JP7198655B2 - インクジェットプリンタの廃液システム - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェットプリンタの廃液システムに関する。
従来から、インクをインクヘッドから吐出して記録媒体に印刷を行うインクジェットプリンタが知られている。インクジェットプリンタの多くは、インクヘッドのメンテナンス機構として、インクヘッドに装着されるキャップと、キャップに接続され、インクヘッドのインクを吸引する吸引ポンプを備えている。吸引ポンプによって吸引されたインクは、廃液容器に回収される。例えば、特許文献1には、キャップと、キャップに接続された吸引チューブと、吸引ポンプと、吸引チューブに接続された廃液タンクとを備えたインクジェットプリンタが開示されている。
特開2018-86752号公報
ところで、インクジェットプリンタの廃液を回収する廃液システムでは、廃液流路の構成が変更になることがあり得る。例えば、廃液流路の径などが変更になる場合があり得る。その場合、従来の廃液システムでは、廃液流路の変更に合わせて各種の部品を変更することが必要になる。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、廃液流路の構成が変更されても対応可能なインクジェットプリンタの廃液システムを提供することである。
ここに開示するインクジェットプリンタの廃液システムは、注入口を備え廃液を収容する廃液容器と、廃液が通る廃液流路と前記廃液容器とを連通させるアダプタとを備えている。前記アダプタは、保持部と、開口部と、出口部とを備えている。前記保持部は、弾性を有する第1腕部と弾性を有する第2腕部とを備え、前記廃液流路を前記第1腕部と前記第2腕部とで挟むことによって保持する。前記開口部は、前記保持部に保持された状態の前記廃液流路の一端に対して開口されている。前記出口部は、前記開口部に連通するとともに前記廃液容器の前記注入口に連通している。
上記インクジェットプリンタの廃液システムによれば、廃液流路は、アダプタの第1腕部と第2腕部とに挟まれ、第1腕部および第2腕部の弾性力によって保持される。かかる構成によれば、廃液流路の構成が若干変更されても、第1腕部および第2腕部は、弾性変形することによって廃液流路を保持することができる。よって、廃液流路の構成の変更に対応できる。
一実施形態に係るプリンタの正面図である。 一実施形態に係る廃液システムを模式的に示す図である。 アダプタ、廃液タンク、およびチューブジョイントの構成を示す斜視図である。 アダプタ、廃液タンク、およびチューブジョイントの構成を示す一部破断斜視図である。 チューブ側アダプタを上方から見た平面図である。 第2実施形態に係るアダプタおよび廃液タンクの一部破断斜視図である。 第3実施形態に係るアダプタおよび廃液タンクの構成を模式的に示す図である。
以下、図面を参照しながら、一実施形態に係るインクジェットプリンタについて説明する。なお、ここで説明される実施形態は、当然ながら特に本発明を限定することを意図したものではない。また、同じ作用を奏する部材、部位には同じ符号を付し、重複する説明は適宜省略または簡略化する。以下の説明では、インクジェットプリンタを正面から見たときに、インクジェットプリンタから遠ざかる方を前方、インクジェットプリンタに近づく方を後方とする。また、図面中の符号F、Rr、L、R、U、Dは、それぞれ前、後、左、右、上、下を表している。ただし、これらは説明の便宜上の方向に過ぎず、インクジェットプリンタの設置態様等を限定するものではない。
(第1実施形態)
図1は、一実施形態に係るインクジェットプリンタ10(以下、プリンタ10)の正面図である。プリンタ10は、インクジェット式のプリンタである。プリンタ10は、ここでは、家庭用のプリンタと比較すると左右方向に長い、いわゆる大型のプリンタである。プリンタ10は、例えば、業務用のプリンタである。本実施形態では、プリンタ10は、ロール状の記録媒体5を順次前方に移動させると共に、左右方向に移動するキャリッジ40に搭載された複数のインクヘッド45からそれぞれインクを吐出することによって、記録媒体5上に画像を印刷する。
記録媒体5は、例えば、記録紙である。ただし、記録媒体5は、記録紙に限定されない。例えば、記録媒体5には、PVC、ポリエステルなどの樹脂材料から形成されたシート、アルミや鉄等から形成された金属板、ガラス板、木材板等の比較的厚みを有するものが含まれる。
図1に示すように、プリンタ10は、本体11と、脚12と、操作パネル13と、プラテン16と、制御装置70とを備えている。本体11は、左右方向に延びたケーシングを有する。脚12は、本体11を支持している。脚12は、本体11の下面に設けられている。操作パネル13は、本体11の右側の前面に設けられている。ただし、操作パネル13の位置は特に限定されない。操作パネル13では、例えば、ユーザーが印刷に関する操作を行う。図示は省略するが、操作パネル13には、例えば、印刷に関する情報や、印刷中のプリンタ10のステータスなどが表示される表示部、および、印刷に関する情報を入力するための入力部などが備えられている。
プラテン16は、記録媒体5への印刷の際、記録媒体5を支持する部材である。プラテン16には、記録媒体5が載置される。記録媒体5への印刷は、プラテン16上で行われる。プラテン16は左右方向に延びている。プラテン16は、本体11に設けられている。
図1に示すように、プリンタ10は、キャリッジ40と、ヘッド移動機構20とを備えている。ヘッド移動機構20は、キャリッジ40を左右方向に移動させる機構である。ヘッド移動機構20は、ガイドレール21と、プーリ22と、プーリ23と、無端状のベルト24と、キャリッジモータ25とを備えている。ガイドレール21は、キャリッジ40の左右方向への移動をガイドする。ガイドレール21は、プラテン16の上方に配置されている。ガイドレール21は、本体11に設けられている。ガイドレール21は左右方向に延びている。プーリ22は、ガイドレール21の左端より左方に設けられている。プーリ23は、ガイドレール21の右端より右方に設けられている。ベルト24は、プーリ22とプーリ23とに巻き掛けられている。左側のプーリ22には、キャリッジモータ25が接続されている。ただし、キャリッジモータ25は、右側のプーリ23に接続されていてもよい。キャリッジモータ25が駆動して、プーリ22が回転することで、プーリ22とプーリ23との間においてベルト24が走行する。
キャリッジ40は、ベルト24に取り付けられている。キャリッジ40は、ガイドレール21に係合しており、ガイドレール21に摺動自在に設けられている。キャリッジ40には、複数のインクヘッド45が搭載されている。キャリッジモータ25の駆動によってベルト24が走行して、キャリッジ40が左右方向に移動することに伴い、キャリッジ40に搭載された複数のインクヘッド45は左右方向に移動する。
プリンタ10は、媒体搬送機構30を備えている。媒体搬送機構30は、プラテン16に載置された記録媒体5を前後方向に移動させる機構である。媒体搬送機構30は、グリットローラ31と、ピンチローラ32と、フィードモータ33とを備えている。グリットローラ31は、プラテン16に設けられている。ここでは、グリットローラ31の一部はプラテン16に埋設されている。ピンチローラ32は、グリットローラ31と上下方向で対向するように、グリットローラ31の上方に配置されている。ピンチローラ32は、記録媒体5を上から押え付ける部材である。フィードモータ33は、グリットローラ31に接続されている。グリットローラ31とピンチローラ32との間に記録媒体5が挟まれた状態で、フィードモータ33が駆動してグリットローラ31が回転すると、記録媒体5は前後方向に搬送される。
図1に示すように、複数のインクヘッド45は、左右方向に並んでいる。複数のインクヘッド45は、ここでは、同じ形状かつ同じ大きさに形成されている。インクヘッド45は、前後方向に並ぶ複数のノズル(図示せず)を備えている。複数のインクヘッド45は、それぞれ、例えば、シアンインク、マゼンタインク、イエローインク、およびブラックインクを記録媒体5に吐出する。ただし、複数のインクヘッド45から吐出されるインクは、上記のものに限定されない。複数のインクヘッド45から記録媒体5にそれぞれインクが吐出されることによって、記録媒体5に画像が形成される。
図1に示すように、本実施形態に係るプリンタ10は、キャッピング機構50を備えている。キャッピング機構50は、プリンタ10の右端部にあってキャリッジ40が印刷時以外のときに待機するホームポジションの下方に設けられている。図1に示すように、キャッピング機構50は、複数のキャップ51と、キャップ移動機構52と、複数の吸引ポンプ53とを備えている。
複数のキャップ51は、ホームポジションにおけるインクヘッド45の下方に配置されている。複数のキャップ51は、それぞれ1つのインクヘッド45の下方に設けられている。キャップ51の数とインクヘッド45の数は同じである。複数のキャップ51は、キャップ移動機構52に下方から支持されている。キャップ移動機構52は、複数のキャップ51を上下方向に移動させ、複数のキャップ51をそれぞれインクヘッド45に着脱させる。複数の吸引ポンプ53は、それぞれ1つのキャップ51に接続されている。吸引ポンプ53は、キャップ51がインクヘッド45に装着されているときに駆動し、インクヘッド45からインクを吸引する。キャップ移動機構52および吸引ポンプ53は、制御装置70に電気的に接続され、制御装置70に制御されている。
ワイピング機構60は、キャッピング機構50の左方に設けられている。図1に示すように、ワイピング機構60は、ワイパー61と、ワイパー移動機構62と、ワイパー洗浄槽63(図2参照)とを備えている。
ワイパー61は、例えば、板状のゴムで形成されている。ワイパー61は、左右方向に所定の幅を有している。ワイパーの上端は、インクヘッド45の下面よりもわずかに高い位置に配置されている。ワイパー移動機構62は、ワイパー61を前後方向に移動させる。ワイパー移動機構62は、ガイドレール21よりも前方からガイドレール21よりも後方までワイパー61を移動させるように構成されている。キャリッジ40がワイパー61の移動経路上に移動され、ワイパー61が前後方向に移動されると、ワイパー61によってインクヘッド45の下面が払拭される。ワイパー移動機構62は、制御装置70に電気的に接続され、制御装置70に制御されている。ワイパー洗浄槽63には、ワイパー61を洗浄する洗浄液が収容されている。ワイパー洗浄槽63は、ワイパー61の可動範囲の後端に設けられている。ワイパー61は、ワイパー洗浄槽63の洗浄液に浸漬されることによって付着したインクを洗い落とす。
制御装置70は、プリンタ10の各部の動作を制御している。また、印刷に係る各種の設定を行う。制御装置70の構成は特に限定されない。制御装置70は、例えばマイクロコンピュータである。マイクロコンピュータのハードウェアの構成は特に限定されないが、例えば、ホストコンピュータなどの外部機器から印刷データなどを受信するインターフェイス(I/F)と、制御プログラムの命令を実行する中央演算処理装置(CPU:central processing unit)と、CPUが実行するプログラムを格納したROM(read only memory)と、プログラムを展開するワーキングエリアとして使用されるRAM(random access memory)と、プログラムや各種データを格納するメモリなどの記憶装置と、を備えている。図1に示すように、制御装置70は、本体11の内部に設けられている。ただし、制御装置70は本体11の内部に設けられていなくてもよい。例えば、制御装置70は、本体11の外部に設置されたコンピュータなどであってもよい。
複数の吸引ポンプ53およびワイパー洗浄槽63は、廃液タンクに接続されている。図2は、本実施形態に係るプリンタ10の廃液システム100を模式的に示す図である。図2に示すように、廃液システム100は、廃液が通る廃液流路110と、廃液タンク150と、廃液流路110と廃液タンク150とを連通させるアダプタ120とを備えている。ただし、この廃液システム100は1つの好適な例示に過ぎず、廃液は図2に示した部材以外の部材、例えば、こぼれた洗浄液を受けるパンなどからも回収されてよい。また、図2に示した部材から必ずしも廃液が回収されなければならないわけではない。廃液システム100の構成は、特に限定されない。
図1に示すように、アダプタ120および廃液タンク150は、プリンタ10の右下部に設けられている。詳しくは後述するが、本実施形態では、アダプタ120は、本体11に吊り下げられるように固定されている。廃液タンク150は、アダプタ120からの廃液を受けるように、支持台17に載置されている。支持台17の前面は、廃液タンク150を前方側から見えなくする目隠し板としても機能している。
図2に示すように、廃液流路110は、主としてチューブ111で構成されている。複数の吸引ポンプ53およびワイパー洗浄槽63には、それぞれ1つのチューブ111が接続されている。複数の吸引ポンプ53に接続されたチューブ111は、アダプタ120に到達する前に集約されている。詳しくは、2つの吸引ポンプ53に接続されたチューブ111が集約部112で1つに集約されている。集約部112は、例えば、三方継手である。
チューブ111の複数の吸引ポンプ53およびワイパー洗浄槽63とは逆側の端部には、チューブジョイント113が接続されている。図3は、アダプタ120、廃液タンク150、およびチューブジョイント113の構成を示す斜視図である。図4は、アダプタ120、廃液タンク150、およびチューブジョイント113の構成を示す一部破断斜視図である。なお、図3では、本体11の図示を省略し、図4では、さらに支持台17およびチューブ111の図示を省略している。図3に示すように、チューブジョイント113は、チューブ111が接続された第1チューブ接続口113aを備えている。また、第2チューブ接続口113bを備えている。第2チューブ接続口113bは、予備のチューブ接続口である。さらに、図4に示すように、チューブジョイント113は、アダプタ120に向かって廃液を排出する排出部113cを備えている。なお、廃液流路110は、ここでは、端部がチューブジョイント113で構成されているが、そうでなくともよい。例えば、廃液流路110の端部は、チューブ111の端部であってもよい。廃液流路110の端部の構成は、特に限定されない。
チューブジョイント113は、アダプタ120に保持されている。チューブジョイント113は、排出部113cがアダプタ120の方(ここでは、下方)を向くように保持されている。図3および図4に示すように、アダプタ120は、上部を構成し、円筒状に形成されたチューブ側アダプタ130と、下部を構成し、下方に向かって細くなる円錐状に形成されたタンク側アダプタ140とを備えている。チューブ側アダプタ130は、ここでは、樹脂で成形されている。タンク側アダプタ140も、樹脂で成形されている。チューブ側アダプタ130とタンク側アダプタ140とは、それぞれ雌ネジ部135および雄ネジ部141を備え、噛み合わされている。アダプタ120は、廃液タンク150よりも上方に配置されている。
チューブ側アダプタ130は、上下方向に延びる円筒状に構成されている。チューブ側アダプタ130は、上方および下方が開口している。図3に示すように、チューブ側アダプタ130の上縁130aには、5つの第1タイプ保持部131と、1つの第2タイプ保持部132とが形成されている(図5も参照)。第1タイプ保持部131および第2タイプ保持部132は、いずれも廃液流路110を保持するための部位である。第1タイプ保持部131および第2タイプ保持部132は、チューブ側アダプタ130の上縁130aを円周に沿って6等分するように配置されている。
図5は、チューブ側アダプタ130を上方から見た平面図である。図5に示すように、第1タイプ保持部131は、第1腕部131aと第2腕部131bとを備えている。第1腕部131aは、平面視において半円弧状に形成された第1把持部131a1を備えている。第2腕部131bは、第1把持部131a1と向かい合う半円弧状に形成された第2把持部131b1を備えている。第1把持部131a1と第2把持部131b1とは、円弧の内側を向い合せるように配置されている。第1腕部131aおよび第2腕部131bは、チューブ側アダプタ130の内方側に向かってそれぞれ水平に延びている。第1腕部131aおよび第2腕部131bは、チューブ側アダプタ130の上縁130aで一体化している。第1腕部131aと第2腕部131bとを合わせた形状は、平面視において、チューブ側アダプタ130の内方側が開いた略C字形である。
第1腕部131aおよび第2腕部131bは、いずれも樹脂で形成されており、弾性を有している。第1腕部131aおよび第2腕部131bは、廃液流路110のチューブジョイント113を挟み、チューブジョイント113を弾性力によって保持している。より詳しくは、チューブジョイント113は、第1把持部131a1と第2把持部131b1とによって把持されている。本実施形態では、第1腕部131aの先端131a2と第2腕部131bの先端131b2との間には隙間が設けられている。チューブジョイント113は、この隙間を押し広げるようにして第1把持部131a1と第2把持部131b1との間に水平方向に挿入される。第1把持部131a1と第2把持部131b1との間に挿入されたチューブジョイント113は、第1腕部131aおよび第2腕部131bの弾性力によって保持される。5つの第1タイプ保持部131は、全て同じ構成を備えている。
図3に示すように、第2タイプ保持部132は、筒状に構成され上方に突出した筒状部132aを備えている。筒状部132aは、例えば、外径がφ6、孔径がφ4に構成されている。第2タイプ保持部132は、外径がφ4のチューブを孔に挿入することによって保持することができる。また、第2タイプ保持部132には、内径がφ6のチューブを接続することもできる。ただし、本実施形態では、第2タイプ保持部132にはチューブ111が保持されていない。第2タイプ保持部132は、ここでは、予備の保持部である。
図4に示すように、チューブ側アダプタ130の上方側の開口部133は、第1タイプ保持部131に保持された状態の廃液流路110の一端に対して開口されている。ここでは、開口部133は上方に向かって開口しており、廃液流路110の端部であるチューブジョイント113の排出部113cは下方に向いている。複数のチューブジョイント113の排出部113cは、開口部133からチューブ側アダプタ130の内部に挿入されている。なお、ここでは、複数のチューブジョイント113の排出部113cは開口部133からチューブ側アダプタ130の内部に挿入されているが、排出部113cと開口部133とは、例えば、向かい合っていてもよい。
チューブ側アダプタ130の上縁130aからは、2つの固定部134が延びている。2つの固定部134は、ここでは、それぞれ前方および後方に水平に延びている。固定部134には、ボルト孔134aが形成されている。ボルト孔134aは、固定部134を上下方向に貫通している。図示は省略するが、プリンタ10の本体11の下面には、ボルト孔134aに対応したネジ孔が形成されている。チューブ側アダプタ130は、2つのボルト孔134aを挿通し、本体11のネジ孔に締結されたボルトによって本体11に固定されている。
チューブ側アダプタ130の下部には、雌ネジ部135が形成されている。ここでは、図4に示すように、雌ネジ部135には、開口部133の径よりも若干大きいネジが形成されている。ただし、雌ネジ部135のネジの大きさは特に限定されない。
タンク側アダプタ140は、チューブ側アダプタ130の雌ネジ部135に勘合され、チューブ側アダプタ130の下方に設けられている。タンク側アダプタ140は、雄ネジ部141と、胴部142と、テーパ部143と、排出口144とを備えている。
雄ネジ部141は、タンク側アダプタ140の上端に形成されている。雄ネジ部141は、チューブ側アダプタ130の雌ネジ部135に噛み合うように構成されている。雄ネジ部141は、チューブ側アダプタ130の雌ネジ部135にねじ込まれている。タンク側アダプタ140の上面は開放されている。
胴部142は、雄ネジ部141から下方に延びている。胴部142は、円筒状に形成されている。胴部142の下方にはテーパ部143が接続されている。テーパ部143は、下方に向かって細くなった円錐状の形状を有している。テーパ部143は、中空である。テーパ部143の先端には、排出口144が接続されている。排出口144は、円筒状に形成されている。そこで、タンク側アダプタ140の上方の開口部からタンク側アダプタ140内に入った液体は、排出口144から放出される。排出口144は、チューブ側アダプタ130の開口部133に連通するとともに廃液タンクの注入口152に連通するアダプタ120の出口部を構成している。
廃液タンク150は、アダプタ120の下方に配置されている。廃液タンク150は、本体151と、注入口152とを備えている。廃液タンク150は、廃液を収容するタンクであり、例えば、2リットル程度の内容積を有している。廃液タンク150は、ここでは、樹脂で成形されている。注入口152は、廃液タンク150の天面に設けられている。注入口152は、上方に向かって開口している。注入口152には、アダプタ120の排出口144が挿入されている。これにより、廃液流路110と廃液タンク150とは、アダプタ120を介して連通される。なお、アダプタ120の排出口144は、廃液タンク150の注入口152に挿入されていなくてもよい。例えば、排出口144が注入口152の上方にくるように、アダプタ120と廃液タンク150とが配置されているだけでもよい。
廃液流路110を通ってインクやワイパー洗浄液などの廃液が流れてくると、廃液は全てアダプタ120の内部空間を通過する。複数の系統からくる廃液は、アダプタ120で1つの系統に集約される。アダプタ120に流れ込んだ廃液は、アダプタ120の排出口144から流れ落ちる。排出口144の下方には廃液タンク150が設けられている。そこで、廃液は、廃液タンク150に回収される。
本実施形態では、アダプタ120は、廃液流路110の構成や接続される系統数が変わっても対応できるように構成されている。チューブ側アダプタ130は、複数の保持部131、132、より詳しくは、アダプタ120に連通される廃液流路110の数よりも多数の保持部131、132を有している。かかる構成によれば、アダプタ120に連通させようとする廃液流路110の数が増えても、アダプタ120は、予備の保持部131、132によってそれらの廃液流路110を保持することができる。また、廃液流路110の端部は、保持部131、132に保持されて、チューブ側アダプタ130の開口部133からアダプタ120内に挿入されているだけである。よって、アダプタ120に連通させようとするチューブ111の数が増えても、アダプタ120を変更する必要がない。
また、本実施形態では、アダプタ120は、弾性を有する第1腕部131aと第2腕部131bとで廃液流路110を保持するように構成されている。よって、廃液流路110の構成が若干変更されても廃液流路110を保持することができる。例えば、チューブジョイント113の径が変更されても、第1腕部131aと第2腕部131bとは弾性変形の程度が変わるだけであり、変わらずチューブジョイント113を保持することができる。
特に、本実施形態に係る第1腕部131aおよび第2腕部131bは、それぞれ、半円弧状に形成された第1把持部131a1および第2把持部131b1を備え、合わせると略C字形になるように構成されている。かかる構成によれば、一般的に円筒状に構成されていることの多い配管部材を好適に把持することができる。また、第1腕部131aの先端131a2と第2腕部131bの先端131b2との隙間から、水平方向に廃液流路110を差し込むことができ、廃液流路110を保持させる作業が容易である。
また、本実施形態では、廃液タンク150は、アダプタ120に固定されていない。よって、廃液タンク150は、本体11から着脱自在である。そこで、廃液タンク150に収容された廃液を外部に廃棄する作業が容易である。
さらに、本実施形態では、チューブ側アダプタ130は、樹脂成形により一体的に形成されている。そこで、チューブ側アダプタ130に係る部品点数、組立工数、またはコスト等を削減できる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、廃液タンク150は、チューブ側アダプタ130に直接取り付けられている。廃液タンク150は、チューブ側アダプタ130の雌ネジ部135に噛み合う雄ネジ部を備えている。その他の構成については、第2実施形態は、第1実施形態と共通である。そこで、第2実施形態の説明においても第1実施形態と共通する部材には、同じ符号を付すものとし、重複する説明は省略または簡略化する。
図6は、本実施形態に係るアダプタ120および廃液タンク150の一部破断斜視図である。図6に示すように、本実施形態では、タンク側アダプタ140は使用されず、廃液タンク150がチューブ側アダプタ130に直接取り付けられている。ここでは、アダプタ120は、チューブ側アダプタ130のみによって構成されている。廃液タンク150は雄ネジ部153を備え、雄ネジ部153がチューブ側アダプタ130の雌ネジ部135に噛み合わされている。雄ネジ部153は、注入口152の外周部に形成されている。
この実施形態では、チューブ側アダプタ130の下方側の開口部136が、アダプタ120の出口部を構成している。そして出口部としての開口部136は雌ネジ部135を備え、廃液タンク150の注入口152は、雌ネジ部135に噛み合う雄ネジ部153を備えている。雌ネジ部135に雄ネジ部153がねじ込まれることにより、廃液流路110と廃液タンク150とは、アダプタ120を介して連通される。また、廃液タンク150は、アダプタ120を介して本体11に固定される。
このように第2実施形態によっても、廃液流路110と廃液タンク150とを連通させることができる。また、第2実施形態によれば、廃液タンク150が本体11にしっかりと固定されるため、例えば、プリンタ10の移動等においては安全性が高い。
(第3実施形態)
第3実施形態では、廃液タンク150は、プリンタ10の外部に設けられている。アダプタ120は、プリンタ10の外部に設けられた廃液タンク150と廃液流路110とを連通させている。なお、第3実施形態の説明においても、第1実施形態および第2実施形態と共通する部材には、同じ符号を付すものとし、重複する説明は省略または簡略化する。
図7は、本実施形態に係るアダプタ120および廃液タンク150の構成を模式的に示す図である。図7に示すように、本実施形態では、廃液タンク150は、プリンタ10の外部に設けられている。廃液タンク150は、ここでは、プリンタ10に搭載するのが困難な大容量のタンクである。ただし、廃液タンク150は、必ずしもプリンタ10の外部に設けられている必要はない。
図7に示すように、本実施形態では、アダプタ120は、タンク側アダプタ140を使用している。第1実施形態と同様に、タンク側アダプタ140は、チューブ側アダプタ130に取り付けられている。アダプタ120の出口部としての排出口144には、集合廃液チューブ114が接続されている。排出口144は、配管を接続可能なジョイント部145を備えている。ジョイント部145は、ここでは、チューブまたはホースを接続可能に構成されている。ジョイント部145は、例えば、段を備えたホース継手(いわゆるタケノコ継手)である。ただし、ジョイント部145の構成は特に限定されない。
集合廃液チューブ114は、アダプタ120のジョイント部145に一端が接続されている。また、廃液タンク150に他端が接続されている。アダプタ120と廃液タンク150とは、集合廃液チューブ114によって連通されている。集合廃液チューブ114の構成は特に限定されないが、廃液流路110のチューブ111よりも太いことが好ましい。
このように第3実施形態によっても、廃液流路110と廃液タンク150とを連通させることができる。また、第3実施形態によれば、廃液タンク150は、プリンタ10に取り付けられるという制約を受けない。そこで、廃液タンクの仕様、例えば、サイズなどの自由度が高い。あるいは、廃液タンク150がプリンタ10の内部に設けられる場合であっても、アダプタ120および廃液タンク150の設置の自由度が向上する。
以上、好適ないくつかの実施形態について説明した。しかし、上記の実施形態は例示に過ぎず、ここに開示する技術は他の種々の形態で実施することができる。例えば、上記した実施形態では、第1タイプ保持部131は、平面視において略C字形に構成されていたが、それに限定されない。例えば、保持部の第1腕部と第2腕部とは、平面視におけるチューブ側アダプタの中心から放射状に延びる複数の腕部のうちの隣接する2つでもよい。廃液流路は、上記2つの腕部の間に差し込まれてもよい。第1腕部と第2腕部とは、それぞれ弾性を有し、廃液流路を挟むことによって保持するように構成されていれば足り、それ以上限定されない。
また、上記廃液システム100では、アダプタ120の出口部と廃液タンク150の注入口との連通は、出口部の注入口への挿入、ねじによる出口部と注入口との締結、またはチューブを介した接続によって実現されていたが、これらには限定されない。アダプタの出口部と廃液タンクの注入口との連通は、他の種々の方式によって実現されうる。また、アダプタが1つの部品として構成されるか、複数の部品を組み立てて構成されるかは限定されない。
その他、インクジェットプリンタの構成については、特に言及がない限りにおいて限定されない。例えば、ここに開示する技術は、フラットベッドタイプのインクジェットプリンタなどに対しても利用できる。また、例えば、カッティングヘッド付きインクジェットプリンタなどのように、その一部にインクジェットプリンタが組み込まれた装置にも利用できる。さらに、ここに開示する廃液システムは、インクジェットプリンタ以外の装置、例えば、インクを吐出する吐出ヘッドを備えた三次元造形装置などにも適用できる。
10 インクジェットプリンタ
100 廃液システム
110 廃液流路
114 集合廃液チューブ(第2廃液流路)
120 アダプタ
130 チューブ側アダプタ
131 第1タイプ保持部(保持部)
131a 第1腕部
131a1 第1把持部
131b 第2腕部
131b1 第2把持部
133 開口部
135 雌ネジ部(第1ネジ部)
136 下方側開口部(第2実施形態における出口部)
140 タンク側アダプタ
141 雄ネジ部
144 排出口(出口部)
145 ジョイント部
150 廃液タンク(廃液容器)
152 注入口
153 雄ネジ部(第2ネジ部)

Claims (7)

  1. 注入口を備え、廃液を収容する廃液容器と、
    廃液が通る廃液流路と前記廃液容器とを連通させるアダプタと、
    を備え、
    前記アダプタは、
    弾性を有する第1腕部と弾性を有する第2腕部とを備え、前記廃液流路を前記第1腕部と前記第2腕部とで挟むことによって保持する保持部と、
    前記保持部に保持された状態の前記廃液流路の一端に対して開口された開口部と、
    前記開口部に連通するとともに前記廃液容器の前記注入口に連通した出口部と、
    を備え
    前記保持部と前記開口部とは、1つの部品に設けられている、
    インクジェットプリンタの廃液システム。
  2. 注入口を備え、廃液を収容する廃液容器と、
    それぞれ廃液が通る複数の廃液流路と前記廃液容器とを連通させるアダプタと、
    を備え、
    前記アダプタは、
    弾性を有する第1腕部と弾性を有する第2腕部とを備え、1の廃液流路を前記第1腕部と前記第2腕部とで挟むことによって保持する保持部と、
    弾性を有する他の第1腕部と弾性を有する他の第2腕部とを備え、他の廃液流路を前記他の第1腕部と前記他の第2腕部とで挟むことによって保持する他の保持部と、
    前記保持部に保持された状態の前記廃液流路の一端、および、前記他の保持部に保持された状態の前記他の廃液流路の一端に対して開口された開口部と、
    前記開口部に連通するとともに前記廃液容器の前記注入口に連通した出口部と、
    を備え、
    前記保持部と前記他の保持部とは、前記廃液流路または前記他の廃液流路を挿入可能な空間を内方に形成するように前記開口部の外縁に沿って配置され、
    前記第1腕部の先端部と前記第2腕部の先端部との間には、前記内方の空間に面するとともに前記廃液流路を挿入可能な隙間が形成されており、
    前記他の第1腕部の先端部と前記他の第2腕部の先端部との間には、前記内方の空間に面するとともに前記他の廃液流路を挿入可能な他の隙間が形成されている、
    インクジェットプリンタの廃液システム。
  3. 前記第1腕部は、半円弧状に形成された第1把持部を備え、
    前記第2腕部は、前記第1把持部と向かい合う半円弧状に形成された第2把持部を備え、
    前記第1把持部および前記第2把持部は、前記廃液流路を把持する、
    請求項1または2に記載のインクジェットプリンタの廃液システム。
  4. 前記アダプタは、前記廃液容器よりも上方に配置され、
    前記出口部は、筒状に形成され、前記注入口に挿入されている、
    請求項1~3のいずれか一つに記載のインクジェットプリンタの廃液システム。
  5. 前記出口部は、第1ネジ部を備え、
    前記注入口は、前記第1ネジ部に噛み合う第2ネジ部を備えている、
    請求項1~3のいずれか一つに記載のインクジェットプリンタの廃液システム。
  6. 前記出口部は、配管を接続可能なジョイント部を備え、
    前記ジョイント部に一端が接続され、前記廃液容器に他端が接続された第2廃液流路を備えている、
    請求項1~3のいずれか一つに記載のインクジェットプリンタの廃液システム。
  7. 前記廃液容器は、インクジェットプリンタの外部に設けられている、
    請求項6に記載のインクジェットプリンタの廃液システム。
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