JP7180404B2 - 窓開閉装置及び開閉窓 - Google Patents
窓開閉装置及び開閉窓 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7180404B2 JP7180404B2 JP2019009054A JP2019009054A JP7180404B2 JP 7180404 B2 JP7180404 B2 JP 7180404B2 JP 2019009054 A JP2019009054 A JP 2019009054A JP 2019009054 A JP2019009054 A JP 2019009054A JP 7180404 B2 JP7180404 B2 JP 7180404B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window
- opening
- closing
- attached
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
Description
この窓開閉装置は、前記窓枠から室内側へ突出する本体部分を有する。すなわち、前記本体部分として、特許文献1は本体10及び金属製補強部材11からなるケーシング、特許文献2は基台16及びカバー9、特許文献3は基体2及びカバーGを備える。
特許文献4では、ウォーム及びウォームホイールの代わりに、はすば歯車36,43、棒状ねじ50、及び移動プレート51等を備える。
また、特許文献5では、ウォーム及びウォームホイールの代わりに、傘歯車11,12、ねじ軸体13、及び移動ナット体14等を備える。
特許文献6では、ウォームホイール(ホイールギア25)を小径のものとしてラックギア27と組み合わせるラックアンドピニオン機構を採用している。
特許文献4ないし6のような従来の窓開閉装置は、室内側から視認される部分がすっきりとした滑らかな外観になる。しかしながら、構造が複雑で部品点数が多いため製造コストが嵩むとともに、特許文献1ないし3のような従来の窓開閉装置よりも強度面で劣る。
〔1〕窓枠に取り付けられた障子が室外側へ開く開閉窓に用いる、前記障子を開閉する窓開閉装置において、
前記窓開閉装置は、
基体と、
前記基体に支持されて略室内外方向に延びる、駆動軸と同軸のウォームと、
前記ウォームに噛み合い、前記基体に支持されて垂直軸芯又は水平軸芯まわりに揺動するウォームホイールと、
前記ウォームホイールと一体で揺動する、室外方向水平面内又は室外方向垂直面内に延びる揺動アームと、
前記揺動アームと前記障子とを連結する連結アームと、
前記駆動軸に取り付けるオペレータハンドルと、
を含み、
前記窓枠の取付部に対して、前記基体を室外側から取り付け可能な取付部を前記基体に備え、
前記窓枠の取付部に前記基体の取付部を取り付けた状態で、前記基体は前記窓枠内に収容され、
前記基体を前記窓枠に取り付けた状態で、前記オペレータハンドルは、室内側から前記駆動軸にワンタッチ操作で着脱できるとともに、
前記オペレータハンドルを前記駆動軸から外した状態で、前記駆動軸まわりの開口部を塞ぐ目隠しカバーを備えてなることを特徴とする、
窓開閉装置。
前記〔1〕に記載の窓開閉装置を備えた開閉窓。
(2)窓開閉装置の機構は、従来の棒状ねじ、ねじ軸体やラックギア等を用いた機構のように構造が複雑で部品点数が多いものと比較して、ウォーム及びウォームホイールを用いた構造が簡単で部品点数が少ないものである。よって、窓開閉装置の製造コストの上昇及び強度面の低下を抑制できる。
(3)窓開閉装置の駆動軸に対し、オペレータハンドルをワンタッチ操作で着脱できるようにしたものでは、障子を少し開いて換気をしている状態でオペレータハンドルを外しておけば、室外側から障子を開ける操作をすることができない。よって、防犯性を向上できる。
(4)障子を少し開いた状態や障子を閉じた状態等においてオペレータハンドルを外しておけば、室内側から障子を開ける操作をすることができない。よって、子供や高齢者による室内側からの誤操作を防止できる。
(5)オペレータハンドルを駆動軸から外した状態で、駆動軸まわりの開口部を塞ぐ目隠しカバーを備えたものでは、オペレータハンドルを外した状態で駆動軸まわりの開口部を塞ぐことができる。それにより、オペレータハンドルを外した状態で、室内側から視認される部分をよりすっきりとした滑らかな外観にすることができる。
なお、本明細書においては、室内側(図中符号ID)から室外側(図中符号OD)へ向かう方向の前側を前、後側を後とし、左右は前方に向かっていうものとし、室内側から見た図を正面図とする。
窓開閉装置1のオペレータハンドル8を操作することにより、図1のように障子Cを閉じた状態と、図2のように障子Cを全開にした状態との間で、障子Cを任意の位置で止めることができる。
図4の要部拡大斜視図に示すオペレータハンドル8を外して目隠しカバーHを図5の要部拡大斜視図及び図6の縦断面右側面図に示すように装着することにより、オペレータハンドル8の先端部が挿通される通孔である開口部13A(図1及び図6参照)を塞ぐことができる。それにより、オペレータハンドル8を外した状態で室内側IDから視認される部分を、よりすっきりとした滑らかな外観にすることができる。
それにより室外側ODから障子Cを開ける操作をすることができないので、防犯性を向上できる。
図1及び図2の横断面平面図、並びに図6の縦断面右側面図、並びに図7の斜視図及び図8の基体2を横断面にして示す分解斜視図を参照する。
オペレータハンドル8を回転することにより、そのトルクが駆動軸3及びウォーム4を介して、ウォームホイール5に伝達される。それにより、揺動アーム6及び連結アーム7を介して障子Cが開閉する。
オペレータユニットIは、基体2、駆動軸3と同軸のウォーム4、ウォームホイール5、揺動アーム6等からなり、連結アームユニットJは、連結アーム7及び障子側金具Fからなる。
基体2の通孔2D、ウォームホイール5の中心孔5B及び揺動アーム6の中心孔6Cにローレット付きシャフト10を圧入する。それにより、ウォームホイール5及び揺動アーム6は、垂直軸芯Vまわりに揺動可能に基体2により支持される。
オペレータハンドル8の六角孔8A及び駆動軸3の六角軸3Aの凹凸嵌合構造により、前記のとおり、オペレータハンドル8は、室内側IDからワンタッチ操作で着脱できる。
前記組立体の全体に対して焼入れを行うことにより、ウォームホイール5及び揺動アーム6を別々に焼入れするよりも大幅にコストダウンできる。
その上、リベット11,11も焼き入れされることから前記組立体の強度を向上できるので、ウォームホイール5及び揺動アーム6が強固に一体化される。
その上、ウォームホイール5及び揺動アーム6が強固に一体化されていることから、ウォームホイール5と揺動アーム6のガタツキを抑えて信頼性を向上できるとともに、ウォームホイール5の垂直軸芯Vを金属製の基体に対してリベット止めする必要はないので前記組立体の合成樹脂製の基体2への取付けが容易になる。
窓枠BへのオペレータユニットIの取付けは、窓ステーG,G及び障子Cを窓枠Bに取り付ける前に行う。
なお、オペレータユニットIを構成する、図8に示す駆動軸3及びウォーム4とガイド部材9は、基体2を窓枠B(下枠12)に取り付けた後に、基体2に取り付けてもよい。
オペレータユニットIの揺動アーム6と連結アームユニットFの連結アーム7との連結は、前記のとおり、揺動アーム6の先端部6Bに連結アーム7の基端部7Aをリベット等を用いて枢結することにより行う。
したがって、本発明の窓開閉装置は、それが適用される開閉窓の構成に応じて、下枠ではなく上枠や縦枠に取り付けられる。
窓開閉装置が縦枠に取り付けられる場合は、ウォームホイールは水平軸芯まわりに揺動し、ウォームホイールと一体で揺動する揺動アームは、室外方向垂直面内に延びる。
C 障子 D,E 取付部
F 障子側金具 G 窓ステー
H 目隠しカバー I オペレータユニット
ID 室内側 J 連結アームユニット
OD 室外側 V 垂直軸芯
1 窓開閉装置 2 基体
2A 開口部 2B 螺孔
2C 支持孔 2D 通孔
2E 取付孔 3 駆動軸
3A 六角軸 3B,3C 丸軸
4 ウォーム 5 ウォームホイール
5A 歯部 5B 中心孔
5C 通孔 6 揺動アーム
6A 基端部 6B 先端部
6C 中心孔 6D 通孔
7 連結アーム 7A 基端部
7B 先端部 8 オペレータハンドル
8A 六角孔 9 ガイド部材
9A ねじ部 9B 通孔
10 ローレット付きシャフト 11 リベット
12 下枠 12A 開口部
12B 螺孔 13 開口部カバー
13A 通孔(開口部) 14 取付ねじ
Claims (2)
- 窓枠に取り付けられた障子が室外側へ開く開閉窓に用いる、前記障子を開閉する窓開閉装置において、
前記窓開閉装置は、
基体と、
前記基体に支持されて略室内外方向に延びる、駆動軸と同軸のウォームと、
前記ウォームに噛み合い、前記基体に支持されて垂直軸芯又は水平軸芯まわりに揺動するウォームホイールと、
前記ウォームホイールと一体で揺動する、室外方向水平面内又は室外方向垂直面内に延びる揺動アームと、
前記揺動アームと前記障子とを連結する連結アームと、
前記駆動軸に取り付けるオペレータハンドルと、
を含み、
前記窓枠の取付部に対して、前記基体を室外側から取り付け可能な取付部を前記基体に備え、
前記窓枠の取付部に前記基体の取付部を取り付けた状態で、前記基体は前記窓枠内に収容され、
前記基体を前記窓枠に取り付けた状態で、前記オペレータハンドルは、室内側から前記駆動軸にワンタッチ操作で着脱できるとともに、
前記オペレータハンドルを前記駆動軸から外した状態で、前記駆動軸まわりの開口部を塞ぐ目隠しカバーを備えてなることを特徴とする、
窓開閉装置。 - 窓枠に取り付けられた障子が室外側へ開く開閉窓であって、
請求項1に記載の窓開閉装置を備えた開閉窓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019009054A JP7180404B2 (ja) | 2019-01-23 | 2019-01-23 | 窓開閉装置及び開閉窓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019009054A JP7180404B2 (ja) | 2019-01-23 | 2019-01-23 | 窓開閉装置及び開閉窓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020117918A JP2020117918A (ja) | 2020-08-06 |
JP7180404B2 true JP7180404B2 (ja) | 2022-11-30 |
Family
ID=71891871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019009054A Active JP7180404B2 (ja) | 2019-01-23 | 2019-01-23 | 窓開閉装置及び開閉窓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7180404B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115559458A (zh) * | 2021-07-22 | 2023-01-03 | 张春 | 一种隐框式的建筑幕墙 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3715794B2 (ja) | 1998-09-08 | 2005-11-16 | キヤノン株式会社 | 画像読み取り装置及び画像読み取り装置の制御方法 |
JP2010144461A (ja) | 2008-12-19 | 2010-07-01 | Oiles Eco Corp | 窓開閉装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0539177Y2 (ja) * | 1987-05-19 | 1993-10-04 | ||
JPH0711273Y2 (ja) * | 1990-07-11 | 1995-03-15 | 株式会社中西エンジニアリング | 開き窓の開閉装置 |
JP3793883B2 (ja) * | 1996-08-08 | 2006-07-05 | 和明 安藤 | 段窓の同調開閉装置 |
JPH11223067A (ja) * | 1998-02-06 | 1999-08-17 | Nakanishi Metal Works Co Ltd | 窓開閉装置 |
-
2019
- 2019-01-23 JP JP2019009054A patent/JP7180404B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3715794B2 (ja) | 1998-09-08 | 2005-11-16 | キヤノン株式会社 | 画像読み取り装置及び画像読み取り装置の制御方法 |
JP2010144461A (ja) | 2008-12-19 | 2010-07-01 | Oiles Eco Corp | 窓開閉装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020117918A (ja) | 2020-08-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7543863B2 (en) | Low profile door handle assembly | |
US5161419A (en) | Power window actuator | |
CN107386862A (zh) | 具有铰接连杆机构的动力摆门致动器 | |
JP7180404B2 (ja) | 窓開閉装置及び開閉窓 | |
DE19907683A1 (de) | Türinnenbetätigung für Automobile | |
US5140771A (en) | Power window actuator | |
CA2461224A1 (en) | Combination folding crank handle and lock | |
JP5470870B2 (ja) | 窓開閉装置 | |
AU2016238980B2 (en) | Adjustable Operator Worm Gear Drive with Robust Bearing Surfaces | |
CA2452454A1 (en) | Portal covering device having a handle based drive mechanism | |
CN207499651U (zh) | 一种汽车慢回摆隐藏式外拉手 | |
JP2018135633A (ja) | 窓開閉装置及び開閉窓 | |
JP6950366B2 (ja) | 歯車とアームの組立体の製造方法、並びに窓開閉装置及び開閉窓 | |
JP5798367B2 (ja) | 窓開閉装置 | |
KR100691211B1 (ko) | 인사이드 핸들 모듈 | |
AU2004267227A1 (en) | Safety button | |
JP6254482B2 (ja) | 回転駆動機構 | |
CN218623719U (zh) | 一种传动器 | |
JP6890358B1 (ja) | ドアの引き開け装置 | |
EP3686380B1 (de) | Steuerungseinheit für ein elektronisches schloss und elektronisches schloss | |
CN2280758Y (zh) | 门窗驱动机构 | |
JP2010133510A (ja) | ギヤボックス | |
CN113969713A (zh) | 一种隐藏式门把手旋转伸出式结构 | |
JP2676309B2 (ja) | 引戸框のロック装置 | |
JPH0673948A (ja) | 窓開閉装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210712 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220502 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220627 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221018 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221031 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7180404 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |