JP7202518B2 - 仮設足場の妻側先行手摺 - Google Patents
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Description
上層作業通路の手摺レベルで前記支柱に係止可能な係止具を有する係止部と、該係止部によって前記支柱に両端部を支持される手摺部材と、該手摺部材に対して上端部を枢動可能に連結された交差斜材とを有し、下層作業通路の作業者が該斜材を利用して上層作業通路の手摺レベルの支柱部分に前記係止具を係止し得るように構成された妻側先行手摺において、
上層作業通路の作業床レベルの腕木位置に配置された妻側構面の前記横架材、或いは、妻側構面に位置する前記支柱に対して緊結又は緊締される係留部が、各斜材の下端部に連結され、各係留部は、妻側構面の前記横架材又は支柱を少なくとも部分的に囲繞する単一の管材囲繞具と、該管材囲繞具を該横架材又は支柱に楔結合して前記管材囲繞具を前記横架材又は支柱に一体化し、前記横架材又は支柱に対して前記斜材の下端部を固定する単一の楔部材とを有することを特徴とする仮設足場の妻側先行手摺を提供する。
前記斜材の各端部の係止具を上層作業通路の手摺レベルの支柱部分に係止した後、前記管材囲繞具の空所に腕木位置の前記横架材、或いは、妻側構面の前記支柱を収容するとともに、前記楔部材を工具で打撃し又は殴打し、該楔部材に加えられた打撃力又は圧力に相応して該楔部材で前記横架材又は支柱の外周面を強圧し、これにより、該横架材又は支柱を前記楔部材及び管材囲繞具で圧迫して該管材囲繞具を前記横架材又は支柱と一体化することを特徴とする妻側先行手摺の設置方法を提供する。
上層作業通路の手摺レベルで前記支柱に係止可能な係止具を有する係止部と、該係止部によって前記支柱に両端部を支持される手摺部材と、該手摺部材に対して上端部を枢動可能に連結された交差斜材とを有し、下層作業通路の作業者が該斜材を利用して上層作業通路の手摺レベルの支柱部分に前記係止具を係止し得るように構成された妻側先行手摺において、
上層作業通路の作業床レベルの腕木位置に配置された妻側構面の前記横架材、或いは、妻側構面に位置する前記支柱に対して緊結又は緊締される係留部が、各斜材の下端部に連結され、該係留部は、妻側構面の前記横架材又は支柱を少なくとも部分的に囲繞する管材囲繞具と、該管材囲繞具を該横架材又は支柱に楔結合するための楔部材とを有し、
前記係留部は、下層作業通路の上部域において、妻側構面の前記支柱に対して緊結又は緊締されるように構成されており、前記斜材は、該斜材と前記横架材との干渉を回避するように前記斜材の軸芯を妻側構面の外側に偏心させる偏心部を有することを特徴とする妻側先行手摺を提供する。
好ましくは、偏心部の偏心量(Δe1:Δe2)は、20mm以上且つ70mm以下に設定され、左右の斜材は、長さが相違し、支柱に緊結又は緊締された左右の係留部の高さ位置(h1:h2)は、管材囲繞具の高さ寸法の2.1倍以上且つ4倍以下の高低差を有する。
上層作業通路の手摺レベルで前記支柱に係止可能な係止具を有する係止部と、該係止部によって前記支柱に両端部を支持される手摺部材と、該手摺部材に対して上端部を枢動可能に連結された交差斜材とを有し、下層作業通路の作業者が該斜材を利用して上層作業通路の手摺レベルの支柱部分に前記係止具を係止し得るように構成された妻側先行手摺において、
上層作業通路の作業床レベルの腕木位置に配置された妻側構面の前記横架材、或いは、妻側構面に位置する前記支柱に対して緊結又は緊締される係留部が、各斜材の下端部に連結され、該係留部は、妻側構面の前記横架材又は支柱を少なくとも部分的に囲繞する管材囲繞具と、該管材囲繞具を該横架材又は支柱に楔結合するための楔部材とを有し、
前記楔部材は、前記管材囲繞具の支軸によって担持された回転楔部材からなり、前記支軸は、該支軸の中心軸線を中心に前記回転楔部材を回転可能に支持又は支承することを特徴とする妻側先行手摺を提供する。
好ましくは、回転楔部材は、工具で打撃可能又は殴打可能な打撃部(又は殴打部)と、工具の打撃力又は圧力に相応して横架材又は支柱の管材外周面を強圧し、或いは、横架材又は支柱との係合を解く係合部とを有する。回転楔部材は、打撃部を工具で打撃し又は押圧することにより回転し、係合部は、横架材又は支柱の外周面に強圧され、管材囲繞具と協働して横架材又は支柱を圧迫する。好適には、打撃部は、足場組立時(妻側先行手摺の設置時)に打撃又は押圧される固定時打撃部と、足場解体時に打撃又は押圧される解放時打撃部とから構成される。足場組立時に固定時打撃部を打撃又は押圧して回転楔部材を特定方向(例えば、反時計廻り方向)に回転させると、係合部は、横架材又は支柱の外周面を強圧し、これにより、横架材又は支柱を係合部及び管材囲繞具で圧迫して管材囲繞具を横架材又は支柱と一体化する。他方、足場解体時に解放時打撃部を打撃又は押圧して回転楔部材を逆方向(例えば、時計廻り方向)に回転させると、係合部は、横架材又は支柱との係合を解くので、管材囲繞具を横架材又は支柱から取り外すことができる。
上層作業通路の手摺レベルで前記支柱に係止可能な係止具を有する係止部と、該係止部によって前記支柱に両端部を支持される手摺部材と、該手摺部材に対して上端部を枢動可能に連結された交差斜材とを有し、下層作業通路の作業者が該斜材を利用して上層作業通路の手摺レベルの支柱部分に前記係止具を係止し得るように構成された先行手摺において、
上層作業通路の作業床レベルの前記横架材、或いは、上層又は下層作業通路の前記支柱に対して緊結又は緊締される係留部が、各斜材の下端部に連結され、各係留部は、前記横架材又は支柱を少なくとも部分的に囲繞する単一の管材囲繞具と、該管材囲繞具を該横架材又は支柱に楔結合して前記管材囲繞具を前記横架材又は支柱に一体化し、前記横架材又は支柱に対して前記斜材の下端部を固定する単一の楔部材とを有することを特徴とする仮設足場の先行手摺を提供する。
上層作業通路の手摺レベルで前記支柱に係止可能な係止具を有する係止部と、該係止部によって前記支柱に両端部を支持される手摺部材と、該手摺部材に対して上端部を枢動可能に連結された交差斜材とを有し、下層作業通路の作業者が該斜材を利用して上層作業通路の手摺レベルの支柱部分に前記係止具を係止し得るように構成された先行手摺において、
上層作業通路の作業床レベルの前記横架材、或いは、上層又は下層作業通路の前記支柱に対して緊結又は緊締される係留部が、各斜材の下端部に連結され、該係留部は、前記横架材又は支柱を少なくとも部分的に囲繞する管材囲繞具と、該管材囲繞具を該横架材又は支柱に楔結合するための楔部材とを有し、
前記係留部は、下層作業通路の上部域において前記支柱に対して緊結又は緊締されるように構成され、左右の前記斜材は、長さが相違しており、前記支柱に緊結又は緊締された左右の係留部の高さ位置(h1:h2)は、前記管材囲繞具の高さ寸法の2.1倍以上且つ4倍以下の高低差を有することを特徴とする先行手摺を提供する。
好ましくは、上記係留部は、斜材の下端部に一体的に連結され、上記楔部材は、管材囲繞具内の横架材又は支柱を強圧して管材囲繞具を横架材又は支柱に楔結合するように、管材囲繞具に係合し又は担持される。
図12に示す如く、第1斜材21の全長は、第2斜材22の全長よリも短く、第1斜材21の係留部80のレベルh1と、第1斜材21の係留部80のレベルh2との高低差Δhは、少なくとも係留部80の高さ寸法の2.1倍以上5倍以下(好適には、2.3倍以上4倍以下)の寸法に設定される。
2 支柱
2a フランジ部
3 横架材
5 楔結合式連結構造
6 鋼製踏板
7 巾木部材
8 補剛材
8a 鋼管製斜材
8b、8c 連結部
10(10’、10”) 妻側先行手摺
11 手摺部材
12 係止部
13 係止ピン
14 係止具
15 ボルト・ナット組立体
20 斜材
21、22(21’、21”、22’、22”) 第1及び第2斜材
21a、22a 上端部
21u、22u 上部管
21d、22d 下部管
21j 鋼製連結板
22j 線形連結要素
23、24(23’、23”、24’、24”) 偏心部
28、29 屈曲部
30、80 係留部
31、81 管材囲繞具
32 支持具
33 支持軸
35、36 ストッパ
37 当接部
40 回転楔部材
41 円形開口
42 固定時打撃部
43 解放時打撃部
44 管材係合部
50 斜行楔部材
52 固定時殴打部
53 解放時殴打部
54 管材係合部
60 保持具
70、90 楔部材
73、74、93、94 楔孔又は楔開口
71、72、91、92 楔係合部
75、95 頭部
96 先端部
α、β 空所
X 鉛直中心軸線
Y-Y 妻側構面
h1、h2 係留部のレベル
Δh 係留部の高低差
Δe1、Δe2 偏心量
F1~F8 打撃力
W1~W3 支柱スパン
P1 下層作業通路
P2 上層作業通路
Claims (22)
- 楔結合式結合構造により支柱及び横架材を楔結合してなる楔結合式仮設足場の妻側構面に配置される仮設足場の妻側先行手摺であって、
上層作業通路の手摺レベルで前記支柱に係止可能な係止具を有する係止部と、該係止部によって前記支柱に両端部を支持される手摺部材と、該手摺部材に対して上端部を枢動可能に連結された交差斜材とを有し、下層作業通路の作業者が該斜材を利用して上層作業通路の手摺レベルの支柱部分に前記係止具を係止し得るように構成された妻側先行手摺において、
上層作業通路の作業床レベルの腕木位置に配置された妻側構面の前記横架材、或いは、妻側構面に位置する前記支柱に対して緊結又は緊締される係留部が、各斜材の下端部に連結され、各係留部は、妻側構面の前記横架材又は支柱を少なくとも部分的に囲繞する単一の管材囲繞具と、該管材囲繞具を該横架材又は支柱に楔結合して前記管材囲繞具を前記横架材又は支柱に一体化し、前記横架材又は支柱に対して前記斜材の下端部を固定する単一の楔部材とを有することを特徴とする仮設足場の妻側先行手摺。 - 前記係留部が、前記斜材の下端部に一体的に連結されており、前記楔部材は、前記管材囲繞具内の前記横架材又は支柱を強圧して該管材囲繞具を該横架材又は支柱に楔結合するように、前記管材囲繞具に係合し又は担持されていることを特徴とする請求項1に記載の妻側先行手摺。
- 前記係止具が係止される前記支柱部分は、楔孔又は楔開口を有する支柱フランジ又は支柱ポケットであり、前記係止具は、前記斜材の上端部に一体的に設けられており、前記係止具は、該係止具の本体部分から下方に延出して前記楔孔又は楔開口に挿入される係止ピンを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の妻側先行手摺。
- 方杖形態の補剛材の各端部が、下層作業通路の上部域において前記横架材と下層作業通路の支柱とに連結され、前記補剛材は、前記横架材又は支柱を介して前記斜材と実質的に一体化し、該斜材は、前記補剛材と協働して仮設足場の剛性を向上することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の妻側先行手摺。
- 前記係留部は、妻側構面の前記横架材に対して緊結又は緊締されるようになっており、前記斜材は、前記妻側構面の幅方向中央部において交差し、前記係留部は、前記横架材及び前記支柱の楔結合部と、前記横架材及び前記補剛材の連結部との間において前記横架材に楔結合することを特徴とする請求項4に記載の妻側先行手摺。
- 前記係留部は、妻側構面の前記横架材に対して緊結又は緊締されるように構成されており、前記妻側先行手摺は、その鉛直中心軸線に対して実質的に角度180度の回転対称の全体形状を有し、対をなす係留部の各管材囲繞具は、前記横架材の各側から該横架材を各々の空所内に受入れる断面形状を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の妻側先行手摺。
- 楔結合式結合構造により支柱及び横架材を楔結合してなる楔結合式仮設足場の妻側構面に配置される仮設足場の妻側先行手摺であって、
上層作業通路の手摺レベルで前記支柱に係止可能な係止具を有する係止部と、該係止部によって前記支柱に両端部を支持される手摺部材と、該手摺部材に対して上端部を枢動可能に連結された交差斜材とを有し、下層作業通路の作業者が該斜材を利用して上層作業通路の手摺レベルの支柱部分に前記係止具を係止し得るように構成された妻側先行手摺において、
上層作業通路の作業床レベルの腕木位置に配置された妻側構面の前記横架材、或いは、妻側構面に位置する前記支柱に対して緊結又は緊締される係留部が、各斜材の下端部に連結され、該係留部は、妻側構面の前記横架材又は支柱を少なくとも部分的に囲繞する管材囲繞具と、該管材囲繞具を該横架材又は支柱に楔結合するための楔部材とを有し、
前記係留部は、下層作業通路の上部域において、妻側構面の前記支柱に対して緊結又は緊締されるように構成されており、前記斜材は、該斜材と前記横架材との干渉を回避するように前記斜材の軸芯を妻側構面の外側に偏心させる偏心部を有することを特徴とする妻側先行手摺。 - 前記偏心部の偏心量(Δe1:Δe2)は、20mm以上且つ70mm以下に設定されることを特徴とする請求項7に記載の妻側先行手摺。
- 左右の前記斜材は、長さが相違しており、前記支柱に緊結又は緊締された左右の係留部の高さ位置(h1:h2)は、前記管材囲繞具の高さ寸法の2.1倍以上且つ4倍以下の高低差を有することを特徴とする請求項7又は8に記載の妻側先行手摺。
- 前記係留部は、下層作業通路の上部域において、妻側構面の前記支柱に対して緊結又は緊締されるように構成されており、該係留部と該支柱との緊結部又は緊締部は、前記補剛材と前記支柱との連結部よりも上方に配置されることを特徴とする請求項4に記載の妻側先行手摺。
- 楔結合式結合構造により支柱及び横架材を楔結合してなる楔結合式仮設足場の妻側構面に配置される仮設足場の妻側先行手摺であって、
上層作業通路の手摺レベルで前記支柱に係止可能な係止具を有する係止部と、該係止部によって前記支柱に両端部を支持される手摺部材と、該手摺部材に対して上端部を枢動可能に連結された交差斜材とを有し、下層作業通路の作業者が該斜材を利用して上層作業通路の手摺レベルの支柱部分に前記係止具を係止し得るように構成された妻側先行手摺において、
上層作業通路の作業床レベルの腕木位置に配置された妻側構面の前記横架材、或いは、妻側構面に位置する前記支柱に対して緊結又は緊締される係留部が、各斜材の下端部に連結され、該係留部は、妻側構面の前記横架材又は支柱を少なくとも部分的に囲繞する管材囲繞具と、該管材囲繞具を該横架材又は支柱に楔結合するための楔部材とを有し、
前記楔部材は、前記管材囲繞具の支軸によって担持された回転楔部材からなり、前記支軸は、該支軸の中心軸線を中心に前記回転楔部材を回転可能に支持又は支承することを特徴とする妻側先行手摺。 - 前記回転楔部材は、工具で打撃可能又は殴打可能な打撃部と、該打撃部に加えられた打撃力又は圧力に相応して前記横架材又は支柱の管材外周面を強圧し、或いは、該横架材又は支柱との係合を解く係合部とを有することを特徴とする請求項11に記載の妻側先行手摺。
- 前記楔部材は、前記管材囲繞具の保持部によって該管材囲繞具に担持された斜行楔部材からなり、該斜行楔部材は、前記横架材又は支柱の中心軸線に対して傾斜した方向に変位可能に前記保持部に支持又は支承されることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の妻側先行手摺。
- 前記斜行楔部材は、工具で打撃可能又は殴打可能な打撃部と、該打撃部に加えられた打撃力又は圧力に相応して前記横架材又は支柱の管材外周面を強圧し、或いは、該横架材又は支柱との係合を解く係合部とを有することを特徴とする請求項13に記載の妻側先行手摺。
- 前記楔部材は、前記管材囲繞具と別体の楔部材からなり、前記管材囲繞具は、該管材囲繞具の上方域又は側方域から前記楔部材を下向き又は横向きに挿入可能な楔孔又は楔開口を有することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の妻側先行手摺。
- 請求項1乃至15のいずれか1項に記載された妻側先行手摺を使用して上層作業通路に手摺を形成する妻側先行手摺の設置方法において、
前記斜材の各端部の係止具を上層作業通路の手摺レベルの支柱部分に係止した後、前記管材囲繞具の空所に腕木位置の前記横架材、或いは、妻側構面の前記支柱を収容するとともに、前記楔部材を工具で打撃し又は殴打し、該楔部材に加えられた打撃力又は圧力に相応して該楔部材で前記横架材又は支柱の外周面を強圧し、これにより、該横架材又は支柱を前記楔部材及び管材囲繞具で圧迫して該管材囲繞具を前記横架材又は支柱と一体化することを特徴とする妻側先行手摺の設置方法。 - 請求項11又は12に記載された妻側先行手摺を使用して上層作業通路に手摺を形成する妻側先行手摺の設置・解体方法であって、
足場組立時に前記回転楔部材の打撃部を工具で打撃し又は押圧して該回転楔部材を特定方向に回転させ、腕木位置の前記横架材の外周面、或いは、妻側構面の前記支柱の外周面を前記回転楔部材で強圧し、これにより、該横架材又は支柱を前記回転楔部材及び管材囲繞具で圧迫して該管材囲繞具を前記横架材又は支柱と一体化し、
足場解体時に前記回転楔部材の打撃部を打撃又は押圧して該回転楔部材を逆方向に回転させ、前記回転楔部材と前記横架材又は支柱との係合を解いて、該横架材又は支柱から前記管材囲繞具を取り外すことを特徴とする妻側先行手摺の設置・解体方法。 - 請求項13又は14に記載された妻側先行手摺を使用して上層作業通路に手摺を形成する妻側先行手摺の設置・解体方法であって、
足場組立時に前記斜行楔部材を工具で打撃し又は押圧して該斜行楔部材を斜め下方に変位させ、腕木位置の前記横架材の外周面、或いは、妻側構面の前記支柱の外周面を前記斜行楔部材で強圧し、これにより、該横架材又は支柱を前記斜行楔部材及び管材囲繞具で圧迫して該管材囲繞具を前記横架材又は支柱と一体化し、
足場解体時に前記斜行楔部材を打撃又は押圧して該斜行楔部材を斜め上方に変位させ、前記斜行楔部材と前記横架材又は支柱との係合を解いて、該横架材又は支柱から前記管材囲繞具を取り外すことを特徴とする妻側先行手摺の設置・解体方法。 - 請求項15に記載された妻側先行手摺を使用して上層作業通路に手摺を形成する妻側先行手摺の設置・解体方法であって、
足場組立時に前記管材囲繞具の上方域又は側方域から前記楔部材の頭部を打撃して、前記楔孔又は楔開口に該楔部材を下向き又は横向きに挿入するとともに、腕木位置の前記横架材の外周面、或いは、妻側構面の前記支柱の外周面を前記楔部材で強圧し、これにより、該横架材又は支柱を前記楔部材及び管材囲繞具で圧迫して該管材囲繞具を前記横架材又は支柱と一体化し、
足場解体時に前記管材囲繞具の下方域又は側方域から前記楔部材の先端部を上向き又は横向きに打撃して、前記楔孔又は楔開口から前記楔部材を解放し且つ前記楔部材と前記横架材又は支柱との係合を解き、該横架材又は支柱から前記管材囲繞具を取り外すことを特徴とする妻側先行手摺の設置・解体方法。 - 楔結合式結合構造により支柱及び横架材を楔結合してなる楔結合式仮設足場の先行手摺であって、
上層作業通路の手摺レベルで前記支柱に係止可能な係止具を有する係止部と、該係止部によって前記支柱に両端部を支持される手摺部材と、該手摺部材に対して上端部を枢動可能に連結された交差斜材とを有し、下層作業通路の作業者が該斜材を利用して上層作業通路の手摺レベルの支柱部分に前記係止具を係止し得るように構成された先行手摺において、
上層作業通路の作業床レベルの前記横架材、或いは、上層又は下層作業通路の前記支柱に対して緊結又は緊締される係留部が、各斜材の下端部に連結され、各係留部は、前記横架材又は支柱を少なくとも部分的に囲繞する単一の管材囲繞具と、該管材囲繞具を該横架材又は支柱に楔結合して前記管材囲繞具を前記横架材又は支柱に一体化し、前記横架材又は支柱に対して前記斜材の下端部を固定する単一の楔部材とを有することを特徴とする仮設足場の先行手摺。 - 楔結合式結合構造により支柱及び横架材を楔結合してなる楔結合式仮設足場の先行手摺であって、
上層作業通路の手摺レベルで前記支柱に係止可能な係止具を有する係止部と、該係止部によって前記支柱に両端部を支持される手摺部材と、該手摺部材に対して上端部を枢動可能に連結された交差斜材とを有し、下層作業通路の作業者が該斜材を利用して上層作業通路の手摺レベルの支柱部分に前記係止具を係止し得るように構成された先行手摺において、
上層作業通路の作業床レベルの前記横架材、或いは、上層又は下層作業通路の前記支柱に対して緊結又は緊締される係留部が、各斜材の下端部に連結され、該係留部は、前記横架材又は支柱を少なくとも部分的に囲繞する管材囲繞具と、該管材囲繞具を該横架材又は支柱に楔結合するための楔部材とを有し、
前記係留部は、下層作業通路の上部域において前記支柱に対して緊結又は緊締されるように構成され、左右の前記斜材は、長さが相違しており、前記支柱に緊結又は緊締された左右の係留部の高さ位置(h1:h2)は、前記管材囲繞具の高さ寸法の2.1倍以上且つ4倍以下の高低差を有することを特徴とする先行手摺。 - 前記係留部が、前記斜材の下端部に一体的に連結されており、前記楔部材は、前記管材囲繞具内の前記横架材又は支柱を強圧して該管材囲繞具を該横架材又は支柱に楔結合するように、前記管材囲繞具に係合し又は担持されていることを特徴とする請求項20又は21に記載の先行手摺。
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JP2021004463A (ja) * | 2019-06-25 | 2021-01-14 | 株式会社杉孝グループホールディングス | 仮設足場における妻側先行手摺 |
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