JP7099921B2 - 温度センサ及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本開示は、一対の熱電対素線の先端側が接合されるとともに、後端側にそれぞれ補償導線が接合された温度センサと、その温度センサの製造方法に関する。
特許文献1には、一対の熱電対素線の先端側が接合されるとともに、後端側にそれぞれ補償導線が接合された温度センサが記載されている。この熱電対素線と補償導線とは、通常、溶接により一体に接合されている。
特開2004-45334号公報
ところで、熱電対素線と補償導線とは、+極側(+脚側)と-極側(-脚側)とで組成成分が異なるため、通常、+極側と-極側において同様に溶接した場合でも、その溶接部の出来栄えが異なることがある。
例えば図9に例示するように、同じ外径の単線の熱電対素線(P1)と撚り線からなる補償電線(P2)とを接合する場合に、互いの先端を突き合わせてレーザ等で溶接するときには、その溶接部(P3)では、熱電対素線の外径と補償電線の外径とを結んだ仮想線(P4)の範囲よりも細くなる部分がある。
そのため、補償導線が軸線方向の後端側(図9の右側)に引っ張られた場合には、その細くなった部分で破断する恐れ(即ち断線する恐れ)がある。しかも、-極側の熱電対素線は、通常、材料の特性上引張強度は低いので、-極側の熱電対素線が断線し易いという問題がある。
特に、温度センサの特性(例えば応答性)を向上させる目的で、温度センサの先端側を細くするために、細い熱電対素線を採用した場合には、上述したような溶接部や-極側の熱電対素線の断線が一層発生し易いという問題があった。
しかも、補償導線として、その強度等の特性を上げるために、上述のように、撚り線からなる補償導線が用いられることがあるが、単線の熱電対素線と撚り線の補償導線とを突き合わせて溶接する場合には、撚り線が曲がったりばらけたりすることがある。そのため、途中で細くなった部分が無く十分に膨らんだ溶接部、即ち強度の大きな溶接部を形成できないことがあった。
このように、単線の熱電対素線と撚り線の補償導線とを突き合わせて溶接する場合には、断線しにくい溶接部を形成することが難しいという問題があった。
本開示の一局面は、温度センサの熱電対素線や溶接部における断線を抑制することを目的とする。
(1)本開示の一態様は、先端側が接合された一対の熱電対素線を備え、一対の熱電対素線の各熱電対素線の後端側に、それぞれ溶接部を介して補償導線が接合された温度センサに関するものである。
この温度センサでは、熱電対素線は単線であり、補償導線は撚り線である。熱電対素線と補償導線とは、少なくとも溶接部に隣接する部分にて、熱電対素線と補償導線との軸線方向がずれて平行に配置されている。
しかも、一対の熱電対素線が配置された平面に対して垂直の方向から見た場合に、熱電対素線が溶接部と接する部分の幅方向の一方の端部と、補償導線が溶接部と接する部分の幅方向の一方の端部と、を結ぶ第1仮想線と、熱電対素線が溶接部と接する部分の幅方向の他方の端部と、補償導線が溶接部と接する部分の幅方向の他方の端部と、を結ぶ第2仮想線と、で挟まれた領域を仮想領域としたときに、溶接部の外形の全体が仮想領域よりも外側に張り出している。
このように構成された温度センサでは、溶接部の外形の全体が仮想領域よりも外側に張り出しているので、従来のように溶接部が細い場合に比べて、その強度(即ち引張強度)が大きく、断線しにくいという効果がある。
さらに、この温度センサでは、補償導線が保持部材の貫通孔に貫挿されている場合に、補償導線が後端側に引っ張られたときでも、溶接部が貫通孔の開口端等に引っかかり易い。そのため、熱電対素線が後端側に引っ張られにくいので、熱電対素線が細い場合でも、破断しにくいという効果がある。
しかも、単線と撚り線とを突き合わせて溶接すると、上述のように、十分に膨らんだ溶接部の形成が難しいが、この温度センサでは、単線の熱電対素線と撚り線の補償導線とは、各軸線方向がずれて平行に配置され、溶接部の外形の全体が仮想領域よりも外側に張り出しているので、十分に膨らんだ溶接部の形状を有している。
従って、上述のように、補償導線が後端側に引っ張られたときでも、溶接部が貫通孔の開口端等に引っかかって熱電対素線が後端側に引っ張られにくいので、熱電対素線が細い単線の場合でも、断線しにくいという効果がある。
(2)本開示の一態様では、溶接部より後端側に、貫通孔を有する保持部材を備えるとともに、補償導線は保持部材の貫通孔に貫挿され、貫通孔の貫通方向から見たときに、溶接部の最大の寸法は、貫通孔の最大の寸法より大であってもよい。
このような構成の場合には、補償導線が後端側に引っ張られた場合でも、溶接部が貫通孔の開口端に引っかかり易いので、熱電対素線が後端側に引っ張られにくい。そのため、熱電対素線が細い場合でも、破断しにくいという利点がある。
(3)本開示の一態様では、溶接部は、幅方向の一方の側と他方の側にて、滑らかに外側に湾曲した外形線を有し、一方の側の外形線の頂点と他方の側の外形線の頂点とは、軸線方向においてずれていてもよい。
このような構成の場合には、補償導線が後端側に引っ張られた場合でも、溶接部の外形部分が貫通孔の開口端等に当接して引っかかり易くなるので、熱電対素線が後端側に引っ張られにくい。そのため、熱電対素線が細い場合でも、破断しにくいという利点がある。
(4)本開示の一態様では、熱電対素線の直径は、補償導線の直径より小であってもよい。
このような構成の場合には、温度センサの先端側をコンパクトにできる(例えば細くできる)ので、例えば温度センサの応答性を向上することができる等の利点がある。
(5)本開示の一態様では、一方の熱電対素線及び一方の補償導線の平行な部分と、他方の熱電対素線及び他方の補償導線の平行な部分と、が同一の平面に配置されていてもよい。
このような構成の場合には、同一の平面上に、各熱電対素線と各補償導線とをそれぞれ溶接する部分を配置できるので、同一平面にある一対の溶接する部分に向かって、例えばレーザ光を照射して容易に溶接を行うことができる。
つまり、異なる平面に一対の溶接する部分がある場合には、レーザ光の向き(角度)や配置を、異なる平面に応じて変更する必要があるが、同一平面にある場合は、レーザ光の照射する際の位置等の変更が僅かで済み、製造方法を簡易化できるという利点がある。
(6)本開示の一態様では、一方の熱電対素線及び一方の補償導線の平行な部分と、他方の熱電対素線及び他方の補償導線の平行な部分と、が異なる平面に配置されていてもよい。
このような構成の場合には、例えば一対の熱電対素線が分岐する方向(例えば図1のX軸方向)における配置の寸法を小さくすることが可能である。よって、温度センサをコンパクトにすることが可能である。
(7)本開示の他の一態様は、上述した温度センサの製造方法に関するものである。
この温度センサの製造方法では、同一の平面上に、熱電対素線と補償導線とを軸線方向を平行して接触させて配置する。そして、軸線方向における熱電対素線と補償導線とを接触させた範囲(即ち軸線方向おける寸法の範囲の一部又は全体)にて、熱電対素線と補償導線とにレーザ光を照射して、熱電対素線と補償導線とを接合する。
このような温度センサの製造方法により、容易に上述した温度センサを接合することができる。
第1実施形態の温度センサ1の構造を示す部分破断断面図である。 第1実施形態の温度センサ1の後端側の構造を拡大して示す部分破断断面図である。 第1実施形態の温度センサ1のグロメットを軸線方向から見た説明図である。 第1実施形態の温度センサ1の一対の溶接部及びその近傍をY軸方向から見た説明図である。 第1実施形態の温度センサ1の製造工程を示すフローチャートである。 図6Aは第1実施形態の温度センサ1のレーザ溶接の方法をY軸方向から見た状態で示す説明図、図6Bはそのレーザ溶接の方法をX軸方向から見た状態で示す説明図である。 第1実施形態の温度センサ1の効果を示す説明図である。 図8Aは第2実施形態の温度センサ1の一対の溶接部及びその近傍をY軸方向から見た説明図、図8Bはその一対の溶接部及びその近傍をX軸方向から見た説明図である。 従来技術の説明図である。
以下に、本開示の温度センサ及びその製造方法の実施形態を図面とともに説明する。
[1.第1実施形態]
本第1実施形態の温度センサは、例えば、流通管(本第1実施形態では、車両の内燃機関の排気管)に取り付けられて、流通管内に流れる測定対象ガス(本第1実施形態では、排気ガス)の温度を検出するものである。
[1-1.温度センサの構成]
まず、本第1実施形態の温度センサの構成を説明する。
図1に示すように、温度センサ1は、第1熱電対素線3と、第2熱電対素線5と、シース7と、金属チューブ9と、取付部材11と、外筒13と、ナット部材15と、第1絶縁チューブ17と、第2絶縁チューブ19と、第1補償導線21と、第2補償導線23と、グロメット25等と、を備えている。
以下、X、Y、Zの3次元の直交座標系において、温度センサ1の軸線Oに沿った方向を軸線方向(Z軸方向)といい、図1における温度センサ1の下端側を先端側、上端側を後端側という。
第1熱電対素線3及び第2熱電対素線5は、例えば直径0.6mmの線材であり、互いに異なる金属で形成されている。詳しくは、+極(即ち+脚)を構成する第1熱電対素線3は、Ni、Cr、Siを主成分とする合金(いわゆるナイクロシル)で形成されている。一方、-極(即ち-脚)を構成する第2熱電対素線5は、Ni、Siを主成分とする合金(いわゆるナイシル)で形成されている。
なお、第1熱電対素線3における先端側の端部と、第2熱電対素線5における先端側の端部とが接合され、測温接点27が形成されている。
シース7は、筒状に形成された金属製(例えば、SUS310Sなどのステンレス合金)の部材である。シース7は、その内部に両熱電対素線3、5が挿入され、両熱電対素線3、5の軸線方向における両端部以外の部分で両熱電対素線3、5の周囲を覆う。シース7と両熱電対素線3、5との間には、図示しない絶縁粉末(即ち電気絶縁性を有する絶縁材)が充填される。これにより、シース7は、両熱電対素線3、5と電気的に絶縁された状態で、内部に両熱電対素線3、5を保持する。
金属チューブ9は、耐腐食性金属(例えば、SUS310Sなどのステンレス合金)を材料として、先端側の端部に底部を有するとともに後端側の端部に開口部を有して軸線方向に延びる有底筒状に形成された部材である。
金属チューブ9は、縮径部31と、小径部33と、大径部35と、段差部37と、を備える。縮径部31は、後端側から先端側に向かうにつれて縮径する形状に形成され、先端側の端部で閉塞されている。小径部33は、縮径部31よりも後端側で軸線方向に延びて一定の外径を有する筒状に形成された部位である。大径部35は、小径部33よりも後端側で軸線方向に延びる筒状に形成された部位である。大径部35は、その外径が小径部33の外径よりも大きくなるように形成されている。
段差部37は、小径部33と大径部35との間に配置され、小径部33と大径部35とを接続するようにして軸線方向に延びる筒状に形成された部位である。段差部37は、その外径が先端側の端部および後端側の端部でそれぞれ小径部33および大径部35の外径とほぼ同じになるように形成されている。そして段差部37は、後端側から先端側へ向うにつれて外径が徐々に小さくなるように形成されている。
金属チューブ9は、小径部33の内部に測温接点27を収容するとともに、大径部35の内部にシース7の一部分を収容する。
取付部材11は、金属チューブ9の後端側の外周面を取り囲んで金属チューブ9を支持する部材であり、突出部41と後端側鞘部43とを備える。
突出部41は、金属チューブ9の後端側の外周面から金属チューブ9の径方向外側に向かって突出するように形成された部位である。後端側鞘部43は、突出部41の後端側の端部から軸線方向に延びる筒状に形成された部位である。突出部41および後端側鞘部43の内部に金属チューブ9の後端側の端部が挿入された後に、後端側鞘部43と金属チューブ9とがレーザ溶接されることにより、取付部材11と金属チューブ9とが互いに結合される。
外筒13は、その外径が金属チューブ9の外径よりも大きくなるように筒状に形成された金属製の部材である。外筒13は、その先端側の端部において後端側鞘部43を内部に挿入した状態でレーザ溶接されることにより、取付部材11に結合される。
ナット部材15は、外筒13の先端側の端部を内部に挿入した状態で、軸線Oを中心に回転可能に設置されている。ナット部材15は、六角ナット部45とネジ部47とを備える。
六角ナット部45は、外筒13の外周から径方向に沿って外側へ延びて外周が六角形の板状に形成された部位である。六角ナット部45は、温度センサ1を排気管に取り付けるときにレンチ等の取付工具を嵌合させるための部位である。ネジ部47は、六角ナット部45の先端側の端部から温度センサ1の先端側へ向けて軸線方向に延びる円筒状に形成された部位であり、その外周に雄ネジが形成されている。
なお、排気管の外周から突出するように設けられた図示しないボスのネジ穴に金属チューブ9を挿入して、ネジ部47の雄ネジをボスのネジ穴の内周壁に形成された雌ネジに螺合することで、温度センサ1が排気管に取り付けられる。
図2に拡大して示すように、第1熱電対素線3の後端側は、第1溶接部51によって、第1補償導線21の先端側に接合され、第2熱電対素線5の後端側は、第2溶接部53によって、第2補償導線23の先端側に接合されている。
第1補償導線21及び第2補償導線23は、第1熱電対素線3及び第2熱電対素線5より直径が大きな線材、例えば直径0.75mmの線材である。詳しくは、第1補償導線21及び第2補償導線23は、撚り線であり、それぞれ、例えば19本の直径0.15mmの細線22a、22bを撚って形成されたものである。
細線22a、22b(従って第1補償導線21及び第2補償導線23)は、互いに異なる金属で形成されている。つまり、+極側の第1補償導線21は、例えばNi、Cr、Siを主成分とする合金(いわゆるナイクロシル)からなり、-極側の第2補償導線23は、例えばNi、Siを主成分とする合金(いわゆるナイシル)からなる。
両補償導線21、23の外周の表面は、先端側及び後端側を除いて、それぞれ例えばPTFEからなる電気絶縁材55、57により被覆されている。
なお、以下では、各電気絶縁材55、57を備えた、第1補償導線21、第2補償導線21、23を、それぞれ、第1被覆補償導線61、第2被覆補償導線63と称する。
また、各熱電対素線3、5の後端側と各補償導線21、23の先端側、および、各熱電対素線3、5と各補償導線21、23との接合部分(即ち各接合部51、53)の周囲は、それぞれ例えばPTFEからなる絶縁チューブ17、19で覆われている。
グロメット25は、例えばフッ素ゴムからなる耐熱ゴム製の保持部材であり、外筒13の後端側の開口部67を閉塞する円柱形状の部材である。
グロメット25には、グロメット25を軸線方向(Z方向)に貫くように、一対の円形の貫通孔73、75が形成されている(図3参照)。そして、各貫通孔73、75に、それぞれ各被覆補償導線61、63が貫挿されている。つまり、各被覆補償導線61、63(従って各補償導線21、23)は、このグロメット25を貫いて配置されている。
なお、各貫通孔73、75の内径は例えば1.19mmであり、グロメット25が各被覆補償導線61、63から抜け落ちてしまわないように、各被覆補償導線61、63の外径(例えば1.27mm)よりも、わずかに小さく設定されている。
なお、各補償導線21、23は、外部回路を介して、車両の電子制御装置に接続される。
[1-2.溶接部]
次に、各溶接部51、53の構成について説明する。
各溶接部51、53は、各熱電対素線3、5の後端側と各補償導線21、23の先端側とを、それぞれレーザ溶接によって接合した際に、熔融した各熱電対素線3、5の一部と各補償導線21、23の一部とが一体となって固化した部分である。
図4に示すように、本第1実施形態では,一つのXZ平面に沿って、両熱電対素線3、5(詳しくは後端側の部分)と、両補償導線21、23(詳しくは先端側の部分)と、両溶接部51、53と、が配置されている。
各熱電対素線3、5と各補償導線21、23とは、各溶接部51、53に隣接する部分にて、各熱電対素線3、5と補償導線21、23との軸線方向がずれて平行に配置されている。
例えばZ軸方向に沿って平行に延びる、第1熱電対素線3の軸線J1と第1補償導線21の軸線J2とは、X軸方向において、その位置がずれている。詳しくは、第1熱電対素線3の軸線J1は第1補償導線21の軸線J2より、同図下方(即ち温度センサ1の軸線O側)にずれている。
一方、Z軸方向に沿って平行に延びる、第2熱電対素線5の軸線J3と第2補償導線23の軸線J4とは、X軸方向において、その位置がずれている。詳しくは、第2熱電対素線5の軸線J3は第2補償導線23の軸線J2より、同図上方(即ち温度センサ1の軸線O側)にずれている。
さらに、一対の熱電対素線3、5が配置された平面(XZ平面)に対して垂直の方向から見た場合に(即ちY軸方向から見た場合に)、各溶接部51、53の外形の全体が仮想領域KR(図4の破線の斜線で示す範囲)よりも外側に張り出している。
なお、前記各軸線J1、J2、J3、J4は、同一の平面(XZ平面)上にある。
また、両溶接部51、53の構成は、基本的に同様な構成であるので、以下では、主として一方の溶接部(第1溶接部)51を例に挙げて、詳細に説明する。
詳しくは、第1熱電対素線3が第1溶接部51と接する部分の幅方向(X軸方向)の一方(同図上方)の端部3aと、第1補償導線21が第1溶接部51と接する部分の幅方向の一方の端部21aと、を結ぶ線(二点鎖線)を第1仮想線K1とする。また、第1熱電対素線3が第1溶接部51と接する部分の幅方向の他方(同図下方)の端部3bと、第1補償導線21が第1溶接部51と接する部分の幅方向の他方の端部21bと、を結ぶ線(二点鎖線)を第2仮想線K2とする。さらに、第1仮想線K1と第2仮想線K2とで挟まれた範囲を仮想領域KRとする。
そして、このようにして規定された仮想領域KRよりも、第1溶接部51の外形の全体が外側に張り出している。つまり、図4において、第1溶接部51の上側の外形線51aが第1仮想線K1より上側にあり、第1溶接部51の下側の外形線51bが第2仮想線K2より下側にある。
なお、第1溶接部51の外形線51a、51bは、滑らかに外側に湾曲している。つまり、外形線51aは、図4の上側に凸に湾曲し、外形線51bは、図4の下側に凸に湾曲している。
また、第1溶接部51は、その先端側が、第1熱電対素線3側(即ち軸線O側)に傾いており、一方の外形線51aの頂点(図4の最も上側の点)P1と他方の外形線51bの頂点(図4の最も下側の点)P2とは、軸線方向においてずれている。
さらに、前記図3に示すように、Z軸方向から見た場合に、第1溶接部51の最大寸法は、第1被覆補償導線61が貫挿される貫通孔73の最大の寸法(即ち内径)より大である。
なお、第2溶接部53側の構成については、第2熱電対素線5が第2補償導線23よりも軸線O側にあるので、第2溶接部53の先端側が軸線O側にずれている等の特徴があるが、それ以外は、第1溶接部51側と、基本的に同様な構成であるので、その説明は省略する。
つまり、第2熱電対素線5と第2溶接部53と第2補償導線23との構成は、第1熱電対素線3と第1溶接部51と第1補償導線21との構成が、軸線Oに対して線対称となった構成とほぼ同様であるので、その説明は省略する。
[1-3.温度センサの製造方法]
次に、温度センサ1の製造方法を説明する。
図5に示すように、まず、S10にて、シース7の内部に、両熱電対素線3、5と絶縁粉末とを配置した状態で、シース7を径方向内側に向かって圧縮する。これにより、シース7は、両熱電対素線3、5と電気的に絶縁された状態で、内部に両熱電対素線3、5を保持する。
そして、S20にて、シース7における先端側および後端側の端部を切り出し、その部分の絶縁粉末を除去する。これにより、両熱電対素線3、5は、シース7における先端側および後端側から突出した状態となる。
さらに、S30にて、第1熱電対素線3における先端側の端部と、第2熱電対素線5における先端側の端部とを接触させた状態で配置し、この接触部分を例えばレーザ溶接により接合する。これにより、測温接点27が形成される。
また、S40にて、取付部材11の内部に金属チューブ9を圧入して取付部材11を金属チューブ9の後端側に配置した後に、金属チューブ9と取付部材11との接触部分を、例えばレーザ溶接により接合する。これにより、金属チューブ9と取付部材11とが一体化される。
そして、S50にて、取付部材11が溶接された金属チューブ9における先端側の端部の中にノズルを挿入し、スラリー状のセメントを注入する。
次に、S60にて、両熱電対素線3、5を保持している状態のシース7を、セメントが注入された金属チューブ9の内部に挿入する。
そして、S70にて、シース7を金属チューブ9の内部に挿入した状態で、金属チューブ9に対して径方向外側から金型を押し当てる長穴加締を行う。この長穴加締により、金属チューブ9とシース7とが位置決め固定される。
さらに、S80にて、内部にシース7が固定されている状態の金属チューブ9に対して遠心脱泡処理を行う。具体的には、金属チューブ9に対して、後端側から先端側に向かって遠心力が作用するように金属チューブ9を回転させる。これにより、スラリー状のセメント中の固体成分が金属チューブ9の先端側へ移動し、金属チューブ9の先端側にセメントの固体成分が十分に充填される。一方、セメント中の水分および気泡は、金属チューブトの後端側へ移動し、セメントから排出される。
その後、S90にて、内部にシース7が固定されている状態の金属チューブ9に対して熱処理を行うことにより、金属チューブ9の内部に充填されているセメントを乾燥し、セメントを硬化させる。
次に、S100にて、各絶縁チューブ17、19内に、それぞれ被覆補償導線61、63を挿入して、被覆補償導線61、63の先端部分を突出させる。
さらに、S110にて、グロメット25の各貫通孔73、75内に、それぞれ被覆補償導線61、63を挿入する。
次に、S120にて、後に詳述するように、レーザ溶接によって、各熱電対素線3、5における後端側の端部を、それぞれ補償導線21、23の先端部分に接合する。
そして、S130にて、絶縁チューブ17、19とグロメット25とを、図1に示すように外筒13の内部に収容した状態で、外筒13の先端側の開口部内に後端側鞘部43が挿入されるように外筒13を圧入する。
その後、S140にて、外筒13と後端側鞘部43との接触部分を、例えばレーザ溶接により接合する。これにより、金属チューブ9と外筒13とが一体化される。
そして、S150にて、外筒13においてグロメット25が配置されている箇所を外筒13の外側から内側向きに加締めることより、グロメット25が外筒13内に固定される。
さらに、S160にて、ナット部材15を外筒13に取り付ける。これにより、温度センサ1が得られる。
[1-4.溶接部の形成方法]
次に、各熱電対素線3、5と各補償導線21、23とを接合して、各溶接部51、53を形成する方法を説明する。
図6Aに示すように、一つのXZ平面に沿って、両熱電対素線3、5(詳しくは後端側の部分)と、両補償導線21、23(詳しくは先端側の部分)とを配置する。つまり、各熱電対素線3、5と各補償導線21、23とを平行に配置する。
詳しくは、第1熱電対素線3を第1補償導線21より軸線O側に配置するとともに、第1熱電対素線3の後端部分と第1補償導線21の先端部分とを、Z軸方向において所定の寸法(例えば3~4mm)だけ接触させる。
同様に、第2熱電対素線5を第2補償導線23より軸線O側に配置するとともに、第2熱電対素線5の後端部分と第2補償導線23の先端部分とを、Z軸方向において所定の寸法(例えば3~4mm)だけ接触させる。
この状態で、図6Bに示すように、Y軸方向に沿ってレーザ光を照射するように、レーザ装置81を配置する。つまり、図6Aの破線で囲まれたレーザ照射範囲RH内において、レーザ光を照射するように、レーザ装置81を配置する。なお、このレーザ装置81は、パルスファイバーレーザであり、その出力は110~120Jである。
そして、レーザ装置81の先端から、レーザ光が第1熱電対素線3と第1補償導線21とに当たるように、例えば第1熱電対素線3と第1補償導線21との接触部分及びその近傍に向けて、レーザ光を下方(図6Bの下方)に照射する。これによって、第1熱電対素線3と第1補償導線21とが溶接されて、上述した形状の第1溶接部51が得られる。
なお、レーザ光のスポットは例えば縦1.77mm×横1.77mmの正方形であり、レーザ光の軸中心を、例えば第1熱電対素線3と第1補償導線21との接触部分に向けるようにする。
そして、第1熱電対素線3と第1補償導線21との溶接が完了すると、レーザ装置81を、図6Aの下方に移動させて、同様に、第2熱電対素線5と第2補償導線23との溶接を行う。これによって、上述した形状の第2溶接部53が得られる。
[1-5.効果]
(1)本第1実施形態では、溶接部51、53の外形の全体が仮想領域KRよりも外側に張り出しているので、従来のように溶接部が細い場合に比べて、その強度(即ち引張強度)が大きく、断線しにくいという効果がある。
さらに、この温度センサ1では、図7Aに例示するように、補償導線21、23がグロメット25の貫通孔73、75に貫挿されている。よって、補償導線21、23が後端側に引っ張られたときでも、図7Bに例示するように、溶接部51、53が貫通孔73、75の開口端等に引っかかり易い。そのため、熱電対素線3、5が後端側に引っ張られにくいので、熱電対素線3、5が細い場合でも、破断しにくいという効果がある。
しかも、単線と撚り線とを突き合わせて溶接する場合には、十分に膨らんだ溶接部51、53の形成が難しいが、この温度センサ1では、単線の熱電対素線3、5と撚り線の補償導線21、23とは、各軸線方向がずれて平行に配置され、溶接部51、53の外形の全体が仮想領域KRよりも外側に張り出しているので、十分に膨らんだ溶接部51、53の形状を有している。
従って、上述のように、補償導線21、23が後端側に引っ張られたときでも、溶接部51、53が貫通孔73、75の開口端等に引っかかって熱電対素線3、5が後端側に引っ張られにくいので、熱電対素線3、5が細い単線の場合でも、断線しにくいという効果がある。
(2)本第1実施形態では、Z軸方向から見たときに、各溶接部51、53の最大の寸法は、それぞれ各貫通孔73、75の最大の寸法より大である。
よって、補償導線21、23が後端側に引っ張られた場合でも、溶接部51、53が貫通孔73、75の開口端に引っかかり易いので、熱電対素線3、5が後端側に引っ張られにくい。そのため、熱電対素線3、5が細い場合でも、破断しにくいという利点がある。
(3)本第1実施形態では、例えば溶接部51(溶接部53も同様)の一方の外形線51aの頂点P1と他方の外形線51bの頂点P2とは、軸線方向においてずれている。
よって、補償導線21、23が後端側に引っ張られた場合でも、溶接部51、53が貫通孔73、75の開口端に引っかかり易いので、熱電対素線3、5が後端側に引っ張られにくい。そのため、熱電対素線3、5が細い場合でも、破断しにくいという利点がある。
(4)本第1実施形態では、第1熱電対素線3及び第2補償導線23の平行な部分と、第2熱電対素線5及び第2補償導線の平行な部分と、が同一の平面に配置されている。
このような構成の場合には、同一の平面上に、各熱電対素線3、5と各補償導線21、23とを溶接する部分を配置できるので、同一平面にある一対の溶接する部分に向かって、レーザ光を照射して容易に溶接を行うことができる。
[1-6.文言の対応関係]
第1実施形態の、温度センサ1、第1熱電対素線3及び第2熱電対素線5、第1補償導線21及び第2補償導線23、第1溶接部51及び第2溶接部53、外形線51a、51b、グロメット25、貫通孔73、75は、それぞれ、本開示の、温度センサ、熱電対素線、補償導線、溶接部、外形線、保持部材、貫通孔の一例に相当する。
[2.他の実施形態]
次に、第2実施形態について説明するが、第1実施形態と同様な内容については、その説明は省略又は簡略化する。なお、第1実施形態と同様な構成については同じ番号を付す。
本第2実施形態では、図8に示すように、第1熱電対素線3及び第1補償導線21の平行な部分と、第2熱電対素線5及び第2補償導線23の前記平行な部分と、が異なる平面に配置されている。
つまり、図8Bに示すように、第1熱電対素線3の軸線J1と第1補償導線21の軸線J2とは、あるYZ平面上において、平行に配置されている。また、図示しないが、第2熱電対素線5の軸線J3と第2補償導線23の軸線J4とは、前記YZ平面とはX軸方向にて異なるYZ平面上において、平行に配置されている。
このような構成の場合に、第1熱電対素線3と第1補償導線21とを溶接するときには、図8Aの上方に配置したレーザ装置81から、同図下方に向かってレーザ光を照射する。
一方、第2熱電対素線5と第2補償導線23とを溶接するときには、図8Aの下方に配置したレーザ装置81から、同図上方に向かってレーザ光を照射する。
本第2実施形態では、第1実施形態と同様な効果を奏する。また、一対の熱電対素線3、5の分岐する方向(図8Aの上下方向)おける配置の寸法を小さくすることができる。よって、温度センサ1をコンパクトにすることができるという利点がある。
[3.他の実施形態]
以上、本開示の一実施形態について説明したが、本開示は上記実施形態に限定されるものではなく、種々変形して実施することができる。
(1)例えば、温度センサの形状等については、前記実施形態に限定されるものではない。
(2)また、例えば、熱電対素線や補償導線としては、各種の公知の材料等を採用できる。
(3)さらに、上記各実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素に分担させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に発揮させたりしてもよい。また、上記各実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記各実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記各実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
1…温度センサ
3…第1熱電対素線
5…第2熱電対素線
21…第1補償導線
23…第2補償導線
25…グロメット
51…第1溶接部
51a、51b…外形線
53…第2溶接部
73、75…貫通孔
K1…第1仮想線
K2…第2仮想線
KR…仮想領域

Claims (6)

  1. 先端側が接合された一対の熱電対素線を備え、
    前記一対の熱電対素線の各熱電対素線の後端側に、それぞれ溶接部を介して補償導線が接合された温度センサにおいて、
    前記熱電対素線は単線であり、前記補償導線は撚り線であり、
    前記熱電対素線と前記補償導線とは、少なくとも前記溶接部に隣接する部分にて、前記熱電対素線と前記補償導線との軸線方向がずれて平行に配置されており、
    かつ、前記一対の熱電対素線が配置された平面に対して垂直の方向から見た場合に、
    前記熱電対素線が前記溶接部と接する部分の幅方向の一方の端部と、前記補償導線が前記溶接部と接する部分の幅方向の一方の端部と、を結ぶ第1仮想線と、
    前記熱電対素線が前記溶接部と接する部分の幅方向の他方の端部と、前記補償導線が前記溶接部と接する部分の幅方向の他方の端部と、を結ぶ第2仮想線と、
    で挟まれた領域を仮想領域としたときに、
    前記溶接部の外形の全体が前記仮想領域よりも外側に張り出しており、
    かつ、前記溶接部より後端側に、貫通孔を有する保持部材を備えるとともに、前記補償導線は前記保持部材の前記貫通孔に貫挿されており、
    前記貫通孔の貫通方向から見たときに、前記溶接部の最大の寸法は、前記貫通孔の最大の寸法より大である、
    温度センサ。
  2. 前記溶接部は、前記幅方向の一方の側と他方の側にて、滑らかに外側に湾曲した外形線を有し、
    前記一方の側の外形線の頂点と前記他方の側の外形線の頂点とは、前記軸線方向においてずれている、
    請求項に記載の温度センサ。
  3. 前記熱電対素線の直径は、前記補償導線の直径より小である、
    請求項1または2に記載の温度センサ。
  4. 一方の前記熱電対素線及び一方の前記補償導線の前記平行な部分と、他方の前記熱電対素線及び他方の前記補償導線の前記平行な部分と、が同一の平面に配置されている、
    請求項1~のいずれか1項に記載の温度センサ。
  5. 一方の前記熱電対素線及び一方の前記補償導線の前記平行な部分と、他方の前記熱電対素線及び他方の前記補償導線の前記平行な部分と、が異なる平面に配置されている、
    請求項1~のいずれか1項に記載の温度センサ。
  6. 前記請求項1~のいずれか1項に記載の温度センサの製造方法であって、
    同一の平面上に、前記熱電対素線と前記補償導線とを軸線方向を平行して接触させて配置し、前記軸線方向における前記熱電対素線と前記補償導線とを接触させた範囲にて、前記熱電対素線と前記補償導線とにレーザ光を照射して、前記熱電対素線と前記補償導線とを接合する、
    温度センサの製造方法。
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