JPH1137087A - 分子ポンプ - Google Patents

分子ポンプ

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JPH1137087A
JPH1137087A JP9214187A JP21418797A JPH1137087A JP H1137087 A JPH1137087 A JP H1137087A JP 9214187 A JP9214187 A JP 9214187A JP 21418797 A JP21418797 A JP 21418797A JP H1137087 A JPH1137087 A JP H1137087A
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JP
Japan
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rotor
temperature
molecular pump
radiant heat
control device
Prior art date
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Pending
Application number
JP9214187A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Sakurai
充 桜井
Masashi Iguchi
昌司 井口
Akihiko Nishide
昭彦 西出
Shigeru Kaneto
成 金戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OSAKA SHINKU KIKI SEISAKUSHO
OSAKA SHINKU KIKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
OSAKA SHINKU KIKI SEISAKUSHO
OSAKA SHINKU KIKI SEISAKUSHO KK
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Publication date
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Priority to JP9214187A priority Critical patent/JPH1137087A/ja
Publication of JPH1137087A publication Critical patent/JPH1137087A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D27/00Control, e.g. regulation, of pumps, pumping installations or pumping systems specially adapted for elastic fluids
    • F04D27/001Testing thereof; Determination or simulation of flow characteristics; Stall or surge detection, e.g. condition monitoring
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D19/00Axial-flow pumps
    • F04D19/02Multi-stage pumps
    • F04D19/04Multi-stage pumps specially adapted to the production of a high vacuum, e.g. molecular pumps

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Non-Positive Displacement Air Blowers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロータのクリープ破壊を未然に防ぐ機能を持
った、特に大きな熱負荷を受ける用途に好適な分子ポン
プを提供する。 【解決手段】 ロータ4に輻射熱発生面8aを設け、ハ
ウジング5には輻射熱吸収面8bを有する温度検出手段
6を設置すると共に前記輻射熱発生面8a及び輻射熱吸
収面8bには黒化処理を施し、更に該温度検出手段6の
温度センサー6bの温度情報を制御装置に出力するよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は薄膜製造装置等に必
要な高真空を発生させる分子ポンプ、特に大きな熱負荷
を受ける用途に好適な分子ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】分子ポンプにはターボ分子ポンプ、ねじ
溝真空ポンプ及びこれら両者を組合わせた複合分子ポン
プが知られている。
【0003】これらはアルミ合金製のロータが高速度で
回転し、プロセスガス等の排気を行なう。
【0004】近年の薄膜製造装置においては、半導体ウ
エハサイズ、LCD用ガラス基板サイズの大型化に伴
い、SF6等の分子量の大きいプロセスガスを大量に排
気する必要があり、このようなガス負荷の増大のため、
分子ポンプのロータが常に120℃を超える温度で運転
されていることが多い。
【0005】この様な高温下では、アルミ合金製のロー
タはクリープを発生して寿命が縮まり、破壊にいたる可
能性がある。
【0006】しかし、従来はロータ温度を積極的に検出
して、クリープによるロータ破壊を未然に防ぐ機能を具
備した分子ポンプは無かった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこれらの問題
点を解消し、ロータのクリープ破壊を未然に防ぐ機能を
持った分子ポンプを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目標を達
成すべく、ロータの表面に、該ロータの温度に応じて輻
射熱を発生する輻射熱発生面を設けると共に、ハウジン
グには該輻射熱発生面に近接対向して配置された輻射熱
吸収面を有する温度検出手段を設置したことを特徴とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の1実施の形態を図1乃至
図4により説明する。
【0010】図1は本発明を適用した複合分子ポンプ1
の半截断面図、図2は図1の1部詳細図を示す。
【0011】即ち、複合分子ポンプ1はターボ分子ポン
プ部2及びねじ溝真空ポンプ部3からなり、ロータ4が
高速回転をすることによってAよりプロセスガスを吸気
し、Bへ排気している。
【0012】該ロータ4は軸4aに結合され、磁気軸受
5a等を介してハウジング5に回転自在に軸着されてい
る。
【0013】尚、5bは軸4aを駆動するモータであ
る。
【0014】該ロータ4のボス部の外周には輻射熱発生
面8aが設けてある。
【0015】6は温度検出手段を示し、該温度検出手段
6は短円筒状又は円弧状で鍔部を有し熱良導材からなる
伝熱体6aと該伝熱体6aの外周に固定した温度センサ
ー6bとからなり、該伝熱体6aの内面には、前記輻射
熱発生面8aに近接対向した輻射熱吸収面8bを有す
る。前記伝熱体6aは断熱材6c、第1ブラケット7a
及び第2ブラケット7b等を介して前記ハウジング5に
係着されている。
【0016】尚、6dは取付け用ボルト、6eは断熱材
である。
【0017】又、前記輻射熱発生面8a及び輻射熱吸収
面8bには黒化処理を施して、これら両面の輻射能を高
めるように形成されている。
【0018】更に又、前記温度センサー6bは熱電対又
はサーミスタからなり、該温度センサー6bはリード線
9a等を介して複合分子ポンプ1の制御装置に接続され
ており、又軸4aにロータ4の回転速度を検出する回転
速度センサーが取付けられており、該回転速度センサー
もリード線等を介して前記制御装置に接続されている。
【0019】ここで該制御装置において、ロータ4の温
度とロータ4の回転速度との相互関係座標が図3のa線
で示す曲線座標を超えた場合、ロータ4の回転速度を低
下させる制御機能をしている。
【0020】ここで該a線は、例えばロータ4の材料で
あるアルミ合金が、105時間の運転で0.1%のクリ
ープを生じるロータ温度とロータ回転速度との関係を示
す曲線座標である。
【0021】又、該制御装置において、ロータ4の温度
と運転時間との関係を積分する演算回路を備えており、
図4に示すように、ロータ4の温度Tが設定値bを超え
る差分を運転時間に応じて積算し、その値がクリープに
よる運転寿命の例えば90%に達した場合、オーバホー
ルが必要であることを示す警告信号を発する機能も有し
ている。
【0022】次に本実施の形態の作動について説明す
る。
【0023】複合分子ポンプ1の運転中、伝熱体6aは
輻射熱吸収面8bと共にロータ4の輻射熱発生面8aか
らの輻射熱伝達により昇温する。該伝熱体6aは、断熱
材6c、6e等を介してハウジング5に係着してあるの
で、該ロータ4との略同程度の温度に維持されている。
このため温度センサー6bは常にロータ4の温度情報を
間接的に検出して、前記制御装置に出力している。
【0024】そして該制御装置において、ロータ4が
0.1%クリープを生ずる前記ロータ温度とロータ回転
速度との相互関係を示す曲線座標aを超えた場合には直
ちに該ロータ4の回転速度を低下させ、又は停止させる
ように制御する。
【0025】更に又、該制御装置では、前記積分回路に
より経時的にロータ4のクリープ寿命を常にモニターし
ているので、安全である。
【0026】本発明の温度検出手段6は、停止している
ハウジング5に設置されていて、しかも回転するロータ
4の温度を素早く正確にモニターできるので、従来のス
リップリング式の温度伝達手段やFMテレメーターによ
る温度伝達手段と比較すると、簡単で確実である利点を
有している。
【0027】尚、本実施の形態では、輻射熱発生面8a
をロータ4のボス部の外周に設けたが、ボス部の外周の
代りにロータ4の他の部分に設けるようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】このように本発明によれば、ロータの温
度を常にモニターして、ロータのクリープ破壊を未然に
防ぐ機能を持った分子ポンプを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合分子ポンプの半截断面図である。
【図2】同上の1部詳細図である。
【図3】ロータの温度と回転速度との関係を示すグラフ
である。
【図4】ロータの温度と運転時間との関係を示すグラフ
である。
【符号の説明】
1 複合分子ポンプ 4 ロータ 5 ハウジング 6 温度検出手段 6a 伝熱体 6b 温度センサー 6c、6e 断熱材 8a 輻射熱発生面 8b 輻射熱吸収面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金戸 成 大阪府大阪市中央区北浜3−2−25 株式 会社大阪真空機器製作所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータの表面に、該ロータの温度に応じ
    て輻射熱を発生する輻射熱発生面を設けると共に、ハウ
    ジングには該輻射熱発生面に近接対向して配置された輻
    射熱吸収面を有する温度検出手段を設置したことを特徴
    とする分子ポンプ。
  2. 【請求項2】 前記温度検出手段は内面に前記輻射熱吸
    収面を有する伝熱体と、該伝熱体に固定した温度センサ
    ーとからなることを特徴とする請求項1に記載の分子ポ
    ンプ。
  3. 【請求項3】 前記伝熱体は断熱材を介して前記ハウジ
    ングに設置されていることを特徴とする請求項2に記載
    の分子ポンプ。
  4. 【請求項4】 前記温度センサーは、熱電対又はサーミ
    スタからなることを特徴とする請求項2に記載の分子ポ
    ンプ。
  5. 【請求項5】 前記輻射熱発生面と前記輻射熱吸収面に
    は各々黒化処理又は輻射能の高い材料によるコーティン
    グを施してあることを特徴とする請求項1に記載の分子
    ポンプ。
  6. 【請求項6】 前記温度センサーとロータの回転速度セ
    ンサーが制御装置に接続されていることを特徴とする請
    求項2又は請求項4に記載の分子ポンプ。
  7. 【請求項7】 前記制御装置は、ロータ温度とロータ回
    転速度との相互関係座標が所定の曲線座標を越えたとき
    に、前記ロータの回転速度を低下させる制御機能を有す
    ることを特徴とする請求項6に記載の分子ポンプ。
  8. 【請求項8】 前記制御装置はロータの温度が所定温度
    を越えている個所の差分をロータの運転時間に応じて積
    分する積分回路を具備しており、該積分回路の積分値が
    所定基準値を超えた場合にはオーバホールが必要である
    ことを示す警告信号を発する制御機能を有することを特
    徴とする請求項6に記載の分子ポンプ。
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