端」とする。
外筒70が特許請求の範囲の「第2の保護チューブ」に相当する。
Pt抵抗体素子(感温素子)90は、温度を測定するためのPt抵抗体部(感温部)91と、Pt抵抗体部91の一端(後端側)から延びる一対の素子電極線92とを有する。
Pt抵抗体部91は、膜状の金属抵抗体をセラミック層で挟み込んだ構成をなし、全体として略板状であり、長手方向を温度センサ1(保護チューブ30)の軸線O方向と平行にして保護チューブ30内に配置される。金属抵抗体は、白金(Pt)を主体(50質量%以上)とする組成からなり、一対の素子電極線92が離間して接続されている。
そして、金属抵抗体は温度変化に応じて電気抵抗値が変化するので、その変化を一対の素子電極線92間の電圧変化として検知できる。セラミック層としては、アルミナ純度99.9質量%以上の組成を用いることができる。又、感温部としては上記Pt等の抵抗体の他、サーミスタを用いることもできる。
シース部材20は、Pt抵抗体素子90の一対の素子電極線92にそれぞれ接続されるシース芯線21と、シース芯線21を収容する金属製のシース外管22とを有し、シース芯線21とシース外管22内面との間にSiOからなる絶縁材が充填されている。
通常、素子電極線92は高価なPt−Rh線等であるため、SUS等からなる安価なシース芯線21と接続することでコストダウンが図られている。
保護チューブ30は、本実施形態ではSUS310Sからなり、先端が閉じつつ軸線O方向に平行にストレートに延び、さらに後端側に向かって拡径するテーパ部35を有し、テーパ部35より後端側がストレートに延びている。
テーパ部35より先端側の保護チューブ30の内径は、シース部材20のシース外管22の外径よりも小さく、Pt抵抗体部91の最大外径よりも大きい。一方、テーパ部35より後端側の保護チューブ30の内径は、シース部材20のシース外管22の外径よりも大きい。
これにより、保護チューブ30の後端側からシース部材20及びPt抵抗体素子90を挿入した際、テーパ部35にシース部材20の先端側が当接して挿入深さを位置決めするようになっている。
又、これにより、シース部材20の先端側が保護チューブ30の開口部を閉塞し、保護チューブ30の内部空間に、少なくともPt抵抗体素子90と、シース部20材の先端側が収容される。又、この内部空間にセメント40が充填されている。
取付け部50は、保護チューブ30を挿通するための中心孔が軸線O方向に開口する略円筒状をなし、温度センサ1の先端側から、大径の鍔部51、鍔部51よりも小径の筒状の鞘部52、鞘部52のうち先端側を構成する第1段部54、及び鞘部52のうち後端側を構成し第1段部54より小径の第2段部55がこの順に形成されている。鍔部51の先端面はテーパ状の座面53を有し、後述するナット部60を排気管に螺合する際、座面53が排気管の側壁の角部(図示せず)に押し付けられてシールを行うようになっている。
取付け部50は、保護チューブ30の後端部の外周に圧入され、第2段部55と保護チューブ30とを全周レーザ溶接して両者が固定されている。
又、第1段部54の外周に外筒70が圧入され、全周レーザ溶接によって両者が固定されている。外筒70は、シース部材20から引き出されたシース芯線21とリード線80との接続部(加締め端子23)を収容して保持する。
ナット部60は、外筒70の外周よりやや大径の中心孔を軸線O方向に有し、先端側から、ネジ部62、ネジ部62より大径の六角ナット部61が形成されている。そして、取付け部50の鍔部51の後面にネジ部62の前面を当接させた状態で、ナット部60が取付け部50(外筒70)の外周に遊嵌し、軸線O方向に回動自在になっている。
そして、ネジ部62が排気管の所定のネジ穴と螺合することにより、温度センサ1が排気管の側壁に取付けられる。
シース部材20のシース外管22の後端からは2本のシース芯線21が引き出され、各シース芯線21の終端が一対の加締め端子23の先端に溶接でそれぞれ接続され、各加締め端子23の後端は各リード線80にそれぞれ加締め接続されている。
加締め端子23が特許請求の範囲の「接続端子」に相当する。
又、各シース芯線21及び加締め端子23はそれぞれ絶縁被覆部25で絶縁されている。
そして、各リード線80は、外筒70の後端内側に嵌合された耐熱ゴム製のグロメット26の挿通孔を通って外部に引き出され、図示しない外部回路を介して車両の電子制御装置(ECU)と接続されている。
又、保護チューブ30の内面と、Pt抵抗体素子90及びシース部材20との隙間には、上述したアルミナ等のセメント40が充填されており、Pt抵抗体素子90及びシース部材20を保持してその振動を抑制している。セメント40としては、熱伝導率が高く、高耐熱、高絶縁性の材料を用いてもよい。
次に、図3を参照し、本発明の特徴部分である絶縁被覆部25を含む構成について説明する。
絶縁被覆部25は、シース外管22よりも後端において、シース芯線21とリード線24との一対の接続部である加締め端子23をそれぞれ別個に覆って絶縁すると共に、ガラス編組からなる。ここで、図3の例では、絶縁被覆部25を一対備え、個々の絶縁被覆部25がそれぞれ個々の加締め端子23を囲むようにして絶縁している。
ガラス編組とは、ガラス繊維を編んだ形態であり、ガラスとしては、例えばSi,Ca,Al、Mgの群から選ばれる1種以上の酸化物が含まれている組成が例示される。
このように、温度センサ1の内部にあって、感温素子90からの配線であるシース芯線21と、リード線24との接続部(加締め端子23)を、ガラス編組からなり耐熱性の高い絶縁被覆部25でそれぞれ別個に覆うので、高温下でも接続部を確実に絶縁することができる。その結果、リード線24間がショートして測温ができなくなったり、測温精度が低下することを抑制できる。
又、図3の例では、軸線O方向に、絶縁被覆部25はシース外管22の後端22eと、グロメット26の先端26fとの間に延びている。又、リード線24の絶縁被覆部の先端がグロメット26の先端26fよりも先端に突出している。
従って、絶縁被覆部25は加締め端子23を軸線O方向に完全に覆っていることになる。加締め端子23は、シース芯線21やリード線24と比べて太く、重いため、温度センサ1が車両の走行等に伴って振動したときに互いにブレて接触(ショート)し易いので、加締め端子23を絶縁被覆部25で軸線O方向に完全に覆うことが好ましい。これにより、振動下でも接続部をより確実に絶縁することができる。
一方、詳しくは後述するが、図5〜図7の温度センサ1Bのように、加締め端子等の他部材を用いずに接続部を直接形成する場合は、接続部を絶縁被覆部25で軸線O方向に完全に覆わなくてもよい。
絶縁被覆部25の25〜600℃における重量変化が0.5%以下であると、絶縁被覆部25の耐熱性が高くなるので、接続部を高温下でさらに確実に絶縁することができる。
又、図3の例では、外筒70が絶縁被覆部25を非接触で収容する。これにより、絶縁被覆部25の絶縁を確保しつつ、絶縁被覆部25を外部から保護することができる。
なお、絶縁被覆部は一対でなくてもよく、図4に示すように、1つの筒状の絶縁被覆部25Bの対向する内面が1箇所で結合して結合部25Jを形成し、結合部25Jを挟んで2つの筒部25h1、25h2を形成してもよい。
この場合、各筒部25h1、25h2に、一対の加締め端子23が個々に収容される。
なお、絶縁被覆部25は、ガラス編組体の表面にガラスのコーティング層が形成されてなっているとよい。絶縁被覆部25がガラス編組チューブの表面をガラスコーティングされていることで、ガラス編組がほどけ難く、製造安定性や使用時の絶縁の安定性が向上する。また、ガラス編組は柔軟性があるため、セラミックやガラス単体からなる絶縁材と比べて割れ難く、飛石等の衝撃に強い。また、ガラス編組は、他の無機編組体に比べて高温環境下での絶縁性に優れている。
なお、ガラスのコーティング層は、ガラス編組体に対して公知の方法によって原料を付与し、熱処理を施すことで、得ることができる。
次に、図5、図6を参照し、本発明の第2の観点の実施形態に係る温度センサ1Bについて説明する。
図5は、本発明の第2の観点の実施形態に係る温度センサ1Bを軸線O方向に沿って破断した断面構造図、図6は図5の先端部分の拡大図、図7は図5の後端部分の拡大図を示す。
なお、第2の観点の実施形態に係る温度センサ1Bは、後述する熱電対の測温接点95によって測温し、金属製の保護チューブ30の後端側からシース部材20が収容される態様である。
又、温度センサ1Bにおいて、第1の観点の実施形態に係る温度センサ1と同一の構成部分については同一の符号を付して説明を省略する。温度センサ1Bも内燃機関の排気管の側壁の開口部(図示せず)に挿通して取付けられ、自動車の排気ガスの温度を検出するものである。
温度センサ1Bは、一対の熱電対素線96,97と、測温接点95と、シース外管20と、有底筒状の保護チューブ30と、保護チューブ30の内部に配置されたセメント保持剤40と、保護チューブ30の外周に嵌合される取付け部50と、取付け部50の外周に遊嵌されるナット部60と、取付け部50の後端側に取付けられる筒状金属製の外筒70と、外筒70の後端に取付けられて補償導線82を外部に引き出す耐熱ゴム製のグロメット26とを備えている。
熱電対素線96,97は、互いに異なる金属で形成されている。本実施形態では、一方の熱電対素線96がニッケル、クロム及びシリコンを含む合金からなり、他方の熱電対素線97がニッケル及びシリコンを含む合金からなる。
そして、各熱電対素線96,97の先端を互いに溶接等で接合して測温接点95が形成されている。
シース外管22の内部に各熱電対素線96,97が挿入され、各熱電対素線96,97の両端部以外の部分を覆っている。シース外管20と各熱電対素線96,97との間には、例えばSiOからなる絶縁材が充填されている。
これにより、シース外管22は各熱電対素線96,97と電気的に絶縁された状態で、自身の内部に各熱電対素線96,97を保持する。
なお、温度センサ1Bにおいては、シース芯線21を用いず、シース外管22はシース部材20と同一である。
そして、シース外管22の後端から各熱電対素線96,97が引き出され、各熱電対素線96,97の終端は、それぞれ溶接により対応する補償導線82に直接接続されている。各補償導線82は、外筒70の後端内側に嵌合されたグロメット26の挿通孔を通って外部に引き出され、図示しない外部回路を介してECUと接続されている。
ここで、各熱電対素線96,97と補償導線82とが電気的に接続された溶接部位が接続部27を構成する。
又、各熱電対素線96,97はそれぞれ絶縁被覆部25で絶縁されている。
本発明の第2の観点の実施形態に係る温度センサ1Bにおいても、温度センサ1Bの内部にあって、測温接点95からの配線である各熱電対素線96,97と、補償導線82との接続部27を、ガラス編組からなり耐熱性の高い絶縁被覆部25でそれぞれ別個に覆うので、高温下でも接続部を確実に絶縁することができる。
ここで、図7に示すように、シース外管22の後端に露出する熱電対素線96,97の軸線O方向の長さLTに対し、絶縁被覆部25は、熱電対素線96,97の軸線O方向の後端Eから先後にそれぞれLTの50%の長さの領域Rを少なくとも覆うとよい。
熱電対素線96,97を、加締め端子等の別部材の端子を用いずに、補償導線82に直接接続する場合、これら熱電対素線96,97や補償導線82は端子に比べて軽量であるので、温度センサ1が振動しても互いにブレ難いので、露出した熱電対素線96,97と補償導線82とを絶縁被覆部25で軸線O方向に完全に覆わなくてもよい。
但し、上述の領域Rは、接続部27を挟む熱電対素線96,97や補償導線82の固定端(図7の熱電対素線96,97の露出部位の先端側、及び補償導線82の露出部位の後端側)の間にあって振動でブレ易い。そこで、少なくとも領域Rを絶縁被覆部25で覆うことで、振動下でも接続部をより確実に絶縁することができる。
勿論、露出した熱電対素線96,97と補償導線82とを絶縁被覆部25で軸線O方向に完全に覆ってもよい。
なお、熱電対素線96,97のそれぞれの後端の軸線O方向の位置が異なる場合、後端Eは、熱電対素線96,97の後端のうち、先端側を採用する。本実施例においては、補償導線82はグロメット26によって強固に固定されており、かつ補償導線82は熱電対素線96,97よりも太いため、後端側は振動によってブレ難く、先端側の方が相対的にブレ易いためである。
本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の思想と範囲に含まれる様々な変形及び均等物に及ぶことはいうまでもない。例えば、感温部として、上述のPt抵抗体部91の代わりにサーミスタ焼結体を用いてもよい。サーミスタ焼結体としては、(Sr,Y)(Al,Mn,Fe)Oをベース組成としたペロブスカイト型酸化物を用いることができるが、これに限定されない。
また、シース芯線とリード線との接続部は、上記した接続端子等の別部材を用いる形態に限らず、例えばシース芯線とリード線とを直接重ねて溶接等する形態であってもよい。
他方、熱電対素線と補償導線との接続部は、上記した接続端子等の別部材を用いる形態であってもよい。
絶縁被覆部はチューブ状に限らず、シート状であってもよい。
例えば、図8に示すように、2枚のシート状の絶縁被覆部125a、125bを図1の温度センサ1のそれぞれの接続部(加締め端子23)の周囲にそれぞれ巻き付けた形態でもよい。
また、図9に示すように、1枚のシート状の絶縁被覆部126をそれぞれの接続部(加締め端子)の周囲にそれぞれ巻き付けた形態でもよい。図9の例では、絶縁被覆部126の一端126s側を一方(図9の左側)の接続部23aの周囲に時計回りに巻き付けた後、他(図9の右側)の接続部23bに向かって両接続部23a、23bを跨ぎ、接続部23bの周囲に反時計回りに巻き付けて絶縁被覆部126の他端126eが接続部23b側に位置するよう、絶縁被覆部126が8の字状に巻かれている。
さらに、図10に示すように、1つのチューブ状(又はシート状)の絶縁被覆部127aの他に、仕切り材となる絶縁被覆部127bを有する形態であってもよい。図10の例では、絶縁被覆部127aでそれぞれの接続部23の周囲を覆うととともに、両接続部23a、23bの間に絶縁被覆部127bを配置し、両接続部23a、23b間の絶縁をしている。
なお、絶縁被覆部127aの中で絶縁被覆部127bが不用意に動かないよう、絶縁被覆部127bの断面方向(軸線Oに交差する方向)の長さを、絶縁被覆部127aのうち絶縁被覆部127bの延びる方向の内径よりも長くし、図10に示すように絶縁被覆部127bの両端を曲げて絶縁被覆部127aの内面に係止させるとよい。
上記実施形態では、保護チューブ30がシース外管22を外筒70に至るまで覆っていたが、特開2018-036188、特開2016-197095に記載のセンサのように、保護チューブ30が測温接点95の近傍のみを覆う長さであり、保護チューブ30が外筒70と別の中間外筒の先端部のみを覆う形態とし、この中間外筒が測温接点95の後端側に延びる熱電対素線96,97を覆い、外筒70に至る形態でもよい。
1、1B 温度センサ
10 感温素子
20 シース部材
21 シース芯線
22 シース外管
23 接続部(接続端子)
25、25B、125a、125b、126、127a、127b 絶縁被覆部
27 接続部
30 保護チューブ
70 第2の保護チューブ(外筒)
80 リード線
82 補償導線
95 測温接点
96,97 熱電対素線
O 軸線
上記課題を解決するため、本発明の第1の観点の温度センサは、感温素子と、前記感温素子の後端側に配置され、前記感温素子に接続される一対のシース芯線、及び該シース芯線を絶縁材の間に内包するシース外管を有するシース部材と、前記シース部材の後端側に配置され、前記シース外管よりも後端側に露出する前記シース芯線にそれぞれ直接又は間接的に接続される一対のリード線と、を備えた温度センサであって、前記シース外管よりも後端において、前記シース芯線と前記リード線との一対の接続部間を絶縁するように、前記一対の接続部を別個に覆うと共に、ガラス編組からなる絶縁被覆部をさらに備え、前記絶縁被覆部は、ガラス編組体の表面にガラスのコーティング層が形成されてなることを特徴とする。
この温度センサによれば、温度センサの内部にあって、感温素子からの配線であるシース芯線と、リード線との接続部を、ガラス編組からなり耐熱性の高い絶縁被覆部で別個に覆うので、高温下でも接続部を確実に絶縁することができる。その結果、リード線間がショートして測温ができなくなったり、測温精度が低下することを抑制できる。
又、ガラス編組は柔軟性があるため、セラミックやガラス単体からなる絶縁材と比べて割れ難く、飛石等の衝撃に強い。
なお、絶縁被覆部はチューブ状であってもよく、シート状の絶縁体を接続部の周囲に巻き付けた形態でもよい。又、一対の接続部間を絶縁していれば、接続部を部分的に被覆していてもよい。
又、この温度センサによれば、絶縁被覆部がガラス編組チューブの表面をガラスコーティングされていることで、ガラス編組がほどけ難く、製造安定性や使用時の絶縁の安定性が向上する。
本発明の第2の観点の温度センサは、一対の熱電対素線と、前記一対の熱電対素線の先端を互いに接合されて形成された測温接点と、前記熱電対素線を絶縁材の間に内包しつつ、該熱電対素線を自身の先後端から突出させるシース外管を少なくとも有するシース部材と、前記シース外管の後端側に配置され、前記シース外管よりも後端側に露出する前記熱電対素線にそれぞれ直接又は間接的に接続される一対の補償導線と、を備えた温度センサであって、
前記シース外管よりも後端において、前記熱電対素線と前記補償導線との一対の接続部間を絶縁するように、前記一対の接続部を別個に覆うと共に、ガラス編組からなる絶縁被覆部をさらに備え、前記絶縁被覆部は、ガラス編組体の表面にガラスのコーティング層が形成されてなることを特徴とする。
この温度センサによれば、温度センサの内部にあって、測温接点からの配線である各熱電対素線と、補償導線との接続部を、ガラス編組からなり耐熱性の高い絶縁被覆部でそれぞれ別個に覆うので、高温下でも接続部を確実に絶縁することができる。
又、ガラス編組は柔軟性があるため、セラミックやガラス単体からなる絶縁材と比べて割れ難く、飛石等の衝撃に強い。
なお、絶縁被覆部はチューブ状であってもよく、シート状の絶縁体を接続部の周囲に巻き付けた形態でもよい。又、一対の接続部間を絶縁していれば、接続部を部分的に被覆していてもよい。
又、この温度センサによれば、絶縁被覆部がガラス編組チューブの表面をガラスコーティングされていることで、ガラス編組がほどけ難く、製造安定性や使用時の絶縁の安定性が向上する。


Claims (9)

  1. 感温素子と、
    前記感温素子の後端側に配置され、前記感温素子に接続される一対のシース芯線、及び該シース芯線を絶縁材の間に内包するシース外管を有するシース部材と、
    前記シース部材の後端側に配置され、前記シース外管よりも後端側に露出する前記シース芯線にそれぞれ直接又は間接的に接続される一対のリード線と、を備えた温度センサであって、
    前記シース外管よりも後端において、前記シース芯線と前記リード線との一対の接続部間を絶縁するように、前記一対の接続部を別個に覆うと共に、ガラス編組からなる絶縁被覆部をさらに備えたことを特徴とする温度センサ。
  2. 一対の熱電対素線と、
    前記一対の熱電対素線の先端を互いに接合されて形成された測温接点と、
    前記熱電対素線を絶縁材の間に内包しつつ、該熱電対素線を自身の先後端から突出させるシース外管を少なくとも有するシース部材と、
    前記シース外管の後端側に配置され、前記シース外管よりも後端側に露出する前記熱電対素線にそれぞれ直接又は間接的に接続される一対の補償導線と、を備えた温度センサであって、
    前記シース外管よりも後端において、前記熱電対素線と前記補償導線との一対の接続部間を絶縁するように、前記一対の接続部を別個に覆うと共に、ガラス編組からなる絶縁被覆部をさらに備えたことを特徴とする温度センサ。
  3. 前記絶縁被覆部は、チューブ状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の温度センサ。
  4. 前記絶縁被覆部の25〜600℃における重量変化が0.5%以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の温度センサ。
  5. 先端側が閉塞して軸線方向に延び、少なくとも前記感温素子又は前記測温接点、及び前記シース部材の先端側を収容する保護チューブをさらに備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の温度センサ。
  6. 前記シース芯線と前記リード線とはそれぞれ接続端子を介して電気的に接続されて前記接続部を構成し、
    前記絶縁被覆部が少なくとも前記接続端子を覆うことを特徴とする請求項1、又は請求項1に従属する請求項3〜5のいずれか一項に記載の温度センサ。
  7. 前記熱電対素線と前記補償導線とはそれぞれ接続端子を介して電気的に接続されて前記接続部を構成し、
    前記絶縁被覆部が少なくとも前記接続端子を覆うことを特徴とする請求項2、又は請求項2に従属する請求項3〜5のいずれか一項に記載の温度センサ。
  8. 前記絶縁被覆部を少なくとも非接触で収容する第2の保護チューブをさらに備えたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の温度センサ。
  9. 前記絶縁被覆部は、ガラス編組体の表面にガラスのコーティング層が形成されてなる、請求項1〜8のいずれか一項に記載の温度センサ。
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