JP7187186B2 - 真空ポンプ、ステータコラム、ベースおよび真空ポンプの排気システム - Google Patents
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Description
このようなクリープ状態を未然に防ぐ観点から、回転部の温度を測定・監視することが必要になっている。また、回転部は高速回転をしているため、非接触式の温度センサ(温度センサユニット)を使用して温度を測定する必要がある。
従来の真空ポンプの排気システム2000に備わる真空ポンプでは、ステータコラム2020における下流側の外径部に温度センサユニット2019を配設して回転円筒体10の内径部の温度を計測している。
ここで、一般的に、パージガスの流量は20sccm(1分間に20cc)程度であるため、パージガスが流れる速度(流速)は小さい。例えば、回転翼の内径が200mm、パージガスの流路の幅が5mm、圧力が2Torrである場合、パージガスの平均速度は、毎秒4cm程度の非常に遅い流速で流れている。
そのため、半導体製造装置などで使用される、熱伝導が良くないプロセスガスが逆流してきた場合、パージガスがそのプロセスガスを押し流す(押し戻す)ことはできない。その結果、温度センサ周りにプロセスガスが混入してしまうことがある。
この場合、ガスの組成が変化することにより、温度センサによる測定誤差が増してしまうという課題があった。
この場合、温度センサ周りのパージガスの圧力が低いままだと、望ましい粘性流ではなく中間流や分子流の状態になってしまう。そのため、充分な熱量が伝達されず、温度センサの測定誤差が増加してしまうという課題があった。
しかし、回転翼の温度は最高150℃程度まで上昇するが、輻射伝熱だけでは充分な熱量を得られない。その結果、温度センサの測定精度が低くなってしまうという課題があった。
しかし、この技術はプロセスガスが軸受付近へ侵入するのを防ぐことが目的であって、温度センサ周りのガス成分の管理や温度センサの精度を向上させることについては何ら言及されていない。
そこで、本発明では、回転部(回転翼)の温度を精度良く測定する真空ポンプ、真空ポンプのステータコラム、ベースおよび真空ポンプの排気システムを低コストで実現することを目的とする。
請求項2記載の発明では、前記ステータコラムに設けられた前記絞り部は、前記ベースよりも外径が大きいことを特徴とする請求項1に記載の真空ポンプを提供する。
請求項3記載の発明では、前記ベースに設けられた前記絞り部は、前記ステータコラムよりも外径が大きいことを特徴とする請求項1に記載の真空ポンプを提供する。
請求項4記載の発明では、請求項1記載の真空ポンプにおいて、前記回転部を回転させる電装部を収容するステータコラムであって、前記ネジ溝式シールと、前記絞り部のどちらか一方または両方を備えたことを特徴とするステータコラムを提供する。
請求項5記載の発明では、請求項1記載の真空ポンプにおいて、前記回転部を回転させる電装部を収容するステータコラムを固定するベースであって、前記ネジ溝式シールと、前記絞り部のどちらか一方または両方を備えたことを特徴とするベースを提供する。
請求項6記載の発明では、回転部を回転させる電装部を収容するステータコラムと、前記ステータコラムを固定するベースと、パージガス流路において、前記回転部の温度を測定する温度センサユニットが配設され、前記温度センサユニットが配設されたパージガス流路の下流側に、パージガスの少なくとも一部を温度センサユニット側に逆流させるネジ溝式シールを備えた真空ポンプと、前記真空ポンプで利用するパージガスを貯蔵するパージガス貯蔵装置と、前記パージガス貯蔵装置に貯蔵された前記パージガスを前記真空ポンプへ供給するパージガス供給装置と、を備える真空ポンプの排気システムであって、前記真空ポンプの前記ステータコラムまたは前記ベースは、前記パージガス流路における前記温度センサユニットよりも下流側の少なくとも一部に設けられ、前記パージガス流路を一方向に制御する絞り部を備え、前記絞り部は、前記温度センサユニットが設けられた前記パージガス流路における部分よりも狭く、少なくとも前記温度センサユニットが前記回転部の前記温度を測定する時に、前記温度センサユニット周りにおいて前記パージガスの圧力が中間流または粘性流となる量の前記パージガスを前記真空ポンプへ供給することを特徴とする真空ポンプの排気システムを提供する。
本実施形態では、真空ポンプの排気システムは、真空ポンプが、以下(1)から(3)に説明するような、パージガスの流量を調整し得るパージガス調整機構を有する。
(1)少なくとも回転部の温度測定時に、温度センサユニット周りにおいて、逆流するガスの流速よりも、パージガスの流速の方が大きくなる量のパージガスを供給する。
(2)少なくとも回転部の温度測定時には、温度センサユニット周りのガス圧力が中間流(中間流領域)または粘性流(粘性流領域)となる量のパージガスを供給する。
さらに、本実施形態の真空ポンプの排気システムは、真空ポンプへパージガスを導入するパージガス流量制御手段として、パージガスの流量を制御し得るパージガス供給装置を有する。
(3)温度センサユニットのパージガス流路の下流側に、一定量のパージガスを温度センサユニット側に逆流させるためのネジ溝式シールを設ける。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図1から図9を参照して詳細に説明する。
(排気システム1000の構成)
図1は、本発明の実施形態に係る真空ポンプの排気システム1000を説明するための図である。
真空ポンプの排気システム1000は、真空ポンプ1、パージガス供給装置100、レギュレータ200、そしてガスボンベ300により構成される。
真空ポンプ1の構成は後述する。
パージガス供給装置100は、真空ポンプ1に供給されるパージガスが適切な量になるように流量を制御する流量調整機器であり、バルブ50を介して真空ポンプ1のパージポート(後述するパージポート18)に繋がる。
ここで、パージガスとは、窒素ガス(N2)やアルゴンガス(Ar)などの不活性ガスである。当該パージガスを電気部品収納部に供給することで、真空ポンプ1が接続された真空容器から排気するガスに含まれる虞がある腐食性ガス(プロセスガスとして用いられたガス)から、電気部品を保護するために利用される。
以下の実施形態では、パージガスは、一例として、熱伝導率が比較的良く、安価な窒素ガスを用いて説明する。
レギュレータ200は、ガスボンベ300から送られてくるガスを利用しやすい気圧に下げるための装置である。
ガスボンベ300は、本実施形態のパージガスである窒素ガスが貯蔵されている装置である。
次に、上述した排気システム1000に配設される真空ポンプ1の構成について説明する。
図2は、本発明の実施形態1に係る真空ポンプ1を説明するための図であり、真空ポンプ1の軸線方向の断面を示した図である。
本実施形態の真空ポンプ1は、ターボ分子ポンプ部とネジ溝ポンプ部を備えた、いわゆる複合型タイプの分子ポンプである。
真空ポンプ1の外装体を形成するケーシング2は、略円筒状の形状をしており、ケーシング2の下部(排気口6側)に設けられたベース3と共に真空ポンプ1の筐体を構成している。そして、この真空ポンプ1の筐体の内部には真空ポンプ1に排気機能を発揮させる構造物である気体移送機構が収納されている。
この気体移送機構は、大きく分けて、回転自在に支持された回転部と、真空ポンプ1の筐体に対して固定された固定部と、から構成されている。
ベース3には、真空ポンプ1内の気体を排気するための排気口6が形成されている。
回転翼9は、シャフト7の軸線に垂直な平面から所定の角度だけ傾斜してシャフト7から放射状に伸びた複数のブレードからなる。
また、回転円筒体10は、回転翼9の下流側に位置し、ロータ8の回転軸線と同心の円筒形状をした円筒部材からなる。本実施形態では、この回転円筒体10における下流側が、後述する温度センサユニット19が温度を測定する被測定対象となる。
シャフト7の軸線方向中程には、シャフト7を高速回転させるためのモータ部11が設けられている。
さらに、シャフト7のモータ部11に対して吸気口4側、および排気口6側には、シャフト7をラジアル方向(径方向)に非接触で支持するための径方向磁気軸受装置12、13が、また、シャフト7の下端には、シャフト7を軸線方向(アキシャル方向)に非接触で支持するための軸方向磁気軸受装置14が各々設けられており、ステータコラム20に内包されている。
温度センサユニット19は、円板状の受熱部(すなわち、温度センサ部)、ステータコラム20に固定される取付部、そして、受熱部と取付部とを繋ぐ円筒状の断熱部により構成される。受熱部は、被測定対象である回転円筒体10(回転部)からの伝熱を検知するために断面積が広ければ広いほど好ましい。そして、回転円筒体10と隙間を介して対向するように配設される。
なお、本実施形態では、受熱部はアルミニウムで、そして断熱部は樹脂で構成されるが、これに限ることはなく、受熱部も断熱部も樹脂で一体形成する構成にしてもよい。
また、断熱部あるいは取付部あるいはステータコラム20に第2の温度センサ部を配設して、この第2の温度センサ部と、上述した受熱部に配設された温度センサ部(第1の温度センサ部)との温度差を利用して被測定対象(回転部)の温度を推定する構成にしてもよい。
固定翼15は、真空ポンプ1の筐体の内周面からシャフト7に向かって、シャフト7の軸線に垂直な平面から所定の角度だけ傾斜して伸びているブレードから構成されている。
各段の固定翼15は、円筒形状をしたスペーサ17により互いに隔てられている。
真空ポンプ1では、固定翼15が軸線方向に、回転翼9と互い違いに複数段形成されている。
また、らせん溝の深さは、排気口6に近づくにつれて浅くなるようになっており、それ故、らせん溝を輸送されるガスは排気口6に近づくにつれて徐々に圧縮されるように構成されている。
図2に示すように、ネジ溝式シール80は、ステータコラム20の側面に螺旋状の溝として、パージガスの流路に設置された温度センサユニット19の下流側に設けられている。
図3にネジ溝式シール80の外観を表す斜視図を示してある。このネジ溝式シール80の溝の方向は、回転部が高速回転したときに、パージガスを温度センサユニット19方向に送り返す方向になっている。すなわち、通常の排気系統に設けられているネジ溝と逆方向に溝が形成されている。
よって、ネジ溝式シール80は、パージガスを温度センサユニット19方向に送り返す機能を備えている。そのため、温度センサユニット19周囲の圧力をより高めることができる。
このネジ溝式シール80により、より少ない量のパージガスで、温度センサユニット19周りのガス圧力が中間流(中間流領域)または粘性流(粘性流領域)とすることができる。したがって、供給するパージガスの総量を節約することができ、結果として、コストダウンに貢献することができる。
また、このネジ溝式シール80により、温度センサユニット19周りのガス圧力が中間流(中間流領域)または粘性流(粘性流領域)とすることができるので、回転翼9と温度センサユニット19間で充分な熱交換が生じ、より正確な温度測定を行うことができる。
さらに、ネジ溝式シール80は、ステータコラム20の外周に直接加工するのではなく、別部品として形成されたものを、圧入、ボルト留めなどでガスが抜けない程度に密着させることで構成してもよい。
なお、このパージポート18は、図1に示したように、パージガス供給装置100にバルブ50を介して接続されている。
ここで、パージガスの流れについて説明する。パージポート18から供給されたパージガスは、ベース3およびステータコラム20の内部に導入される。そして、モータ部11や径方向磁気軸受装置12、13、ロータ8とステータコラム20の間を通ってシャフト7の上部側へ移動する。さらに、ステータコラム20とロータ8の内周面間を通って排気口6へと送られ、吸気口4から取り込まれた気体(プロセスガスとして用いられたガス)とともに、排気口6から真空ポンプ1の外へと排出される。
この第2の実施形態では、第1の実施形態で設けたネジ溝式シール80に加えて、このネジ溝式シール80の上流側にパージガス調整機構として絞り部を構成する突外径部21を設けている。この絞り部は、ガスが一方方向にのみ流れるよう制御する。
第1の実施形態で設けたネジ溝式シール80は、パージガスだけでなく、真空ポンプ1が吸引したプロセスガスも温度センサユニット19方向に送り込んでしまう虞がある。そのため、温度センサユニット19の周囲が、パージガスとプロセスガスの混合ガスで満たされてしまう。ガスが混合することにより、熱伝導率などの物性が変化してしまい、正確な温度測定が困難になる。
そのため、ガスの混合を防止するために、ネジ溝式シール80に加えて、パージガスの流れを一方向に制御する絞り部を設けている。この絞り部の詳細については後述する。
この第3の実施形態では、第2の実施形態と異なり、ネジ溝式シール80の下流側にパージガス調整機構として絞り部を構成する突外径部21を設けている。
絞り部内のパージガスの流速は、圧力が低い程速くなるため、この第3の実施形態のように、絞り部はネジ溝式シール80の下流側に設ける方がより望ましい。
この第4の実施形態では、第2、第3の実施形態と異なり、パージガスの流量を調整し得るパージガス調整機構として、ベース3に、大外径部31(絞り部)が配設されている。すなわち、第2、第3の実施形態が、ステータコラム20という同一部品にネジ溝式シール80と突外径部21(絞り部)が配設されていたのに対し、この第4の実施形態では、ネジ溝式シール80と絞り部が別部品に設けられている。そのため、加工を行い易いというメリットがある。
また、図6から明らかなように、ネジ溝式シール80をベース3に設けてもよい。すなわち、ネジ溝式シール80は、ステータコラム20またはベース3に設けるようにすることができる。
さらに、絞り部もステータコラム20またはベース3に設けるようにすることができる。
なお、真空ポンプ1に備わるパージガス調整機構については、パージガスの流速を調整する構成が2例、そして、パージガスの圧力を調整する構成が1例ある。
突外径部21は、ステータコラム20において、温度センサユニット19が配設される下流側(排気口6側)である少なくとも一部に、当該ステータコラム20の外径を増やすことで形成される。
ステータコラム20の外径を一部拡げて突外径部21を形成することで、当該突外径部21と回転円筒体10とが対向することで形成されるパージガス流路は狭くなる。なお、パージガス流路とは、回転円筒体10の内径面と突外径部21の外径面とで構成される隙間のことである。
流れるパージガスの体積が同じ状態でパージガス流路の断面積を減らせば、それだけパージガスの流速は速くなる。このようにパージガスの流速を速くし、逆拡散する排気ガス(プロセスガス)よりも流速を速くすることで、温度センサユニット19周りへの排気ガスの逆流(逆拡散)を防ぐことができる。
なお、突外径部21(絞り部)は、ステータコラム20の一部のみに形成されることが望ましく、より具体的には、突外径部21のパージガス流路の軸方向の長さは、最大30mm程度が望ましい。
また、絞り部が配設される部分のパージガス流路幅は、真空ポンプ1の運転中に回転円筒体10(回転部)とステータコラム20(固定部)が接触しない範囲で可能な限り小さい方がよく、1.0mm以下とすることが望ましい。
また、温度センサユニット19よりも下流側において、パージガスで排気ガスを押し戻す構成により、真空ポンプ1で排気中のプロセスガスが温度センサユニット19の周りに逆流し、温度センサユニット19周りのガス成分が変わってしまうために起こり得る測定誤差の増加を防止することができる。
実施形態4に係る真空ポンプ1は、パージガスの流量を調整し得るパージガス調整機構として、ベース3に、大外径部31(絞り部)が配設される。
大外径部31は、ベース3において、温度センサユニット19がステータコラム20に配設される位置よりも下流側(排気口6)の少なくとも一部に、当該ベース3の外径を増やすことで形成される。
ベース3の外径を一部拡げて大外径部31を形成することで、当該大外径部31と回転円筒体10とが対向することで形成されるパージガス流路は狭くなる。流れるパージガスの体積が同じ状態でパージガス流路の断面積を減らせば、実施形態2、実施形態3と同様にパージガスの流速は速くなる。そして、このようにパージガスの流速を逆拡散する排気ガスよりも速くすることで、温度センサユニット19周りへの排気ガスの逆流を防ぐことができる。
なお、大外径部31(絞り部)は、ベース3の一部のみに形成されることが望ましい。より具体的には、大外径部31のパージガス流路の軸方向の長さは、最大30mm程度が望ましい。
また、絞り部が配設される部分のパージガス流路幅は、真空ポンプ1の運転中に回転円筒体10(回転部)とベース3(固定部)が接触しない範囲で可能な限り小さい方がよく、1.0mm以下とすることが望ましい。
また、温度センサユニット19よりも下流側において、パージガスで排気ガスを押し戻す構成により、真空ポンプ1で排気中のプロセスガスが温度センサユニット19の周りに逆流し、温度センサユニット19周りのガス成分が変わってしまうことにより起こり得る測定誤差の増加を防止することができる。
そのため、仮に、パージガスの供給量が少ない場合(蒸着作業など)であっても、排気ガスが温度センサユニット19周りに逆流するのを防ぐために必要なパージガス流速を少量のパージガスで実現することができる。
一般的に、温度センサユニット19周りのガス圧力が分子流になると、圧力比例で温度伝達が低下し、温度センサユニット19が機能しなくなるおそれがある。
そこで、実施形態2から実施形態4に係るパージガス調整機構は、少なくとも回転円筒体10の温度測定時に、温度センサユニット19周りのガス圧力が、分子流ではなく粘性流に近い圧力領域(粘性流領域)となるのに必要な量のパージガスを供給する。
より具体的には、パージガスの平均自由行程(λ)が、温度センサユニット19と回転円筒体10との間隔よりも小さくなる量のパージガスを供給する。
なお、平均自由行程とは、パージガスの分子が、他の分子に衝突して進路を変えられること無く進むことのできる距離の平均値である。
このように、温度センサユニット19周りの圧力を上げ、ガスによる伝熱を促進する。
この構成により、真空ポンプ1内の圧力が高まり、伝熱が促進され、測定誤差の増加を防止することができる。
図7は、真空ポンプの排気システム1010に配設されるパージガス供給装置100を説明するための図である。
上述した実施形態1、実施形態2、実施形態3および実施形態4を実現するために、一定量以上のパージガスを継続的に流すのは、コストが上がり発熱量も増える。
そこで、温度センサユニット19による温度測定時以外のパージガスの流量を減らすために、真空ポンプ1へパージガスを導入する際の流量を少なくとも2条件設定できるパージガス流量制御手段としてマスフローコントローラ110を配設する。
このマスフローコントローラ110が配設された排気システム1010では、温度測定時に、一時的にパージガスの流量を増やすことができる。
このように、マスフローコントローラ110が、パージガスの流量を調整する流量調整器として機能するので、常に一定量以上のパージガスを流し続けることによるコストアップや発熱量の増加を防止することができる。
温度センサユニット19による温度測定中のみにパージガスを供給する、又は供給量を増加させるようにすれば、結果として、供給するパージガスの総量を節約することができるので、コストダウンに貢献することができる。
図8は、真空ポンプの排気システム1020に配設されるパージガス供給装置100を説明するための図である。
図8に示したように、パージガス供給装置100として、2つのフローリストリクタ121、122を配設する。
つまり、温度センサユニット19による温度測定時以外のパージガスの流量を減らすために、真空ポンプ1へパージガスを導入する際の流量を変更することができるパージガス流量制御手段としてフローリストリクタ(121、122)を配設する。
このフローリストリクタ(121、122)が配設された排気システム1020では、温度測定時に、一時的にパージガスの流量を増やすことができる。
このように、フローリストリクタ(121、122)が、パージガスの流量を調整する流量調整器として機能する。
フローリストリクタ(121、122)は気圧の差を利用した流量調整器であり、パージガスの流量を増やしたいときは2つのバルブ50を両方開けて並行してパージガスを流す。
このように、フローリストリクタ(121、122)が、パージガスの流量を調整する流量調整器として機能するので、一定量以上のパージガスを継続的に流すことによるコストアップや発熱量の増加を防止することができる。
以下に、理論上、どういう条件であれば逆流が防止できるか(すなわち、パージガス流路を流れるガスの流速をいくつにすれば排気ガスの逆流を防止できるか)について、図9に示した空間1と空間2のモデルを使って計算の流れを説明する。
図9には、N2ガスが導入される空間1、Arガスが導入される空間2、そして、空間1と空間2を繋ぐパイプが示されている。
なお、空間1が温度センサユニット19が配設されたパージガス流路に相当し、パイプがパージガス流路に相当し、そして、空間2が排気口6側の排気ガス流路に相当する。
パイプ寸法は、外径をDo、内径をDi、長さをLとする。
一方、空間2には、1940sccmのArガスが導入されるとする。Arガスの、空間2からパイプを通って空間1へ逆流する流速をVbとする。このとき、空間2の成分比はN2ガスが3%であるのに対してArガスは97%である。
このように、空間1と空間2におけるArガスの濃度に濃度差が生まれる。
この濃度差によってArガスがパイプ内をどれだけ逆流するのか(定常状態での拡散速度)について、理論的には、以下に示したフィックの第一法則の式(数式1)で計算して求めることができる。
(数式1)
J=-D×(C2-C1)/L
ここで、Jは流速(mol/m2s)、Dは拡散係数(m2s)、C1は空間1のArガス濃度(mol/m3)、C2は空間2のArガス濃度(mol/m3)、そしてLは距離(m)である。
図9に示したように、空間1のArガスは0%であるからC1は0になるので、空間2から空間1へ移動するArガスの流速(逆流速度)Vbは、次の数式2で計算することができる。
(数式2)
Vb=-J/C2={D×(C2-C1)/L}/C2=D/L
つまり、拡散係数Dを距離Lで割った数値がVbとなる。
(数式3)
D=1/3×ν×λ
従って、例えば、圧力が266Pa、距離Lが0.01mである場合、Arガスの流速(逆流速度)Vbは、以下の数式4で計算を示すように、Vb=0.35m/sが得られる(図9に示した計算条件を参照)。
(数式4)
Vb=D/L=(1/3×398×2.6E-05)/0.01=0.35(m/s)
つまり、Vbが0.35m/sなので、それよりもVaの流速が大きければ、空間1から空間2にArガスが逆流してこないようにすることができることがわかる。
(数式5)
Qv=0.10/266=3.8E-04(m3/s)
よって、以下に例を挙げて説明するように、流路の幅を狭くする(断面積を小さくする)ことで、「N2ガスの流速:Va>Arガスの逆流速度:Vb」となり、Ar分子が空間2から空間1に逆流するのを防止できることがわかる。
なお、「流路(パイプ)の幅を狭くする」とは、実施形態2や実施形態3で説明した「パージガス流路に絞り部を配設する」と同義である。
(例)外径が200mmで、幅が1mm(すなわち、内径が198mm)である場合、流路の断面積はπ/4×(0.22-0.1982)=0.00063m2となり、流路を通るN2ガスの速度Vaは、3.8E-04/0.00063=0.60(m/s)となる。
つまり、この場合、Va=0.60(m/s)に対してVb=0.35(m/s)なのでVa>Vb(N2ガスの流速>Arガスの逆流速度)となることから、Arガスは空間2から空間1へ逆流しないことがわかる。
つまり、従来のように流路の幅が長い5mmの場合は、Va=0.12(m/s)に対してVb=0.35(m/s)になるので、Va<Vb(N2ガスの流速<Arガスの逆流速度)となることから、Arガスが空間2から空間1へ逆流してしまうことがわかる。
また、ネジ溝式シール80の機能により、温度センサユニット19周りの圧力を上げ、熱伝達を促進することができる。
加えて、真空ポンプで排気している排気ガスが温度センサの周りに侵入し、温度センサを腐食したり、反応生成物が堆積したりすることで生じる測定誤差を防ぐことができる。
さらに、パージガスの流量を温度測定時のみとすることで、パージガスの消費量を節約することができる。
このため、温度センサユニット19による回転円筒体10の温度の測定精度が向上する。その結果、回転円筒体10の温度を正確に測定することが可能になり、過熱によって生じる不具合を防止することができる。つまり、回転円筒体10の温度が上昇して熱膨張し、他の部品と接触するなどして破損してしまうことや、高温の状態が続くために起こるクリープ変形によって回転部と固定部が接触して破損してしまうこと、さらには、過熱により材料強度が低下し、回転円筒体10が破損してしまうこと、を防止することができる。
2 ケーシング
3 ベース
4 吸気口
5 フランジ部
6 排気口
7 シャフト
8 ロータ
9 回転翼
10 回転円筒体
11 モータ部
12、13 径方向磁気軸受装置
14 軸方向磁気軸受装置
15 固定翼
16 ネジ溝スペーサ
17 スペーサ
18 パージポート
19 温度センサユニット
20 ステータコラム
21 突外径部
31 大外径部
50 バルブ
80 ネジ溝式シール
100 パージガス供給装置
110 マスフローコントローラ(パージガス供給装置)
121 フローリストリクタ(第1パージガス供給装置)
122 フローリストリクタ(第2パージガス供給装置)
200 レギュレータ
300 ガスボンベ
1000 真空ポンプの排気システム
1010 真空ポンプの排気システム
1020 真空ポンプの排気システム
2000 真空ポンプの排気システム(従来)
2019 温度センサユニット(従来)
2020 ステータコラム(従来)
Claims (6)
- 接続されたパージガス供給装置からパージガスの供給を受け、供給されたパージガスの流路において、回転部の温度を測定する温度センサユニットが配設された真空ポンプであって、
前記回転部を回転させる電装部を収容するステータコラムと、
前記ステータコラムを固定するベースと、
前記温度センサユニットが配設されたパージガス流路の下流側に、前記パージガスの少なくとも一部を温度センサユニット側に逆流させるネジ溝式シールを備え、
前記ステータコラムまたは前記ベースは、前記パージガス流路における前記温度センサユニットよりも下流側の少なくとも一部に設けられ、前記パージガス流路を一方向に制御する絞り部を備え、
前記絞り部は、前記温度センサユニットが設けられた前記パージガス流路における部分よりも狭く、
前記温度センサユニットの周囲の圧力を、中間流または粘性流になるように高めたことを特徴とする真空ポンプ。 - 前記ステータコラムに設けられた前記絞り部は、前記ベースよりも外径が大きいことを特徴とする請求項1に記載の真空ポンプ。
- 前記ベースに設けられた前記絞り部は、前記ステータコラムよりも外径が大きいことを特徴とする請求項1に記載の真空ポンプ。
- 請求項1記載の真空ポンプにおいて、
前記回転部を回転させる電装部を収容するステータコラムであって、
前記ネジ溝式シールと、前記絞り部のどちらか一方または両方を備えたことを特徴とするステータコラム。 - 請求項1記載の真空ポンプにおいて、
前記回転部を回転させる電装部を収容するステータコラムを固定するベースであって、
前記ネジ溝式シールと、前記絞り部のどちらか一方または両方を備えたことを特徴とするベース。 - 回転部を回転させる電装部を収容するステータコラムと、前記ステータコラムを固定するベースと、パージガス流路において、前記回転部の温度を測定する温度センサユニットが配設され、前記温度センサユニットが配設されたパージガス流路の下流側に、パージガスの少なくとも一部を温度センサユニット側に逆流させるネジ溝式シールを備えた真空ポンプと、
前記真空ポンプで利用するパージガスを貯蔵するパージガス貯蔵装置と、
前記パージガス貯蔵装置に貯蔵された前記パージガスを前記真空ポンプへ供給するパージガス供給装置と、
を備える真空ポンプの排気システムであって、
前記真空ポンプの前記ステータコラムまたは前記ベースは、前記パージガス流路における前記温度センサユニットよりも下流側の少なくとも一部に設けられ、前記パージガス流路を一方向に制御する絞り部を備え、
前記絞り部は、前記温度センサユニットが設けられた前記パージガス流路における部分よりも狭く、
少なくとも前記温度センサユニットが前記回転部の前記温度を測定する時に、
前記温度センサユニット周りにおいて前記パージガスの圧力が中間流または粘性流となる量の前記パージガスを前記真空ポンプへ供給することを特徴とする真空ポンプの排気システム。
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