JP7202343B2 - 追突抑制装置 - Google Patents
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Description
図1に示すように、車両1は、エンジン2を駆動源とする自動車である。エンジン2の動力は、変速機を介して、左右の駆動輪に伝達される。変速機は、無段変速機(CVT:Continuously Variable Transmission)であってもよいし、有段式の自動変速機(AT:Automatic Transmission)であってもよいし、手動変速機(MT:Manual Transmission)であってもよい。
続いて、追突抑制装置10について詳細に説明する。追突抑制装置10は、上述したECU4に追突抑制機能を発揮するためのロジックを組み込むことにより構成されている。追突抑制装置10は、後方車両認識部20、横距離認識部30、車線認識部40、衝突可能性判定部50、ブレーキ操作検出部60、テールランプ制御部70、及びブレーキランプ制御部80を備えている。
続いて、追突抑制装置10によるテールランプ7及びブレーキランプ8の動作制御について、図2に示したフローチャートや、図3、図4に係る説明図に則って詳細に説明する。
ステップ1において、追突抑制装置10は、後方車両認識部20により後方車両Xが認識されたか否かを確認する。ここで、後方車両Xが認識された場合(図3の(b)~(d)に相当)には、制御フローがステップ2に進められる。また、後方車両Xが認識されなかった場合(図3(a)に相当)には、制御フローがステップ1に戻される。
ステップ2において、追突抑制装置10は、横距離認識部30により後方車両Xが車両1と同一のレーンLを走行しているのか否かを確認する。具体的には、図3のように車両1がレーンL1を走行しているときに、図3(b)のように車両1と同一のレーンL(図示例ではレーンL1)を走行しているのか、あるいは図3(c),(d)のように異なるレーンLを走行しているのかを確認する。その結果、車両1と後方車両Xが同一のレーンLを走行していることが確認された場合には、制御フローがステップ3に進められ、そうでない場合にはステップ7に進められる。
ステップ3において、追突抑制装置10は、衝突可能性判定部50により導出された衝突予測時間TTCが、閾時間Thよりも短いか否かを確認する。衝突予測時間TTCが、閾時間Thよりも短い場合には、制御フローがステップ4に進められ、そうでない場合には、制御フローがステップ1に戻される。
ステップ4において、追突抑制装置10は、ブレーキ操作検出部60によりブレーキ操作が検知されているか否かを確認する。ここで、ブレーキ操作が検知されている場合には、制御フローがステップ5に進められる。一方、ブレーキ操作が検知されていない場合には、制御フローがステップ6に進められる。
制御フローがステップ5に進んだ場合には、後方車両Xが車両1と同一のレーンに存在しており、衝突予測時間TTCが閾時間Thよりも短い場合である。追突抑制装置10は、図4(a)に示す規定に則り、テールランプ制御部70によりテールランプ7の輝度調整制御を行う。具体的には、ステップ5において、追突抑制装置10は、後方車両Xが存在していない場合の輝度Nよりも高い輝度範囲内であって、最も高い輝度H3でテールランプ7を点灯させる。
一方、ステップ4においてブレーキ操作が検知されなかった場合には、ステップ6において、図4(a)に則ってテールランプ7の制御が行われる。具体的には、ステップ6においては、後方車両Xが車両1と同一のレーンLに存在しており、衝突予測時間TTCが閾時間Thよりも短い場合であるため、追突抑制装置10は、図4(a)に示す規定に則り、輝度H3でテールランプ7を点灯させる制御を行う。一方、ステップ6に到来した場合には、ブレーキ操作がなされていない(ステップ4参照)ため、ブレーキランプ8は非点灯の状態とされる。
上述したステップ2において、後方車両Xが車両1と同一のレーンLを走行するものではないとの判断がなされた場合には、ステップ7において後方車両Xが走行しているレーンLが、車両1の走行しているレーンLに隣接するものであるのか否かの判断がなされる。具体的には、図3(c)のように、例えば車両1がレーンL1を走行している状態において、これに隣接するレーンL2を後方車両Xが走行しているのか否かが確認される。ここで、後方車両Xが隣接するレーンLを走行していると判断された場合には、制御フローがステップ8に進められ、そうでない場合には、ステップ12に進められる。
ステップ8において、追突抑制装置10は、上述したステップ3と同様に、衝突予測時間TTCが、閾時間Thよりも短いか否かを確認する。衝突予測時間TTCが、閾時間Thよりも短い場合には、制御フローがステップ9に進められ、そうでない場合には、制御フローがステップ1に戻される。
ステップ9において、追突抑制装置10は、ステップ4と同様に、ブレーキ操作が検知されているか否かを確認する。ここで、ブレーキ操作が検知されている場合には、制御フローがステップ10に進められ、そうでない場合には、制御フローがステップ11に進められる。
制御フローがステップ10に進んだ場合には、車両1が走行しているレーンLに対して隣接するレーンLに後方車両Xが存在しており、衝突予測時間TTCが閾時間Thよりも短い場合である。追突抑制装置10は、図4(a)に示す規定に則り、後方車両Xが存在していない場合の輝度Nよりも高い輝度範囲内において中程度である輝度H2でテールランプ7を点灯させる。
一方、ステップ9においてブレーキ操作が検知されなかった場合には、ステップ11において、図4(a)に則ってテールランプ7の制御が行われる。具体的には、ステップ11においては、後方車両Xが車両1が走行しているレーンLに対して隣接するレーンL(隣接レーン)に存在しており、衝突予測時間TTCが閾時間Thよりも短い場合であるため、追突抑制装置10は、中程度の輝度H2でテールランプ7を点灯させる制御を行う。一方、ステップ11においては、ブレーキ操作がなされていない(ステップ9参照)ため、ブレーキランプ8は非点灯の状態とされる。
ステップ12に制御フローが到来した場合は、車両1の後方を後方車両Xが走行しているものの、後方車両Xが走行しているレーンLが、車両1が走行しているレーンLでも、それに隣接するレーンLでもない場合である。すなわち、例えば図3(d)に示すように、後方車両Xが走行しているレーンが、車両1が走行しているレーンL(図示例ではレーンL1)よりも1レーン分以上横方向(道路幅方向)に外れた遠方にあるレーン(遠方レーン)である場合である。このような状況において、追突抑制装置10は、上述したステップ3やステップ8と同様に、衝突予測時間TTCが、閾時間Thよりも短いか否かを確認する。衝突予測時間TTCが、閾時間Thよりも短い場合には、制御フローがステップ13に進められ、そうでない場合には、制御フローがステップ1に戻される。
ステップ13において、追突抑制装置10は、ステップ4やステップ8と同様に、ブレーキ操作が検知されているか否かを確認する。ここで、ブレーキ操作が検知されている場合には、制御フローがステップ14に進められ、そうでない場合には、制御フローがステップ15に進められる。
制御フローがステップ14に進んだ場合には、車両1が走行しているレーンLから道路幅方向に1レーン以上離れた遠方のレーンLに後方車両Xが存在しており、衝突予測時間TTCが閾時間Thよりも短い場合である。追突抑制装置10は、図4(a)に示す規定に則り、後方車両Xが存在していない場合の輝度Nよりも高い輝度範囲内において低い輝度H1でテールランプ7を点灯させる。
一方、ステップ13においてブレーキ操作が検知されなかった場合には、ステップ15において、図4(a)に則ってテールランプ7の制御が行われる。具体的には、ステップ15においては、後方車両Xが遠方レーンLに存在しており、衝突予測時間TTCが閾時間Thよりも短い場合であるため、追突抑制装置10は、低い輝度H3でテールランプ7を点灯させる制御を行う。一方、ステップ11においては、ブレーキ操作がなされていない(ステップ13参照)ため、ブレーキランプ8は非点灯の状態とされる。
7 :テールランプ
8 :ブレーキランプ
10 :追突抑制装置
20 :後方車両認識部
30 :横距離認識部
40 :衝突可能性判定部
50 :ブレーキ操作検出部
60 :テールランプ制御部
70 :ブレーキランプ制御部
TTC :衝突予測時間
Th :閾時間
X :後方車両
Claims (3)
- 走行中の自車両に対して所定距離内であって、前記自車両に対して近接するように走行している後方車両の存否を認識する後方車両認識部と、
前記自車両の走行位置及び前記後方車両の走行位置の道路幅方向への乖離を横距離として認識する横距離認識部と、
前記自車両が備えるテールランプの点灯制御を行うテールランプ制御部と、を有し、
前記テールランプ制御部は、前記後方車両認識部により前記後方車両の存在が認識されることを条件として、前記後方車両の存在が認識されないときよりも前記テールランプの点灯輝度を高めると共に、前記自車両及び前記後方車両の前記横距離に応じて、前記テールランプの前記点灯輝度を変更すること、を特徴とする追突抑制装置。 - 前記自車両と前記後方車両との相対速度及び相対距離のいずれか一方又は双方に基づく閾値が規定されており、
前記テールランプ制御部は、前記自車両に対して近接するように走行している前記後方車両、及び前記自車両の前記相対速度及び前記相対距離のいずれか一方又は双方に基づく値が、前記閾値を下回ることを条件として、前記テールランプの前記点灯輝度を高めること、を特徴とする請求項1に記載の追突抑制装置。 - 前記後方車両認識部により認識された前記後方車両と前記自車両との衝突可能性の高低を所定の判定基準に基づいて判定する衝突可能性判定部を有し、
前記テールランプ制御部は、前記衝突可能性判定部により前記衝突可能性が高いと判定されることを条件として、前記テールランプの前記点灯輝度を、前記後方車両の存在が認識されないときよりも高めること、を特徴とする請求項1または2に記載の追突抑制装置。
Priority Applications (1)
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JP2020191275A JP7202343B2 (ja) | 2020-11-17 | 2020-11-17 | 追突抑制装置 |
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JP2022080221A JP2022080221A (ja) | 2022-05-27 |
JP7202343B2 true JP7202343B2 (ja) | 2023-01-11 |
Family
ID=81731441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2020191275A Active JP7202343B2 (ja) | 2020-11-17 | 2020-11-17 | 追突抑制装置 |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20030141966A1 (en) | 2002-01-29 | 2003-07-31 | Ford Global Technologies, Inc. | Rear collision warning system |
DE102005062275A1 (de) | 2005-12-24 | 2007-06-28 | Daimlerchrysler Ag | Verfahren zur Erkennung eines drohenden Heckaufpralls |
JP2018144600A (ja) | 2017-03-03 | 2018-09-20 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用後方警報装置 |
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2020
- 2020-11-17 JP JP2020191275A patent/JP7202343B2/ja active Active
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US20030141966A1 (en) | 2002-01-29 | 2003-07-31 | Ford Global Technologies, Inc. | Rear collision warning system |
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