JP7197900B2 - 熱交換器およびその製造方法 - Google Patents
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金属材料を用いて向かい合わせに接合することにより熱交換媒体の2つの流出入口と該2つの流出入口を連通する連通流路とを有する扁平な熱交換用チューブを構成するよう形成されたチューブ部材を隣接する熱交換用チューブの前記2つの流出入口が整合するように複数積層して構成され、前記熱交換用チューブ内に流れる前記熱交換媒体と隣接する熱交換用チューブの間に流れる被熱交換媒体とで熱交換する熱交換器であって、
前記チューブ部材は、接合部に複数の切り起こしが形成されている、
ことを特徴とする。
第1金属による中心材に前記第1金属より融点の低い第2金属が両面に接合され厚みが0.3mm以下としたクラッド板材を用いて、2つの流出入口の一方から2つの流出入口の他方に至る連通流路形成部と前記連通流路形成部を構成しない部分に複数の切り起こしとを有するチューブ部材を形成するチューブ部材形成工程と、
前記連通流路形成部および前記流出入口が整合するように2つのチューブ部材を向かい合わせて構成される扁平な熱交換用チューブが複数積層された状態となるように前記チューブ部材を複数積層して積層体を組み付ける組み付け工程と、
前記第1金属の融点より低く前記第2金属の融点より高い温度に調整された炉を用いて前記積層体をロウ付けするロウ付け工程と、
を有することを特徴とする。
Claims (5)
- 金属材料を用いて向かい合わせに接合することにより熱交換媒体の2つの流出入口と該2つの流出入口を連通する連通流路とを有する扁平な熱交換用チューブを構成するよう形成されたチューブ部材を隣接する熱交換用チューブの前記2つの流出入口が整合するように複数積層して構成され、前記熱交換用チューブ内に流れる前記熱交換媒体と隣接する熱交換用チューブの間に流れる被熱交換媒体とで熱交換する熱交換器であって、
前記チューブ部材は、接合部に複数の切り起こしが形成されており、
前記複数の切り起こしは、前記被熱交換媒体の流れ方向の一方向側に且つ前記熱交換用チューブの外側方向に開口するように形成された第1切り起こしと、前記被熱交換媒体の流れ方向の他方向側に且つ前記熱交換用チューブの外側方向に開口するように前記第1切り起こしと同一形状に形成された第2切り起こしと、を含み、
前記複数の切り起こしは、前記熱交換用チューブを形成したときに、該熱交換用チューブを構成する2つのチューブ部材のうちの一方のチューブ部材に形成された第1切り起こしと他方のチューブ部材に形成された第2切り起こしとが積層方向に整合するように形成されている、
ことを特徴とする熱交換器。 - 金属材料を用いて向かい合わせに接合することにより熱交換媒体の2つの流出入口と該2つの流出入口を連通する連通流路とを有する扁平な熱交換用チューブを構成するよう形成されたチューブ部材を隣接する熱交換用チューブの前記2つの流出入口が整合するように複数積層して構成され、前記熱交換用チューブ内に流れる前記熱交換媒体と隣接する熱交換用チューブの間に流れる被熱交換媒体とで熱交換する熱交換器であって、
前記チューブ部材は、接合部に複数の切り起こしが形成されており、
前記複数の切り起こしは、前記被熱交換媒体の流れ方向の一方側に前記熱交換用チューブの外側方向に開口するように形成された第1切り起こしと、前記被熱交換媒体の流れ方向の他方向側に且つ前記熱交換用チューブの外側方向に開口するように前記第1切り起こしと同一形状に形成された第2切り起こしと、前記被熱交換媒体の流れ方向の一方側に前記熱交換用チューブの内側方向に開口するように前記第1切り起こしと同一形状に形成された第3切り起こしと、前記被熱交換媒体の流れ方向の他方向側に且つ前記熱交換用チューブの内側方向に開口するように前記第2切り起こしと同一形状に形成された第4切り起こしと、を含み、
前記第1切り起こしと前記第2切り起こしは交互に配置されており、
前記第3切り起こしと前記第4切り起こしは交互に配置されており、
前記複数の切り起こしは、前記熱交換用チューブを形成したときに、該熱交換用チューブを構成する2つのチューブ部材のうちの一方のチューブ部材に形成された第1切り起こしと他方のチューブ部材に形成された第3切り起こしとが積層方向に整合し、且つ、前記一方のチューブ部材に形成された第2切り起こしと前記他方のチューブ部材に形成された第4切り起こしとが積層方向に整合するように形成されている、
ことを特徴とする熱交換器。 - 請求項1または2記載の熱交換器であって、
前記複数の切り起こしは、V字形状、U字形状、コ字形状のいずれかである、
熱交換器。 - 熱交換器の製造方法であって、
第1金属による中心材に前記第1金属より融点の低い第2金属が両面に接合され厚みが0.3mm以下としたクラッド板材を用いて、2つの流出入口の一方から2つの流出入口の他方に至る連通流路形成部と前記連通流路形成部を構成しない部分に複数の切り起こしとを有するチューブ部材を形成するチューブ部材形成工程と、
前記連通流路形成部および前記流出入口が整合するように2つのチューブ部材を向かい
合わせて構成される扁平な熱交換用チューブが複数積層された状態となるように前記チューブ部材を複数積層して積層体を組み付ける組み付け工程と、
前記第1金属の融点より低く前記第2金属の融点より高い温度に調整された炉を用いて前記積層体をロウ付けするロウ付け工程と、
を有し、
前記チューブ部材形成工程は、前記複数の切り起こしとして、被熱交換媒体の流れ方向の一方向側に且つ前記熱交換用チューブの外側方向に開口するように形成された第1切り起こしと、前記被熱交換媒体の流れ方向の他方向側に且つ前記熱交換用チューブの外側方向に開口するように前記第1切り起こしと同一形状に形成された第2切り起こしとを有し、前記熱交換用チューブを形成したときに、該熱交換用チューブを構成する2つのチューブ部材のうちの一方のチューブ部材に形成された第1切り起こしと他方のチューブ部材に形成された第2切り起こしとが積層方向に整合するように形成する工程であり、
前記組み付け工程は、前記熱交換用チューブを構成する2つのチューブ部材のうちの一方のチューブ部材に形成された第1切り起こしと他方のチューブ部材に形成された第2切り起こしとが整合するように組み付ける工程である、
熱交換器の製造方法。 - 熱交換器の製造方法であって、
第1金属による中心材に前記第1金属より融点の低い第2金属が両面に接合され厚みが0.3mm以下としたクラッド板材を用いて、2つの流出入口の一方から2つの流出入口の他方に至る連通流路形成部と前記連通流路形成部を構成しない部分に複数の切り起こしとを有するチューブ部材を形成するチューブ部材形成工程と、
前記連通流路形成部および前記流出入口が整合するように2つのチューブ部材を向かい
合わせて構成される扁平な熱交換用チューブが複数積層された状態となるように前記チューブ部材を複数積層して積層体を組み付ける組み付け工程と、
前記第1金属の融点より低く前記第2金属の融点より高い温度に調整された炉を用いて前記積層体をロウ付けするロウ付け工程と、
を有し、
前記チューブ部材形成工程は、前記複数の切り起こしとして、交互に配置される前記被熱交換媒体の流れ方向の一方側に前記熱交換用チューブの外側方向に開口するように形成された第1切り起こしと、前記被熱交換媒体の流れ方向の他方向側に且つ前記熱交換用チューブの外側方向に開口するように前記第1切り起こしと同一形状に形成された第2切り起こしとを有すると共に、交互に配置される前記被熱交換媒体の流れ方向の一方側に前記熱交換用チューブの内側方向に開口するように前記第1切り起こしと同一形状に形成された第3切り起こしと、前記被熱交換媒体の流れ方向の他方向側に且つ前記熱交換用チューブの内側方向に開口するように前記第2切り起こしと同一形状に形成された第4切り起こしとを有し、前記熱交換用チューブを形成したときに、該熱交換用チューブを構成する2つのチューブ部材のうちの一方のチューブ部材に形成された第1切り起こしと他方のチューブ部材に形成された第3切り起こしとが積層方向に整合し、且つ、前記一方のチューブ部材に形成された第2切り起こしと前記他方のチューブ部材に形成された第4切り起こしとが積層方向に整合するように形成する工程であり、
前記組み付け工程は、前記熱交換用チューブを構成する2つのチューブ部材のうちの一方のチューブ部材に形成された第1切り起こしと他方のチューブ部材に形成された第3切り起こしとが整合し、且つ、前記一方のチューブ部材に形成された第2切り起こしと前記他方のチューブ部材に形成された第4切り起こしとが整合するように組み付ける工程である、
熱交換器の製造方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018240206A JP7197900B2 (ja) | 2018-12-21 | 2018-12-21 | 熱交換器およびその製造方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018240206A JP7197900B2 (ja) | 2018-12-21 | 2018-12-21 | 熱交換器およびその製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2020101330A JP2020101330A (ja) | 2020-07-02 |
JP7197900B2 true JP7197900B2 (ja) | 2022-12-28 |
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ID=71139302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018240206A Active JP7197900B2 (ja) | 2018-12-21 | 2018-12-21 | 熱交換器およびその製造方法 |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006112731A (ja) | 2004-10-15 | 2006-04-27 | Daikin Ind Ltd | 細径多管式熱交換器の細径伝熱管ユニット |
JP2017072331A (ja) | 2015-10-09 | 2017-04-13 | 有限会社和氣製作所 | 熱交換器およびその製造方法 |
-
2018
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Patent Citations (2)
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JP2017072331A (ja) | 2015-10-09 | 2017-04-13 | 有限会社和氣製作所 | 熱交換器およびその製造方法 |
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