JP7201646B2 - 経口組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、カロテノイドおよびイミダゾールジペプチドを含有する経口組成物に関する。特に、カロテノイドの熱分解および凝集が抑制され、不快な味覚および臭いが改善された、カロテノイドおよびイミダゾールジペプチドを含有する経口組成物に関する。
カロテノイドは、テトラテルペン骨格を持つ化合物であり、炭素と水素のみでできているカロテン類と、それ以外の元素を含むキサントフィル類とに分類される。カロテン類の化合物は、動物に吸収されるとビタミンAに変換されて、ビタミンAとしての作用を示す。カロテノイドの多くは、抗酸化作用、抗腫瘍作用、免疫賦活作用等の様々な作用を有している。特許文献1によれば、例えば、ルテインは、肉体および眼をフリーラジカルによる損傷から防護する強力な酸化防止剤であり、白内障の治療に有効であり、黄班変性症の発生を減少する。ゼアキサンチンは、肉体および眼をフリーラジカルによる損傷から防護する強力な酸化防止剤である。ビキシンはフリーラジカルを除去することができ、生体外および生体内の両方で、DNAへの酸化的損傷及び脂肪の酸化を防止することができ、結腸直腸がんに対する化学的予防効果を有する。リコペンは、酸化防止剤であり、肉体の細胞に損傷を与え得るフリーラジカルを消去し、前立腺がん、乳がん、アテローム性動脈硬化症および冠動脈疾患の合併に対して防護し、LDL酸化を低減し、血液中のコレステロールのレベルを下げ、黄班変性疾患のリスクを低減する。
ルテイン、ゼアキサンチンおよびメゾゼアキサンチンは網膜の黄斑に蓄積する黄色色素である。黄斑は光エネルギーが集中しており、細胞が密でその活動に伴う酸化ストレスが蓄積しやすいが、その光暴露および酸化ストレスを防御して、視機能を保護するのが、黄斑色素であるルテイン、ゼアキサンチンおよびメゾゼアキサンチンである(非特許文献1)。ルテインの投与によって、網膜神経細胞に蓄積する酸化ストレスが抑制され、神経細胞の生存と視機能に貢献があり、過剰な光照射による細胞の活動の異常亢進と網膜視細胞の酸化ストレスの蓄積とDNA傷害による細胞死を抑制する(非特許文献1)。ルテインの摂取によって、加齢性黄斑変性の発症リスクが57%低下し、白内障の発症リスクも約20%低下する(非特許文献2)。ルテインとゼアキサンチンの投与によって、高グレア環境下での薄明視におけるコントラスト感度が向上し、またルテインおよび/またはゼアキサンチンの投与によって、高い薄明視の状態でのコントラスト感度が改善され、低照明下での視機能が改善される(非特許文献2)。
イミダゾールジペプチドは、イミダゾールを含むアミノ酸が結合したジペプチドを表し、カルノシン、アンセリン、バレニン等が含まれる。イミダゾールジペプチドは、抗酸化作用を有しており、疲労の原因である活性酸素を抑えることで、疲労改善効果を示す(非特許文献3)。また、カルノシンは、水晶体白内障を予防または部分的に回復させ、酸化ストレスにより誘発される損傷から水晶体を防護する効果を有する(特許文献1)。カルノシンは、抗酸化作用、緩衝作用、金属イオンキレート作用、免疫賦活作用、抗グリケーション作用、および脳内タンパク質凝集抑制作用等を有しており、またイミダゾールジペプチド(カルノシン・アンセリン)は、学習機能の改善、肉体疲労感の改善、および眼精疲労感の改善をする(非特許文献4)。
特表2009-538900号公報
Functional Food,Vol.6,No.1,p.32-35(2012) Food Style 21,Vol.16,No.4,p.63-65(2002) 薬理と治療,Vol.37,No.3,p.255-263(2009) 食品と開発,Vol.42,No.9,p.52-53(2007)
カロテノイドは、光または熱によって分解が起こり易く、凝集が生じるとの問題がある。また、カロテノイドには不快な味覚があり、イミダゾールジペプチドには不快な臭いがある。そこで、本発明が解決しようとする課題は、カロテノイドの熱分解および凝集が抑制され、カロテノイドの不快な味覚およびイミダゾールジペプチドの不快な臭いが改善された、カロテノイドおよびイミダゾールジペプチドを含有する経口組成物を提供することにある。
本発明者らは、本課題を解決すべく鋭意検討した結果、カロテノイドとイミダゾールジペプチドを混合して調製した経口組成物は、意外にも、カロテノイドの光または熱による分解および凝集が抑制され、不快な味覚および臭いが改善されることを見出した。本発明は、かかる知見に基づくものであり、具体的には、本発明は以下の通りである。
[1] (A)カロテノイドおよび(B)イミダゾールジペプチドを含有する経口組成物。
[2] (A)カロテノイドのヒト1日摂取量が0.01mg~1000mgである、[1]に記載の経口組成物。
[3] (A)カロテノイドが、α-カロテン、β-カロテン、γ-カロテン、δ-カロテン、リコペン、ルテイン、ゼアキサンチン、メゾゼアキサンチン、カンタキサンチン、フコキサンチン、アスタキサンチン、アンテラキサンチン、カプサンチン、ミキソキサントフィル、ネオキサンチン、ビオラキサンチン、α-クリプトキサンチン、β-クリプトキサンチンまたはこれらの混合物である、[1]または[2]に記載の経口組成物。
[4] (B)イミダゾールジペプチドとして、魚類、両生類、爬虫類、鳥類または非ヒト哺乳類の肉、骨もしくは皮から得られたイミダゾールジペプチドを含有する動物由来エキスを含有する、[1]~[3]のいずれかに記載の経口組成物。
[5] (B)イミダゾールジペプチドが、カルノシン、アンセリン、バレニン、またはこれらの混合物を含有する、[1]~[4]のいずれかに記載の経口組成物。
[6] (A)カロテノイドおよび(B)イミダゾールジペプチドを、重量比0.002~1000:1で含有する、[1]~[5]のいずれかに記載の経口組成物。
[7] 視機能を改善させるための、[1]~[6]のいずれかに記載の経口組成物。
本発明の経口組成物によって、カロテノイドの熱分解および凝集が抑制され、不快な味覚および臭いが改善される。これにより、品質や使用感の高い経口組成物を提供することができる。また、視機能を改善させるための経口組成物を提供することができる。
1.経口組成物
本発明の経口組成物は、(A)カロテノイドおよび(B)イミダゾールジペプチドを含有する経口組成物である。
(A)カロテノイド
カロテノイドは、前記の通り、炭素と水素のみでできているカロテン類と、それ以外の元素を含むキサントフィル類とに分類される。カロテン類の化合物としては、例えば、α-カロテン、β-カロテン、γ-カロテン、δ-カロテン、リコペン等が挙げられる。キサントフィル類の化合物としては、例えば、ルテイン、ゼアキサンチン、メゾゼアキサンチン、カンタキサンチン、フコキサンチン、アスタキサンチン、アンテラキサンチン、カプサンチン、ミキソキサントフィル、ネオキサンチン、ビオラキサンチン、α-クリプトキサンチン、β-クリプトキサンチン等が挙げられる。
好ましいカロテノイドとしては、キサントフィル類の化合物が挙げられる。より好ましくは、ルテイン、ゼアキサンチン、メゾゼアキサンチン、カンタキサンチン、フコキサンチン、アスタキサンチン、アンテラキサンチン、カプサンチン、ミキソキサントフィル、ネオキサンチン、ビオラキサンチン等が挙げられ、さらに好ましくは、ルテイン、ゼアキサンチン、メゾゼアキサンチン、カンタキサンチン、フコキサンチン、アスタキサンチン等が挙げられ、特に好ましくは、ルテイン、ゼアキサンチン等が挙げられる。
本発明において、カロテノイドは、1種のみを、または複数を組み合わせて用いることができる。また、カロテノイドとして、目的のカロテノイドを含む植物の抽出エキスを用いることもできる。例えば、ルテインとして、マリーゴールド抽出エキス等を用いることができる。
本発明の経口組成物におけるカロテノイドの配合量としては、配合するカロテノイドの作用およびその作用のために必要な有効量に応じて変わるが、例えば、ヒト1日摂取量として0.01mg~1000mgが挙げられ、好ましくは0.1mg~200mgが挙げられ、より好ましくは1mg~100mgが挙げられ、特に好ましくは2mg~50mgが挙げられる。
(B)イミダゾールジペプチド
イミダゾールジペプチドは、イミダゾールを含むアミノ酸が結合したジペプチドを表し、カルノシン、アンセリン、バレニン等が含まれる。好ましいイミダゾールジペプチドとしては、カルノシン、アンセリン等が挙げられ、より好ましくはカルノシン等が挙げられる。本発明において、イミダゾールジペプチドは、1種のみを、または複数を組み合わせて用いることができる。また、イミダゾールジペプチドは、塩酸、乳酸、酢酸、硫酸、リン酸、硝酸、プロピオン酸、クエン酸、アスコルビン酸、リンゴ酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸、メタンスルホン酸、サリチル酸、シュウ酸、ステアリン酸、アジピン酸、グルコン酸、酒石酸等との塩であってもよい。
イミダゾールジペプチドは、化学合成したもの、または市販のものを用いることができる。イミダゾールジペプチドは、魚類、両生類、爬虫類、鳥類または非ヒト哺乳類の肉、骨もしくは皮から得られた動物由来エキスに含まれているため、イミダゾールジペプチドとして、上記動物由来エキスを用いることもできる。例えば、鶏胸肉から抽出して調製したエキス等を、好適に用いることができる。
本発明の経口組成物におけるイミダゾールジペプチドの配合量は、カロテノイドおよびイミダゾールジペプチドの重量比が0.002:1~1000:1となる量である。好ましい重量比としては、0.05:1~100:1が挙げられ、より好ましくは0.2:1~50:1が挙げられ、さらに好ましくは1:1~20:1が挙げられ、特に好ましくは3:1~15:1が挙げられ、また10:0.15~10:1.5も好ましい。イミダゾールジペプチドのヒト1日摂取量としては、例えば、0.01mg~500mgが挙げられ、好ましくは0.1mg~100mgが挙げられ、より好ましくは0.5mg~50mgが挙げられ、さらに好ましくは1mg~10mgが挙げられる。
カロテノイドは、一般に光または熱によって分解が起こり易く、凝集が生じる。また、カロテノイドは不快な味がし、イミダゾールジペプチドは不快な臭いがする。しかし、カロテノイドとイミダゾールジペプチドを含有する本発明の経口組成物では、後述の試験例に記載の通り、カロテノイドの光または熱による分解が抑えられ、またカロテノイドの不快な味、およびイミダゾールジペプチドの不快な臭いが抑えられる。
カロテノイドの多くはルテイン等のように脂溶性を有する。そこで、脂溶性のカロテノイドの分散性や安定性の点から、動植物油、合成油等の油脂を本発明の経口組成物に添加することが好ましい。経口組成物に含まれる油脂としては、特に限定されるものではないが、紅花油(サフラワー油)、ブドウ種子油、ひまわり油(サンフラワー油)、オリーブ油、コーン油、ゴマ油、大豆油、大豆胚芽油、菜種油、高オレイン酸菜種油、シソ油、亜麻仁油、落花生油、紅花油、綿実油、クルミ油、小麦胚芽油、魚油(EPA・DHA)、パーム油、ヤシ油、カカオ脂などの植物油脂、牛脂、ラード、鶏脂、乳脂、藻類油などの動物油脂のほか、ジグリセリドや中鎖脂肪酸トリグリセリド等の合成油や分別油、エステル交換油、水素添加油が挙げられる。好ましい油脂として植物油が挙げられ、植物油の中でより好ましいのは紅花油(サフラワー油)、ブドウ種子油、ひまわり油(サンフラワー油)、オリーブ油、コーン油、ゴマ油、大豆油、菜種油、シソ油であり、さらに好ましいのは紅花油(サフラワー油)、ブドウ種子油、ひまわり油(サンフラワー油)、オリーブ油、コーン油である。
本発明の経口組成物における油脂の配合量としては、ヒト1日摂取量で表せば、例えば、1mg~2000mgが挙げられ、好ましくは10mg~1000mgが挙げられ、より好ましくは100mg~500mgが挙げられる。
本発明の経口組成物には、製剤安定性や視機能改善の点から、さらに脂溶性抗酸化剤を添加することが好ましい。脂溶性抗酸化剤としては、特に限定されるものではないが、脂溶性ビタミン類、フラボノイド類、ポリフェノール類などが挙げられる。具体的には、トコフェロール、トコトリエノール等のビタミンE、レチノール等のビタミンA、アスタキサンチン、ユビキノン(特にCoQ10)、リグナン(特にセサミン、セサモリンなど)、クルクミン、カプサイシン、ジンゲロール、レスベラトロール、アントシアニン、シアニジン、ビルベリーエキスおよびこれらの類縁体もしくは誘導体が挙げられる。好ましい脂溶性抗酸化剤としては、例えば、ビタミンE、ジンゲロール、レスベラトロール、アノントシアニンおよびこれらの類縁体もしくは誘導体が挙げられる。脂溶性抗酸化剤は、単独で使用しても、組み合わせて使用してもよく、さらに、脂溶性酸化作用を有する物質を含有する植物エキスおよびその植物体抽出物であってもよい。
本発明の経口組成物における脂溶性抗酸化剤の配合量としては、ヒト1日摂取量で表せば、例えば、0.01mg~200mgが挙げられ、好ましくは0.1mg~10mgが挙げられ、より好ましくは0.5mg~2mgが挙げられる。
本発明の経口組成物は、本発明の経口組成物の目的とする用途に適したその他の成分を含有しても良い。その他の成分としては、通常、その用途に知られた成分等が挙げられる。長鎖脂肪酸を本発明の経口組成物に添加することができ、好適な長鎖脂肪酸としては、例えば、α-リノール酸、γ-リノレン酸、リノール酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)等が挙げられる。エイコサペンタエン酸およびドコサヘキサエン酸として魚油を用いることもできる。ビタミンA、ビタミンB類、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE等のビタミン類、カルシウム、鉄、マンガン、亜鉛等のミネラル類等を添加することができる。脂溶性抗酸化剤である点からビタミンEが好ましい。
本発明の経口組成物の製剤としては、(A)成分及び(B)成分を含有するのであれば内服が可能であることを限度として、特に制限されない。具体的には、散剤、粉末剤、細粒剤、顆粒剤、丸剤、カプセル剤、錠剤〔素錠、糖衣錠、口腔内速崩壊錠、咀嚼可能錠(チュアブル錠)、発泡錠、トローチ剤、フィルムコーティング錠等を含む〕、ドライシロップ剤、フィルム剤、液剤〔懸濁剤、乳剤、シロップ剤、リモナーデ剤等を含む〕、ゼリー剤が例示され、製菓剤〔キャンディー(飴)、グミ剤、ヌガー剤等〕も包含される。
上記の製剤は、常法に従って、上記組成物に賦形剤、必要に応じて結合剤、崩壊剤、滑沢剤、着色剤、矯味剤、矯臭剤等を加えて調製することができる。添加剤としては、当該分野で一般的に使用されるものを用いればよい。例えば、賦形剤としては、乳糖、白糖、塩化ナトリウム、ブドウ糖、デンプン、炭酸カルシウム、カオリン、微結晶セルロース、硅酸等が挙げられる。結合剤としては、水、エタノール、プロパノール、単シロップ、ブドウ糖液、デンプン液、ゼラチン液、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルスターチ、メチルセルロース、エチルセルロース、リン酸カルシウム、ポリビニルピロリドン等が挙げられる。崩壊剤としては、乾燥デンプン、アルギン酸ナトリウム、カンテン末、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリン酸モノグリセリド、乳糖等が挙げられる。滑沢剤としては、精製タルク、ステアリン酸塩、ホウ砂、ポリエチレングリコール等が挙げられる。矯味剤としては、白糖、橙皮、クエン酸、酒石酸等が挙げられる。さらに、乳化剤、増粘剤、甘味料、酸味料、香料、アミノ酸、果汁等を添加することができる。具体的には、ショ糖、異性化糖、グルコース、フラクトース、パラチノース、トレハロース、ラクトース、キシロース等の糖類、ソルビトール、キシリトール、エリスリトール、ラクチトール、パラチニット、還元水飴、還元麦芽糖水飴等の糖アルコール類、アスパルテーム、ステビア、アセスルファムカリウム、スクラロース等の高甘味度甘味料、ショ糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、レシチン等の乳化剤、カラギーナン、キサンタンガム、グァーガム、ペクチン、ローカストビーンガム等の増粘(安定)剤、クエン酸、乳酸、リンゴ酸等の酸味料、レモン果汁、オレンジ果汁、ベリー系果汁等の果汁類等が挙げられる。
本発明の経口組成物において特に好ましい製剤としては、カプセル剤が挙げられ、より好ましくは、ソフトカプセルが挙げられる。ソフトカプセルは、例えば「改訂版 にかわとゼラチン-産業史と化学技術」の第361頁~第367頁に記載されている方法で製造することができる。ソフトカプセルは、カプセルの製造と同時に薬剤が充填され、完成される。ソフトカプセルの製造法は、ロータリー法、2重ノズル法、平板法の3種類があり、特にロータリー法が最も使用されている。具体的には、以下のようにして実施することができる。グリセリン等の可塑剤、色素等の添加剤を含んだゼラチン溶液を調製し、溶解に伴って巻き込まれる液を、主に減圧下で除去する。ゼラチン溶液を、一対のキャスティングドラム上に展延し、冷却して一定の厚みの2枚のゼラチンシートを同時に形成した後、ソフトカプセルの鋳型を持った一対のローラーに送る。ローラーの間に送られた2枚のシート間に、ローラーの上部にある薬液供給装置より薬液をポンプで注入すると同時にソフトカプセルを打ち抜いて製造する。その後、付着した潤滑油を除去するため、必要に応じて有機溶剤で洗浄して、ドラム乾燥機で乾燥した後、再び調湿された部屋で乾燥する。
本発明の経口組成物が固形製剤である場合、例えば、成型加工する方法(直打法)が挙げられる。また、公知の方法に従って造粒(例えば、押出し造粒、流動層造粒又は噴霧乾燥式造粒)した後に、打錠機に投入して成型加工してもよい。なお、該固形組成物の形状や大きさには特に限定はなく、公知の方法に従って、糖衣やフィルムコート等のコーティング処理がされてもよい。
本発明の経口組成物が液剤又はゼリー剤である場合、必要に応じて、濾過及び殺菌処理し、容器に充填することもできる。なお、該液剤又はゼリー剤にはソフトカプセルに充填される液剤等も含まれる。充填するための容器は、プラスチック素材、ガラス素材、及び金属素材等の当該分野で一般的な容器に使用することができる素材を用いたものであればよく、これらは目的、用途に応じて適宜選択して用いることができる。
本発明の経口組成物が液剤又はゼリー剤の場合、経口組成物のpH(25℃)は、2~8が好ましく、2.5~7がより好ましく、3~6がさらに好ましい。
本発明の経口組成物が液剤又はゼリー剤の場合、経口組成物の25℃における粘度は、例えば、回転粘度計(RE550型粘度計、東機産業社製、ローター:1°34’×R24)で、0.1~1000mPa・sが好ましく、0.5~100mPa・sがより好ましく、1~10mPa・sがさらに好ましい。
本発明の経口組成物は、例えば、医薬品、医薬部外品、食品等に幅広く利用することができる任意の製剤、例えば、機能性表示食品、医薬製剤、医薬部外品製剤、又は特定保健用食品、栄養機能食品、老人用食品、特別用途食品、機能性食品、健康補助食品(サプリメント)、もしくは製菓錠剤等の食品用製剤を含むものである。
2.経口組成物の用途
本発明の経口組成物は、配合するカロテノイドの作用等に応じて様々な用途に用いられる。前記の通り、カロテノイドには、例えば、抗酸化作用、抗腫瘍作用、免疫賦活作用、白内障の治療、黄班変性症発生の減少、フリーラジカルによる損傷からの防護作用、動脈硬化症の治療等の作用がある。例えば、ルテイン、ゼアキサンチンおよびメゾゼアキサンチンには、網膜神経細胞に蓄積する酸化ストレスの抑制、神経細胞の生存と視機能への貢献、過剰な光照射による細胞の活動の異常亢進と網膜視細胞の酸化ストレスの蓄積とDNA傷害による細胞死の抑制、加齢性黄斑変性の発症リスク低下、白内障の発症リスク低下、高グレア環境下での薄明視におけるコントラスト感度の向上、低照明下での視機能の改善等の作用がある。また、イミダゾールジペプチドには、例えば、抗酸化作用、疲労改善効果、水晶体白内障の回復、酸化ストレスにより誘発される損傷からの水晶体の防護、眼精疲労感の改善等の作用がある。
例えば、ルテインとイミダゾールジペプチドを含有する本発明の経口組成物であれば、視機能の改善等の用途に用いられる。視機能の改善としては、眼精疲労感の改善、視力の改善、網膜神経細胞に蓄積する酸化ストレスの抑制、神経細胞の生存と視機能への貢献、過剰な光照射による細胞の活動の異常亢進と網膜視細胞の酸化ストレスの蓄積とDNA傷害による細胞死の抑制、加齢性黄斑変性の発症リスク低下、白内障の発症リスク低下、高グレア環境下での薄明視におけるコントラスト感度の向上、低照明下での視機能の改善等の用途が挙げられる。
以下、本発明を実施例、比較例および試験例によりさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに何ら限定されるものではない。
<実施例・比較例で使用した試料>
ルテイン:フローラGLOルテイン20%懸濁液(DSM社製)
イミダゾールジペプチド:チキンエキスパウダー イミダ15(イミダゾールジペプチド15%含有:日本ハム社製)
サフラワー油:サフラワーサラダ油(サミット精油社製)
ルテインおよびイミダゾールジペプチドは、使用した試料に含まれるそれぞれの含有量を、下記の表に表示した。
実施例1~5、比較例1~3
経口組成物の調製
表1の処方に従って、実施例1、比較例1および2の経口組成物を調製した。
Figure 0007201646000001
また、表2および表3の処方に従って、実施例2~5および比較例3の経口組成物を調製した。
Figure 0007201646000002

Figure 0007201646000003
試験例1
ルテインの凝集抑制効果
[試験方法]
実施例1~4および比較例1の経口組成物を各10mg採取後、容量30mLガラス瓶(スクリューキャップ)に充填し、サフラワー油10mLを加えて分散させた。冷却遠心機(EX-126:トミー精工社製)を用いて遠心分離(3100rpm;10分間)を行い、その上清を1mL採取した。さらに各試料を測定可能な吸光度域になるように希釈し、マイクロプレートリーダー(UV-2600:島津製作所製)を用いて、各試料の350~550nmにおける吸光度を測定した。ルテインは350~550nmにおいて吸収波長を有するため、吸光度曲線下面積値(AUC)を算出し、ルテイン量とした。下記式1を用いて、各試料の凝集抑制率(%)を算出した。
<式1>
ルテイン凝集抑制率=(遠心分離後のAUC)/(遠心分離前のAUC)×100
[試験結果]
試験結果を表4および表5に示す。
Figure 0007201646000004

Figure 0007201646000005

比較例1の経口組成物を遠心分離したところ、ルテインが凝集して沈降し、均一に分散していなかった。そこで、ルテイン凝集抑制率が低い数値になった。実施例1~4の経口組成物では、遠心分離後にルテインが凝集しておらず、良好な分散性を維持しており、ルテイン凝集抑制率が高い数値を示した。
本試験結果から、イミダゾールジペプチドはルテインの凝集を抑制する作用があることが確認された。
試験例2
ルテインの熱安定性改善効果
[試験方法]
ルテインの熱に対する影響について評価した。実施例1および比較例1の経口組成物を各1gずつ、容量30mLガラス瓶(スクリューキャップ)に充填し、50℃に加温した恒温層に10日間保管した。その後、試験例1と同様にAUCを測定し、下記式2を用いて、ルテインの熱安定率(%)を算出した。
<式2>
ルテイン熱安定率=(熱負荷後のAUC)/(熱負荷前の上清のAUC)×100
[試験結果]
試験結果を表6に示す。
Figure 0007201646000006

比較例1の経口組成物に熱負荷を加えたところ、ルテインが凝集して、ルテイン熱安定率が低い数値を示した。実施例1の経口組成物では、熱負荷後でもルテインが凝集および沈殿をしておらず、ルテイン熱安定性が高い数値を示した。なお、スタート時における実施例1の経口組成物、および50℃10日後の実施例1の経口組成物は、良好な分散性を示しており、濃い黄橙色をしているが、50℃10日後の比較例1の経口組成物では、ルテインが凝集して沈降していることが視覚的にも確認でき、均一に分散していなかった。
本試験結果から、イミダゾールジペプチドはルテインの熱安定性を改善する作用を有することが確認された。
試験例3
ルテインの味改善効果
[試験方法]
ルテインの味覚改善効果について評価した。試験例1で調製した、実施例1および比較例1の経口組成物について、5名の味判定員によって、各経口組成物をスパーテルで約50mg取って服用した直後に感じられる味を評価した。味スコアは、「服用に耐えられない」を15とし、「服用することができる」を0として、0~15までの段階で評価を行い、5名の数値の平均を取った。
[試験結果]
その試験結果を表7に示す。
Figure 0007201646000007

比較例1の経口組成物では、ルテインによる非常に不快な味によって、服用に対するコンプライアンスが非常に悪いことが確認された。実施例1の経口組成物では、味覚スコアは改善され、その結果、使用感が向上することが確認された。
また、実施例5および比較例3の経口組成物について、上記試験方法と同様にして、ルテインの味改善効果を評価した。その結果を、表8に示す。
Figure 0007201646000008

比較例3の経口組成物では、服用に対するコンプライアンスが非常に悪いが、実施例5の経口組成物では、味覚スコアは改善され、その結果、使用感が向上することが確認された。
以上の試験結果から、イミダゾールジペプチドはルテインの不快な味を改善する作用を有することが確認された。
試験例4
イミダゾールジペプチドの臭い改善効果
[試験方法]
イミダゾールジペプチドには鶏肉臭がある。その臭いのルテインによる改善効果について評価した。実施例1および比較例2の経口組成物を各1gずつ、10mLのガラス瓶(スクリューキャップ)に充填し、70℃の恒温層に24時間保管した。その後、経口組成物をスパーテル上に取り出し、5名の臭気判定員により、臭いの改善を評価した。臭気スコアは、「生臭い」を15、「生臭くない」を0として、0~15の段階で評価を行い、5名の数値の平均を取った。
[試験結果]
その試験結果を表9に示す。
Figure 0007201646000009

比較例2の経口組成物では、イミダゾールジペプチドが熱によって不快な臭気を発生することが確認された。実施例1の経口組成物では、臭気スコアが改善されることが確認された。
本試験結果から、ルテインはイミダゾールジペプチドの不快な臭いを改善する作用を有することが確認された。
試験例5
ルテインの臭い改善効果
ルテインには絵具臭と似た臭いがある。その臭いのイミダゾールペプチドによる改善効果について、実施例5および比較例3の経口組成物を用いて評価した。調製後の経口組成物をスパーテル上に取り出し、5名の臭気判定員により、臭いの改善を評価した。臭気スコアは、「絵具臭い」を15、「絵具臭くない」を0として、0~15の段階で評価を行い、5名の数値の平均を取った。
その試験結果を表10に示す。
Figure 0007201646000010

比較例3の経口組成物では、ルテインの臭気スコアが15であったが、実施例5の経口組成物では、臭気スコアが改善されることが確認された。
本試験結果から、イミダゾールジペプチドはルテインの不快な臭いを改善する作用を有することが確認された。
製剤例1~15
ソフトカプセル
下表に記載の成分を混合して、ソフトカプセルを製造する。
Figure 0007201646000011

Figure 0007201646000012

Figure 0007201646000013
製剤例16~18
錠剤
下表に記載の成分を混合して、錠剤を製造する。
Figure 0007201646000014
製剤例19~21
ドリンク剤
下表に記載の成分を混合して、ドリンク剤を製造する。
Figure 0007201646000015
製剤例22~24
ゼリー剤
下表に記載の成分を混合して、ゼリー剤を製造する。
Figure 0007201646000016
製剤例25~27
グミ剤
下表に記載の成分を混合して、グミ剤を製造する。
Figure 0007201646000017
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明によって、カロテノイドの熱分解および凝集が抑制され、不快な味覚および臭いが改善された、カロテノイドおよびイミダゾールジペプチドを含有する経口組成物が提供される。

Claims (3)

  1. (A)ルテインと、(B)魚類、両生類、爬虫類、鳥類または非ヒト哺乳類の肉、骨もしくは皮から得られたイミダゾールジペプチドを含有する動物由来エキスと、を含有し、
    ルテインのヒト1日摂取量が1mg~100mgであり、
    ルテインおよびイミダゾールペプチドを、重量比0.05:1~100:1で含有する、
    ヒト用の経口組成物を用いて、
    ルテインの凝集を抑制する方法。
  2. (A)ルテインと、(B)魚類、両生類、爬虫類、鳥類または非ヒト哺乳類の肉、骨もしくは皮から得られたイミダゾールジペプチドを含有する動物由来エキスと、を含有し、
    ルテインのヒト1日摂取量が1mg~100mgであり、
    ルテインおよびイミダゾールペプチドを、重量比0.05:1~100:1で含有する、
    ヒト用の経口組成物を用いて、
    ルテインの熱安定性を改善する方法。
  3. (A)ルテインと、(B)魚類、両生類、爬虫類、鳥類または非ヒト哺乳類の肉、骨もしくは皮から得られたイミダゾールジペプチドを含有する動物由来エキスと、を含有し、
    ルテインのヒト1日摂取量が1mg~100mgであり、
    ルテインおよびイミダゾールペプチドを、重量比0.05:1~100:1で含有する、
    ヒト用の経口組成物を用いて、
    ルテイン及び/又はイミダゾールジペプチドの臭い、並びに/又はルテインの味覚を改善する方法。
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