JP7176447B2 - ライト監視装置 - Google Patents
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Description
[1.全体構成]
ライト制御システム1は、自動車等の車両に搭載されて用いられるシステムであって、図1に示すように、車載通信ネットワーク5を介して接続された複数の電子制御ユニット(以下、ECU)3,6を備える。以下、ライト制御システム1を搭載した車両を自車両という。
車載通信ネットワーク5に接続される複数のECU3,6には、画像処理に用いられるECUである画像ECU3と、自車両に搭載されたライトの駆動に用いられるECUであるライトECU6とが少なくとも含まれる。また、車載通信ネットワーク5には、上記ECU3,6以外のECUから、自車両の挙動を表す挙動情報、自車両に加えられる運転操作を表す操作情報等が送信される。挙動情報には、少なくとも自車両の車速が含まれ、挙動情報には、少なくともシフトレバーの位置を表すシフトレンジが含まれる。
画像取得部2は、フロントカメラ21と、リアカメラ22と、左サイドカメラ23と、右サイドカメラ24とを備える。これらカメラ21~24は、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサを用いて構成される。図2に示すように、フロントカメラ21は、車両の前方が撮影範囲(以下、前方撮影範囲)101となるように、例えば、車両前端のバンパーに設置される。リアカメラ22は、車両の後方が撮影範囲(以下、後方撮影範囲)102となるように、例えば、車両後端のバンパーに設置される。左サイドカメラ23は、車両の左側方が撮影範囲(以下、左側方撮影範囲)103となるように、例えば、左側のサイドミラーに配置される。右サイドカメラ24は、車両の右側方が撮影範囲(以下、右側方撮影範囲)104となるように、例えば、右側サイドミラーに設置される。なお、図2に示す撮影範囲は模式的なものであり、実際には、画像を利用する各種アプリケーションで必要な範囲を最低限含むように設定される。各カメラ21~24は、予め設定された時間間隔(例えば、1/15[秒])で繰り返し撮影し、撮影した画像を画像ECU3に出力する。
ライトスイッチ8は、投光部7の動作を切り替えるためのスイッチであり、オン設定と、オフ設定と、オート設定とを有する。オン設定は、投光部7を常時点灯させるための設定である。オフ設定は、投光部7を常時消灯させるための設定である。オート設定は、周囲の明るさに応じて自動的に点灯及び消灯を切り替えるための設定である。
ライトECU6は、ライト駆動部61と、車内通信部62と、ライト処理部63とを備える。
画像ECU3は、信号入力部31と、車内通信部32と、画像処理部33と、画像出力部34と、画像記録部35とを備える。
車内通信部32は、ライトECU6の車内通信部62と同様に、車載通信ネットワーク5を介して、自車両に搭載された他のECU等と通信を実行する。車内通信部32は、画像ECU3での制御に必要な情報を他のECUから収集すると共に、画像ECU3によって生成された情報を他のECUに提供する。画像ECU3が車内通信部32を介して収集する情報には、車速及びシフトレンジの他、ライトECU6から提供されるライトスイッチ8及び選択スイッチ9の設定状態、並びにライト切れ情報が含まれる。画像ECU3が車内通信部32を介して提供する情報には、撮影画像から抽出した照度情報、ライトスイッチ8の設定を切り替えるための切替指示が含まれる。
画像記録部35は、読み書き可能な非遷移的実態的記録媒体によって構成された記憶装置であり、画像取得部2から取得した撮影画像や処理部33で生成された合成画像を記憶する。
処理部33は、CPUがプログラムを実行することで実現される機能の構成として、画像合成部331と、画像認識部332と、描画部333と、ライト監視部334とを備える。
次に、ライト監視部334が実行するライト監視処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。ライト監視処理は、画像ECU3が給電を受けて動作を開始すると、カメラ21とライト71、カメラ22とライト72、カメラ23とライト73、及びカメラ24とライト74の組み合わせのそれぞれについて、繰り返し実行される。以下では、代表して、カメラ21(すなわち、フロントカメラ)とライト71(すなわち、ヘッドライト)との組み合わせについて説明する。
ライト監視部334は、続くS140では、S130で取得したライトスイッチ8がオフ設定であるか否かを判定する。ライト監視部334は、ライトスイッチ8がオフ設定ではないと判定した場合、すなわち、オン設定又はオート設定である場合、S150に処理を移行し、ライトスイッチ8がオフ設定であると判定した場合、S180に処理を移行する。
ライト監視部334は、S220では、画像認識部332において、前方撮影範囲101にて歩行者等が検出されているか否かを判定する。歩行者等とは、歩行者の他、自転車等、車両と比較して低速で移動する対象物をいう。ライト監視部334は、歩行者等が検出されていると判定した場合はS230に処理を移行し、歩行者等が検出されていないと判定した場合は処理を一旦終了する。
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(3a)ライト制御システム1では、周囲照度と点灯閾値との比較結果に従って、投光部7の点灯及び消灯を制御する。また、点灯閾値は、ユーザの見易さではなく、自動運転で使用される車載センサによるセンシングが有効に機能する明るさを基準として設定される。従って、ライト制御システム1によれば、自動運転が実施される車両において適切なライト制御を実現できる。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(4c)上記実施形態では、車両の前方、後方、左右両側方の4方向のそれぞれにて、ライト監視処理が実施されるものとして説明したが、一つ以上の方向について実施されるように構成されていればよい。
Claims (5)
- 車両に搭載されたカメラで撮影された画像から、前記車両周辺の照度である周辺照度を算出するように構成された照度算出部(S110)と、
前記カメラの撮影範囲を含む範囲に光を照射する一つ以上のランプを有した投光部(7)の動作を切り替えるためのライトスイッチ(8)の設定であるライト設定を取得するように構成された設定取得部(S130)と、
前記周辺照度があらかじめ設定された点灯閾値より低く、かつ、前記ライト設定が、前記投光部を常時点灯させるためのオン設定、又は周囲の明るさに応じて自動的に点灯及び消灯を切り替えるためのオート設定である場合、前記投光部に異常があることを注意喚起するための報知を実施するように構成された注意喚起部(S140~S170)と、
前記周辺照度が前記点灯閾値より低く、かつ、前記ライト設定が前記投光部を常時消灯させるためのオフ設定である場合、前記ライトスイッチを前記オン設定又は前記オート設定に切り替えることをユーザに促すための報知、又は前記オフ設定から前記オン設定又は前記オート設定への前記ライトスイッチの自動切替のうち、少なくともいずれかを実施するように構成された切替促進部(S180~S210)と、
前記切替促進部の実施内容として、前記ライトスイッチの切替を促す報知、及び前記ライトスイッチの自動切替のいずれかをユーザに選択させる選択スイッチ(9)と、
を備えるライト監視装置。 - 請求項1に記載のライト監視装置であって、
前記点灯閾値は、前記車両の自動運転に使用される車載センサのセンシングにより、自動運転にて要求される精度の検知結果が得られる最低限の照度以上に設定される、
ライト監視装置。 - 請求項1又は請求項2に記載のライト監視装置であって、
前記ランプ毎にランプ切れを起こしているか否かを表すランプ切れ情報を取得するように構成された情報取得部(S130)を更に備え、
前記注意喚起部は、前記情報取得部により取得された前記ランプ切れ情報が、ランプ切れを起こしていることを表している場合、前記投光部の異常は前記ランプ切れであることを報知し、前記ランプ切れ情報が前記ランプ切れを起こしていないことを示している場合、前記投光部の異常は、前記カメラ又は前記ランプの光学系の汚れであることを報知するように構成された
ライト監視装置。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のライト監視装置であって、
前記切替促進部は、前記車両が移動中である場合に、作動するように構成された
ライト監視装置。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のライト監視装置であって、
画像から予め設定された対象物を検出するように構成された対象物検出部(332)と、
前記周辺照度が前記点灯閾値より低く、かつ、前記ライト設定が前記オフ設定であり、
かつ、前記車両が停車中であり、かつ、前記対象物検出部にて前記対象物が検出された場合に、あらかじめ設定されたパターンで前記投光部を点灯するように構成された通知点灯部(S220~S230)と、
を更に備えるライト監視装置。
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Family
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Family Applications (1)
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