JP7197327B2 - 縦型ブラインド - Google Patents
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Description
第1の実施形態に係る縦型ブラインド100の構成について、図1~図3を参照しながら説明する。図1は、本実施形態の縦型ブラインド100の全体構成を示す正面図である。図2は、縦型ブラインド100の平面図である。図3は、操作部190の構成を説明するための図である。
ヘッドレール110は、窓枠などに取り付けられて複数のルーバー150を開閉及び回転可能に吊下げるものである。ヘッドレール110の内部には、図1に示したように、後述する駆動軸120と、マスターキャリア130と、複数のキャリア140と、回転軸160と、ばね170と、第一クラッチ機構180と、操作部190を備えている。
駆動軸120は、複数のルーバー150を開閉方向に移動させるための開閉軸である。駆動軸120は、図1及び図2に示したように、ヘッドレール110の長手方向ほぼ全長にわたって設けられており、ヘッドレール110内に回転可能に配置される。駆動軸120は、図3に示したように、ねじ形状部120aと六角形状部120bを備えている。ねじ形状部120aは、マスターキャリア130及び複数のキャリア140が移動する範囲に設けられている。ねじ形状部120aは、マスターキャリア130が螺合し、複数のキャリア140を貫通している。ねじ形状部120aが回転することにより、マスターキャリア130がヘッドレール110の長手方向へ移動する。このように、駆動軸120がマスターキャリア130を移動させる構成は、一般的な縦型ブラインドのものと同様に構成することができる。
マスターキャリア130は、複数のキャリア140をヘッドレール110の長手方向に移動させるものである。マスターキャリア130は、図1及び図2に示したように、駆動軸120の操作部190とは反対側の端部に配置されており、ルーバー150が吊下げ支持されている。マスターキャリア130は、前述のように駆動軸120のねじ形状部120aに螺合しており、駆動軸120の回転によりヘッドレール110の長手方向に移動する。
キャリア140は、ルーバー150を吊下げ支持するものである。キャリア140は、
図1及び図2に示したように、マスターキャリア130よりも操作部190側に複数配置されている。各キャリア140には、駆動軸120が貫通しており、各キャリア140は駆動軸120に対して移動自在である。
ルーバー150は、開口部を閉鎖するものである。ルーバー150は、図1及び図2に示したように、長尺な方形状であり、上部がマスターキャリア130及び複数のキャリア140にそれぞれ吊下げられている。ルーバー150は、マスターキャリア130及び複数のキャリア140によってヘッドレール110の長手方向に移動したり回転したりする。
回転軸160は、ルーバー150を回転させるものである。回転軸160は、図1及び図2に示したように、マスターキャリア130及び各キャリア140を貫通している。回転軸160の回転によってマスターキャリア130及び各キャリア140に吊下げ支持されているルーバー150が回転する。回転軸160は、ヘッドレール110の一端に設けられた操作棒162により回転操作される。このように、回転軸160の回転によりマスターキャリア130及び複数のキャリア140がルーバー150を回転させる構成は、一般的な縦型ブラインドのものと同様に構成することができる。
ばね170は、ルーバー150を展開させるとともにルーバー150の間隔を一定に保つものである。ばね170は、本発明の弾性部材の一例としてコイルばねとして構成することができる。ばね170は、図1及び図2に示したように、隣り合うマスターキャリア130及び各キャリア140の間にそれぞれ配置されている。ばね170には駆動軸120が貫通している。
第一クラッチ機構180は、駆動軸120の回転を許容する状態と規制する状態とに切替えるものである。第一クラッチ機構180には、図3に示したように、駆動軸120の六角形状部120bが貫通しており、駆動軸120の回転により駆動軸120の回転を許容及び規制可能な状態に切替える。
操作部190は第一クラッチ機構180を駆動軸120の回転を許容及び規制可能な状態に切替えるものである。操作部190について図3に加えて図4及び図5を参照しながら説明する。図4は、操作部190の構成を説明するための図であり、(a)は図3のA-A断面図であり、(b)は図3のB-B断面図である。図5は、操作コード194を引いたときの操作部190の状態を説明するための図であり、(a)は図3のA-A断面から見た図であり、(b)は図3のB-B断面から見た図である。
以上説明したように、本実施形態によれば、第一クラッチ機構180による規制を解除して駆動軸120を回転可能とすることができる。このため、駆動軸120を回転が許容された状態にし、ばね170の付勢力でマスターキャリア130が展開する方向に押圧されると、マスターキャリア130から駆動軸120に回転が伝達され、駆動軸120が回転する。よって、ばね170の付勢力だけでマスターキャリア130が移動してルーバー150を展開することができる。このように、操作部190を連続的に操作して駆動軸120を回転させるという作業をすることなく、第一クラッチ機構180による規制を解除する操作を行うだけでばね170の付勢力でマスターキャリア130が移動してルーバー150を展開することができる。このようにして、ルーバー150を全開状態にする際の操作性を向上することが可能である。
第2の実施形態に係る縦型ブラインド300の構成について、図10~図12を参照しながら説明する。図10は、第2の実施形態の縦型ブラインド300の全体構成を示す正面図である。図11は、縦型ブラインド300の平面図である。図12は、操作部390側の構成を説明するための図である。本実施形態は、上記第1の実施形態とは主にマスターキャリア330を移動させる構成が異なるものであり、本実施形態では、上記第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
以上説明したように、本実施形態によれば、マスターキャリア330を移動可能なコード部材312を設けることで、マスターキャリア330の移動を容易にすることができ、またヘッドレール310内を省スペース化できる。
第3の実施形態に係る縦型ブラインド400の構成について、図14を参照しながら説明する。図14は、本実施形態の縦型ブラインド400を説明するための図である。本実施形態は、上記第1の実施形態とは主にばね470の構成が異なるものであり、本実施形態では、上記第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
以上説明したように、本実施形態によれば、ばね470をマスターキャリア430と操作部490側端部に配置されるキャリア440-1との間に配置し、その他のキャリア440を貫通するようにしたため、ばね470の設置スペースを小さくし、キャリア440の畳み代を小さくできる。
第4の実施形態に係る縦型ブラインド500の構成について、図15を参照しながら説明する。図15は、本実施形態の縦型ブラインド500を説明するための図である。本実施形態は、上記第3の実施形態とはばね570及びスペーサリンク532の構成が異なるものであり、本実施形態では、上記第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
以上説明したように、スペーサリンク532の全てのヒンジ要素532dが一斉に開閉するため、ばね570をマスターキャリア530と隣り合うキャリア540の間にのみ設ければよい。よって、部品点数を削減できる。
110、310、410、510 ヘッドレール
120、320、420、520 駆動軸
130、330、430、530 マスターキャリア
140、340、440、440-1、440-2、440-3、・・・、540、540-1 キャリア
150、350、450、550 ルーバー
160、360、460、560 回転軸
162、362、462、562 操作棒
170、370、470、570 ばね(弾性手段)
180、380、480、580 第一クラッチ機構
190、390、490、590 操作部
192 プーリ
192a 突起部
194、394、494、594 操作コード
196 付勢手段
198 第二クラッチ機構
200 ケース
200a 第1ケース部
200b 第2ケース部
200c 固定軸
200d 凹部
210 ストッパ
214 中継軸
216 クラッチドラム
218 クラッチばね
220 カムドライブ
220a 開口部
220b、220c 突起
222 ガイドワッシャ
222a、222b 突起
224 クラッチピン
226 連動部材
226a 係合部
312 コード部材
314 第一ローラ
316 第二ローラ
432、532 スペーサリンク
532a、532b ヒンジ片
532c 枢軸
532d ヒンジ要素
Claims (7)
- ヘッドレールの長手方向に移動可能なマスターキャリアと、
前記マスターキャリアにより一方向へ牽引又は逆方向へ押動される複数のキャリアと、
前記キャリアから吊下げられるルーバーと、
前記各キャリアを貫通するとともに前記ルーバーを回転可能な駆動力を伝達する回転軸と、
を備えた縦型ブラインドであって、
前記マスターキャリアを付勢することにより前記マスターキャリアを前記ヘッドレールの長手方向に移動させる弾性手段と、
前記マスターキャリアの長手方向への移動を許容及び規制可能な状態に切替える切替手段と、
を有し、
前記弾性手段は、前記切替手段により前記マスターキャリアの移動が許容された状態に切替えられると、前記ヘッドレールの長手方向に前記マスターキャリアを移動させることによって、前記ルーバーを展開又は畳込むことができることを特徴とする、縦型ブラインド。 - プーリと、
前記プーリに巻取り及び巻解き可能に連結された操作コードと、
前記プーリに前記操作コードの巻取り方向の回転を付勢する付勢手段と、
前記プーリと駆動軸との連結及び連結を解除可能な第二クラッチ機構と、
を備えた操作部を有しており、
前記切替手段は、
前記マスターキャリアを前記ヘッドレールの長手方向に移動可能な駆動力を伝達する駆動軸と、
前記駆動軸の回転を許容及び規制可能な状態に切替える第一クラッチ機構と、
を備え、
前記第二クラッチ機構は、
前記プーリが前記操作コードの巻解き方向に回転するときは前記プーリと前記駆動軸とを連結し、
前記プーリが前記操作コードの巻取り方向に回転するときは前記プーリと前記駆動軸との連結を解除し、
前記操作コードの所定量の引き出し操作による前記プーリの回転により、前記第一クラッチ機構と前記駆動軸との連結を解除し、前記弾性手段の付勢力により前記マスターキャリアを移動するようにしたことを特徴とする、請求項1に記載の縦型ブラインド。 - 前記弾性手段は、前記各キャリアを貫通する軸の軸心上に配置されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の縦型ブラインド。
- 前記弾性手段は、前記マスターキャリア及び前記キャリアの間に配置され、前記マスターキャリア及び前記キャリアを押圧可能であることを特徴とする、請求項1~3のいずれかに記載の縦型ブラインド。
- 前記弾性手段は、少なくとも一つ以上の前記キャリアを貫通して配されることを特徴とする、請求項1~3のいずれかに記載の縦型ブラインド。
- 前記駆動軸は、前記各キャリアを貫通するとともに前記マスターキャリアに螺合することを特徴とする、請求項2に記載の縦型ブラインド。
- 前記マスターキャリアは、前記ヘッドレールに配置される第一ローラと第二ローラとの間でループ状に配されるコード部材の一部に連結され、前記コード部材の移動により前記ヘッドレールの長手方向に移動可能であり、
前記第一ローラは前記駆動軸から伝達される回転力で前記コード部材を前記ヘッドレールの長手方向に移動可能であることを特徴とする、請求項2に記載の縦型ブラインド。
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JP2018207410A JP7197327B2 (ja) | 2018-11-02 | 2018-11-02 | 縦型ブラインド |
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JP2020070684A JP2020070684A (ja) | 2020-05-07 |
JP7197327B2 true JP7197327B2 (ja) | 2022-12-27 |
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JP2018207410A Active JP7197327B2 (ja) | 2018-11-02 | 2018-11-02 | 縦型ブラインド |
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JP2006241692A (ja) | 2005-02-28 | 2006-09-14 | Nichibei Co Ltd | ブラインド |
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JP2008261195A (ja) | 2007-04-10 | 2008-10-30 | Howa:Kk | 縦型ルーバー装置 |
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2018
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