JP2017527763A - 食品加工室を備えた家庭用装置およびカメラ - Google Patents

食品加工室を備えた家庭用装置およびカメラ Download PDF

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Abstract

本発明の家庭用装置(1)は、食品加工室(4)と、ビューウィンドウ(3)を通して食品加工室(4)を観察する少なくとも1つのカメラとを有しており、食品加工室は、ドア(6)によって閉じることができる投入開口部(7)を有しており、家庭用装置(1)は、電子レンジであり、その食品加工室(4)にはマイクロウェーブが供給可能であり、ビューウィンドウ(3)は、複数の孔(16)を備える遮蔽板(15)を有しており、少なくとも1つの孔(16)が、カメラ(2)の視野(S)内に存在し、かつ、カメラ(2)が、遮蔽板(15)の複数の孔(16)に固定される、ようにカメラ(2)が遮蔽板(15)に配向されている。

Description

本発明は、食品加工室と、ビューウィンドウを通してこの食品加工室を観察する少なくとも1つのカメラと、を有する家庭用装置に関しており、上記の食品加工室は、ドアによって閉じることができる投入開口部を有している。本発明は特に、電子レンジおよびオーブン/電子レンジのコンビ型装置に有利に使用可能である。
典型的な家庭用食品加工装置のカスタマは一般的に、食品加工室における(例えばオーブンのような調理室における)食品加工プロセス(例えばローストプロセス、ベーキングプロセスまたはクッキングプロセス)がどの程度進行したかを知りたいものである。このため、食品加工室の投入開口部を閉じることが可能なドアは、面積の大きなフロントガラス板を備えたルックスルー領域を有することが多い。不利であるのは、食品加工室のより良好に断熱された他の壁を通して失われるエネルギよりも多くのエネルギがこのフロントガラス板を通して失われてしまうことである。
エネルギ消費を最小化するためにはこのルックスルー領域を省略することができ、これによってこの領域が効果的に熱を遮断できるようにする。それにもかかわらずなお食品加工室内で経過している処理プロセスをユーザが監視できるようにするため、この装置に、食品加工室を連続して観察または監視するカメラが取り付けられる。得られた画像は、この装置のディスプレイに表示される。結果的にカスタマは、いつものように食品加工室を観察し、これによって処理プロセスを制御し、場合によってはオーブン設定の変更によってこの処理プロセスに影響を及ぼすことができる。
電子レンジでは、カメラおよびこれに接続される電子装置をマイクロウェーブビームに曝してはならないという問題が生じる。なぜならばこれによってそれらの機能が損なわれることがあるかまたはマイクロウェーブビームによって破壊されることさえもあるからである。
本発明の課題は、従来技術の欠点の少なくとも一部を克服し、特に、家庭用電子レンジの食品加工室をカメラベースで監視するための簡単に実現できる可能性を提供することである。
この課題は、独立請求項の特徴的構成によって解決される。有利な実施形態は特に従属請求項に記載されている。
上記の課題は、ドアによって閉じることができる投入開口部を有する食品加工室と、ビューウィンドウを通して食品加工室を観察するための少なくとも1つのカメラと、を有する家庭用装置によって解決され、この家庭用装置は、食品加工室にマイクロウェーブが供給可能な電子レンジであり、ビューウィンドウは、複数の孔を備えた遮蔽板(「孔あき板」とも称される)を有しており、上記のカメラは、遮蔽板の少なくとも1つの孔が、このカメラの視野内に存在するように遮蔽板に配向されており、このカメラは、遮蔽板の複数の孔に固定されている。
本発明では、遮蔽板の複数の孔にカメラを固定することにより、遮蔽板上のカメラの視野が正確にわかり、さらに事前に調整できる、という利点が得られる。これによって保証できるのは、このカメラ(特にその対物レンズ)が位置決めおよび配向されて、このカメラにより、遮蔽板を通して、食品加工室内をあらかじめ定められたようにかつ十分に見通せることである。すなわち、上記の孔に固定することにより、遮蔽板を通して見通せるようにするために、特に付加的な調整要素、マークなどがなくてもカメラの正確な位置決めが簡単な手段によって可能になる。ここでこれらの調整要素、マークなどは、コストをかけなければ高い精度を提供できないかまたは付加的な位置決め許容差をもたらすものである。すなわち、カメラの光軸または視線軸が、遮蔽板の孔に正確に定められて方向付けされる場合には特に、ディスプレイ上に観察者フレンドリに表示するための自動的な画像評価ないし画像処理が格段に容易になる。ここでは、ユーザが食品加工室内を見透かさせるようにするためのフロントガラス板を省略することができる。
すなわち、上記の家庭用装置は、食品加工のための家庭用電子レンジである。この装置は、独立した装置、例えば電子レンジであってよい。この装置は択一的に、少なくとも1つの別の食品加工機能を備えた装置(コンビ型装置)、例えば電子レンジ機能を備えたオーブンおよび/またはスチーム調理装置であってよい。
上記の食品加工には特に、処理すべき料理の加熱または調理を含んでいてよい。この場合には食品加工室を調理室と称することも可能である。
この家庭用装置は、1つ以上のカメラを有していてよい。これらのカメラを各ビューウィンドウに配向することが可能である。少なくとも2つのカメラを共通の1つのビューウィンドウに配向することも可能である。
カメラは、一連の静止画または動画(ビデオ、ストリームなど)を撮影する写真技術の装置であってよい。これらのカメラは特に、デジタルカメラであってよい。
1つの発展形態では、上記の少なくとも1つのカメラは家庭用装置の制御装置に接続されており、これによって、例えば、カメラによって撮影した画像により、食品加工の経過が自動的に制御される。このために画像を画像処理することが可能である。上記の家庭用装置は、例えば専用の画像処理装置の形態で、またはこの制御装置の機能として、対応する画像処理機能を有していてよい。これとは択一的または付加的に、カメラによって撮影した画像をユーザに一層良好に表示できるように処理するため、例えば鮮明にするまたは色補正するため、上記の画像処理を使用することができる。
本発明の別の1つの発展形態では、少なくとも1つのカメラによって撮影した画像を家庭用装置のディスプレイに表示可能である。このディスプレイは、液晶ディスプレイまたはOLEDディスプレイであってよい。このディスプレイは、カラーディスプレイであってよい。
本発明の一発展形態では、カメラによって撮影した画像を外部装置に、例えばコンピュータまたはスマートフォン、タブレットなどに伝送することができる。これにより、食品加工のリモート監視が可能になる。このために上記の家庭用装置に、少なくとも1つのカメラによって撮影した画像の少なくとも一部を送信するための無線および/または有線の送信装置を設けることができ、例えばUSBインタフェース、イーサネットインタフェース、無線送信器などを設けることができる。
ビューウィンドウは特に、食品加工室を画定する少なくとも1つの壁を通る貫通部、例えばドアまたはマッフルの内壁を通る貫通部を有していてよい。このビューウィンドウは、ユーザ用の従来のルックスルー領域よりも格段に小さく形成することができるため、熱損失を格段に低減することができる。
食品加工室にマイクロウェーブを供給できるということは、このマイクロウェーブが食品加工室に入射し得ることを意味し得る。このために家庭用装置は、マイクロウェーブを形成するマイクロウェーブ形成装置、例えばマグネトロンを有することが可能である。このマイクロウェーブをマイクロウェーブ導波器によって、例えばカバーおよび/または側壁を通して、食品加工室に導くことができる。
遮蔽板とは特に、少なくとも実質的に一定の厚さを有する平坦なボディと理解してよい。
その厚さは有利には3ミリメートル未満(精密板金)、有利には1ミリメートル未満である。遮蔽板は、金属から構成することができ、例えば銅から構成することが可能である。金属の場合に遮蔽板を圧延既製品から作製することが可能である。この遮蔽板は、複数の孔を有するのにもかかわらず、装置によって形成されるマイクロウェーブがこれを貫通しないという特性を有する。
これらの孔は一般的に極めて小さく、比較遠くからの見透かしを極めてわずかにしか妨げない。これは特に、カメラの対物レンズの直径が、約2mmまでの範囲にある場合に当てはまる。これに対し、観察者の眼またはカメラの対物レンズが、遮蔽板の前の極めて近くに(例えば数ミリメートルから約1センチメートルの範囲に)存在する場合、これらの孔は、はっきりと知覚される。これらの孔は、打ち抜き、押圧、切断、エッチングなどによって遮蔽板に挿入することができる。
これらの孔は、遮蔽板において、特に規則的なパターンで配置される。この規則的なパターンは、例えばマトリクス状のパターンであってよく、ここではこれらの孔が、互いに直交する行と列とに配置されている。
この規則的なパターンは、半分の位置だけ交互にずらした行および/または列を有するパターンであってもよい。このようなパターンは、六角形の単位セルを有し得る。しかしながらこれらの孔は、中央の1つの孔の周りに配置された例えば1つ以上のリングを有するリング状のパターンで挿入することも可能である。
上記のカメラを遮蔽板の複数の孔に固定することには、特にこのカメラを直接、またはホルダを介して孔に固定することが含まれる。
本発明の一実施形態では、カメラないしは対応する対物レンズの光軸または視線軸は、遮蔽板の1つの点に配向されており、ここでこの点は、カメラの視野内に存在する、複数の孔からなるグループの中心点である。これにより、周囲方向に特に均一な画質が得られる。
本発明の一実施形態ではまた、少なくとも上記のカメラの視野内に存在する、複数の孔からなるグループが、特に視線軸または光軸との交点の周りに、少なくとも2回の回転対称性を有する。このことは特に、視野の中心の周りの180°の回転対称性に対応する。回転対称に配置することにより、画質の均一性が改善される。n回転対称性の数nが大きければ大きいほど、画質をより均一にすることが可能である。一発展形態では、少なくとも上記のカメラの視野内に存在する、複数の孔からなるグループは3回、4回、5回、6回または8回の回転対称性を有する。
孔の形状は限定されておらず、例えば自由形状、円形状、楕円状またはm角形(ただしm≧3)であってよい。四角形の孔は、例えば平行四辺形、特に菱形、特に矩形、特に正方向の形状を取り得る。菱形は、等角状でも押し潰されていてもよい。孔は、特に五角形、六角形、または八角形の形状を有し得る。例えば、複数の種々異なる角の基本形状を重ね合わせることも可能であり、例えば正方形と八角形との組み合わせが可能である。
一実施形態では、カメラが、遮蔽板の複数の孔に係止される。この係止により、簡単に実現可能であり、長期間安定かつ確実な、遮蔽板へのカメラの固定が可能になる。択一的または付加的には、カメラを(直接またはホルダを介して)力結合(例えば挟み付け)で、および/または、材料結合(例えば接着剤)で孔に固定することが可能である。このためには特にあそびなしにまたはごくわずかなあそびを伴ってカメラ(それ自体またはホルダ)を孔に挿入することができる。
別の実施形態では、カメラまたはそのホルダは、孔に係止するための係止要素(例えば係止フックまたは係止突起)を有する。これらの係止要素により、簡単な押し付けによって遮蔽板にカメラを固定することができる。係止要素は、特に係止ゲージを有しており、この係止ゲージによってこの係止要素は遮蔽板の孔にはめ込まれる。これらの係止要素は、特に遮蔽板の孔間隔の整数倍に対応する配置構成を有する。カメラは、(例えば係止の際に)すべての突起が挿入されて係止する場合にのみ、遮蔽板に取り付けることができる。そうでない場合には(例えば、正しい場所から側方にずれているおよび/または回転していることにより)カメラは上記の板の上を滑走する。
別の実施形態では、これらの係止要素のうちの少なくとも1つは、細い先端部を有する。これによってその少なくとも発端部の幅が小さいことに起因して、対応する係止要素は、対応する孔に簡単に当たりかつ簡単に挿入することができる。さらにカメラとは反対側を向いた、遮蔽板の面に配置されている対象体に対するスペーサまたはストッパとしてこの先端部を使用することができる。一発展形態では、すべての係止要素がこのような先端部を有する。
さらに別の実施形態では、遮蔽板は平坦に形成されており、かつ、カメラは遮蔽板に(垂直ではなく)斜めに配向されている。これにより、特に小型の構成が得られる。これにより、カメラがドアに組み込まれる場合に比較的薄いドアを提供することができる。カメラを垂直に配向するとは特に、このカメラの視線軸または光軸が、遮蔽板に垂直に配向されている、または遮蔽板との交点において面法線に平行に配向されていることであると理解することができる。同様にカメラを斜めに配向するとは特に、カメラの視線軸が、遮蔽板に垂直に立っておらず、(90°とは異なる傾斜角で)立っているか、または遮蔽板との交点において面法線に対して傾いて配向されていることと理解することができる。
さらに別の実施形態では、遮蔽板は、平坦な板であり、かつ、カメラが遮蔽板に垂直に配向されている。これにより、遮蔽板に対するカメラの斜めの配向とは異なり、食品加工室内をのぞき込むために孔の全面積を利用することができ、これにより、特に良好な画質が得られる。またこうすることにより、遮蔽板を特に小さく維持することも可能になる。さらにこの実施形態では遮蔽板の波打ちは、画質をほとんどまたはまったく損なうことがない。
さらに本発明の一実施形態では、遮蔽板が、垂直線ないしは垂直方向の空間方向に対して傾けられている。これにより、小型の構成と、高い画質とを結び付けることができる。遮蔽板および対応するビューウィンドウは比較的小さいため、上記の傾いた配置構成に対してはわずかなスペースしか必要ない。一発展形態では、遮蔽板は垂直線に対して傾けられており、かつ、カメラは遮蔽板に斜めに配向されている。別の発展形態では、遮蔽板は、垂直線に対して傾けられており、かつ、カメラは遮蔽板に垂直に配向されている。この場合、水平線に対するカメラないしはその視線軸の傾斜角は特に、垂直線に対する遮蔽板の傾斜角に等しい。
一実施形態ではさらに、遮蔽板は食品加工室の方向にアーチが付けられており、例えば球形の頭蓋冠状にアーチが付けられている。これにより、遮蔽板の近傍に配置したカメラでは、複数の孔に対して対物レンズを少なくともほぼ同じ間隔にすることができる。この場合、遮蔽板の表面における複数の孔の配置は、例えば複数の孔からなる切頂二十面体状の配置に対応し、この配置は、例えば、表面が五角形および六角形から構成されるサッカーボールの構造に類似している。
本発明の一実施形態ではまた、遮蔽板の孔の縁部の断面が丸められている。これにより、画像における色の誤りを防止することでき、ここでこの色の誤りは、例えば、鋭いエッジにおいて光学的な屈折現象に結び付く。ここでこの鋭いエッジは、例えば、粗雑な打ち抜きプロセスによって発生する。
さらに本発明の一実施形態では、上記のカメラおよびビューウィンドウがドアに配置されている。このことは有利である。なぜならば、この場合にはカメラにより、食品加工室で経過している現象が、フロントガラス板を通してのぞき込むときの視角に少なくともほぼ対応し、したがってカスタマにとってはこれを直感的に特に容易に理解できる視角から撮影されるからである。しかしながらこの家庭用装置はこれには限定されない。したがって択一的または付加的にこの家庭用装置は、少なくとも1つの別のカメラを有することができ、この別のカメラは特に、ドアに取り付けられるのではなく、例えば、食品加工室を画定するケーシングの天井に、および/または、少なくとも1つの側壁に、および/または、後面の壁または壁部に取り付けられてよい。天井に配置することにより、ただ1つの調理品面または最も上にある調理品面を特に良好に見ることができる。複数のカメラを使用することにより、食品加工室の特に詳細な観察または監視が可能になる。複数のカメラを使用する際には、少なくとも2つのカメラ、特にすべてのカメラの(ビデオその他を含めた)画像を1つのディスプレイに一緒に表示することができ、これによって特に完全な監視が可能になる。別の一発展形態では、種々異なるカメラの画像を交互にディスプレイに表示できるようにし、このため、表示したいカメラを、例えばユーザ側から選択することができる。
別の一実施形態では上記のカメラは、遮蔽板の複数の孔からなる少なくとも2つの線に固定されており、これらの線の間にカメラの視野が存在する。これにより、比較的少ない係止要素で、視野を狭めることなく、カメラを特に確実にセットすることができる。
さらに別の実施形態では、上記のビューウィンドウは、透明なガラス板を有しており、このガラス板は、遮蔽板と、食品加工室との間に配置されている。このガラス板は、例えばはねおよび蒸気に対する保護カバーとして、かつ、場合によって断熱要素として機能する。このガラス板は、プラスチックまたはガラスから構成され得る。
さらに一実施形態では、上記のガラス板が遮蔽板から離隔されて配置されている。これにより、遮蔽板の孔の後方において、カメラの係止要素により、背後から容易に係止を行うことができる。これらの係止要素が、ガラス板の方向に突出する先端部を有する場合、ガラス板に対するスペーサおよび/または支承部として、これらの先端部を使用することが可能である。
上で説明した、本発明の特性、特徴および利点ならびにこれらがどのようにして得られるかは、実施例の以下の概略的な説明に関連して明瞭かつ明白に理解できる。この実施例を複数の図面に関連して詳しく説明する。
カメラおよびこのカメラ用のビューウィンドウを備えた家庭用電子レンジを側方から見た断面図である。 カメラおよびビューウィンドウの領域における、家庭用電子レンジの考えられ得る第1実施形態を側方から見た断面図である。 カメラおよびビューウィンドウの領域における、家庭用電子レンジの考えられ得る第2実施形態を側方から見た断面図である。 カメラおよびビューウィンドウの領域における、家庭用電子レンジの考えられ得る第3実施形態を側方から見た断面図である。 カメラの視野の考えられ得る位置と共に、平坦な遮蔽板の複数の円形の孔の配置を示す正面図である。 カメラの視野の考えられ得る別の位置と共に、平坦な遮蔽板の複数の円形の孔の配置を示す正面図である。 カメラの視野の考えられ得るさらに別の位置と共に、平坦な遮蔽板の複数の円形の孔の配置を示す正面図である。 平坦な遮蔽板の複数の菱形孔の配置を示す正面図である。 カメラの視野の考えられ得る2つの位置と共に、平坦な遮蔽板における別の複数の菱形孔の配置を示す正面図である。 遮蔽板に取り付けたカメラを側方から見た断面図である。 図9の遮蔽板の菱形孔の配置構成を、そこに配置されたカメラの係止要素と共に示す正面図である。 湾曲した遮蔽板の複数の孔の配置を示す正面図である。
図1には、カメラ2およびこのカメラ用のビューウィンドウ3を備えた家庭用電子レンジ1が側方から見た断面図で示されている。家庭用電子レンジ1は、例えば、独立型の電子レンジまたはコンビ型のオーブン/電子レンジである。家庭用電子レンジ1は、食品加工室4を有しており、この食品加工室4は、壁部またはマッフル5によって包囲されており、これは、ドア6によって閉じることができる投入開口部7を正面側に有する。ここでは個別画像または画像の列(ビデオ、ストリームその他)を撮影するためのデジタルカメラとして構成されているカメラ2は、ドア6内に取り付けられている。カメラ2は、ビューウィンドウ3を通して食品加工室4を観察するために使用される。
家庭用電子レンジ1は、マグネトロン8を有しており、このマグネトロン8は、マイクロウェーブを形成し、マッフル5のカバー9を通してこのマイクロウェーブを食品加工室4に導くことができ、これによってこの食品加工室にマイクロウェーブを供給することができる。
カメラ2は、画像処理装置10に接続されており、この画像処理装置10は、カメラ2によって撮影した画像を処理し、例えば、ディスプレイ11上によりよく表示できるようにするために処理を行う。すなわち、ユーザはディスプレイ11上で、食品加工室4から得られる画像を観察することができる。ディスプレイ11は、例えば、液晶ディスプレイ(例えばLCDディスプレイ、TFTディスプレイその他)またはLEDディスプレイ(例えばOLEDディスプレイ)であってよい。このディスプレイ11は画像処理装置10に接続されている。画像処理装置10は、専用のユニットまたは例えば家庭用電子レンジ1の中央制御装置であってよく、この場合にこれは画像処理機能を有する。画像処理装置10はここでは、少なくとも1つの外部装置、例えばスマートフォン、タブレット等々との(図の上の)インタフェース12に接続されている。インタフェース12は、単方向または双方向に動作する無線および/または有線のインタフェースであってよく、例えば、イーサネットインタフェース、USBインタフェース、FireWireインタフェースまたはシリアルインタフェース、または無線インタフェースもしくは赤外線インタフェース、例えばBluetoothインタフェースまたはWLANインタフェースであってよい。
図2には、カメラ2およびビューウィンドウ3、3aの領域における、家庭用電子レンジ1の考えられ得る第1実施形態が示されている。ビューウィンドウ3、3aは、食品加工室4側を向いた、ドア6の部分14に透明なガラス板13を有する。ガラス板13は、例えばドア6への蒸気またははねの進入を阻止する。ガラス板13から均等に離隔されて、ドア6には(ひいては食品加工室4とは反対側を向いたガラス板13の面には)、ガラス板13を通して漏れ出るマイクロウェーブを遮蔽するための、ここでは平坦な遮蔽板15が設けられている。遮蔽板15の後ろにはカメラ2が設けられており、すなわちこのカメラ2はマイクロウェーブビームから保護されている。
遮蔽板15は、薄い金属板部分から作製されており、この金属板部分には複数の孔16が開けられており、例えば打ち抜き、レーザ溶接などによって孔16の縁部は、断面が丸められており、これによって、例えば光学的な屈折現象が抑止されている。
カメラ2は、少なくとも1つの孔16がカメラ2の視野S内に存在するように遮蔽板15に配向されている。カメラ2は、係止部により、遮蔽板15の複数の孔16に固定されている。遮蔽板15の複数の孔16にカメラ2を(直接またはホルダを介して)係止することにより、簡単な手段で、視野Sの正確に定められた配向および位置決めが可能になる。
カメラ2の視野Sはここでは、例えばその光軸または視線軸Oの周りに対称に、特に円形に配置されている。ここでは視野Sの一方の縁部と視線軸Oとは、半分の開口角α/2をなす。遮蔽板15への視野Sのマッピングまたは投影は、「遮蔽板上の視野」とも、または視野面とも称することが可能である。
遮蔽板15へのカメラ2の配向は、視線軸Oと遮蔽板15の表面との間の角度βによって決定される。角度β=90°の場合には垂直方向の配向ともいい、0°<β<90°、または、90°<β<180°の範囲の角度の場合には斜めの配向ともいう。視線軸Oと遮蔽板15との交点が測地的に、視線軸Oのカメラ2における始点の上にある場合には、斜め下方向の配向ということもでき、また視線軸Oと遮蔽板15との交点が測地的に、視線軸Oのカメラ2における始点の下にある場合には、斜め上方向の配向ということが可能である。この図2には、垂直方向にないしは垂直線Vに沿って配向された遮蔽板15への、斜め上からのカメラ2の配向が示されている。このような配置構成は極めてコンパクトであり、かつ、特にドア6の所要の厚さを小さく維持することができる。
極めて鋭い角度で遮蔽板15を通して見る(すなわち視線軸Oと遮蔽板15とが、極めて小さい「最小」角をなす)場合、遮蔽板15は、実質的に「見透かし不能」である。なぜならば、この場合であっても依然として見える、遮蔽板15における孔16の最小直径は、遮蔽板15の厚さよりもさほど大きくはないからである。これは、図2において、例えば視野Sの書き込んだ下側の境界周りの所定の角度領域の場合に起こり得る。この作用は、薄い遮蔽板15が正確に平坦ではなく、やや「歪んで」おり、ひいては波を打っている場合には強まる。この場合には波打ちのタイプにより、視野Sの縁部領域において「盲点」が生じ得る。
視野Sにおける鋭角βを回避するため、図3に示したように、遮蔽板15それ自体を垂直線Vに対して角度γだけ傾けることが可能である。この際にはビューウィンドウ3、3bのガラス板13も垂直線Vに対して傾けることができ、例えば、ビューウィンドウ3、3bがここでも遮蔽板15に平行になるように(しかしながら有利には離隔されて)、このビューウィンドウ3、3bのガラス板を(すなわち同様に角度γだけ)傾けることも可能である。すなわちここではビューウィンドウ3、3b全体を垂直線Vに対して角度γだけ傾けるのである。これにより、カメラ2の配向が同じままで、角度βを図2に比べて大きくするないしは90°に(しかも角度γの値だけ)近づけられるため、孔16の光学的な押し潰されが一層小さくなる。またこれにより、視線軸Oの周りの周囲方向において一層均一な画質を得ることも可能になる。
図4には、カメラ2およびビューウィンドウ3、3cの領域における、家庭用電子レンジ1の考えられ得る第3実施形態が、側方から見た断面図で示されている。ビューウィンドウ3、3cは、ビューウィンドウ3bに類似して垂直線Vに対して傾けられているが、ここでは、視線軸Oが遮蔽板15に対して垂直に配向されるような大きさで傾けられている。これにより、視線軸Oの周りの周囲方向において特に均一な画質を得ることが可能になる。
図5には、遮蔽板15、15aの考えられ得る一実施形態が正面図で示されている。孔16、16aは円形かつ規則的なパターンで配置されている。このパターンは、六角形の中実な基本セルGを有する。これは、半分の位置だけ横方向に交互にずらした行、および/または、半分の位置だけ縦方向に交互にずらした列を有するパターンと見なすことも可能である。
視線軸Oは、特にこれらの孔16、16aのうちの1つの孔L1の中央を通って延びていてよい。遮蔽板15における視野Sの大きさに応じて(視野面の大きさに応じて)、この孔L1だけが視野S内に存在することが可能であり、複数の孔L2からなるつぎの円の少なくとも一部分が(特に大部分が、すなわち50%を上回る面積割合で)視野S内に存在することも可能であり、さらに複数の孔L3からなる別の円の少なくとも一部分が(特に大部分が)視野S内に存在することが可能である等々である。これらの孔L1、L2、L3は、破線で示されている。
カメラ2の視野S内に存在する、複数の孔16aのグループは、視線軸O周りの回転について、6回対称性を有しており、すなわち、孔16aのこのグループは、視線軸Oの周りに一回転(すなわち360°だけ)すると、6回、それ自体にマッピングされ、しかも60°回転するごとにマッピングされる。
カメラ2を斜めに配向する際には、遮蔽板15における視野Sは例えば楕円形に形成され得る。
図6には、カメラ2の視野Sの考えられ得る別の位置と共に、平坦な遮蔽板15の孔16、16aの配置が正面図で示されている。ここでは視線軸Oは、孔16aを通っておらず、隣接する2つの孔16aの中心を結ぶ接続線の中点にある。
実質的に有効な最小の視野Sには、2つの孔16aであるL1の、少なくとも一部分だけが含まれており、つぎに大きい視野Sにはさらに、上記の孔の隣の側方の孔16aであるL2が含まれており、さらに一層大きな視野Sには、つぎに隣接する残りの孔16aであるL3が含まれている等々である。
カメラ2の視野S内に存在する孔16aのグループは、視線軸Oの周りの回転について2回対称性を有しており、すなわち、孔16aのグループは、視線軸Oの周りに一回転すると、それ自体に2回マッピングされ、しかも180°回転するごとにマッピングされる。
図7には、カメラ2の視野Sの考えられ得るさらに別の位置と共に、平坦な遮蔽板15の孔16、16aの配置が正面図で示されている。ここでは視線軸Oは、隣接する3つの孔16aの中心を通っている。
実質的に有効な最小の視野Sには、3つの孔16aであるL1の少なくとも一部分だけが含まれており、つぎに大きい視野Sには付加的に、これを取り囲む孔16aであるL2の少なくとも一部分だけが含まれている等々である。
カメラ2の視野S内に存在する複数の孔16aのグループはここでは、視線軸O周りの回転について3回対称性を有しており、すなわち、孔16aのこのグループは、視線軸Oの周りに一回転すると、3回、それ自体にマッピングされ、しかも120°回転するごとにマッピングされる。
図8には、平坦な遮蔽板15、15bの菱形孔16、16bの配置が正面図で示されている。これらの菱形孔はここでは、正方形の孔16bとして形成されており、これらの孔は、垂直に立っており、例えばm、n≧8の均一な(m×n)のマトリクスパターンに配置されている。
図9には、カメラ2の視野Sの考えられ得る2つの位置と共に、平坦な遮蔽板15、15cの別の菱形孔の配置が正面図で示されている。遮蔽板15cは、菱形孔16、16cからなる、半分の位置だけ横方向に交互にずらした行、および/または、半分の位置だけ縦方向に交互にずらした列を備えたパターンを有する。
ここでは孔16cは、頂点の上に立つ斜めの菱形として形成されている。
左側に示した視野Sでは、視線軸Oは、1つの孔16cであるL1の中央を通っており、右側に示した視野では、視線軸は、これを取り囲む4つの孔16cであるL1の中央を通っている。
図10には、遮蔽板15に取り付けたカメラ2が、側方から見た断面図で示されている。カメラ2は、直接、またはここで図示したようにホルダHを介して、遮蔽板15に係止されて接続されている。ホルダHはこのために、遮蔽板15を向いたこのホルダの面に、遮蔽板15に背後から係合する複数の係止突起または係止フック20を有している。カメラ2は、すべての係止フック20が、対応する孔16に係止できる場合にのみ、遮蔽板15に係止して接続することが可能である。これにより、極めて高い位置決め精度が得られる。
係止フック20は、遮蔽板15を向いたその端部に、細くかつ遮蔽板15の方向に延在する先端部21を有する。この先端部は、遮蔽板15に対するスペーサとして使用され、例えば、遮蔽板15と、ガラス板13との間隔が確実に維持されるようにする。先端部21はまた、孔16への挿入が容易に行われるようにする。
図11には、図9の遮蔽板15cの菱形孔16cの配置構成が、そこに配置されたカメラ2の係止フック20と共に正面図で示されている。カメラ2は、遮蔽板15cの複数の孔16cからなる2つの線C1およびC2、またはC3およびC2に固定されており、これらの線の間にカメラ2の視野Sが存在する。
図12には、球形の頭蓋冠状または球面状に食品加工室4の方向にアーチが付けられたまたは湾曲された遮蔽板15dの複数の円形の孔16、16dの配置構成が正面図で示されている。
当然のことながら、本発明は、図示した実施例に限定されることはない。
一般的に「1つ」とは、例えば「ちょうど1つ」などという表現によって明示的に除外されていない場合には、特に「少なくとも1つ」または「1つまたは複数」などという意味において、1つまたは複数と理解することができる。
さらに、示した個数は、明示的に除外されているのではければ、示した数そのものも、一般的な許容範囲も共に含み得る。
1 家庭用装置
2 カメラ
3 ビューウィンドウ
3a〜3c ビューウィンドウ
4 食品加工室
5 マッフル
6 ドア
7 投入開口部
8 マグネトロン
9 マッフルの蓋
10 画像処理装置
11 ディスプレイ
12 インタフェース
13 ガラス板
14 部分
15 遮蔽板
15a〜15d 遮蔽板のさまざまな実施例
16 遮蔽板における複数の孔
16a〜16d 孔のさまざまな実施例
20 係止フック
21 係止フックの細い先端部
C1〜C3 遮蔽板の複数の孔から構成される線
G 基本セル
H ホルダ
L1 小さな視野Sに属する複数の孔
L2 より大きな視野Sに属する複数の孔
L3 さらに大きな視野Sに属する複数の孔
O カメラの視線軸
S カメラの視野
V 垂直方向の空間方向
α 視野の全開口角
β 視線軸と遮蔽板の表面との間の角度
γ 垂直線に対する遮蔽板の角度

Claims (13)

  1. ・ドア(6)によって閉じることができる投入開口部(7)を有する食品加工室(4)と、
    ・ビューウィンドウ(3)を通して前記食品加工室(4)を観察するための少なくとも1つのカメラ(2)と、
    を有する家庭用装置(1)において、
    ・前記家庭用装置(1)は、前記食品加工室(4)にマイクロウェーブを供給可能な電子レンジであり、
    ・前記ビューウィンドウ(3)は、複数の孔(16)を備えた遮蔽板(15)を有しており、
    ・前記カメラ(2)は、少なくとも1つの孔(16)が前記カメラ(2)の視野(S)内に存在するように前記遮蔽板(15)に配向されており、
    ・前記カメラ(2)は、前記遮蔽板(15)の複数の孔(16)に固定されている、
    家庭用装置(1)。
  2. 前記カメラ(2)は、前記遮蔽板(15)の複数の孔(16)に係止されている、
    請求項1に記載の家庭用装置(1)。
  3. 前記カメラ(2)は、前記複数の孔(16)に係止するための複数の係止要素(20)を有しており、
    複数の前記係止要素のうち少なくとも1つの係止要素(20)は、細い先端部(21)を有する、
    請求項2に記載の家庭用装置(1)。
  4. 前記遮蔽板(15)は、平坦な板であり、
    前記カメラ(2)は、前記遮蔽板(15)に斜めに配向されている、
    請求項1から3までのいずれか1項に記載の家庭用装置(1)。
  5. 前記遮蔽板(15)は、平坦な板であり、
    前記カメラ(2)は、前記遮蔽板(15)に垂直に配向されている、
    請求項1から3までのいずれか1項に記載の家庭用装置(1)。
  6. 前記遮蔽板(15)は、垂直線に対して傾けられている、
    請求項5に記載の家庭用装置(1)。
  7. 前記遮蔽板(15)は、前記食品加工室(4)の方向にアーチが付けられた板である、
    請求項1から3までのいずれか1項に記載の家庭用装置(1)。
  8. 前記遮蔽板(15)の前記孔(16)の縁部は、断面が丸められている、
    請求項1から7までのいずれか1項に記載の家庭用装置(1)。
  9. 前記カメラ(2)および前記ビューウィンドウ(3)は、前記ドア(6)内に配置されている、
    請求項1から8までのいずれか1項に記載の家庭用装置(1)。
  10. 前記カメラ(2)の視線軸(O)は、前記カメラ(2)の前記視野内に存在する、複数の孔(16)からなるグループの中心点を表す、前記遮蔽板(15)の1つの点に配向されている、
    請求項1から9までのいずれか1項に記載の家庭用装置(1)。
  11. 前記カメラ(2)の前記視野(S)内に存在する、前記複数の孔(16)からなるグループは、少なくとも2回の回転対称性を有する、
    請求項1から10までのいずれか1項に記載の家庭用装置(1)。
  12. 前記カメラ(2)は、前記遮蔽板(15)の前記複数の孔(16)からなる少なくとも2つの線(C1、C2;C3、C2)に固定されており、前記線の間に前記カメラ(2)の前記視野(S)が存在する、
    請求項1から11までのいずれか1項に記載の家庭用装置(1)。
  13. 前記ビューウィンドウ(3)は、透明なガラス板(13)を有しており、
    前記ガラス板(13)は、前記遮蔽板(15)と前記食品加工室(4)との間に配置されており、かつ、前記遮蔽板(15)に対して離隔されて配置されている、
    請求項1から12までのいずれか1項に記載の家庭用装置(1)。
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