JP7176500B2 - 変速制御装置 - Google Patents
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Description
図1は、車両の変速機41を制御する変速制御装置10を示している。変速機41は、有段式の自動変速機、または、変速比を無段階に調整する無段変速機である。変速制御装置10は、車両の運転者による操作を受け付ける操作部20を備えている。変速制御装置10は、操作部20の操作態様に基づいて変速機41のシフトレンジを変更する制御装置30を備えている。すなわち、変速制御装置10は、操作部20の操作によって、変速機41のシフトレンジを選択することができる。
図2に示すように、ノブ22は、ノブ22をパネル21側に押し込む押下操作が可能である。図2には、パネル21側に押し込まれたノブ22を実線で示し、押下操作が行われていないノブ22を二点鎖線で示している。さらにノブ22は、押下操作によってノブ22が変位する方向に沿った軸線を回転軸として、パネル21側に押し込まれた状態のノブ22を回転させる回転操作が可能である。
制御部31は、レンジ変更処理を実施する。詳細は後述するが、レンジ変更処理では、操作部20の操作を検知することで運転者によって選択されたシフトレンジを特定し、選択されたシフトレンジに応じて変速機41が制御される。制御部31は、ノブ22がN位置にあることを示す信号が入力されると、ノブ22がN位置に保持されている時間としてN保持時間T1の計測を開始する。ノブ22がN位置から離れると、制御部31は、N保持時間T1を「0」に初期化する。制御部31は、ノブ22がR位置にあることを示す信号が入力されると、ノブ22がR位置に保持されている時間としてR保持時間T2の計測を開始する。ノブ22がR位置から離れると、制御部31は、R保持時間T2を「0」に初期化する。制御部31は、ノブ22がD位置にあることを示す信号が入力されると、ノブ22がD位置に保持されている時間としてD保持時間T3の計測を開始する。ノブ22がD位置から離れると、制御部31は、D保持時間T3を「0」に初期化する。
図4は、制御部31が実施するレンジ変更処理における第1処理の処理ルーチンを示す。制御部31は、所定の周期毎に本処理ルーチンを繰り返し実行する。
図5は、制御部31が実施するレンジ変更処理における第2処理の処理ルーチンを示す。制御部31は、所定の周期毎に本処理ルーチンを繰り返し実行する。
ステップS202において、ホーム位置へのノブ22の復帰を検知した場合(S202:YES)、制御部31は、処理をステップS203に移行する。ステップS203では、制御部31は、ノブ22がホーム位置に復帰した時点でのN保持時間T1を記憶する。すなわち、ノブ22がホーム位置に戻る直前にノブ22がN位置に保持されていた時間を記憶する。その後、制御部31は、処理をステップS204に移行する。
変速制御装置10によれば、制御部31が実施するレンジ変更処理によって、ノブ22の回転操作が検出されたときに、ノブ22がR位置に保持されている時間であるR保持時間T2がR規定時間Tth2以上である場合、シフトレンジがRレンジに変更される(S107,S207)。また、ノブ22がD位置に保持されている時間であるD保持時間T3がD規定時間Tth3以上である場合、シフトレンジがDレンジに変更される(S109,S209)。すなわち、ノブ22の回転操作が検出されたときに、車両を走行させる走行レンジのうちの一つがノブ22の回転位置に応じて選択されシフトレンジが選択された走行レンジに変更される。
(1)押下操作および回転操作が可能なノブ22を備える変速制御装置10では、ノブ22の自重によってノブ22が沈み込み、ノブ22が押し込まれた状態が継続することがある。たとえば、反力機構25に異常が発生すると、押下操作に対してノブ22に付与される反力が弱くなることがある。ノブ22を押し込む前の状態に戻す力が弱くなると、ノブ22が押し込まれた状態が継続することがある。また、ノブ22がパネル21に接触して、ノブ22とパネル21との摩擦によってノブ22が変位しにくい状態が発生した場合にも、ノブ22が押し込まれた状態が継続することがある。このようにノブ22が押し込まれた状態が継続していても、ノブ22の回転操作によってシフトレンジを選択することが可能である。しかし、回転操作が解除されると、ノブ22が回転操作されていない状態に戻ったあとにノブ22が押し込まれた状態が継続するためにシフトレンジが再度変更されることがある。たとえば、回転操作によってDレンジを選択してDレンジへの変更が行われたあと、押下操作を行っていないにもかかわらずNレンジへの変更が行われることがある。
・上記実施形態は、ノブ22を時計回りに回転させることによって前進用のDレンジを選択でき、ノブ22を反時計回りに回転させることによって後退用のRレンジを選択できる。こうしたノブ22の回転操作とシフトレンジとの対応関係は、一例であり変更が可能である。たとえば、ノブ22を反時計回りに回転させることによって前進用のシフトレンジを選択できるように構成してもよい。
・上記実施形態では、ノブ22に目印22Aを設けているが、目印22Aを省略することもできる。
Claims (1)
- パネルから突出していて車両の変速機のシフトレンジを選択するために操作されるノブを有し、該ノブを前記パネル側に押し込む押下操作と、当該押下操作によって前記ノブが変位する方向に沿った軸線を回転軸として前記パネル側に押し込まれた状態の前記ノブを回転させる回転操作と、が可能であり、前記回転操作によって回転された前記ノブが前記押下操作が行われており前記回転操作が行われていない状態の前記ノブの位置であるN位置に戻る反力と、前記ノブが前記N位置から前記押下操作および前記回転操作が行われていない状態の前記ノブの位置であるホーム位置に戻る反力と、を前記ノブに付与する反力機構を有する操作部と、
前記ノブが前記ホーム位置にある状態からの前記押下操作を検出したときに、前記ノブが前記N位置に保持されている時間であるN保持時間が第1規定時間以上であれば前記シフトレンジをNレンジに変更し、前記回転操作を検出したときに、車両を走行させる走行レンジのうちの一つを前記ノブの回転位置に応じて選択して前記シフトレンジを選択した前記走行レンジに変更する制御部と、
前記シフトレンジの変更を車両の運転者に通知する通知処理を実施する通知部と、を備え、
前記制御部は、
前記回転操作の検出に基づいて前記シフトレンジを前記走行レンジに変更したあと、前記ノブが前記ホーム位置に戻ることなく前記N位置にある間は前記走行レンジを維持し、
前記回転操作の検出に基づいて前記シフトレンジを前記走行レンジに変更したあと前記ノブが前記ホーム位置に戻った場合には、前記ノブが前記ホーム位置に戻るまでの前記N保持時間が前記第1規定時間未満であるときに前記走行レンジを維持し、同N保持時間が前記第1規定時間以上であるときに前記シフトレンジを前記Nレンジに変更し、同N保持時間が前記第1規定時間よりも長い第2規定時間以上であるときに前記シフトレンジを前記Nレンジに変更するとともに前記通知部に前記通知処理を実施させる
変速制御装置。
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JP2019202993A JP7176500B2 (ja) | 2019-11-08 | 2019-11-08 | 変速制御装置 |
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JP7176500B2 true JP7176500B2 (ja) | 2022-11-22 |
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Family Applications (1)
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