JP7186101B2 - ホーム柵および両開きホーム柵 - Google Patents
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Description
また、特許文献2のホーム柵では、紐状駆動伝達部材にタイミングベルト、ワイヤー、チェーン等が採用されているが、ワイヤーの場合は、素線切れや錆び、張りの低下による緩みが生じる可能性があり、定期的な点検が欠かせない。また、チェーンを採用する場合は、ピンの摩耗や錆びの発生、張りの低下による緩み等が伝達効率の低下を招くので、やはり定期的な点検が欠かせない。定期的な点検は事業者の負担となるので、点検周期を従来より長くできる多段式のホーム柵が望まれている。
例えば、5ドアや6ドアのようなドア間隔が短い車両の列車が停車するホームに設置するホーム柵とする場合、特許文献1や特許文献2のような2段式ホーム柵にすると、広開口にした分だけ戸袋の長さを短くする必要がある。ところが、扉の駆動機構の構成機器が戸袋を占領しているので、非常扉を設ける場合は、2つの戸袋の間に非常扉を追加することになり、非常扉と2つの戸袋を含めた戸袋の長さが長くなって広開口が出来なくなることが起こる。そのため、広開口を優先し、非常扉の無いものしかできなかった。本発明の場合は戸袋の進出側に駆動機構があり、後退側は可動扉を収めるだけなので、2つのホーム柵を合わせた戸袋の中の可動扉が進出したスペースに非常口を設けることができる。しかも、両ホーム柵の互いの第1可動扉をラップさせると更に戸袋の長さを短くできる。
図1は、第1実施形態におけるホーム柵の構成の一例を示す図であって、軌道側から見た正面図である。図1(1)が、可動扉を進出させて乗降口を閉じた全閉状態、図1(2)が、可動扉を戸袋部に収納して乗降口を開いた全開状態、をそれぞれ示している。なお、理解を容易にするために、可動扉をスライド可能に支持する支持構造や、制御装置、電源装置などの図示は省略されている。
右型ホーム柵2Rは、第1可動扉11と第2可動扉12と第3可動扉13とを軌道側から見て戸袋部10の右方向へ進出させるように構成されている。左型ホーム柵2Lは、第1可動扉11と第2可動扉12と第3可動扉13とを軌道側から見て戸袋部10の左方向へ進出させるように構成されている。右型ホーム柵2Rの構成と、左型ホーム柵2Lの構成は、基本的には左右が反転しているが同じ構成を有する。ゆえに、第1実施形態の説明では、両者を代表して右型ホーム柵2Rを本実施形態のホーム柵2として詳しく述べることとする。また、右型ホーム柵2Rを示す各図の右方向を可動扉の進退方向の「進出側」「先端側」「前」として説明する。
ホーム柵2(2R)を、乗降口を閉じた全閉状態(図1(1)参照)から、乗降口を開いた全開状態(図1(2)参照)へ、状態を変化させるには、第1ピニオン21pが軌道側から見て時計回りに回転するようにモータ30を駆動させる。
また、第2ピニオン22pは、第1ピニオン21pと噛み合って直接連なっているので、反時計回りに回転する。これにより、第2ラック22rも進退方向の後退側へ引かれ、第2可動扉12は進退方向の後退側へ移動する。
次に、本発明を適用した第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成要素については、第1実施形態と同じ符号を付与して重複する説明は省略する。
なお、本発明を適用可能な形態は上記実施形態に限らず、適宜構成要素の追加・省略・変更を施すことができる。
第6ラック・アンド・ピニオン機構部26は、第5ピニオン25pと連なり第2可動扉12に枢支された第6ピニオン26pと、第4可動扉14に設けられた第6ラック26rとを有する。
同様の構成は、第2実施形態にも適用できる。
2L…左型ホーム柵
2R…右型ホーム柵
3…プラットホーム
5…両開きホーム柵
10、10B…戸袋部
11…第1可動扉
12…第2可動扉
13…第3可動扉
14…第4可動扉
19…非常扉部
21…第1ラック・アンド・ピニオン機構部
21p…第1ピニオン
21r…第1ラック
22…第2ラック・アンド・ピニオン機構部
22p…第2ピニオン
22r…第2ラック
23…第3ラック・アンド・ピニオン機構部
23p…第3ピニオン
23r…第3ラック
24…第4ラック・アンド・ピニオン機構部
24p…第4ピニオン
24r…第4ラック
25…第5ラック・アンド・ピニオン機構部
25p…第5ピニオン
25r…第5ラック
26…第6ラック・アンド・ピニオン機構部
26p…第6ピニオン
26r…第6ラック
30…モータ
Claims (9)
- 戸袋部から第1~第N可動扉(Nは2以上の整数)を進退させるようにスライド移動させることで乗降口を開閉するホーム柵であって、
前記戸袋部に枢支された第1ピニオンと第1可動扉に設けられた第1ラックとを有し、前記戸袋部に対して前記第1可動扉をスライド移動させるための第1ラック・アンド・ピニオン機構部と、
前記第1ピニオンと連なり前記戸袋部に枢支された第2ピニオンと第2可動扉に設けられた第2ラックとを有し、前記第1可動扉に対して前記第2可動扉をスライド移動させるための第2ラック・アンド・ピニオン機構部と、
前記第1ラック・アンド・ピニオン機構部の第1ピニオンを駆動するモータと、
を備え、
前記モータにより駆動される前記第1ピニオンの回転に噛合して前記第2ピニオンが回転することで、前記第1可動扉および前記第2可動扉が連動するホーム柵。 - 可動扉の進退方向において、前記第2ピニオンは、前記第1ピニオンより進出側の位置で前記戸袋部に枢支されている、
請求項1に記載のホーム柵。 - 前記第1可動扉に枢支された第3ピニオンと前記第2可動扉に設けられた第3ラックとを有する第3ラック・アンド・ピニオン機構部と、
前記第3ピニオンと連なり前記第1可動扉に枢支された第4ピニオンと第3可動扉に設けられた第4ラックとを有する第4ラック・アンド・ピニオン機構部と、
を備え、
前記第2可動扉の移動に伴う前記第3ピニオンの回転に噛合して前記第4ピニオンが回転することで、前記第1~第3可動扉が連動する請求項1又は2に記載のホーム柵。 - 可動扉の進退方向において、前記第4ピニオンは、前記第3ピニオンより進出側の位置で前記第1可動扉に枢支されている、
請求項3に記載のホーム柵。 - 前記第2可動扉に枢支された第5ピニオンと前記第3可動扉に設けられた第5ラックとを有する第5ラック・アンド・ピニオン機構部と、
前記第5ピニオンと連なり前記第2可動扉に枢支された第6ピニオンと第4可動扉に設けられた第6ラックとを有する第6ラック・アンド・ピニオン機構部と、
を備え、
前記第3可動扉の移動に伴う前記第5ピニオンの回転に噛合して前記第6ピニオンが回転することで、前記第1~第4可動扉が連動する請求項3又は4に記載のホーム柵。 - 可動扉の進退方向において、前記第6ピニオンは、前記第5ピニオンより進出側の位置で前記第2可動扉に枢支されている、
請求項5に記載のホーム柵。 - 前記第1~第N可動扉は入れ子構造である、
請求項1~6の何れか一項に記載のホーム柵。 - 第m可動扉(mは2~Nまでの整数)のスライド移動速度は、前記第1可動扉のスライド移動速度のm倍に設定されている、
請求項1~7の何れか一項に記載のホーム柵。 - 請求項1~8の何れか一項に記載のホーム柵2台を、一方のホーム柵がプラットホーム長手方向の一方向側を前記乗降口とし、他方のホーム柵がプラットホーム長手方向の他方向側を前記乗降口とするように配置して構成した両開きホーム柵であって、
前記ホーム柵2台の中間に非常扉部を備えた両開きホーム柵。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019010221A JP7186101B2 (ja) | 2019-01-24 | 2019-01-24 | ホーム柵および両開きホーム柵 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019010221A JP7186101B2 (ja) | 2019-01-24 | 2019-01-24 | ホーム柵および両開きホーム柵 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2020117084A JP2020117084A (ja) | 2020-08-06 |
JP7186101B2 true JP7186101B2 (ja) | 2022-12-08 |
Family
ID=71891755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019010221A Active JP7186101B2 (ja) | 2019-01-24 | 2019-01-24 | ホーム柵および両開きホーム柵 |
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Citations (5)
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---|---|---|---|---|
JP2003056252A (ja) | 2001-08-21 | 2003-02-26 | Sukai:Kk | 吊下げ引き扉用ダブルスライドレール |
JP2005076213A (ja) | 2003-08-28 | 2005-03-24 | Nabtesco Corp | ダブルスライド式プラットホームゲート |
JP2009220817A (ja) | 2009-07-06 | 2009-10-01 | Nabtesco Corp | プラットホームドア装置 |
JP2013087592A (ja) | 2011-10-21 | 2013-05-13 | Senyo Shokai:Kk | 引戸連動装置 |
JP2015209175A (ja) | 2014-04-30 | 2015-11-24 | 三菱重工交通機器エンジニアリング株式会社 | 2段伸縮ホームドア装置 |
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- 2019-01-24 JP JP2019010221A patent/JP7186101B2/ja active Active
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