JP7201298B2 - エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法 - Google Patents

エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法に関する。
エレベータは、利用者の操作によるホール呼びおよびかご呼びに順次応答しながら走行する。ホール呼びが発生した際には、満員状態ではなく乗り込み可能な乗りかごが該当する階床のエレベータホールに着床することで、当該ホール呼びへの応答が行われる。利用者は、自身が行ったホール呼び操作に応答して着床した乗りかごに乗り込み、目的階まで移動することができる。
特開2006-76737号公報
ホール呼びに応答して乗りかごがエレベータホールに着床して戸開した際に、乗りかご内に空きスペースがあっても、かごドア付近が混雑しているとエレベータホールの利用者が乗り込まず、積み残しが発生することがある。この場合、エレベータホールの利用者は当該乗りかごが出発した後に再度ホール呼び操作を行うことになり、エレベータの運転効率が低下するという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、エレベータの積み残しを低減させて運転効率を向上させることが可能な、エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するための実施形態によればエレベータ制御装置は、かご内状況検出部と報知情報出力判定部と動作制御部とかご乗り込み判定部とを備える。かご内状況検出部は乗りかご内全体の混雑度およびかごドア付近エリアの混雑度を含むかご内状況を示す情報を検出する。報知情報出力判定部は、乗りかごの次停止予定階床を行先階とするかご呼びが登録されておらず、次停止予定階床で現在の乗りかごの運転方向と同方向のホール呼びが登録され、前記乗りかご内全体の混雑度が所定値以下であり、且つ、かごドア付近エリアの混雑度が所定値以上の場合に、報知情報出力指令を出力する。動作制御部は報知情報出力指令が出力されると、かご内出力装置からかごドア付近にスペースを空けることを促す報知情報を出力させる。かご乗り込み判定部は、前記乗りかごへの利用者の乗り込みの有無を判定する。また前記報知情報出力判定部は、前記かご乗り込み判定部で判定された結果に基づいて、前記報知情報が出力された直後に着床した階で前記乗りかごへの利用者の乗り込みがなかったと判定されると、その後いずれかの階床で利用者の乗り込みが発生するまでの間、前記報知情報出力指令を出力させるか否かの判定処理を停止する。
第1~第6実施形態によるエレベータ制御装置を利用したエレベータの構成を示す全体図。 第1および第2実施形態によるエレベータ制御装置の構成を示すブロック図。 第1実施形態によるエレベータ制御装置の動作を示すフローチャート。 第2実施形態によるエレベータ制御装置の動作を示すフローチャート。 第3実施形態によるエレベータ制御装置の構成を示すブロック図。 第3実施形態によるエレベータ制御装置の動作を示すフローチャート。 第4実施形態によるエレベータ制御装置の構成を示すブロック図。 第4実施形態によるエレベータ制御装置の動作を示すフローチャート。 第5実施形態によるエレベータ制御装置の構成を示すブロック図。 第5実施形態によるエレベータ制御装置の動作を示すフローチャート。
《第1実施形態》
〈第1実施形態によるエレベータ制御装置を用いたエレベータの構成〉
本発明の第1実施形態によるエレベータ制御装置を用いたエレベータの構成について、図1を参照して説明する。
本実施形態によるエレベータ1Aは、n階建ての建物の昇降路2内を昇降する乗りかご3と、当該建物内の各階のエレベータホール4-1~4-nにそれぞれ設置されたホール操作盤41-1~41-nと、乗りかご3およびホール操作盤41-1~41-nに接続されたエレベータ制御装置5Aとを備える。乗りかご3は、エレベータホール4-1~4-n側の側板に設置されたかごドア31と、乗り込んだ利用者が行先階を指定するかご呼び操作を行うための操作ボタン(図示せず)を有するかご内操作盤32と、乗りかご3内を撮影するかご内カメラ装置33と、かご内出力装置としてのかご内スピーカ装置34とを有する。
ホール操作盤41-1~41-nは、エレベータホール4-1~4-nにいる利用者が、乗りかご3を呼び寄せるホール呼び操作を行うための操作ボタン(図示せず)を有する。以下、エレベータホール4-1~4-nのうち、いずれの階床のエレベータホールであるかを特定する必要がない場合には、エレベータホール4と記載する。同様に、ホール操作盤41-1~41-nについてはホール操作盤41と記載する。
エレベータ制御装置5Aは、図2に示すように、かご呼び登録情報取得部51と、ホール呼び登録情報取得部52と、かご内状況検出部53と、報知情報出力判定部54Aと、動作制御部55とを有する。
かご呼び登録情報取得部51は、乗りかご3に乗り込んだ利用者の行先階指定操作により登録されたかご呼び登録の情報を取得する。ホール呼び登録情報取得部52は、エレベータホール4-1~4-nにいる待ち利用者によりホール操作盤41-1~41-nで行われたホール呼び操作に基づいて登録されたホール呼び登録情報を取得する。かご内状況検出部53は、かご内カメラ装置33で撮影された乗りかご3内の撮像情報に基づいて、乗りかご3内全体の混雑度および予め設定されたかごドア付近エリアPの混雑度を含むかご内状況を示す情報を検出する。
報知情報出力判定部54Aは、乗りかご3の次停止予定階床を行先階とするかご呼びが登録されておらず、次停止予定階床で現在の乗りかご3の運転方向と同方向のホール呼びが登録され、検出されたかご内状況を示す情報が予め設定された条件を満たす場合に、かごドア付近にスペースを空けることを促す報知情報を出力させると判定して報知情報出力指令を出力する。
動作制御部55は、報知情報出力判定部54Aから報知情報出力指令が出力されると、かご内スピーカ装置34から該当する報知情報を出力させる。
〈第1実施形態によるエレベータ制御装置を用いたエレベータの動作〉
本実施形態によるエレベータ1Aの動作について説明する。図3は、エレベータ1Aの動作中に報知情報出力判定部54Aで実行される処理を示すフローチャートである。
報知情報出力判定部54Aは、エレベータ1Aの通常運転中、乗りかご3の次停止予定階床を行先階とするかご呼びが登録されておらず、次停止予定階床で現在の乗りかご3の運転方向と同方向のホール呼びが登録されているか否かを判定する(S1)。
ここで、乗りかご3の次停止予定階床を行先階とするかご呼びが登録されておらず、次停止予定階床で現在の乗りかご3の運転方向と同方向のホール呼びが登録されていると判定すると(S1の「YES」)さらに、かご内情報検出部53で検出されたかご内状況を示す情報が、報知情報出力のために予め設定された条件を満たすか否かを判定する(S2)。
ここで、かご内状況を示す情報が予め設定された条件を満たすか否かは、例えば以下の判定例(1)~(5)のように判定される。
判定例(1)では、乗りかご3内全体の混雑度が所定値以下であり、且つ、かごドア付近エリアPの混雑度が所定値以上であれば、かごドア付近エリアPにいる利用者が乗りかご奥に移動する可能性があると判断して、報知情報を出力する条件を満たすと判定する。
また、判定例(2)では、ドア付近エリアPにいる利用者aの左右いずれかの斜め後ろまたは真後ろに所定値以上の大きさの空きスペースがある場合には、当該利用者aが空きスペースに移動してドア前を空ける可能性が高いと判断して、報知情報を出力する条件を満たすと判定する。
また、判定例(3)では、ドア付近エリアPにいる利用者bの前方や斜め前に空きスペースがある場合には、既に新たな利用者の乗り込みが可能な状況であると判断して、報知情報を出力する条件を満たさないと判定する。
また、判定例(4)では、ドア付近エリアPにいる利用者cの後方に利用者dがいてドア付近エリアPの混雑度が高く、利用者dの後方(ドア付近エリアP外)に所定値以上の大きさいの空きスペースがある場合には、利用者dが当該空きスペースに移動すれば利用者cも後ろに移動する可能性が高いと判断して、報知情報を出力する条件を満たすと判定する。
また、判定例(5)では、ドア付近エリアPに、相互に視界に入る利用者eおよび利用者fがおり、いずれか一方の後方に所定値以上の大きさの空きスペースがある場合には、報知情報を出力する条件を満たすと判定する。これは、一方の利用者が後方に移動すれば、他方の利用者もつられて後方に移動する可能性が高いと判断するためである。
このようにして、ステップS2においてかご内状況を示す情報が予め設定された条件を満たすと判定すると(S2の「YES」)、報知情報出力判定部54Aは、かごドア付近にスペースを空けることを促す報知情報を出力させると判定し、報知情報出力指令を出力する(S3)。
報知情報出力判定部54Aから報知情報出力指令が出力されると、動作制御部55は、かご内スピーカ装置34から該当する報知情報としての音声情報、例えば「奥につめてドア付近にスペースを空けてください」を出力する。
ステップS1またはステップS2において該当する条件を満たさないと判定したとき(S1の「NO」、S2の「NO」)には、ステップS1に戻る。
以上の第1実施形態によれば、次停止予定階床で乗りかご内の利用者が降車する可能性がなく、新たに乗車する利用者がおり、乗りかご内全体ではある程度空きスペースにもかかわらずかごドア付近が混雑している場合に、かごドア付近にいる利用者を奥につめるように促すことができる。
《第2実施形態》
〈第2実施形態によるエレベータ制御装置を用いたエレベータの構成〉
本発明の第2実施形態によるエレベータ1Bの構成は、第1実施形態で説明したエレベータ1Aの構成と同様であるため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。本実施形態においてエレベータ制御装置5Bの報知情報出力判定部54Aは、乗りかご3が次停止予定階床に着床するまでの間にかごドア付近エリアPの混雑度が所定値未満にならなかったと判定したときには、乗りかご3が次停止予定階床に着床したときに再度、報知情報出力指令を出力する。
〈第2実施形態によるエレベータ制御装置を用いたエレベータの動作〉
本実施形態によるエレベータ1Bの動作について、図4のフローチャートを参照して説明する。図4において、ステップS1~S3で実行される処理は、第1実施形態で説明した処理と同様であるため、詳細な説明は省略する。
本実施形態においてステップS3で報知情報出力指令を出力した後に、報知情報出力判定部54Bは、乗りかご3が次停止予定階床に着床するまでの間にかごドア付近エリアPの混雑度が所定値未満になったか否かを判定する(S4)。ここで、乗りかご3が次停止予定階床に着床するまでの間にかごドア付近エリアPの混雑度が所定値未満にならなかったと判定したときには(S4の「NO」)、報知情報出力判定部54Bは、乗りかご3が次停止予定階床に着床したときに再度、報知情報出力指令を出力する(S5)。
ステップS1またはステップS2において該当する条件を満たさないと判定したとき(S1の「NO」、S2の「NO」)、または、ステップS4においてかごドア付近エリアPの混雑度が所定値未満になったと判定したとき(S4の「YES」)には、ステップS1に戻る。
以上の第2実施形態によれば、次停止予定階床で乗りかご内の利用者が降車する可能性がなく、新たに乗車する利用者がおり、乗りかご内全体ではある程度余裕がるにもかかわらずかごドア付近が混雑している場合に、さらに高い精度で、かごドア付近にいる利用者を奥につめるように促すことができる。
《第3実施形態》
〈第3実施形態によるエレベータ制御装置を用いたエレベータの構成〉
本発明の第3実施形態によるエレベータ1Cの構成を、図5に示す。エレベータ1Cは、エレベータ制御装置5Cが報知回数計数部56を有する他は第2実施形態で説明したエレベータ1Bの構成と同様であるため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。
報知回数計数部56は、現在から過去の所定期間内、例えば過去10分の間に、前記報知情報が出力された回数を計数する。報知情報出力判定部54Cは、報知回数計数部56で計数された回数が所定値を超えていないときに、報知情報出力指令を出力するか否かの判定を行う。
〈第3実施形態によるエレベータ制御装置を用いたエレベータの動作〉
本実施形態によるエレベータ1Cの動作について、図6のフローチャートを参照して説明する。図6において、ステップS1~S5で実行される処理は、第2実施形態で説明した処理と同様であるため、詳細な説明は省略する。
本実施形態においてステップS4でかごドア付近エリアPの混雑度が所定値未満になったと判定された後(S4の「YES」)、またはステップS5で再度報知情報出力指令を出力した後に、報知情報出力判定部54Cは、報知回数計数部56で計数された所定期間内の報知情報出力回数が所定値以上であるか否かを判定する(S6)。ここで、計数された回数が所定値未満のときは(S6の「NO」)、ステップS1に戻る。
ステップS6において計数された回数が所定値以上の場合には(S6の「YES」)、その後、報知回数計数部56で計数された回数が所定値未満なってから(S7の「YES」)、ステップS1に戻る。つまり、報知回数計数部56で計数された回数が所定値未満になるまでは(S7の「NO」)、報知情報出力指令の出力判定処理を実行しない。
以上の第3実施形態によれば、所定期間内に乗りかご内への報知情報が所定回数以上出力されてもかごドア付近エリアの混雑度が低くならない場合には、それ以上報知情報を出力しても状況は変わらないと判断して、有効性の低い報知情報の出力処理を回避することができる。
《第4実施形態》
〈第4実施形態によるエレベータ制御装置を用いたエレベータの構成〉
本発明の第4実施形態によるエレベータ1Dの構成を、図7に示す。エレベータ1Dは、エレベータ制御装置5Dがかご乗り込み判定部57を有する他は第3実施形態で説明したエレベータ1Cの構成と同様であるため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。
かご乗り込み判定部57は、乗りかご3のかごドア31に設置されたセンサ(図示せず)の検知情報やかご内カメラ装置33で撮影された撮像情報を用いて、かごドア31が戸開した階床のエレベータホール4から乗りかご3への利用者の乗り込みの有無を判定する。
報知情報出力判定部54Dは、かご乗り込み判定部57で判定された結果に基づいて、報知情報が出力された直後に乗りかご3が着床した階で、当該階床のエレベータホール4から乗りかご3への利用者の乗り込みがなかったと判定すると、その後いずれかの階床で利用者の乗り込みが発生するまでの間、報知情報出力指令を出力させるか否かの判定処理を停止する。
〈第4実施形態によるエレベータ制御装置を用いたエレベータの動作〉
本実施形態によるエレベータ1Dの動作について、図8のフローチャートを参照して説明する。図8において、ステップS1~S5で実行される処理は、第3実施形態で説明した処理と同様であるため、詳細な説明は省略する。
本実施形態において、ステップS4でかごドア付近エリアPの混雑度が所定値未満になったと判定された後(S4の「YES」)、またはステップS5で再度報知情報出力指令を出力した後に、報知情報出力判定部54Dは、直後に乗りかご3が着床した階で、乗りかご3への利用者の乗り込みがあったか否かを判定する(S8)。ここで、乗りかご3への利用者の乗り込みがあった場合には(S8の「NO」)、ステップS6に移行する。
ステップS8において乗りかご3への利用者の乗り込みがなかったと判定された場合には(S8の「YES」)、その後、いずれかの階床で乗りかご3への乗り込みが発生してから(S9の「YES」)ステップS1に戻る。つまり、乗りかご3への利用者の乗り込みが発生するまでは(S9の「NO」)、報知情報出力指令の出力判定処理を停止する。
以上の第4実施形態によれば、乗りかご内に報知情報を出力した直後に戸開した乗場において乗りかごへの乗り込みがなかった場合には、それ以降の階床でも利用者が乗り込まない可能性が高いと判断して、有効性の低い報知情報の出力処理を回避することができる。
《第5実施形態》
〈第5実施形態によるエレベータ制御装置を用いたエレベータの構成〉
本発明の第5実施形態によるエレベータ1Eの構成を、図9に示す。エレベータ1Eは、エレベータ制御装置5Eが非乗り込み回数記憶部58を有する他は第4実施形態で説明したエレベータ1Dの構成と同様であるため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。
非乗り込み回数記憶部58は、現在から過去の所定期間、例えば過去10分の間に、報知情報が出力された直後に着床した階で乗りかご3への利用者の乗り込みがなかったと判定された非乗り込み回数を取得して記憶する。
報知情報出力判定部54Eは、非乗り込み回数記憶部58に記憶された非乗り込み回数が所定値以上のときには、その後、当該非乗り込み回数が所定値未満になるまでの間、報知情報出力指令を出力させるか否かの判定処理を停止する。
〈第5実施形態によるエレベータ制御装置を用いたエレベータの動作〉
本実施形態によるエレベータ1Eの動作について、図10のフローチャートを参照して説明する。図10において、ステップS1~S8で実行される処理は、第4実施形態で説明した処理と同様であるため、詳細な説明は省略する。
本実施形態においてステップS8で、乗りかご3への利用者の乗り込みがなかったと判定されたときに(S8の「YES」)、非乗り込み回数記憶部58に記憶された非乗り込み回数が所定値未満であれば(S10の「YES」)、ステップS1に戻り、報知情報出力指令を出力させるか否かの判定を継続して行う。
ステップS10において非乗り込み回数が所定値以上であった場合には(S10の「NO」)、非乗り込み回数記憶部58に記憶された非乗り込み回数が所定値未満になってから(S10の「YES」)、ステップS1に戻る。つまり、非乗り込み回数が所定値未満になるまでは、報知情報出力指令の出力判定処理を実行しない。
以上の第5実施形態によれば、所定期間内に、乗りかご内に報知情報を出力した直後に戸開した乗場において乗りかごへの乗り込みがなかった回数が所定値以上の場合には、それ以降の階床でも利用者が乗り込まない可能性が高いと判断して、有効性の低い報知情報の出力処理を回避することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1A,1B,1C,1D,1E…エレベータ、2…昇降路、3…乗りかご、4,4-1~4-n…エレベータホール、5A,5B,5C,5D,5E…エレベータ制御装置、31…かごドア、32…かご内操作盤、33…かご内カメラ装置、34…かご内スピーカ装置、41,41-1~41-n…ホール操作盤、51…かご呼び登録情報取得部、52…ホール呼び登録情報取得部、53…かご内状況検出部、54A,54B,54C,54D,54E…報知情報出力判定部、55…動作制御部、56…報知回数計数部、57…かご乗り込み判定部、58…非乗り込み回数記憶部

Claims (6)

  1. エレベータの乗りかご内に設置されたかご内出力装置に接続され、
    前記エレベータのかご呼び登録の情報を取得するかご呼び登録情報取得部と、
    前記エレベータのホール呼び登録の情報を取得するホール呼び登録情報取得部と、
    前記乗りかご内全体の混雑度および予め設定されたかごドア付近エリアの混雑度を含むかご内状況を示す情報を検出するかご内状況検出部と、
    前記乗りかごの次停止予定階床を行先階とするかご呼びが登録されておらず、前記次停止予定階床で現在の前記乗りかごの運転方向と同方向のホール呼びが登録され、前記乗りかご内全体の混雑度が所定値以下であり、且つ、かごドア付近エリアの混雑度が所定値以上の場合に、報知情報出力指令を出力する報知情報出力判定部と、
    前記報知情報出力判定部から報知情報出力指令が出力されると、前記かご内出力装置からかごドア付近にスペースを空けることを促す報知情報を出力させる動作制御部と、
    前記乗りかごへの利用者の乗り込みの有無を判定するかご乗り込み判定部とを備え、
    前記報知情報出力判定部は、前記かご乗り込み判定部で判定された結果に基づいて、前記報知情報が出力された直後に着床した階で前記乗りかごへの利用者の乗り込みがなかったと判定されると、その後いずれかの階床で利用者の乗り込みが発生するまでの間、前記報知情報出力指令を出力させるか否かの判定処理を停止する
    ことを特徴とするエレベータ制御装置。
  2. エレベータの乗りかご内に設置されたかご内出力装置に接続され、
    前記エレベータのかご呼び登録の情報を取得するかご呼び登録情報取得部と、
    前記エレベータのホール呼び登録の情報を取得するホール呼び登録情報取得部と、
    前記乗りかご内全体の混雑度および予め設定されたかごドア付近エリアの混雑度を含むかご内状況を示す情報を検出するかご内状況検出部と、
    前記乗りかごの次停止予定階床を行先階とするかご呼びが登録されておらず、前記次停止予定階床で現在の前記乗りかごの運転方向と同方向のホール呼びが登録され、前記乗りかご内全体の混雑度が所定値以下であり、且つ、かごドア付近エリアの混雑度が所定値以上の場合に、報知情報出力指令を出力する報知情報出力判定部と、
    前記報知情報出力判定部から報知情報出力指令が出力されると、前記かご内出力装置からかごドア付近にスペースを空けることを促す報知情報を出力させる動作制御部と、
    前記乗りかごへの利用者の乗り込みの有無を判定するかご乗り込み判定部とを備え、
    前記報知情報出力判定部は、現在から過去の所定期間内に、前記報知情報が出力された直後に着床した階で前記乗りかごへの利用者の乗り込みがなかったと判定された回数が所定値以上のときには、その後、当該回数が所定値未満になるまでの間、前記報知情報出力指令を出力させるか否かの判定処理を停止する
    ことを特徴とするエレベータ制御装置。
  3. 前記報知情報出力判定部は、前記報知情報出力指令を出力した後、前記乗りかごが前記次停止予定階床に着床するまでの間に前記かごドア付近エリアの混雑度が所定値未満にならなかったときには、前記乗りかごが前記次停止予定階床に着床したときに再度、前記報知情報出力指令を出力する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータ制御装置。
  4. 現在から過去の所定期間内に、前記報知情報が出力された回数を計数する報知回数計数部をさらに備え、
    前記報知情報出力判定部は、前記報知回数計数部で計数された回数が所定値未満のときに、前記報知情報出力指令を出力するか否かの判定を行う
    ことを特徴とする請求項1~3いずれか1項に記載のエレベータ制御装置。
  5. エレベータの乗りかご内に設置されたかご内出力装置に接続されたエレベータ制御装置が、
    前記エレベータのかご呼び登録の情報を取得し、
    前記エレベータのホール呼び登録の情報を取得し、
    前記乗りかご内全体の混雑度および予め設定されたかごドア付近エリアの混雑度を検出し、
    前記乗りかごの次停止予定階床を行先階とするかご呼びが登録されておらず、前記次停止予定階床で現在の前記乗りかごの運転方向と同方向のホール呼びが登録され、前記乗りかご内全体の混雑度が所定値以下であり、且つ、かごドア付近エリアの混雑度が所定値以上の場合に、報知情報出力指令を出力し、
    報知情報出力指令を出力すると、前記かご内出力装置からかごドア付近にスペースを空けることを促す報知情報を出力させ、
    前記報知情報が出力された直後に着床した階で前記乗りかごへの利用者の乗り込みがなかったと判定すると、その後いずれかの階床で利用者の乗り込みが発生するまでの間、前記報知情報出力指令を出力させるか否かの判定処理を停止する
    ことを特徴とするエレベータ制御方法。
  6. エレベータの乗りかご内に設置されたかご内出力装置に接続されたエレベータ制御装置が、
    前記エレベータのかご呼び登録の情報を取得し、
    前記エレベータのホール呼び登録の情報を取得し、
    前記乗りかご内全体の混雑度および予め設定されたかごドア付近エリアの混雑度を検出し、
    前記乗りかごの次停止予定階床を行先階とするかご呼びが登録されておらず、前記次停止予定階床で現在の前記乗りかごの運転方向と同方向のホール呼びが登録され、前記乗りかご内全体の混雑度が所定値以下であり、且つ、かごドア付近エリアの混雑度が所定値以上の場合に、報知情報出力指令を出力し、
    報知情報出力指令を出力すると、前記かご内出力装置からかごドア付近にスペースを空けることを促す報知情報を出力させ、
    現在から過去の所定期間内に、前記報知情報が出力された直後に着床した階で前記乗りかごへの利用者の乗り込みがなかったと判定した回数が所定値以上のときには、その後、当該回数が所定値未満になるまでの間、前記報知情報出力指令を出力させるか否かの判定処理を停止する
    ことを特徴とするエレベータ制御方法。
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