JP7184047B2 - ロボット装置 - Google Patents

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Description

本開示は、ロボット装置に関する。
従来、下記の特許文献1には、4足歩行のみならず、2足立ちをも行うことができるロボット装置が記載されている。
特開2004-66381号公報
しかし、上記特許文献1に記載されたロボット装置は、関節数が限定されており、犬などの4足歩行の動物の動きを忠実に再現できない問題があった。
そこで、4足歩行の動物の動きを忠実に再現することが求められていた。
本開示によれば、胴体に対して連結される頭部と、前記胴体に対して連結される前側左右及び後側左右の4本の足部と、前記頭部を左右に傾斜させる第1の関部と、前記胴体に対して後側左右の一方の前記足部を前側に回転し、他方を後側に回転する第2の関節部と、を備え、前記胴体側と前記足部との連結部には、前記足部を前後方向と左右方向に回転させる2軸の回転軸が設けられ、前記2軸の回転軸が1つのボックスに収納され、前記足部の外装には、前記2軸の回転軸の一方の駆動による、前記2軸の回転軸の他方の干渉を回避する溝が設けられ、前記溝を覆うカバーを備える、ロボット装置が提供される。
以上説明したように本開示によれば、4足歩行の動物の動きを忠実に再現することが可能となる。
なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
ロボット装置の外観と、関節の回転軸を示す模式図である。 左後足をロボット装置の左側面から見た状態を示す模式図である。 図2に示すアームを覆うカバーを取り外した状態を示す模式図である。 アーム先端部を駆動するための機構を示す模式図である。 ロボット装置の左側面を示す模式図である。 足先の裏側を下から見た状態を示す模式図である。 図6Aの状態から肉球を取り外した状態を示している。 左前足の付け根の周辺を示す模式図である。 ロボット装置の頭部を示す模式図である。 耳320とその周辺を詳細に示す模式図である。 耳320の動きを説明するための模式図である。 ロボット装置に設けられた尻尾の外観を示す模式図である。 図9Aの状態から尻尾を取り外した状態を示す模式図である。 図7中の一点鎖線I-I’に沿った断面を示す模式図である。 ロボット装置の腹の部分を示す模式図である。 図11Aに示す状態からカバーを取り外した状態を示す模式図である。 カバーを取り外す様子を示す模式図である。 カバーを取り外す様子を示す模式図である。 カバーを取り外す様子を示す模式図である。 バッテリの構成を示す模式図である。 ロボット装置のフレームと、基板の配置を示す模式図である。 ロボット装置のフレームと、基板の配置を示す模式図である。 ロボット装置のフレームと、基板の配置を示す模式図である。 ロボット装置の胴体から頭部への回路基板の引き回しを示す模式図である。 ロボット装置の胴体から頭部への回路基板の引き回しを示す模式図である。 ネジと、ネジを隠すカバーを示す模式図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.関節部の構成
2.足を動かす機構
3.耳の構成
4.尻尾の構成
5.センサの構成、配置例
6.目の構成
7.収納部のカバー(蓋)の構成
8.バッテリの構成
9.フレーム、基板、配線の引き回しの構成
10.ネジを隠す構成
1.関節部の構成
図1は、ロボット装置1000の外観と、関節の回転軸を示す模式図である。ロボット装置1000は、サーボモータ等の電動モータにより駆動される4本の足100,110,120,130を備える。
図1に示すように、ロボット装置1000は、複数の関節部を備える。ここで、説明の便宜上、ロボット装置1000をその動きから右前足系統、左前足系統、右後足系統、左後足系統、本体(Body)系統、頭系統に分類することにする。右前足系統は、関節部102、関節部104、関節部106を有する。左前足系統は、関節部112、関節部114、関節部116を有する。右後足系統は、関節部122、関節部124、関節部126を有する。左後足系統は、関節部132、関節部134、関節部136を有する。また、本体系統は、関節部142を有する。頭系統は関節部152、関節部154、関節部156、関節部158を有する。これらの各系統は、胴体140に対して連結されている。なお、図1に示す各関節部は、電動モータにより駆動される主要な関節部を示している。ロボット装置1000は、図1に示す関節部の他にも、他の関節部の動きに従って従動的に動く関節部を有する。また、ロボット装置1000は、口、耳、尻尾などの複数の可動部を有し、これらの可動部も電動モータ等によって駆動される。
図1では、各関節部を円筒で示している。各関節部において、円筒の中心軸が関節部の回転軸に対応している。
本実施形態では、従前のロボット装置に対して、関節部の数を増やしている。頭系統では、関節部152が設けられていることにより、ロボット装置1000を正面から見た場合に、首を左右に傾ける動作が実現される。また、本体系統では、関節部142が設けられていることにより、ロボット装置1000を上から見た場合に、腰を左右に振る動きが実現される。これにより、ロボット装置1000による、今まで以上に多彩な動きを実現することが可能である。
各関節部は、サーボモータ等の電動モータ(以下、単にモータという)によって駆動される。なお、駆動源は特に限定されるものではない。各関節部のモータは、ギヤ機構、及びモータを駆動するためのマイクロコントローラとともに、1つのボックス(箱)に収められている。ボックスは、樹脂材料(プラスチックなど)から構成される。モータとギヤ機構を1つのボックスの中に収納して密閉することで、ロボット装置1000の静粛性を高めることが可能である。
モータ、ギヤ機構、マイクロコントローラを収納するボックスとして、2軸のボックスと1軸のボックスがある。後足系統を例に挙げると、関節部132と関節部134のモータ、ギヤ機構、マイクロコントローラは、1つのボックス200に収納されており、このボックス200は2軸の回転軸を構成する。一方、関節部136のモータ、ギヤ機構、マイクロコントローラは、1つのボックス210に収納されており、このボックス210は1軸の回転軸を構成する。
本実施形態では、特に2軸の回転軸を1つのボックス200に収納することで、球体の関節を実現することができる。また、2軸の回転軸を1つのボックスに収納することで、関節部に関わるスペースを抑制することができ、デザインを重視してロボット装置1000の形状を決定することが可能となる。
上述した右前足系統などの各系統は、各関節部が備えるマイクロコンピュータによって制御される。関部のうち、例えば頭系統の関部158は、電気的にブレーキがかかるように構成されている。電源オフ時などに関部158が自在に回転できるようになると、頭部が下に降りて、ユーザの手などに当たる可能性がある。関部158にブレーキをかけておくことで、このような事態を回避できる。ブレーキは、電源オフ時に関節部158のモータの回転により生じる起電力に基づいて、モータの回転を判定し、モータが回転しようとする方向と逆方向に駆動力を生じさせる方法により実現できる。
2.足を動かす機構
次に、左後足系統を例に挙げて、足の膝下を動かす機構について詳細に説明する。なお、他の足の構成も左後足系統と同様である。図2は、左後足130をロボット装置1000の左側面から見た状態を示す模式図である。左後足130は、アーム130a、アーム130b、アーム先端部130cから構成されている。アーム130aには、2軸の回転軸を有するボックス200と、1軸の回転軸を有するボックス210の双方が設けられている。
図3は、図2に示すアーム130aを覆うカバー302を取り外した状態を示しており、左足のアーム130aを図3中の矢印方向に回転させた状態を示している。なお、図3において、アーム130b、アーム先端部130cの図示は省略している。図3に示すように、2軸の回転軸を有するボックス200と、1軸の回転軸を有するボックス210がアーム130aに設けられている。ボックス200は回転軸132と回転軸134を備え、ボックス210は回転軸136を備える。左後足130を駆動するためのモータ等を備えるボックス200,210の全てを1つのアーム130aに集約して配置したことにより、他のアーム130bのスペースを別の機能のために使用することが可能となり、スペースの有効利用を図ることができる。また、アーム130aの胴体140との連結部131aに2軸の回転軸を有するボックス200を配置したことにより、連結部131の外装を球体に構成することが可能となる。
また、図4は、アーム先端部130cを駆動するための機構を示す模式図であって、図2に示す状態から、アーム130bに設けられたカバー300を外した状態を示している。アーム先端部130cはアーム130bに対して回転するが、その回転軸138にモータは設けられていない。その一方、図4に示すように、アーム130aとアーム130bが相対的に回転する回転軸136と、アーム130bとアーム先端部130cが相対的に回転する回転軸138との間は、リンク230によって連結されている。このため、アーム130aに対するアーム130bの回転に伴い、アーム先端部130cが回転する。
具体的に、回転軸136のボックス210に設けられたモータの駆動力によりアーム130aに対してアーム130bが回転した場合に、リンク230の上側の軸310の位置はアーム130aに対して移動しない。このため、例えばアーム130aに対してアーム130bが矢印A1方向に回転すると、アーム先端部10cはアーム10bに対して矢印A2方向に回転する。これにより、アーム10aに対してアーム10bが矢印A1方向に回転し、後足の膝を曲げる動作が行われると、足首に相当するアーム先端部10cが矢印A2方向に回転することになり、膝を曲げてしゃがむときの足首の動きが実現される。
また、このような機構により、例えば左後足を上に持ち上げて歩行する際に、アーム先端部130cが矢印A2方向に回転し、アーム先端部130cの先端が持ち上がるため、左足の先端が地面に引っかかることが抑制される。これにより、歩行時に足を持ち上げる量を抑えることができるため、スムーズで早い歩行を実現できる。
図5は、ロボット装置1000の左側面を示す模式図である。図5に示すように、アーム先端部130cには、足先130dが装着されている、足先130dは、アーム先端部130cに対して、回転軸139を回転中心として矢印A3方向に自由に回転可能とされている。足先130dは、不図示のバネにより、所定のストッパーの位置まで図5の反時計回り方向に付勢されている。これにより、ロボット装置1000が歩行する際に、足先130dが路面(床)の表面を的確に捉えることが可能である。
図6Aは、足先130dの裏側を下から見た状態を示す模式図である。足先130dの裏側には、肉球310、肉球312が設けられている。肉球310、肉球312は、いずれもゴム材から構成されており、荷重センサを内蔵している。肉球312は、取り外して交換可能とされている。図6Bは、図6Aの状態から肉球312を取り外した状態を示している。ユーザは、肉球312が摩耗した場合は、肉球312を取り外して新品と交換することが可能である。
また、肉球312を交換することで、肉球310と肉球312を異なる材質にしたり、肉球312に異なる機能を発揮させることができる。これにより、例えば床の材質等に応じた最適な機能の肉球312を装着することもできる。更に、異なる色の肉球312に交換することで、ユーザの好みの色に変更することもできる。
図6Cは、左前足110の付け根の周辺を示す模式図であって、ロボット装置1000の正面側から見た場合の断面を示している。図6Cに示すように、左前足110の付け根の回転軸112及び回転軸114は、2軸のボックス200に収納されている。ボックス200は、回転軸114が左足110に固定された状態で、左足110に収納されている。また、ボックス200は、回転軸112が胴体140(後述するフレーム400)に固定されることで、フレーム400に対して固定されている。
左足110のフレーム400と対向する部分は、上述のように球体の形状とされ、後述するフレーム402の凹状の領域402aと対向している。このような構成により、回転軸112及び回転軸114を駆動することで、フレーム400に対して左足110を自由に回転させることができる。なお、他の足も図6Cと同様に構成されている。
図6Cに示すように、回転軸114が駆動されると、足110が矢印A7の方向に駆動される。このとき、回転軸112との干渉を回避するため、足110の外装には回転軸112に対応する溝740が設けられている。溝740を設けたことにより、回転軸114の駆動により、足110を矢印A7の方向に回転させることができる。
一方、図6Cに示す状態から、足110が矢印A7方向に例えば90°以上回転すると、溝740がフレーム400と対向しない位置まで回転し、溝740が外観に露出する場合がある。この場合、溝740に異物が挟まる可能性がある。このため、図6Cに示すような球体のカバー750が設けられている。カバー750は、隣接する足110の形状に合わせて、球体とされている。このような構成により、2軸の一方の回転軸114の駆動により足110が自由に回転した場合に、他方の回転軸112の干渉を回避するための溝740が外部に露出することを回避できる。なお、足110の動きに応じてカバー750が移動するようにしても良い。また、カバー750を所定方向に付勢するばねを設け、カバー750が所定のストッパーに当接するようにしておいても良い。
3.耳の構成
図7は、ロボット装置1000の頭部150、特に顔を示す模式図である。ロボット装置1000には、耳320が設けられている。耳320は、モータの駆動力により回転軸322を回転中心として矢印A4方向に回転する。また、ロボット装置1000の耳320は、矢印A4方向に回転するとともに、回転軸324を回転中心として、正面から見てその先端が左右に開く方向(矢印A5方向)に駆動される。図7において、耳320が矢印A5方向に開く角度αを開き角と称する。
図8Aは、耳320とその周辺を詳細に示す模式図である。耳320は、内蔵されたモータの駆動により回転軸322を回転中心として矢印A4方向に回転する。図8Aに示すように、耳320は、回転軸324に対して回転可能とされている。また、耳320の根元には、頭部150に対して固定された斜行カム328が設けられている。耳320が回転軸322を回転中心として矢印A4方向に回転すると、耳320に設けられたカムフォロア326が斜行カム328上を摺動する。これにより、回転軸324を回転中心として耳320が矢印A5方向に回転する。
図8Bは、耳320の動きを説明するための模式図である。耳320の開き角αは、回転軸322を回転中心として耳320が回転する際に、耳320の先端がロボット装置1000の前方に回転するほど大きくなる。一例として、耳320の開き角αは、耳320の左右への開きが最も閉じている状態を0度とすると、最大28度まで開くことができる。図8Bに示すように、回転軸322周りの耳320の回転角が0~70°の範囲では、耳320の開き角は、基本的に0である。一方、カムフォロア326は斜行カム328に載っているため、回転軸322周りの耳320の回転角が0~70°の範囲であっても、ユーザが耳320に手を触れて耳320の先端が開く方向に動かすと、開き角αが0~28度の自由可動域の範囲で耳320は自在に開くことができる。換言すれば、回転軸322周りの耳320の回転角が0~70°の場合、斜行カム328からカムフォロア326が離れることにより、回転軸324を回転中心として、耳320は自由可動域の範囲で矢印A5方向に回転できる。
耳320が回転軸324を回転中心として回転する場合に、開き角αが28度に達すると、耳320が所定のメカストッパーに当たり、耳320はそれ以上開くことができない。回転軸322周りの耳320の回転角が0~70°の範囲では、カムフォロア326が斜行カム328に当接している状態から、カムフォロア326が斜行カム328から離れ、耳320が上述のメカストッパーに当接するまでの範囲が自由可動域になる。
一方、図8Bに示すように、回転軸322周りの回転角が0~-95度の範囲では、回転角が小さくなるほどカムフォロア326が斜行カム326に沿って上昇し、耳320の開き角αが大きくなる。このため、耳320が開く方向の自由可動域は小さくなる。そして、回転軸322周りの回転角が-95度になると、耳320の開き角は28度となり、自由可動域は0となる。
以上のように、耳320の回転軸322周りの回転角に応じて耳320の開き角αを変化させることで、耳320の動きにより現実味を持たせることができるとともに、ロボット装置1000の感情表現をより豊かにすることができる。また、耳320が開いていない場合においても、耳320の開き方向に自由可動域を設けることで、ユーザが耳320に触った場合に耳320が開くことができ、耳320の動きにより現実味を持たせることができる。
4.尻尾の構成
図9Aは、ロボット装置1000に設けられた尻尾330の外観を示す模式図である。また、図9Bは、図9Aの状態から尻尾330を取り外した状態を示す模式図である。尻尾330は、尻尾取付部340に装着されている。尻尾取付部340は、モータの駆動により矢印A6方向に回転する。尻尾330は、シリコンゴムで構成され、根元よりも先端側が太くなっている。尻尾330の根元には、尻尾取付部340に挿入される穴が設けられている。尻尾330は、尻尾取付部340に挿入される穴が形成されていない領域では、中実とされている。このように、尻尾330をシリコンゴムから構成し、根元よりも先端側を太くし、中実に構成したことで、先端側が重くなっている。このため、尻尾取付部340が矢印A6方向に駆動されると、尻尾330が適度に振動する。また、ロボット装置1000が歩行した際にも、尻尾330は適度に振動する。尻尾330が適度に振動することで、ユーザは、ロボット装置1000に対する親近感、愛着を持つことができる。
5.センサの構成、配置例
ロボット装置1000は、各種センサを備えている。図5に示す、ロボット装置1000の背中344には、広範囲に渡り感圧センサと静電センサが設けられている。感圧センサとして、数十グラム~数千グラム程度の荷重を検出可能なものが配置されている。静電センサと感圧センサを共に背中344に設けることで、ユーザが背中344を撫でたり、叩いたりした場合に、ユーザの動作を確実に検出することができる。
特に、静電センサと感圧センサを併用することで、誤検出の発生を抑制することが可能である。例えば、ロボット装置1000が歩行している場合に、振動を検知することで感圧センサがユーザの手を誤検知してしまう可能性がある。このような場合、静電センサにより手が検知されていなければ、感圧センサの反応を無視することが可能である。ロボット装置1000が静止している場合は、感圧センサによる誤検知の可能性は低いため、静電センサを用いることなく、感圧センサによる検知のみに基づいてユーザの手を検出しても良い。
ロボット装置1000の背中に配置された感圧センサと静電センサは、いずれも背中344のカバー344aの内側に内蔵されている。感圧センサ及び静電センサの外側に配置されたカバー344aの表面には、シリコンゴムからなる被覆が設けられている。この被覆には、網目状の微細な模様が設けられている。このような構成により、ユーザが背中に触った場合に「サラサラ感」を与えることができ、触感を良好にすることが可能となる。これにより、ユーザとロボット装置1000とのインタラクションにおいて、ユーザがロボット装置1000により触りたくなるような触感を与えることができ、ユーザの感情をより良く伝えることができる。
図7において、頭頂部から鼻に至る一点鎖線で囲んだ領域352には、静電センサが内蔵されている。また、図17に示すように、顎の一点鎖線で囲んだ領域354にも、静電センサが内蔵されている。このため、頭頂部から鼻に至る領域352、または顎の領域354をユーザが撫でたりした場合も、ユーザの動作を確実に検出することができる。
ロボット装置1000は、ユーザに撫でられると、その動作を報酬として認識することができる。これにより、ロボット装置1000が、撫でられる前に行った直前の動作をより多く行うことも可能である。
図7に示すように、ロボット装置1000の鼻には、カメラ700が装着されている。また、図9A及び図9Bに示すように、ロボット装置1000の背中にも、尻尾330の前側にカメラ710が装着されている。ロボット装置1000は、カメラ700,710により周辺を撮像することで、周辺の人や物体を認識することができる。
また、ロボット装置1000の鼻の周囲には、人感センサ、PSD(Position
Sensitive Detector)が設けられている。例えば、人感センサは、5m先までの人の温度を検知することができる。ロボット装置1000は、これらのセンサによりユーザを検知することができる。更に、ロボット装置1000は、照度を検出する照度センサも備えている。
また、ロボット装置1000は、胴体と頭にジャイロセンサ(加速度センサ)を備えている。これにより、ロボット装置1000は、自身の姿勢を検知することができる。更に、ロボット装置1000は、ジャイロセンサにより、落下の検知、ユーザによる抱き上げの検知も行うことができる。
ロボット装置1000の頭部には、マイクロフォンが5か所に埋め込まれており、各マイクロフォンの位置に対応して、頭部の外装には孔が設けられている。具体的に、左右2箇所ずつにマイクロフォンが内蔵され、残りのマイクロフォンは後頭部に内蔵されている。一般的に、3つのマイクロフォンから音を取得することで、音源の位置を推測することが可能である。
例えば、ロボット装置1000の右側から声がかかると、ロボット装置1000の頭部が右に向くように頭系統の関節部152、関節部154、関節部156、関節部158が制御される。マイクロフォンを頭部に埋め込むことで、頭部の自然な動きを実現することができる。
6.目の構成
図7に示すロボット装置1000の目350は、ロボット装置1000の動作に応じて、様々な動きや表示を行うように構成されている。このため、ロボット装置1000は、左右のそれぞれの目350に自発光型の表示装置(OLED)352を備えている。図10は、図7中の一点鎖線I-I’に沿った断面を示す模式図である。図10に示すように、ロボット装置1000の目350は、OLED352、レンズ354、カバーガラス356を有して構成されている。
OLED352、レンズ354、カバーガラス356は、左右の目350のそれぞれに設けられている。平面的な表示装置を左右の目に共通に設けた場合、両目が平面的な配置となってしまい、両目を立体的に構成することができなくなる。本実施形態では、左右の目350のそれぞれに個別にOLED352を設けたことにより、左右の目350の向きを最適に配置することができ、左右の目350を立体的に構成することができる。
OLED352は、目350の瞬き、白目、黒目、黒目の動きなど、目350に関する表示を行う。レンズ354は、OLED352の表示を拡大し、OLED352の表示に広がりが出るように光を屈折させる。
レンズ354は、表側の面が凸状の曲面で構成されており、OLED352の表示は曲面で反射する。これにより、眼球の球体が表現されている。図10に示すように、レンズ354の厚さは、中央ほどが厚く、周辺ほど薄く構成されている。中央と周辺でレンズ354の厚さを変えることで、レンズ354の表面と裏面で曲率が異なることになり、レンズ効果を生じさせることができる。また、ユーザが目350を見た場合に、上述のような表示の広がりを出すことが可能となる。また、OLED352の前面が埋まるように隙間無くレンズ354を配置すると、レンズ効果が強くなりすぎてしまうが、レンズ354とOLED352の間に空間を設けていることで、レンズ効果を適正にすることが可能となる。
OLED352による表示は平面的であるが、レンズ354の曲面に座標変換をすることで、球体の所望の位置に表示が行われる。従って、レンズ354上でのピッチ角、ヨー角を制御することで、黒目の位置をユーザに向けるような制御も可能となる。
カバーガラス356は、厚さが均一な、透明な樹脂材料等から構成されている。カバーガラス356の表面は、隣接するロボット装置1000の頭部の表面と連続する曲面を構成している。これにより、ユーザが目350とその周辺を触った場合においても、ユーザが段差を感じることがなく、違和感が生じることを抑制できる。
7.カバー(蓋)の構成
図11Aは、ロボット装置1000の腹の部分を示す模式図である。ロボット装置1000の腹には、充電ステーションと接触して給電を受けるための接触端子360,362,364が設けられている。接触端子360,362,364の後ろ側には、例えばバッテリ380を収納することができ、バッテリ380はカバー370を取り外すことにより外部に露出する。また、カバー370を取り外すことにより、ユーザは、各種端子や操作キーにアクセスすることが可能となる。図11Bは、図11Aに示す状態からカバー370を取り外した状態を示す模式図である。
図12A、図12B、図12Cは、カバー370を取り外す様子を示す模式図である。一般的な電気製品とは異なり、カバー370には爪を引っかけて取り外すような構造は設けられていない。カバー370を取り外す際には、先ず、図12Aに示すように、カバー370の後足側の端部を指で押す。これにより、図12Bに示すように、カバー370の前側の端部が持ち上がる。従って、図12Cに示すように、カバー370の前側の端部を引き上げることで、カバー370を取り外すことができる。
8.バッテリの構成
図13は、バッテリ380の構成を示す模式図である。図13に示すように、バッテリ380は、略直方体形状を成し、直方体の6つの辺のうちの2つが曲面から構成されている。バッテリ380は、ロボット装置1000と電気的に接続される6つの端子380aを備えている。6つの端子380aを設けたことにより、扱う電力量が大きいロボット装置1000に対しても、確実に電力を供給することが可能である。
また、バッテリ380の対向する2つの面382,384には、矩形の凹み386,388が設けられている。凹み386,388は、2つの面382,384の対向する位置に設けられている。これにより、例えば人差し指と親指で凹み386,388を掴むことができ、バッテリ380のロボット装置1000への着脱を容易に行うことができる。
また、バッテリの面35には、凹み390が形成されることにより、立壁392が設けられている。これにより、立壁392に指をかけてロボット装置1000からバッテリ380を取り外すことも可能となる。
6つの端子380aの先端には、配置凹部394が形成されている。配置凹部394は、6つの端子380aと、各端子380aに接続されるロボット装置1000側の接続端子との接続方向に開口されている。配置凹部394は、配置凹部形成面396,398により形成されている。配置凹部形成部396,398の少なくとも一部は、配置凹部394が開口する方向において、端子380aから離隔するに従って配置凹部394の開口面積が大きくなる傾斜面として形成されている。なお、バッテリ380の筐体は、例えば上ケースと下ケースが上下で結合されて構成される。筐体の収容空間には複数のセル、セルを分離して配置するためのセパレータ、セルに接続される接続板金、回路基板等が配置されている。バッテリ380の基本的な構成は、例えば特許第6191795号に記載されたバッテリと同様に構成することができる。
9.フレーム、基板、配線の引き回しの構成
図14~図16は、ロボット装置1000のフレーム400と、基板500の配置を示す模式図である。一例として、フレーム400はマグネシウムダイキャストから構成され、主に4つの部品402,404,406,408から構成されている。図14~図16は、同一のフレーム400について、見る方向を変えて示しているが、図15及び図16では、部品406,408の図示を省略している。
部品402,404のそれぞれには、凹状の領域402a,404aが形成されており、領域402a,404aのそれぞれには、左前足の関節部112,114、右前足の関節部102,104が連結される。また、部品408にも凹部408aが配置されており、凹部408aには、右後足120の関節部122,124が連結される。部品406にも、部品408と同様に、左後足130の関節部132,134が連結される凹部が設けられている。フレーム406,408は、関節部142のモータの駆動力により、鉛直方向の回転軸を回転中心として、フレーム402,404に対して回転する。これにより、上述したように、ロボット装置1000を上から見た場合に、腰を左右に振る動きが実現される。
フレーム400をマグネシウムダイキャストから構成したことにより、板金で構成した場合に比べてロボット装置1000の剛性をより高めることができる。
図14~図16に示すように、フレーム400には、回路基板500,502,504,506,509が配置されている。フレーム400に対して回路基板500,502,504,506,509を分散して配置したことにより、放熱効果を向上することができる。
また、通常、ロボット装置1000のフレームは、箱状の筐体から構成される場合が多いが、本実施形態では、箱状の筐体ではなく、マグネシウムダイキャストの部品402,404,406,408からフレームを構成するため、回路基板500,502,504,506,509の配置の自由度を大幅に高めることができる。
また、図17及び図18は、ロボット装置1000の胴体から頭部への回路基板510の引き回しを示す模式図である。図17に示すように、ロボット装置1000の胴体140と頭部150を接続する回路基板510は、関節部156と関節部158を連結するアーム170に沿って設けられている。回路基板510は、頭部150が胴体140に対して動くため、フレキシブル基板(FPC)から構成されることが望ましい。図18に示すように、回路基板510は2つの回路基板512,514に分離されており、頭部150に設けられた別の回路基板に接続される。
ロボット装置1000のメインとなる回路基板は胴体側に設けられている。一方、頭部150には各種センサや目の表示装置等が集中しているため、比較的配線本数の多い回路基板510が用いられる。
10.ネジを隠す構成
ロボット装置1000は、組み立ての際にネジが用いられているが、各ネジは外観に露出しないように全て隠されている。このため、全てのネジは、外装のカバーの内部に配置されている。図19は、ネジ600と、ネジ600を覆うカバー610を示す模式図である。ネジ600及びカバー610は、外装の任意のカバーを外すと出現する。図19に示すカバー610は、ネジ600を隠すとともに、ネジ600の緩みを防止する機能を有する。
図19に示すように、ネジ600の頭の側面には凹凸部602が形成されている。カバー610には、ネジ600の頭が挿入される孔612が設けられ、孔612の内周にはネジ600の頭の外周の凹凸部602に対応する凹凸部614が設けられている。
また、ネジ600の周囲の外装には、凹部620が形成されている。カバー610には、凹部620に対応する凸部616が設けられている。これにより、カバー610をネジ600に被せると、ネジ600の頭の凹凸部602にカバー610の凹凸部614が嵌るとともに、外装の凹部620にカバー610の凸部616が嵌る。これにより、ネジ600の緩みを抑えることができる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1) 胴体に対して連結される頭部と、
前記胴体に対して連結される前側左右及び後側左右の4本の足部と、
前記頭部を左右に傾斜させる第1の関部と、
前記胴体に対して後側左右の一方の前記足部を前側に回転し、他方を後側に回転する第2の関節部と、
を備える、ロボット装置。
(2) 前記胴体側と前記足部との連結部には、前記足部を前後方向と左右方向に回転させる2軸の回転軸が設けられ、前記2軸の回転軸が1つのボックスに収納される、前記(1)に記載のロボット装置。
(3) 前記足部の外装には、前記2軸の回転軸の一方の駆動による、前記2軸の回転軸の他方の干渉を回避する溝が設けられ、
前記溝を覆うカバーを備える、前記(2)に記載のロボット装置。
(4) 前記足部は複数の回転軸を備え、前記胴体側と前記足部との連結部に設けられた2軸の前記回転軸と、前記連結部の直下に位置する回転軸とが、前記足部を構成する1つのアームに設けられた、前記(1)~(3)のいずれかに記載のロボット装置。
(5) 前記足部は複数の関節部を備え、任意の関節部に対して他の関節部がリンクを介して接続され、前記任意の関節部の駆動力を受けて前記他の関節部が連動して動く、前記(1)~(4)のいずれかに記載のロボット装置。
(6) 前記任意の関節部は膝に相当する関節部であり、前記他の関節部は足首に相当する関部である、前記(5)に記載のロボット装置。
(7) 前記頭部に設けられた耳を備え、
前記耳の先端が前後方向に回転する、前記(1)~(6)のいずれかに記載のロボット装置。
(8) 前記耳の先端が前後に回転しながら左右に開く、前記(7)に記載のロボット装置。
(9) 前記耳の開く角度は、前記耳が前側に回転するほど大きくなる、前記(8)に記載のロボット装置。
(10) 前記胴体に対して回転駆動される尻尾を備える、前記(1)~(9)のいずれかに記載のロボット装置。
(11) 前記尻尾は、シリコンゴムから構成され、前記胴体側の根元から先端に向けて太くなる、前記(10)に記載のロボット装置。
(12) 前記胴体又は前記頭部にユーザが触れたことを検知するセンサを備える、前記(1)~(11)のいずれかに記載のロボット装置。
(13) 前記センサは、感圧センサと静電センサの組み合わせによって構成される、前記(12)に記載のロボット装置。
(14) 前記頭部に目を備え、
前記目は、表示装置と前記表示装置よりも外側に配置されたレンズとを有し、
前記表示装置は、両目のそれぞれに個別に設けられた、前記(1)~(13)のいずれかに記載のロボット装置。
(15) 前記レンズは、前記表示装置の中央に対応する位置と前記表示装置の周辺に対応する位置とで厚さが異なる、前記(14)に記載のロボット装置。
(16) 充電ステーションと電気的に接続される充電端子を備える、前記(1)~(15)のいずれかに記載のロボット装置。
(17) 着脱可能なバッテリを備える、前記(1)~(16)のいずれかに記載のロボット装置。
(18) 前記バッテリは、第1の面と、前記第1の面の反対側の第2の面とを有し、
前記第1の面と前記第2の面の対応する位置に矩形状の凹みが形成された、前記(17)に記載のロボット装置。
(19) 前記バッテリは、2つの面が接続される稜線に隣接して形成された凹みを有し、前記凹みによって前記稜線に立壁が形成された、前記(17)又は(18)に記載のロボット装置。
(20) 前記バッテリが収納される収納部と、
前記収納部を塞ぐ蓋と、を備え、
前記蓋の端部が押されると、前記端部の反対側が持ち上がり、前記蓋が取り外し可能になる、前記(17)~(19)のいずれかに記載のロボット装置。
(21) 前記胴体を構成するマグネシウムダイキャストのフレームを備える、前記(1)~(20)のいずれかに記載のロボット装置。
(22) 前記フレームは、左右方向に分割される複数の部品から構成される、前記(21)に記載のロボット装置。
(23) 前記フレームに複数の回路基板が配置された、前記(21)又は(22)に記載のロボット装置。
(24) 前記胴体と前記頭部を連結するアームを備え、
前記アームに沿って配線が設けられた、前記(1)~(24)のいずれかに記載のロボット装置。
100,110,120,130 足
102,104,106,112,114,116,122,124,126,132,134,136,142,152,154,156,158 関節部
140 胴体
150 頭部
1000 ロボット装置

Claims (18)

  1. 胴体に対して連結される頭部と、
    前記胴体に対して連結される前側左右及び後側左右の4本の足部と、
    前記頭部を左右に傾斜させる第1の関部と、
    前記胴体に対して後側左右の一方の前記足部を前側に回転し、他方を後側に回転する第2の関節部と、
    を備え
    前記胴体側と前記足部との連結部には、前記足部を前後方向と左右方向に回転させる2軸の回転軸が設けられ、前記2軸の回転軸が1つのボックスに収納され、
    前記足部の外装には、前記2軸の回転軸の一方の駆動による、前記2軸の回転軸の他方の干渉を回避する溝が設けられ、
    前記溝を覆うカバーを備える、
    ロボット装置。
  2. 前記足部は複数の回転軸を備え、前記胴体側と前記足部との連結部に設けられた2軸の前記回転軸と、前記連結部の直下に位置する回転軸とが、前記足部を構成する1つのアームに設けられた、請求項1に記載のロボット装置。
  3. 前記足部は複数の関節部を備え、任意の関節部に対して他の関節部がリンクを介して接続され、前記任意の関節部の駆動力を受けて前記他の関節部が連動して動く、請求項1に記載のロボット装置。
  4. 前記任意の関節部は膝に相当する関節部であり、前記他の関節部は足首に相当する関部である、請求項に記載のロボット装置。
  5. 前記頭部に設けられた耳を備え、
    前記耳の先端が前後方向に回転する、請求項1に記載のロボット装置。
  6. 前記耳の先端が前後に回転しながら左右に開く、請求項に記載のロボット装置。
  7. 前記胴体に対して回転駆動される尻尾を備える、請求項1に記載のロボット装置。
  8. 前記胴体又は前記頭部にユーザが触れたことを検知するセンサを備える、請求項1に記載のロボット装置。
  9. 前記頭部に目を備え、
    前記目は、表示装置と前記表示装置よりも外側に配置されたレンズとを有し、
    前記表示装置は、両目のそれぞれに個別に設けられた、請求項1に記載のロボット装置。
  10. 前記レンズは、前記表示装置の中央に対応する位置と前記表示装置の周辺に対応する位置とで厚さが異なる、請求項に記載のロボット装置。
  11. 充電ステーションと電気的に接続される充電端子を備える、請求項1に記載のロボット装置。
  12. 着脱可能なバッテリを備える、請求項1に記載のロボット装置。
  13. 前記バッテリは、第1の面と、前記第1の面の反対側の第2の面とを有し、
    前記第1の面と前記第2の面の対応する位置に矩形状の凹みが形成された、請求項12に記載のロボット装置。
  14. 前記バッテリは、2つの面が接続される稜線に隣接して形成された凹みを有し、前記凹みによって前記稜線に立壁が形成された、請求項12に記載のロボット装置。
  15. 前記胴体を構成するマグネシウムダイキャストのフレームを備える、請求項1に記載のロボット装置。
  16. 前記フレームは、左右方向に分割される複数の部品から構成される、請求項15に記載のロボット装置。
  17. 前記フレームに複数の回路基板が配置された、請求項15に記載のロボット装置。
  18. 前記胴体と前記頭部を連結するアームを備え、
    前記アームに沿って配線が設けられた、請求項1に記載のロボット装置。
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