JP4691973B2 - シールド電線及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、自動車機器に使用される車両用のシールド電線とその製造方法に関するものである。
自動車機器等に使用される車両用のシールド電線は、ハイブリッド車の普及、機器の電気化が進み、高電圧で大電流が流れるものが要求されている。また、配線材の取り回し等の際に省スペース化を可能にする電線が求められている。
図7〜図9に示すように、シールド電線70は、電線本体11とシールド部材71を備えている。
電線本体11は、導体13と、導体13を被覆する絶縁体14とからなる。導体13の両終端には接続端子22が設けられ、接続端子22は導体13に圧着されている。尚、72は圧着痕である。
絶縁体14の外周表面に形成されるシールド部材71は、編組シールド17と、その編組シールド17を保護する絶縁性のシールド電線被覆25とで構成される。編組シールド17には、線径数十μm〜数百μmの銅線或いは錫めっき銅線等が用いられている。シールド部材71の終端には、シールドコネクタ23が設けられ、シールドコネクタ23はアース接続されている。
他の部材として、編組シールド17の外周には圧着リング24が設けられ、シールドコネクタ23で折り返されている編組シールド17の終端を圧着している。
シールド電線70は、例えば、自動車機器において、変流手段(インバータ)から動力伝達手段(トランスミッション)への電力供給に使用される。その際、電線本体11は、電力を供給し、シールド部材71は、電磁波等による誤作動を防ぐシールド効果を呈している。
特開2002−208456号公報
しかしながら、上記のシールド電線70は、自動車等内で取り付ける場所によって、泥水、砂利等が飛んできてぶつかる等の問題があり、シールド電線被覆25が破損してしまう恐れがあった。
さらに、自動車のエンジンに近い場所にシールド電線70を取り付ける場合、シールド電線70は、高温や振動に晒されるため、高温の耐熱性の限界を超え、シールド電線被覆25にひび割れが発生する可能性がある。そのため、ひび割れから水分等が電線内部に浸入して編組シールド17が腐食して、シールド効果が低下してしまうといった問題があった。
また、トランスミッションとの接続に用いられるシールド電線70では、電線本体11に大電流を流す必要があり、その際、シールド部材として用いられる編組シールド17にも電流が流れる。そのため、編組シールド17が発熱し、編組シールド17とシールドコネクタ24の接続部分では編組シールド17の抵抗値が高くなってしまう。編組シールド17が発熱すると、絶縁体14の温度も上昇し、絶縁体14にひび割れが発生してしまうといった問題もある。
シールド電線70は、絶縁体14に耐熱性材料を使用しているので固く、また電線本体11を直接編組線で巻いているため、曲げにくい。そのため、自動車等へ取り付ける際に、取扱いが難しくなり、シールド電線10に予め曲げ加工を施した形状にしたり、配線用に成形したプラスチックの型にシールド電線10をはめ込む等の作業を行ってから配線する必要がある。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、振動や高温に対する耐久性が高く、取り付けが容易なシールド電線及びその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、単線材または撚線材からなる導体とその導体を被覆する絶縁体とで構成される電線本体と、その電線本体の外周に設けられるシールド部材とを備えたシールド電線において、上記シールド部材は、編組シールドと金属パイプとスリーブとで構成され、上記編組シールドの一端を上記金属パイプと上記スリーブとで挟んで固定し、該固定部において上記編組シールドと上記金属パイプと上記スリーブとを溶融接合することによって、上記編組シールドと上記金属パイプとを電気的に接続したシールド電線である。
請求項2の発明は、上記編組シールドの一端を金属パイプの外側に固定した請求項1記載のシールド電線である。
請求項3の発明は、上記金属パイプが、アルミまたはアルミ合金で形成されている請求項1または2記載のシールド電線である。
請求項4の発明は、上記編組シールドが、銅または銅合金で形成されている請求項1〜3いずれかに記載のシールド電線である。
請求項5の発明は、上記スリーブが、銅または銅合金で形成されている請求項1〜4いずれかに記載のシールド電線である。
請求項6の発明は、上記金属パイプと電線本体との間に中空部を形成した請求項1〜5いずれかに記載のシールド電線である。
請求項7の発明は、上記編組シールドと上記金属パイプと上記スリーブとが一体に圧着されている請求項1〜6いずれかに記載のシールド電線である。
請求項8の発明は、上記金属パイプは、その内部に電線本体が挿入された状態で折り曲げ成形加工されている請求項1〜7いずれかに記載のシールド電線である。
請求項9の発明は、単線材または撚線材からなる導体とその導体を被覆する絶縁体とで構成される電線本体の外周を編組シールドで覆う工程と、金属パイプの一端を上記電線本体と上記編組シールドの間に挿入する工程と、上記編組シールドの外周にスリーブを配置する工程と、上記金属パイプに上記編組シールドと上記スリーブとを圧着して接合する工程と、該圧着部において上記編組シールドと上記スリーブと上記金属パイプとを溶融接合する工程とを含むシールド電線の製造方法である。
請求項10の発明は、金属パイプの一端を上記電線本体と上記編組シールドの間に挿入する際に、編組シールドを金属パイプの外側に広げて配置する請求項9記載のシールド電線の製造方法である。
請求項11の発明は、上記金属パイプと上記編組シールドと上記スリーブとを圧着して接合する工程に際して、金属パイプと編組シールドとスリーブとをかしめて一体に形成した請求項9または10記載のシールド電線の製造方法である。
本発明によれば、振動や高温に対する耐久性が高く、かつ、取り付けが容易になるといった優れた効果を発揮する。
以下、本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1〜図4は、本発明に係るシールド電線の好適な実施の形態を示した平面図及び断面図である。
図1〜図4に示すように、本実施の形態に係るシールド電線10は、電線本体11とシールド部材12とを備える。
電線本体11は、導体13と、その導体13を被覆する絶縁体14で構成される。導体13は、単線材または複数本の単線を撚り合わせた撚線材で形成される。
本実施の形態では、導体13として、直径0.32mmの錫めっき銅線の19本撚線をさらに19本撚り合わせた撚線材を用いた。絶縁体14は、フロンレックスを用いて形成した。
電線本体11の両終端には、接続端子22が設けられている。接続端子22は、端末処理をした電線本体11の導体13に直接取り付けられている。接続端子22には、38−S6(電線把持部の内径9.4mm、外径13.3mm、長さ14mm)を用いた。
本実施の形態のシールド電線10の特徴であるシールド部材12は、金属パイプ16と、その金属パイプ16の一端と接続される編組シールド17と、金属パイプ16に編組シールド17を固定するスリーブ(圧着スリーブ)18とで構成され、金属パイプ16と編組シールド17とが電気的に接続されている。
本実施の形態では、金属パイプ16の一端の外周に編組シールド17の一端が配置され、その編組シールド17の外周にスリーブ18が配置されている。
金属パイプ16は、円筒状に形成され、その内部に電線本体11と間隔をおいて設けられており、電線本体11と金属パイプ16間は中空部21になっている。金属パイプ16は、アルミまたはアルミ合金で形成されるのが好ましい。本実施の形態では、金属パイプ16として、内径10mm、肉厚1mmのアルミ合金A6063(JIS規格)(Al−Si−Mg合金)を用いた。
編組シールド17は、電線本体11の表面を覆って設けられている。編組シール17の径は金属パイプ16の外径よりも小さく、編組シールド17の金属パイプ16と接続される側の端部が、金属パイプ16の外側に広がっている。編組シールド17は、銅または銅合金で形成されるのが好ましい。編組シールド17は、その外周を絶縁体で被覆してもよい。
スリーブ18は、編組シールド17を金属パイプ16と挟んで固定する部材であり、金属パイプ16に比べて短尺に形成されている。スリーブ18は、銅または銅合金で形成されるのが好ましい。銅合金としては、例えば、黄銅が挙げられる。
スリーブ18、及びスリーブ18で固定される金属パイプ16の端部と編組シールド17の端部は、それらの断面が略正六角形に圧着加工(かしめ加工)されて一体に形成されている。圧着加工することで編組シールド17内の微少な隙間を減少させ、編組シールド17、金属パイプ16及びスリーブ18間の機械的接合を強固にすると共に、接触面積を増加させて電気的接続を良くしている。
さらに、編組シールド17とスリーブ18と金属パイプ16とが溶融接合されて溶接部19が形成されている。溶接部19は、スリーブ18の端面と金属パイプ16とが編組シールド17の端部を介して接する箇所で、かつシールド部材12の全周にわたって形成されている。
編組シールド17の金属パイプ16と接合されない側(図1中左側)の端部は、シールドコネクタ23で折り返され、その終端が圧着リング24でシールド電線被覆25と共に圧着されている。シールドコネクタ23は、接地用の端子を備えており、その端子を通じて編組シールド17が接地される。
金属パイプ16の編組シールド17に接合されない側の端部28は、シールド部材12の他の箇所に比べて大径になっている。これは、シールド電線10を使用する際に、それを接続する機材の形状に合わせたためである。
本実施の形態のシールド電線10は、主要部を金属パイプ16で形成し、それに編組シールド17を接合したシールド部材12を備えているため、高温下に晒されても、金属パイプ16が熱を伝導し、外部に放熱するので、高熱による破損を防ぐことができる。さらに、シールド部材12と電線本体11間は中空となっているため、その効果をより高くすることができる。
また、シールド部材12の主要部分を金属パイプ16で構成しているので、振動や外部から飛んでくる砂利等によって、シールド部材12が破損するといったことがなく、高いシールド効果を維持することができる。
シールド電線を自動車機器のトランスミッションとインバータの接続に使用する際に、シールド部材12を金属パイプ16のみで形成したシールド電線では、トランスミッション側との接続箇所に、振動による衝撃が集中する。本実施の形態では、シールド電線10を、インバータ側にシールド部材12が編組シールド17で構成された側(図1中左側)を接続し、トランスミッション側に金属パイプ16で構成された側を接続することで、金属パイプ16にかかる振動を、柔軟性を有する編組シールド17側に逃がして、振動による衝撃の集中を回避することができる。さらにトランスミッション側は高温下に晒されるので、放熱性の高い金属で形成した金属パイプ16を用いることで、発熱による破断を防ぐことができる。
また、シールド部材12の主要部分を金属パイプ16で構成すると共に、シールド部材12と電線本体11間を中空21としているので、シールド電線10は、曲げ加工しやすい。よって、シールド電線10を車体等に取り付ける際に、その取扱いを容易にすることができる。
さらに、金属パイプ16を形成する材料にアルミまたはアルミ合金を用いることで、外部からの熱放射から電線本体11を保護すると共に、編組シールド17の発熱を効率的に放熱することができる。また、アルミまたはアルミ合金で形成された金属パイプ16は、アルミの表面酸化膜の形成により腐食しにくいといった効果がある。
編組シールド17を形成する金属に、銅または銅合金を用いることで、高いシールド効果が得られる。また、スリーブ18を編組シールド17と同じく、銅または銅合金で形成することで、編組シールド17とスリーブ18との電気的接続をよくすることができる。
シールド電線10を使用する際には編組シールド17には大電流が流れるので、溶融接合をしない場合、接合部に隙間が生じて接合部での抵抗が高くなる。接合部での抵抗が高くなると、編組シールド17に熱が発生し、接合部にてシールド部材が破断する可能性がある。よって、金属パイプ16とスリーブ18を溶融接合することで、接合箇所の腐食、発熱を抑制することができる。
本実施の形態では、金属パイプ16の外側に編組シールド17及びスリーブ18を接合したが、より大径の金属パイプを用いて、金属パイプの内側に編組シールドの一端を配置し、その内側にスリーブを配置して、編組シールドをスリーブと金属パイプで挟んで接合してもよい。この場合、金属パイプの端面側で、金属パイプ、編組シールド及びスリーブの溶接を行うとよい。
次に、本実施の形態のシールド電線10の製造方法について説明する。
まず、電線本体11の一端側の外周を編組シールド17で覆う。この時、編組シールド17の長さは、配線する場所によって適宜選定する。本実施の形態では、編組シールド17の長さを約200mmとした。
編組シールド17の金属パイプ16に接続させる側の端部を、使用する金属パイプ16の外側に広げる。
金属パイプ16に電線本体11の他端側を挿通し、編組シールド17を広げて形成した編組シールド17と電線本体11間の空隙に金属パイプ16の一端を突き合わせる。このとき、編組シールド17の内側と金属パイプ16の外側が互いに接している。
図5に示すように、金属パイプ16を突き合わせた後、スリーブ18を、編組シールド17と金属パイプ16が重なる位置の外周に配置する。このとき、スリーブ18の両端が編組シールド17の外周上に位置するようにする。
スリーブ18を配置した後、孔内が六角形状に形成された圧縮ダイス内に金属パイプ16、編組シールド17及びスリーブ18が重なる部分を配置し、圧縮ダイスを締めて、スリーブ18をその外側から圧着する。この圧着により、金属パイプ16に、編組シールド17及びスリーブ18が一体にかしめられて、機械的に接合される。
編組シールド17及びスリーブ18を圧着させる際に、断面六角形状の孔に少なくとも一つの突起が形成された圧縮ダイスを用いて、外側から金属パイプ16、編組シールド17及びスリーブ18を圧着するのが好ましい。この圧着により、接合された金属パイプ16、編組シールド17及びスリーブ18には、プロジェクション(突起)が形成され、より強固な機械的接合となる。
図6に示すように、金属パイプ16と編組シールド17と、スリーブ18とを溶融接合する。具体的には、スリーブ18の端面と金属パイプ16とが編組シールド17の端部を介して接する箇所に、レーザー溶接機34のレーザー溶接機ヘッド35を当てて、シールド部材12の全周を溶接して溶接部19を形成する。本実施の形態では、レーザ溶接(YAGレーザ溶接)を用いて溶接した。
溶接後、金属パイプ16の内部に電線本体11が挿入された状態で、金属パイプ16を折り曲げ成形加工してもよい。
その後、金属パイプ16及び編組シールド17に絶縁性の部材を覆う。例えば、金属パイプ16及び編組シールド17の外周に熱収縮チューブを被覆し、ホットブロー等で熱収縮チューブを温める。温められた熱収縮チューブは収縮し、金属パイプ16及び編組シールド17に密着する。
最後に、シールド部材12の編組シールド17側の端部を折り返して、その折り返し部分にシールドコネクタ23を接続し、編組シールド17の先端を圧着リング24で固定する。それと共に、電線本体11に接続端子22の接続等、端末処理を施して上記のシールド電線10を得ることができる。
本実施の形態では、レーザ溶接により金属パイプ16と編組シールド17と、スリーブ18とを溶融接合したが、他の溶接方法を用いてもよい。例えば、電子ビーム溶接、TIG溶接、MIG溶接等が挙げられる。
金属パイプ16は、その内部に電線本体11を挿入した状態で折り曲げ加工をした後にスリーブ18との溶接を行ったが、スリーブ18との溶接後に折り曲げ加工してもよい。
電線本体11及びシールド部材12の端末処理は、金属パイプ16と編組シールド17を溶融接合する前に行ってもよい。
本発明に係る好適な実施の形態のシールド電線を示す平面図である。 図1の2A−2A線断面図である。 図1の3A−3A線断面図である。 図1の4A−4A線断面図である。 図1のシールド電線の製造方法の接合工程を説明する平面図である。 図1のシールド電線の製造方法の溶融接合工程を説明する平面図である。 従来のシールド電線を示す平面図である。 図7の8A−8A線断面図である。 図7の9A−9A線断面図である。
符号の説明
10 シールド電線
11 電線本体
12 シールド部材
13 導体
14 絶縁体
16 金属パイプ
17 編組シールド
18 スリーブ

Claims (11)

  1. 単線材または撚線材からなる導体とその導体を被覆する絶縁体とで構成される電線本体と、その電線本体の外周に設けられるシールド部材とを備えたシールド電線において、
    上記シールド部材は、編組シールドと金属パイプとスリーブとで構成され、上記編組シールドの一端を上記金属パイプと上記スリーブとで挟んで固定し、該固定部において上記編組シールドと上記金属パイプと上記スリーブとを溶融接合することによって、上記編組シールドと上記金属パイプとを電気的に接続したことを特徴とするシールド電線。
  2. 上記編組シールドの一端を金属パイプの外側に固定した請求項1記載のシールド電線。
  3. 上記金属パイプは、アルミまたはアルミ合金で形成されている請求項1または2記載のシールド電線。
  4. 上記編組シールドは、銅または銅合金で形成されている請求項1〜3いずれかに記載のシールド電線。
  5. 上記スリーブは、銅または銅合金で形成されている請求項1〜4いずれかに記載のシールド電線。
  6. 上記金属パイプと電線本体との間に中空部を形成した請求項1〜5いずれかに記載のシールド電線。
  7. 上記編組シールドと上記金属パイプと上記スリーブとが一体に圧着されている請求項1〜6いずれかに記載のシールド電線。
  8. 上記金属パイプは、その内部に電線本体が挿入された状態で折り曲げ成形加工されている請求項1〜7いずれかに記載のシールド電線。
  9. 単線材または撚線材からなる導体とその導体を被覆する絶縁体とで構成される電線本体の外周を編組シールドで覆う工程と、金属パイプの一端を上記電線本体と上記編組シールドの間に挿入する工程と、上記編組シールドの外周にスリーブを配置する工程と、上記金属パイプに上記編組シールドと上記スリーブとを圧着して接合する工程と、該圧着部において上記編組シールドと上記スリーブと上記金属パイプとを溶融接合する工程とを含むことを特徴とするシールド電線の製造方法。
  10. 金属パイプの一端を上記電線本体と上記編組シールドの間に挿入する際に、編組シールドを金属パイプの外側に広げて配置する請求項9記載のシールド電線の製造方法。
  11. 上記金属パイプと上記編組シールドと上記スリーブとを圧着して接合する工程に際して、金属パイプと編組シールドとスリーブとをかしめて一体に形成した請求項9または10記載のシールド電線の製造方法。
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