JP2010155593A - 車両用視界補助装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザー操作を簡略化して利便性を向上させた車両用視界補助装置を提供すること。
【解決手段】車外風景を撮像する撮像手段により撮像された画像をフロントウインドシールドに投影する投影手段と、ユーザーにより前記投影手段の作動指示操作が行なわれるスイッチと、ヘッドランプと、車外の照度を検出する照度検出手段と、前記スイッチに対して前記投影手段の作動指示操作が行なわれたときに、前記照度検出手段により検出された照度が所定照度以下であり且つ前記ヘッドランプが点灯状態でない場合には、前記ヘッドランプを点灯状態とすると共に前記投影手段を作動させる制御手段と、を備える車両用視界補助装置。
【選択図】図3

Description

本発明は、車外風景を撮像する撮像手段により撮像された画像をフロントウインドシールドに投影する投影装置と、ヘッドランプを共に制御する車両用視界補助装置に関する。
従来、車外風景をCCDカメラ等により撮像し、その撮像画像をフロントウインドシールドに投影して運転者の視界補助を行なう装置が、ナイトビジョン等の名称で知られている。このナイトビジョンは、夜間における視界補助を目的としており、ヘッドランプが点灯されていることを作動条件とする。係る作動条件は、欧州では法規により定められており、日本国においてもガイドラインとして公表されている。
これに関連する視界補助装置であって、メインスイッチがオン状態とされ、照度検出手段で検出された照度が所定レベルより低く、且つスイッチ操作検出手段により照明装置(ヘッドランプ)の点灯操作が検出された場合に作動する視界補助装置についての発明が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−40033号公報
しかしながら、上記従来の視界補助装置においては、車両の周囲が、ヘッドランプが自動又は手動で点灯状態とされていない程度の暗さである場合に、簡易に作動させることができないという問題が生じる。すなわち、メインスイッチが操作されてからヘッドランプが点灯状態とされるまでの間はインジケータを点灯させて視界補助装置が待機状態であることをユーザーに表示するものとしているが、それを見たユーザーは、メインスイッチを操作した後、更にヘッドランプを点灯状態とする操作を行なう必要があり、煩わしさを感じる場合がある。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、ユーザー操作を簡略化して利便性を向上させた車両用視界補助装置を提供することを、主たる目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、
車外風景を撮像する撮像手段により撮像された画像をフロントウインドシールドに投影する投影手段と、
ユーザーにより前記投影手段の作動指示操作が行なわれるスイッチと、
ヘッドランプと、
車外の照度を検出する照度検出手段と、
前記スイッチに対して前記投影手段の作動指示操作が行なわれたときに、前記照度検出手段により検出された照度が所定照度以下であり且つ前記ヘッドランプが点灯状態でない場合には、前記ヘッドランプを点灯状態とすると共に前記投影手段を作動させる制御手段と、
を備える車両用視界補助装置である。
この本発明の一態様によれば、ユーザー操作を簡略化して利便性を向上することができる。
また、車外の照度に基づくヘッドランプ及びテールランプの自動点灯機能を備える本発明の一態様であって、
前記所定照度は、前記ヘッドランプの自動点灯が行なわれる基準となる照度を超える照度であり、且つ前記テールランプの自動点灯が行なわれる基準となる照度以下の照度である、
一般的に、テールランプの自動点灯が行なわれる基準となる照度は薄暮時の照度であり、ヘッドランプの自動点灯が行なわれる基準となる照度は夜間やトンネル内の照度である。従って、車外の照度が薄暮時から夜間までの間であるときにユーザーが投影手段の作動を望んだ場合に、わざわざヘッドランプを点灯させる操作を行なうことなく、上記スイッチを操作するだけで投影手段を作動させることができる。
本発明によれば、ユーザー操作を簡略化して利便性を向上させた車両用視界補助装置を提供することができる。
本発明の第1実施例に係る車両用視界補助装置1のシステム構成例である。 ナイトビジョン表示部40の構成を概略的に示す図である。 作動制御部52により実行される特徴的な処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。
<第1実施例>
以下、本発明の第1実施例に係る車両用視界補助装置1について説明する。図1は、本発明の第1実施例に係る車両用視界補助装置1のシステム構成例である。車両用視界補助装置1は、主要な構成として、ヘッドランプ装置10と、ナイトビジョン装置30と、を備える。
ヘッドランプ装置10は、左右のロービームヘッドランプ12A、12B、及び図示しないハイビームヘッドランプと、各ロービームヘッドランプを駆動するヘッドランプドライバ14と、ソレノイドスイッチ16と、ランプ点灯制御部18と、を備える。ランプ点灯制御部18には、ライティングスイッチ20及びコンライトセンサ22の出力、更には制御部50からの指示信号が入力される。
ロービームヘッドランプ12A、12Bは、例えばHID(High Intensity Discharge)ランプであり、HIDバルブを主要な構成とする。HIDバルブには、キセノンガスや金属ヨウ化物が封入されており、両端部の電極に電圧が印加されるとアーク放電によって発光する。
ヘッドランプドライバ14は、HIDバルブに電圧を印加するためのHブリッジ回路を備える。Hブリッジ回路は、Hブリッジ状に配置された4個のブリッジ用半導体スイッチング素子(MOSトランジスタ等)を有する。ブリッジ用半導体スイッチング素子は、ランプ点灯制御部18によってソレノイドスイッチ16がオン状態とされたときに、対極に位置する1組のものが同時にオン状態となるように制御される。そして、オン状態とされる組が交互に切り替わることによって、HIDバルブに印加される電圧の極性が反転し、HIDバルブが交流点灯する。
なお、係る構成はあくまで一例であり、各ロービームヘッドランプがLEDランプであり、ヘッドランプドライバ14が定電流制御を行なうための構成であってもよい。また、各ロービームヘッドランプがハロゲンランプであり、ヘッドランプドライバ14がリレー装置であってもよい。
ライティングスイッチ20は、例えばコンビネーションスイッチの一部として構成される。ライティングスイッチ20は、全ライトを消灯させるOFF位置、テールランプ及びスモールランプ(車幅灯)を点灯させるTAIL位置、テールランプ、スモールランプ及びヘッドランプを点灯させるHEAD位置の3つの位置に切り換え可能なヘッドランプスイッチと、ヘッドランプのハイビーム状態とロービーム状態を切り換えるディマスイッチ等を備えている。これらのスイッチの操作状態は、ランプ点灯制御部18に出力される。
コンライトセンサ22は、例えばインストルメントパネル上面に取り付けられた照度センサであり、検出した照度Lをランプ点灯制御部18及びナイトビジョン装置30の制御部50に出力する。
ランプ点灯制御部18は、例えばマイクロコンピュータである。本実施例におけるランプ点灯制御部18は、ライティングスイッチ20の操作状態に応じてテールランプ、スモールランプ及びヘッドライトの点灯制御を行なう他、コンライトセンサ22から入力される照度Lに応じて自動的にこれらの点灯制御を行なっている。具体的には、コンライトセンサ22から入力される照度Lが基準照度L1以下、且つL2以上である場合には(L1>L2;L1よりL2の方が暗い)、テールランプ及びスモールランプがユーザー操作により点灯していなければ、これらを自動的に点灯させる。また、コンライトセンサ22から入力される照度Lが基準照度L2未満である場合には、テールランプ、スモールランプ及びヘッドランプがユーザー操作により点灯していなければ、これらを自動的に点灯させる。すなわち、薄暮時にはテールランプ及びスモールランプを自動的に点灯させ、夜間やトンネル内においては更にヘッドランプを自動的に点灯させる。
更に、ランプ点灯制御部18は、後述する如く制御部50から入力される指示信号に応じてヘッドランプの自動点灯制御を行なう。
ナイトビジョン装置30は、左右の近赤外線ランプ32A、32Bと、近赤外線カメラ34と、ナイトビジョン表示部40と、制御部50とを備える。制御部50には、コンライトセンサ22及びナイトビジョンスイッチ60の出力、更に車両内で送受信されている車速信号Vが入力される。ナイトビジョンスイッチ60は、ユーザーによりナイトビジョン装置30の作動指示操作が行なわれるスイッチである。ナイトビジョンスイッチ60は、ユーザーの操作によってオン状態とオフ状態が切り換わる他、イグニッションオフの際等にオフ状態にリセットされる。
近赤外線ランプ32A、32Bは、例えばハロゲンランプと可視光カットフィルタを備え、800〜1000[nm]程度の波長域の近赤外光を車両前方に投射する。
近赤外線カメラ34は、例えば、ウインドシールド中央上部に配設されており、感度分布を近赤外線まで拡張したCCDやCMOS等の撮像素子を利用したカメラである。必要に応じて可視光を遮断する赤外線フィルタやレンズ等が用いられる。近赤外線カメラ34は、車両前方に向いた光軸を有し、車両前方における左右一定範囲の領域を撮像する。これによって、車両前方の歩行者や障害物等を撮像可能となっている。なお、近赤外線カメラ34は、所定周期(例えば数[ms]毎)に撮像を行なっており、その撮像画像は、例えば撮像フレーム毎に画像データとして映像処理部56に入力される。
図2は、ナイトビジョン表示部40の構成を概略的に示す図である。ナイトビジョン表示部40は、インストルメントパネル42上面(コンビネーションメータの裏側)の一部に設置された液晶ディスプレイ装置44(LCD)を有する。そして、液晶ディスプレイ装置が表示した画像がフロントウインドシールド46で反射されることにより、運転者の眼に虚像を提供する。以下、係る表示をナイトビジョン表示と称する。フロントウインドシールドの反射領域には、室内側の表面に半透明の反射薄膜を形成してよい。
なお、ナイトビジョン表示部40の具体的態様は図2で例示したHUD(Head Up Display)装置に限られず、例えばコンビネーションメータ内にナイトビジョン表示部40を備えてもよい。この場合、コンビネーションメータにおいて、車速やエンジン回転数等と共に近赤外線カメラ34の撮像画像が表示される。また、ナイトビジョン表示部40となる専用領域をコンビネーションメータ内に備えてもよいし、ナイトビジョン表示部40が非表示状態のときには当該領域において他の情報を表示してもよい。
制御部50は、例えばマイクロコンピュータを中心として構成されており、作動制御部52と、車速判定回路54と、映像処理部56と、を備える。作動制御部52は、フラッシュメモリ等の一時記憶装置を内蔵する。
作動制御部52は、ナイトビジョンスイッチ60に対してナイトビジョン装置30の作動指示操作が行なわれたときに、所定条件を満たす場合に近赤外線カメラ34及びナイトビジョン表示部40を作動させる。詳しくは、後述する。
車速判定回路54は、入力された車速信号Vの示す値が所定値V1(図では15[km/h]とした)以上であるか否かを判定し、車速信号Vの示す値が所定値V1以上である場合にオン信号(Hi信号)を作動制御部52及び近赤外線ランプ32A、32Bに出力する。
当該オン信号を受信した近赤外線ランプ32A、32Bは、自動的に近赤外光の投射を開始する。なお、これに限らず、他の条件を各近赤外線ランプの投射開始条件としてもよい。例えば、ハイビームヘッドランプが点灯していれば近赤外線ランプ32A、32Bの投射を行なわないものとしてもよいし、照度が所定照度以上であれば近赤外線ランプ32A、32Bの投射を行なわないものとしてもよい。
映像処理部56は、近赤外線カメラ34及びナイトビジョン表示部40が作動状態にある場合に、近赤外線カメラ34から入力された画像データに反転処理、色彩・輝度調節処理、左右縮尺変更処理等を行なって、ナイトビジョン表示部40に近赤外線カメラ34が撮像した画像に基づく画像を表示させるための画像信号を生成する。
以下、作動制御部52による近赤外線カメラ34、ナイトビジョン表示部40、及びロービームヘッドランプ12A、12Bの制御について説明する。図3は、作動制御部52により実行される特徴的な処理の流れを示すフローチャートである。本フローは、例えば所定周期をもって繰り返し実行される。
まず、ナイトビジョンスイッチ60がオン状態となっているか否かを判定する(S100)。
ナイトビジョンスイッチ60がオン状態となっている場合は、コンライトセンサ22から入力される照度Lが基準照度L3以下であるか否かを判定する(S102)。基準照度L3は、例えば基準照度L1以下、且つ基準照度L2を超える照度であり、より好ましくは基準照度L1近傍の照度である(L1=L3であってよい)。
コンライトセンサ22から入力される照度Lが基準照度L3を超える場合は、近赤外線カメラ34及びナイトビジョン表示部40を非作動状態とする(S104)。すなわち、近赤外線カメラ34及びナイトビジョン表示部40が作動状態であればこれらへの通電を停止して非作動状態とし、非作動状態であれば非作動状態を継続する。係る制御は、薄暮時よりも照度が高い場合にはナイトビジョン表示を行なう実益が小さく、また車外が余り明るいとナイトビジョン表示が視認困難となることに基づく。なお、この際に、音声出力やインジケータランプ点灯等を行なって、ユーザーにナイトビジョン装置30が待機状態にあることを報知してよい。これにより、ユーザーにおいては、ナイトビジョン装置30が故障状態でないことを確認することができる。
コンライトセンサ22から入力される照度Lが基準照度L3以下である場合は、ロービームヘッドランプ12A、12Bが点灯状態であるか否かを判定する(S106)。ロービームヘッドランプ12A、12Bが点灯状態である場合は、近赤外線カメラ34及びナイトビジョン表示部40を作動状態とする(S108)。すなわち、近赤外線カメラ34及びナイトビジョン表示部40が非作動状態であればこれらに通電を行なって作動させ、作動状態であれば作動状態を継続する。なお、ヘッドランプの点灯に係る判定のため、ランプ点灯制御部18からヘッドランプの点灯状態に関する信号が入力されているものとする。
S106においてロービームヘッドランプ12A、12Bが点灯状態でないと判定した場合は、ロービームヘッドランプ12A、12Bを点灯状態とするように、ランプ点灯制御部18に指示信号を出力すると共に、近赤外線カメラ34及びナイトビジョン表示部40を作動状態とする(S110)。指示信号を受信したランプ点灯制御部18は、ライティングスイッチ20の操作状態及びコンライトセンサ22から入力される照度Lに拘わらず、ロービームヘッドランプ12A、12Bを点灯状態とする。
これにより、車外の照度が薄暮時から夜間までの間であるときにユーザーがナイトビジョン表示を望んだ場合に、わざわざライティングスイッチ20を操作してロービームヘッドランプ12A、12Bを点灯させることなく、ナイトビジョンスイッチ60を操作するだけでナイトビジョン装置30を作動させることができる。従って、ユーザー操作を簡略化して利便性を向上すると共に、ナイトビジョン装置30をより積極的に使用して安全運転に寄与することができる。なお、ヘッドランプ点灯をナイトビジョン装置30の作動条件とする必要があることは、前述の如くである。
そして、作動制御部52の一時記憶装置に点灯指示フラグをオン設定する(S112)。点灯指示フラグは、点灯制御部18に指示信号を出力した状態であることを示すフラグであり、イグニッションオフ時等にオフ設定(リセットされる)。
一方、S100においてナイトビジョンスイッチ60がオフ状態となっていると判定した場合は、近赤外線カメラ34及びナイトビジョン表示部40を非作動状態とする(S114)。すなわち、近赤外線カメラ34及びナイトビジョン表示部40が作動状態であればこれらへの通電を停止して非作動状態とし、非作動状態であれば非作動状態を継続する。
そして、点灯指示フラグがオン設定されているか否かを判定する(S116)。点灯指示フラグがオン設定されている場合は、ロービームヘッドランプ12A、12Bを点灯させる指示の取消信号をランプ点灯制御部18に出力し(S118)、点灯指示フラグをオフ設定する(S120)。取消信号を受信したランプ点灯制御部18は、ライティングスイッチ20の操作状態及びコンライトセンサ22から入力される照度Lに応じて、テールランプ、スモールランプ及びヘッドランプの点灯制御を行なう。
以上説明した本実施例の車両用視界補助装置1によれば、ユーザー操作を簡略化して利便性を向上と共に、ナイトビジョン装置30をより積極的に使用して安全運転に寄与することができる。
<第2実施例>
以下、本発明の第2実施例に係る車両用視界補助装置2について説明する。車両用視界補助装置2は、ハードウエア構成において第1実施例に係る車両用視界補助装置1と共通するため、図1を参照すると共に各構成要素について同一の符号を付する。また、以下では第1実施例との相違点を中心に説明する。
本実施例におけるランプ点灯制御部18は、ランプ点灯制御部18は、単にライティングスイッチ20の操作状態に応じてテールランプ、スモールランプ及びヘッドライトの点灯制御を行なうのみであり、コンライトセンサ22から入力される照度Lに応じた自動点灯制御は行なわない。
また、本実施例における作動制御部52は、図3で例示したフローチャートと同様の処理を行なう。これによって、ユーザー操作を簡略化して利便性を向上と共に、ナイトビジョン装置30をより積極的に使用して安全運転に寄与することができる。
更に、本実施例の場合、夜間等、本来ロービームヘッドランプ12A、12Bの点灯が必要であるにも拘わらずこれらが非点灯状態である場面において、ユーザーがナイトビジョンスイッチ60を操作するだけでロービームヘッドランプ12A、12Bが自動点灯することとなる。従って、うっかり夜間にロービームヘッドランプ12A、12Bを点灯させずに走行している場合に、これらを自動点灯する機会を提供することができ、安全運転に寄与することができる。
なお、本実施例における基準照度L3については、照度に基づくヘッドランプ等の自動点灯制御を行なっている一般的な車両が採用している基準照度L1(テールランプ及びスモールランプを自動的に点灯させる照度)以下、且つ基準照度L2(テールランプ、スモールランプ及びヘッドランプを自動的に点灯させる照度)を超える照度に定める。また基準照度L1近傍の照度としてもよい(L1=L3であってよい)。
以上説明した本実施例の車両用視界補助装置2によれば、ユーザー操作を簡略化して利便性を向上と共に、ナイトビジョン装置30をより積極的に使用して安全運転に寄与することができる。また、ロービームヘッドランプ12A、12Bを自動点灯する機会を提供することができ、安全運転に寄与することができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、図3のフローにおけるS110の処理において、ロービームヘッドランプ12A、12Bを自動点灯させるものとしたが、ハイビームヘッドランプを自動点灯させてもよい。
同様に、ロービームヘッドランプ12A、12Bの点灯をナイトビジョン装置30の作動条件としたが、ハイビームヘッドランプが点灯している場合にもナイトビジョン装置30の作動を許容してよい。
また、ナイトビジョン装置30の作動条件として、車速判定回路54からオン信号が入力されていることを加えてもよい。
本発明は、自動車製造業や自動車部品製造業等に利用可能である。
1、2 車両用視界補助装置
10 ヘッドランプ装置
12A、12B ロービームヘッドランプ
14 ヘッドランプドライバ
16 ソレノイドスイッチ
18 ランプ点灯制御部
20 ライティングスイッチ
22 コンライトセンサ
30 ナイトビジョン装置
32A、32B 近赤外線ランプ
34 近赤外線カメラ
40 ナイトビジョン表示部
42 インストルメントパネル
44 液晶ディスプレイ装置
46 フロントウインドシールド
50 制御部
52 作動制御部
54 車速判定回路
56 映像処理部
60 ナイトビジョンスイッチ

Claims (2)

  1. 車外風景を撮像する撮像手段により撮像された画像をフロントウインドシールドに投影する投影手段と、
    ユーザーにより前記投影手段の作動指示操作が行なわれるスイッチと、
    ヘッドランプと、
    車外の照度を検出する照度検出手段と、
    前記スイッチに対して前記投影手段の作動指示操作が行なわれたときに、前記照度検出手段により検出された照度が所定照度以下であり且つ前記ヘッドランプが点灯状態でない場合には、前記ヘッドランプを点灯状態とすると共に前記投影手段を作動させる制御手段と、
    を備える車両用視界補助装置。
  2. 車外の照度に基づくヘッドランプ及びテールランプの自動点灯機能を備える請求項1に記載の車両用制御装置であって、
    前記所定照度は、前記ヘッドランプの自動点灯が行なわれる基準となる照度を超える照度であり、且つ前記テールランプの自動点灯が行なわれる基準となる照度以下の照度である、
    車両用視界補助装置。
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