JP7185816B2 - クローザ装置 - Google Patents

クローザ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7185816B2
JP7185816B2 JP2019010894A JP2019010894A JP7185816B2 JP 7185816 B2 JP7185816 B2 JP 7185816B2 JP 2019010894 A JP2019010894 A JP 2019010894A JP 2019010894 A JP2019010894 A JP 2019010894A JP 7185816 B2 JP7185816 B2 JP 7185816B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil chamber
valve
door
speed
control valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019010894A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020117958A (ja
Inventor
裕也 井上
俊太郎 安倍
省次 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ryobi Ltd filed Critical Ryobi Ltd
Priority to JP2019010894A priority Critical patent/JP7185816B2/ja
Publication of JP2020117958A publication Critical patent/JP2020117958A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7185816B2 publication Critical patent/JP7185816B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Description

本発明は、フロアヒンジ、ドアクローザ、引戸クローザなどのクローザ装置に関するものである。
従来から、建物の開口部に設置される扉やドア等の開閉体を開口部の閉方向へ付勢した状態で移動可能に支持するクローザ装置が公知である。この種のクローザ装置には、建物の開口部の床面に埋め込まれて使用されるフロアヒンジや、ドアとドア枠の間に設置されるドアクローザ、引戸の戸袋に設置される引戸クローザなどが存在する。例えば、フロアヒンジでは、扉に接続する床面上に突出した回転軸と、該回転軸を扉が閉方向へ回転するように付勢した状態で回転可能に支持するヒンジケース(ハウジング)とを有している。ヒンジケースには、内部に油が収容されており、その油の流量を調整することにより、扉開放時に圧縮コイルばねに蓄えられた弾性力に基づく回転エネルギーによる回転軸への回転付勢力を調整する機構が設けられている。
なお、従来公知の一般的なフロアヒンジを開示するものとして、例えば、下記特許文献1などが存在している。下記特許文献1に記載されたフロアヒンジに代表される従来のクローザ装置には、扉等の開閉体が全開位置から全閉位置に向かって移動する初期段階において開閉体の移動速度(閉扉速度)がその後の区間である第1速度区間と比較してより低速となるディレイドアクション区間(DA区間;以下、ディレイドアクション(delayed-action)については「DA」と記す。)と呼ばれる低速度区間が設けられる装置がある。このDA区間における閉扉速度は、一般的に速度調整が可能となっている。
DA区間を実現する構造は、上記した初期段階においてヒンジケース内の作動油が第1の油室から第2の油室に流れる経路中に、流路断面積を絞ることができる調整弁(DA速度調整弁)を設けることが行われていた。
実公平7-55254号公報
しかしながら、上掲した特許文献1に記載されたフロアヒンジに代表される従来のクローザ装置では、DA速度調整弁が第1速度区間の速度を調整する第1速度調整弁よりも流路断面積を大きく絞っているため、DA速度調整弁と第1速度調整弁を同様の構成とした場合、流路断面積の開度調整量(絞り量)に対する閉扉速度の変化割合が大きくなるため、DA速度調整弁による微妙な調整が難しいという課題が存在していた。
本発明は、上述した従来技術に存在する課題に鑑みて成されたものであって、その目的は、DA速度調整弁を用いた閉扉速度調整作業を容易化する構造を備えたクローザ装置を提供することにある。
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照番号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
本発明に係るクローザ装置(10、100)は、作動油が充填される油室(12、112)を備えるハウジング(11、111)と、前記油室(12、112)を第1の油室(12a、112a)と第2の油室(12b、112b)に分割するピストン部(19、119)と、前記ピストン部(19、119)を前記油室(12、112)内で往復移動自在に駆動するピストン駆動機構部(11a,15,16,17,18,31、115,116,131)と、前記ピストン駆動機構部(11a,15,16,17,18,31、115,116,131)に連結されるとともに前記ハウジング(11、111)から突出して配置され、外部の開閉体と連結されて該開閉体の開閉動作に伴って回転する回転軸(14、114)と、前記ピストン部(19、119)の往復移動に伴う前記第1の油室(12a、112a)および前記第2の油室(12b、112b)間での作動油の移動油量を調整することで前記ピストン部(19、119)の移動動作を制御し、もって前記開閉体の開閉動作を制御する制御機構部(21,22,23,24,41,42、123,124,141)と、を備えるクローザ装置(10、100)であって、前記制御機構部(21,22,23,24,41,42、123,124,141)は、前記第1の油室(12a、112a)と前記第2の油室(12b、112b)を接続して両油室間の作動油の流通を行う少なくとも1つの作動油経路(41、141)と、前記作動油経路(41、141)の流路断面積を調整可能に絞るメイン調整弁(23、123)と、前記作動油経路(41、141)の流路断面積を所定値に絞る補助弁(24、124)と、を備え、前記メイン調整弁(23)と前記補助弁(24)とが、前記作動油経路(41)に対して直列に配置され、前記補助弁(24)は、円柱形状に形成された弁体部(24a)を有し、前記弁体部(24a)は、前記作動油経路(41)を構成する丸穴(41c)に対して中心線同士が直交交差して形成された当該丸穴(41c)より大径の嵌合穴(41b)に嵌合して挿し込まれるものであり、前記弁体部(24)は前記丸穴(41c)よりも大径であって、前記弁体部(24)は前記丸穴(41c)を横断して設置されるように構成されており、前記メイン調整弁(23)と前記補助弁(24)とは、別部材として構成されることを特徴とするものである。
さらに、本発明では、上記のクローザ装置が、フロアヒンジ(10)、ドアクローザ(100)、引戸クローザのいずれかであることとすることができる。
本発明によれば、DA速度調整弁を用いた閉扉速度調整作業を容易化する構造を備えたクローザ装置を提供することができるので、DA速度調整弁での閉扉速度調整作業が容易となる。
本実施形態に係るフロアヒンジの外観形状を示す図であり、図中の分図(a)はフロアヒンジの上面視を示し、分図(b)は側面視を示している。 本実施形態に係るフロアヒンジの具体的な構成を説明するための図であり、図中の分図(a)は図1におけるA-A断面を示し、分図(b)は図1におけるB-B断面を示している。 本実施形態に係るフロアヒンジの要部構成を示した図であり、図1におけるC-C断面を示している。 本実施形態に係るフロアヒンジの動作説明を行うための図であり、特に、扉が全開状態のときのフロアヒンジを示している。 本実施形態に係るフロアヒンジの動作説明を行うための図であり、特に、不図示の扉が120度の開扉角度まで閉扉動作を行った途中の状態であってDAモードを実行中のフロアヒンジを示している。 本実施形態に係るフロアヒンジの動作説明を行うための図であり、特に、不図示の扉が74.9度の開扉角度まで閉扉動作を行った途中の状態であってDAモードが終了したときのフロアヒンジを示している。 本実施形態に係るフロアヒンジの動作説明を行うための図であり、特に、不図示の扉が55度の開扉角度まで閉扉動作を行って第1速度モードを実行中の状態のときのフロアヒンジを示している。 本実施形態に係るフロアヒンジの動作説明を行うための図であり、特に、不図示の扉が15度の開扉角度まで閉扉動作を行って第1速度モードが終了して第2速度モードが開始される状態のときのフロアヒンジを示している。 本実施形態に係るフロアヒンジの動作説明を行うための図であり、特に、不図示の扉が全閉扉角度まで閉扉動作を行った状態のときのフロアヒンジを示している。 本発明に係るクローザ装置がドアクローザとして構成された場合の構成例を示す断面図である。 本発明に係るメイン調整弁と補助弁を、一体化された弁体として構成した場合の具体例を示す図である。
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
さらに、以下の実施形態で説明するクローザ装置は、フロアヒンジとして構成される場合を例示して説明するが、本明細書における「クローザ装置」は、例えば、ドアクローザ、引戸クローザなどといった、下記実施形態と同様の制御機構部を備え、かつ、同様の作用効果を発揮し得るあらゆる装置を含むものである。
まず、図1~図3を用いて、本実施形態に係るクローザ装置であるフロアヒンジ10の具体的な構成を説明する。ここで、図1は、本実施形態に係るフロアヒンジの外観形状を示す図であり、図中の分図(a)はフロアヒンジの上面視を示し、分図(b)は側面視を示している。また、図2は、本実施形態に係るフロアヒンジの具体的な構成を説明するための図であり、図中の分図(a)は図1におけるA-A断面を示し、分図(b)は図1におけるB-B断面を示している。なお、図2は、本発明に係る開閉体としての扉が全閉状態のときのフロアヒンジ10の様子を示した図である。さらに、図3は、本実施形態に係るフロアヒンジの要部構成を示した図であり、図1におけるC-C断面を示している。
本実施形態に係るフロアヒンジ10は、作動油が充填される油室12を備える本発明に係るハウジングとしてのヒンジケース11を有して構成されている。このヒンジケース11は、概略直方体形状から成る外観形状を有する部材である。ヒンジケース11の内部は作動油が充填される油室12として空洞となっており、図2における紙面右側の面には当該空洞を開放する開放部が形成されている。この開放部は、埋栓部材13によって塞がれており、空洞を閉じることによって油室12が形成されている。
ヒンジケース11の一端側(図1および図2における紙面左側)には、外部の扉(不図示)と連結されて該扉の開閉動作に伴って回転する回転軸14が回転自在な状態で配置されている。この回転軸14の略軸中央部には、非円形形状である略ハート形状をしたカム部材15が固定設置されている(図2参照)。
カム部材15の配置位置に対して図2における紙面左側の位置には、カムフォロワ16が配置されており、このカムフォロワ16はスライドプレート17に対して外輪が回転自在な状態で固定設置されている。カムフォロワ16は、カム部材15の外周面と摺接可能に配置されているので、不図示の扉が開閉動作を行うと、回転軸14とともに略ハート形状をしたカム部材15が回転し、カム部材15の外周面に摺接した状態を常時維持しながらカム部材15の外周面に沿ってカムフォロワ16の外輪が回転する。つまり、カム部材15が有する略ハート形状をしたカム形状の作用によって、カムフォロワ16とこのカムフォロワ16が固定設置されたスライドプレート17は、ヒンジケース11内を図2における紙面左右方向に向けて往復移動するように構成されている。
また、スライドプレート17には、ロッド部材18が接続されている。このロッド部材18は、スライドプレート17におけるカムフォロワ16設置側とは逆側に配置されており、図2中の分図(a)で示されたA-A断面視において、カム部材15がカムフォロワ16とロッド部材18との間に位置するように配置されている。
このロッド部材18におけるスライドプレート17接続側とは逆側の端部には、ピストン部19が設置されている。このピストン部19は、ヒンジケース11の内部に形成された油室12を、本発明に係る第1の油室である作動油室12aと、本発明に係る第2の油室である圧油室12bとに2分割する機能を発揮する部材である。上述したように、不図示の扉が開閉動作を行うと、スライドプレート17はヒンジケース11内を図2における紙面左右方向に向けて往復移動するので、スライドプレート17に取り付けられたロッド部材18とピストン部19についても、油室12内を図2における紙面左右方向に向けて往復移動することとなる。そして、図2に示すような扉が全閉状態の場合、ピストン部19は第2の油室である圧油室12bが最も狭くなる位置に配置されるとともに、第1の油室である作動油室12aが最も広くなる位置に配置されることとなる。また、不図示の扉が全閉状態から開扉動作を行って開扉角度が大きくなるにしたがって、ピストン部19は第2の油室である圧油室12bを広げる方向に移動するとともに、第1の油室である作動油室12aを狭める方向に移動することとなる。
ここで、油室12を形成するヒンジケース11の内壁面には、ストッパ形状部11aが形成されている(図2中の分図(b)参照)。このストッパ形状部11aは、スライドプレート17とロッド部材18との接続位置から僅かにピストン部19側に離れた位置に形成されている。そして、このストッパ形状部11aとピストン部19との間には、ピストン部19に対して常時一定方向の付勢力を及ぼす圧縮コイルばね31が配置されている。すなわち、本実施形態に係る圧縮コイルばね31は、扉が全閉状態のときには、図2における紙面左側のコイル端部をストッパ形状部11aに当接しており、また、図2における紙面右側のコイル端部をピストン部19に当接しているので、ピストン部19を図2における紙面右方向に向けて常時押圧するように構成されている。この圧縮コイルばね31によって及ぼされる付勢力の方向は、不図示の扉が全閉状態から開扉動作を行うに際して当該開扉動作に対して負荷を与える方向となっており、不図示の扉に対して常時閉扉方向の力を及ぼす構成となっている。
なお、本実施形態に係るピストン部19は、ロッド部材18の軸端部に接続ピン19cを介して固定設置されるストッパ部材19bと、このストッパ部材19bに対して後述する弁部材20を利用して螺合結合されるピストン本体部19aとを有して構成されている。つまり、ロッド部材18におけるピストン部19設置側で圧縮コイルばね31の端部と接触する部材が、ストッパ部材19bとなっており、このストッパ部材19bを介して圧縮コイルばね31からの付勢力が油室12を2分割するピストン本体部19a(ピストン部19)に伝わるように構成されている。以上説明したように、カム部材15、カムフォロワ16、スライドプレート17、ロッド部材18、ストッパ形状部11aおよび圧縮コイルばね31によって、本発明に係るピストン駆動機構部が形成されている。
また、本実施形態に係るピストン部19には、逆止弁と強制閉鎖弁という2つの機能を1部材で持ち合わせた弁部材20が設置されている。弁部材20は、第1の油室である作動油室12aから第2の油室である圧油室12bに対して作動油が流入することを許容する一方で、逆の作動油の流れを停止する逆止弁の機能を有した弁体である。したがって、不図示の扉が図2で示す全閉状態から開扉動作を行ってピストン部19が油室12内を図2における紙面右側から左側に向けて移動するときに、弁部材20は、第1の油室である作動油室12aから第2の油室である圧油室12bに対して作動油が流入することを許容することで、ピストン部19が油室12内を移動することを阻害しないように構成している。一方、不図示の扉が開扉状態から図2で示す全閉状態へと閉扉動作を行うときには、ピストン部19が油室12内を図2における紙面左側から右側に向けて移動するが、このときには、弁部材20は作動油の流通を許可しない。
また、弁部材20が有する強制閉鎖弁としての機能は、後述する制御機構部が機能しないときなど、油室12内の作動油に対して異常な油圧が生じたときに稼働する機能であり、本実施形態に係るフロアヒンジ10において安全装置的な機能を発揮することもできるようになっている。
次に、本実施形態に係る制御機構部を説明する。図2に示すように、ヒンジケース11には、弁部材20といった機構部材の他に、第2の油室である圧油室12bと第1の油室である作動油室12aとを接続する第1流路41と第2流路42が形成されている。
第1流路41には、第2の油室である圧油室12bから第1の油室である作動油室12aへと作動油を流通させる経路中に、第1速度調整弁21、補助弁24、(本発明のメイン調整弁である)DA速度調整弁23の順で弁体が配置されている。なお、本実施形態に係る第1流路41は、不図示の扉を第1速度で開閉動作させるための第1速度経路と、不図示の扉をDA速度で開閉動作させるためのDA速度経路とが、1つの経路で実現できるように構成されており、第2の油室である圧油室12bから第1速度調整弁21を経由して補助弁24の手前で第1の油室である作動油室12aに繋がる経路が第1速度経路となっており、第2の油室である圧油室12bから第1速度調整弁21と補助弁24とDA速度調整弁23を経由して、第1の油室である作動油室12aに繋がる経路がDA速度経路となっている。ちなみに、第1速度調整弁21は、弁開度が補助弁24やDA速度調整弁23よりも大きく調整されるので、DA速度経路における閉扉動作への影響が小さくなるので、上述したようにDA速度経路中に第1速度調整弁21が存在したとしても問題となることが無い。つまり、本実施形態では、第1速度経路とDA速度経路とを、第1流路41という1つの経路で構成することが可能となっている。
一方、第2流路42には、第2の油室である圧油室12bから第1の油室である作動油室12aへと作動油を流通させる経路中に、第2速度調整弁22が配置されており、第2流路42単独で第2速度経路を形成している。
ここで、図3を参照して、各弁の構成を説明する。図3には、第1流路41に配置された第1速度調整弁21、補助弁24、DA速度調整弁23が示してある。本実施形態では、第1速度調整弁21とDA速度調整弁23(および図3では不図示の第2速度調整弁22)は、基本的に同じ弁体構造が採用されている。すなわち、第1速度調整弁21とDA速度調整弁23は、第1流路41を構成する紙面上下方向に延びる嵌合穴41a,41aに対して嵌合可能な円柱形状の弁体部21a,23aを先端部に有しており、第1速度調整弁21とDA速度調整弁23の回転操作による螺出入によって嵌合穴41a,41aに対する弁体部21a,23aの進入量を調節することで、第1流路41において作動油が通過することができる流路断面積(弁開度)を調整することが可能となっている。具体的には、弁体部21a,23aには、先端から基部に向かって軸線方向で略直線的に浅くなるV字溝21b,23bが形成されている。そして、作動油がV字溝21b,23b内を通ることで第1流路41に流れが発生することになるが、この際、弁体部21a,23aの嵌合穴41a,41aに対する進入量を大きくする方向(紙面上側に向かう方向)に移動させると、嵌合穴41a,41aの紙面下側の端部に対峙するV字溝21b,23bが浅くなるので、流路断面積を狭くする(弁開度を小さくする)こととなり、逆に、弁体部21a,23aの嵌合穴41a,41aに対する進入量を小さくする方向(紙面下側に向かう方向)に移動させると、嵌合穴41a,41aの紙面下側の端部に対峙するV字溝21b,23bが深くなるので、流路断面積を広げる(弁開度を大きくする)こととなる。このように、第1速度調整弁21とDA速度調整弁23については、回転操作による螺出入によって第1流路41を構成する嵌合穴41a,41aに対する弁体部21a,23aの進入量を調節することで、流路断面積を調節して、任意の扉回転速度を実現することが可能となる。なお、上述した構成と作用は、第2流路42に配置された第2速度調整弁22についても同様である。
一方、補助弁24は、先端部に円柱形状に形成された弁体部24aを有しており、第1流路41によって形成されたDA速度経路に対して直交するようにヒンジケース11に螺入して配置されている。補助弁24は、第1流路41(DA速度経路)を構成する紙面左右方向に延びる丸穴41cに直交設置されている。当該設置位置には、丸穴41cより直径の大きい嵌合穴41bが互いの中心線同士を直交交差するように形成されており、この嵌合穴41bに補助弁24の弁体部24aが挿し込まれている。すなわち、嵌合穴41bに挿し込まれた弁体部24aと第1流路41(DA速度経路)の丸穴41cとは、互いの中心線同士が直交交差するように配置される。つまり、第1流路41(DA速度経路)の丸穴41cの直径より大径の円柱形状からなる弁体部24aが第1流路41(DA速度経路)の丸穴41cを横断して設置されるように構成されている。また、嵌合穴41bが第1流路41(DA速度経路)の丸穴41cよりも大径に形成されているので、嵌合穴41bに挿し込まれた弁体部24aは、第1流路41(DA速度経路)の丸穴41c内に円柱外面の一部が露出した状態となる。さらに、弁体部24aと嵌合穴41bの直径は、所定の隙間を有して嵌合する関係に設定されている。したがって、第1流路41(DA速度経路)の丸穴41cを流れる作動油は、弁体部24aの外面と嵌合穴41bの内面との間に形成された所定寸法の隙間を通過することとなる。すなわち、本実施形態に係る補助弁24によれば、第1流路41(DA速度経路)の流路断面積が所定値に絞られることとなる。また、前記隙間の形状は、所定の形状に固定されることになるので、この隙間による絞り量は一定の値に維持されることになる。なお、補助弁24の設置位置は、上述の絞り作用を発揮する位置(図3に示す位置)と、絞り作用を発揮しない位置となる弁体部24aが第1流路41(DA速度経路)の丸穴41cを横断しないように上記位置(図3に示す位置)から紙面下方へ所定量移動(螺出)させた位置との、いずれかを選択して使用することができる。
以上説明した第1流路41と、この第1流路41に配置された第1速度調整弁21、補助弁24およびDA速度調整弁23、ならびに第2流路42と、この第2流路42に配置された第2速度調整弁22によって、本実施形態に係る制御機構部が構成されることとなる。かかる制御機構部によって、ピストン部19の往復移動に伴う第1の油室である作動油室12aおよび第2の油室である圧油室12b間での作動油の移動油量を調整してピストン部材19の移動速度を制御し、もって扉の開扉速度又は閉扉速度を制御することができるようになっている。
以上、本実施形態に係るフロアヒンジ10の具体的な構成を説明した。次に、図4~図9を参照図面に加えて、本実施形態に係るフロアヒンジ10の動作説明を行う。ここで、図4~図9は、本実施形態に係るフロアヒンジの動作説明を行うための図であり、特に、図4は扉が全開状態のときのフロアヒンジを示しており、図5は不図示の扉が120度の開扉角度まで閉扉動作を行った途中の状態であってDAモードを実行中のフロアヒンジを示しており、図6は不図示の扉が74.9度の開扉角度まで閉扉動作を行った途中の状態であってDAモードが終了したときのフロアヒンジを示しており、図7は不図示の扉が55度の開扉角度まで閉扉動作を行って第1速度モードを実行中の状態のときのフロアヒンジを示しており、図8は不図示の扉が15度の開扉角度まで閉扉動作を行って第1速度モードが終了して第2速度モードが開始される状態のときのフロアヒンジを示しており、図9は不図示の扉が全閉扉角度まで閉扉動作を行った状態のときのフロアヒンジを示している。
まず、不図示の扉が全開状態にあるとき、本実施形態に係るフロアヒンジ10では、ピストン部19は第2の油室である圧油室12bが最も広くなる位置に配置されるとともに、第1の油室である作動油室12aが最も狭くなる位置に配置されている。
図4の状態から不図示の扉の閉扉動作を始めると、図5で示すように、略ハート形状をしたカム部材15の形状作用によってロッド部材18やピストン部19等が図5における紙面右側に移動する。このとき、弁部材20は、第2の油室である圧油室12bから第1の油室である作動油室12aに対して作動油が流入することを許容しないので、作動油の流通は第1流路41のDA速度経路によって行われる。したがって、第2の油室である圧油室12bから第1の油室である作動油室12aへと流通する作動油は、第1流路41に配置された第1速度調整弁21、補助弁24、DA速度調整弁23の順で弁体の作用を受けることになる。このとき、第1速度調整弁21は、弁開度が補助弁24やDA速度調整弁23よりも大きく調整されるので、DA速度経路における閉扉動作への影響が小さく、図5の状態にある場合の作動油は、補助弁24とDA速度調整弁23の影響を受けることになる。そして、補助弁24はDA速度経路の流路断面積を所定値に絞り、DA速度調整弁23はDA速度経路の流路断面積を事前に調整した任意の値に絞るので、不図示の扉がゆっくりと閉まるDAモードに基づくDA速度で閉扉動作が実行されることとなる。このDAモードは、不図示の扉が全開状態の図4から、不図示の扉が74.9度の開扉角度まで閉扉動作を行ってDAモードが終了して第1速度モードが開始される状態の図6までの間、実行される。
なお、上述したように、本実施形態では、不図示の扉がゆっくりと閉まるDAモードを、第1流路41に対して直列に配置された補助弁24とDA速度調整弁23とによって実現した。ここで、従来のフロアヒンジ等のクローザ装置では、DA速度調整弁のみでDAモードを実現していたが、このDA速度調整弁は、例えば第1速度調整弁21などよりも流路断面積を大きく絞る(弁開度を小さくする)必要があるため、作動油内に異物などがあると、その異物がDA速度調整弁の箇所で詰まってしまうという不具合が発生する虞があった。しかし、本実施形態では、DA速度調整弁23の上流側に補助弁24を設置したので、補助弁24の絞り作用によって、閉扉速度がDAモードに適した低速範囲になるDA速度調整弁23の弁開度を従来よりも大きくすることができるので、DA速度調整弁23に異物が詰まってしまうことを好適に防止することが可能となっている。なお、補助弁24については、補助弁24の弁体部を嵌合穴41bに挿し込んで流路断面積を所定値に絞る構成とされており、この場合の補助弁24の弁体部と嵌合穴41bとの隙間は非常に狭いので、このような隙間に異物が詰まって不具合を起こすことは無く、このことからも、本実施形態に係るクローザ装置が従来技術に比べて不具合の発生し難い構成を備えていることが明らかである。
また、従来のフロアヒンジ等のクローザ装置では、DA速度調整弁のみでDAモードを実現していたが、このような従来のクローザ装置では、DA速度調整弁が第1速度モードの速度を調整する第1速度調整弁よりも流路断面積を大きく絞っているため、DA速度調整弁と第1速度調整弁を同様の構成とした場合、流路断面積の開度調整量(絞り量)に対する閉扉速度の変化割合が大きくなるため、DA速度調整弁による微妙な調整が難しいという課題が存在していた。しかし、本実施形態では、DA速度調整弁23の上流側に補助弁24を設置したので、補助弁24の絞り作用によって、閉扉速度がDAモードに適した低速範囲になるDA速度調整弁23の弁開度の調整範囲が従来よりも拡大するので、DA速度調整弁23による閉扉速度調整作業が容易になるという従来技術には無い効果を得ることが可能となる。
さて、図6の状態から更に不図示の扉が閉扉動作を行うと、図7で示すような第1速度モードが実現し、第1流路41の第1速度経路に作動油が流通することで、不図示の扉が早めに動作することとなる。そして、図7から図8で示した直前の状態までは、第1流路41の第1速度経路に作動油が流通して第1速度モードが実行され、図8の状態となることで、第1速度モードから第2速度モードに切り替わり、作動油は、第1流路41から第2流路42に流れを変更することになる。
その後、図8から図9で示した全閉状態までは、第2流路42に配置された第2速度調整弁22により事前に設定された流路断面積の絞り量にしたがって、ゆっくり確実に不図示の扉を動作させて扉の確実な閉扉状態を実現するための第2速度モードが実行される。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態には、多様な変更又は改良を加えることが可能である。
例えば、上述した実施形態では、本発明に係るクローザ装置がフロアヒンジ10として構成された場合を例示したが、本発明に係るクローザ装置については、例えば、ドアクローザや引戸クローザなどといった、本実施形態と同様の基本構成を備え、かつ、同様の作用効果を発揮し得るあらゆる装置を含むものである。そのような変形例について、図10を用いて具体的に示す。ここで、図10は、本発明に係るクローザ装置がドアクローザとして構成された場合の構成例を示す断面図である。
図10で示されるドアクローザ100は、作動油が充填される油室である密閉空間112を備えるハウジング111と、油室である密閉空間112を第1の油室112aと第2の油室112bに分割するピストン部119と、ピストン部119を油室である密閉空間112内で往復移動自在に駆動する(圧縮コイルばね131、ラック115、ピニオン116等からなる)ピストン駆動機構部と、ピストン駆動機構部のピニオン116に連結されるとともにハウジング111から突出して配置され、外部の開閉体と連結されて該開閉体の開閉動作に伴って回転する回転軸114と、ピストン部119の往復移動に伴う第1の油室112aおよび第2の油室112b間での作動油の移動油量を調整することでピストン部119の移動動作を制御し、もって開閉体の開閉動作を制御する制御機構部と、を備えている。そして、このドアクローザ100が備える制御機構部については、第1の油室112aと第2の油室112bを接続して両油室間の作動油の流通を行う少なくとも1つの作動油経路141と、作動油経路141の流路断面積を調整可能に絞るメイン調整弁123と、作動油経路141の流路断面積を所定値に絞る補助弁124と、を備えて構成することができる。このような構成を備えるドアクローザ100によれば、上述した実施形態に係るフロアヒンジ10と同様の作用効果を得ることができる。
また例えば、上述した実施形態では、メイン調整弁としてのDA速度調整弁23と補助弁24とが、作動油経路である第1流路41に対して直列に配置される構成が開示されていた。しかし、本発明に係るメイン調整弁と補助弁については、一体化された弁体として構成することも可能である。そのような変形例について、図11を用いて具体的に示す。ここで、図11は、本発明に係るメイン調整弁と補助弁を、一体化された弁体として構成した場合の具体例を示す図である。
図11で示す一体化弁201では、図11における紙面上側の先端部に補助弁24の弁体部24aと同様の機能を発揮する補助弁体形状201aを形成し、その下方にDA速度調整弁23と同様の機能を発揮するメイン弁体形状201bを形成し、さらに、メイン弁体形状201bには、一体化弁201の基部に向かってメイン弁体形状201bの先端から基部に向かって軸線方向で略直線的に浅くなるV字溝201cを形成している。このような構成を備えることで、一体化弁201は、1つの弁体でメイン調整弁としてのDA速度調整弁23と補助弁24の両方の機能を備えることが可能となる。
また例えば、上述した実施形態では、第1速度経路とDA速度経路とを、第1流路41という1つの経路で構成する形態例が示されていたが、第1速度経路とDA速度経路は別個の経路として別々に構成してもよい。
その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10 フロアヒンジ(クローザ装置)、11 ヒンジケース(ハウジング)、11a ストッパ形状部(ピストン駆動機構部の一部)、12 油室、12a 作動油室(第1の油室)、12b 圧油室(第2の油室)、13 埋栓部材、14 回転軸、15 カム部材(ピストン駆動機構部の一部)、16 カムフォロワ(ピストン駆動機構部の一部)、17 スライドプレート(ピストン駆動機構部の一部)、18 ロッド部材(ピストン駆動機構部の一部)、19 ピストン部、19a ピストン本体部、19b ストッパ部材、19c 接続ピン、20 弁部材、21 第1速度調整弁(制御機構部の一部)、22 第2速度調整弁(制御機構部の一部)、23 DA速度調整弁(メイン調整弁、制御機構部の一部)、24 補助弁(制御機構部の一部)、21a,23a,24a 弁体部、21b,23b V字溝、31 圧縮コイルばね(ピストン駆動機構部の一部)、41 第1流路(作動油経路、制御機構部の一部)、41a,41b 嵌合穴、41c 丸穴、42 第2流路(制御機構部の一部)、100 ドアクローザ(クローザ装置)、111 ハウジング、112 密閉空間(油室)、112a 第1の油室、112b 第2の油室、114 回転軸、115 ラック(ピストン駆動機構部の一部)、116 ピニオン(ピストン駆動機構部の一部)、119 ピストン部、123 メイン調整弁(制御機構部の一部)、124 補助弁(制御機構部の一部)、131 圧縮コイルばね(ピストン駆動機構部の一部)、141 作動油経路(制御機構部の一部)、201 一体化弁、201a 補助弁体形状、201b メイン弁体形状、201c V字溝。

Claims (2)

  1. 作動油が充填される油室を備えるハウジングと、
    前記油室を第1の油室と第2の油室に分割するピストン部と、
    前記ピストン部を前記油室内で往復移動自在に駆動するピストン駆動機構部と、
    前記ピストン駆動機構部に連結されるとともに前記ハウジングから突出して配置され、外部の開閉体と連結されて該開閉体の開閉動作に伴って回転する回転軸と、
    前記ピストン部の往復移動に伴う前記第1の油室および前記第2の油室間での作動油の移動油量を調整することで前記ピストン部の移動動作を制御し、もって前記開閉体の開閉動作を制御する制御機構部と、
    を備えるクローザ装置であって、
    前記制御機構部は、
    前記第1の油室と前記第2の油室を接続して両油室間の作動油の流通を行う少なくとも1つの作動油経路と、
    前記作動油経路の流路断面積を調整可能に絞るメイン調整弁と、
    前記作動油経路の流路断面積を所定値に絞る補助弁と、
    を備え
    前記メイン調整弁と前記補助弁とが、前記作動油経路に対して直列に配置され、
    前記補助弁は、円柱形状に形成された弁体部を有し、
    前記弁体部は、前記作動油経路を構成する丸穴に対して中心線同士が直交交差して形成された当該丸穴より大径の嵌合穴に嵌合して挿し込まれるものであり、
    前記弁体部は前記丸穴よりも大径であって、前記弁体部は前記丸穴を横断して設置されるように構成されており、
    前記メイン調整弁と前記補助弁とは、別部材として構成される ことを特徴とするクローザ装置。
  2. 請求項1に記載のクローザ装置が、フロアヒンジ、ドアクローザ、引戸クローザのいずれかであることを特徴とするクローザ装置。
JP2019010894A 2019-01-25 2019-01-25 クローザ装置 Active JP7185816B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019010894A JP7185816B2 (ja) 2019-01-25 2019-01-25 クローザ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019010894A JP7185816B2 (ja) 2019-01-25 2019-01-25 クローザ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020117958A JP2020117958A (ja) 2020-08-06
JP7185816B2 true JP7185816B2 (ja) 2022-12-08

Family

ID=71890208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019010894A Active JP7185816B2 (ja) 2019-01-25 2019-01-25 クローザ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7185816B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3117854B2 (ja) 1993-11-02 2000-12-18 キヤノン株式会社 インクジェット装置および該装置用インクジェットヘッドの制御方法
JP4213682B2 (ja) 2005-04-20 2009-01-21 住友重機械エンジニアリングサービス株式会社 ピボテッドバケットコンベヤ
JP5919882B2 (ja) 2012-02-27 2016-05-18 宇部興産株式会社 コバルト化合物の混合物、及び当該コバルト化合物の混合物を用いたコバルト含有薄膜の製造方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5919882U (ja) * 1982-07-28 1984-02-07 日本ドア−チエック製造株式会社 扉閉塞装置
JP2922279B2 (ja) * 1990-10-05 1999-07-19 リョービ株式会社 引戸クローザ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3117854B2 (ja) 1993-11-02 2000-12-18 キヤノン株式会社 インクジェット装置および該装置用インクジェットヘッドの制御方法
JP4213682B2 (ja) 2005-04-20 2009-01-21 住友重機械エンジニアリングサービス株式会社 ピボテッドバケットコンベヤ
JP5919882B2 (ja) 2012-02-27 2016-05-18 宇部興産株式会社 コバルト化合物の混合物、及び当該コバルト化合物の混合物を用いたコバルト含有薄膜の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020117958A (ja) 2020-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4708872B2 (ja) ドア閉め装置
JP6342948B2 (ja) トルクヒンジ
US7003847B2 (en) Door closer
CN210530582U (zh) 用于铰链或门关闭器的阻尼机构
CN106401345B (zh) 用于闭门器的阀
JPH09512329A (ja) 自己の媒体によって作動するバルブ
JP7185816B2 (ja) クローザ装置
CN110701370A (zh) 电动驱动式流量控制阀
AU2013321794B2 (en) Door closer
JP4753712B2 (ja) ドアクローザ
JP2014190101A (ja) ドアクローザ
JP6711712B2 (ja) ドアクローザ用速度調整弁
EP3445936A1 (en) Hinge assembly
JP7292478B2 (ja) フロアヒンジ
JP7109342B2 (ja) フロアヒンジ
JP5073372B2 (ja) ドアクローザ
JP6159448B2 (ja) ドアクローザ
EP3581806A1 (en) Speed controller
JP7246607B2 (ja) フロアヒンジ
JP7097795B2 (ja) フロアヒンジ
WO2015071963A1 (ja) ドアクローザ
DE102011078491B3 (de) Antrieb für einen Flügel einer Tür oder dergl.
JP2557382Y2 (ja) フロアーヒンジ
GB2576599A (en) Drive for a door or window sash
CN115434974A (zh) 一种先导式液压比例执行机构及液压泵

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210816

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220621

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221025

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20221101

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221101

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7185816

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150