JP7195908B2 - 油性液状化粧料 - Google Patents
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Description
これらの商品は、紫外線防止効果の持続や良い使用感が求められることは当然のことであるが、これらに加えエアゾール型の日焼け止め化粧料の場合には、噴射剤と混合性が良好で、少し振り混ぜるだけで内容物が簡単に均一になるという使用性も求められる。
これを防止するため、例えば、化粧料に耐水性を付与するための樹脂や油性皮膜形成剤を多量に配合する試みがなされているが、紫外線吸収剤や紫外線散乱剤等の流出を完全に阻止することは難しい。
実際市場には、紫外線吸収剤等の流出を多量のトリメチルシロキシケイ酸のような油性皮膜形成剤を多量に配合するという方法で、汗、水への流出を阻止した製品がある。そういった製品の場合には、一般の石鹸やボディソープなどの洗浄剤では洗い流せず、綺麗に洗い流すためには、特別にオイルクレンジングなどを用いることが必要であるのが現状である。
油中水型に乳化されているため耐水性が高いことは良いのであるが撥水性、密着性が高く、一般的なボディソープなどの洗浄剤では、十分に洗い流すことができない。
また、安定化のために油相増粘剤や有機変性粘土鉱物を配合しているため、塗布直後の油膜感が強く、使用感が油っぽくなったり、べたついたりするという使用上の問題がある。
粉体の分散性が向上しているため短時間では沈降しにくく、均一な組成で噴射することができる。さらに繰り返し使用しても詰まりにくい組成物ではあるが、単に油性基材中に紫外線散乱剤が均一分散されているにすぎないので、水や汗と接触することで油溶性の紫外線吸収剤が流出し紫外線防止効果が低下することは防げない。また、非水性の組成物であるため洗い流し性は良好ではない。
このように、現在まで、充分な耐水性を持ちながら、簡単に一般の石鹸やボディソープなどの洗浄剤で落ちるような日焼け止め組成物は知られていない。
〔1〕第1発明としては、以下の成分(A)、(B)、(C)を含有する油性液状化粧料。
(A):紫外線防御剤
(B):デカメチルシクロペンタシロキサン:ポリエーテル変性シリコーン:水=90:10:2で混合した際にゲル化する性質を有するポリエーテル変性シリコーン
(C):揮発性油剤
〔2〕第2発明としては、以下の成分(A)、(B)、(C)、(D)を含有する油性液状化粧料。
(A):紫外線防御剤
(B):デカメチルシクロペンタシロキサン:ポリエーテル変性シリコーン:水=90:10:2で混合した際にゲル化する性質を有するポリエーテル変性シリコーン
(C):揮発性油剤
(D):成分(A)以外の粉体
〔3〕第3発明としては、
成分(A)が、油溶性の紫外線吸収剤である、第1発明又は第2発明に記載の油性液状化粧料。
〔4〕第4発明としては、
成分(A)が、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、オクトクリレン及びジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルから選択される少なくとも一種以上を含有する、第1発明乃至第3発明のいずれかに記載の油性液状化粧料。
〔5〕第5発明としては、
成分(B):が一般式〔化1〕で示されるポリエーテル変性シリコーンの少なくとも一種以上を含有する第1発明乃至第4発明のいずれかに記載の油性液状化粧料。
〔6〕第6発明としては、
実質上的に水分を含有しない第1発明乃至第5発明のいずれかに記載の油性液状化粧料。
〔7〕第7発明としては、
第1発明乃至第6発明のいずれかに記載の化粧料を含む原液と、噴射剤を有するエアゾール型化粧料。
<成分(A):紫外線防御剤>
本発明に配合される成分(A)は、通常の化粧料に配合されるものから選択でき、紫外線吸収剤、紫外線散乱剤から適宜選択される。
紫外線吸収剤は、特に限定されないが、具体例としては、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、オクトクリレン、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン、エチルヘキシルトリアゾン、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、オキシベンゾン-3、メチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール、フェニルベンズイミダゾールスルホン酸、ホモサレート、サリチル酸エチルへキシル等を挙げることができる。
微粒子金属酸化物は、いわゆる微粒子と称される粒子径を有するものであり、例えば、電子顕微鏡観察による一次粒子径が通常100nm以下のものである。本発明で用いられる微粒子金属酸化物は、紫外線散乱効果に優れることから、微粒子酸化チタン、及び微粒子酸化亜鉛からなる群から選択される。微粒子酸化チタンがより好ましい。
尚、得られた化粧料を原液として、エアゾール型とする場合には、前記配合量は原液中の比率であると考えればよい。以下の成分についても同様である。
本発明に配合される(成分(B)は、デカメチルシクロペンタシロキサン:ポリエーテル変性シリコーン:水=90:10:2の質量比で混合した際にゲル化する性質を有するものを選択する。当該性質を有するポリエーテル変性シリコーンは、水分で増粘する特徴を持っており、しかも一定量以上の水分が入ることで急激にゲル化して流動性が無くなるという特徴がある。本発明のポリエーテル変性シリコーンと少量の水分が接触してできたゲル化物は、耐水性があり、皮膚への密着性が高い。本発明では、この性質を化粧料自体で発揮させるのではなく、化粧料塗布後、化粧料が汗などの少量の水分と接した際に耐水性があり皮膚への密着性が高い塗布膜をつくることに応用した。しかも、耐水性のある塗布膜であるにも関わらず、ほとんどの洗剤に親和性があり、一般の石鹸やボディソープなどの洗浄剤でも洗浄性が良好であることを見出して本発明を完成させたものである。
(上記のPEG/PPG-19/19ジメチコンは、上記一般式においてm=400、n=10、a=19、b=19、分子量55,000のポリエーテル変性シリコーンである)
本発明に配合される成分(C)は、従来から化粧料等に使用されている常温(25℃)常圧(1気圧)で、揮発性を示す液状油であれば特に限定されない。具体的には、揮発性炭化水素油や揮発性シリコーン油などが挙げられる。揮発性油剤を配合することにより、化粧料ののびの軽さ及び油っぽい被膜感のなさにおいて優れた化粧料とすることができる。
揮発性炭化水素油としては、例えば、イソドデカン、(C13,14)イソパラフィン、水添ポリイソブテン等を挙げることができる。
揮発性シリコーン油としては、揮発性の直鎖状や分枝シリコーン油(揮発性ジメチコン)及び環状シリコーン油があげられる。具体的には、鎖状シリコーンとしてはデカメチルテトラシロキサン等の低粘度ジメチルポリシロキサンや、メチルトリメチコン、環状シリコーンとしては、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサンなどを用いることができる。
本発明に配合される成分(D)は、特に制限はなく、目的に応じて公知の粉体から選択することができる。成分(A)以外の粉体を配合することで、使用感を改善してさらさらとした良好な感触を得ることができる。
無機粉体としては、タルク、マイカ、セリサイト、窒化ホウ素などの板状粉体、球状シリカ、球状多孔質シリカなどの球状粉体や、それらの表面を疎水化処理したものなどが挙げられる。
有機粉体としては、PTFEなどの不定形粒子粉体、ラウロイルリジンなどの板状粉体、ポリアクリル酸エステルやその共重合体、ポリウレタン、ポリアミド、シリコーンパウダーなどで球状や多孔質にした粉体などが挙げられる。
これらの中でもポリメタクリル酸メチルクロスポリマー,ナイロン、シリカ、ポリメチルシルセスキオキサン等の球状粉体は、なめらかでべたつき感が低減されサラサラとした感触が得られる。さらに球状多孔質のPMMA粉体やシリカを配合した場合は、サラサラ感が持続する良好な使用感であり好適に使用できる。
また、比重の小さい有機粉体を選択すると再分散性が向上するので好ましい。
言い換えると、本発明は、本来は水分を含有する必要がない低粘度の油性液状化粧料であるが、例えば植物エキス等の保湿剤などを配合する都合で水分を配合する際には、増粘しても液状で流動性がある状態を維持できる水分量であれば問題ない。したがって、いわゆる非水系にすることは必須条件ではない。
エアゾール容器には、本発明の化粧料を原液とし、当該原液を噴射剤とともに充填する。
具体例としては、アボガド油、マカデミアナッツ油、ミンク油、オリーブ油、キャンデリラロウなどの動植物油;イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソデシル、イソノナン酸イソトリデシル、ミリスチン酸イソステアリル、ミリスチン酸イソプロピル、2-エチルヘキサン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、トリステアリン酸グリセリン等のエステル油;スクワラン、流動パラフィン、水添ポリイソブテン、パラフィン、α-オレフィンオリゴマー、白色ワセリン、セレシンなどの炭化水素油:ジメチコン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコンなどのシリコーン油が挙げられる。
ポリエーテル変性シリコーン(成分B)は、デカメチルシクロペンタシロキサン:ポリエーテル変性シリコーン:水=90:10:2の質量比で混合した際にゲル化する性質を有するかを評価して選択する。
所定の比率でポリエーテル変性シリコーンをデカメチルシクロペンタシロキサンに溶解、分散しておき、水を加えて攪拌する。
ゲル化の有無については、前記方法で得られた混合物を、B型粘度計をもちいて粘度を測定した場合、25℃で10,000mPa.s以上であれば、ゲル化する性質を有すると判定した。(測定装置:B型粘度計 TVB-10M 東機産業社製)
ところが、高分子の側鎖型ポリエーテル変性シリコーンであるPEG/PPG-19/19ジメチコンに限って、水を混合することでゲル化が見られた。推測ではあるが、〔化1〕の分子構造ようにポリエーテル変性が側鎖型であり、高分子であることが影響して9倍量のデカメチルシクロペンタシロキサンを少量の水を加えることでゲル化できるようになったのではないかと考えられる。
さらに評価項目3~6および8については、100mlのエアゾール試験瓶(東京高分子社製:軟質PVC皮膜の透明ガラス試験瓶)に原液を6gとLPG(0.15MPa)を24g充填し(バルク:噴射剤=1:4)試験サンプルとした。
なお表2中の%については、全て質量%を用いる。
1:(当初紫外線防御効果の測定) 所定のPMMAプレート HELIOPLATE HD6 (5×5cm 表面粗さ6μm HELIOSCREEN社製)に各例の化粧料(原液)を2mg/cm2の量で滴下し、60秒間指で塗布し、15分間乾燥した後、SPFアナライザー(LABSPHERE社製 UV TRANSMITTANCE ANALYZER/UV-1000S)にて測定した。サンプルを塗布したPMMAプレートの10点を測定しその平均値をサンプルのSPF値とした。
2:(水浴試験/紫外線防御効果の変化) 測定した上記プレートを20℃の水に充分に浸し、30分間そのまま20℃インキュベーター中で水に浸漬した。その後、表面の水滴がなくなるまで15~30分程度乾燥させ、再びSPF値を同様に測定し、水浴前後のSPF値から変化抑制率(以下の式)を紫外線防御能効果の変化として算出した。
3:(紫外線防御効果の変化判断基準)本発明においては、前記SPF値変化抑制率が95%を超えた場合に、紫外線防御効果が充分維持されているものと判断した。
評価項目3.べたつきのなさ
評価項目4.のびの軽さ
評価項目5.皮膜感のなさ
評価項目6.石鹸系ボディソープでの洗い流しやすさ
評価内容
評価項目3.べたつきのなさ
◎:9名以上が、べたつかないと回答した。
○:6~8名が、べたつかないと回答した。
△:3~5名が、べたつかないと回答した。
×:2名以下が、べたつかないと回答した。
評価項目4.のびの軽さ
◎:9名以上が、のびが軽いと回答した。
○:6~8名が、のびが軽いと回答した。
△:3~5名が、のびが軽いと回答した。
×:2名以下が、のびが軽いと回答した。
評価項目5.皮膜感のなさ
◎:9名以上が、皮膜感がないと回答した。
○:6~8名が、皮膜感がないと回答した。
△:3~5名が、皮膜感がないと回答した。
×:2名以下が、皮膜感がないと回答した。
評価項目6.石鹸系ボディソープでの洗い流しやすさ
◎:9名以上が、洗い流しやすいと回答した。
○:6~8名が、洗い流しやすいと回答した。
△:3~5名が、洗い流しやすいと回答した。
×:2名以下が、洗い流しやすいと回答した。
<使用する石鹸系ボディソープの処方>
1.水 残余
2.ラウリン酸 4.5質量%
3.ミリスチン酸 4.5質量%
4.パルミチン酸 4.5質量%
5・塩化ナトリウム 1.0質量%
6.グリセリン 2.0質量%
7.コカミドDEA 2.0質量%
8.ラウレス硫酸ナトリウム 2.0質量%
9.コカミドプロピルベタイン 2.0質量%
10.水酸化カリウム 3.5質量%
11、水 5.0質量%
製造方法:1~9を混合し、加熱溶解する。あらかじめ10を11で溶解していたものを加えてケン化し、常温まで冷却する。
エアゾール試験瓶に各サンプルを3本ずつ充填し、室温、40℃、フリーザーで1ヶ月間保管し、室温に戻した後、上下逆さまに10回ひっくり返した後に評価する。
良好:全条件が均一に分散され、均一で細かい粒子でスプレーできたもの
不良:各条件でケーキングが発生したもの(ケーキング:沈降した下層の分散性が悪く、底に固着して均一に分散しない状態)
比較例1、2:<ポリエーテル変性シリコーンのゲル化の評価方法>でゲル化しなかったポリエーテル変性シリコーン*2および*3を配合したサンプルでは、水浴試験後で明らかにSPF値が低下した。さらに石鹸系ボディソープでの洗浄性の評価が低かった。
比較例3:油性被膜形成剤であるトリメチルシロキシケイ酸の配合量が多いため、水浴試験後もSPF値を維持することができた。しかし石鹸系ボディソープでは洗浄できず、別途クレンジングオイルを用いて落とす必要があった。
比較例4:エアゾール試験瓶中で、原液の水分量が多くゲル化していたため、噴射剤であるLPGを充填する時にゲル化した原液が噴射剤で溶解しなかった。そのためよく振って混合したのだが、大粒子で分散した状態になり、ベタつきが強く感じられた。伸びも重く皮膜感も強かった。さらにエアゾール組成物にした場合には、1ヵ月後の再分散性は3条件(室温、40℃、フリーザー)全てでケーキングを起こした。
比較例5:揮発性油剤を不揮発性油剤に置き換えたため油っぽい皮膜感とベタツキが長時間感じられた。塗布直後のSPF値は高かったが、水浴試験後のSPF値は低下していた。さらに塗布膜の洗剤への親和性が不揮発性油剤によって阻害され洗浄性が低下した。
1.メチルハイドロジェン処理微粒子酸化亜鉛(60%)/デカメチルシクロペンタシロキサン分散体 15.0質量%
2.ステアリン酸・水酸化アルミニウム処理微粒子酸化チタン(50%)/デカメチルシクロペンタシロキサン分散体 5.0質量%
3.エチルヘキサノイン 5.0%
4.ポリエーテル変性シリコーン/デカメチルシクロペンタシロキサン混合物*1 15.0質量%
5.デカメチルシクロペンタシロキサン 残余
6.(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー(25%)/ジメチコン(75%)混合物 3.0質量%
7.メチルハイドロジェン処理タルク 3.0質量%
8.ジメチルシリル化シリカ(煙霧状シリカ) 1.0質量%
9.(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー球状粉体(平均粒径 2μm) 10.0質量%
10.ポリヒドロキシステアリン酸 0.5質量%
合計 100.0質量%
*1:BY11-030(東レ・ダウコーニングシリコーン社製:50質量%のPEG/PPG-19/19ジメチコンと50質量%のデカメチルシクロペンタシロキサン)。
耐水性が良好で安定性の良い日焼け止め組成物がえられた。さらに石鹸系ボディソープで簡単に洗い流せた。さらにエアゾール組成物の再分散性も良好だった。
1.メチルハイドロジェン処理微粒子酸化亜鉛(60%)/デカメチルシクロペンタシロキサン分散体 5.0質量%
2.メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 8.0質量%
3.t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン 1.0質量%
4.ポリエーテル変性シリコーン/デカメチルシクロペンタシロキサン混合物*1 25.0質量%
6.デカメチルシクロペンタシロキサン 残余
7.メチルトリメチコン 8.0質量%
8.イソノナン酸イソノニル 2.0質量%
9.ポリメチルシルセスキオキサン球状粉体(平均粒子径 6μm) 13.0質量%
10.ジステアルジモニウムヘクトライト 1.0質量%
11.エタノール 5.0質量%
合計 100.0質量%
*1:BY11-030(東レ・ダウコーニングシリコーン社製:50質量%のPEG/PPG-19/19ジメチコンと50質量%のデカメチルシクロペンタシロキサン)。
耐水性が良好で安定性の良い日焼け止め組成物がえられた。さらに石鹸系ボディソープで簡単に洗い流すことができた。さらにエアゾール組成物の再分散性も良好だった。
1.メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 10.0質量%
2.オクトクリレン 3.0質量%
3.t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン 1.0質量%
4.エチルヘキシルトリアゾン 1.0質量%
5.ポリエーテル変性シリコーン/軽質流動イソパラフィン混合物*6 20.0質量%
6. パルミチン酸デキストリン 0.5質量%
7.セレシン 3.0質量%
8.イソドデカン 残余
9.ポリメタクリル酸メチルクロスポリマー球状多孔質粉体(平均粒子径6μm) 15.0質量%
10.水 1.0質量%
11.ブチレングリコール 1.0質量%
合計 100.0質量%
*6:BY25-337(東レ・ダウコーニングシリコーン社製:50質量%のPEG/PPG-19/19ジメチコンと50質量%の軽質流動イソパラフィン)
耐水性が良好で安定性の良い日焼け止め組成物がえられた。さらに石鹸系ボディソープだけで簡単に洗い流すことができた。
1.メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 10.0質量%
2.オクトクリレン 3.0質量%
3.ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸エチルヘキシル 1.0質量%
4.エチルヘキシルトリアゾン 1.0質量%
5.ポリエーテル変性シリコーン/デカメチルシクロペンタシロキサン混合物*1 15.0質量%
6.PVP/エイコセン共重合体 0.5質量%
7.デカメチルシクロペンタシロキサン 残余
8.(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー球状粉体(平均粒子径2μm) 10.0質量%
9.ブチレングリコール 1.0質量%
合計 100.0質量%
*1:BY11-030(東レ・ダウコーニングシリコーン社製:50質量%のPEG/PPG-19/19ジメチコンと50質量%のデカメチルシクロペンタシロキサン)
耐水性が良好で再分散性の良い日焼け止め組成物がえられた。さらに石鹸系ボディソープだけで簡単に洗い流すことができた。
1.メチルハイドロジェン処理微粒子酸化亜鉛(60%)/デカメチルシクロペンタシロキサン分散体 12.0質量%
2.メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 5.0質量%
3.ステアリン酸・水酸化アルミニウム処理微粒子酸化チタン(50%)/デカメチルシクロペンタシロキサン分散体 2.0質量%
4.ポリエーテル変性シリコーン/デカメチルシクロペンタシロキサン混合物*1 20.0質量%
5.デカメチルシクロペンタシロキサン 残余
6.ポリメチルシルセスキオキサン球状粉体(平均粒子径 6μm) 5.0質量%
7.イソノナン酸イソノニル 2.0質量%
8.ポリヒドロキシステアリン酸 1.0質量%
9.ジイソステアリン酸ジグリセリン 0.5質量%
10.ジメチルシリル化シリカ(煙霧状シリカ) 0.5質量%
11.酸化鉄黄 1.0質量%
12.酸化鉄赤 0.2質量%
13.酸化鉄黒 0.05質量%
合計 100.0質量%
*1:BY11-030(東レ・ダウコーニングシリコーン社製:50質量%のPEG/PPG-19/19ジメチコンと50質量%のデカメチルシクロペンタシロキサン)。
耐水性が良好で再分散性の良いファンデーション組成物がえられた。さらに石鹸系ボディソープだけで簡単に洗い流すことができた。
Claims (6)
- 以下の成分(A)、(B)、(C)を含有する油性液状化粧料。
(A):紫外線防御剤
(B):デカメチルシクロペンタシロキサン:ポリエーテル変性シリコーン:水=90:10:2で混合した際にゲル化する性質を有するポリエーテル変性シリコーン
(C):揮発性油剤 - 以下の成分(A)、(B)、(C)、(D)を含有する油性液状化粧料。
(A):紫外線防御剤
(B):デカメチルシクロペンタシロキサン:ポリエーテル変性シリコーン:水=90:10:2で混合した際にゲル化する性質を有するポリエーテル変性シリコーン
(C):揮発性油剤
(D):成分(A)以外の粉体 - 成分(A)が、油溶性の紫外線吸収剤である、請求項1又は請求項2に記載の油性液状化粧料。
- 成分(A)が、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、オクトクリレン及びジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルから選択される少なくとも一種以上を含有する、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の油性液状化粧料。
- 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の化粧料を含む原液と、噴射剤を有するエアゾール型化粧料。
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