JP7192811B2 - 正極活物質およびフッ化物イオン電池 - Google Patents

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Description

本開示は、正極活物質およびフッ化物イオン電池に関する。
高電圧かつ高エネルギー密度な電池として、例えばLiイオン電池が知られている。Liイオン電池は、Liイオンと正極活物質との反応、および、Liイオンと負極活物質との反応を利用したカチオンベースの電池である。一方、アニオンベースの電池として、フッ化物イオン(フッ化物アニオン)の反応を利用したフッ化物イオン電池が知られている。
例えば、特許文献1には、Au、Pt、S、Ag、Co、Mo、Cu、W、V、Sb、Bi、Sn、Ni、Pb、Fe及びCrのうち1以上の元素を含む正極活物質をフッ化物イオン電池に用いることが開示されている。また、特許文献2には、Pb2-xCu1+x(0≦x<2)で表される組成を有する正極活物質をフッ化物イオン電池に用いることが開示されている。また、特許文献3には、正極活物質としてCuを用いたフッ化物イオン二次電池が開示されている。
特開2017-084506号公報 特開2019-200852号公報 特開2016-062821号公報
フッ化物イオン電池に用いられる正極活物質として、容量特性が良好な活物質が求められている。本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、容量特性が良好な正極活物質を提供することを主目的とする。
上記課題を解決するために、本開示においては、フッ化物イオン電池に用いられる正極活物質であって、上記正極活物質が、金属元素Mおよび金属元素M’を主成分として含有する合金であり、上記金属元素Mは、Cu、FeおよびMnの少なくとも一種であり、上記金属元素M’は、Y、La、Ce、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Ybの少なくとも一種である、正極活物質を提供する。
本開示によれば、正極活物質が所定の金属元素を含有する合金であるため、容量特性が良好な正極活物質とすることができる。
上記開示においては、上記金属元素Mは、Cuを少なくとも含んでいてもよい。
上記開示においては、上記金属元素M’は、Y、La、Pr、Nd、Sm、Tb、Dyの少なくとも一種を含んでいてもよい。
上記開示においては、上記金属元素M’は、Laを少なくとも含んでいてもよい。
上記開示においては、上記合金は、Cu1-xLa(0.09≦x≦0.5)で表される組成を有していてもよい。
上記開示においては、上記合金は、Cu1-xLa(0.24≦x≦0.5)で表される組成を有していてもよい。
上記開示においては、上記金属元素Mは、Feを少なくとも含んでいてもよい。
上記開示においては、上記金属元素M’は、LaおよびCeの少なくとも一方を含んでいてもよい。
上記開示においては、上記合金は、Fe1-xLa(0.1≦x≦0.5)で表される組成を有していてもよい。
上記開示においては、上記合金は、Fe1-xCe(0.1≦x≦0.5)で表される組成を有していてもよい。
上記開示においては、上記金属元素Mは、Mnを少なくとも含んでいてもよい。
上記開示においては、上記金属元素M’は、Laを少なくとも含んでいてもよい。
上記開示においては、上記合金は、Mn1-xLa(0.1≦x≦0.5)で表される組成を有していてもよい。
また、本開示においては、正極活物質層と、負極活物質層と、上記正極活物質層および上記負極活物質層の間に形成された電解質層とを有するフッ化物イオン電池であって、上記正極活物質層が、上述した正極活物質を含有する、フッ化物イオン電池を提供する。
本開示によれば、上述した正極活物質を用いることで、容量特性が良好なフッ化物イオン電池とすることができる。
本開示においては、容量特性が良好な正極活物質を提供できるという効果を奏する。
本開示におけるフッ化物イオン電池の一例を示す概略断面図である。 実施例10で得られた正極活物質のSEM-EDX画像である。 実施例2で得られた評価用電池の充放電試験の結果である。 実施例12で得られた評価用電池の充放電試験の結果である。 実施例13で得られた評価用電池の充放電試験の結果である。 実施例14で得られた評価用電池の充放電試験の結果である。
以下、本開示における正極活物質およびフッ化物イオン電池について、詳細に説明する。
A.正極活物質
本開示における正極活物質は、フッ化物イオン電池に用いられる正極活物質であって、上記正極活物質が、金属元素Mおよび金属元素M’を主成分として含有する合金であり、上記金属元素Mは、Cu、FeおよびMnの少なくとも一種であり、上記金属元素M’は、Y、La、Ce、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Ybの少なくとも一種である。
本開示によれば、正極活物質が所定の金属元素を含有する合金であるため、容量特性が良好な正極活物質とすることができる。上述したように、フッ化物イオン電池の正極活物質として、Cu等の第4周期に属する遷移金属を用いることが知られている。ところが、Cu等を用いると、充電過程において絶縁性の遷移金属フッ化物が発生する。この遷移金属フッ化物が活物質の表面を覆うと、イオン伝導が阻害されるため、活物質の中心までイオンを供給することが困難となる。その結果、充電反応が完結せずに理論容量通りの容量が得られない場合がある。このような場合には、活物質の粒子径をナノサイズにまで調整(微細化)する必要が生じる。また、微細化した活物質の比率が高い電極を作製する場合には、電解質(固体電解質)も活物質と同等の微細化処理行う必要がある。電解質の微細化処理を行わない場合、電子伝導パスとイオン伝導パスとが両立する電極の作製が困難となり、電池の高エネルギー密度化が困難となる場合があるからである。しかしながら、電解質を微細化処理した場合には、イオン伝導度が悪化する場合がある。
一方、本開示における正極活物質は、第4周期に属する遷移金属である金属元素Mに加えて、金属元素M’(フッ化物イオン伝導性を発現し得る、3族元素またはランタノイド系元素)を含有する合金である。正極活物質がこのような合金であれば、初回充電時に金属元素M’がフッ化され、固体電解質として作用できるM’Fxが合金内部に形成される。このM’Fxの相を、フッ化物イオンが拡散することで、活物質中心(合金中心)までフッ化物イオンを供給することができる。その結果、容量特性が良好な活物質となる。また、本開示における正極活物質は、微細化処理をせずともフッ素イオンの拡散性が良好であるため、比較的大きな粒子サイズで用いることができる。さらに、固体電解質の微細化も不要であるため、イオン伝導度が悪化することを抑制することもできる。
1.合金
本開示における合金は、金属元素Mおよび金属元素M’を主成分として含有する合金である。
「金属元素Mおよび金属元素M’を主成分として含有する」とは、後述する金属元素Mおよび金属元素M’の合計の割合が、合金(正極活物質)を構成する全ての元素に対して最も多いことをいう。正極活物質を構成する全ての元素に対する、金属元素Mおよび金属元素M’の合計の割合は、例えば50at%以上であり、70at%以上であってもよく、90at%以上であってもよく、95at%以上であってもよく、99at%以上であってもよく、100at%であってもよい。正極活物質の組成は、例えば、正極活物質を酸に溶解させ、ICP発光分光分析法(ICP-OES)で測定することにより決定することができる。
また、金属元素Mおよび金属元素M’の合計に対する、金属元素M’の割合は、例えば5at%以上であり、10at%以上であってもよく、20at%以上であってもよい。一方、金属元素M’の割合は、例えば50at%以下であり、40at%以下であってもよく、35at%以下であってもよく、30at%以下であってもよい。
金属元素Mは第4周期に属する遷移金属であり、金属元素M’は、フッ化物イオン伝導性を有する、3族またはランタノイド系元素である。金属元素Mは、通常、Cu、FeおよびMnの少なくとも一種である。本開示における合金は、金属元素Mとして、1種のみを含有していてもよく、2種以上を含有していてもよい。金属元素M’は、通常、Y、La、Ce、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Ybの少なくとも一種である。本開示における合金は、金属元素M’として、1種のみを含有していてもよく、2種以上を含有していてもよい。また、金属元素Mがフッ化したフッ化物MFと、金属元素M’がフッ化したフッ化物M’Fとを比較した場合、フッ化物M’Fのイオン伝導度はフッ化物MFのイオン伝導度よりも高いことが好ましい。このような関係が得られるように、金属元素Mおよび金属元素M’を選択してもよい。
金属元素M’のフッ化電位は、金属元素Mのフッ化電位より高くても低くてもよいが、後者が好ましい。充電時に、金属元素M’が先にフッ化されることで、合金中に良好なフッ素イオン伝導パスが形成されるためである。
金属元素MがCuを少なくとも含む場合、金属元素M’は、Y、La、Pr、Nd、Sm、Tb、Dyの少なくとも一種を含むことが好ましく、Laを少なくとも含むことがより好ましい。充電容量が良好となるからである。
合金が、金属元素MとしてCuを少なくとも含み、金属元素M’としてLaを少なくとも含む場合、合金は、Cu1-xLa(0.09≦x≦0.5)で表される組成を有することが好ましく、Cu1-xLa(0.24≦x≦0.5)で表される組成を有することがより好ましい。クーロン効率(初回放電容量/初回充電容量)が良好となるからである。
また、金属元素MがFeを少なくとも含む場合、金属元素M’は、CeおよびLaの少なくとも一方を含むことが好ましい。合金が、FeおよびCeを少なくとも含む場合、合金は、Fe1-xCe(0.1≦x≦0.5)で表される組成を有することが好ましい。上記組成式中、xは、0.2以上であってもよく、0.3以上であってもよい。一方、xは、0.4以下であってもよい。また、合金が、FeおよびLaを少なくとも含む場合、合金は、Fe1-xLa(0.1≦x≦0.5)で表される組成を有することが好ましい。上記組成式中、xは、0.2以上であってもよく、0.3以上であってもよい。一方、xは、0.4以下であってもよい。
また、金属元素Mが、Mnを少なくとも含む場合、金属元素M’は、Laを少なくとも含むことが好ましい。この場合、合金は、Mn1-xLa(0.1≦x≦0.5)で表される組成を有することが好ましい。上記組成式中、xは、0.2以上であってもよく、0.3以上であってもよい。一方、xは、0.4以下であってもよい。
2.正極活物質
本開示における正極活物質は、上述した合金である。
本開示における正極活物質の形状は、特に限定されないが、例えば粒子状を挙げることができる。正極活物質の平均粒子径(D50)は、例えば0.1μm以上であり、0.3μm以上であってもよく、1μm以上であってもよい。一方、平均粒子径(D50)は、例えば20μm以下であり、15μm以下であってもよく、10μm以下であってもよく、5μm以下であってもよい。平均粒子径が小さすぎると、正極活物質層において正極活物質の割合を高くした場合に、電解質間のイオン伝導パスが十分に形成されない可能性がある。一方、平均粒子径が大きすぎると、活物質内部までイオンおよび電子が拡散しにくくなる可能性がある。なお、正極活物質の平均粒子径(D50)は、例えば、レーザー回折散乱法による粒度分布測定の結果から求めることができる。
本開示における正極活物質を製造する方法は、目的とする正極活物質を得ることができる方法であれば特に限定されないが、例えば、アーク溶解法およびメカニカルアロイング法を挙げることができる。
B.フッ化物イオン電池
図1は、本開示におけるフッ化物イオン電池の一例を示す概略断面図である。図1に示されるフッ化物イオン電池10は、正極活物質層1と、負極活物質層2と、正極活物質層1および負極活物質層2の間に形成された電解質層3と、正極活物質層1の集電を行う正極集電体4と、負極活物質層2の集電を行う負極集電体5と、これらの部材を収納する電池ケース6とを有する。本開示においては、正極活物質層1が、上記「A.正極活物質」に記載した正極活物質を含有することを大きな特徴とする。本開示によれば、上述した正極活物質を用いることで、容量特性が良好なフッ化物イオン電池とすることができる。
1.正極活物質層
本開示における正極活物質層は、少なくとも上述した正極活物質を含有する層である。正極活物質については、上記「A.正極活物質」に記載した内容と同様である。正極活物質層は、上述した正極活物質のみを含有していてもよく、他の活物質も含有していてもよい。後者の場合、活物質全体における上述した正極活物質の割合は、例えば85重量%以上であり、90重量%以上であってもよく、95重量%以上であってもよく、99重量%以上であってもよい。
正極活物質層における正極活物質の含有量は、例えば、10重量%以上、90重量%以下であり、20重量%以上、80重量%以下であってもよい。
また、正極活物質層は、必要に応じて導電化材、バインダーおよび電解質の少なくとも一つをさらに含有していてもよい。導電化材としては、所望の電子伝導性を有するものであれば特に限定されるものではないが、例えば炭素材料を挙げることができる。炭素材料としては、例えば、アセチレンブラック、ケッチェンブラック、ファーネスブラック、サーマルブラック等のカーボンブラック、グラフェン、フラーレン、カーボンナノチューブ等を挙げることができる。正極活物質層における導電化材の含有量は、例えば1重量%以上であり、5重量%以上であってもよく、10重量%以上であってもよい。一方、導電化材の含有量は、例えば20重量%以下であり、15重量%以下であってもよい。導電化材の割合が少なすぎると良好な電子伝導パスが形成されない可能性があり、導電化材の割合が多すぎると、相対的に活物質の割合が少なくなり、エネルギー密度が低下する可能性がある。
バインダーとしては、化学的、電気的に安定なものであれば特に限定されるものではないが、例えばポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のフッ素系バインダーが挙げられる。
電解質については、後述する「3.電解質層」に記載する内容と同様である。正極活物質層の厚さは、例えば、0.1μm以上、1000μm以下である。
2.負極活物質層
本開示における負極活物質層は、少なくとも負極活物質を含有する層である。また、負極活物質層は、必要に応じて、導電化材、電解質およびバインダーの少なくとも一つをさらに含有していてもよい。
負極活物質としては、正極活物質よりも低い電位を有する任意の活物質が選択され得る。負極活物質としては、例えば、金属単体、合金、金属酸化物、および、これらのフッ化物を挙げることができる。負極活物質に含まれる金属元素としては、例えば、La、Ca、Al、Eu、Li、Si、Ge、Sn、In、V、Cd、Cr、Fe、Zn、Ga、Ti、Nb、Mn、Yb、Zr、Sm、Ce、Mg、Pb等を挙げることができる。中でも、負極活物質は、Mg、MgF、Al、AlF、La、LaF、Ce、CeF、Ca、CaF、Pb、PbFであることが好ましい。なお、上記xは、0よりも大きい実数である。
導電化材およびバインダーについては、上述した「1.正極活物質層」に記載した材料と同様の材料を用いることができる。電解質については、「3.電解質層」に記載する内容と同様であるので、ここでの記載は省略する。
負極活物質層における負極活物質の含有量は、容量の観点からはより多いことが好ましく、例えば30重量%以上であり、50重量%以上であることが好ましく、70重量%以上であることがより好ましい。また、負極活物質層の厚さは、例えば、0.1μm以上、1000μm以下である。
3.電解質層
本開示における電解質層は、正極活物質層および負極活物質層の間に形成される層である。電解質層を構成する電解質は、液体電解質(電解液)であってもよく、ポリマー電解質であってもよく、無機固体電解質であってもよい。
電解液は、例えば、フッ化物塩および溶媒を含有する。フッ化物塩としては、例えば、無機フッ化物塩、有機フッ化物塩、イオン液体が挙げられる。無機フッ化物塩としては、例えば、XF(Xは、Li、Na、K、RbまたはCsである)が挙げられる。有機フッ化物塩のカチオンとしては、例えば、テトラメチルアンモニウムカチオン等のアルキルアンモニウムカチオンが挙げられる。電解液におけるフッ化物塩の濃度は、例えば0.1mol/L以上であり、0.3mol/L以上であってもよく、0.5mol/L以上であってもよい。一方、フッ化物塩の濃度は、例えば6mol/L以下であり、3mol/L以下であってもよい。
溶媒としては、例えば、エチレンカーボネート(EC)、フルオロエチレンカーボネート(FEC)、ジフルオロエチレンカーボネート(DFEC)、プロピレンカーボネート(PC)、ブチレンカーボネート(BC)等の環状カーボネート、ジメチルカーボネート(DMC)、ジエチルカーボネート(DEC)、エチルメチルカーボネート(EMC)等の鎖状カーボネート、ジエチルエーテル、1,2-ジメトキシメタン、1,3-ジメトキシプロパン等の鎖状エーテル、テトラヒドロフラン、2-メチルテトラヒドロフラン等の環状エーテル、スルホラン等の環状スルホン、ジメチルスルホキシド(DMSO)等の鎖状スルホン、γ-ブチロラクトン等の環状エステル、アセトニトリル等のニトリル、および、これらの任意の混合物が挙げられる。ポリマー電解質は、例えば液体電解質にポリマーを添加し、ゲル化することで、得ることができる。
一方、無機固体電解質としては、例えば、La、Ce等のランタノイド元素のフッ化物、Li、Na、K、Rb、Cs等のアルカリ金属元素のフッ化物、Ca、Sr、Ba等のアルカリ土類元素のフッ化物が挙げられる。また、無機固体電解質は、La、Ba、Pb、Sn、CaおよびCeの少なくとも一種の金属元素を含有するフッ化物であることが好ましい。無機固体電解質は、上記金属元素を一種のみ有していてもよく、二種以上有していてもよい。無機固体電解質の具体例としては、La1-xBa3-x(0≦x≦2)、Pb2-xSn(0≦x≦2)、Ca2-xBa(0≦x≦2)およびCe1-xBa3-x(0≦x≦2)が挙げられる。上記xは、それぞれ、0よりも大きくてもよく、0.3以上であってもよく、0.5以上であってもよく、0.9以上であってもよい。また、上記xは、それぞれ、1よりも小さくてもよく、0.9以下であってもよく、0.5以下であってもよく、0.3以下であってもよい。無機固体電解質の形状は、特に限定されないが、例えば粒子状を挙げることができる。
4.その他の構成
本開示におけるフッ化物イオン電池は、上述した正極活物質層、負極活物質層および電解質層を少なくとも有する。さらに通常は、正極活物質層の集電を行う正極集電体、および、負極活物質層の集電を行う負極集電体、また、上述した部材を収納する電池ケースを有する。正極集電体、負極集電体および電池ケースの材料は、従来公知の材料とすることができる。なお、集電体の形状としては、例えば、箔状、メッシュ状、多孔質状が挙げられる。また、フッ化物イオン電池は、正極活物質層および負極活物質層の間に、セパレータを有していてもよい。セパレータを設けることで、より安全性の高い電池が得られる。
5.フッ化物イオン電池
本開示におけるフッ化物イオン電池は、液系電池であってもよく、全固体電池であってもよいが、全固体電池であることが好ましい。また、本開示におけるフッ化物イオン電池は、一次電池であってもよく、二次電池であってもよいが、二次電池であることが好ましい。繰り返し充放電でき、例えば車載用電池として有用だからである。また、本開示におけるフッ化物イオン電池の形状としては、例えば、コイン型、ラミネート型、円筒型および角型が挙げられる。
なお、本開示は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は、例示であり、本開示における特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本開示における技術的範囲に包含される。
[実施例1]
(正極活物質の作製)
組成がCuYとなるように、CuおよびYを秤量した。そして、アーク溶解法により、両金属元素を溶解して合金化した。その後、液体急冷法により合金リボンを作製した。そして、合金リボンを乳鉢で粉砕して合金粉末(正極活物質)を得た。なお、CuYは、M1-xM’において、M=Cu、M’=Y、x=0.33の組成に該当する。
(評価用電池の作製)
作製したCuY粉末と、固体電解質(La0.9Ba0.12.9)と、導電化材(VGCF)とを30:60:10の重量比でボールミル(回転数:100rpm)で混合することで、正極活物質合材を得た。得られた合材(作用極)と、固体電解質層を形成する固体電解質(La0.9Ba0.12.9)と、PbFおよび導電材(アセチレンブラック)を95:5で混合して作製した対極と、Pb箔とを圧粉成型した。これにより、評価用電池を作製した。
[実施例2~14]
合金の組成を、表1のように変更したこと以外は、実施例1と同様にして評価用電池を作製した。なお、実施例2~7および12の組成は、M1-xM’においてx=0.33の組成に該当する。また、実施例9の組成は、M1-xM’においてx=0.14の組成に該当する。また、実施例11の組成は、M1-xM’においてx=0.5の組成に該当する。
[比較例1]
正極活物質としてCu単体を用いたこと以外は、実施例1と同様にして評価用電池を作製した。
[評価]
(顕微鏡観察)
実施例10で得られた正極活物質の形状を、SEM-EDX(走査型電子顕微鏡-エネルギー分散型X線分光法)測定を行い観察した。得られたSEM-EDXマッピング画像を図2に示す。
図2に示すように、画像中央に、5μm程度のCu0.76La0.24合金が確認された。
(充放電試験)
実施例1~14および比較例1で得られた評価用電池に対して充放電試験を行った。充放電試験の条件は、温度140℃、作用極の終止電位-1.5V(vs Pb/PbF)~3V(vs Pb/PbF)、電流50μA/cmとした。初回充電と初回放電における遷移金属の重量あたりの容量を表1に示す。また、実施例2、12、13、14の充放電曲線を図3~図6に示す。なお、図4(実施例12)は、充放電サイクルを3回行った結果を示す。
Figure 0007192811000001
表1に示すように、実施例1~14は比較例1に比べて、充電容量および放電容量が優れており、充電容量が特に優れていた。また、実施例2、8、10、12および13ではクーロン効率が50%以上であった。特に、実施例12および13ではクーロン効率が75%以上であり、クーロン効率がより優れていた。
図3に示すように、実施例2(CuLa)では、1200mAh/gを超える充電容量が得られ、放電容量も600mAh/gを超えていた。充電および放電ともに、0.6VのCuのレドックス電位付近でプラトーが確認され、Cuが反応していることが確認された。このように、実施例2の正極活物質を用いた電池は、反応電位が高いため大きな起電力が得られ、エネルギー密度の高い電池となる。
図4に示すように、実施例12(FeLa)では、充電容量は3サイクル共に1300mAh/gを超えており、可逆的に反応が進行することが確認された。
図5に示すように、実施例13(Fe0.8Ce0.2)では、1398mAh/gの充電容量が得られ、放電容量も1046mAh/gであった。また、多段のプラトーが確認された。これは、Fe→Fe2+→Fe3+→Fe4+への反応であると推察される。なお、図5において充電曲線の一部が途切れているのは、充電途中で一旦測定を中断し、再測定したためである。実施例12および13から、遷移元素としてFeを用いることで、非常に大きな容量が得られることが確認された。
図6に示すように、実施例14(Mn0.8La0.2)では、700mAh/gを超える充電容量が得られ、放電容量も60mAh/gを超えていた。また、放電曲線の0.8V付近にプラトーが確認され、高電位での反応が確認された。そのため、実施例14は、放電容量はCuまたはFeを用いた他の実施例よりは劣るものの、高電位で電池反応を行えることが確認された。
[比較例2~4]
合金の組成を、表2のように変更したこと以外は、実施例1と同様にして評価用電池を作製した。得られた各評価用電池に対して上記と同様の充放電試験を行い、初回充電量と初回放電量を求めた。結果を表2に示す。
Figure 0007192811000002
表2に示されるように、金属元素M’を含まない合金を用いた比較例2、金属元素Mおよび金属元素M’の両方を含まない合金を用いた比較例3および4は、十分な初回充電量および初回放電量が得られないことが確認された。
1 …正極活物質層
2 …負極活物質層
3 …電解質層
4 …正極集電体
5 …負極集電体
6 …電池ケース
10 …電池

Claims (14)

  1. フッ化物イオン電池に用いられる正極活物質であって、
    前記正極活物質は、金属元素Mおよび金属元素M’を主成分として含有する合金であり、
    前記金属元素Mは、Cu、FeおよびMnの少なくとも一種であり、
    前記金属元素M’は、Y、La、Ce、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Ybの少なくとも一種である、正極活物質。
  2. 前記金属元素Mは、Cuを少なくとも含む、請求項1に記載の正極活物質。
  3. 前記金属元素M’は、Y、La、Pr、Nd、Sm、Tb、Dyの少なくとも一種を含む、請求項2に記載の正極活物質。
  4. 前記金属元素M’は、Laを少なくとも含む、請求項2に記載の正極活物質。
  5. 前記合金は、Cu1-xLa(0.09≦x≦0.5)で表される組成を有する、請求項1に記載の正極活物質。
  6. 前記合金は、Cu1-xLa(0.24≦x≦0.5)で表される組成を有する、請求項1に記載の正極活物質。
  7. 前記金属元素Mは、Feを少なくとも含む、請求項1に記載の正極活物質。
  8. 前記金属元素M’は、LaおよびCeの少なくとも一方を含む、請求項7に記載の正極活物質。
  9. 前記合金は、Fe1-xLa(0.1≦x≦0.5)で表される組成を有する、請求項1に記載の正極活物質。
  10. 前記合金は、Fe1-xCe(0.1≦x≦0.5)で表される組成を有する、請求項1に記載の正極活物質。
  11. 前記金属元素Mは、Mnを少なくとも含む、請求項1に記載の正極活物質。
  12. 前記金属元素M’は、Laを少なくとも含む、請求項11に記載の正極活物質。
  13. 前記合金は、Mn1-xLa(0.1≦x≦0.5)で表される組成を有する、請求項1に記載の正極活物質。
  14. 正極活物質層と、負極活物質層と、前記正極活物質層および前記負極活物質層の間に形成された電解質層とを有するフッ化物イオン電池であって、
    前記正極活物質層が、請求項1から請求項13までのいずれかの請求項に記載の正極活物質を含有する、フッ化物イオン電池。
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