JP7201829B2 - 内視鏡 - Google Patents

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Description

本発明は、内視鏡に関する。
内視鏡装置は一般に、被検者の体内(消化器官など)に挿入される挿入部を有している。挿入部には、光を伝達するためのライトガイド、先端部に設けられた撮像部からの電気信号を伝達するための電気配線が備えられている。
これに加え、挿入部は、送気及び送水を行うための送気送水管路、体内から体液や切除物を吸引するための吸引管路、処置具を挿脱するための処置具管路等を含む様々な種類の管路をその内部に有している。内視鏡においては、これらの管路を接続不良等を生じさせることなく接続することが求められる。また、その組立を容易にすることが、コストダウン及びメンテナンスの容易化の観点から求められている。
各種管路の接続を容易にし、組立作業性の向上とメンテナンスの容易化を可能にする技術として、例えば特許文献1に記載された内視鏡が知られている。この内視鏡では、送水送気管路が分割可能とされ、その分割位置において前後の管路が中継部材により中継(接続)される。この特許文献1の装置によれば、各種管路の配管及び交換が容易となり、コストの低減及びメンテナンスの容易化が可能になる。
しかし、特許文献1の装置は、管路の分割は可能であるものの、その作業性が十分でないという問題がある。また、多数の種類の管路が挿入部内に存在することから、同一の種類の管路を接続ミスをすることなく確実に接続することは容易ではなかった。
特許第3488170号公報
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、内視鏡内の各種の管路を組み立てる場合の組立作業性を向上させ、メンテナンスを容易にすることができる内視鏡を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る内視鏡は、挿入部と、前記挿入部に接続される手元操作部と、前記挿入部及び前記手元操作部の内部に配置される複数の管路と、前記手元操作部に対し固定的に設けられる固定部材と、前記複数の管路を中継する中継部とを備える。前記中継部は、前記固定部材に対し固定可能な構造を有する。
本発明の内視鏡によれば、挿入部内の各種の管路を組み立てる場合の組立作業性を向上させ、メンテナンスを容易にすることができる。
本発明の第1の実施形態の内視鏡システム1の外観斜視図である。 内視鏡100の先端部の内部構造を説明する斜視図である。 管路121~124の中継部の構造を説明する平面図である。 管路121~124の中継部の構造を説明する断面図である。 管路121~124の中継部の構造を説明する斜視図である。 中継部の組立の手順を説明する斜視図である。 中継部の組立の手順を説明する斜視図である。 中継部の組立の手順を説明する斜視図である。 本発明の第2の実施形態の内視鏡システム1の構成を説明する斜視図である。 本発明の第3の実施形態の内視鏡システム1の構成を説明する斜視図である。 本発明の第4の実施形態の内視鏡システム1の構成を説明する斜視図である。
以下、添付図面を参照して本実施形態について説明する。添付図面では、機能的に同じ要素は同じ番号で表示される場合もある。なお、添付図面は本開示の原理に則った実施形態と実装例を示しているが、これらは本開示の理解のためのものであり、決して本開示を限定的に解釈するために用いられるものではない。本明細書の記述は典型的な例示に過ぎず、本開示の特許請求の範囲又は適用例を如何なる意味においても限定するものではない。
本実施形態では、当業者が本開示を実施するのに十分詳細にその説明がなされているが、他の実装・形態も可能で、本開示の技術的思想の範囲と精神を逸脱することなく構成・構造の変更や多様な要素の置き換えが可能であることを理解する必要がある。従って、以降の記述をこれに限定して解釈してはならない。
[第1の実施の形態]
まず、本発明の実施の形態の内視鏡システムについて詳細に説明する。図1は、第1の実施形態の内視鏡システム1の外観斜視図であり、図2は、内視鏡100の先端部の内部構造を示す斜視図である。内視鏡システム1は、内視鏡100、プロセッサ200、光源装置300、送水送気部400、吸引部500、ディスプレイ600、及び入力部700から大略構成される。
内視鏡100は、被検体の体内に挿入可能に構成されて被写体を撮像し、その撮像された画像の画像信号をプロセッサ200に伝送する機能を有する。プロセッサ200は、内視鏡100からの画像信号を受信して所定の信号処理を実行する。
光源装置300は、プロセッサ200と接続可能に構成され、その内部に被写体を照射するための照射光を発する光源を備えている。光源からの光は、後述するライトガイドを介して被検体に向けて照射される。光源装置300は、プロセッサ200とは別体として構成されてプロセッサ200と接続可能に構成されてもよいし、プロセッサ200の内部に組み込まれていてもよい。
送水送気部400は、被検体に対して供給される水流、又は空気流を放出するためのエアポンプ、及び水流ポンプ(図示せず)を備えている。吸引部500は、挿入部101を介して被検者の体内から吸引された体液や切除物を吸引するためのポンプ及びタンク(図示せず)を備えている。
ディスプレイ600は、例えばプロセッサ200でのデータ処理結果等に基づく表示を行うための表示装置である。また、入力部700は、各種測定動作におけるオペレータからの指示を入力するための装置である。
内視鏡100は、挿入部101と、手元操作部102と、屈曲部103と、先端部104と、ユニバーサルケーブル105と、コネクタ部106とを備えている。
内視鏡100は、図1に示すように、可撓性を有し、被検体の体内に挿入するための挿入部101を備えている。挿入部101は、その一端において手元操作部102と接続されている。手元操作部102は、例えば屈曲操作ノブ102A、その他ユーザによって操作可能な操作部を備えており、内視鏡システム1による撮像のための各種操作をオペレータに行わせるための部分である。
挿入部101の先端には、屈曲可能に構成された屈曲部103が設けられている。手元操作部102に設けられた屈曲操作ノブ102Aの回転操作に連動した操作ワイヤ(図示せず)の牽引によって屈曲部103は屈曲する。更に、屈曲部103の先端には、撮像素子(撮像部)を備えた先端部104が連結されている。湾曲操作ノブ102Aの回転操作による屈曲部103の屈曲動作に応じて先端部104の向きが変わることにより、内視鏡100による撮影領域を変化させることができる。手元操作部102の反対側からは、コネクタ部106に向けてユニバーサルケーブル105が延びている。ユニバーサルケーブル105は、挿入部101と同様に、その内部にライトガイド、各種配線、各種管路を含んでいる。
コネクタ部106は、内視鏡100をプロセッサ200に接続させるための各種コネクタを含んでいる。また、コネクタ部106は、送水送気部400からの水流及び空気流を挿入部101に向けて送るための経路としての送水送気用チューブ108と、被検者の体内から吸引された体液や切除物を吸引部500へと導入するための吸引用チューブ109とを含む。
図2を参照して、内視鏡100の内部構造を説明する。図2は、内視鏡100のうち、先端部104の部分の構造を拡大して示す斜視図である。
内視鏡100の内部には、先端部104からコネクタ部106に亘って、ライトガイド111が延びている。光源装置300の光源からの光が、このライトガイド111により導光され、その先端側に配置された集光レンズ112により集光され、被検体に向けて照射される。
また、内視鏡100は、先端部104において対物レンズ113と撮像素子114を備えている。対物レンズ113は、被検体からの散乱光や反射光を集光して、撮像素子114の受光面上に被検体の像を結像させる。
撮像素子114は、一例としてCMOSセンサ(Complimentary Metal Oxide Semiconductor Sensor)により構成され得る。撮像素子114は、プロセッサ200から電気配線115を介して供給される信号(ゲインコントロール信号、露出制御信号、シャッタ速度制御信号など)により制御されるとともに、プロセッサ200に対し、撮像された画像の画像信号を電気配線115及びA/D変換回路(図示せず)を介して供給するようにされている。
また、内視鏡100の先端部104の端面には、各種管路の端部又は開口として、送水口116、送気口117、副送水口118、及び吸引口119が設けられている。送水口116は、送水送気部400から、先端部104の洗浄等のための水流を導入するための送水管路121に接続されている。また、送気口117は、送水送気部400からの空気流を導入するための送気管路122に接続されている。また、副送水口118は、送水送気部400から、視野内の汚物除去のための洗浄液や染色液等の副送水を導入するための副送水管路123に接続されている。更に吸引口119は、被検者の体内から吸引された体液や切除物を吸引部500に導入するための吸引管路124に接続されている。管路121~124は、先端部104、屈曲部103、挿入部101、手元操作部102、及びユニバーサルケーブル105の内部に沿って延びるように配置されている。
このような管路121~124に加え、内視鏡100の内部には、処置具管路127及び128が設けられている。処置具管路127及び128は、鉗子等の処置具をその内部に進退自在に配置されている。処置具管路127、128の先端は、先端部104において処置具開口120A、120Bを構成している。
上述の管路121~124は、手元操作部102と挿入部101の接続部の近傍において分割されており、分割の前後の管路は、中継部(第1中継部201、及び第2中継部202)により中継(接続)されている。本実施の形態では、この中継部による接続の作業を容易化するため、以下に説明する構成を有している。
図3~図5を参照して、管路121~124の中継部の構造を説明する。図3は、中継部の近傍の平面図であり、図4は、図3のA-A断面図であり、図5は、中継部の近傍の斜視図である。
図3に示すように、挿入部101の内部には、送水管路121、送気管路122、副送水管路123、及び吸引管路124が、挿入部101の長手方向に沿って延びている。一方、ユニバーサルケーブル105及び手元操作部102の内部には、送水管路121A、送気管路122A、副送水管路123A、及び吸引管路124Aが延びている。送水管路121、送気管路122、副送水管路123、及び吸引管路124は、送水管路121A、送気管路122A、副送水管路123A、及び吸引管路124Aと、第1中継部201、及び第2中継部202において中継(接続)されている。
手元操作部102には、固定部材としての親板211が設けられている。親板211は、手元操作部102のハウジングに対し固定された板状部材であり、挿入部101の側に延出されている。この親板211に対し、前述の第1中継部201及び第2中継部202が固定的に取り付けられる。
図4を参照して、中継部(第1中継部201、及び第2中継部202)の構造を説明する。図示の例の中継部は、第1中継部201、及び第2中継部202を備えている。また、第1中継部201、及び第2中継部202は、いずれも親板211に直接又は間接的に取り付け可能に構成されている。
図4の例では、第2中継部202は、親板211に対しネジ212により固定可能な構造を有し、一方、第1中継部201は、第2中継部202に対してネジ203により固定可能な構造を有している。これにより第1中継部201、及び第2中継部202は、親板211に対し固定的に配置される。ただし、図示の構造はあくまでも一例であり、親板211に対し中継部が固定的に配置され得る限り、固定の手法は不問である。例えば、第1中継部201及び第2中継部202が、それぞれ親板211に直接固定される構造を採用することも可能である。また、第1中継部201と第2中継部202の上下関係を反対にすることも可能である。また、中継部の数も2には限定されず、3以上とすることも可能である。
また、親板211も、第1中継部201及び第2中継部202を固定するための固定部材の一例であり、これに限定されるものではない。第1中継部201及び第2中継部202が、手元操作部102との関係で可動でない固定部材に接続可能とされていればよく、その手法の詳細は不問である。
第1中継部201は、図3及び図5に示すように、送水管路121、送気管路122、及び副送水管路123を一方の側に接続し、送水管路121A、送気管路122A、副送水管路123Aを他方の側に接続するよう構成されている。第1中継部201は、図4に示すように、表面側から裏面側に貫通する孔部H1~H3を備えており、この孔部H1~H3に、中継用の中継パイプCP1~CP3が挿入・固定可能とされている。中継パイプCP1~CP3は、第1中継部201の一方の側から他方の側へと延びる。この中継パイプCP1~CP3の一端に、管路121~123が、パイプ止めCL1~CL3により固定される。また、中継パイプCP1~CP3の他端に、管路121A~123Aが、パイプ止めCLA1~CLA3により固定される。
第2中継部202は、図3及び図5に示すように、吸引管路124を一方の側に接続し、吸引管路124Aを他方の側に接続するよう構成されている。第2中継部202は、図4に示すように、表面側から裏面側に貫通する孔部H4を備えており、この孔部H4に、中継用の中継パイプCP4が挿入・固定可能とされている。この中継パイプCP4の一端に、吸引管路124が、パイプ止めCL4により固定される。また、中継パイプCP4の他端に、吸引管路124Aが、パイプ止めCLA4により固定される。
なお、図3~図5に示す例では、第1中継部201は、親板211の板面に対し略平行な方向に沿って孔部H1~H3を配置する形状を有しているが、この形状は一例であって、これに限定されるものではない。図3~図5に示す例では、第1中継部201の横方向(挿入部101の長手方向と交差する方向)の幅が、第2中継部202の横方向の幅よりも大きく、これにより第1中継部201と親板211との間には空間SP1が形成され、この空間SP1に、例えば処置具管路127を配設することができる。空間SP1において、処置具管路127を第1中継部201と親板211との間に挟み込むことにより、処置具管路127を安定的に挿入部101内に配置することが可能になり、組立作業を効率化することができる。
図6~図8を参照して、第1中継部201及び第2中継部202の組立の手順を説明する。図6に示すように、この実施の形態では、第2中継部202が親板211にネジ212により固定され、第2中継部202に対し第1中継部201がネジ203により固定される。
第2中継部202が親板211にネジ止め固定される前に、図7に示すように、孔部H4に中継パイプCP4を挿入・固定し、中継パイプCP4の他端側に、パイプ止めCLA4を介して管路124Aを接続する。その後、第2中継部202は、ネジ212により固定される。
同様に、第1中継部201が第2中継部202にネジ止め固定される前に、図8に示すように、孔部H1~H3に中継パイプCP1~3を挿入・固定し、中継パイプCP1~3の他端側に、パイプ止めCLA1~3を介して管路121A~123Aを接続する。
その後、第1中継部201は、ネジ203をネジ穴SH1に挿入し、ネジ203を第2中継部202のネジ穴SH2に螺合させる(図6左参照)。その後、中継パイプCP1~3の一端に対し、パイプ止めCL1~CL3を介して管路121~1234を接続する。このとき、第1中継部201及び202は、既に親板211に固定されているため、作業者は、パイプ止めCL1~4及び管路121~124のみを保持して組立作業を行うことができる。
以上説明したように、この実施の形態の内視鏡によれば、管路を接続するための中継部が、手元操作部102に固定される固定部材に固定可能な構造を有しているため、固定的に配置された中継部に対して管路の接続作業を行うことができる。このため、管路の組立作業の効率の向上が図られる。また、作業中に管路に無理な力が掛かることが抑制され、管路に座屈等の破損を生じさせるリスクを低減することができる。更に、メンテナンスの実行時においても、中継部201及び202により接続対象の管路を固定して作業が実行できるため、メンテナンス作業の効率化を図ることができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態の内視鏡システム1について、図9を参照して説明する。第2の実施の形態の内視鏡システム1の全体構造は、第1の実施の形態(図1、図2)と同様であるので、以下では重複する説明は省略する。第2の実施の形態は、中継部の構成の詳細において第1の実施の形態と異なる。図9(a)は中継部近傍をパイプ止めCLA1~3側から見た斜視図であり、図9(b)は、中継部近傍を中継パイプCP1~CP3側から見た斜視図である。また、図9(c)は、第2中継部202Xの斜視図であり、図9(d)は、中継部の組立後の状態を示す斜視図である。
この第2の実施の形態では、第2中継部202Xは、図9(c)に示すように、親板211Xと一体構造とされており、この点において第1の実施の形態とは異なっている。この第2の実施の形態の内視鏡システム1の組立においては、図9(b)に示すように、親板211Xと一体構造とされた第2中継部202Xに対し中継パイプCP4を挿入・固定し、中継パイプCP4の他端側に、パイプ止めCLA4を介して管路124Aを接続する。また、第1の実施の形態と同様に、第1中継部201が第2中継部202Xにネジ止め固定される前に、孔部H1~H3に中継パイプCP1~3を挿入・固定し、中継パイプCP1~3の他端側に、パイプ止めCLA1~3を介して管路121A~123Aを接続する。
その後、第1中継部201は、ネジ203をネジ穴SH1に挿入し、ネジ203を第2中継部202のネジ穴SH2に螺合させることで、第2中継部202Xに固定される。その後、図9(d)に示すように、中継パイプCP1~4の一端に対し、パイプ止めCL1~CL4を介して管路121~124を接続する。このとき、第1中継部201は、第2中継部202Xを介して既に親板211に固定されているため、作業者は、パイプ止めCL1~4及び管路121~124のみを保持して組立作業を行うことができる。
以上説明したように、この第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。第2の実施の形態は、第2中継部202Xが親板201と一体構造とされているため、第1の実施の形態に比べ組立工程数を削減することができる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態の内視鏡システム1について、図10を参照して説明する。第3の実施の形態の内視鏡システム1の全体構造は、第1の実施の形態(図1、図2)と同様であるので、以下では重複する説明は省略する。第3の実施の形態は、中継部の構成の詳細において第1の実施の形態と異なる。図10(a)は中継部近傍をパイプ止めCLA1~3側から見た斜視図であり、図10(b)は、中継部近傍を中継パイプCP1~CP3側から見た斜視図である。また、図10(c)は、中継部201Xの斜視図であり、図10(d)は、中継部の組立後の状態を示す斜視図である。
この第3の実施の形態では、図10(c)に示すように、中継部201Xは、親板211に直接ネジ止めにより固定可能に構成されている。換言すれば、中継部201Xは、第1の実施の形態の第1中継部201と第2中継部202とを一体に構成した形状を有している。
この第3の実施の形態の内視鏡システム1の組立においては、図10(b)に示すように、中継部201Xに対し中継パイプCP1~4を挿入・固定し、中継パイプCP1~4の他端側に、パイプ止めCLA1~4を介して管路121A~124Aを接続する。その後、ネジ203をネジ穴SH5に挿入することで、中継部201Xを親板211に固定する。その後、図10(d)に示すように、中継パイプCP1~4の一端に対し、パイプ止めCL1~CL4を介して管路121~124を接続する。
以上説明したように、この第3の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。第3の実施の形態は、中継部の個数が少なく、その分だけ前述の実施の形態に比べ組立工程数を削減することができる。
[第4の実施の形態]
次に、本発明の第4の実施の形態の内視鏡システム1について、図11を参照して説明する。第4の実施の形態の内視鏡システム1の全体構造は、第1の実施の形態(図1、図2)と同様であるので、以下では重複する説明は省略する。第4の実施の形態は、中継部の構成の詳細において第1の実施の形態と異なる。図11(a)は中継部近傍をパイプ止めCLA1~3側から見た斜視図であり、図11(b)は、中継部近傍を中継パイプCP1~CP3側から見た斜視図である。また、図11(c)は、中継部201XXの斜視図であり、図11(d)は、中継部の組立後の状態を示す斜視図である。
この第4の実施の形態では、図11(c)に示すように、中継部201XXは、第3の実施の形態の中継部201Xと同様に、親板211に直接ネジ止めにより固定可能に構成されている。換言すれば、第1の実施の形態の第1中継部201と第2中継部202とを一体に構成した形状を有している。ただし、この中継部201XXは、中継パイプCP1~4の挿入孔が、親板211に対し平行に配列されている。その他の点は第3の実施の形態と同様である。
[その他]
本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…内視鏡システム、 100…内視鏡、 101…挿入部、 102…手元操作部、 102A…屈曲操作ノブ、 103…屈曲部、 104…先端部、 105…ユニバーサルケーブル、 106…コネクタ部、 108…送水送気用チューブ、 109…吸引用チューブ、 111…ライトガイド、 112…集光レンズ、 113…対物レンズ、 114…撮像素子、 115…電気配線、 116…送水口、 117…送気口、 118…副送水口、 119…吸引口、 120A、120B…処置具開口、 121…送水管路、 121A…送水管路、 122…送気管路、 122A…送気管路、 123…副送水管路、 123A…副送水管路、 124…吸引管路、 124A…吸引管路、 127…処置具管路、 128…処置具管路、 200…プロセッサ、 201…第1中継部、 202、202X…第2中継部、201X、201XX…中継部、 203…ネジ、 211…親板、 212…ネジ、 300…光源装置、 400…送水送気部、 500…吸引部、 600…ディスプレイ、 700…入力部、 CP1~4…中継パイプ、 H1~4…孔部、 SP1…空間。

Claims (5)

  1. 挿入部と、
    前記挿入部に接続される手元操作部と、
    前記挿入部及び前記手元操作部の内部に配置される複数の管路と、
    前記手元操作部に対し固定的に設けられる固定部材と、
    前記複数の管路を中継する中継部と
    を備え、
    前記中継部は、前記固定部材に対し固定可能な構造を有し、
    前記中継部は、前記複数の管路のうちの第1の管路を中継する第1中継部と、
    前記複数の管路のうちの第2の管路を中継する第2中継部と
    を含み、
    前記第1中継部は、前記第2中継部に対し固定可能に構成され、前記第2中継部は前記固定部材に対し固定可能に構成されたことを特徴とする内視鏡。
  2. 前記挿入部の長手方向である第1方向と交差する第2方向における前記第1中継部の幅が、前記第2方向における前記第2中継部の幅よりも大きく、前記第1中継部は、前記固定部材との間に空間を有する、請求項に記載の内視鏡。
  3. 前記固定部材は、前記手元操作部から前記挿入部の方向に延出する板状部材である、請求項1に記載の内視鏡。
  4. 前記中継部は、その第1面側から第2面側へと延びる中継用パイプとを備え、
    前記中継用パイプの一端に、第1の側の前記管路が接続され、前記中継用パイプの他端に、第2の側の前記管路が接続される、請求項1に記載の内視鏡。
  5. 挿入部と、
    前記挿入部に接続される手元操作部と、
    前記挿入部及び前記手元操作部の内部に配置される複数の管路と、
    前記手元操作部に対し固定的に設けられる固定部材と、
    前記複数の管路を中継する中継部と
    を備え、
    前記中継部は、前記固定部材に対し固定可能な構造を有し、
    前記中継部は、前記複数の管路のうちの第1の管路を中継する第1中継部と、
    前記複数の管路のうちの第2の管路を中継する第2中継部と
    を含み、
    前記第1中継部は、前記第2中継部に対し固定可能に構成され、前記第2中継部は前記固定部材と一体に構成されたことを特徴とする内視鏡。
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