JP7195908B2 - 油性液状化粧料 - Google Patents

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Description

本発明は、油性液状化粧料に関し、さらに詳しくは、水や汗等と接触することにより強固に肌に固着し紫外線防御効果が持続すると共に、クレンジング効果の低い一般の石鹸やボディソープなどの洗浄剤でも簡単に洗い流せるという従来にない特性を有する油性液状化粧料に関する。
近年、紫外線から防御するための組成物の重要性が高まっている。 紫外線から皮膚を守ることは重要な課題であり種々の日焼け止め効果を持つ化粧料が開発されている。日焼け止め化粧料とは、紫外線吸収剤や紫外線散乱剤を配合することにより紫外線の皮膚への到達を遮ることで、紫外線から皮膚を保護する働きを持つものである。
日焼け止め効果を有する化粧料としては、クリームや液状物を手にとって皮膚に塗布する剤型のものや、スプレー等皮膚に直接噴射する剤型のもの等が市販されている。
これらの商品は、紫外線防止効果の持続や良い使用感が求められることは当然のことであるが、これらに加えエアゾール型の日焼け止め化粧料の場合には、噴射剤と混合性が良好で、少し振り混ぜるだけで内容物が簡単に均一になるという使用性も求められる。
通常、皮膚に塗布された日焼け止め化粧料が水や汗と接触すると、塗布した化粧料から紫外線吸収剤や紫外線散乱剤が流出し、紫外線防御効果が低下することが知られている。
これを防止するため、例えば、化粧料に耐水性を付与するための樹脂や油性皮膜形成剤を多量に配合する試みがなされているが、紫外線吸収剤や紫外線散乱剤等の流出を完全に阻止することは難しい。
実際市場には、紫外線吸収剤等の流出を多量のトリメチルシロキシケイ酸のような油性皮膜形成剤を多量に配合するという方法で、汗、水への流出を阻止した製品がある。そういった製品の場合には、一般の石鹸やボディソープなどの洗浄剤では洗い流せず、綺麗に洗い流すためには、特別にオイルクレンジングなどを用いることが必要であるのが現状である。
特許文献1には、紫外線吸収剤と有機変性粘土鉱物、油相増粘剤、HLBが8未満のシリコーン系界面活性剤、球状樹脂粉体、及び揮発性シリコーン油を含有させることで、水や汗等と接触しても紫外線防御効果が低下しない日焼け止め化粧料が開示されている。
油中水型に乳化されているため耐水性が高いことは良いのであるが撥水性、密着性が高く、一般的なボディソープなどの洗浄剤では、十分に洗い流すことができない。
また、安定化のために油相増粘剤や有機変性粘土鉱物を配合しているため、塗布直後の油膜感が強く、使用感が油っぽくなったり、べたついたりするという使用上の問題がある。
特許文献2には、特定の親油性溶媒(エステル油)とアルコールと紫外線吸収剤とを含む油性液体に紫外線散乱剤等の無機酸化物粉体を分散させることにより、粉体の分散性を向上させた非水系の原液を用いたエアゾール型の日焼け防止化粧料が記載されている。
粉体の分散性が向上しているため短時間では沈降しにくく、均一な組成で噴射することができる。さらに繰り返し使用しても詰まりにくい組成物ではあるが、単に油性基材中に紫外線散乱剤が均一分散されているにすぎないので、水や汗と接触することで油溶性の紫外線吸収剤が流出し紫外線防止効果が低下することは防げない。また、非水性の組成物であるため洗い流し性は良好ではない。
このように、現在まで、充分な耐水性を持ちながら、簡単に一般の石鹸やボディソープなどの洗浄剤で落ちるような日焼け止め組成物は知られていない。
特開2017-71602号公報 特開2014-201541号公報
本発明は、優れた紫外線防御効果を有し、なおかつ水や汗等と接触しても紫外線防御効果が低下せず紫外線防御効果が持続すると共に、一般の石鹸やボディソープなどの洗浄剤でも簡単に洗い流せる油性液状化粧料を提供することを課題とする。
本発明者は、前記の課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、紫外線防御剤、特定のポリエーテル変性シリコーン、粉体、揮発性油剤を含有する油性液状化粧料とすることで、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、
〔1〕第1発明としては、以下の成分(A)、(B)、(C)を含有する油性液状化粧料。
(A):紫外線防御剤
(B):デカメチルシクロペンタシロキサン:ポリエーテル変性シリコーン:水=90:10:2で混合した際にゲル化する性質を有するポリエーテル変性シリコーン
(C):揮発性油剤
〔2〕第2発明としては、以下の成分(A)、(B)、(C)、(D)を含有する油性液状化粧料。
(A):紫外線防御剤
(B):デカメチルシクロペンタシロキサン:ポリエーテル変性シリコーン:水=90:10:2で混合した際にゲル化する性質を有するポリエーテル変性シリコーン
(C):揮発性油剤
(D):成分(A)以外の粉体
〔3〕第3発明としては、
成分(A)が、油溶性の紫外線吸収剤である、第1発明又は第2発明に記載の油性液状化粧料。
〔4〕第4発明としては、
成分(A)が、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、オクトクリレン及びジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルから選択される少なくとも一種以上を含有する、第1発明乃至第3発明のいずれかに記載の油性液状化粧料。
〔5〕第5発明としては、
成分(B):が一般式〔化1〕で示されるポリエーテル変性シリコーンの少なくとも一種以上を含有する第1発明乃至第4発明のいずれかに記載の油性液状化粧料。
〔6〕第6発明としては、
実質上的に水分を含有しない第1発明乃至第5発明のいずれかに記載の油性液状化粧料。
〔7〕第7発明としては、
第1発明乃至第6発明のいずれかに記載の化粧料を含む原液と、噴射剤を有するエアゾール型化粧料。
本発明の油性液状化粧料は、紫外線防御剤によって優れた紫外線防御効果を発揮する。さらに、水や汗等と接触した後でも紫外線防御効果が低下しない。かつ、一般の石鹸やボディソープなどの洗浄剤でも簡単に洗い流せるという、従来の常識に相反した特性を有する革新的な油性液状化粧料である。
上記の通り、本発明の油性液状化粧料は、(A)紫外線防御剤、(B)特定のポリエーテル変性シリコーン(C)揮発性油剤を含有することを特徴としている。
本発明の油性液状化粧料とは、常温(25℃)で流動性のある状態を示す。高粘度で流動性が不明な場合は、「化学品の分類および表示に関する世界調和システム(GHS)」に記載された、ASTMD4359-90試験を用いることで判別ができる。
本発明の各必須成分について以下に順次詳述する。
<成分(A):紫外線防御剤>
本発明に配合される成分(A)は、通常の化粧料に配合されるものから選択でき、紫外線吸収剤、紫外線散乱剤から適宜選択される。
紫外線吸収剤は、特に限定されないが、具体例としては、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、オクトクリレン、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン、エチルヘキシルトリアゾン、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、オキシベンゾン-3、メチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール、フェニルベンズイミダゾールスルホン酸、ホモサレート、サリチル酸エチルへキシル等を挙げることができる。
紫外線散乱剤は、特に限定されないが、具体例としては、微粒子金属酸化物を用いることができる。例えば、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、酸化セリウム等があげられる。これらの金属酸化物は、その表面がシリカ、アルミナ等の無機化合物、または脂肪酸金属石鹸、シリコーン等の有機化合物により被覆されていてもよい。
微粒子金属酸化物は、いわゆる微粒子と称される粒子径を有するものであり、例えば、電子顕微鏡観察による一次粒子径が通常100nm以下のものである。本発明で用いられる微粒子金属酸化物は、紫外線散乱効果に優れることから、微粒子酸化チタン、及び微粒子酸化亜鉛からなる群から選択される。微粒子酸化チタンがより好ましい。
本発明で使用される、紫外線防御剤は特に限定されず、紫外線吸収剤、紫外線散乱剤の一方のみを使用してもよいし、併用してもよい。また、その種類も限定されないが、例えば、UVAからUVBに渡る広い波長領域で優れた紫外線防御効果を発揮させたい場合には、UVA領域に吸収ピークを持つ紫外線吸収剤(UVA吸収剤)とUVB領域に吸収ピークを持つ紫外線吸収剤(UVB吸収剤)とを各々少なくとも一種ずつ組み合わせて配合するか、UVAからUVB領域に渡る広域吸収帯を持つ紫外線吸収剤を少なくとも一種配合することが好ましい。また紫外線散乱剤と紫外線吸収剤を併用することも有効であり、好ましい。
成分(A)の配合量は求める紫外線防止効果によって異なるが、例えば、化粧料中3質量%以上、さらに好ましくは5~40質量%、より好ましくは7~30質量%である。この範囲であれば一定の紫外線防止効果が期待できる。
尚、得られた化粧料を原液として、エアゾール型とする場合には、前記配合量は原液中の比率であると考えればよい。以下の成分についても同様である。
<成分(B):デカメチルシクロペンタシロキサン:ポリエーテル変性シリコーン:水=90:10:2で混合した際にゲル化する性質を有するポリエーテル変性シリコーン>
本発明に配合される(成分(B)は、デカメチルシクロペンタシロキサン:ポリエーテル変性シリコーン:水=90:10:2の質量比で混合した際にゲル化する性質を有するものを選択する。当該性質を有するポリエーテル変性シリコーンは、水分で増粘する特徴を持っており、しかも一定量以上の水分が入ることで急激にゲル化して流動性が無くなるという特徴がある。本発明のポリエーテル変性シリコーンと少量の水分が接触してできたゲル化物は、耐水性があり、皮膚への密着性が高い。本発明では、この性質を化粧料自体で発揮させるのではなく、化粧料塗布後、化粧料が汗などの少量の水分と接した際に耐水性があり皮膚への密着性が高い塗布膜をつくることに応用した。しかも、耐水性のある塗布膜であるにも関わらず、ほとんどの洗剤に親和性があり、一般の石鹸やボディソープなどの洗浄剤でも洗浄性が良好であることを見出して本発明を完成させたものである。
本判定方法でゲル化する性質を有すると判定されたポリエーテル変性シリコーンであれば、特に限定されないが、例えば下記式で表される親水基がポリオキシエチレン(PEG)及びポリオキシプロピレン(PPG)である側鎖型の高分子ポリエーテル変性シリコーンが挙げられる。
Figure 0007195908000001
mが50未満で、nが1未満である場合には、水分との親和性に乏しくなりゲル化できない。またmが1,000を超え、nが40を超える場合には、強いべたつき感が生じるようになる。さらに、m:nは200:1~5:1が好ましく、aは5~50、bは5~50が望ましい。特に限定されるものではないが、本発明で使用されるポリエーテル変性シリコーンの分子量は、水分でゲル化した時に強固な耐水性皮膜を形成しながら、ゲル化物が洗剤中の石鹸成分と相溶性があり簡単に洗い流しができるという性質を持つためにも、分子量が10,000以上の高分子であることが望ましい。
本発明で使用できるポリエーテル変性シリコーンは市販されているものでもよく、例えば、商品名BY11-030(東レ・ダウコーニングシリコーン社製:50質量%のPEG/PPG-19/19ジメチコンと50質量%のシクロペンタシロキサン:HLB=3.5)。商品名BY25-337(東レ・ダウコーニングシリコーン社製:50質量%のPEG/PPG-19/19ジメチコンと50質量%の軽質流動イソパラフィン)が例示される。
(上記のPEG/PPG-19/19ジメチコンは、上記一般式においてm=400、n=10、a=19、b=19、分子量55,000のポリエーテル変性シリコーンである)
本発明における成分(B)の配合量は、例えば化粧料中の5~25質量%、好ましくは7~20質量%、より好ましくは9~15質量%とすることで、耐水性の十分な塗布皮膜と、一般の石鹸やボディソープなどの洗浄剤でも簡単に洗い流せるという機能を両立することができる。
<成分(C):揮発性油剤>
本発明に配合される成分(C)は、従来から化粧料等に使用されている常温(25℃)常圧(1気圧)で、揮発性を示す液状油であれば特に限定されない。具体的には、揮発性炭化水素油や揮発性シリコーン油などが挙げられる。揮発性油剤を配合することにより、化粧料ののびの軽さ及び油っぽい被膜感のなさにおいて優れた化粧料とすることができる。
揮発性炭化水素油としては、例えば、イソドデカン、(C13,14)イソパラフィン、水添ポリイソブテン等を挙げることができる。
揮発性シリコーン油としては、揮発性の直鎖状や分枝シリコーン油(揮発性ジメチコン)及び環状シリコーン油があげられる。具体的には、鎖状シリコーンとしてはデカメチルテトラシロキサン等の低粘度ジメチルポリシロキサンや、メチルトリメチコン、環状シリコーンとしては、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサンなどを用いることができる。
本発明における成分(C)の配合量は特に限定されないが、好ましくは20~70質量%、好ましくは25~65質量%、さらに好ましくは30~60質量%である。この範囲で配合すると、油っぽい被膜感がより軽減された軽いのびの化粧料を得ることができる。
<成分(D):成分(A)以外の粉体>
本発明に配合される成分(D)は、特に制限はなく、目的に応じて公知の粉体から選択することができる。成分(A)以外の粉体を配合することで、使用感を改善してさらさらとした良好な感触を得ることができる。
無機粉体としては、タルク、マイカ、セリサイト、窒化ホウ素などの板状粉体、球状シリカ、球状多孔質シリカなどの球状粉体や、それらの表面を疎水化処理したものなどが挙げられる。
有機粉体としては、PTFEなどの不定形粒子粉体、ラウロイルリジンなどの板状粉体、ポリアクリル酸エステルやその共重合体、ポリウレタン、ポリアミド、シリコーンパウダーなどで球状や多孔質にした粉体などが挙げられる。
これらの中でもポリメタクリル酸メチルクロスポリマー,ナイロン、シリカ、ポリメチルシルセスキオキサン等の球状粉体は、なめらかでべたつき感が低減されサラサラとした感触が得られる。さらに球状多孔質のPMMA粉体やシリカを配合した場合は、サラサラ感が持続する良好な使用感であり好適に使用できる。
また、比重の小さい有機粉体を選択すると再分散性が向上するので好ましい。
本発明における成分(D)の含有量は、特に限定されないが、化粧料中、好ましくは0.1~30質量%、より好ましくは2~20質量%、更に好ましくは3~15質量%である。この範囲とすることで、塗布後に白くなりにくく長時間良好な使用感を保つことができる。
本発明の言う「実質的に水分を含まない」とは、本発明に不都合が生じない程度であれば、水そのもの、水を含有する植物エキス類、水を含有する原材料等の配合が許容されることを意味している。
言い換えると、本発明は、本来は水分を含有する必要がない低粘度の油性液状化粧料であるが、例えば植物エキス等の保湿剤などを配合する都合で水分を配合する際には、増粘しても液状で流動性がある状態を維持できる水分量であれば問題ない。したがって、いわゆる非水系にすることは必須条件ではない。
本発明では、前述のとおり、成分(B)の「水分で増粘する特徴を持っており、一定量以上の水分が入ることで急激にゲル化し、できたゲル化物は耐水性を有する」という特徴を利用している。この際、化粧料がゲル化して固化した場合であっても、水や汗等と接触した後でも紫外線防御効果が低下せず、一般の石鹸やボディソープなどの洗浄剤でも簡単に洗い流せるという本願の主要効果には影響はない。ところが、固化することで延びが非常に重くなって使用感が悪くなる、均一に塗布することが難しくなるといった使用上の不具合が生じる場合がある。さらにエアゾール組成物の原液が固化していると、噴射剤と混合した時に、充填工程中で均一化することができなくなり生産性が低下する。また噴射剤中で原液が溶解しないとケーキングが発生して再分散できなくなったり、噴射パターンが悪化するなどの問題点が生じるため、剤形にもよるが、液状で使用したい場合やエアゾール型化粧料として利用したい場合には、化粧料或いはエアゾール型化粧料の原液として使用する化粧料の固形化は避けることが好ましい。この場合、主にポリエーテル変性シリコーンと液状油の種類、配合量によって、固化しない水分量が異なるが、例えば水分量を3.0質量%以下の範囲で調整することで化粧料を液状で流動性のある状態で保つことができる。
本発明の油性液状化粧料は、エアゾール容器に充填し噴射して使用するエアゾール型の化粧料として提供することもできる。
エアゾール容器には、本発明の化粧料を原液とし、当該原液を噴射剤とともに充填する。
噴射剤としては、特に制限はなく、目的に応じて公知の噴射剤から選択することができる。例えば、LPG(液化石油ガス),DME(ジメチルエーテル),二酸化炭素、窒素、亜酸化窒素、フッ化炭化水素などが挙げられる。これらの中でも液化ガスであるLPG,DMEが好適に使用可能である。
エアゾール型化粧料とするための噴射剤の配合量は、例えば液化ガスを用いる場合、原液に対して、好ましくは1.5~9倍である。より好ましくは、2~8倍である。さらに好ましくは、3~7倍である。この範囲であれば、充分な噴射力が得られスプレーしたときに均一に噴射できる。さらに原液が噴射剤で希釈され低粘度となり噴霧粒子が小さく均一になり、使用時の油膜感を減らすこともできる。なお、本発明の化粧料は、日焼け止め化粧料のみならず、日焼け止め効果を付与したファンデーション等のメーキャップ化粧料や化粧下地にも適用可能である。
本発明の油性液状化粧料では、必須成分に加え、本発明の効果を損なわない範囲であれば、不揮発性油剤を配合してもよい。 本発明の不揮発性油剤は、常温(25℃)・常圧(1気圧))で揮発性を示さない油剤である。例えば、炭化水素油、植物油等の液状油脂、エステル油、シリコーン油などの油が剤含まれる。
具体例としては、アボガド油、マカデミアナッツ油、ミンク油、オリーブ油、キャンデリラロウなどの動植物油;イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソデシル、イソノナン酸イソトリデシル、ミリスチン酸イソステアリル、ミリスチン酸イソプロピル、2-エチルヘキサン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、トリステアリン酸グリセリン等のエステル油;スクワラン、流動パラフィン、水添ポリイソブテン、パラフィン、α-オレフィンオリゴマー、白色ワセリン、セレシンなどの炭化水素油:ジメチコン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコンなどのシリコーン油が挙げられる。
本発明の油性液状化粧料では、必須成分に加え、洗い流し性を損なわない範囲であれば、油性被膜形成剤を配合することができる。油性皮膜形成剤を配合することにより、紫外線吸収剤の流出や衣服等によるこすれ落ちに対する抵抗性をさらに高めることができる。
油性被膜形成剤としては、化粧料に通常用いられるものであれば特に制限されず、具体的には、PVP/エイコセン共重合体、PVP/ヘキサデセン共重合体、PVP/VA共重合体のようなPVP系皮膜剤、アクリル酸エチル/アクリル酸アミド/アクリル酸共重合体、アクリル酸エチル/アクリル酸ブチル共重合体等のアクリル酸系被膜剤、トリメチルシロキシケイ酸、ポリメチルシルセスキオキサン酸等のシリコーン系被膜剤等が挙げられる。これらの中でも、トリメチルシロキシケイ酸が耐水性及び耐油性の点から好ましい。
本発明の油性液状化粧料には、必須成分以外に、本発明の効果を損なわない範囲で、化粧料に通常用いられる成分、例えば、美白剤、保湿剤、酸化防止剤、金属イオン封鎖剤、界面活性剤、アルコール類、色剤、水性活性剤等を必要に応じて適宜配合し常法により製造することができる。
以下に具体例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。また、以下の実施例等における配合量は特に断らない限り質量%を示す。
<ポリエーテル変性シリコーンのゲル化の評価方法>
ポリエーテル変性シリコーン(成分B)は、デカメチルシクロペンタシロキサン:ポリエーテル変性シリコーン:水=90:10:2の質量比で混合した際にゲル化する性質を有するかを評価して選択する。
所定の比率でポリエーテル変性シリコーンをデカメチルシクロペンタシロキサンに溶解、分散しておき、水を加えて攪拌する。
ゲル化の有無については、前記方法で得られた混合物を、B型粘度計をもちいて粘度を測定した場合、25℃で10,000mPa.s以上であれば、ゲル化する性質を有すると判定した。(測定装置:B型粘度計 TVB-10M 東機産業社製)
Figure 0007195908000002
低分子の側鎖ポリエーテル変性型のPEG-10ジメチコン、高分子の側鎖ポリエーテル・アルキル変性型のセチルPEG/PPG-10/1ジメチコン、高分子の直鎖ブロック共重合型であるポリシリコーン-13の場合は、デカメチルシクロペンタシロキサンとの所定の混合物に水を加えても粘度が10,000mPa.sに達するものは無く、ゲル化は見られなかった。
ところが、高分子の側鎖型ポリエーテル変性シリコーンであるPEG/PPG-19/19ジメチコンに限って、水を混合することでゲル化が見られた。推測ではあるが、〔化1〕の分子構造ようにポリエーテル変性が側鎖型であり、高分子であることが影響して9倍量のデカメチルシクロペンタシロキサンを少量の水を加えることでゲル化できるようになったのではないかと考えられる。
下記の表2に掲げた組成を有する油性液状化粧料を、油性成分を加温して溶解したものに、粉体を添加し、攪拌処理にて調製した。得られた各例の原液について、評価項目1および2を評価した。
さらに評価項目3~6および8については、100mlのエアゾール試験瓶(東京高分子社製:軟質PVC皮膜の透明ガラス試験瓶)に原液を6gとLPG(0.15MPa)を24g充填し(バルク:噴射剤=1:4)試験サンプルとした。
なお表2中の%については、全て質量%を用いる。
評価項目1,2
1:(当初紫外線防御効果の測定) 所定のPMMAプレート HELIOPLATE HD6 (5×5cm 表面粗さ6μm HELIOSCREEN社製)に各例の化粧料(原液)を2mg/cm2の量で滴下し、60秒間指で塗布し、15分間乾燥した後、SPFアナライザー(LABSPHERE社製 UV TRANSMITTANCE ANALYZER/UV-1000S)にて測定した。サンプルを塗布したPMMAプレートの10点を測定しその平均値をサンプルのSPF値とした。
2:(水浴試験/紫外線防御効果の変化) 測定した上記プレートを20℃の水に充分に浸し、30分間そのまま20℃インキュベーター中で水に浸漬した。その後、表面の水滴がなくなるまで15~30分程度乾燥させ、再びSPF値を同様に測定し、水浴前後のSPF値から変化抑制率(以下の式)を紫外線防御能効果の変化として算出した。
3:(紫外線防御効果の変化判断基準)本発明においては、前記SPF値変化抑制率が95%を超えた場合に、紫外線防御効果が充分維持されているものと判断した。
(数1)SPF値変化抑制率(%)=(水浴後のSPF値)/(水浴前のSPF値)×100
(官能評価)以下の項目3~6については、10名の専門パネルが使用して下記の評価基準で判断した。
評価項目3.べたつきのなさ
評価項目4.のびの軽さ
評価項目5.皮膜感のなさ
評価項目6.石鹸系ボディソープでの洗い流しやすさ

評価内容
評価項目3.べたつきのなさ
◎:9名以上が、べたつかないと回答した。
○:6~8名が、べたつかないと回答した。
△:3~5名が、べたつかないと回答した。
×:2名以下が、べたつかないと回答した。

評価項目4.のびの軽さ
◎:9名以上が、のびが軽いと回答した。
○:6~8名が、のびが軽いと回答した。
△:3~5名が、のびが軽いと回答した。
×:2名以下が、のびが軽いと回答した。

評価項目5.皮膜感のなさ
◎:9名以上が、皮膜感がないと回答した。
○:6~8名が、皮膜感がないと回答した。
△:3~5名が、皮膜感がないと回答した。
×:2名以下が、皮膜感がないと回答した。

評価項目6.石鹸系ボディソープでの洗い流しやすさ
◎:9名以上が、洗い流しやすいと回答した。
○:6~8名が、洗い流しやすいと回答した。
△:3~5名が、洗い流しやすいと回答した。
×:2名以下が、洗い流しやすいと回答した。

<使用する石鹸系ボディソープの処方>
1.水 残余
2.ラウリン酸 4.5質量%
3.ミリスチン酸 4.5質量%
4.パルミチン酸 4.5質量%
5・塩化ナトリウム 1.0質量%
6.グリセリン 2.0質量%
7.コカミドDEA 2.0質量%
8.ラウレス硫酸ナトリウム 2.0質量%
9.コカミドプロピルベタイン 2.0質量%
10.水酸化カリウム 3.5質量%
11、水 5.0質量%
製造方法:1~9を混合し、加熱溶解する。あらかじめ10を11で溶解していたものを加えてケン化し、常温まで冷却する。
評価項目7,8,9 エアゾール組成物の再分散性(1ヶ月後に評価)
エアゾール試験瓶に各サンプルを3本ずつ充填し、室温、40℃、フリーザーで1ヶ月間保管し、室温に戻した後、上下逆さまに10回ひっくり返した後に評価する。
良好:全条件が均一に分散され、均一で細かい粒子でスプレーできたもの
不良:各条件でケーキングが発生したもの(ケーキング:沈降した下層の分散性が悪く、底に固着して均一に分散しない状態)
Figure 0007195908000003
実施例1~8:水浴試験をおこなった後でも充分にSPF値が維持されており、石鹸系ボディソープを用いて簡単に洗い流すことができた。さらにエアゾール組成物の再分散性は、各条件(室温、40℃、フリーザー)で1ヶ月後でも良好であった。実施例8は、粉体が配合されていないため使用感ではやや劣るものの、本願の主課題は解決するものであった。
比較例1、2:<ポリエーテル変性シリコーンのゲル化の評価方法>でゲル化しなかったポリエーテル変性シリコーン*2および*3を配合したサンプルでは、水浴試験後で明らかにSPF値が低下した。さらに石鹸系ボディソープでの洗浄性の評価が低かった。
比較例3:油性被膜形成剤であるトリメチルシロキシケイ酸の配合量が多いため、水浴試験後もSPF値を維持することができた。しかし石鹸系ボディソープでは洗浄できず、別途クレンジングオイルを用いて落とす必要があった。
比較例4:エアゾール試験瓶中で、原液の水分量が多くゲル化していたため、噴射剤であるLPGを充填する時にゲル化した原液が噴射剤で溶解しなかった。そのためよく振って混合したのだが、大粒子で分散した状態になり、ベタつきが強く感じられた。伸びも重く皮膜感も強かった。さらにエアゾール組成物にした場合には、1ヵ月後の再分散性は3条件(室温、40℃、フリーザー)全てでケーキングを起こした。
比較例5:揮発性油剤を不揮発性油剤に置き換えたため油っぽい皮膜感とベタツキが長時間感じられた。塗布直後のSPF値は高かったが、水浴試験後のSPF値は低下していた。さらに塗布膜の洗剤への親和性が不揮発性油剤によって阻害され洗浄性が低下した。
ノンケミカルタイプ日焼け止めスプレー原液
1.メチルハイドロジェン処理微粒子酸化亜鉛(60%)/デカメチルシクロペンタシロキサン分散体 15.0質量%
2.ステアリン酸・水酸化アルミニウム処理微粒子酸化チタン(50%)/デカメチルシクロペンタシロキサン分散体 5.0質量%
3.エチルヘキサノイン 5.0%
4.ポリエーテル変性シリコーン/デカメチルシクロペンタシロキサン混合物*1 15.0質量%
5.デカメチルシクロペンタシロキサン 残余
6.(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー(25%)/ジメチコン(75%)混合物 3.0質量%
7.メチルハイドロジェン処理タルク 3.0質量%
8.ジメチルシリル化シリカ(煙霧状シリカ) 1.0質量%
9.(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー球状粉体(平均粒径 2μm) 10.0質量%
10.ポリヒドロキシステアリン酸 0.5質量%
合計 100.0質量%

*1:BY11-030(東レ・ダウコーニングシリコーン社製:50質量%のPEG/PPG-19/19ジメチコンと50質量%のデカメチルシクロペンタシロキサン)。
常法に従い原液を作成した。原液を10質量%と噴射剤LPG(0.15MPa)を90質量%とをエアゾール試験瓶に充填してエアゾール組成物とした。
耐水性が良好で安定性の良い日焼け止め組成物がえられた。さらに石鹸系ボディソープで簡単に洗い流せた。さらにエアゾール組成物の再分散性も良好だった。
紫外線吸収剤、紫外線散乱剤併用日焼け止めスプレー原液
1.メチルハイドロジェン処理微粒子酸化亜鉛(60%)/デカメチルシクロペンタシロキサン分散体 5.0質量%
2.メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 8.0質量%
3.t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン 1.0質量%
4.ポリエーテル変性シリコーン/デカメチルシクロペンタシロキサン混合物*1 25.0質量%
6.デカメチルシクロペンタシロキサン 残余
7.メチルトリメチコン 8.0質量%
8.イソノナン酸イソノニル 2.0質量%
9.ポリメチルシルセスキオキサン球状粉体(平均粒子径 6μm) 13.0質量%
10.ジステアルジモニウムヘクトライト 1.0質量%
11.エタノール 5.0質量%
合計 100.0質量%

*1:BY11-030(東レ・ダウコーニングシリコーン社製:50質量%のPEG/PPG-19/19ジメチコンと50質量%のデカメチルシクロペンタシロキサン)。
常法に従い原液を作成した。原液を15質量%と噴射剤LPG(0.15MPa)を85質量%とをエアゾール試験瓶に充填してエアゾール組成物とした。
耐水性が良好で安定性の良い日焼け止め組成物がえられた。さらに石鹸系ボディソープで簡単に洗い流すことができた。さらにエアゾール組成物の再分散性も良好だった。
環状シリコーン無配合タイプ日焼け止めスプレー原液
1.メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 10.0質量%
2.オクトクリレン 3.0質量%
3.t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン 1.0質量%
4.エチルヘキシルトリアゾン 1.0質量%
5.ポリエーテル変性シリコーン/軽質流動イソパラフィン混合物*6 20.0質量%
6. パルミチン酸デキストリン 0.5質量%
7.セレシン 3.0質量%
8.イソドデカン 残余
9.ポリメタクリル酸メチルクロスポリマー球状多孔質粉体(平均粒子径6μm) 15.0質量%
10.水 1.0質量%
11.ブチレングリコール 1.0質量%
合計 100.0質量%

*6:BY25-337(東レ・ダウコーニングシリコーン社製:50質量%のPEG/PPG-19/19ジメチコンと50質量%の軽質流動イソパラフィン)
常法に従い原液を作成した。原液を30質量%と噴射剤DMEを70質量%とをエアゾール試験瓶に充填してエアゾール組成物とした。
耐水性が良好で安定性の良い日焼け止め組成物がえられた。さらに石鹸系ボディソープだけで簡単に洗い流すことができた。
日焼け止めオイル
1.メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 10.0質量%
2.オクトクリレン 3.0質量%
3.ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸エチルヘキシル 1.0質量%
4.エチルヘキシルトリアゾン 1.0質量%
5.ポリエーテル変性シリコーン/デカメチルシクロペンタシロキサン混合物*1 15.0質量%
6.PVP/エイコセン共重合体 0.5質量%
7.デカメチルシクロペンタシロキサン 残余
8.(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー球状粉体(平均粒子径2μm) 10.0質量%
9.ブチレングリコール 1.0質量%
合計 100.0質量%

*1:BY11-030(東レ・ダウコーニングシリコーン社製:50質量%のPEG/PPG-19/19ジメチコンと50質量%のデカメチルシクロペンタシロキサン)
常法に従い日焼け止めオイルを作成した。
耐水性が良好で再分散性の良い日焼け止め組成物がえられた。さらに石鹸系ボディソープだけで簡単に洗い流すことができた。
高SPF液状油性ファンデーション
1.メチルハイドロジェン処理微粒子酸化亜鉛(60%)/デカメチルシクロペンタシロキサン分散体 12.0質量%
2.メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 5.0質量%
3.ステアリン酸・水酸化アルミニウム処理微粒子酸化チタン(50%)/デカメチルシクロペンタシロキサン分散体 2.0質量%
4.ポリエーテル変性シリコーン/デカメチルシクロペンタシロキサン混合物*1 20.0質量%
5.デカメチルシクロペンタシロキサン 残余
6.ポリメチルシルセスキオキサン球状粉体(平均粒子径 6μm) 5.0質量%
7.イソノナン酸イソノニル 2.0質量%
8.ポリヒドロキシステアリン酸 1.0質量%
9.ジイソステアリン酸ジグリセリン 0.5質量%
10.ジメチルシリル化シリカ(煙霧状シリカ) 0.5質量%
11.酸化鉄黄 1.0質量%
12.酸化鉄赤 0.2質量%
13.酸化鉄黒 0.05質量%
合計 100.0質量%

*1:BY11-030(東レ・ダウコーニングシリコーン社製:50質量%のPEG/PPG-19/19ジメチコンと50質量%のデカメチルシクロペンタシロキサン)。
あらかじめ7から13を加温混合してローラーミルで処理した後、1から6を混合しファンデーションを作成した。
耐水性が良好で再分散性の良いファンデーション組成物がえられた。さらに石鹸系ボディソープだけで簡単に洗い流すことができた。


Claims (6)

  1. 以下の成分(A)、(B)、(C)を含有する油性液状化粧料。
    (A):紫外線防御剤
    (B):デカメチルシクロペンタシロキサン:ポリエーテル変性シリコーン:水=90:10:2で混合した際にゲル化する性質を有するポリエーテル変性シリコーン
    (C):揮発性油剤
  2. 以下の成分(A)、(B)、(C)、(D)を含有する油性液状化粧料。
    (A):紫外線防御剤
    (B):デカメチルシクロペンタシロキサン:ポリエーテル変性シリコーン:水=90:10:2で混合した際にゲル化する性質を有するポリエーテル変性シリコーン
    (C):揮発性油剤
    (D):成分(A)以外の粉体
  3. 成分(A)が、油溶性の紫外線吸収剤である、請求項1又は請求項2に記載の油性液状化粧料。
  4. 成分(A)が、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、オクトクリレン及びジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルから選択される少なくとも一種以上を含有する、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の油性液状化粧料。
  5. 成分(B)が下記一般式で示されるポリエーテル変性シリコーンの少なくとも一種以上を含有する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の油性液状化粧料。
    Figure 0007195908000004
  6. 請求項1乃至請求項のいずれかに記載の化粧料を含む原液と、噴射剤を有するエアゾール型化粧料。
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