JP7198972B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、食品を加熱する加熱調理器に関するものである。
従来から、庫内を撮影する撮影部を有する加熱調理器がある。例えば、特許文献1には、加熱庫の天井部に撮影部を有する加熱調理器が開示されている。その加熱調理器は、天井部の略中央に撮影部が取り付けられている。
特開平9-180876号公報
しかしながら、撮影部が天井部の略中央に取り付けられている構成においては、加熱部は天井部の略中央以外に配置する必要が生じる。そのような構成においては、被加熱物を均一に加熱することが難しくなることがある。
その上、天井部に設けられたカメラに対して送風を行う場合においては、複数の部材が配置された狭い天井部に、送風経路をさらに設ける必要がある。そのような構成においては、配置の関係上、強い送風を行うことが難しい。
本開示における加熱調理器は、前面開口を有する加熱庫と、加熱庫の上壁において、上面視における加熱庫の略中央に少なくとも一部が配置されている、加熱庫内に収納される被加熱物を加熱する加熱部と、加熱庫の上壁において、上面視における加熱庫の略中央よりも前側に配置されており、撮影方向が加熱庫の鉛直下方よりも後側に傾斜して設けられて、前記上壁に設けられた開口を通じて前記加熱庫内を撮影するカメラと、加熱庫の上壁において、上面視における加熱庫の略中央よりも前側の位置、かつ、上面視におけるカメラに対して左右いずれかの位置に配置されており、カメラに向けて略左右方向に送風する送風ファンと、前記送風ファンからの送風を吸気する吸気口を有している支持フレームと、を備え、前記カメラは、その撮像面を前記支持フレームの内側に露出するように、前記支持フレームに取り付けられ、前記支持フレームの内側と前記加熱庫の上壁とにより形成される空間を経て、前記開口より前記加熱庫内に排気される風路が形成され、前記送風ファンからの送風により、前記風路に流入した気流は、前記カメラの撮像面に沿って流れ、前記開口から加熱庫内に排気される。
本開示は、加熱庫の上壁の略中央に少なくとも加熱部の一部が配置され、加熱庫の上壁の前方に傾斜してカメラが設けられ、加熱庫の上壁の前方かつカメラに対して左右方向に送風部が設けられることにより、狭い加熱庫の上部にカメラを配置することができ、さらに、カメラに対して強く送風できる。
本開示の一態様に係る加熱調理器の斜視図 本開示の一態様に係る扉を開いた状態における加熱調理器の斜視図 本開示の一態様に係る扉を取り外した加熱調理器の正面図 本開示の一態様に係る扉を取り外した加熱調理器の下方からの斜視図 本開示の一態様に係る筐体の一部を取り除いた加熱調理器の斜視図 本開示の一態様に係る筐体の一部を取り除いた加熱調理器の上面図 本開示の一態様に係る側面断面図 本開示の一態様に係る正面断面図 本開示の一態様に係る正面断面図 本開示の一態様に係る主要部品の上面図 本開示の一態様に係る主要部品の斜視図 本開示の一態様に係る撮影部の分解斜視図 本開示の一態様に係る撮影部の下方からの斜視図 本開示の一態様に係る撮影部の下方からの斜視図 本開示の一態様に係る主要部品と周辺の側面断面図 本開示の一態様に係る主要部品と周辺の正面断面図 本開示の一態様に係る風路を説明する説明図 本開示の一態様に係る風路を説明する説明図 本開示の一態様に係る風路を説明する説明図
本開示の一態様によれば、加熱調理器は、前面開口を有する加熱庫と、加熱庫の上壁において、上面視における加熱庫の略中央に少なくとも一部が配置されている、加熱庫内に収納される被加熱物を加熱する加熱部と、加熱庫の上壁において、上面視における加熱庫の略中央よりも前側に配置されており、撮影方向が加熱庫の鉛直下方よりも後側に傾斜して設けられているカメラと、加熱庫の上壁において、上面視における加熱庫の略中央よりも前側の位置、かつ、上面視におけるカメラに対して左右いずれかの位置に配置されており、カメラに向けて略左右方向に送風する送風ファンと、を備える。これにより、加熱部が配置されているために狭い加熱庫の上部にカメラを配置することができ、さらに、カメラに対して強く送風できる。
また、さらに、送風ファンからの送風を吸気する吸気口を、左右方向に対して略直交する面に有している支持フレームを備え、カメラは、当該撮影面を支持フレームの内側に露出するように、支持フレームに取り付けられていても良い。これにより、加熱庫の上部における狭い空間に配置されたカメラに対して、より効率的に送風できる。
また、送風ファンは、送風のための排気口を左右方向に対して略直交する面に有しても良い。これにより、加熱庫の上部における狭い空間に配置されたカメラに対して、圧力損失を抑制しながら強く送風できる。
また、支持フレームの吸気口と、送風ファンの排気口は、略左右方向に対向するように配置されていても良い。これにより、加熱庫の上部における狭い空間に配置されたカメラに対して、圧力損失を抑制しながらより強く送風できる。
また、送風ファンは、上下方向を回転軸とするファンを有しても良い。これにより、加熱庫の上部における狭い空間に、上下方向についても省スペースで送風ファンを配置できる。
(実施の形態1)
以下、本開示の一態様に係る加熱調理器について、図面を参照して説明する。
[全体構成]
図1から図19に、本開示の一態様に係る加熱調理器を示す。
図1から図3に示すように、本開示の形態に係る加熱調理器1は、筐体100と、筐体100内に配置された加熱庫110と、筐体100の前面となる前枠101に位置している前面開口102を開閉可能に覆う扉120と、を有している。
本開示の説明では、加熱調理器1の前面開口102側を前側とし、反対側の奥面側を後
側とする。前側から見て、すなわち正面視において、加熱調理器1の天面側を上側とし、底面側を下側とする。正面視において、加熱調理器1の右方向を右側とし、左方向を左側とする。
また、加熱調理器1の正面視において右方向をX方向とし、左方向を-X方向とする。加熱調理器1の後方向をY方向とし、前方向を-Y方向とする。加熱調理器1の上方向をZ方向とし、下方向を-Z方向とする。
加熱庫110は、上部に配置された上壁111aと、左右の両側部に配置された左側壁111bと右側壁111cと、後部に配置された奥壁111dと、下部に配置された底壁111eと、を有し、その内部に空間を形成している。
扉120は、前面開口102の左側において、垂直方向の回転中心で、筐体100に開閉可能に取り付けられている。扉120は、前面の右端部にハンドル121を有している。ハンドル121が使用者により引かれることにより、扉120が回転操作されて前面開口102が開放される。また、ハンドル121が使用者により押されることにより、前面開口102が閉じられる。扉120には、加熱庫110内の状況を使用者が確認できるように、ガラス窓122が設けられている。
筐体100の前面上部、かつ、扉120の上方には、正面視において横長形状の操作部130が設けられている。操作部130は、使用者が調理内容を設定するための複数の操作スイッチ131と、使用者に操作状況を表示するための複数の表示部132を有している。各々の操作スイッチ131は、各種の情報を選択するボタンや、加熱調理を開始させるためのスタートボタンなどである。表示部132には、加熱調理器1の運転状態や、操作スイッチ131による操作状況などが表示される。各々の操作スイッチ131および表示部は、制御部105により制御される。制御部105は、例えば、CPUやマイコンやハードウェアロジックにより構成して良い。
加熱調理器1は、マイクロ波(高周波)と、輻射熱と、熱風と、蒸気のうち少なくとも1つを供給して、加熱庫110内の底部に載置された被加熱物を加熱する。そのために、加熱調理器1は、マイクロ波を発生するマグネトロン106を備えた高周波発生部と、輻射熱で被加熱物を加熱する上ヒータユニット(不図示)と、加熱庫110内に熱風を循環させるコンベクションヒータユニット(不図示)と、加熱庫110内に蒸気を発生させる蒸気発生部(不図示)のうち少なくとも1つを加熱手段である加熱部として有している。本開示においては、後述するように、加熱部として2つのマグネトロン106を備えている。
図4に示すように、加熱庫110の上壁111aには、開口として壁面開口112が設けられている。壁面開口112の周縁から上方に向けて、凹状に形成された壁面凹部113が設けられている。後述するように、壁面凹部113は、加熱庫110の上壁111aに設けられた壁面開口112の周縁から、斜め上方に向けて狭まる凹状となるよう形成されている。
壁面凹部113の凹状の底部、すなわち上方側には、撮影用の開口である凹底部開口114が設けられている。壁面凹部113の側壁は、加熱庫110側から壁面開口112側に向けて狭まるテーパー状をしている。
上壁111aの下方には、上壁111aとの間に隙間を設け、かつ、上壁111aと平行するように、略平板状の天板部140が設けられている。天板部140の前側には、開口として天板開口141が設けられている。
以下、図5から図11を用いて、撮影部150と送風部160と照明部170の配置等について説明する。
図5は加熱調理器1において筐体100の上面と側面を取り除いた状態の斜視図であり、図6は筐体100の上面と側面を取り除いた状態の上面図である。
図7は図6におけるC1-C1間の断面図であり、図8は図6におけるC2-C2間の断面図であり、図9はC3-C3間の断面図である。
図10は主要部品の周辺を拡大した上面図であり、図11は主要部品の周辺を拡大した斜視図である。
図5から図9に示すように、加熱調理器1の後部には、2個のマグネトロン106が上下に備えられている。各々のマグネトロン106は、マイクロ波を伝送する各々の導波管107に接続されている。各々の導波管107は、上面視において加熱庫110内の略中央に配置された各々の放射開口108に接続されている。
マグネトロン106により発生されたマイクロ波は、各々の導波管107と放射開口108を介して、上下方向から加熱庫110内に放射される。マイクロ波を上下方向から放射することにより、被加熱物を均一に加熱することができる。
また、放射開口108が上面視において加熱庫110の略中央に配置されているため、加熱庫110内に均一にマイクロ波を放射することができる。
さらに、放射開口108近傍には、放射開口108から放射されるマイクロ波を撹拌し、被加熱物をより均一に加熱するためのアンテナであるスタラ109が設けられている。
図5から図11に示すように、加熱庫110の上方には、撮影部150と送風部160が設けられている。
加熱庫110の上方および側方には、庫内を照明するための照明部170(照明部170a、照明部170b)が設けられている。
撮影部150は、支持フレーム151と、カメラ基板153と、カメラ154と、シャッター155と、駆動モータ156と、を有している。構成について、詳しくは後述する。
撮影部150は、加熱庫110の上面の壁面凹部113を、支持フレーム151により覆うように設けられている。撮影部150は、加熱庫110の上壁111aの前方側から、加熱庫110内を臨むように取り付けられている。
撮影部150が、加熱庫110の上側の壁、すなわち、天井側に設けられていることにより、撮影部150は、加熱庫110を下方に向けて見下ろす角度と位置において画像を撮影できる。これにより、被加熱物の上側の状態をより高い精度、すなわち高い解像度かつ少ない台形歪みで撮影することができる。
このような加熱庫110の上壁から撮影する構成は、被加熱物の上面に記載された文字や記号などを高い精度で認識する用途や、被加熱物の食材の種類の認識や、被加熱物の形状や大きさの認識や、被加熱物の加熱状態の認識などの用途において、特に有効である。
本開示における加熱調理器1により、コンビニエンスストアなどの業務用や、家庭用の用途において、使用者の利便性を高めることができる。
しかしながら、上側の壁面に撮影部150を設ける構成においては、被加熱物からの蒸気や飛散物により、撮影部150が汚れてしまい、撮影精度が低下する問題が生じ得る。この対策についての詳細は後述する。
また、撮影部150は、加熱庫110の上壁111aの前方側に設けられている。さらに、撮影方向を加熱庫110の底壁111eの略中央方向に向けるように、カメラ154の撮影面を水平面に対して傾斜するように設けられている。これにより、加熱部の一例であるマイクロ波を放射する放射開口108などが配置されている上面視における略中央付近を避けて、撮影部150を狭い空間に配置できる。また、中央付近を避けながら、加熱庫110内の全体を高精度に撮影できる。
また、撮影部150が、撮影方向を鉛直方向よりも後方側に向けて傾斜して設けられていることにより、扉120のガラス窓122から入射する外部光が、撮影に影響することを抑制できる。すなわち、ガラス窓122から入射する外部光が、高い輝度にて直接または間接的にカメラ154が撮影する画像に写り込んでしまい、撮影精度を低下させることを避けることができる。
送風部160は、ファンケース161と、ファン162と、排気口163と、を有している。詳しくは後述する。
ファンケース161の内部には、ファン162が設けられている。ファンケースは、送風用の排気口163を有している。ファン162は、DCモータ(不図示)により駆動され、送風用の気流を発生させる。ファン162は、制御部105からの指示に基づいて駆動される。
送風部160は、加熱庫110の上壁111aの前方の位置、かつ、撮影部150の左右方向の位置に設けられている。さらに、後述するように、送風部160の排気口163と、撮影部150の吸気口151eは、左右方向に対向して設けられている。すなわち、略左右方向に沿って、送風部160から撮影部150へ送風される。これにより、加熱部の一例であるマイクロ波を放射する放射開口108などが配置されている上面視における略中央付近を避けて、送風部160を狭い空間に配置できる。
また、送風部160の排気口163と、撮影部150の吸気口151eは、対向して設けられているため、送風部160から撮影部150へは、より直線的に送風を行える。これにより、風路が曲がることによる圧力損失を防ぎ、撮影部150へ強い送風を行える。
ファン162は、上下方向を回転軸とするように、ファンケース161内に設けられている。これにより、ファンケース161の主面を、加熱庫110の上壁に沿うように水平方向に配置できる。そのため、上下方向についても省スペースで送風部160を配置することができる。
照明部170は、発光素子としてLEDを有している。
照明部170は、加熱庫110内の被加熱物を照明するように、発光方向が加熱庫110内に臨むように配置されている。照明部170は、制御部105からの指示に基づいて、発光が制御される。
照明部170は、上面視において、加熱庫110の上壁111aの略中央よりも後側に配置されている。照明部170と撮影部150とは、上面視において、前後方向に対して傾斜して配置された導波管107を挟んだ位置に配置されている。照明部170と撮影部150とは、上面視において、放射開口108を挟んだ位置に配置されている。これにより、様々な部品が配置されている上面視における略中央付近を避けて、照明部170を狭い空間に配置できる。
[要部構成]
図12から図16を用いて、撮影部150と送風部160とその周辺について詳細に説明する。
図12は、撮影部150の分解斜視図である。図13および図14は、撮影部150の下方からの斜視図である。後述するように、図13はシャッター155が開放位置に位置している状態を示しており、図14はシャッター155が遮蔽位置に位置している状態を示している。図15は、図7における撮影部150周辺の拡大図である。図16は、図9における撮影部150周辺の拡大図である。
撮影部150は、支持フレーム151と、カメラ基板153と、カメラ154と、シャッター155と、駆動モータ156と、を有している。
撮影部150の枠体を構成している支持フレーム151は、樹脂により形成されている。そのため、カメラ基板153を支持する上で、カメラ基板153を充分に絶縁できるとともに、カメラ154の撮影方向の精度を高く設置できる。
支持フレーム151は、カメラ基板153とシャッター155と駆動モータ156とを支持するとともに、送風部160からの気流を送風する風路である第1風路200を構成している。第1風路200の詳細については、後述する。
支持フレーム151は、上壁151aと、前側壁151bと、後側壁151cと、左側壁151dと、を有している。
上壁151aは、主部が略矩形の板状であり、支持フレーム151の上側の壁を形成している。上壁151aの略中央部には、撮影用の開口である撮影開口152が形成されている。
前側壁151bおよび後側壁151cは、互いに対向して配置されており、支持フレーム151の前側および後側の側壁を形成している。本開示においては、前側壁151bの高さは、後側壁151cの高さよりも低くなるよう形成されている。
これにより、支持フレーム151の上壁151aは、加熱庫110の上壁111aに対して、傾斜して配置されている。
左側壁151dは、支持フレーム151の左側の側壁を形成している。左側壁151dと対向する側は開放されており、後述するように、吸気口151eを形成している。
支持フレーム151は、前側壁151b、後側壁151c、左側壁151dの各々の下端部を、加熱庫110の上壁111aの上面に接して固定されている。
支持フレーム151の上壁151aと前側壁151bと後側壁151cと、加熱庫11
0の上壁111aとにより、支持フレーム151の左側壁151dと対向する側に、開口として吸気口151eが形成されている。吸気口151eは、支持フレーム151内へ吸気するための吸気口である。支持フレーム151の吸気口151eは、ファン162の排気口163と対向するように配置されている。
カメラ基板153は略矩形の平板形状であり、支持フレーム151が加熱庫110の上壁111aに設置された際に下側となる面の略中央に、カメラ154が取り付けられている。
カメラ154は、撮像面が略円形で形成されている。カメラ154の撮像素子(不図示)としては、例えばCCDやCMOS等が用いられている。撮像素子の撮影方向側には集光レンズ(不図示)が設けられている。カメラ154は、制御部105からの指示に基づき、加熱庫110内を撮影する。
カメラ基板153は、カメラ154の撮影方向が加熱庫110内を臨むように、支持フレーム151に取りつけられている。カメラ基板153は、支持フレーム151の撮影開口152に、カメラ154を嵌合するように、支持フレーム151に取り付けられている。
カメラ154の撮影方向、すなわち、光軸方向に、撮影開口152と、凹底部開口114と、壁面開口112とが、並ぶように、カメラ基板153が支持フレーム151に取り付けられている。
これにより、カメラ154は、加熱庫110内を臨むことができ、加熱庫110内の画像を撮影することができる。
支持フレーム151の上壁151aには、シャッター155と駆動モータ156が設けられている。
シャッター155は、カメラ154の撮像面を開閉可能に遮蔽または開放する部材である。シャッター155は、支持フレーム151の上壁151aの下側面に、回動可能に取り付けられている。また、シャッター155は、カメラ154の撮像方向、かつ、加熱庫110側に、カメラ154を覆う事が可能なように設けられている。
シャッター155は、略長方形状の平板であり、長手方向の両端は円弧状に形成されている。シャッター155は、長手方向の上側に位置する回転軸を回転中心として、支持フレーム151の上壁151aの面に沿って、開放位置と遮蔽位置の間を回動する。シャッター155は、樹脂により形成されている。
ここで、開放位置とは、図13に示すように、シャッター155が、支持フレーム151の撮影開口152を覆っていない位置である。
遮蔽位置とは、シャッター155が、図14に示すように、支持フレーム151の撮影開口152を覆う位置である。
本開示においては、開放位置は、カメラ154よりも支持フレーム151の左側壁151d側の位置である。すなわち、第1風路200において、カメラ154よりも下流側である。これにより、第1風路200内に気流が生じている状態においても、シャッター155の開放を安定して行うことができる。すなわち、シャッター155は、遮蔽位置において撮影開口152を遮蔽することにより、カメラ154を保護することができる。また
、シャッター155は、開放位置において撮影開口152を開放することにより、カメラ154により、加熱庫110内の画像を撮影することができる。
また、シャッター155は、カメラ154の撮影方向において、カメラ154と略密接する平面上に配置されている。すなわち、シャッター155は、遮蔽位置において、蒸気や油などの飛散物からカメラ154をより確実に保護できる。
シャッター155の回転軸は、支持フレーム151の上壁151aにおいて、カメラ154よりも上方側に配置されている。これにより、シャッター155は、少ないエネルギー、かつ、高い信頼性で回動できる。
駆動モータ156は、支持フレーム151の上壁151aの上側面に、取り付けられている。
駆動モータ156の回転軸は、シャッター155の回転軸と連結されている。これにより、駆動モータ156の稼働により、シャッター155を回動させることができる。駆動モータ156は、制御部105からの指示に基づき、シャッター155を開閉させるように回動する。
駆動モータ156は、内部の磁力により、遮蔽位置と開閉位置の各々の状態を保持する。これにより、保持中に電流が必要な電気バネなどを用いて保持する方法と比べると、ノイズ発生を抑制できる。そのため、撮影画像にノイズが生じ撮影精度が劣化することを抑制できる。
駆動モータ156は、モータ駆動を行うため発熱体である。駆動モータ156とカメラ154とは、支持フレーム151の上壁151aに対して、上下反対に向かうように配置されている。そのため、駆動モータ156による発熱が、カメラ154に影響することを抑制することができる。
また、駆動モータ156は、支持フレーム151の上壁151aの上側面に取り付けられているので、支持フレーム151を上面視において周囲が狭い空間に配置できる。
また、駆動モータ156は、前後方向に傾斜している上壁151aに取り付けられている、すなわち、駆動モータ156の回転軸が加熱調理器1の上下方向に対して傾斜して取り付けられている。これにより、駆動モータ156は上下方向についても、狭い空間に配置できる。
また、駆動モータ156は、カメラ154が配置されている上壁151aに配置されている。即ち、駆動モータ156の回転軸が、カメラ154と垂直となるように配置されている。これにより、カメラ154の撮影面と、駆動モータ156に連結されたシャッター155とを、略平行に精度良く配置できる。
図15から図16に示すように、加熱庫110の上壁111aには、開口として壁面開口112が設けられている。さらに、壁面開口112を覆うように、壁面凹部113が設けられている。壁面凹部113の凹状の底部、すなわち上方側には、撮影用の開口である凹底部開口114が設けられている。
壁面凹部113の側壁は、加熱庫110側から凹底部開口114側に向けて狭まるテーパー状をしている。凹底部開口114は、カメラ154の近傍に対向するように配置されている。また、凹底部開口114の開口面の断面積は、壁面開口112の開口面の断面積
よりも小さい。このように、開口部をより小さくすることにより、加熱庫110内からのマイクロ波が漏洩することをより抑制できる。
また、凹底部開口114の周縁には、上方に向けてリング状の凸部を有している。これにより、加熱庫110からのマイクロ波が漏洩することをさらに抑制できる。
凹底部開口114がカメラ154の近傍に配置され、壁面開口112の開口面の断面積が凹底部開口114よりも大きいことにより、加熱庫110の庫内をより広角に撮影できる。
[作用]
以下、主に図17から図19を用いて、本開示の加熱調理器1の作用について説明する。
図17は、撮影部150および送風部160を説明する上面視における模式図である。
図18は、第1風路200および第2風路201を説明する正面からの断面模式図である。
図19は、第1風路200および第2風路201を説明する側方からの断面模式図である。
以下、第1風路200および第2風路201について説明する。
支持フレーム151と、加熱庫110の上壁111aと、壁面凹部113と、により、送風経路として第1風路200が形成されている。
第1風路200は、支持フレーム151の吸気口151eを吸気口とし、支持フレーム151の内側と加熱庫110の上壁111aとにより形成される空間を経て、さらに、凹底部開口114を介して壁面凹部113内の空間を経て、壁面開口112を排気口とする、風路である。すなわち、第1風路200は、吸気口151eから吸気した空気を、カメラ154の近傍を経て、壁面開口112から加熱庫110内へむけて排気する風路である。このように、第1風路200は、加熱庫110の左右方向からの気流を、加熱庫110の下方向へと折り曲げている。
第2風路201は、第1風路200の外側であり、支持フレーム151の上壁151aの上方に沿って流れる風路である。すなわち、第2風路201は、カメラ基板153のカメラ154が設置されていない側の面、および、駆動モータ156付近を通過する風路である。
撮影部150の吸気口151eの開口面の断面積は、送風部160の排気口163の開口面の断面積よりも小さい。これにより、2つの風路である第1風路200と第2風路201に対して、1つの送風部160を用いて送風できる。
また、送風部160の排気口163の開口の断面積と、支持フレーム151の吸気口151eの開口の断面積と、凹底部開口114の開口の断面積とは、順に断面積が小さくなるように形成されている。すなわち、第1風路200の流路方向に沿う上記3つの開口は、下流に向けて順に断面積が小さくなるように形成されている。これにより、送風部160から送風する気流を、撮影部150近傍から加熱庫110内に向けて、流速を高めて送風することができる。そのため、撮影部150に向かう蒸気や飛散物から、撮影部150
をより保護することができる。
送風部160は、制御部105からの指示に基づき、ファン162を回転させる。ファン162の回転により、送風部160の排気口163から気流が生じる。
排気口163から排気された気流の一部は、第1風路200の吸気口である吸気口151eに流入する。気流の残りは、第1風路200の外側である、第2風路201側へ流れる。
支持フレーム151の内部に流入した気流は、支持フレーム151の上壁151aと前側壁151bと後側壁151cにガイドされ、カメラ154およびシャッター155の方向へと流れる。
シャッター155が開放位置に位置している場合には、流入した気流の一部はシャッター155の表面と、カメラ154の撮像面に沿って流れる。シャッター155が遮蔽位置に位置している場合には、流入した気流の一部はシャッター155の表面に沿って流れる。この気流により、カメラ154の撮像面およびシャッターの表面を、被加熱物から生じる蒸気や油などの飛散物から保護することができる。
第1風路200に流入した気流は、カメラ154近傍で下方へ向かい、凹底部開口114を介して壁面凹部113へ流れる。さらに、壁面凹部113へ流入した気流は、壁面開口112を介して、加熱庫110内に排気される。
このように、第1風路200の吸気口151eから支持フレーム151に流入した気流は、カメラ154およびシャッター155に沿う気流を形成した後、下方の加熱庫110側、すなわち、カメラ154の撮影方向側に向けて折曲がり、加熱庫110内へ流れる。
このように、カメラ154側から加熱庫110側へ向かう気流により、カメラ154およびシャッター155の方向へ蒸気や油などの飛散物が飛来することを抑制できる。さらに、カメラ154およびシャッター155の表面に沿う気流により、カメラ154およびシャッター155の表面の保護および清掃を行うことができる。さらに、カメラ154側から加熱庫110側へ向かう気流により、撮影方向における蒸気などの飛散物を散逸させ、カメラ154の視界をよりクリアにすることができる。また、カメラ154の撮像面に沿う気流により、カメラ154を冷却することができる。これらにより、撮影部150は、加熱庫110内をより精度良く撮影することができる。
また、シャッター155は、加熱庫110の上壁111aよりも上方の第1風路200内に位置しており、シャッター155に対する加熱庫110側を、第1風路200内の気流が流れる。すなわち、加熱庫110の上壁111aと、シャッター155の間に風路が形成されている。そのため、カメラ154に加えてシャッター155についても、蒸気や油などの飛散物から保護されている。これにより、可動部材であるシャッター155が汚され稼働の信頼性が低下することを、抑制できる。
第2風路201へ向かう気流は、支持フレーム151の上壁151aの上方に沿って、カメラ基板153のカメラ154が設置されていない側の面、および、駆動モータ156方向へ流れる。これにより、高い温度に弱い半導体により構成されているカメラ154やカメラ基板153を冷却することができる。そのため、信頼性の高い撮影を行える。また、モータ用のコイルを有する発熱体である駆動モータ156を冷却できるため、高温度によるモータの誤作動を抑制できる。そのため、シャッター155の開閉の信頼性を、より高めることができる。
以下、撮影部150における、撮影動作について説明する。
撮影時において、送風部160は、制御部105からの指示に基づき、ファン162を回転させている。なお、制御部105は、撮影を行う直前からファン162を回転させても良いし、撮影を行わない間も継続的にファン162を回転させても良い。
さらに、撮影部150は、制御部105からの指示に基づき、駆動モータ156を回動する。これにより、シャッター155は、図13および図18に示すように、開放位置へ回動される。この際、カメラ154の撮影面は、加熱庫110に向けて露出される状態となる。しかしながら、送風部160と第1風路200により、カメラ154から加熱庫110に向かう気流が形成されている。そのため、カメラ154が、被加熱物からの蒸気や飛散物により、汚れることを防ぐことができる。
さらに、制御部105からの指示に基づき、カメラ154が加熱庫110を撮影する。撮影後には、制御部105からの指示に基づき、駆動モータ156を回動しシャッター155を遮蔽位置へ回動させる。これにより、カメラ154の撮影面は、加熱庫110に向けて遮蔽されている状態となる。そのため、被加熱物からの蒸気や飛散物により、カメラ154の撮影面が汚れることをより確実に防ぐことができる。また、ファン162が停止され第1風路200に気流が生じていない場合においても、カメラ154の撮影面が汚れることを確実に防ぐことができる。
第1風路200における気流は、カメラ154の撮影面に加えて、シャッター155の上下周囲の表面および回転軸をも通過する。これにより、可動部材であるシャッター155が汚れることを抑制できる。これにより、稼働部材であるシャッター155の開閉動作の信頼性を向上できる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、上記実施の形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
上記実施の形態においては、送風部160は、撮影部150に対して右側に配置されている。しかしながら、送風部160は、撮影部150に対して左側に配置されても良い。
上記実施の形態においては、支持フレーム151の前側壁151bの高さは、後側壁151cの高さよりも低くなるよう形成されている。しかしながら、前側壁151bの高さと、後側壁151cの高さとは、同じ高さに形成されても良い。また、前側壁151bの高さは、後側壁151cの高さよりも高くなるよう形成されても良い。
また、支持フレーム151が前側壁151bを有しており、前側壁151bの下端部が加熱庫110の上壁111aに接して固定されている形態を開示した。しかしながら、支持フレーム151が前側壁151bを有さずに、支持フレーム151の上壁111aの一端を、加熱庫110の上壁111aに接して固定されていても良い。
また、支持フレーム151が、加熱庫110の上壁111aに接して固定されている形態を開示した。しかしながら、支持フレーム151は、土台等の支持部材を介して加熱庫110の上壁111aに取り付けられていても良い。
上記実施の形態においては、シャッター155を撮影面に沿う回動式とした。しかしながら、シャッターを撮影面に沿う往復式により構成しても良い。また、回転軸が撮影面と平行となる開き戸式等により構成しても良い。
また、シャッター155を開閉する駆動モータ156として、DCモータによる回転式を用いた。しかしながら、シャッターを開閉できる稼働部材であれば、リニアモータなどを用いても良い。
上記実施の形態においては、送風部160の下流側において、第2風路201が設けられている構成を示した。しかしながら、送風部160の排気口163と、支持フレーム151の吸気口151eとが、風路の分岐経路を設けずに直接的に繋がる構成としも良い。すなわち、第2風路201を設けない構成としても良い。
また、送風部160の排気口163と、支持フレーム151の吸気口151eとの間には、隙間を有する構成を示した。しかしながら、送風部160の排気口163と、支持フレーム151の吸気口151eとが、直接繋がる風路として形成されていても良い。
上記実施の形態においては、送風部160から撮影部150に向かう送風が、上面視における左右方向となるように構成されている。しかしながら、加熱部が上壁111aの上面視における略中央付近に配置されていない構成においては、送風部160から撮影部150に向かう送風は、上面視における左右方向以外に沿って構成されても良い。
本開示は、撮影部により庫内を撮影する加熱調理器に適用可能である。
1 加熱調理器
100 筐体
101 前枠
102 前面開口
105 制御部
106 マグネトロン(加熱部)
107 導波管(加熱部)
108 放射開口(加熱部)
109 スタラ
110 加熱庫
111a 上壁
111b 左側壁
111c 右側壁
111d 奥壁
111e 底壁
112 壁面開口
113 壁面凹部
114 凹底部開口
120 扉
121 ハンドル
122 ガラス窓
130 操作部
131 操作スイッチ
132 表示部
140 天板部
141 天板開口
150 撮影部
151 支持フレーム
151a 上壁
151b 前側壁
151c 後側壁
151d 左側壁
151e 吸気口
152 撮影開口
153 カメラ基板
154 カメラ
155 シャッター
156 駆動モータ(モータ)
160 送風部(送風ファン)
161 ファンケース
162 ファン
163 排気口
170,170a,170b 照明部
200 第1風路(風路)
201 第2風路

Claims (5)

  1. 前面開口を有する加熱庫と、
    前記加熱庫の上壁において、上面視における前記加熱庫の略中央に少なくとも一部が配置されている、前記加熱庫内に収納される被加熱物を加熱する加熱部と、
    前記加熱庫の上壁において、上面視における前記加熱庫の略中央よりも前側に配置されており、撮影方向が前記加熱庫の鉛直下方よりも後側に傾斜して設けられ、前記上壁に設けられた開口を通じて前記加熱庫内を撮影するカメラと、
    前記加熱庫の上壁において、上面視における前記加熱庫の略中央よりも前側の位置、かつ、上面視における前記カメラに対して左右いずれかの位置に配置されており、前記カメラに向けて略左右方向に送風する送風ファンと、
    前記送風ファンからの送風を吸気する吸気口を有している支持フレームと、を備え、
    前記カメラは、その撮像面を前記支持フレームの内側に露出するように、前記支持フレームに取り付けられ、
    前記支持フレームの内側と前記加熱庫の上壁とにより形成される空間を経て、前記開口より前記加熱庫内に排気される風路が形成され、
    前記送風ファンからの送風により、前記風路に流入した気流は、前記カメラの撮像面に沿って流れ、前記開口から加熱庫内に排気される、
    加熱調理器。
  2. 前記送風ファンは、送風のための排気口を左右方向に対して略直交する面に有している、請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記支持フレームの吸気口と、前記送風ファンの排気口は、略左右方向に対向するように配置されている、
    請求項1または2に記載の加熱調理器。
  4. 前記送風ファンは、上下方向を回転軸とするファンを有している、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  5. 前記送風ファンの排気口の断面積と、前記支持フレームの吸気口の断面積と、前記開口の
    1つである凹底部開口の断面積とは、順に断面積が小さくなるように形成されている、請求項1から4のいずれか1項に記載の加熱調理器。
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