JP7174940B1 - 陸上養殖システム、およびウナギの養殖方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストで効率よく十分な酸素を飼育水に供給することができる酸素供給装置を提供する。【解決手段】魚介類を養殖する水槽(3)に設けられる酸素供給装置(4)を対象とする。酸素供給装置(4)は、酸素濃縮器からなる酸素供給源(20)と、ポンプ(21)と、圧力容器(22)とから構成する。ポンプ(21)において、水槽(3)からの飼育水と酸素供給源(20)からの酸素とを圧縮混合して酸素入り飼育水とし、圧力容器(22)に供給する。圧力容器(22)において、酸素入り飼育水を大気圧より0.3MPa以上高い圧力で滞留させ、滞留後に排出された酸素入り飼育水を水槽(3)に戻す。【選択図】図2

Description

本発明は、酸素供給装置を備えたウナギの陸上養殖システム、およびウナギの養殖方法に関するものである。
陸上養殖システムは、海、河川、あるいは自然の湖沼と異なる人工的な設備において飼育水を貯水、循環させて魚介類を飼育するシステムである。飼育水を貯水し循環する人工的な設備は、水槽、養殖池等、いろいろな呼び名で呼ばれている。しかしながら、本明細書ではこれらを一括して水槽と呼ぶことにする。
陸上養殖システムにおいては、例えば特許文献1に記載されているように、飼育水に適宜酸素を供給する必要がある。酸素を供給する一般的な方法は、空気を強制的に飼育水に吹き込む方法である。ブロワによって空気を飼育水中に吹き込んだり、水車によって飼育水に空気を巻き込ませたりする。酸素を高濃度で飼育水に供給する場合には、酸素ボンベから酸素の供給を受け、これを飼育水に供給するようにすることもある。なお飼育水は、例えば特許文献1に記載されているように、溶存酸素濃度が2.5~7mg/Lになるように調整することが一般的である。
特開2021-19509号公報
飼育水は、溶存酸素濃度を適切に調整することが重要である。比較的酸素の消費が早い水槽の場合には、ブロワ等の方法によっては十分な酸素の供給が難しい。このような場合、酸素ボンベからの酸素を飼育水に供給するようにすれば効率よく酸素を供給できる。また、溶存酸素濃度は、魚種によっては比較的高い方が養殖に適していることが知られている。例えばウナギに対しては、7mg/L以上にすることもある。このような高濃度にするには、酸素ボンベからの酸素を供給するとよい。しかしながら酸素ボンベからの酸素を扱うには高圧設備が必要になりイニシャルコストが高い。ランニングコストも嵩むという問題がある。
ところで魚種により、溶存酸素濃度は比較的高い方が適していると説明したが、溶存酸素濃度は高すぎると酸素中毒により魚介類に悪影響を及ぼすという問題がある。最適な濃度範囲が不明である。
本発明は、上記したような問題点を解決することを目的としている。すなわち、低コストで実施でき、悪影響を与えることなく効率よくウナギを成長させることができるウナギの陸上養殖システム、およびウナギの養殖方法を提供すること目的としている。
本発明は、飼育水が循環ろ過されるようになっているウナギを養殖する水槽と、飼育水に酸素を供給する酸素供給装置と、前記水槽内の飼育水の溶存酸素濃度を測定するセンサと、コントローラと、を備えた陸上養殖システムであって、前記酸素供給装置は、酸素供給源と、ポンプと、圧力容器と、を備え、前記酸素供給源は空気から酸素を選択的に分離して高濃度の酸素を得る酸素濃縮器からなり、前記ポンプは前記水槽からの飼育水と前記酸素供給源からの酸素とが供給され、前記ポンプ内で圧縮混合された酸素入り飼育水が前記圧力容器に供給されるようになっており、前記圧力容器は前記酸素入り飼育水が大気圧より0.3MPa以上高い圧力で滞留するようになっており、滞留後に排出された前記酸素入り飼育水が前記水槽に戻されるようになっており、前記コントローラは、前記水槽内の飼育水が溶存酸素濃度12~15mg/Lになるように前記酸素供給装置を制御する、ウナギの陸上養殖システムとして構成される。
そして他の発明は、前記圧力容器で前記酸素入り飼育水が滞留する時間は平均5秒以上になっている、ウナギの陸上養殖システムとして構成する。
さらに他の発明は、ウナギの養殖方法を対象とする。水槽内の飼育水を循環ろ過させ、空気から選択的に分離して得た酸素を飼育水に供給し、飼育水の溶存酸素濃度を12~15mg/Lに調整してウナギを養殖するようにする。
本発明によると、陸上養殖システムを構成している酸素供給装置は酸素濃縮器からなる酸素供給源によって酸素を供給するようになっている。酸素濃縮器は空気から窒素を除去して酸素濃度を高くする装置であり、酸素ボンベにより酸素を供給する場合に比して安価に酸素を供給できる。しかしながら、酸素濃縮器で酸素を供給するとき、飼育水の溶存酸素濃度を高くすることが難しいという問題もある。本発明においては、酸素供給装置は、酸素供給源と、ポンプと、圧力容器とから構成し、ポンプには水槽からの飼育水と酸素供給源からの酸素とを供給し、ポンプ内で圧縮混合して酸素入り飼育水を圧力容器に供給するようにする。そして圧力容器において、酸素入り飼育水を大気圧より0.3MPa以上高い圧力で滞留するようにし、これを水槽に戻している。つまり、圧力容器中で飼育水と酸素とを所定時間高圧で接触させるようにして十分に酸素が溶解するようにしている。従って、水槽中の飼育水の溶存酸素濃度を十分に高くすることが可能になり、飼育水の溶存酸素濃度を12~15mg/Lにすることができる。つまり低コストで実施でき、悪影響を与えることなく効率よくウナギを成長させることができる。さらに他の発明においては、圧力容器に滞留させる時間は平均5秒以上としているので、飼育水中に十分に酸素が溶ける時間が確保されている。
他の発明によると、ウナギの養殖方法において、飼育水の溶存酸素濃度を10~15mg/Lに調整するようにしている。従来実施していない高い酸素濃度でのウナギの養殖であるが、実施の形態において説明するように、ウナギを過密状態で養殖することが可能であり、ウナギの病気を防いで成長を促進する効果が得られる。過密状態での養殖が実現できるので、水槽等の設備を小型にすることができ、飼育水の水温維持に要するエネルギーも節約でき、コストの大幅削減が可能になる。
本実施の形態に係る陸上養殖システムを示す正面図である。 本実施の形態に係る酸素供給装置を示す正面図である。
<陸上養殖システム>
以下、本実施の形態を説明する。
本実施の形態に係る陸上養殖システム1が図1に示されている。陸上養殖システム1は、飼育水が入れられている水槽3と、本実施の形態に係る酸素供給装置4、等から構成されている。図1には示されていないが、陸上養殖システム1には飼育水をろ過するろ過装置、飼育水の水温を調整する水温調整装置、等も設けられている。
本実施の形態に係る酸素供給装置4については、後で詳しく説明するが、飼育水に比較的高濃度の酸素を供給するようになっている。水槽3からは飼育水を取り出して処理し、水槽3に戻す配管6が設けられ、この配管6には循環ポンプ7と、沈殿装置8とが介装され、沈殿装置8の下流に酸素供給装置4が設けられている。従って、水槽3中の飼育水は循環ポンプ7によって圧送されて沈殿装置8において汚れが除去された後に酸素供給装置4に送られる。そして酸素供給装置4において飼育水に酸素が供給され、高濃度の酸素を含む飼育水が水槽3に戻されることになる。
本実施の形態に係る陸上養殖システムは、飼育水の溶存酸素濃度を測定するセンサ10と、ブロワ11と、コントローラ13とを備えている。コントローラ13は、センサ10によって検出される溶存酸素濃度に基づいて、所望の濃度になるように酸素供給装置4を制御する。また、必要に応じてブロワ11を制御するようになっている。本実施の形態に係る酸素供給装置4は、飼育水に比較的高濃度の酸素を供給することができるようになっているが、故障等により一時的に使用できなくなる場合もある。このようなときに水槽3中の魚介類15、15、…に悪影響がでないように、例えば水槽3の飼育水の溶存酸素濃度が7mg/L以下に低下したことをコントローラ13が検出したら、ブロワ11を駆動する。そうすると空気が強制的に水槽3の飼育水に吹込まれて、溶存酸素濃度の低下を抑制する。これによって魚介類15、15、…に悪影響が出ることを防止する。あるいは反対に、酸素供給装置4によって酸素が大量に供給された結果、溶存酸素濃度が高くなりすぎて魚介類15、15、…に悪影響を及ぼす可能性もある。コントローラ13は溶存酸素濃度が所定の濃度以上になったことを検出したら、ブロワ11を駆動する。ブロワ11によって水槽3の飼育水中に空気を吹き込んで曝気する。曝気により飼育水中に溶存している酸素の一部が大気中に放出される。すなわち溶存酸素濃度の過剰な上昇を防止することができる。
本実施の形態において、水槽3には麦飯石入りのネット17、17、…が投入されている。本発明を実施する上で麦飯石は必須ではないが、麦飯石にはバクテリアを活性化すると共にミネラルを飼育水に供給する作用がある。飼育水に十分な酸素を供給することによって好気性バクテリアが適切に繁殖して、飼育水の水質を適切に維持することができるようになっている。
<酸素供給装置>
本実施の形態に係る酸素供給装置4について説明する。酸素供給装置4は、図2に示されているように、酸素供給源20と、ポンプ21と、圧力容器22と、を備えている。酸素供給源20は、本発明においては酸素濃縮器が採用されている。酸素濃縮器は空気から窒素を除去して酸素を選択的に分離する装置であり、比較的低コストで高濃度の酸素を得ることができる。酸素濃縮器は色々なメーカーから色々な機種が販売されており、どの機種であっても利用できるが、本実施の形態においては株式会社エムテックの商品名「サンソチャージャーC6」を採用している。酸素濃縮器は比較的低温の空気を供給すると効率よく酸素を濃縮できる。従って必要に応じてヒートポンプにより冷却した空気を酸素濃縮器に供給するようにしている。
ポンプ21は飼育水が吸入される吸入管21aと、飼育水を吐出する吐出管21bと、酸素供給源20から供給される酸素を入れる酸素供給管21cとが設けられている。ポンプ21内にはインペラが設けられ、吸入管21aから吸入される飼育水はインペラによる遠心力によって昇圧される。このとき酸素供給管21cから供給される酸素はインペラにおいて飼育水に混練される。つまりインペラによって飼育水と酸素とが圧縮混合される。このようにして圧縮混合された酸素入り飼育水が吐出管21bから吐出される。
ポンプ21によって混合圧縮された酸素入り飼育水について、仮にこれをそのまま水槽3に返送しても、水槽3の飼育水の溶存酸素濃度はある程度の大きさにすることはできる。しかしながら、水槽3の飼育水の溶存酸素濃度を例えば8mg/L以上、あるいは10mg/L以上にすることは難しい。飼育水と酸素の接触時間が短いので酸素を十分に飼育水に溶解させることが難しいからである。本実施の形態においては水槽3の飼育水の溶存酸素濃度を8mg/L以上、好ましくは10mg/L以上にすることを目標としている。そのためには水槽3に戻す酸素入り飼育水は溶存酸素濃度を30mg/L以上にする必要がある。これを実現するために、本実施の形態においてポンプ21の下流に圧力容器22を設けている。
圧力容器22は、ポンプ21の吐出管21bから吐出された酸素入り飼育水が供給され、大気圧より0.3MPa以上高い圧力で滞留させるようになっている。本実施の形態においては、圧力容器22には圧力計25と、安全弁26とが設けられ、圧力容器22内の圧力が過剰に高くなることを防止している。本実施の形態においては圧力容器内の圧力は0.3~0.5MPaに維持されるようになっている。圧力容器22において酸素入り飼育水を滞留させる時間は平均で5秒以上、より好ましくは10秒以上であり、滞留時間を確保するために所定の容量に設計されている。圧力容器22で所定時間滞留させることによって飼育水に高い濃度の酸素が溶解する。このような酸素入り飼育水を水槽3に戻す。これによって水槽3中の溶存酸素濃度を比較的高く調整することが可能になる。
<ウナギの養殖方法>
本実施の形態に係るウナギの養殖方法は、本実施の形態に係る陸上養殖システム1によりウナギを養殖する。ただし、水槽3中の飼育水は溶存酸素濃度が10mg/L~15mg/Lになるように制御する。つまり酸素供給装置4は比較的高出力で運転するようにし、溶存酸素濃度が15mg/Lを超えたらブロワ11によって曝気するようにする。このように飼育水の酸素を比較的高濃度にして養殖すると、ウナギを健康に維持して過密養殖、つまり飼育水1mあたり200尾以上、もしくは300尾以上養殖することが可能になる。
本実施の形態に係るウナギの養殖方法により、ウナギを過密養殖できることを確認するため実験を行った。
実験方法:水槽A1、水槽A2、水槽A3、水槽Bを用意した。いずれの水槽も麦飯石を入れると共に飼育水を30m3入れた。水槽A1と、水槽A3と、水槽Bは水温27.5±1℃に、水槽A2は水温22.5±1℃になるようにそれぞれ温度制御するようにした。そして水槽A1と水槽A2については、飼育水の溶存酸素濃度が10~15mg/Lになるように制御し、水槽A3については、12~15mg/Lになるように、そして水槽Bについては6~7mg/Lになるように制御した。飼育水が安定したことを確認し、水槽A1、水槽A2、水槽A3、水槽Bのそれぞれに、1mあたり150尾の黒子を入れた。黒子はウナギの稚魚である。毎日、餌が残留しない程度に十分な餌を与えて成長を観察した。
実験結果:5日間観察したところ、水槽A1、水槽A2、水槽A3はいずれも黒子の健康状態は良好であり、1日当たりに死ぬ個体数は2尾以下であった。一方、水槽Bについては1日当たりに死ぬ個体数が20~30尾であった。
追加の実験:水槽A1、水槽A2、水槽A3に対して、追加で黒子を投入し、いずれも1mあたり380尾になるようにした。水槽Bについては、黒子の追加投入はしなかった。引き続き餌が残留しない程度に十分な餌を与えて成長を観察した。
実験結果:3ヶ月間観察したところ、水槽A1、水槽A2、水槽A3においては、1日当たりに死ぬ個体数は3~5尾であり、当初平均25gであった黒子は平均80gのウナギに成長した。またエラ病の発生は見られなかった。特に水槽A3は、死ぬ個体数が1~3尾でありウナギの健康状態が良好であった。これに対して水槽Bにおいては当初平均25gであった黒子は平均60gのウナギに成長したが、1日当たりに死ぬ個体が30尾と多かった。また一部のウナギにはエラ病の発生が見られた。
考察:本実施の形態に係るウナギの養殖方法によってウナギを飼育すると、従来技術では不可能であった過密養殖が可能になり、ウナギの健康を維持して効率よくウナギを養殖できることが確認できた。
1 陸上養殖システム 3 水槽
4 酸素供給装置 7 循環ポンプ
8 沈殿装置 10 センサ
11 ブロワ 13 コントローラ
15 魚介類 17 麦飯石入りネット
20 酸素供給源 21 ポンプ
21c 酸素供給管 22 圧力容器
25 圧力計 26 安全弁

Claims (3)

  1. 飼育水が循環ろ過されるようになっているウナギを養殖する水槽と、
    飼育水に酸素を供給する酸素供給装置と、
    前記水槽内の飼育水の溶存酸素濃度を測定するセンサと、
    コントローラと、を備えた陸上養殖システムであって、
    前記酸素供給装置は、酸素供給源と、ポンプと、圧力容器と、を備え、
    前記酸素供給源は空気から酸素を選択的に分離して高濃度の酸素を得る酸素濃縮器からなり、
    前記ポンプは前記水槽からの飼育水と前記酸素供給源からの酸素とが供給され、前記ポンプ内で圧縮混合された酸素入り飼育水が前記圧力容器に供給されるようになっており、
    前記圧力容器は前記酸素入り飼育水が大気圧より0.3MPa以上高い圧力で滞留するようになっており、滞留後に排出された前記酸素入り飼育水が前記水槽に戻されるようになっており、
    前記コントローラは、前記水槽内の飼育水が溶存酸素濃度12~15mg/Lになるように前記酸素供給装置を制御するウナギの陸上養殖システム。
  2. 前記圧力容器で前記酸素入り飼育水が滞留する時間は平均5秒以上になっている、 請求項に記載のウナギの陸上養殖システム。
  3. 水槽内の飼育水を循環ろ過させ、
    空気から選択的に分離して得た酸素を前記飼育水に供給し、前記飼育水の溶存酸素濃度を12~15mg/Lに調整してウナギを養殖する、ウナギの養殖方法。
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