JP5410778B2 - 複連引戸式門扉 - Google Patents

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本発明は、台車を備えた引戸が複数開閉方向に伸縮移動自在に連結された複連引戸式門扉に関するものである。
複連引戸式門扉そのものは従来からある。しかしながら、従来のこの方式の門扉は、手動で開閉するものは、直接引戸を手で押したり引いたりするため開閉作業が面倒であり、特に雨が降っている場合には傘を片手で持ちながら残りの片手で開閉することになり、開閉作業が一層面倒であった。
また、自動で開閉するものは、特許文献1のように、引戸どうしがリンクバーによりリンク連結されているため、構造が複雑となって故障が発生し易かった。
特開2004−60298号公報
本発明は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、自動で開閉するものでありながら、構造が単純で故障が発生し難い複連引戸式門扉を提供することを、その目的とする。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、請求項1の発明は、台車を備えた引戸が複数開閉方向に伸縮移動自在に連結された複連引戸式門扉において、各引戸には、扉体の下部に収容体が設けられ、前記収容体内に一対の回転体と、前記一対の回転体に巻き掛けられ、前記回転体の回転により前記一対の回転体の間で周回走行することで開閉方向に直線走行する無端状走行体が設けられ、後側の引戸は前側の引戸の走行体の直線走行部分に連結され、前記後側の走行体の直線走行部分は前記前側の引戸に連結されて前後の引戸の無端状走行体が同じ方向に周回移動し、前後の引戸のうち駆動源側の引戸の無端状走行体の開閉方向直線走行に連動して他方の引戸全体が開閉方向に移動すると共に、前記他方の引戸の無端状走行体が走行し、さらに、引戸の収容部に平行に配設された格納部本体と、前記格納部本体内に設けられた一対の回転体と、前記一対の回転体に巻き掛けられ、前記回転体の回転により前記一対の回転体の間で開閉方向に直線走行する無端状走行体とを有する格納部と、前記回転体を回転駆動させる駆動源とを備え、前記格納部の無端状走行体は隣り合う引戸に連結されており、前記格納部の無端状走行体の開閉方向直線走行に連動して隣り合う引戸全体が開閉方向に移動すると共に、前記隣り合う引戸の無端状走行体が走行することを特徴とする複連引戸式門扉である。
請求項の発明は、請求項に記載した複連引戸式門扉において、駆動源側の引戸の無端状走行体の下側直線走行部分が他方の引戸に1または複数の連結部材を介して下側から連結されていることを特徴とする複連引戸式門扉である。
本発明の複連引戸式門扉によれば、自動に開閉するものでありながら、構造が単純で故障が発生し難い。
本発明の実施の形態に係る複連引戸式門扉の開成状態の斜視図である。 図1の複連引戸式門扉の開閉途中状態の斜視図である。 図1の複連引戸式門扉の閉成状態の斜視図である。 図1の複連引戸式門扉の前後方向に隣り合う引戸どうしの上部の連結関係を示す斜視図である。 図1の複連引戸式門扉の格納部周辺の自動開閉機構の説明図である。 図1の複連引戸式門扉の隣り合う引戸どうしの自動開閉機構の説明図である。 図1の複連引戸式門扉の引戸5A〜5Fの連動関係を模式的に示す側面図である。 図1の複連引戸式門扉の開成状態における格納部と引戸の連結関係を模式的に示す上面図である。 図1の複連引戸式門扉の開閉途中状態における格納部と引戸の連結関係を模式的に示す上面図である。 図1の複連引戸式門扉の閉成状態における格納部と引戸の収容部の連結関係を模式的に示す上面図である。
本発明の実施の形態に係る複連引戸式門扉1を図面にしたがって説明する。
先ず、全体の概略的な構成について図1〜図3にしたがって説明する。
この複連引戸式門扉1では、地面に前後方向平行に一対のガイドレール3、3が敷設されており、6枚の引戸5A、5B、5C、5D、5E、5Fがこの一対のガイドレール3、3に沿って移動するようになっている。
符号7は格納部を示し、この格納部7の本体9は左右方向に細長く延びており、前側のガイドレール3に沿ってその手前に配置されている。格納部本体9は複数の脚部11により所定の高さに持ち上げ支持されている。
符号13は駆動ユニットを示し、この駆動ユニット13は格納部本体9の左端側で一対のガイドレール3、3間に設置されている。駆動ユニット13の本体15は、2つの脚部により所定の高さに持ち上げ支持されており、接続部17と接続されている。接続部17は前側の脚部の手前側で上下に延びており、その下端部は上記した格納部本体9の左端と連結されている。
各引戸5の構成について説明する。
符号19は台車を示し、この台車19の本体21は前後方向に張り出しており、その前後に一対の戸車23、23が下向きに設けられている。この一対の戸車23、23が上記した一対のガイドレール3、3上を転動するようになっている。
符号25はパネル状の扉体を示し、この扉体25は台車本体21上でガイドレール3、3に対して平行に仕切り面を為すように起立固定されている。この扉体25の左端側が一台の台車本体21に固定されている。即ち、扉体25は一台の台車19に片持ち支持されている。そして、隣り合う扉体25どうしが前後方向に重なり合って格納されるように、前後方向に位置をずらして台車本体21上に起立固定されている。
なお、最も後側に配置された引戸5Fだけは、扉体25の右端側も一台の台車本体21に固定されて両持ち支持されている。
引戸5B〜5Fの各扉体25の上部には、図4に示すように、前側に向かって開口しながら左右方向に延びたスライドガイド部27が設けられており、その両端がストッパーになっている。一方、引戸5A〜5Eの各扉体25の右端側の上部には、ブラケット29が取付けられており、そこから突出した取付片30を介してガイドローラー31が後側に向かって突出するように取付けられている。そして、前側の引戸5に取付けられたガイドローラー31が後側の引戸5に設けられたスライドガイド部27に入り込んでその下面上を転動するようになっている。このように、引戸5どうしはその上端側でも左右方向に、即ち開閉方向に伸縮移動自在に連結されている。
なお、視認し易いように、図1〜図3では、上記したスライドガイド機構は図示が省略されている。
次に、自動開閉機構の構成について、図4〜図5にしたがって詳細に説明する。
駆動ユニット本体15と接続部17と、それに連結されて連通した格納部本体9内の空間に配設された部分について説明する。格納部本体9は後側に開口している。
符号33、33は回転体としての一対のスプロケットを示し、この一対のスプロケット33、33は上下に離間した状態で配設されている。そして、この一対のスプロケット33、33に無端状走行体としてのチェーン35が巻き掛けられている。また、上側のスプロケット33は駆動スプロケットになっており、モーター37の回転軸に連結されている。一対のスプロケット33、33と、チェーン35と、モーター37によって駆動源と駆動源からの回転力の取り出し手段が構成されている。
駆動ユニット本体15にはモーター37を制御する制御盤(図示省略)も収納されており、この制御盤には開閉ボタンが設けられている。
符号39、39は回転体としての一対のスプロケットを示し、この一対のスプロケット39、39は格納部本体9内で左右に離間した状態で移動不能に配設されている。そして、この一対のスプロケット39、39に無端状走行体としてのチェーン41が巻き掛けられている。上記した駆動源側の下側のスプロケット33と、左側のスプロケット39はスプロケット軸を共有しており、スプロケット33とスプロケット39との間で回転力が伝達されるようになっている。
従って、チェーン41には上下で複連引戸式門扉1の開閉方向に直線走行する直線走行部分が含まれている。この上側直線走行部分41Aにはチェーンフィン43が取付けられている。チェーンフィン43はチェーン41に固定される側と連結側の2つの板状連結部材43A、43Bが一体になったもので構成されている。チェーンフィン43の連結側部材43Bは後側に延出している。
また、格納部本体9の右端部の外側にはブラケット47が連設されている。このブラケット47の後面の上部には、板状の本体フィン49が後側に突出するように取付けられている。
引戸5Aの扉体25の下部は収容部51になっており、この収容部51は左右両端部分を除いて前側に向かって開口しながら左右方向に延びている。収容部51の内部の空間に配設された部分について説明する。
この収容部51の中にも、格納部本体9と同様に、一対のスプロケット39、39が移動不能に配設され、これにチェーン41が巻き掛けられている。このチェーン41の上側直線走行部分41Aにもチェーンフィン43が取付けられているが、このチェーンフィン43では連結側部材43Bは前側に延出している。さらに、チェーン41の下側直線走行部分41Bにもチェーンフィン43が取付けられており、このチェーンフィン43も連結側部材43Bが前側に延出している。
収容部51の右端部の外側にも、格納部本体9と同様に、ブラケット47が連設されており、このブラケット47には本体フィン49が同様に取付けられている。さらに、格納部本体9とは異なり、その本体フィン49の下にはガイドローラー支持片53が取り付けられており、このガイドローラー支持片53にはガイドローラー55が回転自在に支持されている。
また、収容部51の左端部の外側にも、同様な形状のブラケット57が今度は後側と左側に開口した状態で取付けられている。このブラケット57には板状の本体フィン59が取付けられている。この本体フィン59はブラケット57の前面の上部から前方に向かって突出している。
引戸5B〜5Fについては、殆ど引戸5Aと同じ構成になっているが、収容部51の左側にあるブラケット57には別形状の本体フィン61が取付けられている。この本体フィン61は、ブラケット57の下側から前側に突出した後、その端部部分は略垂直に上方に向かって折り曲げられた後さらに略垂直にブラケット57に向かって折り返されており、断面コの字状になっている。また、引戸5Fの収容部51にはブラケット47が取付けられていない。
格納部7と引戸5Aとの連結関係について、図5にしたがって説明する。
引戸5Aのブラケット57側の本体フィン59は、後側開口から格納部本体9内に入り込んでチェーンフィン43にボルト連結(図示省略)により一体に連結されている。一方、格納部7のブラケット47側の本体フィン49は、前側開口から引戸5Aの収容部51内に入り込んでチェーンフィン43にボルト連結(図示省略)により一体に連結されている。
なお、格納部7に対する引戸5Aの伸縮移動量を最大限にするために、最大収縮時を基準として、格納部7のチェーン41の上側直線走行部分41Aの左端側と引戸5Aのブラケット57の左端側が連結され、引戸5Aのチェーン41の上側直線走行部分41Aの右端側と格納部7のブラケット47の右端側が連結されている。
引戸5Aと引戸5Bの連結関係について、図6にしたがって説明する。
引戸5Bのブラケット57側の本体フィン61は、引戸5Aの下側を回りこみ、前側開口から収容部51内に入り込んで下側直線走行部分41Bに取付けられたチェーンフィン43にボルト連結(図示省略)により一体に連結されている。一方、引戸5Aのブラケット47側の本体フィン49は、前側開口から引戸5Bの収容部51内に入り込んでチェーンフィン43にボルト連結(図示省略)により一体に連結されている。その際、ガイドローラー55も収容部51に入り込んでその内側壁に転動自在に当接する。従って、引戸5Aと引戸5Bは前後方向に一定の間隔を安定的に保持した状態で移動することになる。
なお、引戸5Aに対する引戸5Bの伸縮移動量を最大限にするために、最大収縮時を基準として、引戸5Aのチェーン41の下側直線走行部分41Bの左端側と引戸5Bのブラケット57の左端側が連結され、引戸5Bのチェーン41の上側直線走行部分41Aの右端側と引戸5Aのブラケット47の右端側が連結されている。
引戸5Bと引戸5C、引戸5Cと引戸5D、引戸5Dと引戸5E、引戸5Eと引戸5Fのそれぞれの収容部51どうしの連結関係も、引戸5Aと引戸5Bとの連結関係と同様になっている。
従って、引戸5A〜5Fの各収容部51の連結関係は、側方から見れば図7に示すようになる。なお、視認の便宜のため、チェーンフィン43の連結相手の本体フィン49と、本体フィン61の連結相手のチェーンフィン43の符号入れは省略している。
また、上方から見れば図8〜図10に示すようになる。図8は複連引戸式門扉1の開成状態、図9は開閉途中、図10は閉成状態をそれぞれ示す。
次に、複連引戸式門扉1の閉成動作、即ち各引戸5の伸長移動について説明する。
モーター37の正転駆動により、上側のスプロケット33が回転して、その回転力がチェーン35、下側のスプロケット33、及び格納部7の左側のスプロケット39を介して、チェーン41に伝達される。従って、チェーン41は時計回り(図5)に周回する。すなわち、上側直線走行部分41Aは右側に向かって直線走行し、下側直線走行部分41Bは逆に左側に向かって直線走行することになる。
引戸5Aは、全体として、格納部7の上側直線走行部分41Aの走行に連動するので、右側に向かって、すなわち格納部7から伸長する方向に移動する。このように、引戸5Aは格納部7のチェーン41から移動力が伝達され、戸車23がガイドレール3、3上を転動して全体として格納部7に対して伸長移動する。
また、引戸5Aの一対のスプロケット39、39は引戸5Aの収容部51内に移動不能に配設されているので、引戸5Aが全体として伸長移動すると、引戸5Aを基準とすると、格納部7が全体として左側に相対移動したことになり、それに連動する(引戸5Aの)上側直線走行部分41Aに左側に向かう直線走行力が伝達されて、チェーン41は反時計回り(図5)に周回することになる。従って、引戸5Aのチェーン41の下側直線走行部分41Bは右側に向かって直線走行することになる。
次に、引戸5Bは、全体として、引戸5Aのチェーン41の下側直線走行部分41Bに連動するので、右側に向かって、すなわち引戸5Aから伸長する方向に移動する。このように、引戸5Bは引戸5Aのチェーン41から移動力が伝達されて、全体として伸長移動する。
また、引戸5Bの一対のスプロケット39、39は引戸5Bの収容部51内に移動不能に配設されているので、引戸5Bが全体として伸長移動すると、引戸5Bを基準とすると、引戸5Aが全体として左側に相対移動したことになり、それに連動する(引戸5Bの)の上側直線走行部分41Aに左側に向かう直線走行力が伝達されて、チェーン41は反時計回り(図6)に周回することになる。従って、引戸5Bのチェーン41の下側直線走行部分41Bは右側に向かって直線走行することになる。
引戸5Bと引戸5C、引戸5Cと引戸5D、引戸5Dと引戸5E、引戸5Eと引戸5Fのそれぞれの動作関係も、引戸5Aと引戸5Bとの連結関係と同様になっている。
このようにして、引戸5A〜5Fには、格納部7から引戸5A、引戸5Bから引戸5Cと順次引戸5全体の移動力と、そこに配設されたチェーン41の周回走行力が伝達されていくので、引戸5A〜5Fは連動して伸長移動して、全体として複連引戸式門扉1の閉成動作を行う。上記した引戸5の移動力の伝達とチェーン41の周回走行力の伝達は前後に隣り合う引戸5どうしの間で同時に行われるので、6枚の引戸5A〜5Fの伸長移動は同時に開始する。
また、前後で隣り合う引戸5どうしでは後側の引戸5が前側の引戸5より移動速度が速くなっている。例えば引戸5Bが引戸5Aの(絶対的な)移動速度に引戸5Aから伝達された周回走行力に基づく(相対的な)移動速度が加えられた合算の移動速度で移動するので、引戸5Bは引戸5Aより移動速度が速くなっている。引戸5Bと引戸5C、引戸5Cと引戸5D、引戸5Dと引戸5E、引戸5Eと引戸5Fとの移動速度の関係も同様である。従って、各引戸5は略同時に伸長移動を終了する。
次に、複連引戸式門扉1の開成動作、即ち各引戸5の収縮移動について説明する。
モーター37の反転駆動により、上側のスプロケット33が回転して、その回転力がチェーン35、下側のスプロケット33、及び格納部7の左側のスプロケット39を介して、チェーン41に伝達される。従って、チェーン41は反時計回り(図5)に周回走行する。すなわち、上側直線走行部分41Aは左側に向かって直線走行し、下側直線走行部分41Bは逆に右側に向かって直線走行することになる。
そして、引戸5A〜5Fは、閉成動作の場合と同様に、格納部7から引戸5A、引戸5Bから引戸5Cと順次引戸全体の移動力と、そこに配設されたチェーン41の周回走行力が伝達されるので、引戸5A〜5Fは連動して収縮移動する。そして、格納部本体9の後側に前後方向に重なり合った収納状態で格納される。
上記したように、複連引戸式門扉1では、モーター37の駆動により自動的に開閉動作が行われる。
上記したように、引戸5A〜5Fのチェーン41は、いずれも、伸長移動の際には反時計回りに周回走行し、収縮移動の際には時計回りに周回走行する。
引戸5A〜5Fが互いにガイドローラーだけで連結されている場合には、例えば、伸長移動では、引戸5Fを引き出していくと、引戸5Fが引戸5Eに対して最大限伸長移動した後に、引戸5Eが引戸5Fと一体となって引戸5Dに対して最大限伸長移動し、その後に同様に引戸5D、5C、5B、5Aも順次伸長移動する。収縮でも、同様に、引戸5Fが引戸5Eに対して最大限収縮移動した後に、引戸5Eが引戸5Fと一体となって引戸5Dに対して最大限収縮移動し、その後に同様に引戸5D、5C、5B、5Aも順次収縮移動する。しかしながら、この複連引戸式門扉1では、引戸5A〜5Fは同時にしかも駆動源から遠く離れるものまたは遠く離れているほど速く伸長移動または収縮移動をする。従って、開閉動作は短時間で終了する。
以上、本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、この実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても発明に含まれる。
例えば、この実施の形態では、スプロケット33をモーター37により回転駆動させていたが、操作レバーなどを設けて手動によりスプロケット33を回転駆動させてもよい。
また、この実施の形態では、無端状走行体としてチェーン35、41が使用されているが、その代わりにタイミングベルトを使用してもよい。
また、引戸は特に限定されないが、通常は4連以上である。
本発明の複連引戸式門扉によれば、自動的に開閉でき、しかも単純な構造なので使い勝手がよい。
1‥複連引戸式門扉 3、3‥一対のガイドレール
5A〜5F‥引戸 7‥格納部
9‥格納部本体 11‥脚部
13‥駆動ユニット 15‥駆動ユニット本体
17‥接続部 19‥台車
21‥台車本体 23‥戸車
25‥扉体 27‥スライドガイド部
29‥ブラケット 30‥取付片
31‥ガイドローラー
33、33‥一対のスプロケット 35‥チェーン
37‥モーター 39、39‥一対のスプロケット
41‥チェーン 41A‥上側直線走行部分
41B‥下側直線走行部分 43‥チェーンフィン
43A‥固定側部材 43B‥連結側部材
47‥ブラケット(右側) 49‥本体フィン
51‥収容部 53‥ガイドローラー支持片
55‥ガイドローラー 57‥ブラケット(左側)
59‥本体フィン(引戸5A) 61‥本体フィン(引戸5B〜5F)

Claims (2)

  1. 台車を備えた引戸が複数開閉方向に伸縮移動自在に連結された複連引戸式門扉において、
    各引戸には、扉体の下部に収容体が設けられ、前記収容体内に一対の回転体と、前記一対の回転体に巻き掛けられ、前記回転体の回転により前記一対の回転体の間で周回走行することで開閉方向に直線走行する無端状走行体が設けられ、
    後側の引戸は前側の引戸の走行体の直線走行部分に連結され、前記後側の走行体の直線走行部分は前記前側の引戸に連結されて前後の引戸の無端状走行体が同じ方向に周回移動し、
    前後の引戸のうち駆動源側の引戸の無端状走行体の開閉方向直線走行に連動して他方の引戸全体が開閉方向に移動すると共に、前記他方の引戸の無端状走行体が走行し、
    さらに、引戸の収容部に平行に配設された格納部本体と、前記格納部本体内に設けられた一対の回転体と、前記一対の回転体に巻き掛けられ、前記回転体の回転により前記一対の回転体の間で開閉方向に直線走行する無端状走行体とを有する格納部と、前記回転体を回転駆動させる駆動源とを備え、前記格納部の無端状走行体は隣り合う引戸に連結されており、前記格納部の無端状走行体の開閉方向直線走行に連動して隣り合う引戸全体が開閉方向に移動すると共に、前記隣り合う引戸の無端状走行体が走行することを特徴とする複連引戸式門扉。
  2. 請求項1に記載した複連引戸式門扉において、
    駆動源側の引戸の無端状走行体の下側直線走行部分が他方の引戸に1または複数の連結部材を介して下側から連結されていることを特徴とする複連引戸式門扉。
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