JP7356387B2 - ホーム柵 - Google Patents

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Description

本発明は、駅のプラットホームに設置されるホーム柵に関する。
駅のプラットホームへのホーム柵の設置が進められている。ホーム柵の一例として、1つの戸袋部から複数の可動扉を進退させるようにスライド移動させる多段引戸式ホーム柵が知られている。
例えば、特許文献1や特許文献2には、2段の可動扉を同期させて駆動するホーム柵であって、駆動機構にタイミングベルトとプーリーを用いた2段引戸式ホーム柵が開示されている。特許文献2のホーム柵では、先端側扉(2段のうち可動扉の進退方向の進出側にある扉)と後端側扉(2段のうち進退方向の後退側にある扉)とが連動して開閉駆動され、先端側扉の開閉速度は後端側扉の2倍となっている。また、特許文献3には、駆動機構にタイミングベルトとプーリーを用いた2段引戸式ホーム柵が開示されている
特開2004-42841号公報 特開2014-4959号公報 特開2015-209175号公報
ドア数やドア間隔が異なる様々な種類の車両が入線するプラットホームでは、多種多様な乗降口の位置設定に適応するために、乗降口を広く設定する必要がある。そして、乗降口を広く設定するには多段引戸式ホーム柵が適している。しかし、多段引戸式ホーム柵は、複数の可動扉を柵の厚さ方向(ホーム~軌道方向)へ重ねて1つの戸袋部に収容する構成のために柵の厚さが大きくなり、階段付近のようにプラットホームの通路幅が狭くなっている場所への設置が問題となりやすい。
対策の1つとして、通路幅が狭い場所には、可動扉が1枚のホーム柵を設置することが考えられるが、乗降口を広く設定する要求には応えられなくなる。1枚の可動扉の長さをできるだけ大きくして、その可動扉を目一杯戸袋部から進出させれば多段引戸式のホーム柵と同等の開口幅を取れそうであるが、可動扉が長くそして進出量が増えるほどに、戸袋部で可動扉を支える大がかりな構造が必要になる。
可動扉の支えについては、頑丈な直動機構で可動扉を支持する構成が考えられる。しかし、大きな1枚の可動扉を直動機構で支持しようとすると戸袋部の長さ(ホーム長手方向の長さ)が長くなる。
本発明が解決しようとする課題は、1枚の可動扉でありながら乗降口を広く設定することが可能なホーム柵を実現する技術を提供すること、である。
また、解決しようとする第2の課題として、定期点検の周期を長くできるようにすること、がある。すなわち、可動扉の駆動機構にタイミングベルトを採用するホーム柵では、ベルトの摩耗や張りの低下が生ずると、機能低下を招くので定期的な点検が必要とされる。また、タイミングベルト、ワイヤー、チェーン等を採用するホーム柵でも、ワイヤーであれば、素線切れや錆び、張りの低下による緩みが生じる可能性があり、定期的な点検が欠かせない。また、チェーンを採用する場合には、ピンの摩耗や錆びの発生、張りの低下による緩み等が伝達効率の低下を招くので、やはり定期的な点検が欠かせない。定期的な点検は事業者の負担となるので、点検周期を長くできることが望まれる。
上記課題を解決するための第1の発明は、戸袋部から可動扉をスライド移動させるホーム柵において、前記戸袋部の扉吐出側に配置され、モータで駆動される第1ピニオンと、スライド移動可能な可動支持台と、前記可動支持台に設けられ、前記第1ピニオンに歯合することで第1駆動部を構成する第1ラックと、前記可動支持台に設けられた第2ピニオンと、前記戸袋部に設けられ、前記第2ピニオンに歯合することで第2駆動部を構成する第2ラックと、前記可動扉に設けられた第3ラックであって、前記第2ラックによる前記第2ピニオンとの歯合位置とは反対側で前記第2ピニオンに歯合することで第3駆動部を構成する第3ラックと、を備え、前記モータが駆動すると前記第1駆動部によって前記可動支持台がスライド移動し、前記可動支持台のスライド移動に伴い、前記第2ラックに歯合する前記第2ピニオンが回転力を得て、前記第3駆動部によって前記可動扉がスライド移動する、ホーム柵である。
また、第2の発明は、前記可動支持台は、前記第1ピニオンの上方で前記第2ピニオンを枢支する上方部と、前記上方部から下方に延設した延設部とを有し、前記第1ラックは、前記延設部に設けられ、前記延設部は、前記第3ラックに歯合する前記第2ピニオンの歯列部分が突出する窓部を有する、第1の発明のホーム柵である。
第1又は第2の発明のホーム柵によれば、可動支持台のスライド移動に伴って可動扉を駆動させる第2ピニオンの位置が、当該可動支持台に対して相対的に移動する。可動扉と戸袋部との相対関係に着目すれば、可動扉は、第2ピニオンとの架かり部分が残るギリギリまで戸袋部から突出させることが可能になる。よって、1枚の可動扉で十分な進出量を稼ぐことができ、乗降口を広く設定する要望に応えられるホーム柵を提供することが可能となる。
また、第1の発明のホーム柵では、駆動機構からベルトやチェーンを除外したことで、定期点検の周期を長くできる。
第2の発明によれば、可動扉の下部とホーム床面との間隔を短くすることができる。
第1実施形態におけるホーム柵の構成の一例を示す図であって、ホーム側から見た正面図。 可動扉が全進出状態(乗降口の全閉状態)における第1実施形態のホーム柵をホーム側から見た透視正面図。 第1実施形態のホーム柵を進退方向の進出側から見た側面図。 可動扉が全進出状態(乗降口の全閉状態)における第1実施形態のホーム柵をホーム側から見た透視正面図。 全進出状態から全後退状態への途中状態における第1実施形態のホーム柵をホーム側から見た透視正面図。 可動扉が全後退状態(全収容状態:乗降口の全開状態)における第1実施形態のホーム柵をホーム側から見た透視正面図。 可動扉が全進出状態(乗降口の全閉状態)における第2実施形態のホーム柵をホーム側から見た断面図。 第2実施形態のホーム柵を進退方向の進出側から見た側面図。 変形例その1のホーム柵を進退方向の進出側から見た側面図。 変形例その2のホーム柵を進退方向の進出側から見た側面図。
以下、本発明の実施形態の例を説明するが、本発明を適用可能な形態が以下の実施形態に限られないことは勿論である。なお、構造の理解を容易にするために、可動扉とその駆動機構についてのみ抜き出して図示・説明することとし、可動扉をスライド可能に支持する構成要素や制御系を含む電装系の構成要素については図示や説明を省略する。
〔第1実施形態〕
図1は、第1実施形態におけるホーム柵の構成の一例を示す図であって、ホーム側から見た正面図である。
ホーム柵2は、戸袋部10が可動扉30をスライド移動可能に支持する引戸式の可動ホーム柵であって、右方設置型ホーム柵2Rと左方設置型ホーム柵2Lとの2モデルがあり、両ホーム柵それぞれの可動扉30がそれぞれの戸袋部10に収容されることで戸袋部10の間が乗降口となって、乗客が通行可能になる。
右方設置型ホーム柵2Rは、ホーム側から見て乗降口の右方に設置されることを想定したモデルであって、可動扉30をホーム側から見て戸袋部10の左方向へ進出(可動扉にとっての進出;戸袋部10から見て可動扉を吐出)させるように構成されている。左方設置型ホーム柵2Lは、ホーム側から見て乗降口の左方に設置されることを想定したモデルであって、可動扉をホーム側から見て戸袋部10の右方向へ進出させるように構成されている。
図1の例では、1箇所の乗降口用として、ホーム側から見て乗降口の右側のホーム上面に右方設置型ホーム柵2Rが設置され、ホーム側から見て乗降口の左側のホーム上面に左方設置型ホーム柵2Lが設置されている様子を示している。
右方設置型ホーム柵2Rと左方設置型ホーム柵2Lは、可動扉30の進出方向が反転しているが基本的には同じ構成を有する。ゆえに、第1実施形態の説明では、両者を代表して左方設置型ホーム柵2Lを単に「ホーム柵2」と呼んで詳しく述べることとする。
図2は、可動扉が全進出状態(乗降口の全閉状態)における第1実施形態のホーム柵2(左方設置型ホーム柵2L)をホーム側から見た透視正面図である。
図3は、同ホーム柵を進退方向の進出側から見た側面図である。
ホーム柵2は、戸袋部10と、可動支持台20と、可動扉30と、を有する。
戸袋部10は、可動扉30の進出方向に開口する箱体である。戸袋部10が画成する内部空間の底部には、可動扉30の進出方向端部(扉吐出側)の位置に、モータ12が駆動軸を上方に向けた姿勢で固定されている。なお、モータ12には、適宜減速機構を含めることができる。
モータ12の駆動軸には、例えば平歯車からなる第1ピニオン14が固定されている。第1ピニオン14は、モータ12の駆動に伴って回転面を水平又は略水平にして駆動する。
可動支持台20は、L字断面の長尺体であって、戸袋部10内に、可動扉30と同じ方向へスライド移動が可能に支持されている。可動支持台20の支持構造は、例えば、可動支持台20の側面にガイドレールを設け、これと対向する戸袋部10の内面に当該ガイドレールに沿って直動するスライダを設ける構造を採用することができる。
進出方向から見ると(図3参照)、可動支持台20の進出側端面は、アルファベットのL字状の形状を有している。具体的には、可動支持台20は、第1ピニオン14の上方を進退方向に通る上方部21と、上方部21の軌道側端から下方に延設された延設部22と、を有する。
延設部22のホーム側を向いた側面には、第1ピニオン14が噛み合って第1駆動部91(第1のラック・アンド・ピニオン機構部)を構成する第1ラック23が設けられている。第1ラック23は、可動扉30の進退方向に長く、ラック歯面をホーム側に向けている。
上方部21の上面には、進退方向の略中間位置に第2ピニオン24が設けられている(図2参照)。第2ピニオン24は、例えば平歯車からなり、回転軸が上向きで回転面を水平又は略水平となる姿勢で枢支されている。
第2ピニオン24の軌道側歯面には、第2ラック15が噛み合って第2駆動部92(第2のラック・アンド・ピニオン機構部)を構成する。第2ラック15は、戸袋部10の軌道側の内面に設けられており、可動扉30の進退方向に長く、ラック歯面をホーム側に向けている。
可動扉30は、戸袋部10によって進退方向へスライド移動可能に支持されている。可動扉30の支持構造は、例えば、可動扉30の側面にスライダを取り付け、これと対向する戸袋部10の内面に、スライダを支持して直動させるガイドレールを設ける構造を採用することができる。
そして、可動扉30の下面には、第2ピニオン24と噛み合って第3駆動部93(第3のラック・アンド・ピニオン機構部)を構成する第3ラック32が設けられている。第3ラック32は、第2ラック15による第2ピニオン24との歯合位置とは反対側で第2ピニオン24に歯合する。第3ラック32は、可動扉30の進退方向に長く、ラック歯面を軌道側に向けている。
なお、第1駆動部91と、第2駆動部92と、第3駆動部93とはピニオンの回転当たりのラック移動量が同じに設定されている。具体的には、第1ピニオン14と、第2ピニオン24とはピッチ円直径及び歯数が同じである。
次に、ホーム柵2の動作について説明する。
図4は、可動扉30の全進出状態(乗降口の全閉状態)におけるホーム柵2をホーム側から見た透視正面図であって、全進出状態から全後退状態(乗降口の全開状態)への遷移を開始した状態を示している。なお、図4中の吹き出しは、関連部位を上方からみた概要図である。
図5は、全進出状態から全後退状態への途中状態におけるホーム柵2をホーム側から見た透視正面図である。
図6は、可動扉30が全後退状態におけるホーム柵2をホーム側から見た透視正面図である。
図4に示すように、ホーム柵2は、全進出状態から全後退状態へ遷移するために、先ず第1ピニオン14を上から見て反時計回りさせるようにモータ12を駆動させる(吹き出しF1参照)。第1駆動部91に着目すると、この駆動により、第1ピニオン14と噛み合う第1ラック23は、戸袋部10に対して後退方向(図4に向かって左方向)へ移動する。第1ラック23は可動支持台20と一体なので、可動支持台20は戸袋部10へ収容されるように後退方向へ移動する。
第2駆動部92に着目すると、可動支持台20の後退方向への移動により、可動支持台20と一体の第2ピニオン24は、戸袋部10に固定されている第2ラック15と噛合しながら上から見て時計回りに回転する。
第3駆動部93に着目すると、第2ピニオン24の時計回りの回転により、第2ピニオン24と噛み合う第3ラック32は、第2ピニオン24に対して相対的に後退方向へ移動する。第3ラック32は可動扉30と一体であるから、可動扉30は戸袋部10に対して相対的に後退方向へ移動することになる(吹き出しF2参照)。
ホーム柵2は、図5に示す途中過程では、可動支持台20は、(1)第1ピニオン14に噛合する第1ラック23の噛合位置が第1ラック23の進出側へ徐々に移動してゆくこと、(2)第2ピニオン24が噛合する第2ラック15の噛合位置が第2ラック15の後退側へ徐々に移動してゆくこと、(3)第2ピニオン24が噛合する第3ラック32の噛合位置が第3ラック32の進出側へ移動してゆくこと、が行われつつ後退する。
そして、ホーム柵2は、最終的には図6の全後退状態になり、モータ12の駆動を停止する。
ホーム柵2を全後退状態から全進出状態へ遷移させるには、モータ12を逆回転(上から見て時計回り)させればよい。ホーム柵2は、図6→図5→図4の順に遷移して全進出状態にもどる。
以上、本実施形態のホーム柵2によれば、モータ12が駆動すると第1駆動部91によって可動支持台20がスライド移動し、可動支持台20のスライド移動に伴い、第2ラック15に歯合する第2ピニオン24が回転力を得て、第3駆動部93によって可動扉30がスライド移動する。可動支持台20のスライド移動に伴って可動扉30を駆動させる第2ピニオン24の位置が、戸袋部10に対して相対的に進退する。可動扉30と戸袋部10との相対関係に着目すれば、可動扉30は、第2ピニオン24との架かり部分が残るギリギリまで戸袋部10から突出させることが可能になる。よって、ホーム柵2は、1枚の可動扉30で十分な進出量を稼ぐことができ、乗降口を広く設定する要望に応えられるようになる。
そして、ホーム柵2では、駆動機構からベルトやチェーンを除外したことで、定期点検の周期を長くできる。ホーム柵2の駆動機構は全てラック・アンド・ピニオン機構なので、ベルトやチェーンを用いた駆動機構を採用した場合よりも、駆動力の伝達効率が安定的且つ高効率で耐久性に優れる。
また、ホーム柵2では、第1ピニオン14及び第2ピニオン24の回転軸が、ともに上下向きに設定されており、第1ラック23と、第2ラック15と、第3ラック32とは、ラック歯が横向きになっている。よって、第1駆動部91,第2駆動部92,第3駆動部93の噛み合わせ部に、可動扉30の荷重を作用させずに済む。よって、これらの駆動部が備えるべき強度的要求から荷重に係る分を除外できるので、簡略化した機構によるコストの低減や重量の低減を図ることができる。
また、ホーム柵2では、可動支持台20が、第1ピニオン14の上方に位置する。つまり、下から順に、第1ピニオン14・可動支持台20・第2ピニオン24といった具合にこれらの3者は上下階層構造になっている。言い換えると、第1駆動部91と第2駆動部92と第3駆動部93とが、上下階層構造になっており、これら3つの駆動部を収容する部分の戸袋部10の厚さの増加を局所的なものに抑制できる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、基本的には第1実施形態と同様の構成を有するが、第2ピニオン24の配置構成が異なる。なお、本実施形態では、第1実施形態と同様の構成要素には同じ符号を付与し、重複する説明は省略する。
図7は、可動扉が全進出状態(乗降口の全閉状態)における第2実施形態のホーム柵2Bをホーム側から見た断面図であって、戸袋部10のホーム側の側面外殻を取り除いた縦断面図である。
図8は、ホーム柵2Bを進退方向の進出側から見た側面図である。なお、図8中の吹き出しF3は、第2ピニオン24の周囲を拡大して示している。
本実施形態のホーム柵2Bでは、可動支持台20は、第1ピニオン14の上方で第2ピニオン24を枢支する上方部21と、ホーム側にて、上方部21から下方に延設した延設部22とを有する。第1ラック23は、延設部22に設けられており、延設部22は、第3ラック32に歯合する第2ピニオン24の歯列部分が突出する窓部27を有している。より具体的には、第2ピニオン24は、上方部21の下面にて回転軸が下向きに設けられている。第2ピニオン24のホーム側の歯列は、延設部22に設けられた窓部27内(吹き出しF3参照)を抜けて、第3ラック32と噛み合っている。本実施形態のホーム柵2Bによれば、第1実施形態のホーム柵2と同様の作用効果を奏することができる。また、第1実施形態のホーム柵2に比べて、可動扉30の下部とホーム床面との間隔を短くすることができる。
〔変形例〕
なお、本発明を適用可能な形態は、上記実施形態に限らず、適宜構成要素の追加・省略・変更を施すことができる。
(変形例その1)
例えば、第2実施形態を元にして、図9に示すホーム柵2Cのように、可動扉30の下端に屈曲部35を設けることで、可動扉30を戸袋部10の厚さ(ホーム~軌道方向の長さ)の中央から進退させる構成も可能である。当該構成においても、中央から上部にかけての戸袋部10の厚さを薄くすることができる。
(変形例その2)
また例えば、図10に示すホーム柵2Dのように、モータ12・第1ピニオン14・可動支持台20・第1ラック23・第2ピニオン24の駆動系要素を、第2実施形態に示したモータ12の回転軸が上向きの状態から、回転軸が横向き且つ軌道側向きの構成とすることもできる。
当該構成では、これらの駆動系要素を、可動扉30の重量を支持する構成要素として利用することが可能になる。また、第2実施形態では戸袋部10の軌道側について上部から中間部までの幅を絞ることができたが、当該構成では逆に、戸袋部10のホーム側について上部から中間部までの幅を絞ることができる。また、当該構成では、可動扉30の下端をホーム3の上面に接近させることができる。
2…ホーム柵
10…戸袋部
12…モータ
14…第1ピニオン
15…第2ラック
20…可動支持台
23…第1ラック
24…第2ピニオン
30…可動扉
32…第3ラック
91…第1駆動部
92…第2駆動部
93…第3駆動部

Claims (2)

  1. 戸袋部から可動扉をスライド移動させるホーム柵において、
    前記戸袋部の扉吐出側に配置され、モータで駆動される第1ピニオンと、
    スライド移動可能な可動支持台と、
    前記可動支持台に設けられ、前記第1ピニオンに歯合することで第1駆動部を構成する第1ラックと、
    前記可動支持台に設けられた第2ピニオンと、
    前記戸袋部に設けられ、前記第2ピニオンに歯合することで第2駆動部を構成する第2ラックと、
    前記可動扉に設けられた第3ラックであって、前記第2ラックによる前記第2ピニオンとの歯合位置とは反対側で前記第2ピニオンに歯合することで第3駆動部を構成する第3ラックと、
    を備え、前記モータが駆動すると前記第1駆動部によって前記可動支持台がスライド移動し、前記可動支持台のスライド移動に伴い、前記第2ラックに歯合する前記第2ピニオンが回転力を得て、前記第3駆動部によって前記可動扉がスライド移動する、
    ホーム柵。
  2. 前記可動支持台は、前記第1ピニオンの上方で前記第2ピニオンを枢支する上方部と、前記上方部から下方に延設した延設部とを有し、
    前記第1ラックは、前記延設部に設けられ、
    前記延設部は、前記第3ラックに歯合する前記第2ピニオンの歯列部分が突出する窓部を有する、
    請求項1に記載のホーム柵。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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