JP7186613B2 - インソールおよび作製方法 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
現行のPCT特許出願は、35 USC 111(a)の下で「AN INSOLE AND METHOD OF FABRICATING」というタイトルで2014年7月7に提出された米国実用新案14/325,353号の優先権の利益を主張する。この関連する実用新案出願の内容は、そのような主題がこれと相反しない、またはこれを限定しない限り全ての目的に関して参照により本明細書に組み込まれる。
関連する同時継続の米国特許出願
該当なし。
連邦支援の研究または開発
該当なし。
シーケンスリスト、テーブルまたはコンピュータリスト付属書類への参照
該当なし。
著作権情報
本特許文献の開示の一部分は、著作権保護を受ける題材を含んでいる。著作権所有者は、それが特許商標庁において明らかであるような特許文献または特許開示、特許ファイルまたは記録の何人による複製に対しても異議は唱えないが、そうでなければ全ての著作権をそれが何であれ保有する。
本発明の1つまたは複数の実施形態は一般に、靴用インソールまたはインサートに関する。より詳細には本発明は、靴用のオーダーメイドのインソールまたはインサートおよびそれを作製する方法に関する。
以下の背景情報は、従来技術の追加の態様について読み手をさらに啓蒙するのに役立つと期待される限り、記載される、またはそこに示唆される、またはその結果推測される何らかのものに本発明またはその任意の実施形態を限定するものと解釈されるべきではない従来技術の特有の態様(例えば限定せずに、手法、事実または一般的な知識)の例を提示し得る。
以下は、従来技術の追加の態様として読み手をさらに啓蒙するのに役立つと期待される限り、記載される、またはそこに示唆される、またはその結果推測される何らかのものに本発明またはその任意の実施形態を限定するものと解釈されるべきではない従来技術における特有の態様の一例である。一部の従来の手法は、膨張可能な未硬化状態の樹脂、例えば湿分硬化ポリウレタンフォームなどを用いて靴の内部にインソールをオーダーメイドで形成することを試みる。それはオーダーメイドの型を作製するには有効であるが、そのオーダーメイドの型は一度しか硬化させることができない。
啓蒙的な背景の一例として、従来技術の別の態様は一般に、活性化するのに触媒を必要とする膨張可能な未硬化状態の樹脂を利用する。最も一般的な触媒は湿気である。一般に、専門家は、湿気が容易にインソールに侵入して、製造中または顧客に届ける途中で未硬化状態の樹脂を活性化させるリスクについて心配する。大抵の膨張可能な樹脂は、極めて影響を受けやすく、また3ヶ月から12ヶ月の短い貯蔵寿命しか持たない。したがって、製造、総合物流および小売店または販売店への最終的な出荷に何ヶ月もかかり、顧客がそれを購入するまでさらに何ヶ月もかかる可能性があるため、この製品を市場に持ち出し世界中に流通させることは非現実的である。最終顧客がこの製品を成型しようとする時までに、湿気が既にその反応を引き起こしてしまっている可能性が極めて高い。膨張可能な未硬化状態の樹脂はまた、顧客が間違ってしまった場合に成型し直すこともできない。膨張可能な樹脂はまた、メチルジ-p-フェニレンイソシアネート(MDI)を含有しており、これは一部の人にとって重篤なアレルギー反応を引き起こすことが知られており、毒性が高いと考えられており、未硬化の形態で顧客に提供すべきではない。
オーダーメイドのインソールを作製する従来の方法における問題は、それが硬化剤と反応した後、1回しか硬化しないことである。最初に一度インソールが硬化すると、装備し直したり、成形し直したりすることは不可能になる。新たな靴またはブーツを利用する場合、インソールを作り直すことができないことによって、多くの状況においてそれは不快なものになり、一部の靴では利用できなくなってしまう。硬化の過程において何らかの手違いが起こった場合、インソールはだめになってしまう。
オーダーメイドのインソールを作製する従来の方法における別の問題は、硬化剤が注入されるまたは投入される際、インソールの外にあふれることで成型過程においてソールおよび靴を濡らし、場合によっては皮膚を硬化剤および樹脂に曝すこと場合もあることである。
従来技術のオーダーメイドのインソールの一部は、アーチの下が中空である熱成型可能なインソールであり、それらは、体重によってつぶれやすいため、矯正器具として足を支えることが不可能である。従来技術のオーダーメイドのインソールの一部は、コルクと混合された熱硬化樹脂を利用する。加熱される際、コルクをわずかに成型することができる。一般に、専門家は、コルクは樹脂のようには膨張しないため、それが人のアーチの高さにフィットしないというリスクについて心配する。
上述のことを鑑みると、このような従来の技術は完璧ではなく、より最適な手法に対する余地を残していることは明らかである。
本発明は、一例として、および限定としではなく、添付の図面の図において例示されており、これらの図面では同様の参照番号が同様の要素を指している。
本発明の一実施形態による再硬化可能な樹脂がオーダーメイドのインソールを形成する一例の方法を例示する図である。 本発明の一実施形態による再硬化可能な樹脂がオーダーメイドのインソールを形成する一例の方法を例示する図である。 本発明の一実施形態による再硬化可能な樹脂がオーダーメイドのインソールを形成する一例の方法を例示する図である。 本発明の一実施形態による再硬化可能な樹脂がオーダーメイドのインソールを形成する一例の方法を例示する図である。 本発明の一実施形態によるインソールをカスタマイズする一例の方法を例示する図である。 本発明の一実施形態によるインソールをカスタマイズする一例の方法を例示する図である。 本発明の一実施形態によるインソールをカスタマイズする一例の方法を例示する図である。 本発明の一実施形態によるインソールをカスタマイズする一例の方法のフローチャートを示す図である。
本発明は、本明細書に記載される詳細な図面および記載を参照することによって最適に理解される。
本発明の実施形態は、図面を参照して以下で考察される。しかしながら当業者は、本発明はこのような限定される実施形態を超えて拡張するため、このような図面に対して本明細書において提供される詳細な記載は説明的な目的であることを容易に理解するであろう。例えば当業者は、本発明の教示に照らして、記載され示される以下の実施形態における特定の実装形態の選択以外で、本明細書に記載される任意の所与の詳細な記載の機能性を実施するために、特定の用途の要望に応じて、代替の好適な手法の多様性を認識することを理解されたい。すなわち、列記するには多すぎるが、本発明の範囲内にすべて適合する本発明の多くの修正形態および変形形態が存在する。また、必要に応じて単数の単語は複数として読み取るべきであり、かつ逆もまた同様であり、また男性は女性として読み取るべきであり、かつ逆もまた同様であり、代替の実施形態は必ずしも、その2つが相互に排他的であることは示唆していない。
本明細書に記載される特定の方法論、化合物、材料、製造技術、使用法および用途は変化する可能性があるため、本発明は、このようなものに限定されないことをさらに理解されたい。また、本明細書に使用される技術用語は、特定の実施形態のみを記述する目的で使用されており、本発明の範囲を限定することは意図されていないことも理解されたい。本明細書中および添付の請求項中で使用される際、単数形態の「1つの(a)」、「1つの(an)」および「前記(the)」は、文脈がそうでないことをはっきりと指示していなければ複数の言及も含むことに留意されたい。よって例えば、「1つの要素」という言及は、1つまたは複数の要素についての参照であり、当業者に知られたその均等物も含まれている。同様に、別の例に関して、「1つのステップ」または「1つの手段」についての言及は、1つまたは複数のステップまたは手段に対する言及であり、サブステップおよび補助的な手段を含む場合もある。使用される全ての接続詞は、可能な最も包括的な意味において理解されるべきである。よって単語「または(or)」は、文脈がはっきりとそうでないことを必要としない限り、論理的な「排他的論理和」の定義ではなく、論理的な「または」の定義を有するものとして理解すべきである。本明細書に記載される構造は、そのような構造の機能上の均等物も指すように理解すべきである。近似値を表すように解釈され得る言い回しは、文脈がはっきりとそうでないことを指摘しない限りそのように理解すべきである。
そうでないことが定義されなければ、本明細書で使用される全ての技術的および科学的用語は、本発明が属する当業者によって共通に理解されるものと同一の意味を有する。好ましい方法、技術、装置および材料が記載されるが、本明細書に記載されるものと同様のまたは等価ないずれの方法、技術、装置および材料も本発明の実施またはテストにおいて使用されてよい。本明細書に記載される構造は、そのような構造の機能上の均等物も指すことを理解されたい。次に本発明を、添付の図面に例示されるその実施形態を参照して詳細に記載する。
本開示を読むことにより、他の変形形態および修正形態が当業者に明らかになるであろう。そのような変形形態および修正形態は、当業者に既に知られている均等物および他の特徴を包含してよく、これらは本明細書に既に記載される特徴の代わりに、またはそれに加えて使用されてよい。
特許請求の範囲は、本出願において特徴の特定の組み合わせに対して考案されているが、本発明の開示の範囲はまた、それが、任意の特許請求の範囲において目下主張されるものと同一の発明に関連してもしなくても、およびそれが、本発明がそうするのと同じように同一の技術的問題のいずれかまたはその全てを軽減してもしなくてもいずれにしても、明示的または暗黙的のいずれかで本明細書に開示されるいかなる新規の特徴またはいかなる新規の特徴の組み合わせも、あるいはその任意の一般化も含むことを理解されたい。
別個の実施形態の文脈において記載される特徴は、単一の実施形態において組み合わせて提供される場合もある。逆に、簡潔にするために単一の実施形態の文脈で記載される種々の特徴は、別々に、または任意の好適な副次的な組み合わせで提供される場合もある。出願人はこれにより、現在の出願またはそこから得られた任意の別の出願の遂行において、そのような特徴および/またはそのような特徴の組み合わせに対して新たな特許請求の範囲が考案される可能性があるという予告を提示する。
「ある実施形態」、「一実施形態」、「一例の実施形態」、「種々の実施形態」などの言及は、そのように記述される本発明の実施形態が、特定の特徴、構造または特質を含んでよいことを指摘する場合があるが、全ての実施形態は必ずしも特定の特徴、構造または特質を含む訳ではない。さらに「ある実施形態において」または「一例の実施形態において」というフレーズを繰り返して使用することは、それが同一の実施形態を指す必要はないが、そうである場合もある。
本明細書に提供される見出しは、簡便にするためであり、どんな場合も本開示を限定するものと受け取るべきではない。
列挙される項目のリストは、そうでないことが明らかに特定されなければ、項目のいずれかまたはその全てが、相互に排他的であることは示唆していない。
用語「1つの(a)」、「1つの(an)」および「前記(the)」は、そうでないことが明らかに指摘されなければ、「1つまたは複数の」を意味する。
互いと少なくとも一般通信する装置またはシステムモジュールは、そうでないことがはっきりと指定されなければ、継続的に互いに通信する必要はない。加えて、互いに少なくとも一般通信する装置またはシステムモジュールは、直接あるいは間接的に、1つまたは複数の媒介物を介して通信する場合もある。
互いに通信する複数の構成要素を有する一実施形態の記載は、全てのそのような構成要素が必要とされることは示唆していない。対照的に、多様な種類の任意選択の構成要素が、本発明の可能な実施形態の広範な範囲を例示するために記載される。
当業者によく知られるように、任意のシステム、詳細には、本発明の実施形態の商業的な実施の最適な製造を求めて設計する場合、多くの慎重な考慮および妥協が行われる必要があることが典型的である。本発明の精神および教示に従った商業的な実施は、特定の用途の必要性に従って構成されてよく、これにより、本発明の任意の記載される実施形態に関連する教示の任意の態様、特徴、機能、結果、構成要素、手法またはステップは、特定の用途の必要性に対処する所望される実装形態を達成するために、当業者によってその平均的な技能および既知の技術を利用して適切に削除される、含まれる、適合される、混合される、および対応させる、あるいは改良されるおよび/または最適化される場合がある。
本明細書で指示される任意の正確な測定値/寸法または特定の構成材料は、好適な構成の例として単に提供されており、任意の方法に限定することは意図されていないことを理解すべきである。特定の用途の必要性に応じて、当業者は、以下の教示に照らして、好適な代替の実装形態の詳細の多様性を容易に認識するであろう。
本実施形態は、熱によって再硬化可能な安定した熱活性化樹脂を利用する。特定の形状において硬化するように膨張する代わりに、樹脂がフォームに対する保持を解放する地点で再度活性化されるまで樹脂はフォームを特定の形状に抑え込み、このフォームは再び成型されるようにその元の形状に戻ることができる。樹脂は、その不活性状態において、固くなり始め、これは、そのフォーム単独では達成することができない固く安定したオーダーメイドの支持体を実現する。
図1A~図1Dは、本発明の実施形態による再硬化可能な樹脂がオーダーメイドのインソールを形成する一例の方法を例示している。再硬化可能な樹脂105を含浸させたフォームの一例が図1Aの一例によって示されている。フォームが柔らかい状態にある間に樹脂は活性化され、図1Bにおける一例を介して、形を成型するために、例えば足110などの物体によって圧力が加えられる。フォームが固い状態にある間、成型されるべき物体、例えば足110は、樹脂が硬化する際に取り除かれ、図1Cにおける一例を介して堅いオーダーメイドの型105が残される。再成型が必要とされる場合、樹脂およびフォームを硬化点まで再加熱し、含浸したフォーム105は、連続気泡フォームの性質により再び元の形状まで持ち上がることになり、図1Dにおける一例を介して、任意の足に合わせて再度硬化させ、再成型することができる。多くの実施形態では、含浸したフォームは、例えば、これに限定するものではないが、オーブン、トースターオーブンなどの種々のタイプの加熱装置によって硬化点まで加熱されてよい。いくつかの実施形態において、様々な樹脂が、様々な温度で活性化するように設計されてよい。
図2A~図2Cは、本発明の一実施形態によるインソールをカスタマイズする一例の方法を示している。図2Aは、インソールをカスタマイズするのに必要とされる要素を例示しており、これには、耐熱性のバッグ205、熱硬化可能な樹脂を含浸させたアーチフォーム210および頂部層215が含まれる。耐熱性のバッグ205は、例えば、これに限定するものではないが、熱硬化可能な樹脂を利用する場合、チャンバとして作用するアルミニウム真空密閉バッグおよび耐熱性のプラスチックバッグなどの耐熱性のバッグであってよい。熱硬化可能な樹脂を含浸させたアーチフォーム210は、再硬化可能な樹脂を活性化させ、それによって連続気泡フォームを飽和させることで、フォームのセルが樹脂で満たされるようになることによって形成される。代替の実施形態では、独立気泡フォーム、例えば、これに限定するものではないが、エチレンビニルアセテート(EVA)がバッグなしで使用されてよい。頂部層215は、例えば、これに限定するものではないが、EVA、連続気泡ポリウレタンフォーム、独立気泡ポリウレタンフォーム、皮またはラムスキン、ポリエチレンまたはインソールに適した他のタイプのフォームなどの性能フォームまたは任意の他のクッションであってよい。当業者は、本発明の教示に照らして、耐熱性のバッグおよび頂部層に関して代替の好適な手段の多様性を容易に認識するであろう。
図2Bにおける一例を介して、再硬化中の樹脂の散らばりや漏出を回避するために、含浸したフォーム210を耐熱性のバッグ205の中に置き、それを真空密閉し、その後、底部層220のインソールの所望される領域にそれを置く。頂部層215を底部層220の頂部に置き、フォーム210を密閉した後、図2Cにおける一例を介して、インソールを密閉する。この段階において、アーチパッドが内部に配置されたインソールを成型する準備が整う。別の実施形態では、耐熱性のバッグ205は使用されず、含浸したフォーム210は、上記に挙げた連続気泡フォームの代わりに独立気泡フォームの中に入れられる。多くの実際の用途では、バッグは弾性である必要はなく、それはその高さ全体においてフォームインサート全体をフィットさせるのに十分にゆったりとしていることのみが必要とされる場合が多い。多くのケースでは、適用されるフォームの量は通常、アーチの最大の高さを決定することにより、例えば、限定せずに、作製されるインソールのサイズ、または女性の靴か男性の靴かなどの要因に応じて変化する場合がある。正確な値は、本発明の教示に照らして技術者によって決められてよいが、平均して7~8mmの高さが、多くの一般的な用途において適している。その後、実際の制限の範囲内で、任意の好適な高さおよび/または形状にそれが成型されてよい。いくつかの実施形態において、独立気泡または呼吸できない被膜を含む射出成型インソールが使用される場合があり、この場合、樹脂は、チャンバ内に射出され、その後このチャンバは永久に密閉される。いくつかの実施形態において、アーチチャンバを備え独立気泡材料で構築されたインソールが使用される場合があり、この場合樹脂は、密閉されたアーチチャンバ内に射出される、またはその中に密閉されてよい。
図3は、本発明の一実施形態によるインソールをカスタマイズする一例の方法のフローチャートを示している。ステップ305において、樹脂は、十分に柔らかくなるまで加熱される。樹脂が十分に柔らかくなった後、ステップ310において、連続気泡フォーム210が挿入され、フォーム210が十分に飽和されるまで樹脂を含浸させる。フォーム210が樹脂によって十分に飽和された後、ステップ315においてフォーム210を乾燥させ、樹脂を硬化させる時間を与える。フォーム210が、もはや液体形態ではなくなるように十分に乾燥し、樹脂がもはや体重によって容易に形状が変わらなくなるまで十分に硬化した後、樹脂によって飽和されたフォーム210が、耐熱性のバッグ205の中に挿入され、真空密閉される。フォーム210が耐熱性のバッグ205に挿入され耐熱性のバッグ205の中で密閉された後、ステップ325において密閉されたフォーム210がインソールのアーチ領域に挿入される。密閉されたフォームがインソールに挿入された後、ステップ330において最終仕上げされたインソールが、一例として、限定ではなく、およそ華氏170°で5~8分間、またはアーチが、体重によって再成形されるまたは変形されるのに十分柔らかくなるまで、高温でオーブンの中に置かれる。樹脂が成型作業の前に固くなってしまった場合、含浸したアーチフォームが柔らかくなるまで硬化樹脂を加熱し適切な温度までインソールを暖めるが、一部の方法では、それは任意選択である。一例として、および限定ではなく、インソールを暖めるために、インソールを高温で、例えば華氏170°で5~8分間、またはアーチが柔らかくなるまでオーブンの中に入れる。現行の非制限的な例において、金属製のバッグを利用する場合、空気加熱器/ヘアドライアまたは伝導加熱を利用してインソールを暖める場合もある。樹脂とフォームの両方が柔らかい場合、インソールは、いかなる形状にも成型することができる。インソールをユーザに個別にフィットするように成型するために、インソールの上に足を置き、体重または圧力によってその形状を所定の場所に保持する。一例として、および限定ではなく、樹脂とフォームの両方が柔らかい場合、ユーザはインソールを靴の中に入れ、ユーザが靴を履き5分間歩くことによってインソールの形状を成型することで動的なアーチ形状を獲得することができるが、一部の方法では、これは任意選択である。一例として、および限定ではなく、樹脂とフォームの両方が柔らかい場合、ユーザは、インソールを床の上に置き、インソールの上に数分間立つことで適度なアーチ形状を獲得するが、一部の方法では、これは任意選択である。一例として、および限定ではなく、樹脂とフォームの両方が柔らかい場合、ユーザは、椅子に座り、ユーザの足を使ってインソールに圧力を掛けることでより支えとしてのアーチ形状を獲得するが、一部の方法では、これは任意選択である。それが温度を下げる際、インソールは、再び硬化し、再度固くなり始め、樹脂が、その硬化点まで再加熱されるまでオーダーメイドの形状を維持する。当業者は、本発明の教示に照らして、インソールを加熱し成型するための代替の好適な手段の多様性を容易に認識するであろう。本実施形態の多くの実際の用途では、多様なサイズにフィットさせるために、チャンバに穴を開けることが回避される限り、最終仕上げされたインソールは靴にフィットするように不要な部分を切り落とされてよい。例えば、限定ではなく、アーチのみにフィットさせる場合、それは多くのサイズに対して使用することができ、さらにフット全体に対して成型する必要がある場合、それは典型的には各々の特定のサイズに対して作製される。
本発明の一態様は、インソールをオーダー成型することで、たとえ全ての人が異なる形状の足を持つとしても、ユーザが、長さ、幅および高さにおいて完璧にあつらえのフィットする靴を有することができる方法を提供することである。結果としてのアーチサポートは、高価な費用も、オーダーメイドの矯正器具を専門的に作製する時間のかかる工程もなしに、研究室からのオーダーメイドの矯正器具と同じような方法で極めて堅固である。インソールは、カスタマイズし直すことが可能であり、ひとたび再加熱されると、完全な高さまで再び膨張することになる。
本発明の一部の代替の実施形態は、より幅の広い靴の中で幅の狭い足をサポートする、および/またはより長い靴の中でより短い長さの足をサポートするために、オーダーメイド成型された靴のインサートを提供することができる。本発明の一部の代替の実施形態において、オーダーメイド成型されたインサートは、これに限定するものではないが、ヘルメット、キャップ、マスクなどの加熱サポート品を提供する場合がある。一部の他の代替の実施形態では、例えば、これに限定するものではないが、工具、ハンドルバー、ステアリングホイール、コンピュータポインティングデバイスなどを掴むために、オーダーメイド成型されたハンドグリップがユーザに適合される場合もある。一部の他の実施形態では、オーダーメイド成型されたインサートは、例えば、これに限定するものではないが、膝パッド、肘パッドなどの身体の保護器具用としてユーザに適合される場合もある。一部の他の実施形態では、オーダーメイド成型されたインサートは、人工補装具のためにユーザに適合される場合もある。一部の他の実施形態では、オーダーメイド成型されたインサートは、義歯器具のためにユーザに適合される場合もある。
当業者は、本発明の教示に照らして、上述のステップのいずれも、適切に置き換えられる、順番が変えられる、除去される場合があり、追加のステップが、特定の用途の必要性に応じて挿入される場合があることを容易に理解するであろう。さらに、上述の実施形態の規定される方法ステップは、当業者が、上述の教示に照らして適切であることを容易に知るであろう任意の物理的および/またはハードウェアシステムを利用して実装されてよい。コンピューティングマシン上で実行することができる本出願に記載される任意の方法ステップに関して、典型的なコンピュータシステムは、適切に構成されるまたは設計された場合、本発明のそのような態様が具現化され得るコンピュータシステムとして機能することができる。
いずれの添付の要約書および図面も含めた本明細書に開示される全ての特徴は、そうでないことがはっきりと記載されていなければ、同一の等価なまたは同様の目的を果たす代替の特徴によって置き換えられる場合がある。よってそうでないことがはっきりと記載されていなければ、開示される各々の機能は、等価なまたは同様の特徴の一連の包括的なものの単なる一例である。
米国特許法35USCセクション112(1)に従って、全ての請求項は、本特許出願における十分な開示によってサポートされるべきであり、当業者に公知の任意の物質は明示的に開示する必要はない。しかしながら、35USCセクション112(6)は、35USCセクション112(6)の下に解釈される機能的限定に対応する構造が、特許明細書に明示的に開示される必要があることを要求する。さらに「ミーンズフォー(means for)」請求項限定の最も広い解釈の下に、従来技術を最初に処理し調査するという米国特許庁の審査方針は、35USCセクション112(6)の機能的限定に対する最も広い最初の調査が「ミーンズフォー(means for)」請求項の最も広い解釈に対する米国特許庁の方針に対して法的に正当な審査をサポートするように行われるべきであることを示唆している。したがって、米国特許庁は、そのような対応する構造が、上述の特許明細書において明示的に開示されない場合、35USCセクション112(6)の下に解釈される以下の特許請求の範囲における全ての機能的限定を満たすために対応する構造として作用するのに適した特有の構造および要素の開示を含め、従来技術文献の多様性に気づくであろう。したがって、35USCセクション112(6)の下に解釈される以下の特許請求の範囲において、機能的な請求項限定に相当する任意の発明の要素/構造に関して、これは上述の特許明細書においては明示的に開示されないが、それでいて、米国特許庁の調査の経過において見つかった特許および/または非特許文献の中には存在している。出願人は、主張される機能的手段を実施する明白な構造を提供する目的で、全てのそのような機能的に対応する構造および本明細書における関連する可能にする材料を参照により組み込んでいる。出願人は、任意の請求項の解釈の進行および/または特許の可能性の審査において、調停者が、35USCセクション112(6)限定の最も広い解釈の調査において発見されたこのような文献の各々の一部のみを適切に特定し、組み込むことを要求しており、このような部分は、通常の米国特許庁の調査の経過において見つかった、および/または手続き中に米国特許庁によって提供された特許および/または非特許文献の少なくとも1つに存在している。出願人はまた、参照により書誌の引用情報を組み込むことで、米国特許庁または出願人または第3者によって現在の特許出願に記録された任意のPTOフォーム-892においてまたは同様に任意の情報開示陳述書(IDS)においてリストにされるように、機能的に対応する構造および関連する可能にする材料を有する全てのそのような文献を特定する。出願人はまた、そのような文献に対する引例を明白に含む、および/または上記で参照により組み込まれた機能的に対応する構造を明白に含むように、後に本出願を補正するための権利を保有する。
よって、以下の特許請求の範囲において機能的な請求項限定に相当する任意の発明の要素/構造に関して、これは35USCセクション112(6)の下に解釈されており、上述の特許明細書において明示的に開示されていない。出願人は、どの文献および材料が、そうでなければ見つからない開示を含むかを明白に規定しており、35USCセクション112(6)の開示の要件を満たす目的で、そのような特許および/または非特許文献のどの部分が、そのような参照によって組み込まれるべきかを正確に規定している。出願人は、35USCセクション112(6)を満たすために参照により組み込まれた上記の特定された文献の全てが必ず、現在の出願のものより前の出願日および/または公開日を有しており、よって、現在の出願において参照により組み込まれる有効な従来文献であることに留意されたい。
本発明の少なくとも1つの実施形態を十分に記載してきたことで、本発明による靴用のオーダーメイドのインソールまたはインサートを実装する他の等価なまたは代替の方法、ならびにそれらの作製方法が当業者に明らかになるであろう。本発明の種々の態様が、例示として上記に記載されているが、開示される特有の実施形態は、本発明を開示される特定の形態に限定することは意図していない。靴用のオーダーメイドのインソールまたはインサートおよびそれらの作製方法の特定の実装形態は、特定の文脈または用途に応じて変化する場合がある。一例として、および限定ではなく、上記に記載される靴用のオーダーメイドのインソールまたはインサートおよびそれらの作製方法は、インソールまたはインサートの実装に主に向けられているが、同様の技術が、幅の狭い足を持つ人のために、靴に十分にフィットし、幅の広い靴を使用することができるような靴の中の側部支持体に、頭部によりフィットする形態にそれらを作製するためにヘルメットに、または最適に把持するために人の手の形状を採るハンドグリップなどに代わりに適用される場合もあり、本発明のこの実装形態は本発明の範囲内として企図されている。よって本発明は、以下の特許請求の範囲の精神および範囲内にある全ての修正形態、均等物および代替形態を包含するべきである。上述の明細書において開示される実施形態の全てが、上述の明細書に記載される目的、利点または改良の各々を必ずしも満たすまたは達成するわけではないことをさらに理解されたい。
本明細書の請求項の要素およびステップは、読みやすさおよび理解を助けるものとして単に数字が振られる、および/または文字が記される場合がある。任意のそのような番号付けおよび文字の記載自体は、請求項における要素および/またはステップの順序を示すことは意図せず、そのように受け取るべきではない。
以下の特許請求の範囲における全てのミーンズまたはステップ・プラス・ファンクションの対応する構造、材料、行為および均等物は、特別に主張される他の主張される要素と組み合わせてその機能を果たすための任意の構造、材料または行為を含めることが意図されている。
要約書は、読み手が技術的開示の性質および要点を確認することを可能にする要約書を要求する37 C.F.R.セクション1.72(b)に準拠するように提供されている。それは、請求項の範囲または意味を限定したり解釈したりするのに用いられることはないという理解と共に提起されている。以下の特許請求の範囲は、これにより詳細な記載に組み込まれており、各々の請求項は、別個の実施形態としてその独自のものに依存している。

Claims (13)

  1. 樹脂を概ね柔らかくなるまで加熱するステップであって、前記樹脂は不活性状態において硬化し、前記樹脂が、熱を加えることによって少なくとも再硬化可能または再成型可能な熱活性型の樹脂であるステップと、
    フォーム材料に前記再硬化可能な樹脂を含浸させるステップであって、前記フォーム材料は前記再硬化可能な樹脂を受け入れるように構成されているステップと、
    前記フォーム材料を前記再硬化可能な樹脂によって飽和させるステップであって、前記フォーム材料は、前記再硬化可能な樹脂によって満たされるように構成された連続気泡構造を有するステップと、
    前記含浸したフォーム材料をチャンバの中に挿入し、前記チャンバが耐熱性のバッグを備えるステップと、
    前記再硬化可能な樹脂が漏れるのを回避するために前記チャンバを密閉するステップと、
    前記密閉されたチャンバをインソールの底部層のアーチ領域に挿入するステップ
    前記密閉されたチャンバに対して圧力を加えることで、アーチ形状を作り出すステップとを含む、インソールの作製方法。
  2. 前記樹脂が成型する前に硬化した場合、前記含浸したフォーム材料を前記密閉されたチャンバ内で再加熱するステップをさらに含む、請求項1に記載のインソールの作製方法。
  3. 前記チャンバおよび前記底部層の上に頂部層を置くことで、前記インソールを密閉するステップをさらに含む、請求項2に記載のインソールの作製方法。
  4. 前記頂部層が、1つのインソールフォーム材料を含む、請求項3に記載のインソールの作製方法。
  5. 前記チャンバの前記耐熱性のバッグは、耐熱性のプラスチックバッグまたはアルミニウム真空密閉バッグ構成される、請求項1に記載のインソールの作製方法。
  6. 前記密閉され、その後加熱されるインソールが、ユーザの足の形の前記アーチ形状を作り出すために靴の中に位置決め可能である、請求項3に記載のインソールの作製方法。
  7. 前記含浸したフォーム材料が、前記フォーム材料を再加熱することによって成型し直される、請求項1に記載のインソールの作製方法。
  8. 前記ユーザの体重が、インソール成型過程において加えられる、請求項6に記載のインソールの作製方法。
  9. 不活性状態において硬化し、熱によって少なくとも再硬化可能または再成型可能な熱活性型の樹脂と、
    前記樹脂を含浸させたフォーム材料と、
    耐熱材を備え、前記再硬化可能な樹脂を含浸させた前記フォーム材料が挿入されたチャンバと、
    インソールの底部層であって前記チャンバを受け入れるように構成されたアーチ領域とを備え、前記チャンバはアルミニウム真空密閉バッグを備えることにより前記再硬化可能な樹脂を密閉する、底部層と、
    前記チャンバを前記インソールの内部で密閉するように構成されており、前記底部層の頂部に配置されることで前記チャンバを密閉する頂部層、
    を備える、インソール。
  10. 前記頂部層が、1つのインソールフォーム材料を含む、請求項9に記載のインソール。
  11. 前記フォーム材料が、連続気泡構造を有する、請求項9に記載のインソール。
  12. 熱源を適用することによって樹脂を活性化するステップであって、前記樹脂が、前記熱によって少なくとも再硬化可能または再成型可能な熱活性型の樹脂であるステップと、
    連続気泡構造を有するフォーム材料に前記活性化した樹脂を含浸させるステップと、
    前記フォーム材料を前記樹脂によって飽和させるステップであって、前記連続気泡構造は、前記樹脂によって満たされるように構成されているステップと、
    前記含浸したフォーム材料を乾燥させることで、再成型可能な前記樹脂を硬化させるステップと、
    前記含浸したフォーム材料をチャンバの中に挿入するステップと、
    前記チャンバを真空密閉するステップと、
    空密閉されチャンバをインソールの底部層のアーチ領域内に配置するステップと、
    インソールフォーム材料を含む頂部層を前記真空密閉されたチャンバおよび前記底部層の上に置くことで前記インソールを密閉するステップと、
    前記含浸したフォーム材料を前記真空密閉されたチャンバ内で再加熱するステップと、
    前記真空密閉されたチャンバに対して圧力を加えることで、アーチ形状を作り出すステップとで構成される、インソールの作製方法。
  13. 前記樹脂が、その不活性状態において硬化する、請求項12に記載のインソールの作製方法。
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