JP2003056852A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP2003056852A
JP2003056852A JP2001242121A JP2001242121A JP2003056852A JP 2003056852 A JP2003056852 A JP 2003056852A JP 2001242121 A JP2001242121 A JP 2001242121A JP 2001242121 A JP2001242121 A JP 2001242121A JP 2003056852 A JP2003056852 A JP 2003056852A
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detecting means
temperature
information detecting
heating
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JP2001242121A
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Yoshiaki Yamauchi
良明 山内
Hideyuki Kimura
秀行 木村
Mitsuru Honma
満 本間
Satoru Sannomaru
悟 山王丸
Masaki Shimozawa
雅規 下澤
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Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/642Cooling of the microwave components and related air circulation systems
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/76Prevention of microwave leakage, e.g. door sealings

Abstract

(57)【要約】 【課題】 食材の認識により分別加熱を行うために、食
品情報検出手段を備え、該食品情報検出手段に加熱調理
時の熱的問題や電磁波対策を行い、安定した調理が可能
となる加熱調理器を構成する。 【解決手段】 加熱室21の上部の外側に強制冷却手段
16や食品情報検出手段2を備えた冷却ダクト11を備
え、この冷却ダクト11に電磁波やヒータから発する熱
を遮断する遮へい手段7を備える。また、食品情報検出
手段2は食品戴置台24の略中央上に配置して撮像方向
と検温方向を食品戴置台24中央付近で交差するように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品の情報を検出
する撮像手段や検温手段などの食品情報検出手段を備え
た加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の加熱調理器は、特開平11−11
8155号公報に開示されているように、加熱室内の状
態を撮影するための撮像手段と、撮像手段で撮影された
画像を外部に送受信する送信手段および受信手段と、画
像を表示する表示手段を備え、該表示手段に画像と調理
残時間を表示している。また、特開平11−14865
1号公報に開示されているように加熱室上部と天板によ
る給気経路を設けて、該給気経路の上部に設置した食品
の温度を検出する検温手段(赤外線センサ)の汚染や結
露を防止するよう給気経路に空気を流している。
【0003】これらの従来技術では、食品の情報を検出
する食品情報検出手段となる、例えば撮像手段や検温手
段等の部品配置や加熱調理時に発生する熱的な問題に対
しては、何ら考慮されていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】食品の分別加熱を行う
ためには、加熱室に入れられた複数の食品から各食品認
識(ご飯や煮物や焼き物などの加熱すべき食品か、生野
菜や刺し身や漬物のように低温で食べるべき食品か、あ
るいは、それぞれの食品の最適加熱温度は何度に設定す
べきか。)、形状認識(大きさは、加熱すべき範囲
は)、食材の温度状態(加熱調理器に入れられた初期状
態は、冷凍状態か、半生状態か)などの食品情報をもと
に加熱箇所と加熱状態を決定(設定)するための情報が
必要となる。
【0005】本発明は、これらの食品情報を検出する手
段を備えた加熱調理器において、加熱調理時に発生する
熱による食品情報検出部品の損傷や寿命等の信頼性確
保、電磁波による誤動作を解決するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、食品と、食品を収納する加熱室と、食品を
加熱するマグネトロンなどの加熱手段と、食品を戴置す
る食品戴置台と、食品の情報を検出する食品情報検出手
段と、食品および加熱情報を表示する表示パネルを備え
た加熱調理器において、前記食品情報検出手段を冷却す
る強制冷却手段と、食品情報検出手段を内部に設置した
冷却ダクトを備えたものである。
【0007】さらに、食品情報検出手段に少なくとも食
品を撮像する撮像手段と、食品の温度を検出する検温手
段を有し、該撮像手段と検温手段は、その撮像方向、検
温方向の互いの中心軸が加熱室の食品を戴置する食品戴
置台の略中央上に載置された食品の表面高さで交差する
ように配置した。
【0008】また、食品情報検出手段として食品を撮像
する撮像手段と、撮像補助用の照明手段を有し、撮像の
方向と照明の方向が略同一方向とした。
【0009】また、強制空冷手段と食品情報検出手段を
内部に設置し独立した冷却ダクトは、吸入口と排出口と
を本体1の外箱面に設けた。
【0010】次に、冷却ダクトを加熱室の天井板を介し
て本体の上部に配置し、食品情報検出手段を加熱室内の
食品を戴置する食品戴置台の略中央上に設置した。
【0011】さらに、冷却ダクト内に少なくとも食品情
報検出手段と、該食品情報検出手段をマグネトロンの電
磁波および熱から遮へいするための遮へい手段と、撮像
補助用の照明手段を備え、空気流に対して、吸入口の上
流側から食品情報検出手段、次に遮へい手段、最後に照
明手段の順に配置した。
【0012】また、冷却ダクト内に少なくとも食品情報
検出手段と、該食品情報検出手段をマグネトロンの電磁
波および熱から遮へいするための遮へい手段と、撮像補
助用の照明手段を備え、少なくとも該食品情報検出手段
と照明手段を冷却ダクトのダクト上板に設置した。
【0013】食品の温度を検温する検温手段に複数の検
出素子で構成された赤外線センサを用い、該赤外線セン
サは、加熱室の食品を載置する食品戴置台上で各検出各
素子による検温範囲形状、大きさが互いに略均等で、そ
の配列が該食品を載置する食品戴置台の中央で略対称と
なるように配置とした。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施例について図面を参
照して説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施例である加熱調理
器の正面から見た内部構造を示す断面図で、1は本体
で、電子レンジやオーブンレンジなどの加熱調理器を示
す。31は食品である。21は食品31を収納する加熱
室である。24は食品31を戴置する誘電体からなる食
品戴置台で、加熱室21の底部に固着している。17は
機械室で、加熱室21の側壁面の外部に設けられてい
る。22は電磁波を発生するマグネトロンで、機械室1
7に設けられている。38は空隙で、箱状に形成され、
上面は加熱室21の底面の食品戴置台24を共用し、他
面は金属板で構成されている。
【0016】23は導波管で、マグネトロン22が固定
され、マグネトロン22から発生した電磁波を空隙38
まで導くものである。26は空隙38内に設けられた回
転自在の回転アンテナで、電磁波を拡散し加熱室21内
に電磁波を放射するものである。
【0017】機械室17には図示していないがマグネト
ロン22などを制御する電源や基板、これらを冷却する
冷却用のファンなどが設けられている。
【0018】10は加熱室21の上部を構成する天井板
である。この天井板10には下記にて説明する撮像手段
3や検温手段4、照明手段5により加熱室21の食品3
1の温度情報などを検出したり、照明したりするための
孔(図示せず)が設けられている。
【0019】11は天井板10を介して本体1の上部に
設けられた冷却用筐体である冷却ダクトで、ダクト上板
12とダクト下板13及びこれらの両側の側面板(図示
せず)からなる両端が開放された箱状に形成さたもので
ある。3は撮像手段で、食品31の形状や色を認識でき
るCCDイメージセンサと呼ばれる固体撮像素子のCC
DカメラやC−MOSカメラ等から構成されているもの
である。4は食品31の温度を非接触で検出する検温手
段で、食品31から放射される赤外線量を電気信号に変
換する赤外線センサから構成されているものである。こ
れら撮像手段3と検温手段4を総称して食品情報検出手
段2と称する。尚、図1では吸入口16a側から見て撮
像手段3、検温手段4の順で配置されているが、これら
のものは自己発熱があまりないため,その配置について
は図1に限定されるものでない。
【0020】5は食品情報検出手段2の動作や作用を補
助する手段として、撮像時の加熱室21の明るさを確保
するために必要な照明手段である。
【0021】上記で説明した食品情報検出手段2と照明
手段5は冷却ダクト11内に設けられ、この冷却ダクト
11を構成するダクト上板12に固定されている。
【0022】6は遮へい板で、マグネトロン22により
食品31の加熱中にマグネトロン22から発振された電
磁波が、天井板10に設けられた撮像手段3用の孔(図
示せず)などから漏れて、撮像手段3や検温手段4など
の信号が乱れないようにするためのものである。7aは
駆動力伝達機構で、電磁波が撮像手段3や照明手段5に
影響しないように該遮へい板6を開閉動作させるための
ものである。7bは遮へい板駆動機構で、駆動力伝達機
構7aを動作させる動力源となるものである。これら遮
へい板6や駆動力伝達機構7aおよび遮へい板駆動機構
7bを総称して遮へい手段7と称す。
【0023】30は断熱材で、冷却ダクト11を機械室
17や加熱室21からなどの伝導熱から遮断するため、
ダクト下板12と機械室17及び加熱室21との間、ダ
クト上板12と外箱20との間などに設けられている。
【0024】前記ダクト下板13には、撮像手段3と検
温手段4により加熱室21の食品31の映像、温度情報
などを検出するため、あるいは照明手段5で食品31を
照明するため撮像手段3用の撮像孔14と、検温手段4
用の検温孔15と、照明手段5用の照明孔18が設けら
れている。
【0025】また、冷却ダクト11内には撮像手段3と
検温手段4と照明手段5等を冷却するため、モータ(図
示せず)を動力源とする強制冷却手段16を設けてい
る。この強制冷却手段16は、本体1を覆う外箱20の
側壁面に備えた外気を取り入れる吸入口16a付近に設
置される。強制冷却手段16により吸い込まれた空気流
11aは冷却ダクト11内を流れ、食品情報検出手段2
や照明手段5などを冷却した後、外箱20の背面部の壁
面に設けられた排出口16bから外部に排出される構造
となっている。
【0026】食品戴置台24が固定された加熱調理器で
は、食品戴置台24上に載置した食品31の位置が動か
ないので撮像や検温による食品31の情報と食品31の
位置が常に一致しているため、これらの情報を情報表示
手段に表示することが容易である。
【0027】図2は食品31を載置する食品戴置台24
が回転する一実施例である。本実施例は食品31を戴置
するところが異なるだけであるため符号1から22まで
と30は図1と同一の構成であり、説明を省略する。
【0028】図2では、食品31を戴置する食品戴置台
24が回転するため、加熱室21の底部外側にモータを
内蔵しているテーブル回転機構28が設けられている。
このテーブル回転機構28に直結された回転軸29の先
端が食品戴置台24と連結している。従ってテーブル回
転機構28が動作しているときは食品戴置台24が回転
する構造となっている。
【0029】また、マグネトロン22が固定される導波
管23は加熱室21の低部にテーブル回転機構28など
があるため、加熱室21の側壁面に固定される構造とな
る。
【0030】食品戴置台24が回転する機構を用いた加
熱調理器は、食品戴置台24に戴置した食品31が回転
することにより、食品31の位置が変化する。この場合
は、撮像や検温の食品情報が食品31の位置が周期的に
変化するため、これらの食品情報を表示手段に表示する
ためには周期的な位置の変化を考慮した表示方法が必要
となる。
【0031】また、検温手段4に関しては、食品21の
半径方向に検出することができれば、一回転で食品戴置
台24の全面の温度検出が可能となる。
【0032】このような加熱調理器では加熱室21に入
れられた食品31の情報として、例えば食品31の映像
と温度を検出することができ、食品31の分別加熱に必
要な認識情報が得られる。
【0033】さらに、これらの情報を検出するための食
品情報検出手段2を熱や電磁波から遮へいすることがで
き、安定した調理が可能となる加熱調理器1を提供する
ことができる。
【0034】また、図1や図2に示す実施例では食品情
報検出手段2として食品31の撮像する撮像手段3と食
品31の温度を検出する検温手段4を用いた構成につい
て説明したが、食品情報検出手段2としてはこの限りで
なく、例えば食品31の重量や面積、体積(ボリュー
ム)、高さ等の情報を検出してもよい。また、撮像手段
3のみでも、検温手段4のみでももちろんよい。さらに
撮像手段3の前面に赤外光領域を透過させるフィルター
を用いると得られた画像情報より温度情報を同時に検出
することも可能である。
【0035】次に、食品31の情報検出する加熱調理器
の冷却ダクト11と食品情報検出手段2の構造とその効
果について食品情報検出の流れを考慮して、図3を用い
て詳細に説明する。
【0036】図3は、図1及び図2の冷却ダクト11付
近を拡大した側面断面図である。
【0037】図1及び図2において、ユーザがドア(図
示せず)を開けると、この図3に示すように遮へい板駆
動機構7bが動作することにより駆動力伝送機構7aが
動作して遮へい板6が移動し、ダクト下板13の撮像孔
14などが開口する。同時に、照明手段5が点灯し、撮
像手段3が食品戴置台24の中央を撮像すると同時に検
温手段4の検温が始まる。
【0038】ここで、照明手段5は真空電球を用いても
よいが、加熱室21内の食品31をより自然光に近づけ
て撮像するためには白色光がよく、例えばクリプトン電
球を用いるとよい。また、この時、照明手段5の発熱に
より食品情報検出手段2となる撮像手段3や検温手段4
等の性能劣化等の信頼性低下が懸念される場合、冷却ダ
クト11内を冷却するため強制冷却手段として強制冷却
手段16を作動させる。
【0039】この強制冷却手段16による冷却は、加熱
調理器の操作開始から加熱調理終了まで、あるいは終了
後各部品が完全に冷却されるまで連続的にあるいは断続
的に続けるとよい。また、冷却ダクト11内の撮像手段
3や検温手段4、照明手段5及び遮へい手段7等の配置
は、冷却ダクト11内の空気流11aの吸込口16a側
から排出口16b側にかけて食品31の情報検出となる
食品情報検出手段2、次に遮へい手段7、最後に照明手
段5としている。これは、最も重要な食品31の情報を
検出する食品情報検出手段2の電子部品を優先的に冷却
することと、自ら発熱する照明手段5を排出口16b側
に設けることにより冷却ダクト11内の冷却効率を向上
させるためである。
【0040】遮へい板6の開閉動作は、遮へい板駆動機
構7bとして、例えば直流モータ等を用い、ウォームギ
ア(図示せず)とラックギア(図示せず)により駆動力
伝達機構7aを介して行っている。
【0041】撮像手段3からの撮像映像は、図5に示す
ように本体1の正面右側に設けた画像表示手段として表
示パネル41上に表示する。後に説明するが表示パネル
41は液晶のタッチパネルにしてもよい。食品31を加
熱室21内の食品戴置台24に載置する様子も該表示パ
ネル41上で画像より確認することができる。
【0042】食品31を食品戴置台24に載置してドア
9を閉めると同時に、撮像手段3で撮像した食品画像情
報を取り込み、該画像情報と検温手段4による食品31
の温度情報を表示パネル41上に重ねて表示する。
【0043】なお、表示方法はここで述べた実施例に限
る必要はない。例えば食品戴置台24上に小さな皿に載
った食品31が載置された場合、撮像手段3で撮像した
画像を表示パネル41上に映すと非常に小さな画像で表
示される。このような場合は、撮像手段3にズーム機構
を設けて、検出した食品情報より該ズーム機構を作動さ
せてもよい。また、撮像手段3からの画像を電気的な処
理により表示パネル41上に適切な大きさとして表示さ
せてもよい。
【0044】照明手段5はドア9を閉めると同時に消灯
し、また、遮へい板6も開口動作時に用いた遮へい板駆
動機構7bを動作させて閉口する。この遮へい板6の開
閉動作により撮像手段3と照明手段5は、マグネトロン
22からの電磁波で食品31を加熱している状態でも完
全にマグネトロン22からの電磁波を遮へいすることが
できるとともに、ヒータ(図示せず)加熱でのオーブン
調理時においても加熱室21からのふく射熱を防止する
ことができる。
【0045】食品31の加熱調理の設定は、本体1の操
作パネル40の表示パネル41で行う。表示パネル41
には食品31の映像と、例えば、該食品31を四分割に
した領域の上段に現在の食品31の温度が表示されてお
り、その食品31の温度の下部には設定温度が表示され
ている。表示例として、図5には食品31の例として弁
当32を表示している。弁当32は上部にご飯32a
が、下部には二分割されたおかずとして肉料理32bが
左側に、漬物32cが右側に入っている。このような弁
当32の場合、食材により設定温度(最適調理温度)が
異なるため現在の食品31の温度や設定温度が分割され
た領域に設けている。
【0046】表示パネル41の下部の操作パネル40に
は食品31の温度設定ボタン42aや加熱開始ボタン4
2b、加熱停止ボタン42cが設置されており、これら
の設定ボタン42により食品31の加熱情報を入力す
る。
【0047】この図5において、表示パネル41にタッ
チ式のパネルを用いた具体的な設定について一例を説明
する。表示されている弁当32を4分割にした領域で温
度が表示されている。現在の食品温度の下に設定温度が
表示されている。例えばご飯32aの場合、大きな数字
の45はご飯32aの現在温度32a1で、小さい数字
の65はご飯32aの設定温度32a2となっている。
【0048】ここで、食品31の仕上がり温度を設定し
たい場合、表示パネル41の設定温度(例えばご飯32
aの設定温度32a2)領域にタッチすると設定温度の
色が変わり、例えば赤字となる(もとは黒字)。この状
態で操作パネル40の温度設定ボタン42aにより適温
を設定する。温度設定ボタン42aを押すごとにより設
定温度は、赤字から青字と変わる。これで設定した領域
がユーザにとって明確となる。
【0049】以上の設定手順で各領域の設定を行い、設
定が完了した後に加熱開始ボタン42bを押すと食品3
1の加熱が開始される。食品31の加熱調理時には食品
31の温度を検出する検温手段4が常に検温を行い、表
示パネル41の現在の食品温度部(例えば設定温度32
a2)へ情報を送り最新の情報を表示している。
【0050】また、食品31の温度情報は機械室17に
設けられた制御部(図示せず)へ送られ、食品31の設
定温度と比較することで加熱の強弱あるいは、加熱継続
か、終了かの判断を行う。
【0051】加熱調理時は、マグネトロン22が作動し
て加熱室21内には電磁波が放射されている。該電磁波
が加熱室21から冷却ダクト11の撮像孔14を通して
冷却ダクト11内に漏洩しないように遮へい板6を設け
ることは先に説明したが、この遮へい板6でダクト下板
13に設けられた撮影孔14や検温孔15を塞がないと
きでも電磁波が漏れない本発明の一実施例について図4
で説明する。
【0052】図4は図3の食品情報検出手段2付近の拡
大図である。図4に示したダクト下板13に設けている
撮像孔14あるいは、検温孔15の孔径φd1、φd2
や孔高さh1は使用する電磁波の波長より決める。本実
施例のマグネトロン22から放射される電磁波の周波数
が2.45GHzであり、波長(λ)は12.2cmで
ある。よって、λ/4の時に撮像孔14や検温孔15で
はインピーダンスが無限大となり電磁波の遮へい効率が
大きくなる。すなわち、撮像孔14や検温孔15の直径
は約30mmである。実際には、電磁波の損失や減衰等
の影響があるため、本発明では撮像孔14の孔径φd
1、検温孔15の孔径φd2を15mm以下とした。
【0053】また、検温手段4の検温光の広がり角度が
広い場合は、孔径φd2をさらに大きくしなければなら
ない。この場合は図4に示すように円筒あるいは円錐形
状で頂点部を切断した形状とし、孔高さh1を大きくし
た。
【0054】加熱が進み、予め設定した食品31の設定
温度、または設定加熱時間に達し、食品31の加熱調理
が終了すると、ブザー(図示せず)等により終了を報知
する。次に、ユーザがドア9を開けると同時に遮へい手
段7が動作することにより遮へい板6が移動し照明孔1
8が開口し、照明手段5により加熱室内21を照明す
る。
【0055】図6は、本発明の一実施例である食品情報
検出手段2を備えた加熱調理器を本体1の上方より見た
断面図である。例として、食品31を載置する食品戴置
台24が固定の場合で説明する。
【0056】図1で説明したように冷却ダクト11は加
熱室21の上部に設けている。また、冷却ダクト11の
空気流11aを取り入れる吸引口16aは、本体1を覆
う外箱20の右側の側壁面に設けている。吸入口16a
付近の冷却ダクト11内には強制冷却手段16を備えて
いる。
【0057】また、冷却ダクト11は食品戴置台24の
中央部24aに該当するところを通るように設けられ
る。排出口16bは外箱20の背面の側壁面に設けてい
る。
【0058】食品31の情報を検出する、例えば食品3
1の映像を撮像する撮像手段3や食品31の温度を検出
する検温手段4等は食品戴置台24の中央部に該当する
ところに設けられている。
【0059】図7(a)は、本発明の一実施例である食
品情報検出手段2となる撮像手段3や検温手段4の取付
け位置関係を示したものである。食品31の映像情報を
検出する撮像手段3は食品戴置台24のほぼ中央上で撮
像手段3の光軸(見る方向)を食品戴置台24面に垂直
に設置することにより、食品31の表面映像を得ること
ができる。
【0060】また、検温手段4は撮像手段3と隣接した
位置に設置し、さらに検温手段4の光軸(見る方向)を
撮像手段3の光軸と食品戴置台24の面上で交点を結ぶ
ようにした実施例である。
【0061】図7(b)は検温手段4の光軸と撮像手段
3の光軸が食品戴置台24の中央上で該食品戴置台24
に置かれた食品31の表面上で交点を結ぶようにした実
施例である。食品31の高さは、食材によりさまざまで
あるが、例えば弁当箱等を考慮すると高さは40mmか
ら50mm程度を考えればよい。
【0062】また、他の実施例としては、撮像手段3の
光軸と検温手段4の光軸は、食品戴置台24の中央上で
該食品戴置台24の表面から食品31高さを想定し、約
50mmまでの範囲で交点を結ぶような構成としてもよ
い。これらの実施例により検温手段4の検温範囲の中心
を食品31の中心位置と合せることができる。
【0063】図8は、本発明の一実施例である食品の情
報を検出する食品情報検出手段2を備えた冷却ダクト1
1のダクト上板12、およびダクト下板13に設置する
該情報検出手段2を示したものである。
【0064】図8(a)はダクト下板13に設置した部
品として、撮像手段3の撮像孔14や照明手段5の照明
孔18を遮へいする遮へい板6と、該遮へい板6を駆動
するための遮へい板駆動機構7bや駆動力伝達機構7a
を示したものである。この場合、遮へい板6は矢印のよ
うな円運動で、撮像孔14などを開閉する。
【0065】図8(b)はダクト上板12に設置した撮
像手段3と検温手段4の近傍に反射板19を設けた実施
例である。食品31を撮像するとき使用する照明手段5
の光を加熱室21に効率良く送るようにするため、食品
31の撮像時に使用する照明手段5を撮像手段3や検温
手段4近くに設置する。この場合、撮像手段3や検温手
段4の電子部品(図示せず)と発熱する照明手段5との
間で熱遮断を行う反射板19を設ける。該反射板19
は、照明手段5の光をダクト下板13側に導くため、例
えば金属板を用いてコの字またはUの字形状とし、開口
側をダクト下板13側に向けて照明手段5を覆うような
構成とした。コの字形状の側板は、例えば撮像手段3や
検温手段4と熱的な遮断構造となる。
【0066】このような構成とすることにより、照明に
よる熱は反射板19で遮断し、加熱室21が高温とな
る、例えばオーブンレンジ時の熱は冷却ダクト11内に
熱が伝わった場合でも、食品情報検出手段2等はダクト
上板12に設置しているため、熱的な影響はより少なく
できる。
【0067】図9は、本発明の一実施例である冷却ダク
ト11内に設置している撮像手段3や照明手段5の遮へ
い板6の構造である。遮へい板6の機能は、加熱室21
からの電磁波を遮へいしたり、加熱室21からの熱伝播
を遮へいしたり、あるいは撮像手段3や照明手段5等の
汚れ(加熱室21内での油等の飛散による汚れ等)防止
である。そのため、遮へい板6は電磁波を通さず、耐熱
性が高い金属板でよい。
【0068】加熱調理中の食品31の画像情報を検出す
るためには、遮へい板6による冷却ダクト11と加熱室
21が遮へいされていても撮像手段3により加熱室21
を撮像する必要がある。この場合は、図9(a)で示す
ような金属板を用いたパンチングメタル6a状の小穴6
a1からなる遮へい板6を用いるとよい。言うまでもな
く小孔6a1の直径はマグネトロン22の電磁波が通ら
ない程度の大きさとする。
【0069】撮像手段3の焦点位置を加熱室21の食品
戴置台24に載置された食品31に合せているため、焦
点位置より手前である遮へい板6の位置では焦点ボケが
生じ、食品31の影像を撮像することができる。また、
該小孔6a1内には透明な耐熱部材45を入れること
で、撮像孔14が遮へい板6により閉口状態でも電磁波
遮へいや熱遮へい、防汚対策ができ、加熱調理中の食品
31の映像を撮像することが可能となる。調理中の食品
31の撮像とは、常に撮像を続ける場合の他に、断続的
に調理過程の影像を撮像することである。
【0070】図9(b)に示す遮へい板6の他の一実施
例では、該遮へい板6に一つの遮へい板撮像孔6bを設
け、この遮へい板撮像孔6bに透明な耐熱部材45を入
れたものである。もちろん、遮へい板撮像孔6bは電磁
波が通らない程度の大きさとする。遮へい板撮像孔6b
の位置は、遮へい手段7により遮へい板6が撮像孔14
などを閉口された状態で撮像手段3の略撮像中心とす
る。撮像手段3の撮像範囲により遮へい板撮像孔6bが
大きくなる場合は、図4で示したように円筒あるいは円
錐形状で頂点部を切断した形状とし、孔高さh1を大き
くしてもよい。言うまでもなく、遮へい板6が閉口した
状態で31食品の撮像を行うため、照明手段5において
も加熱室21を照明する必要がある。この場合は、図9
(a)のパンチングメタル6aの遮へい板6により照明
光も透過するようにするとよい。
【0071】図9(c)は他の一実施例である電磁波な
どの遮へい構造である。遮へい板6は、図9(a)で用
いたように金属板にパンチングメタル6a状の小孔6a
1を複数設けた。但し、少孔6a1内には耐熱部材45
を入れなくてもよい。そのため、熱遮へいや防汚に対し
ては、ダクト下板13にある撮像孔14部にガラス等の
透明な耐熱部材45を貼り合せた。
【0072】他の実施例として図には開示していない
が、ガラス等の透明で耐熱性を有する部材の表面に電磁
波を遮へいするメッシュ状の導電性膜を製膜し、該導電
性膜を有する耐熱部材を撮像するための撮像孔14や、
検温するための検温孔15部に貼り合せた。このような
構成にすると食品31を撮像する撮像手段3やその撮像
時の照明手段5を加熱室21からの熱や電磁波を遮へい
する遮へい板6ならびに遮へい板駆動機構7を取り除く
ことができ、安価な食品情報検出手段2を提供すること
ができる。
【0073】また、該耐熱部材に製膜したメッシュ状の
導電性膜を透過して撮像手段3による食品31の撮像が
できるため、加熱調理途中の食品31の影像をマグネト
ロン22からの電磁波の影響なく、さらに熱的な影響も
なく撮像することが可能となる。
【0074】次に、食品31の情報を検出する例えば、
食品31の影像を撮像する撮像手段3、あるいは食品3
1の検温を行う検温手段4が食品31を載置する食品戴
置台24面に対して斜めに向けた場合の画像、検温範囲
の補正について、本発明の一実施例を説明する。
【0075】図10は、食品31の温度を検出する撮像
手段4に関する検温範囲の補正に関する本発明の一実施
例である。
【0076】加熱室21に載置された食品31の検温手
段4における多点検温には、検温手段4の検温素子が一
列に並んだ配列、あるいは検温素子が複数の行列になっ
た配列の検温手段4を用いる。
【0077】一般的な検温手段4の検温素子の配列は、
例えば、図10(a)に示すように4×4の素子配列と
なるもの等がある。該検温素子は全部で16素子あり、
各素子が同形状で等間隔に並んでいる。このような検温
手段4を加熱室21内の食品31を載置する食品戴置台
24面に対して、斜め方向から照射(検温)すると該食
品戴置台24上での各素子の検温範囲が素子位置で異な
り、形状も歪んだ形となる。
【0078】そこで、本発明の一実施例として図10
(b)に示すように加熱室21内の食品31を載置する
食品戴置台24面に対する検温手段4の検温方向に合せ
て、検温手段4の検温素子形状を決めることにした。
【0079】これにより、食品31を載置する食品戴置
台24上で検温手段4の各検温素子の形状、大きさを均
一にでき、検温素子全体の範囲を歪みのない形状とする
ことができる。言うまでもなく、検温素子配列はn×n
配列でよい。また、行と列の検温素子の数が異なった配
列の検温手段4でもよい。
【0080】また、検温素子形状や配列だけでなく、検
温手段4の照射部に備えているレンズ47にこのような
機能を持たせてもよい。本実施例では検温手段4につい
て述べたが撮像手段3側に画像補正機能を持たせてもよ
い。
【0081】このように加熱室21の上部の外側に強制
冷却手段16や食品情報検出手段2を備えた冷却ダクト
11や、この冷却ダクト11に電磁波やヒータから発す
る熱を遮断する遮へい手段7を備えたり、食品情報検出
手段2を食品戴置台24の略中央上に配置して撮像方向
と検温方向を食品戴置台24中央付近で交差するように
したため、加熱調理時の熱的問題や電磁波対策を行い、
安定した調理が可能となるとともに食品31の分別加熱
を可能にすることができる。
【0082】
【発明の効果】本発明によれば、請求項1から請求項8
のように構成したので食品調理、例えばオーブンレンジ
動作時の熱による食品情報検出手段となる映像手段や検
温手段等の損傷や信頼性を損なうことなく食品戴置台の
食品の情報を検出することが可能となる。
【0083】また、食品情報検出手段を加熱室の食品載
置台の略中央上に設置するため、映像手段による食品画
像を正面から撮像でき、検温手段の検温範囲も歪みのな
い形状で検温ができる。これにより、食品の画像情報お
よび検温情報をもとに複数の食材を有する食品に対して
それぞれの食材の最適調理温度を設定することが可能と
なる。すなわち、食品の分別加熱が可能な加熱調理器を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である食品情報検出手段を備
えた冷却ダクトと、これを用いた加熱調理器正面から見
た内部構造を示す食品戴置台が固定の断面図である。
【図2】本発明の一実施例である食品情報検出手段を備
えた冷却ダクトと、これを用いた加熱調理器正面から見
た内部構造を示す食品戴置台が回転する断面図である。
【図3】本発明の一実施例である食品情報検出手段を備
えた調理器に用いる冷却ダクト内の側面断面図である。
【図4】本発明の一実施例である冷却ダクト内の食品情
報検出手段のダクト下板の孔形状の断面図である。
【図5】本発明の一実施例である電子レンジの正面図と
表示部である。
【図6】本発明の一実施例である食品情報検出手段を備
えた加熱調理器の上方より見た内部断面図である。
【図7】本発明の一実施例である食品情報検出手段とな
る撮像手段と検温手段の取付け位置関係を示した図であ
る。
【図8】本発明の一実施例である食品情報検出手段を備
えた冷却ダクトの上板および下板に設置する部品構成図
である。
【図9】本発明の一実施例である遮へい板の構造図であ
る。
【図10】本発明の一実施例である赤外線センサの検温
素子形状を示す図である。
【符号の説明】
1・・本体 2・・食品情報検出手段 3・・撮像手段 4・・検温手段 5・・照明手段 7・・遮へい手段 10・・天井板 11・・冷却ダクト 11a・空気流 12・・ダクト上板 16・・強制冷却手段 16a・吸入口 16b・排出口 20・・外箱 21・・加熱室 22・・マグネトロン 24・・食品戴置台 31・・食品 41・・表示パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 6/68 320 H05B 6/68 320Q 6/76 6/76 C (72)発明者 山王丸 悟 千葉県柏市新十余二3番地1 株式会社日 立ホームテック内 (72)発明者 下澤 雅規 千葉県柏市新十余二3番地1 株式会社日 立ホームテック内 Fターム(参考) 3K086 AA01 BA08 BB08 CA04 CA09 CA20 CB03 CB04 CB05 CC02 CD03 CD09 3K090 KA04 3L086 AA01 BE01 BE11 CA04 CA16 CB16 CB20 DA02 DA17 DA29

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品(31)と、食品(31)を収納す
    る加熱室(21)と、食品(31)を加熱するマグネト
    ロン(22)などの加熱手段と、食品(31)を戴置す
    る食品戴置台(24)と、食品(31)の情報を検出す
    る食品情報検出手段(2)と、食品(31)および加熱
    情報を表示する表示パネル(41)を備えた加熱調理器
    において、前記食品情報検出手段(2)を冷却する強制
    冷却手段(16)と、食品情報検出手段(2)を内部に
    設置した冷却ダクト(11)を備えたことを特徴とする
    加熱調理器。
  2. 【請求項2】 食品情報検出手段(2)に少なくとも食
    品(31)を撮像する撮像手段(3)と、食品(31)
    の温度を検出する検温手段(4)を有し、該撮像手段
    (3)と検温手段(4)は、その撮像方向、検温方向の
    互いの中心軸が加熱室(21)の食品(31)を戴置す
    る食品戴置台(24)の略中央上に載置された食品(3
    1)の表面高さで交差するように配置したことを特徴と
    する請求項1記載の加熱調理器。
  3. 【請求項3】 食品情報検出手段(2)として食品(3
    1)を撮像する撮像手段(3)と、撮像補助用の照明手
    段(5)を有し、撮像の方向と照明の方向が略同一方向
    であることを特徴とする請求項1ないし請求項2記載の
    加熱調理器。
  4. 【請求項4】 強制冷却手段(16)と食品情報検出手
    段(2)を内部に設置し独立した冷却ダクト(11)
    は、吸入口(16a)と排出口(16b)とを本体
    (1)の外箱(20)面に設けたことを特徴とする請求
    項1ないし請求項3記載の加熱調理器。
  5. 【請求項5】 冷却ダクト(11)を、加熱室(21)
    の天井板(10)を介して本体(1)の上部に配置し、
    食品情報検出手段(2)を加熱室(21)内の食品(3
    1)を戴置する食品戴置台(24)の略中央上に設置し
    たことを特徴とする請求項1ないし請求項4記載の加熱
    調理器。
  6. 【請求項6】 冷却ダクト(11)内に少なくとも食品
    情報検出手段(2)と、該食品情報検出手段(2)をマ
    グネトロン(22)の電磁波および熱から遮へいするた
    めの遮へい手段(7)と、撮像補助用の照明手段(5)
    を備え、空気流(11a)に対して、吸入口(16a)
    の上流側から食品情報検出手段(2)、次に遮へい手段
    (7)、最後に照明手段(5)の順に配置したことを特
    徴とする請求項1ないし請求項5記載の加熱調理器。
  7. 【請求項7】 冷却ダクト(11)内に少なくとも食品
    情報検出手段(2)と、該食品情報検出手段(2)をマ
    グネトロン(22)の電磁波および熱から遮へいするた
    めの遮へい手段(7)と、撮像補助用の照明手段(5)
    を備え、少なくとも該食品情報検出手段(2)と照明手
    段(5)を冷却ダクト(11)のダクト上板(12)に
    設置したことを特徴とする請求項1ないし請求項6記載
    の加熱調理器。
  8. 【請求項8】 食品(31)の温度を検温する検温手段
    (4)に複数の検出素子で構成された赤外線センサを用
    い、該赤外線センサは、加熱室(21)の食品(31)
    を載置する食品戴置台(24)上で各検出素子による検
    温範囲形状、大きさが互いに略均等で、その配列が該食
    品(31)を載置する食品戴置台(24)の中央で略対
    称となるように配置したことを特徴とする加熱調理器。
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