JP6753727B2 - ブラインドの駆動装置 - Google Patents
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Description
前記ストッパーケース内に配置され、カム溝と前記カム溝から径方向に突出する係止部とが外周面に形成され、前記回転軸と一体に回転するカムドラムと、前記ストッパーケースと前記カム溝との間で前記カム溝に沿って移動するとともに、前記係止部に係止することで前記カムドラムの回転を停止させるスライダーと、を有し、前記トルクリミッター機構は、前記ストッパーケースと、前記係止部と、前記ストッパーケースと前記係止部との間に形成される隙間と、によって構成され、前記スライダーが前記係止部に係止した前記第1状態において前記回転軸に所定量以上の負荷が掛かると前記スライダーが前記隙間を通過して前記第2状態に切り替えるようにしてもよい。かかる構成によれば、ストッパーケースと係止部との間に隙間を形成することによって、特別な機構を加えることなくトルクリミッター機構を構成することができる。また、隙間を調整することによって、トルクリミッター機構が作用する所定量の負荷(異常な負荷)の大きさを調整することができる。
第1の実施形態について、図1〜図7を参照しながら説明する。まず、ブラインドの全体構成について、図1及び図2を参照しながら説明する。図1は、第1の実施形態にかかるブラインド全体の正面図であり、図2は、ブラインド全体の側面図である。まず、ブラインド10の全体構成について説明し、次に本実施形態に特徴的な構成である駆動装置100について説明する。
本実施形態によれば、ストッパー140による停止時に回転軸130にスクリーン13及びボトムレール14の自重よりも大きい所定量以上の負荷が掛かったときに回転軸130の回転の停止を解除して回転を許容するトルクリミッター機構TL1をストッパー140に設けたことで、ストッパー140による停止時に非操作側の操作チェーン16操作して回転軸130に所定量以上の負荷(異常な負荷)が掛かると、トルクリミッター機構TL1の作用によって、回転軸130の回転を停止させる回転停止状態から回転軸130の回転の停止を解除する回転停止解除状態に切り替えられる。このようにして、ストッパー140に負荷が掛からないようにして破損を防止できるとともに、通常操作以外でもストッパー140を解除することができる。
第2の実施形態に係る駆動装置のストッパー240の構成について、図8及び図9を参照しながら説明する。図8は、カムドラム244の斜視図であり、図9はストッパー240の構成を説明するための図である。本実施形態では、ストッパー240のトルクリミッター機構TL2を構成するカムドラム244の特に係止部244bの構成が第1の実施形態と相違し、その他の点は第1の実施形態と同様である。すなわち、第1の実施形態では、係止部144bの半径方向の突出高さがカムドラム144の外周面の高さよりも低かったが、本実施形態では係止部244bの半径方向の突出高さはカムドラム144の外周面の高さとほぼ同じにし、係止部244bに突出高さの低い窪み部244b−1を形成したものである。
以上説明したように、本実施形態によれば、係止部244bに窪み部244b−1を形成することによって、簡易にトルクリミッター機構TL2を構成することができる。
次に、第3の実施形態に係る駆動装置のストッパー340の構成について、図11を参照しながら説明する。図11は、ストッパー340の構成を説明するための図である。本実施形態では、ストッパー340のトルクリミッター機構TL3を構成するカムドラム344の特に係止部344bの構成が第1の実施形態と相違し、その他の点は第1の実施形態と同様である。すなわち、第1の実施形態では、係止部144bの半径方向の突出高さがカムドラム144の外周面の高さよりも低かったが、本実施形態では係止部344bの半径方向の突出高さをバネ344cによって出没可能にしたものである。
以上説明したように、本実施形態によれば、係止部344bがカムドラム344の径方向に摺動する構成とすることによって、簡易にトルクリミッター機構TL3を構成することができる。
次に、第4の実施形態に係る駆動装置のストッパー440の構成について、図12を参照しながら説明する。図12は、ストッパー440の構成を説明するための図である。本実施形態では、ストッパー440のトルクリミッター機構TL4を構成するストッパーケース442及びカムドラム444の構成が第1の実施形態と相違し、その他の点は第1の実施形態と同様である。
以上説明したように、本実施形態によれば、ストッパーケース442に移動部442cを形成することによって簡易に、トルクリミッター機構TL4を構成することができる。
次に、第5の実施形態に係る駆動装置のストッパー540の構成について、図13を参照しながら説明する。図13は、ストッパー540の構成を説明するための図である。本実施形態では、ストッパー540のトルクリミッター機構TL5を構成するカムドラム544の係止部544bの構成、及びカムドラム544とストッパーケース542との間隔が第1の実施形態と相違し、その他の点は第1の実施形態と同様である。
以上説明したように、本実施形態によれば、係止部544bがストッパーケース542内面から離間する方向に回転軸130が摺動する構成とすることによって、簡易にトルクリミッター機構TL5を構成することができる。
11 ブラケット
12 ヘッドボックス
13 スクリーン(遮蔽材)
14 ボトムレール
15 昇降コード
16 操作チェーン(操作部材)
17 ピッチコード
100、200、300、400、500 駆動装置
110 プーリ
120 コネクタ(規制部材)
130 回転軸
140、240、340、440、540 ストッパー
142、242、342、442、542 ストッパーケース
142a、442a 案内路
144、244、344、444、544 カムドラム
144a、244a、344a、 カム溝
144a−1、244a−1、344a−1、444a−1、544a−1 無端ループ
144a−2、244a−2 分岐ループ
144a―3 上昇時係止位置
144b、244b、344b、444b、544b 係止部
146、246、346、446、546 スライダー
147、547 入力軸
148 クラッチバネ
149 キャップ
150 巻取りドラム
160 ブレーキ
244b−1 窪み部
344c バネ
442b バネ
442c 移動部(易変形部)
CU コントロールユニット
S 隙間
TL1、TL2、TL3、TL4、TL5 トルクリミッター機構
Claims (7)
- 操作部材の操作により回転し遮蔽材を昇降させる回転軸と、
前記回転軸の回転を停止可能なストッパーと、
を備えたブラインドの駆動装置において、
前記ストッパーは、
前記操作部材の一方向の操作を止めたときに前記回転軸の回転を停止させる第1状態と、
前記第1状態で、前記操作部材の他方向の操作によって前記回転軸に前記操作部材からの所定量以上の負荷が掛かったときに、前記回転軸の回転の停止を解除する第2状態と、
を切り替えるトルクリミッター機構を備えたことを特徴とする、ブラインドの駆動装置。 - 操作部材の操作により回転し遮蔽材を昇降させる回転軸と、
前記回転軸の回転を停止可能なストッパーと、
を備えたブラインドの駆動装置において、
前記ストッパーは、
前記回転軸の回転を停止させる第1状態と、
前記第1状態で、前記回転軸に前記操作部材からの所定量以上の負荷が掛かったときに、前記回転軸の回転の停止を解除する第2状態と、
を切り替えるトルクリミッター機構を備えており、
前記ストッパーは、
ストッパーケースと、
前記ストッパーケース内に配置され、カム溝と前記カム溝から径方向に突出する係止部とが外周面に形成され、前記回転軸と一体に回転するカムドラムと、
前記ストッパーケースと前記カム溝との間で前記カム溝に沿って移動するとともに、前記係止部に係止することで前記カムドラムの回転を停止させるスライダーと、
を有し、
前記トルクリミッター機構は、
前記ストッパーケースと、
前記係止部と、
前記ストッパーケースと前記係止部との間に形成される隙間と、
によって構成され、
前記スライダーが前記係止部に係止した前記第1状態において前記回転軸に所定量以上の負荷が掛かると前記スライダーが前記隙間を通過して前記第2状態に切り替えることを特徴とする、ブラインドの駆動装置。 - 前記係止部には、前記回転軸に所定量以上の負荷が掛かったときに前記ストッパーケースと前記係止部との間を前記スライダーが通過できる窪み部が形成されていることを特徴とする、請求項2に記載のブラインドの駆動装置。
- 前記係止部は、前記回転軸に所定量以上の負荷が掛かったときに前記ストッパーケースと前記係止部との間を前記スライダーが通過できるように前記カムドラムの径方向に前記係止部が摺動することを特徴とする、請求項2又は3に記載のブラインドの駆動装置。
- 前記ストッパーケースには、前記回転軸に所定量以上の負荷が掛かったときに前記スライダーが前記係止部を通過できるように変形する易変形部が形成されていることを特徴とする、請求項2〜4のいずれかに記載のブラインドの駆動装置。
- 前記回転軸は、前記回転軸に所定量以上の負荷が掛かったときに前記スライダーが前記隙間を通過できるように、前記係止部が前記ストッパーケース内面から離間する方向に摺動することを特徴とする、請求項2〜5のいずれかに記載のブラインドの駆動装置。
- 前記駆動装置は、
前記回転軸に一体に回転するように設けられ、前記操作部材によって一方向にのみ回転操作されるプーリと、
前記操作部材に設けられ、前記遮蔽材の所望の位置で前記プーリの他方向の回転を規制する規制部材と、
をさらに備え、
前記ストッパーは前記回転軸上に設けられることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載のブラインドの駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016160142A JP6753727B2 (ja) | 2016-08-17 | 2016-08-17 | ブラインドの駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016160142A JP6753727B2 (ja) | 2016-08-17 | 2016-08-17 | ブラインドの駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018028199A JP2018028199A (ja) | 2018-02-22 |
JP6753727B2 true JP6753727B2 (ja) | 2020-09-09 |
Family
ID=61247770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016160142A Active JP6753727B2 (ja) | 2016-08-17 | 2016-08-17 | ブラインドの駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6753727B2 (ja) |
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2016
- 2016-08-17 JP JP2016160142A patent/JP6753727B2/ja active Active
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JP2018028199A (ja) | 2018-02-22 |
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