JP2014019660A - 活性酸素抑制剤 - Google Patents
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Abstract
【課題】
食品や医薬品の脂質など酸化し易い成分の酸化を防止するため活性酸素を抑制する活性酸素抑制剤を提供する。食品や医薬品に使用可能な素材のうち、食感や味覚に影響を与えない程度の少量で効果を発揮する必要がある。さらには、この活性酸素抑制剤を含有する食品及び医薬品を提供する。
【解決手段】
アスタキサンチンとクルクミンを併用することによって、それぞれ単独で使用するよりも大きな活性酸素抑制性能を有する。アスタキサンチンやクルクミンは天然由来の成分であり、飲食物など抗酸化として効果がある。また、経口で摂取することによって、生体内でも活性酸素抑制機能を発揮する。
【選択図】 図1
食品や医薬品の脂質など酸化し易い成分の酸化を防止するため活性酸素を抑制する活性酸素抑制剤を提供する。食品や医薬品に使用可能な素材のうち、食感や味覚に影響を与えない程度の少量で効果を発揮する必要がある。さらには、この活性酸素抑制剤を含有する食品及び医薬品を提供する。
【解決手段】
アスタキサンチンとクルクミンを併用することによって、それぞれ単独で使用するよりも大きな活性酸素抑制性能を有する。アスタキサンチンやクルクミンは天然由来の成分であり、飲食物など抗酸化として効果がある。また、経口で摂取することによって、生体内でも活性酸素抑制機能を発揮する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、アスタキサンチン及びクルクミンからなる活性酸素抑制剤、その活性酸素抑制剤を含む飲食物や医薬品などに関する。
生体内での活性酸素種が、種々の疾病や不健康の原因として解明されてきている。生体内で、活性酸素種は各種細胞死、癌、動脈硬化、高血圧、糖尿病などの原因の1つである。生体内では過剰な活性酸素種を消去するため、スーパーオキシドジムスターゼを含む酵素などの生体内の抗酸化機構の働きで除去されている。しかし、老化や疾病などによって生体内の抗酸化機構は低下し、活性酸素種による種々の疾病リスクが高くなる。例えば、肝臓は代謝の過程で発生する様々な活性酸素に晒されるが、生体内の抗酸化機能が低下すると活性酸素が除去されず、酸化ストレスによる肝臓病のリスクが高まる。さらに鉄の過剰摂取で肝臓に鉄が蓄積すると、フェントン反応によりヒドロキシルラジカルの発生が促進され、過剰の活性酸素によって肝炎が引き起こる。
活性酸素種は、酸素呼吸を行う生物の生体内で必ず生じるものであり、スーパーオキシドアニオン、ヒドロキシルラジカル、一重項酸素、過酸化水素の主に4種類がある。これらの活性酸素種が脂質を酸化することによって過酸化脂質を生じ、過酸化脂質が脂質を連鎖的に参加して多量の過酸化脂質を形成し、最終的に生体に影響を与えている。よって、経口で摂取する脂質には過酸化物が含まれていないことが好ましい。
近年、食品中を通じて摂取される活性酸素や過酸化物が問題となっている。食品中には添加物の過酸化水素以外にも、自然にカテキンやアスコルビン酸から生じる過酸化水素が含まれている。過酸化水素は最も反応性が高いヒドロキシルラジカルを生じるので注意が必要である。また、食品に含まれる活性酸素は、食品保存中での脂質の酸化の原因やレンジで温めるときに生じやすいので、保存中や調理中に活性酸素の発生を抑制することが求められている。
アスタキサンチンは、エビ、カニ等の甲殻類、サケ、タイ等の魚類、緑藻ヘマトコッカス等の藻類、赤色酵母ファフィア等の酵母類等、天然、特に海洋に広く分布し、赤色色素として用いられ、ビタミンEの約1000倍、β−カロテンの約40倍の抗酸化作用を有することが知られている(特許文献1)。
クルクミンは、ウコンの黄色色素であって、ポリフェノールの一種である。クルクミンは、抗酸化作用、抗腫瘍作用、抗アミロイド作用、及び抗炎症作用を有することが知られている(特許文献2)。
ローズマリー、クルクミン、アスタキサンチン及びトコトリエノールを配合した抗酸化剤が知られている(特許文献3)。しかし、両方の成分を実際に配合した場合の抗酸化効果、具体的な活性酸素種、被抗酸化部位の対象については知られていない。抗酸化物を複数配合しても、抗酸化作用が相乗的に向上することは少なく、減少することも多い。また、プロオキシダント効果などにより、抗酸化剤を多く摂取した場合に悪影響が起こることが知られている。
飲食物や医薬品などに配合可能な食経験が豊富な天然成分からなる活性酸素抑制剤を提供する。
本発明者らは、上記の目的を達成するため鋭意検討した結果、食経験が豊富で安全性が高い天然素材の中から、アスタキサンチンとクルクミンを併用することによって活性酸素抑制作用が極めて有効であることを見出し、本発明を完成した。
アスタキサンチンとクルクミンを併用することによって、食品や医薬品中での活性酸素を有意に抑制することができ、食品や医薬品、生体内の酸化を抑制することができる。また、活性酸素を抑制することによって、活性酸素による酸化物が原因となる疾病を予防・改善することができる。
本発明は、アスタキサンチン及びクルクミンからなる活性酸素抑制剤、特に飲食物や医薬品用の活性酸素抑制剤である。本発明の、活性酸素抑制剤を含む飲食物や医薬品は、アスタキサンチン単独又はクルクミン単独よりも、活性酸素種に対して脂肪酸などが酸化されず、過酸化物の含量を極めて少なくすることができる。
本発明において活性酸素種とは、ヒドロキシルラジカル、過酸化水素、スパーオキシドアニオンラジカル、一重項酸素、脂質のラジカル、脂質の過酸化物及び脂質の過酸化物のラジカルなどである。本発明の活性酸素抑制剤は、これら活性酸素種のうち、特にヒドロキシルラジカル、脂質のラジカル及び脂質の過酸化物のラジカルに対して有効に抑制でき、ヒドロキシルラジカルに対して最も効果的である。
アスタキサンチン又はクルクミンはそれら単独でも活性酸素消去作用があるが、併用することによって、活性酸素消去作用を強めることができ、それぞれの添加量だけでなく、合計の添加量を減らすことができる。アスタキサンチンやクルクミンは天然由来のものを用いる場合、錠剤やカプセル剤などの大きさの問題、味や原料由来の臭いの問題があり単独で大量に用いるのは難しい。例えば、クルクミンの1倍モル量とアスタキサンチンの0.5倍モル量は、クルクミンの5倍モル量に相当し、クルクミンの使用量を減らすことができる。
本発明に係わるアスタキサンチンについて説明する。
本発明の記載で、特に記載がない限り、アスタキサンチンはアスタキサンチン及び/又はそのエステル体を含む。さらに、アスタキサンチンのエステルにはモノエステル体及び/又はジエステル体を含む。
本発明の記載で、特に記載がない限り、アスタキサンチンはアスタキサンチン及び/又はそのエステル体を含む。さらに、アスタキサンチンのエステルにはモノエステル体及び/又はジエステル体を含む。
本発明のアスタキサンチンとしては、アスタキサンチンの遊離体、モノエステル体、ジエステル体の少なくとも一種を用いることができる。ジエステル体は2つの水酸基がエステル結合により保護されているため化学的及び物理的に遊離体やモノエステル体よりも安定性が高く、酸化分解されにくい。しかし、腸内で酵素により、又は生体中に取り込まれると生体内酵素により速やかにアスタキサンチンに加水分解され、効果を示すものと考えられている。
アスタキサンチンのモノエステルとしては、低級又は高級飽和脂肪酸、あるいは低級又は高級不飽和脂肪酸によりエステル化されたエステル類をあげることができる。前記低級又は高級飽和脂肪酸、あるいは低級又は高級不飽和脂肪酸の具体例としては、酢酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ペンタデカン酸、パルミチン酸、パルミトオレイン酸、へブタデカン酸、エライジン酸、リシノール酸、ベトロセリン酸、バクセン酸、エレオステアリン酸、プニシン酸、リカン酸、パリナリン酸、ガドール酸、5−エイコセン酸、5−ドコセン酸、セトール酸、エルシン酸、5、13−ドコサジエン酸、セラコール酸、デセン酸、ステリング酸、ドデセン酸、オレイン酸、ステアリン酸、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸などをあげることができる。また、カロテノイドのジエステルとしては前記脂肪酸からなる群から選択される同一又は異種の脂肪酸によりエステル化されたジエステル類をあげることができる。
さらに、アスタキサンチンのモノエステルとしては、グリシン、アラニンなどのアミノ酸;酢酸、クエン酸などの一価又は多価カルボン酸;リン酸、硫酸などの無機酸;グルコシドなどの糖;グリセロ糖脂肪酸、スフィンゴ糖脂肪酸などの糖脂肪酸;グリセロ脂肪酸などの脂肪酸;グリセロリン酸などによりエステル化されたモノエステル類をあげることができる。なお、考えられ得る場合は前記モノエステル類の塩も含む。脂肪酸の誘導体としては、上記脂肪酸のリン脂質型、アルコール型、エーテル型、ショ糖エステル型、ポリグリセリンエステル型があげられる。
アスタキサンチンのジエステルとしては、前記低級飽和脂肪酸、高級飽和脂肪酸、低級不飽和脂肪酸、高級不飽和脂肪酸、アミノ酸、一価又は多価カルボン酸、無機酸、糖、糖脂肪酸、脂肪酸及びグリセロリン酸からなる群から選択される同一又は異種の酸によりエステル化されたジエステル類をあげることができる。なお、考えられ得る場合は前記ジエステル類の塩も含む。グリセロリン酸のジエステルとしては、グリセロリン酸の飽和脂肪酸エステル類、又は高級不飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸又は飽和脂肪酸から選択される脂肪酸類を含有するグリセロリン酸エステル類などをあげることができる。
アスタキサンチンとは、天然物由来のもの又は合成により得られるものを意味する。天然物由来のものとしては、例えば、ヘマトコッカスなどの微細藻類、ファフィアなどの酵母類、エビ、オキアミ、カニなどの甲殻類の甲殻、イカ、タコなどの頭足類の内臓、種々の魚介類の皮やヒレ、ナツザキフクジュソウなどのAdonis属植物の花弁、Paracoccus sp. N81106、Brevundimonas sp. SD212、Erythrobacter sp. PC6などのα−プロテオバクテリア類、Gordonia sp. KANMONKAZ-1129などの放線菌、Schizochytriuym sp. KH105などのラビリンチュラ類(特にヤブレツボカビ科)やアスタキサンチン産生遺伝子組み換え生物体などから得られるものをあげることができる。夾雑物の除去のしやすさやアスタキサンチンの生産性から、ヘマトコッカス藻、ファフィア酵母及び細菌類のアスタキサンチン含有抽出物が好ましく、抽出方法としてはアセトン、エタノール及び超臨界(亜臨界含む)二酸化炭素などの有機溶媒が好ましい。
本発明に係わるクルクミンについて説明する。
本発明の記載で、特に記載がない限り、クルクミンはクルクミン及びその誘導体を含む。クルクミンの誘導体としては、クルクミン、デメトキシクルクミン、ビスデメトキシクルクミン及びこれらを還元して得られるテトラヒドロクルクミン類である。これらを1種以上混合して用いてよい。
本発明の記載で、特に記載がない限り、クルクミンはクルクミン及びその誘導体を含む。クルクミンの誘導体としては、クルクミン、デメトキシクルクミン、ビスデメトキシクルクミン及びこれらを還元して得られるテトラヒドロクルクミン類である。これらを1種以上混合して用いてよい。
クルクミンの由来としては、化学合成品及び天然物のいずれを用いてもよい。天然物は、クルクミンが含まれている天然素材や天然素材からの抽出物を用いることができる。天然素材としては、ウコン属に属する植物を用いることができ、例えば、キョウオウ(春ウコン)、ウコン(秋ウコン)、ガジュツ及びハナショウガなどがあげられる。
また、クルクミンを含くむ天然素材や天然素材からの抽出物を用いることができる。天然素材としては、ウコンの乾燥末やウコンの抽出物などがあげられる。
また、クルクミンを含くむ天然素材や天然素材からの抽出物を用いることができる。天然素材としては、ウコンの乾燥末やウコンの抽出物などがあげられる。
本発明の活性酸素抑制剤でのアスタキサンチンとクルクミンの重量比は、1:0.1〜1:100であり、好ましくは1:0.2〜1:20であり、より好ましくは1:1〜1:7である。これらの比率の範囲内で特に相乗的な活性酸素抑制剤能力を有する。クルクミンの配合量が多いとクルクミン特有の香りと味が強くなるため好ましくない。
本発明の活性酸素抑制剤におけるアスタキサンチンの量は、アスタキサンチン遊離体換算量で、成人では1日あたり体重1kg当たり、0.0001〜1mg、好ましくは0.001〜0.5mg、より好ましくは0.01〜0.2mgの摂取量が可能なように配合することができる。1日でこれらの摂取量が可能であるように、複数回に分けて摂取可能なよう分割する形態とすることができる。投与量は、投与される人の年齢、体重、症状の程度、投与形態によって異なる。
本発明の活性酸素抑制剤におけるクルクミンの量は、クルクミン遊離体換算量で、成人では1日あたり体重1kg当たり、0.01〜10mg、好ましくは0.1〜5mg、より好ましくは0.1〜2mgの摂取量が可能なように配合することができる。1日でこれらの摂取量が可能であるように、複数回に分けて摂取可能なよう分割する形態とすることができる。投与量は、投与される人の年齢、体重、症状の程度、投与形態によって異なる。
本発明の効果を補助するため、補助効果を有する物質を添加することができる。例えば、ビタミンA類;カロテノイド類(キサントフィル除く);ビタミンB類;ビタミンC類;ビタミンD類、ビタミンE類;トコトリエノール類;グルタチオン及びこれらの誘導体並びにこれらの塩;リグナン、カテキン、アントシアニン、タンニン、ルチン、クロロゲン酸、エラグ酸、クマリンなどのポリフェノール類;リノール酸、α−又はγ−リノレイン酸、アラキドン酸、エイコサペンタエン酸、イワシ酸、ドコサヘキサエン酸及びその誘導体並びにそれらの塩;コラーゲン、エラスチン、フィブロネクチン、ケラチンから選ばれるタンパク質及びそれらの誘導体並びに加水分解物;アラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、グルタミン、グルタミン酸、グリシン、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リシン、メチオニン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、スレオニン、トリプトファン、チロシン、バリン、オルニチンなどのアミノ酸及びカルノシンなどのアミノ酸の誘導体及びその塩類並びにペプチド;グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、クエン酸、サリチル酸などのα−ヒドロキシ酸及びそれらの誘導体並びにそれらの塩;血清除蛋白、脾臓、胎盤、鶏冠、ローヤルゼリー、酵母、乳酸菌、ビフィズス菌、霊芝、ニンジン、センブリ、ローズマリー、オウバク、ニンニク、ヒノキチオール、セファランチン、アロエ、サルビア、アルニカ、カミツレ、シラカバ、オトギリソウ、ユーカリ、ムクロジ、センプクカ、ケイケットウ、サンペンズ、ソウハクヒ、トウキ、イブキトラノオ、クララ、サンザシ、シラユリ、ホップ、ノイバラ、ヨクイニン、ドクダミ、海藻、納豆、レモングラス、ハイビスカスなどの天然物並びにそれらの抽出物;アデノシン三リン酸、アデノシン二リン酸、アデノシン一リン酸などのアデニル酸誘導体;鉄、バナジウム、モリブデン、マンガン、銅、カリウム、マグネシウム、カルシウム、亜鉛、セレン、ヨウ素などのミネラル類;マンニトール、キシリトール、グルコサミンなどの単糖類;ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、ヘパラン硫酸、ヘパリン、ケラタン硫酸、グリコーゲン、キチン、キトサンなどの多糖類;デオキシリボ核酸、リボ核酸などの核酸類;その他のグリチルリチン酸、グアニン、ムチン、ユビキノン、α−リポ酸、オクタコサノール、アリシン、アリイン、ラズベリーケトン、カプシエイト、蜂蜜、ローヤルゼリー、カプサイシンなど、並びにそれらの混合物からなる群から1種又は2種以上選択することができる。これらの成分は、医薬品全量に対して一般には0.01〜90重量%、好ましくは0.1〜50重量%配合され、一種以上組み合わせて用いることができる。
本発明の活性酸素抑制剤は、医薬品や飲食物、飼料に配合することができる。本発明で、医薬品には、医薬品の他に医薬部外品なども含まれ、形態としては、錠剤、カプセル剤、散剤などの固形剤、液剤、皮膚外用剤などの形態をとることができる。
本発明の活性酸素抑制剤を含む医薬品は、一般製剤の製造に用いられる種々の添加剤を適当量含んでいてもよい。このような添加剤として、例えば賦形剤、結合剤、酸味料、発泡剤、人工甘味料、香料、滑沢剤、着色剤、安定化剤、pH調整剤、界面活性剤などが挙げられる。賦形剤としては、例えばトウモロコシデンプン、馬鈴薯デンプン、コムギコデンプン、コメデンプン、部分アルファー化デンプン、アルファー化デンプン、有孔デンプン等のデンプン類、乳糖、ショ糖、ブドウ糖などの糖、マンニトール、キシリトール、エリスリトール、ソルビトール、マルチトールなどの糖アルコール、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、ハイドロタルサイト、無水リン酸カルシウム、沈降炭酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、軽質無水ケイ酸などの無機化合物などがあげられる。結合剤としては、例えばヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、アラビアゴム末、ゼラチン、プルランなどが挙げられる。崩壊剤としては、例えばデンプン、寒天、カルメロースカルシウム、カルボキシメチルスターチナトリウム、クロスカルメロースナトリウム、クロスポビドン、結晶セルロース、F−MELT(商標、富士化学工業(株)製)などがあげられる。酸味剤としては、例えばクエン酸、酒石酸、リンゴ酸、アスコルビン酸などがあげられる。発泡剤としては、例えば炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウムなどが挙げられる。甘味料としては、例えばサッカリンナトリウム、グリチルリチン二カリウム、アスパルテーム、ステビア、ソーマチンなどが挙げられる。香料としては、例えばレモン油、オレンジ油、メントールなどが挙げられる。滑沢剤としては、例えばステアリン酸マグネシウム、ショ糖脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール、タルク、ステアリン酸、フマル酸ステアリルナトリウムなどが挙げられる。着色剤としては、例えば食用黄色5号、食用赤色2号、食用青色2号などの食用色素、食用レーキ色素、三二酸化鉄などが挙げられる。安定化剤としては、エデト酸ナトリウム、トコフェロール、シクロデキストリン等が挙げられる。pH調整剤としては、クエン酸塩、リン酸塩、炭酸塩、酒石酸塩、フマル酸塩、酢酸塩、アミノ酸塩などが挙げられる。界面活性剤として、ポリソルベート80、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ナトリウムカルボキシルメチルセルロース、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、アラビアガム、粉末トラガントなどがあげられる。アスタキサンチンやトコトリエノールの吸収や製剤化を良くするためには粉末状態にすることができる。
シロップ、ドリンク剤、懸濁液、点眼剤、注射剤などの液剤は、有効成分を必要に応じてpH調製剤、緩衝剤、溶解剤、懸濁剤等、張化剤、安定化剤、防腐剤などの存在下、常法により製剤化することができる。懸濁剤としては、例えば、ポリソルベート80、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ナトリウムカルボキシルメチルセルロース、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、アラビアガム、粉末トラガントなどを挙げることができる。溶解剤としては、例えば、ポリソルベート80、水添ポリオキシエチレンヒマシ油、ニコチン酸アミド、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、マクロゴール、ヒマシ油脂肪酸エチルエステルなどを挙げることができる。安定化剤としては、例えば亜硫酸ナトリウム、メタ亜硫酸ナトリウムなどを挙げることができる。防腐剤としては、例えば、p−ヒドロキシ安息香酸メチル、p−ヒドロキシ安息香酸エチル、ソルビン酸、フェノール、クレゾール、クロロクレゾールなどを挙げることができる。
皮膚外用剤の形態には、特に限定されず、例えば、乳液、クリーム、化粧水、パック、分散液、洗浄料、メーキャップ化粧料、頭皮・毛髪用品等の化粧品や、軟膏剤、クリーム剤、外用液剤等の医薬品などとすることができる。上記成分以外に、通常化粧品や医薬品等の皮膚外用剤に用いられる成分、例えば、美白剤、保湿剤、各種皮膚栄養成分、紫外線吸収剤、酸化防止剤、油性成分、界面活性剤、増粘剤、アルコール類、色剤、水、防腐剤、香料等を必要に応じて適宜配合することができる。
飲食物としては、サプリメント、保健機能食、特別用途食品、健康食品、一般食品、飲料に配合することができ、摂取のしやすさや摂取量が決めやすいことから、サプリメント、保健機能食、特別用途食品が好ましく、前述医薬品と同様の形態、錠剤、口腔内速崩壊錠、カプセル、顆粒、細粒などの固形投与形態、シロップ及び懸濁液のような液体投与形態で摂取することができる。上記医薬品用製剤で用いる成分のうち、食品で使用可能なものを選択でき、その他に乳蛋白質、大豆蛋白質、卵アルブミン蛋白質など、又は、これらの分解物である卵白オリゴペプチド、大豆加水分解物、アミノ酸単体の混合物を併用することもできる。また、ドリンク形態で提供する場合は、栄養バランス、摂取時の風味を良くするためにアミノ酸、ビタミン類、ミネラル類などの栄養的添加物、甘味料、香辛料、香料及び色素などを配合してもよい。本発明の飲食物の形態は、これらに限定されるものではない。
本発明において、機能性食品とは、国や公共団体が許可・指定している医薬品的な効能を有する食品であり、例えば、栄養機能食品や特定保健用食品などの保健機能食品、特別用途食品などである。なお、状況や時代により名称や規程が変化するが、本質的に同じであるものは本発明に含まれる。医薬品的な効能を表示したパッケージや容器、説明文書を含む食品も含まれる。
一般食品、すなわち飲食物の形態例としては、マーガリン、バター、バターソース、チーズ、生クリーム、ショートニング、ラード、アイスクリーム、ヨーグルト、乳製品、ソース肉製品、魚製品、漬け物、納豆、煮豆、炒り豆、豆腐、麻婆豆腐、ミックスナッツ、フライドポテト、ポテトチップス、スナック菓子、かきもち、ポップコーン、ふりかけ、チューインガム、チョコレート、プリン、ゼリー、グミキャンディー、キャンディー、ドロップ、キャラメル、パン、カステラ、ケーキ、ドーナッツ、ビスケット、クッキー、クラッカー、焼き菓子、マカロニ、パスタ、ラーメン、蕎麦、うどん、サラダ油、インスタントスープ、ドレッシング、卵、マヨネーズ、みそなど、又は果汁飲料、清涼飲料、スポーツ飲料などの炭酸系飲料又は非炭酸系飲料など、茶、コーヒー、ココアなどの非アルコール又はリキュール、薬用酒などのアルコール飲料、栄養ドリンク、牛乳、豆乳などの一般食品への添加例を挙げることができる。
飲食物では、アスタキサンチン及びクルクミンを一般食品の原料と共に配合し、常法に従って加工製造することにより製造される。アスタキサンチン及びクルクミンの配合量は食品の形態などにより異なり特に限定されるものではないが、一般にはアスタキサンチン及びクルクミンの使用量は当業者が飲食物の種類に応じて適宜選択でき、前述の量を配合することができる。
本発明の活性酸素抑制剤を含む医薬品や飲食物の形態で摂取、吸収することによって、生体内での活性酸素を抑制することができる。アスタキサンチンやクルクミンは親油性であり、体内では脂質部分に多く存在し、活性酸素による脂質の酸化を抑制する。特に、スーパーオキシドオニオンラジカルが発生し、脂質の過酸化物を形成する系において、途中段階で最も反応性の高いヒドロキシルラジカルをよく消去し、脂質の過酸化を抑制することができる。
本発明の活性酸素抑制剤を含む医薬品や飲食物の形態で摂取することによって、ヒドロキシルラジカルなどの活性酸素や脂質の過酸化が原因となっている疾病を改善・予防することができる。疾病としては、例えば、老化、疲労、筋肉疲労、眼精疲労、免疫低下、メタボリックシンドローム、脳機能改善、肝機能改善、胃炎・関節炎などの炎症緩和、虚血性疾患改善、糖尿病性腎症・網膜症・神経症などの合併症進展抑制、血中乳酸蓄積阻害、筋肉損傷軽減、筋肉持久力向上や目の調節機能改善などがあげられる。
本発明の活性酸素抑制剤を飼料に配合した場合も、医薬品や飲食物と同様の効果を得ることができ、例えば、マウス、ハムスター、ラット、ウサギ、犬、猫、豚、牛、馬、羊、猿、鳥、ワニ、ヘビ、カエル、金魚などに投与することができる。
本発明の飼料は、固形製剤、固形、ペレット状、粒状、ビスケット状、練り状などの形態及びドライフード、セミドライフード(例えば、水分含有量10〜50重量%程度の飼料)、又は缶詰などのウェットフード(例えば、水分含有量が50〜80重量%程度の飼料)等に特に制限されない。従来の飼料製造の過程において適当な工程でアスタキサンチンを1種又は2種以上を飼料の材料に添加混合、又はアスタキサンチンを1種又は2種以上の水溶液を飼料にふりかけて製造することができる。本発明の飼料は、市販の飼料にアスタキサンチンを1種又は2種以上を添加混合したり、振りかけても作ることができる。また、人用の栄養補助食品と同様に、摂取が容易である錠剤、舌下錠、丸剤、散剤、粉剤、細粒剤、顆粒剤、カプセル剤及び軟カプセルなどの固形製剤で製造することができる。
配合可能な原料としては、飼料として使用し得るものなら特に制限はないが、飼料の原料としては、飼料の種類に応じて、慣用の成分、例えば、魚粉、魚肉、魚介類、フィッシュミール、畜肉、肉粉、肉骨粉、血粉、フェザーミール、蚕蛹油粕、脱脂粉乳、動物性油脂(牛油、豚油、骨油など)、鶏卵類、乳類などの動物性原料;ビール酵母、トルラ酵母などの微生物;トウモロコシ、マイロ、小麦、大麦、ライ麦、エン麦、小麦粉、玄米、アワ、大豆、キナコ、キャッサバなどの穀類;アルファー化デンプン、デンプンなどのデンプン類;大豆油粕、脱皮大豆油粕、ナタネ油粕、ラッカセイ油粕、ヤシ油粕、ヒマワリ油粕、アマニ油粕、ゴマ油粕、サフラワー油粕、パーム核油粕、カポック油粕などの油粕類;米ヌカ、大麦ヌカ、ふすまなどのヌカ類;グルンフィード、グルテンミール、澱粉粕、精蜜、醤油粕、ビール粕、ビートパルプ、バガス、豆腐粕、麦芽根、ミカン皮、蜜柑ジュース粕などの製造粕類;アルファルファミール、チモシー乾草、藁などの繊維素;賦形剤、結合剤、崩壊剤、食塩、砂糖などの糖類、ビタミン類、アミノ酸類、ミネラル類などの成分を一種又は二種以上配合して使用することができる。
固形製剤に配合可能な原料としては、前述の原料の他に、例えば、人の食品分野で一般的に用いられる担体と均一に混合して製造できる。具体的には、シュークロース、ソルビトール、フラクトース等の糖類、ポリエチレングリコール、プロピレングリコールなどのグリコール類、ゴマ油、菜種油、オリーブ油、大豆油などの油類、ストロベリー・フレーバー、ペッパーミントなどのフレーバー類などを使用して製造できる。また、散剤、丸剤、カプセル、軟カプセル、錠剤の形態で、ラクトース、グリコース、シュークロース、乳糖、マニトール、コーンスターチ、二酸化ケイ素などの賦形剤、デンプン、アルギン酸ソーダなどの崩壊剤、ステアリン酸マグネシウム、タルクなどの滑沢剤、ポリビニルアルコール、ヒドロキシプロピルセルロース、ゼラチン、カゼインなどの結合剤、グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、サポニン、レシチンなどの乳化剤、グアーガム、アルギン酸、カラギーナン、寒天、ペクチン、アラビアガム、結晶セルロースなどの増粘剤、グリセリンなどの可塑剤を用いて製造できる。錠剤型としては錠剤及び軟カプセルは摂取が容易であるので好ましい。
本発明をさらに詳細に説明にするために以下に実施例をあげるが、本発明がこの実施例のみに限定されない。
[試料の調整]
各試料をそれぞれクロロホルム1mlに溶解させ、試料の2mMと5mMを調整し、卵黄ホスファチジルコリンをエタノールに溶解し、20mMの卵黄ホスファチジルコリン溶液を調整した。表1の配合量に従って、各試料溶液と卵黄ホスファチジルコリンの溶液を混合して調整液を得た。その調整液に窒素ガスを吹き付けて溶媒を除去したのち、クロロホルム100μlで再溶解し、窒素ガスを吹き付けて溶媒を除去し、脂質膜を作成した。この脂質膜に10mMの2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール/HCl緩衝液(pH7.4)を200μl添加し、室温で超音波処理して10mMリポソーム溶液を調整した。
試料として、アスタキサンチン(SIGMA社製)、クルクミン(和光純薬工業(株)製)、コエンザイムQ10(SIGMA社製)を用いた。アスタキサンチン、クルクミン及びコエンザイムQ10はホスファチジルコリンに対してモル百分率を基に添加量を定めた。
各試料をそれぞれクロロホルム1mlに溶解させ、試料の2mMと5mMを調整し、卵黄ホスファチジルコリンをエタノールに溶解し、20mMの卵黄ホスファチジルコリン溶液を調整した。表1の配合量に従って、各試料溶液と卵黄ホスファチジルコリンの溶液を混合して調整液を得た。その調整液に窒素ガスを吹き付けて溶媒を除去したのち、クロロホルム100μlで再溶解し、窒素ガスを吹き付けて溶媒を除去し、脂質膜を作成した。この脂質膜に10mMの2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール/HCl緩衝液(pH7.4)を200μl添加し、室温で超音波処理して10mMリポソーム溶液を調整した。
試料として、アスタキサンチン(SIGMA社製)、クルクミン(和光純薬工業(株)製)、コエンザイムQ10(SIGMA社製)を用いた。アスタキサンチン、クルクミン及びコエンザイムQ10はホスファチジルコリンに対してモル百分率を基に添加量を定めた。
[活性酸素種の除去試験]
0.25M過酸化水素溶液100μlと10mMの試料リポソーム溶液を200μlを混合し、1mMのルミノール試薬170μlと1mMの硫酸鉄溶液200μlを加えて、ヒドロキシルラジカル(・OH)発生させた。ルミノールの発光量をルミノーメーター(AB-2200、ATTO社製)で測定し、ヒドロキシルラジカルの発生量を評価した。試料なしのヒドロキシルラジカルの発生量を100として、各試料のヒドロキシルラジカルの消去率[%]を求めた。
本実験系において測定時間内に発生するヒドロキシルラジカル量は常に一定であるので、クルクミンとアスタキサンチン混合物の理論上の・OH消去率は下式[I]で算出した。
理論上の・OH消去率=[1−(1−クルクミンの・OH消去率/100)×(1−アスタキサンチンの・OH消去率/100)]×100 [I]
0.25M過酸化水素溶液100μlと10mMの試料リポソーム溶液を200μlを混合し、1mMのルミノール試薬170μlと1mMの硫酸鉄溶液200μlを加えて、ヒドロキシルラジカル(・OH)発生させた。ルミノールの発光量をルミノーメーター(AB-2200、ATTO社製)で測定し、ヒドロキシルラジカルの発生量を評価した。試料なしのヒドロキシルラジカルの発生量を100として、各試料のヒドロキシルラジカルの消去率[%]を求めた。
本実験系において測定時間内に発生するヒドロキシルラジカル量は常に一定であるので、クルクミンとアスタキサンチン混合物の理論上の・OH消去率は下式[I]で算出した。
理論上の・OH消去率=[1−(1−クルクミンの・OH消去率/100)×(1−アスタキサンチンの・OH消去率/100)]×100 [I]
ここで、ヒロドロキシルラジカルは代表的な活性酸素種であり、この消去率が高いことは活性酸素抑制能力が高いことを示す。アスタキサンチンはクルクミン及びコエンザイムQ10(CoQ10)それぞれ単独に対して消去率が高い。比較例1、2より、クルクミンは濃度依存的に抗酸化能力が高くなっているが、クルクミンの量が多いほど活性酸素抑制能力の効率が下がっている。比較例5のアスタキサンチンとコエンザイムQ10を共に用いた場合、実際の消去率は理論消去率よりも低くなっている。しかし、実施例1のアスタキサンチンとクルクミンを組み合わせた場合、実際の消去率は理論消去率よりも1割程度高くなっており、相乗的な活性酸素抑制能力があることを示す。また、実施例1の試料の量は、比較例2のクルクミン(5.0mol%)の試料量よりも大幅に減らすことができる。
[製造例1] 錠剤
常法に従って下記成分を下記組成比で均一に混合・打錠し、1粒400mgの錠剤とした。
アスタリールパウダー20F 20重量部
ウコン粉末(クルクミン3%含有) 30重量部
粉末セルロース 19重量部
還元麦芽水飴 15重量部
寒天 12重量部
二酸化ケイ素 1重量部
ショ糖脂肪酸エステル 3重量部
アスタリールパウダー20F〔富士化学工業(株)製〕はフリー体換算で2重量%のアスタキサンチンを含む粉末である。
常法に従って下記成分を下記組成比で均一に混合・打錠し、1粒400mgの錠剤とした。
アスタリールパウダー20F 20重量部
ウコン粉末(クルクミン3%含有) 30重量部
粉末セルロース 19重量部
還元麦芽水飴 15重量部
寒天 12重量部
二酸化ケイ素 1重量部
ショ糖脂肪酸エステル 3重量部
アスタリールパウダー20F〔富士化学工業(株)製〕はフリー体換算で2重量%のアスタキサンチンを含む粉末である。
[製剤例2] ドリンク剤
下記成分を配合し、常法に従って、水を加えて10Lとし、ドリンク剤を調製した。
水溶性アスタキサンチン液 50g
ウコンエキス(クルクミン3%含有) 70g
ローヤルゼリー 1g
液糖 1000g
DL−酒石酸ナトリウム 1g
クエン酸 10g
ビタミンC 10g
ビタミンE 20g
シクロデキストリン 25g
塩化カリウム 2g
硫酸マグネシウム 1g
水溶性アスタキサンチン液〔富士化学工業(株)製〕はフリー体換算で0.5重量%のアスタキサンチンを含むヘマトコッカス藻抽出オイルを水溶液化したものである。
下記成分を配合し、常法に従って、水を加えて10Lとし、ドリンク剤を調製した。
水溶性アスタキサンチン液 50g
ウコンエキス(クルクミン3%含有) 70g
ローヤルゼリー 1g
液糖 1000g
DL−酒石酸ナトリウム 1g
クエン酸 10g
ビタミンC 10g
ビタミンE 20g
シクロデキストリン 25g
塩化カリウム 2g
硫酸マグネシウム 1g
水溶性アスタキサンチン液〔富士化学工業(株)製〕はフリー体換算で0.5重量%のアスタキサンチンを含むヘマトコッカス藻抽出オイルを水溶液化したものである。
Claims (11)
- アスタキサンチンとクルクミンからなる活性酸素抑制剤。
- アスタキサンチンとクルクミンの配合比が、1:0.1〜1:100である請求項1に記載の活性酸素抑制剤。
- アスタキサンチンとクルクミンの配合比が、1:1〜1:7である請求項1に記載の活性酸素抑制剤。
- 活性酸素がヒドロキシルラジカルである請求項1〜3のいずれか1項に記載の活性酸素抑制剤。
- アスタキサンチンが、ヘマトコッカス藻由来である請求項1〜4のいずれかの1項に記載の活性酸素抑制剤。
- クルクミンが、ウコン由来である請求項1〜5のいずれかの1項に記載の活性酸素抑制剤。
- 配合量が1日に摂取分で、成人では1日あたり体重1kg当たりアスタキサンチンが0.001〜0.5mgである請求項1〜6のいずれかの1項に記載の活性酸素抑制剤。
- 配合量が1日に摂取分で、成人では1日あたり体重1kg当たりクルクミンが0.01〜10mgである請求項1〜6のいずれかの1項に記載の活性酸素抑制剤。
- 請求項1〜8のいずれかの1項に記載の活性酸素抑制剤を含む飲食物。
- 請求項1〜8のいずれかの1項に記載の活性酸素抑制剤を含む医薬品。
- 活性酸素の抑制が生体で発揮する請求項1〜8のいずれかの1項に記載の活性酸素抑制剤。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015003907A (ja) * | 2013-05-23 | 2015-01-08 | 株式会社コーセー | 組成物 |
JP2016163558A (ja) * | 2014-10-06 | 2016-09-08 | 扶桑化学工業株式会社 | 水中動物用飼料、水中動物用発育向上剤、および、それらを用いた養殖魚の飼育方法 |
WO2018159852A1 (ja) * | 2017-03-03 | 2018-09-07 | 三栄源エフ・エフ・アイ株式会社 | クルクミン含有製剤 |
WO2019230509A1 (ja) | 2018-05-31 | 2019-12-05 | 国立大学法人 岡山大学 | 活性酸素の産生抑制剤及び/又は消去促進剤 |
CN114304229A (zh) * | 2021-11-29 | 2022-04-12 | 合肥学院 | 一种绿豆饼的干燥加工方法 |
JP2022542901A (ja) * | 2019-07-24 | 2022-10-07 | イストセル,エセ.エレ. | 創傷治癒のための新規な抗酸化組成物 |
US11655559B2 (en) | 2016-06-08 | 2023-05-23 | Globalwafers Co., Ltd. | High resistivity single crystal silicon ingot and wafer having improved mechanical strength |
-
2012
- 2012-07-13 JP JP2012158151A patent/JP2014019660A/ja active Pending
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