JP7195953B2 - ドアストッパー - Google Patents
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Description
従来のドアストッパーは、特許文献1、2に記載の如く、ストッパ部材と扉停止装置とを有して構成されている。ストッパ部材は、床面に設けられ、上下方向に移動できる磁性体からなるものとされている。扉停止装置は、扉に設けられ、扉が開閉してストッパ部材の上方に定めた扉ストップ位置に位置付けられたときにストッパ部材を引き寄せる磁石を備えるとともに、磁石に引き寄せられたストッパ部材に係脱し得る係止部材を備え、係止部材がストッパ部材に係止した状態で扉を上記扉ストップ位置に停止可能にする。
(a)扉停止装置が扉の底面(下框の下面)に設けられた格納部であって、床面に向けて開口する格納部に内蔵された。従って、扉停止装置は扉の底面に設けられて床面に臨むものになり、扉の表面(正背面)や木口に設けられて外方に臨むことがなく、居住者に目立つことがない。
(d)操作部材がケースの下面に添設されて、該ケースの長手方向にスライドするものとされる。従って、操作部材の操作部等がケースの短手方向(扉の厚み方向)にスライドすることがなく、扉の厚み方向に沿う外方に飛び出る如くに備えられることがない。これにより、操作部材の操作部等を居住者に目立たないように設けることができるし、この操作部等が居住者の足元に干渉してその居住性を損なうこともない。
(e)操作部材がケースの短手方向に沿う外方に臨む操作部を備える。従って、使用者は扉の底面に設けた格納部に配設されたケースの短手方向に沿う外方に臨む操作部に手指の腹等を当てて、該操作部を該扉の外方から操作できる。従って、使用者は、前述した扉の狭いアンダーカット内に手指を差し入れる必要がなく、該扉の外側から上記の操作部に手指の腹を当てる等により該操作部を確実に操作でき、その操作性を向上できる。
(f)操作部材の操作部が、ケースの短手方向に沿う一方向と他方向の双方に臨んで設けられる。従って、使用者は、上述(e)において、その手指を操作部材における両操作部のうちで、手指を当て易い操作部を選んで用いることができ、使い勝手が良い。また、後述(g)で同一の扉停止装置が吊元の異なる各扉に適用されたり、同一の扉停止装置が吊元を同じにする扉の戸先に対する取付姿勢を180度反転させる等において、扉ストップ位置に位置付けられた扉が臨む広い側傍(扉が建物壁面等に突き当たることなく開閉動できるスペース)に必ず操作部材のいずれか一方の操作部を臨ませるものになり、使用者による操作部材の操作性を良好に確保できる。
(g)扉停止装置は、扉に内蔵された状態で、ケースが該扉の底面の長手方向に沿う長手状をなし、該ケースの取付面がその長手方向の両端部のそれぞれに定めた取付部によって該扉の底面に取付けられるとき、係止部材におけるストッパ部材との係止部が該ケースの長手方向の中央部に配置される。これにより、右吊元の扉の底面におけるケースの戸先からの取付位置(ケースの取付部が戸先に対してなす取付距離)と、左吊元の扉の底面におけるケースの戸先からの取付位置(ケースの取付部が戸先に対してなす取付距離)とを同一に設定し、かつそれらの右吊元と左吊元の各扉に対する各床面上に当該各扉に取付けたケースの長手方向の中央部のそれぞれに対応する位置に各ストッパ部材を配置するとき、それらの右吊元と左吊元の各扉の底面に同一の扉停止装置を適用できるものとなる。
(h)扉がアルミ框ドアであり、アルミ框からなる扉の底面における該アルミ框の長手方向に直交する方向の両側縁部に、該アルミ框の長手方向に沿う両側リブを備えるとき、ケースの取付面が該扉の底面の両側リブに挟まれる空所に装填されたスペーサを介して該扉の底面に取付けられる。これにより、扉の底面に両側リブを備えるアルミ框ドアの底面に扉停止装置を取付けるとき、ケースの取付面がスペーサを介して該扉の底面に取付けられるものになり、アルミ框やケースを歪ませることなく、該ケースをアルミ框ドアの底面に安定的に取付けできる。
ストッパ部材10は、床面Fの扉ストップ位置に対応する位置に設けられる。ストッパ部材10は、図3に示す如く、床面Fに固定される基板11と、基板11に枢支されて上下方向に揺動できる磁性体からなる矩形状の金属製ストッパ板12と、基板11に枢支されたストッパ板12を外方に露出させる状態で該基板11に被着されるカバー13とを有して構成される。基板11は、該基板11を床面Fに固定する止ネジのためのネジ挿通孔11Aを備える。ストッパ板12は、長手方向の一端部の両側縁に設けた支軸を基板11に設けた軸受11Bに枢支され、上下方向に揺動可能にされ、長手方向の他端部の側に係止開口12Aを備える。カバー13は基板11に被着される状態で、基板11に枢支されたストッパ板12を外方に露出させるための窓開口13Aを備える。
扉停止装置20は、図4乃至図8に示す如く、ケース30、磁石40、係止部材50、操作部材60等の組立体からなる。
(1)ケース30の内部に磁石40を装填する。
磁石40は、磁石ホルダ41に挿入されて保持された状態とされる。磁石ホルダ41は、ケース30における底板部31の一端側に開口させた磁石装填孔34に設けてある両側爪部34A、34Aを、その両側突部41A、41Aによって下方から押し開き、ケース30の内部に装填される。ケース30の内部に装填された磁石ホルダ41の両側突部41A、41Aは両側爪部34A、34Aの上向き面34Cに載置され、その上向き面34Cの上で傾動可能とされる。
ドアストッパー100を用いて扉Dを一定の扉ストップ位置に仮止めし、更には停止させる手順について説明する。ここで、扉Dを「仮止め」するとは、下記(2)、(3)において、扉ストップ位置に到達した扉Dを開き方向側に対して制止し、閉じ方向側には戻り移動可能にすることをいう。また、扉Dを「停止」するとは、仮止めされた扉Dの閉じ方向側への戻り移動を下記(4)において阻止し、該扉Dを閉じ方向側と開き方向側の双方に対して制止し、扉ストップ位置に停止させ続けることをいう。尚、図4、図5において、「開き方向」は扉Dが閉じ位置から開いてくる方向を示し、「閉じ方向」は扉Dが閉じ位置に向けて閉じていく方向を示す。
(a)扉停止装置20が扉Dの底面1B(下框1Aの下面)に設けられた格納部3であって、床面Fに向けて開口する格納部3に内蔵された。従って、扉停止装置20は扉Dの底面1Bに設けられて床面Fに臨むものになり、扉Dの表面(正背面)や木口に設けられて外方に臨むことがなく、居住者に目立つことがない。
F 床面
D 扉
1 アルミ框
1B 底面
3 格納部
4 木扉
4B 底面
5 格納部
10 ストッパ部材
12 ストッパ板
20 扉停止装置
30 ケース
33 取付面
40 磁石
41 磁石ホルダ
50 係止部材
51 ロックピン
52 係止部
60 操作部材
70 スライダー
80 ロックレバー
83、83L、83R 操作部
Claims (6)
- 床面に設けられ、上下方向に移動できる磁性体からなるストッパ部材と、
扉に設けられ、扉が開閉してストッパ部材の上方に定めた扉ストップ位置に位置付けられたときにストッパ部材を引き寄せる磁石を備えるとともに、磁石に引き寄せられたストッパ部材に係脱し得る係止部材を備え、係止部材がストッパ部材に係止した状態で扉を上記扉ストップ位置に停止可能にする扉停止装置とを有してなり、
扉の底面に床面に向けて開口する格納部を設け、この格納部に前記扉停止装置が内蔵され、
前記扉停止装置が、前記係止部材をストッパ部材に係脱させる操作部材を更に備えるドアストッパーであって、
前記扉停止装置がケースの内部に装備され、
このケースが該扉の長手方向に沿う長手状をなして、該扉の底面に設けた格納部に配設され、扉停止装置を構成する磁石、係止部材及び操作部材が該ケースの長手方向に沿う各位置に並置され、該操作部材が該ケースの下面にスライド可能に添設されるドアストッパー。 - 前記操作部材が前記ケースの長手方向に沿ってスライドする請求項1に記載のドアストッパー。
- 前記操作部材が前記ケースの短手方向に沿う外方に臨む操作部を備える請求項2に記載のドアストッパー。
- 前記操作部材の操作部が、前記ケースの短手方向に沿う一方向と他方向の双方に臨んで設けられる請求項3に記載のドアストッパー。
- 前記ケースがその長手方向の両端部のそれぞれに定めた取付部によって該扉の底面に取付けられるとき、前記係止部材における前記ストッパ部材との係止部が該ケースの長手方向の中央部に配置される請求項1乃至4のいずれかに記載のドアストッパー。
- 前記扉がアルミ框ドアであり、アルミ框からなる扉の底面における該アルミ框の長手方向に直交する方向の両側縁部に、該アルミ框の長手方向に沿う両側リブを備えるとき、前記ケースが該扉の底面の両側リブに挟まれる空所に装填されたスペーサを介して該扉の底面に取付けられる請求項1乃至5のいずれかに記載のドアストッパー。
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