JPH11501524A - 開放式海洋養殖システムと海生動物の養殖方法 - Google Patents

開放式海洋養殖システムと海生動物の養殖方法

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JPH11501524A
JPH11501524A JP9516101A JP51610197A JPH11501524A JP H11501524 A JPH11501524 A JP H11501524A JP 9516101 A JP9516101 A JP 9516101A JP 51610197 A JP51610197 A JP 51610197A JP H11501524 A JPH11501524 A JP H11501524A
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Abstract

(57)【要約】 この発明は、汚染された源水を用いた海洋生物の海洋養殖システムおよび方法である。システムは、補充貯水池と、活性炭と、オゾン浄化装置と、塩水または淡海水(臭素含有)のオゾン処理の有毒な副産物を除去するための装置と、海洋生物を養殖するための池とを含んでいる。また、この方法は、海洋生物に有害な化合物や有機物を含む水を得る行程と、その水を海洋生物の養殖に適するように処理する行程と、処理された水内において海洋生物を飼育して収穫する行程とを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】 開放式海洋養殖システムと海生動物の養殖方法 この出願は、米国特許法第119条により、1995年10月20日に出願さ れた、仮出願第60/005723号に基づく優先権を主張している。発明の技術分野 この発明は、海洋養殖のための方法および装置に関するものである。さらに詳 細には、この発明は、甲殻類、魚、貝またはこれに類する水生のまたは海生の動 物を開放式の池内で飼育または養殖するための方法および装置に関するものであ る。発明の背景技術 全世界の食料需要の増大により、その需要を満足するために、より効果的に食 料、すなわち、動物および野菜の両方を生産する方法を見いだすための多くの労 力が費やされてきた。甲殻類および魚を含む海の生き物は、古くから、人間によ り消費される高品質の蛋白質の供給源である。しかしながら、野生の海産物産業 は、近年、環境汚染の問題と乱獲の原因から、きびしく抑制されている。漁獲量 は、一段と少なくなり、生産性のある漁場を確保することが困難になってきた。 規制条件の水準変化の下で、水生動物の単式養殖(monocultures)(例えば、小エ ビの養殖)を発達させるための努力が払われてきた。そのような施設は、多くの 場合、消費される特定の種類の魚介の大部分を供給している。例えば、1993 年〜1994年に米国で消費されたぺンナエイドエビ(pennaeid shrimp)のほぼ 半分は養殖場からのものである。従来の水産養殖システム(または、海生動物の 海洋養殖システム)は、開放式(すなわち、水が、絶えず、外部の供給源から補 充されるもの)または閉鎖式(すなわち、同じ水がシステム全体に再循環される もの)のいずれかである。 成功した海洋養殖は、主に、陸地からの流出により供給された栄養物質を豊富 に含んだ河口域または沿岸海域を使用した沿岸地域において実施されてきた。甲 殻類、魚および貝の効率のよい生産は、網を張るのに適した条件を備えた、穏や かな湾、湖または河口域の川のような海洋領域を囲った部分により、または、海 からの潮の流れ、または、川や河口域からの水の自然の流れの恩恵を受ける陸地 に池を建設することにより、実施されてきた。大きなエビの養殖場は、ラテンア メリカおよび東南アジアの国々の沿岸海域において建設されてきた。これらのエ ビの養殖システムは、生態系およびエビの餌として供給するために養殖池内に発 生する海洋食物連鎖に部分的に依存している。ある場合には、池内で生産された 天然の餌は、エビの餌または肥料の添加により活性化された自然の食物連鎖によ り補足される。 開放式海洋養殖システム、すなわち、自然の水源に依存しかつ絶えず環境に対 して露出しているシステムの欠点は、河口域および沿岸海域における水質が、陸 地からの流出物の性質に非常に大きく依存していることである。除草剤、農薬そ の他の農業排出物は、それが用いられた地域における海洋養殖システム内に入っ てくる。同様に、産業排出物または都市排出物も、沿岸海域におけるそのような 海洋養殖システムの水質に悪影響を及ぼす。 海洋生物の養殖における化学廃棄物の有害な影響の一例は、ある熱帯地方の小 エビ養殖産業を悩ましているタウラ症候群である。この症候群は、生まれた池内 において14〜40日間養殖した若い小エビ(体重0.1〜5グラム)を冒す。 この症候群は、小エビの養殖水における高レベルの農薬、特に、被害地において 農業により多量に使用された殺菌剤により生じているものと思われる(ライトナ ー(Lightner)他、水生生物体の病気 21:53−59,1995;ウィグルス ワース,ジェイ(Wigglesworth,J.),魚の養殖家 17:30−31,1994 )。農薬による化学物質汚染は、ラテンアメリカおよび南アメリカおよび東南ア ジアにおける小エビの収穫高にも悪影響を及ぼしている。 化学汚染物質による死に加えて、小エビは、パルボウイルス、バキュロウイル ス、ビブリオ属の各種細菌、壊死を伴う肝膵炎性細菌(necrotizing hepatopancr eatltis bacterium)のような、いろいろなウイルス性および細菌性の病原体に よる感染を受けやすい。これらの病原体が感染すれば、小エビの生産高をかなり 減 じることになる。したがって、小エビのタウラ症候群の原因となる病原体および 伝染性疾病を消滅させることは、小エビの養殖産業、特に、海洋養殖産業全般に きわめて有益なことである(ライトナー他、Int.Sym.on Aqu.Anim.Health、 プログラムと概要、1994,p.V-3)。 これらの問題に照らして、陸地に装備されたタンク内に養殖環境を供給するこ とにより、閉ループシステムにおいて海洋養殖を実践する試みがなされてきた。 これらの方法によれば、養殖システムを自然の水源から切り離すことにより、そ して、廃水浄化機構により再生された養殖水の再循環を利用することにより、環 境汚染の問題を回避することができる。これらの方法を用いることにより、廃水 レベルは、必要最小限の水量を交換するためにできる限り減じられる。閉じた系 の中で、水生生物を飼育するためのそのような多くの方法および装置は、従来の 技術により説明されている(小林他による米国特許第5076209号明細書、 バークベック(Birkbeck)他による米国特許第4052960号明細書、ロエルに よる米国特許第4394846号明細書、マッカーティ他による米国特許第39 76519号明細書を参照のこと)。 理論的には、閉ループシステムを用いることにより、環境汚染の問題は消滅さ れ、環境問題を発生させることなく、新鮮な海洋生産物を安定して供給すること ができる。閉ループシステムの想定される他の利点は、水が加熱または冷却され る場合に、閉ループシステムにおける温度を維持するための費用は開放式システ ムにおけるよりもずっと少なくて済むということである。なぜなら、多量の水が 、一旦所望の温度に到達されると、その温度を維持するために必要なエネルギは 小さくて済むからである。飼育タンク内の環境を厳密に制御することができるこ とは、養殖できる魚の種類を変化させることができることであると言うことがで きる。また、水が継続的に再利用されるので、水を供給し、移動し、貯蔵するた めの費用を最小化することができる。 閉ループ海洋養殖システムが開放式システム以上に提供する利点にも関わらず 、しかしながら、それらの潜在的な有用性は依然として潜在的であるという他は ない。海洋養殖に産業的プロセスの効率を課することにより、閉ループシステム における水生生物の合理的な養殖を得ることができるということが提案されてき たけれども、大規模な事業は、未だ、商業的に実施可能であるとは見られていな い。 開放式システムは、現在までのところ、商業的に実施可能な事業を支えるのに 十分な大きさのシステムだけである。経済的な海洋養殖事業に必要な大量の水は 、自然の水源、すなわち、湖、川、河口域および海からのみ得ることができる。 しかしながら、従来技術の閉ループ海洋養殖システムにより挙げられているよう に、自然の水源を使用することには欠点(例えば、除草剤、殺菌剤による汚染お よび細菌性・ウイルス性の感染を含む)があり、それらの欠点は海洋養殖システ ムの経営者にとっての主な問題点である。例えば、小エビの海洋養殖において、 被害地域では、通常、(1ヘクタールに150000の密度で)種付けされた後 幼生の小エビ(seeded postlarval shrimp)のたったの20%が、汚染および疾病 の有害な作用のために、成熟した収穫可能な大人になることができるのみである 。 システム内において養殖されている種により生ずる、窒素および他の有機的な 排泄物の再循環水を浄化するためにオゾンを使用することが、海洋養殖のための 閉ループシステムにおいて知られている(小林他、米国特許第5076209号 明細書、バークベック他、米国特許第4052960号明細書)。従来技術は、 飲み水に使用される新鮮な水から汚染物質を取り除くためにオゾンを使用するこ とをも教示している(フォスター他、Water Supply 10:133-145,1992、レイノ ルズ他、J.Ozone Science and Engineering 11(4):339-382,1989)。 しかしながら、海水または希釈した海水が養殖媒体である場合には、この発明 の海洋養殖システムにおけるように、オゾンは海水内に存在する臭素イオンと反 応し、酸化した副産物、特に、海洋動物に有毒な次亜臭素酸を生成する。これら の副産物は、その水が養殖される種と接触させられる前に、除去されまたは破壊 されなければならない。 このような不都合にもかかわらず、塩素のその他の汚染除去方法を用いたもの と比較して、オゾン処理されることにより提供される滅菌および浄化機能は、な おも魅力的である。残留次亜臭素酸の問題が克服されるならば(海水または淡海 水が養殖水として用いられる場合には)、有害な化合物、特に、小エビの養殖場 の近くで使用される形式の農薬を除去又は破壊するためにオゾンを使用する海洋 養殖システムの実用性は、非常に増大することになる。残留次亜臭素酸は、還元 剤の添加によって除去され得るが、開放式海洋養殖システムに大量の水が日常的 に必要であるとすれば、これは実用的ではない。 小林の米国特許第4052960号明細書は、活性炭を用いた処理によるオゾ ン処理の有害な副産物の除去について開示している。しかしながら、小林は、3 00リットルの水を保有するシステムからオゾン処理副産物を除去するためには 10リットルの活性炭が必要であるとも開示している。水に対する活性炭のこの 比率を用いることは、大規模な開放式システムにおいては実用的でないことは、 直ちに明らかである。100cmまで満たされた単一の10ヘクタールの池は1 00000m3または1億リットルの水を保有する。小林によれば、単一の池か らの水を処理するために3333333リットルの活性炭が必要である。 現在では、河口域の水源からの水を、補充水を高濃度のオゾンで処理するオゾ ン処理装置と流体的に連通した補充貯水池へ移送する移送手段を具備する開放式 海洋養殖システムを用いることによって、開放式海洋養殖システムの汚染および 蒸発の問題を克服することができることが偶然にも発見されている。補充貯水池 からのオゾン処理された水は、活性炭装置を通して閉込め領域に移送され、そこ で、複数の開放された池からの再循環水と混ぜ合わせられる。混ぜ合わせられた 再循環水および補充水は、沈降装置内に汲み上げられ、その後、低濃度のオゾン に晒され、沈降され、次亜臭素酸を除去するために曝気され、その後、水生動物 を飼育するために1つまたはそれ以上の開放された池へのその後の流入のために 貯水路に供給される。 この発明の水産養殖システムは、河口域の(塩)水を引き込む開放式海洋養殖 システムにおける次亜臭素酸による汚染の問題を克服し、従来技術における大量 の活性炭の必要性を回避するものである。 この発明のシステムにおける水の体積に対する活性炭の比率は、300リット ルの水に対して、たったの0.08〜0.15リットルである。これは、養殖水 に対して大きな比率(300リットルの水に対して10リットル)の活性炭を必 要とする小林(米国特許第5076209号明細書)の場合とは対照的である。 これは、小林の場合には、次亜臭素酸を除去するために活性炭が使用されるのに 対して、この発明の開放式海洋養殖システムでは、活性炭は、単に、汚染物質の 除去のための最終ポリシング(polishing)行程としてのみ使用されるためである 。 また、2つの異なるオゾン濃度、すなわち、汚染された補充水のための比較的 高いの第1の濃度(2〜5ppm)と、再循環水のための低いの第2の濃度(0 .8〜2ppm)が、海生動物の養殖における使用のための自然の源水を浄化す るために用いられ得ることが偶然にも発見されている。塩分を含有した淡海水を 浄化するためにオゾンを用いると、上述した次亜臭素酸の問題が発生する。また 、オゾン処理された水内の次亜臭素酸レベルが、オゾン処理された水を曝気する ことにより海洋生物に有害でないレベルまで低減され得ることも思いがけず発見 されている。 この発明の海洋養殖システムは、潮の干満および降雨によって水位が昇降する 水源の流れが妨げられないことに依存する水生生物の養殖システムに害となるさ らなる問題をも克服しかつ解消するものである。例えば、ある熱帯域における高 潮は、1日に2度、水位を4メートル昇降させ、しばしば、現存する小エビ海洋 養殖システムの排水路内に溢れ、高潮時の海水が発育池(grow-out ponds)から出 ずにその中に流入するために、所望の時刻に小エビを収穫することを不可能にす る。この発明のシステムは、このシステムの再循環水路のような該システム内に おける全ての地点において、水位を独立して調節することができ、任意の時刻に 収穫することを可能とするものである。 この発明の海洋養殖システムを使用することにより、被害地域の開放式海洋養 殖システムにおける成長した小エビの収穫高を、75〜125%改善するするこ とができ(すなわち、従来のシステムでは、約20%のみが収穫可能な大きさに 成長するのに対して、この発明では、約35〜約45%の種付けされた後幼生の 小エビが収穫可能な成体に成長する。)、閉式海洋養殖システムからの潜在的な 収穫高よりずっと多い量の小エビを生産することができる。発明の目的 この発明は、複数の開放された池であって、該池内へ水を補充するための補充 手段に流体的に連通した池と、海洋生物の養殖(海洋養殖)に適した水の浄化シ ステムとを具備する開放式システムを提供することを目的としている。 この発明の他の目的は、単一の汲み上げ行程のみによって、再循環水が重力に よりシステム全体に流れることを可能とするように設けられている海洋養殖シス テムを提供することである。 この発明の他の目的は、開放式海洋養殖システムからの、蒸発や土内への排水 による水の損失を安定化する装置を提供することである。 さらに、この発明の他の目的は、システムの水を浄化するための手段としてオ ゾンを使用する開放式システムにおける海洋生物の養殖方法を提供することであ る。 また、この発明の他の目的は、淡海水のオゾン処理により生ずる次亜臭素酸レ ベルを、海洋生物に有害でないレベルまで低減するための手段を含む海洋養殖シ ステムを提供することである。 この発明の他の目的は、システムの補充水および養殖水内の有害な汚染物質お よび病原性微生物を除去または破壊することができ、商業として成り立つ程度の 量の水生生物を飼育しかつ収穫することのできる開放式海洋養殖システムを提供 することである。 さらに、この発明の他の目的は、開放式海洋養殖池システムにおいて養殖され る生物におけるタウラ症候群の発生を防止するための方法を提供することである 。 さらに、この発明の他の目的は、種付けした後幼生の小エビの生存率35〜4 5パーセントとなるように、小エビを養殖することのできる大気開放式海洋養殖 システムを提供することである。発明の概要 この発明によれば、補充水を高濃度のオゾンで処理するオゾン処理装置に流体 的に連通した補充貯水池に河口域の水源から水を移送するための移送手段を具備 する海洋養殖システムが提供される。オゾン処理された補充貯水池からの水は、 活性炭装置を通して閉込め領域内に移送され、複数の開放された池からの再循環 水と混ぜ合わせられる。混ぜ合わせられた再循環水および補充水は、沈降装置内 に汲み上げられ、その後、低濃度のオゾンに晒され、沈降され、次亜臭素酸を除 去するために曝気され、その後、水生生物を飼育するための1つまたはそれ以上 の開放された池内へのその後の流入のために、貯水路内に供給される。 所望の水生種への水を有害な微生物または化合物で汚染された自然の水源から 得るとともに、第1のレベルのオゾンを用いてその汚染された水を浄化し、浄化 された補充水を再循環養殖水に混合し、さらに、混合した水を第2のレベルのオ ゾンで浄化し、残留する有害なオゾン処理の副産物を曝気により除去し、その混 合され浄化され曝気された水とともに養殖システム内に水を補充する、水生生物 の養殖方法も提供される。 また、海洋養殖システムにおいて養殖される水生生物への給餌方法および海洋 養殖システムに供給する自然の水源の干満あるいは水位に依存しない海洋養殖シ ステムからの水生生物の収穫方法も提供される。 この明細書において引用される全ての特許出願、特許および参照文献は、それ らの全体を参照することによりここに組み入れられている。これらに不一致があ る場合には、定義を含め、この明細書により調節する。図面の簡単な説明 この発明の上述した目的および他の目的、特徴および利点は、それら特定の実 施形態についての以下の詳細な説明、特に、同様の構成要素を指し示すために同 様の参照番号が種々の図面において用いられている添付図面とともに考慮するこ とにより明らかになる。 図1Aおよび図1Bは、線A−Aに沿って連結することにより、上空から見た 図または平面図を一緒に構成している。 図2Aおよび図2Bは、線B−Bに沿って連結することにより、システムを通 る水の経路を示すフローダイアグラムを一緒に構成している。 図3は、水の補充および処理装置を拡大して示す上空から見た図または平面図 である。 図4A,図4B,図5,図6Aおよび図6Bは、線C−Cおよび線D−Dに沿 って連結されることにより、この発明の海洋養殖システムの断面図を構成してお り、主として重力流れにより作動することを可能とする種々の構成部分における 相対的な水位を表している。 図7は、オゾン発生器から補充用および再循環用オゾン接触器への接続を示す 概要図である。 図8は、再循環用オゾン接触器の水平な縦断面図である。 図9は、図8の線9−9に沿って切断し矢印の方向に見た断面図であり、オゾ ン噴散装置のレイアウトを示している。 図10は、補充用オゾン接触器の水平な縦断面図である。 図11は、図10の線11−11に沿って切断し矢印の方向に見た断面図であ り、オゾン噴散装置のレイアウトを示している。 図12は、図10の線12−12に沿って切断し矢印の方向に見た断面図であ る。 図13は、第2の固体沈降装置の上空から見た図または平面図である。 図14は、図13の線14−14に沿って切断し矢印の方向に見た断面図であ る。 図15は、通気(曝気)装置を示す上空から見た図または平面図である。 図16は、図15の線16−16に沿って切断し矢印の方向に見た断面図であ る。 図17は、池の入口におけるゲート(水門)機構と活性炭とを示す上空から見 た図または平面図である。 図18は、図17の線18−18に沿って切断し矢印の方向に見た断面図であ る。 図19は、池の入口における活性炭フィルタとゲート機構とを示す図である。発明の詳細な説明 図1A,図1B,図2A,図2Bおよび図3を参照すると、海洋養殖システム 100が示されている。この海洋養殖システムは、自然の水源1と、汲み上げス テーション2と、補充貯水池3と、オゾン発生装置4と、オゾン接触装置5と、 活性炭装置6と、再循環水および補充水を混合する閉込め領域7と、第2の汲み 上げ装置8と、沈降装置9と、第2のオゾン接触装置10と、第2の沈降装置1 1と、空気送風装置12と、曝気装置13と、貯水路14と、池、貯蔵池16お よび発育池17の入口に配される活性炭フィルタ15とを具備している。これら のシステム構成要素の接続および動作は、以下に示されている。 入口(流量調節)ゲート18が、複数の池16,17の入口に配置されている 。再循環水路19が、池16,17の外周に配置されている。入口ゲート18は 、貯水路14から池16,17に、流体を選択的に流すことができる。出口ゲー ト20は、池16,17から再循環水路19へ流体を選択的に排出することがで きる。 図4A,図4B,図5,図6および図6Aは、システムの種々の構成部分にお ける相対的な水位21を示している。該水位は、システムの下流部位において、 概括的に低められ、水は、主として重力によりシステムを通して強制的に流され る。これにより、システムを通して水を汲み上げるために振り当てられる電気エ ネルギの使用が回避される。 オゾン接触装置5,10は、図4A,図5および図8〜図12に示されている 。このオゾン接触装置5は、配管22を通して貯水池3からの水を受け取る。 出口ゲート18は、オゾン接触装置5に流入できる水量を調節するために、貯 水池3の配管22への出口に配置されている。オゾン接触装置5(図4Aおよび 図10〜図12参照)は、その底面近傍に配置されたオゾン噴散装置26を収容 したハウジング24を具備している。噴散装置26は、水中に上昇していくオゾ ン気泡28の細かい噴霧を生成する。気泡の大きさは、該気泡が水面に到達する 前に、実質的に全てのオゾンが水中に確実に吸収されるように調節されている。 オゾン発生器は、例えば、PCI社(ウエストコールドウェル,ニュージーラン ド)により製造されたPCIオゾン発生器またはオゾニアインターナショナル社 (ルエイル−マメゾン(Rueil-Maimaison),フランス)により製造されたオゾニ アオゾン発生器でよい。オゾニア発生器がより好ましい。オゾン噴散装置26は 、この実施形態においては2つのPCIオゾン発生器により構成されているオゾ ン発生装置4(図2A,図3,図7参照)からのオゾンを受け入れる。オゾン発 生器は、一日に72ポンドのオゾンを発生することができるB72型と、1日に 150ポンドのオゾンを発生することができるHT150型である。システムの 規模に応じて、より大きなまたはより小さい容量のオゾン発生器を、この発明の 海洋養殖システムにおいて使用することも可能である。オゾン噴散装置26は、 (上述したオゾニアインターナショナル社の)オゾニア(Ozonia(商標) )または(フェロコープ社,イーストロチェスター,ニューヨークの)アイラミ ック(Airamic(商標))噴散装置のような任意の好適な形式のガス噴散 装置でよい。オゾニア噴散装置は、それらがオゾン接触装置内において示す耐久 性の理由から、非常に好ましい。オゾン接触装置5,10は、オゾンの均一な分 布を確保するために水を混合するためのバッフル30(図8,図10,図12参 照)をも具備している。水の浄化に必要なオゾンの量は、季節、処理される水の 体積、および水の流量に応じて変化するが、当業者であれば、難なく決定するこ とができる。 図3および図7に示されるように、オゾン発生器4は、配管32,34によっ てオゾン接触装置5,10と流体的に連通している。オゾン発生器4およびオゾ ン接触装置5,10の概要は、図7に示されている。オゾン接触装置5は、さら に、図10および図12に示されている。オゾン接触装置5は、ハウジングの頂 部に配置されたガス抜き装置36を具備している。ガス抜き装置36は、オゾン 接触装置5の頂部に溜まった空気またはオゾンを喚起するのに用いられ得る。こ こで、図8および図9を参照すると、第2のオゾン接触装置10が示されている 。図8および図9に示されるように、第2のオゾン接触装置は、同様の装置を用 いており、噴散装置26はハウジング35の底面近傍に配置されている。上述し たように、噴散装置26の目的は、オゾンの気泡が水面に向かって浮き上がって いくにつれて、それらが実質的に完全に水中に溶解または吸収されるように、オ ゾンの気泡の細かい噴霧を水中に生成することである。オゾンの水中への吸収は 、農薬のような不純物を含む水の浄化を補助する。 ここで、図4Bを参照すると、活性炭装置6が示されている。この発明の好適 な実施形態においては、活性炭装置6は、活性炭の14個のモジュール40を具 備しており、その各々が4m3の体積であり、約4400ポンドの活性炭を保持 している。好ましくは、活性炭はアフリカ椰子の実の外皮を用いて用意される。 図4Bに示されるように、モジュール40は、2列に配列され、その各々の列が 7つのモジュールを具備している。 ここで、図5を参照すると、第1の沈降装置9は強化コンクリート容器である 。好ましい実施形態では、この容器は幅8m、長さ8m、深さ2mである。貯留 容器9は、該容器9の底部に粒状の固体を沈下させると同時に、液体を次のステ ーションへ流動させ続けることができるような大きさに形成されている。したが って、沈降装置の大きさが、海洋養殖システムの大きさに応じて変化することは 直ちに明らかである。第2の固体沈降装置11は、第2のオゾン接触装置10か らの流体を受け入れる。第2の固体沈降装置11も、強化コンクリート容器であ ることが好ましく、好適な実施形態においては、幅6m、長さ8m、深さ2mで ある。図13および図14は、第2の沈降池11の平面図および縦断面図をそれ ぞれ示している。 ここで、図3および図13〜図16を参照すると、曝気装置13および空気ブ ロワ12が示されている。好ましい実施形態においては、空気ブロワ12は、ル ーツ型回転ブロワである。各ブロワは、1平方インチあたり15ポンドの圧力で 、1分間で300立方フィートの空気を送り出す能力を有している。空気は、ア ポプカ,フロリダ(Apopka,FL)のアクアティック・エコシステムズ(Aquatic Eco systems)社から入手可能な、スイートウォータ(Sweetwater(商標) )噴散装置42を通して、曝気装置13に噴散される。曝気の間に、有機物質お よび他の異物が、気泡に捕らえられ、気泡とともに水面に浮上させられ、そこで 、泡が形成される。石42により生成された気泡は、液体により完全に吸収され ることなく水面に達する大きさに形成されていることが好ましい。カーテン44 が、曝気装置13の上方に、少なくとも1メートルあるいはそれ以上水面下に垂 下するように配置されている。このカーテン44は、多孔質材料、好ましくはバ ーラップで構成されており、水の流れの経路全体にわたって、曝気装置を横切っ て広げられている。したがって、多孔質のカーテン44は、曝気装置における水 面に浮遊する泡(不純物を含んでいる)を捕獲する。泡は、その後、任意の好適 な方法によってカーテンの前面または上流側から定期的に容易にすくい取られる 。このように、カーテン44は、水の上部から泡を除去するためのすくい取り装 置として機能する。したがって、カーテン44は、図15に示されるように、該 カーテン44に曝気装置により生成された全ての泡を捕獲させることができるよ に、空気石42から下流に所定距離を開けて配置されることになる。 図1A,図1B,図3および図17〜図19に示されるように、ゲート18が 、1つの部屋から他の部屋への流れを調節するために設けられている。これらの ゲートは、上流の部屋から下流への流れを調節するための任意の好適なバルブ構 造のものでよい。ゲートの好ましい実施形態は、図17〜図19に示されており 、それによれば、流体は、例えば、貯水路14から発育池17に流れる。この発 明の海洋養殖システムのどちらかといえばゆったりとした大きさのために、水路 を池から分離すべく、そして、種々の池16,17を相互に分離すべく、堤防が 用いられている。したがって、貯水路14から池16,17へ流動する流体は、 図18に示されるように、堤防を貫通して掘られた配管48を通して流れる。各 ゲート18は、図19に示されるように、複数の個々のゲート50からなってい る。ゲート50の上部には、例えば、“ツーバイフォー”(すなわち、2インチ ×4インチ)の木板52のような板が配置されている。流体の水位を調節するた めに、板が任意のレベルでゲート50から、すなわち、ゲートの上部、中間部ま たは下部から取り外される。例えば、図19に示されているゲート50′は、上 部の2つの板が取り外された状態で示されている。したがって、有効水位21が 2つの板の高さに減じられる。この装置は、池の異なる水位に水を選択的に除去 することを可能としている。例えば、雨が降ったときには、真水が池に加えられ 、池の塩分に影響を及ぼす。しかしながら、真水は、淡海水よりも比重が小さい ので、降雨により加えられた真水は池の上部に配される。もしこの水が、下方の 水に含まれている塩分が上方の真水内に拡散する前に、迅速に除去されるならば 、池の全体的な塩分は維持される。ゲートの上部の板を除去することにより、こ の望ましくない真水の選択的な除去を実現することができる。もちろん、他のシ ステムを、1つの部屋から他の部屋への流体の流れを調節するために使用するこ ともできる。 図1〜図19に示された海洋養殖システムの作用について以下に説明する。こ の海洋養殖システムを通した水の流れは、図2A,図2Bに示されている。海洋 養殖システムは、自然の水源1の近くに配置されていることが好ましい。多くの 場合、そして、特定の小エビの養殖のために、水源は、かなりの塩分を含んだ淡 海水である。この水源は、産業薬品および農薬により、または、養殖種に打撃を 与える自然の病原体により、または、薬品および病原体の両方により汚染されて いることが多い。小エビを飼育する場合には、水源は、0.016〜0.034 (16〜34ppt)の間の塩分濃度を有している必要がある。好ましい塩分濃 度レベルは、22〜34pptである。システムにおいて特に好ましい塩分濃度 レベルは、28pptである。水の塩分を測定する技術については、当業者に周 知である。 システム100は、貯水路14を通してシステムの種々の構成部分への自然の 水源からの未処理水を流入させることを許容することにより、最初に充満させら れる。システムは、その後、河口域の水がシステム内に無制限に流入することを 防止するために、例えば、土の堤防を建造することにより閉鎖される。小エビの 養殖と、システムの浄化装置5,6,7,9,10,11,12,13を通した 水の循環とが、この実施形態においては、同時に開始される。他の好適な実施形 態では、システムは、浄化された水で満たされるだけである。未処理水は最初に 空のシステム内へ、ポンプ2により水源1から汲み上げられ、補充貯水池3を満 たし、そこから、オゾン接触器5、活性炭装置6を通して流れ、その後、閉込め 領域7に流入する。水は、ポンプ装置8によって閉込め領域から沈降装置9内に 汲み上げられ、そこから第2のオゾン接触装置10、沈降装置11および曝気装 置13に流れ、その後、貯水路14へ流入する。水路14は、処理された水で満 たされ、該処理された水は、その後、池16,17を満たすためにゲート18を 通って流動することを許可される。 水は、貯蔵池および発育池16,17において必要とされるまで、補充貯水池 3内に保持される。この発明に係る大気開放式システムにおいては、水は、蒸発 および土への漏洩によって恒常的に喪失されているので、補充水が必要である。 水の損失は、季節ごとに、地域ごとに変化する。しかしながら、熱帯域では、蒸 発および漏洩による水の損失が本質的なものである。水の損失を管理可能なレベ ルに保持するために、この発明の海洋養殖システムが建設される土の成分は、5 0%以上の粘土を含有していることが好ましく、80%の粘土を含有しているこ とがより好ましい。土内に含有される粘土が多ければ多いほど、浸出による水の 損失がより少なくなる。熱帯域に位置する約200ヘクタールの海洋養殖システ ムにおいては、6月〜12月の期間は、湿度によって蒸発が減少するために1日 あたり約2百万ガロンの補充水が必要とされる一方、1月〜5月の期間では、蒸 発による水の損失を元に戻すために、1日あたり約3百万ガロンの補充水が必要 である。補充水として必要とされる水の量は、もちろん、降雨や蒸発速度に影響 する湿度に依存して変化する。システム内の水は、典型的には、10〜11ヶ月 の期間にわたって完全に補充される(すなわち、全体的に補充水で置き換えられ る。)。もちろん、1日あたりに必要な補充水の量は、システム全体の規模にも 依存して変化する。 池システムが構築される土の成分は、稼働中に、水の総体積の40%を超える レベルの堆積物が生成されないようなものでなければならない。加えて、土から の堆積物は、20ミクロンより小さいものであってはならず、さもなければ、沈 降は有効でなく、システムは正しく機能しない。 発育池17または貯蔵池16のいずれかにおいて水の補充が必要なときには、 補充貯水池3のゲート18を開くことにより、第1のオゾン接触装置5内への補 充貯水池3からの水の流入が許可される。補充水は、所定濃度のオゾンと、約3 0秒〜約5分間接触させられることが好ましい。オゾンは、約2〜5ppm、よ り好ましくは3〜4ppmの比較的高い濃度で、補充水に添加されることが好ま しい。補充水に添加されるオゾンの量は、季節、水の量および水の流量に応じて 変化する。したがって、蒸発による損失の少ない冬の間は高レベルのオゾンが必 要である。 オゾン処理の後には、補充水は、オゾン反応装置5から活性炭装置6を通して 流れる。活性炭装置6を通過した後に、補充水は、閉込め領域7に流れ込み、そ こで、オゾン処理された補充水が再循環水路19内の水と混合される。この発明 の1つの好ましい実施形態では、閉込め領域7は、約5ヘクタールの面積を有し ている。また、この閉込め領域7は、追加の沈降領域としても機能する。水は、 典型的には、粒状の物質を沈降させるために、この閉込め/沈降領域7に約20 〜約90分間保有される。この発明の沈降装置および貯水地領域は、堆積した土 を取り除くために、定期的に清掃される。特に、補充貯水池3は、浚渫により毎 年1度清掃され、閉込め領域7は、浚渫により6ヶ月ごとに1度清掃され、固体 沈降器9,11は、排出管58を通してシステム外部の排気領域へその内容物を 排出することにより毎週清掃される。 混合された補充水および再循環水は、その後、ポンプ装置8によって第1の固 体沈降器9内に移送される。第1の固体沈降器内における保有時間は、水の流量 に応じて、約20秒〜80秒である。 水は、重力流れによって、第1の固体沈降器9から第2のオゾン処理装置10 に流れる。この第2のオゾン処理行程において、約0.8〜2.0ppm、好ま しくは1.6ppmのオゾンが添加される。水は、これも水の流量に依存して、 約50秒〜210秒間オゾンと接触させられることが好ましい。流量を低くすれ ばするほど、水がオゾンと接触できる時間が長くなる。システムにおけるオゾン の需要に合致し得る任意のオゾン発生器が好適である。 オゾン処理された水は、重力により第2の固体沈降器11内に供給される。堆 積物が、沈降器11室内に約15秒〜1分間沈下することを許容された後に、堆 積物を除去された水が重力により曝気装置13に供給される。 オゾン処理された水の曝気の間に、臭素を含有した水がオゾンに晒されるとき に生成される有害な次亜臭素酸が、海生動物にとって、もはや有害ではないレベ ルであるという程度まで破壊される。オゾン処理された水は、曝気装置内に導入 された気泡と、毎分600立方フィートの割合で約8〜25分間接触させられる 。この空気接触期間は、水に添加されたオゾンの量、毒素および微生物の破壊の 際に消費されたオゾンの量および水の流量に依存する。より大量のオゾンに晒さ れた水は、より長くオゾンと接触させることが好ましい。曝気処理の間に、処理 されるべき水内に浮遊された有機物質および他の不純物は、気泡内に捕らえられ 、水面まで浮き上がらされ、そこで、泡または泡立った残渣を形成する。カーテ ン44は、曝気装置内の水面に浮いている不純物を含有した泡を捕獲し、その泡 は、その後、定期的にカーテンからすくい取られる。曝気行程は、次亜臭素酸濃 度を、海洋生物にとって無害なレベルまで低減する。 曝気処理の後には、水は、小エビ、ナマズ、マス等のような海洋生物の養殖に 好適なものとなる。曝気処理された水は、その後、重力により、曝気装置13か ら貯水路14内に流れる。曝気後の水質は、生物学的定量システム54を用いて 絶えず監視される。このシステム54は、小エビを収容した10個の閉じたタン クを具備している。これらのタンク内の小エビは、曝気装置から出た水に晒され る。小エビの健康は、水内の毒素または次亜臭素酸のいずれかの過剰を示す不都 合な作用のために監視されている。オゾン処理された水は、池に入る前に貯水路 内を通るので、汚染された水が発育池17または貯蔵池16に到達する前に調整 される。 再循環水の活性炭処理に先立つオゾン処理により達成される汚染物質、例えば 、除草剤アトラジンおよびアメトリン(ametryn)のレベルの低減は、表1に示さ れている。 データは、オゾンの使用により、水の汚染物質のレベルが低減されていること を示している。汚染物質濃度の測定は、当業者に周知のガスクロマトグラフィ/ 質量分析法を用いて実施された。ガスクロマトグラフィ/質量分析法を用いた場 合、アトラジンおよびアメトリンの検出限界は0.5pptである。 水は、貯水路14内に蓄えられ、重力によって、ゲート18、池の入口におい て活性炭フィルタ15を通して流れ、その後、池16,17内に流れる。約10 ヘクタールの各池17は、その入口に6個の活性炭フィルタモジュール56(図 3および図17参照)を有しており、それぞれが1立方メートルの活性炭を収容 している。より小さい貯蔵池は、1立方メートルの活性炭を収容した1つの活性 炭モジュール56からなる活性炭フィルタを有している。炭素は、毎週、モジュ ールから取り出されて蒸気洗浄される。各フィルタモジュール内の活性炭は年一 回完全に取り替えられる。特にひどい降雨条件の場合(例えば、熱帯域における 雨季)には、炭素を再活性化することが有利であることがわかっている。これは 、モジュールから炭素を引き出し、常温から約100℃で炭素を乾燥することに より実施される。炭素は、その後、吸着した物質の除去により再活性化される。 再活性化は、炭素粒を約100℃〜約250℃の温度で加熱することにより達成 され、木炭形成(char formation)は、炭素粒を約200℃〜約750℃で加熱す ることにより達成され、木炭ガス化(char gasification)は、煙動ガス、水蒸気 または酸素のような酸化ガスの量を制限した状態で炭素粒を約800℃〜約10 00℃で加熱することにより達成される。 池には2つの種類のものがある。1つは、より小さい貯蔵池16であり、通常 約1ヘクタールまたはそれより小さく、後幼生の実生(postlarval seedlings)を 貯蔵し、または、小エビを完全に成長させるまで発育させるためのいずれかに用 いられ得る。他方は、より大きな発育池17であり、通常10ヘクタールまたは それより面積が広く、小エビがそれらの最終的な大きさ(例えば、好ましくは、 15〜18g)まで成長することができる。 小エビの海洋養殖において、池の水の温度は18℃以上に維持される必要があ る。それより低い温度に保持されると、小エビの成長が止まることが知られてい る。池の水内に溶解している酸素レベルは、約2〜約10ppm、好ましくは、 約4〜約5ppmに保持されなければならない。池の水内に溶解している酸素成 分が2ppm以下になると、小エビに悪影響が及ぶ。この発明の実践において、 溶解している酸素レベルは監視されかつ2ppm以上に維持されるべきである。 溶解している酸素レベルは、夜の間に水内の植物プランクトンの光合成が行われ ないために、午前5時頃〜6時頃までの間に最も低くなる傾向があり、したがっ て、溶解している酸素量の測定は、早朝に実施することが好ましい。 随意に、養殖池には、新鮮なニンニクをすりつぶすことにより用意されるガー リックペーストを投入してもよい。この発明の海洋養殖システムでは、このガー リックペーストは、池内の海洋生物の養殖により生成された有機物負荷を低減す る静菌剤として機能する。再循環水内の有機物負荷の削減すれば、結合された再 循環水および補充水内に達成されなければならないオゾンの(第2の)レベルは 、ガーリックペーストを池の水内に添加しない場合に必要とされるよりもずっと 低くて済むので、システムの燃料消費がかなり低減する。オゾンの発生には、か なりのエネルギが必要なので、必要量の削減はかなりの経費節減となる。 ガーリックペーストは、以下のようにして飼育池に添加される。養殖されるべ き海洋生物が飼育池内に導入された後の第1週または第2週の間に、1ヘクター ルの池について約1キログラムが添加される。第3週の間に、1ヘクタールあた り500グラムのガーリックペーストが一日おきに添加される。第4週から収穫 まで、飼育池内の生きた小エビの概算1000ポンドごとに、約500グラムの ガーリックペーストが、飼育池の状態によって、毎日または一日おきのいずれか に添加される。すなわち、池内の生物が予期または所望したとおりの早さで成長 していると見ることができない場合には、ガーリックペーストは毎日添加され、 生物が成長しかつ良好に生き残っている場合には、ガーリックペーストは、一日 おきに添加される。 発育池内の水の体積の約3〜8%が毎日交換される。すなわち、毎日所定の池 内の水の総体積の3〜8%が、補充水路14からの流入を許可され、それと同量 の水が池から再循環水路19内に注がれることを許可される。この循環により、 海洋養殖システムにおけるさらなる使用のために、沈降、オゾン処理および曝気 処理による池内の養殖水の恒常的な回復が可能となる。この発明の海洋養殖シス テムでは、毎日、約2千5百万〜約7千万ガロンの水が再循環され得る。好まし い実施形態では、約3千万ガロンの池の水が、毎日、再循環される。もちろんこ の数値は、システムの大きさに依存して変化する。 この発明の海洋養殖システムを用いた実施可能な最小限の小エビの養殖場は、 30ヘクタールであり、最大の大きさは約800ヘクタールである。このシステ ムの好ましい実施形態(図1参照)は、約200ヘクタールである。個々の発育 池17の好ましい最大の面積は約25ヘクタールである。各池の最小サイズはな い。この実施形態では、池は、土で区画されており、人工のライニングや遮水壁 を有していない。しかし、プラスチックやコンクリートのような任意の好適なラ イニング材が、この発明の実際の池に使用されてもよい。海生動物の養殖 以下に、この発明を用いた小エビの養殖について説明する。小エビは、当業者 に周知の方法を用いてタンク内において卵からかえされる。小エビが卵から後幼 生段階(すなわち、約0.0001グラム)に成長するのに約17〜19日を要 する。後幼生の小エビは、小さい貯蔵池16に移送され、そこで、貯蔵される。 貯蔵池16からの小エビは、約0.5〜1グラムに成長したときに集められて、 発育池17内に、1ヘクタールの池あたりに後幼生の小エビが約150000〜 180000匹(ペナエウス・ヴァナメイ(Pennaeus vannamei)またはモノドン( monodon))または90000〜120000匹(ペナエウス・スチリロストリー ズ(Pennaeus stylirostries))の密度で移送または種付けされる。 小エビは、主に、池内に導入された植物プランクトンにより生存している。1 0ヘクタールの池について、最初に蒔かれる植物プランクトンの量は約3300 ポンドである。1エーカーの貯蔵池について、最初に蒔かれる植物プランクトン の量は、約330ポンドである。植物プランクトンは、当業者に周知の方法によ ってタンク内において成長し、植物プランクトンを含有した養殖媒体の速心分離 または植物プランクトンを含んだ養殖媒体の精密ろ過のような周知の方法によっ てタンクから収集される。スラリーを生成するための植物プランクトンの精密ろ 過後に加圧により水の容積をさらに減じることにより、取り扱いが簡単な植物プ ランクトンの圧縮された固形物が生成される。精密ろ過は、養殖された植物プラ ンクトンの好ましい収穫方法である。植物プランクトンの遠心分離および精密ろ 過装置は、例えば、ワランデール,ペンシルバニアのアメリカフィルタ社(U.S.F ilter Co.,Warrandale,PA)から入手することができる。収集された植物プラン クトンは、その後、プラスチック製袋に入れられて最大30日間冷蔵される。池 に植物プランクトンを蒔くことが必要なときに、該植物プランクトンは、早朝に 冷蔵庫から取り出され、指定された池に均等に分散されるように投入される。 池17内の植物プランクトンの成長は、硝酸および燐酸肥料を添加することに より促進される。添加される肥料の量は季節により変化する。夏季、すなわち、 6月〜11月には、池の大きさ1ヘクタールあたりに約6.6〜約17.6ポン ドの窒素含有肥料(典型的には尿素)が、池17に植物プランクトンが蒔かれる ときに添加される。また、池の大きさ1ヘクタールあたりに約3.3〜11ポン ドの燐含有肥料も植物プランクトンの蒔かれる時期に各池17内に添加される。 その後、成長を維持するために、各池17には、1ヘクタールあたり約2.2〜 11ポンドの窒素含有肥料が、毎週添加される。燐含有肥料は、1ヘクタールあ たり1.1〜8.8ポンドの割合で、毎週添加される。 冬季、すなわち、12月〜5月には、植物プランクトンが池17に蒔かれると きに、窒素含有肥料は、池17の1ヘクタールあたりに2.2〜8.8ポンドの 量が添加される。燐含有肥料は、植物プランクトンが蒔かれる時期に、1ヘクタ ールあたりに2.2〜13.2ポンドの量が池17に添加される。その後、成長 を維持するために、窒素含有肥料は、週ごとに1ヘクタールあたりに1.1〜6 .6ポンドの量が添加される。燐含有肥料は、1ヘクタールあたりに2.2〜1 1ポンドの割合で毎週、池17に添加される。小エビが発育池17内で成熟する と、より多くの量の植物プランクトンが消費される。市販の小球状の小エビの餌 、典型的には魚粉、イカ、小麦、米、魚油およびビタミンを含有しているものが 、植物プランクトン食料源を補うために池に添加される。表2は、池17内に導 入される小球状の餌の典型的な量を示している。 貯蔵池が、非常に小さい後幼生小エビを貯蔵し、それらを発育池に移送する前 に0.5〜1グラムの大きさに成長させる場合には、収穫は以下のようにして収 穫される。池のゲート20が開かれて、典型的にはナイロンのような漁網材料よ りなり、小エビよりも小さい孔を有するかぎ針編みされたチューブ内に小エビが 収集される。チューブの一端は、小エビを収集するために縛って閉じられている 。小エビは、酸素処理された水を満たしたバケツに即座に移送され、その後、種 付けされる発育池に即座に移送される。 小エビは、約9〜20グラム、好ましくは、約15〜18グラムに成長したと きに収穫される。小エビは、夜のうちに、すなわち、午後6時頃から午前6時頃 までの間に収穫されなければならない。日中は、小エビは池16,17の底にく っついて離れず、したがって、ゲート18が開かれても水と一緒に流れ出さない 。夜には、小エビは水面に上昇していて、容易に収集され得る。収穫前に、池の 水位は約110cmから約60cmに低下する。小エビの収穫は、以下のように して実施される。収穫される小エビより小さいかぎ針編みされた孔を有するかぎ 針編みされたチューブ(一般に、ナイロンのような漁網材料で作られる。)は、 選択された池の流出管49(図6B参照)にその一端を固定される。チューブの 他端は、結び目によってその端部を閉じられている。池17の流出ゲート18は 、その後開かれ、水と小エビは重力の作用によって池17の外部に流出可能とさ れる。小エビを含んた水は、チューブを通して再循環水路19に流れ、小エビは チューブ内に捕獲される。約1500〜約2000ポンドのエビが、チューブ内 に捕獲された後に、ゲート18が閉じられ、チューブの端部の結び目が解かれて 、小エビは、氷の上に幾層かに梱包される。チューブが空になった後に、チュー ブのその一端が再び結ばれ、池が空になって小エビが収集されかつ氷上に梱包さ れるまで、同じ手順が繰り返される。典型的な10ヘクタールの池では、900 0〜11000ポンドの小エビが収穫される。 小エビの収穫の間に排出された水は捨てられることなく、むしろ、他の池17 、再循環水路19および閉込め領域7の水位を上昇させることにより貯蔵される 。この発明の他の実施形態では、このようにして蓄積し得る水の最大量は、1億 5千万ガロンであり、およそ10ヘクタールの大きな池17の約4個分に相当す る。 この発明を実践する場合において、空の池17が損傷および酸性化について試 験される。もし、ある領域において腐敗した有機物が収集されたことが明らかに なった場合には、石灰で処理される。池17は、その後、池の底面がひび割れる まで、日光で乾かされる。池は、その後、貯水路14からの水を30cmの高さ まで再充填される。この池の修復および再充填処理は、典型的には約7〜約15 日を要する。オゾンを使用すれば、池の表面がひび割れるまでの時間が短縮され る。 池に水が30cmの深さで再充填された後約36時間で、池には、植物プラン クトンが再度蒔かれる。再充填の三日後に、後幼生の小エビが発育池16内に加 えられる。次の20日間にわたって、水を池内に導入しかついかなる排出をも禁 止することによって、池の水位は、30cmから約100〜110cmまで上昇 させられる。池17を再充填した後20〜25日の間に、水の交換が、貯水路1 4を介して開始される。貯蔵池は、発育池と同様の方法で再充填される。 上述した開放式海洋養殖システムは、小エビの養殖に適合されている。しかし ながら、当業者に知られているように、上述した説明から、上述した装置および 方法が任意の水生生物または海洋生物の養殖に広く適用可能であることは明らか である。水内の塩の含有量に制限はないので、この発明を用いて、真水および塩 水の水生生物の両方を養殖することができる。したがって、この発明は、乱獲お よび環境破壊の結果、現在では供給することが不十分である多くの種類の海洋生 物の有効な供給を大幅に増大させるために用いることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンター,マックス エル エクアドル共和国 グアヤキル アヴェニ ーダ セントラル #300 イ キンタ シウダーデラ ミラフローレス

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 貯水池と、 該貯水池と選択的に流体的に連通される第1のオゾン接触装置と、 該第1のオゾン接触装置と選択的に流体的に連通される貯水路と、 前記貯水路と選択的に流体的に連通される複数の池と を具備することを特徴とする開放式海洋養殖システム。 2. 前記第1のオゾン接触装置と選択的に流体的に連通される再循環水路をさ らに具備することを特徴とする請求項1記載の海洋養殖システム。 3. 前記再循環水路と選択的に流体的に連通される第2のオゾン接触装置をさ らに具備することを特徴とする請求項2記載の海洋養殖システム。 4. 前記複数の池が、前記再循環水路と選択的に流体的に連通されていること を特徴とする請求項3記載の海洋養殖システム。 5. 前記第1のオゾン接触装置と選択的に流体的に連通する活性炭装置をさら に具備することを特徴とする請求項1記載の海洋養殖システム。 6. 前記活性炭装置と流体的に連通され、そこで、補充水と再循環水とが混ぜ 合わせられる閉込め領域をさらに具備することを特徴とする請求項5記載の海洋 養殖システム。 7. 前記第1のオゾン接触装置および前記再循環水路と選択的に流体的に連通 する活性炭装置をさらに具備することを特徴とする請求項2記載の海洋養殖シス テム。 8. 前記再循環水路が、前記活性炭装置と流体的に連通し、そこで、補充水と 再循環水とが混ぜ合わせられる閉込め領域を具備することを特徴とする請求項7 記載の海洋養殖システム。 9. 前記閉込め領域と選択的に流体的に連通する沈降装置をさらに具備するこ とを特徴とする請求項6記載の海洋養殖システム。 10. 前記閉込め領域と選択的に流体的に連通する第2のオゾン接触装置をさ らに具備し、該第2のオゾン接触装置と選択的に流体的に連通する第2の沈降装 置をさらに具備することを特徴とする請求項9記載の海洋養殖システム。 11. 前記第2の沈降装置と選択的に流体的に連通する曝気装置をさらに具備 し、該曝気装置が、オゾン処理された臭素含有水から次亜臭素酸を除去可能であ ることを特徴とする請求項10記載の海洋養殖システム。 12. 前記曝気装置が、該曝気装置の上部から垂下したカーテンを具備するこ とを特徴とする請求項11記載の海洋養殖システム。 13. 前記カーテンが、多孔質材料からなっていることを特徴とする請求項1 2記載の海洋養殖システム。 14. 前記複数の池の各々が、入口ゲートを有し、活性炭フィルタが、前記各 池の前記入口ゲートに近接して配置されていることを特徴とする請求項1記載の 海洋養殖システム。 15. 自然の水源から水を得る行程と、 その水をオゾンに接触させる行程と、 その接触による残留副産物の水内における含有量が、海洋生物に適合可能なレ ベルに低減されるまで、前記水を曝気する行程と、 その水内において海洋生物を養殖する行程と を具備することを特徴とする海洋生物の養殖方法。 16. 海洋生物にとって有害な微生物または化合物で汚染された自然の水源か ら補充水を得る行程と、 その補充水を第1の量のオゾンと、該オゾンが該補充水内において第1のレベ ルに達するような十分な時間にわたって接触させる行程と、 そのオゾンに接触させた補充水を、前記海洋生物が養殖される再循環水と組み 合わせる行程と、 その組み合わせられた補充水および再循環水を、前記オゾンの接触による残留 副産物の水内における含有量が海洋生物に適合可能なレベルに低減されるまで曝 記する行程と、 その水内において海洋生物を養殖する行程と を具備することを特徴とする海洋生物の養殖方法。 17. 前記補充水が、自然の水源からの臭素含有水であることを特徴とする請 求項16記載の方法。 18. 前記補充水が、前記海洋生物に有害な微生物または化合物で汚染されて いることを特徴とする請求項17記載の方法。 19. 前記組み合わせられた補充水および再循環水が、該組み合わせられた補 充水および再循環水内のレベルより低い第2のレベルに前記オゾンが達するよう な十分な時間にわたって第2の量のオゾンと接触させられることを特徴とする請 求項16記載の方法。 20. 前記再循環水と前記オゾン処理された補充水とを組み合せる前に、前記 オゾン処理された補充水が活性炭に接触させられることを特徴とする請求項19 記載の方法。 21. 前記海洋生物が、複数の土製の池内で養殖されることを特徴とする請求 項17記載の方法。 22. 前記土製の池に植物プランクトンを植え付ける行程をさらに具備するこ とを特徴とする請求項21記載の方法。 23. 前記土製の池に、アジョ植物(ajo plant)から得たペーストを、殺菌に 効果的な量だけ投入する行程をさらに具備することを特徴とする請求項22記載 の方法。 24. 海洋生物に有害な微生物または化合物で汚染された自然の水源から、臭 素含有補充水を得る行程と、 その汚染された補充水を一定量のオゾンと、該補充水におけるオゾンの第1の レベルを達成するために十分な時間にわたって接触させる行程と、 浄化された補充水を再循環養殖水と組み合わせる行程と、 その組み合わせた補充水および再循環水を十分な量のオゾンと該水内における オゾンの前記第1のレベルより低い第2のレベルを達成するために十分な時間に わたって接触させる行程と、 その組み合わせた補充水および再循環水を前記オゾンの接触による前記水内の 残留副産物の含有量が海洋生物に適合可能なレベルに低減されるまで曝気する行 程と、 その水内において海洋生物を養殖する行程とを具備し、 前記オゾンの第1のレベルが、前記海洋生物に有害な微生物や化学化合物を破 壊するのに効果的であり、 前記オゾンの第2のレベルも、前記海洋生物に有害な微生物や化学化合物を破 壊するのに効果的なものであることを特徴とする、有害な作用を受ける海洋生物 の養殖における微生物および化学的毒素の有害な作用を防止しまたは少なくとも 改善するための方法。 25. 前記海洋生物の養殖が、タウラ症候群の被害を受けていることを特徴と する請求項24記載の方法。 26. 前記海洋生物の養殖が、パルボウイルス、バキュロウイルス、ビブリオ 属の各種細菌、壊死を伴う肝膵炎性細菌からなる群から選択される微生物による 感染を受けていることを特徴とする請求項24記載の方法。 27. 前記海洋生物が小エビであることを特徴とする請求項16記載の方法。 28. 前記海洋生物が小エビであることを特徴とする請求項24記載の方法。
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