JP7172430B2 - コネクティングロッド - Google Patents

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    • F16C2360/22Internal combustion engines

Description

本発明は、内燃機関においてピストンとクランクピンとをつなぐコネクティングロッドに関する。
例えば特許文献1に開示されているように、大端部において斜め割にロッド本体とキャップとに分割されたコネクティングロッドが知られている。特許文献1に開示されたコネクティングロッドは、ロッド本体とキャップが2箇所において当接している。2箇所の当接位置では、ロッド本体の接合面とキャップの接合面が当接する。ロッド本体の小端部に近い側の接合面と、キャップの小端部から遠い側の接合面とは、凹状でかつ底側に向けて狭くなる錐面状に形成されている。これに対し、キャップの小端部に近い側の接合面と、ロッド本体の小端部から遠い側の接合面とは、凸状でかつ頂点側に向けて細くなる錐面状に形成されている。これら凹状の接合面と凸状の接合面とを嵌合させ、各接合面に形成されたボルト穴にボルトを通すことによって、ロッド本体とキャップとがボルトによって締結される。
特開2009-127696号公報
特許文献1に開示されたコネクティングロッドでは、2箇所の当接部において凹状の接合面と凸状の接合面とを嵌合させることで、ロッド本体のキャップに対する横ずれが抑制される。ロッド本体とキャップの両方の寸法精度に誤差がないのであれば、2箇所の当接部の両方において、凹状の接合面の全体と凸状の接合面の全体とがぴったりと当接するかもしれない。
しかしながら、実際には、ロッド本体やキャップの寸法精度に少なからず誤差は生じている。このため、2箇所の当接部において凹状の接合面と凸状の接合面とを嵌合させた場合、当接箇所は接合面の一部に限定され、その一部の箇所で摩耗が進むおそれがある。接合面の摩耗はボルトの緩みを生じさせ、ロッド本体のキャップに対する横ずれの原因となる。ロッド本体のキャップに対する横ずれは、ベアリングクリアランスを拡大させてオイル漏れ量を増大させる原因となる。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、大端部において斜め割にロッド本体とキャップとに分割されたコネクティングロッドであって、割り面における摩耗とロッド本体のキャップに対する横ずれが抑制されたコネクティングロッドを提供することを目的とする。
本発明に係るコネクティングロッドは、大端部において斜め割にロッド本体とキャップとに分割され、ロッド本体とキャップとはボルトによって締結されるコネクティングロッドにおいて、接合平面、第1規制部、及び第2規制部を備える。接合平面は、大端部の割り面に平行で且つ平坦な接合面であって、ロッド本体とキャップとが当接する2箇所の当接部の少なくとも一方に形成されている。第1規制部は、ロッド本体のキャップに対する第1の方向への横ずれを、ロッド本体とキャップとの間に設けられた単一組の第1の対向面で規制するように構成されている。第2規制部は、ロッド本体のキャップに対する第1の方向とは逆の第2の方向への横ずれを、ロッド本体とキャップとの間に設けられた単一組の第2の対向面で規制するように構成されている。
上記の構成によれば、当接部の少なくとも一方に形成された接合平面においてロッド本体とキャップとはぴったりと合わさり、第1の方向への横ずれは第1規制部によって抑制され、第2の方向への横ずれは第2規制部によって抑制される。また、各規制部における対向面の摩耗はボルトの緩みを生じさせて横ずれを拡大させるが、上記の構成によれば各方向への横ずれの規制は複数組ではなく単一組の対向面で行われるので、対向面をぴったりと当接させて対向面の摩耗を抑えることができる。
本発明に係るコネクティングロッドの一つの実施の形態では、2箇所の当接部の一方に接合平面が形成されてもよい。また、2箇所の当接部のもう一方は、ロッド本体とキャップのうちの一方に形成された凸部と、ロッド本体とキャップのうちのもう一方に形成されて凸部と嵌合する凹部とで構成されてもよい。この場合、凸部を形成する第1の方向側の側面と凹部を形成する第1の方向側の側面とにより、第1規制部と第2規制部のうちの一方が構成される。また、凸部を形成する第2の方向側の側面と凹部を形成する第2の方向側の側面とにより、第1規制部と第2規制部のうちのもう一方が構成される。
上記の構成によれば、2箇所の当接部のうちの一方に形成された凸部と凹部とを嵌合させることにより、ロッド本体のキャップに対する横ずれが抑制される。また、2箇所の当接部のうちのもう一方は凸部と凹部ではなく接合平面となっているので、凸部と凹部とで位置合わせした場合に部品の加工精度に起因して生じる横ずれは接合平面において吸収される。このため、ロッド本体とキャップとをボルトで締結した場合に第1の方向或いは第2の方向に生じる歪を抑えることができる。
凸部は、その頂部から第1の方向に傾斜する第1山斜面と第2の方向に傾斜する第2山斜面とを有する山状に形成されてもよい。また、凹部は、その底部から第1の方向に傾斜する第1谷斜面と第2の方向に傾斜する第2谷斜面とを有する谷状に形成されてもよい。この場合、第1山斜面と第1谷斜面とにより第1規制部と第2規制部のうちの一方が構成され、第2山斜面と第2谷斜面とにより第1規制部と第2規制部のうちのもう一方が構成される。
上記の構成では、山状の凸部を形成する第1の方向側の側面として第1山斜面が形成され、第2の方向側の側面として第2山斜面が形成される。また、谷状の凹部を形成する第1の方向側の側面として第1谷斜面が形成され、第2の方向側の側面として第2谷斜面が形成される。第1山斜面と第1谷斜面とが当接し、第2山斜面と第2谷斜面とが当接することで、凸部と凹部は互いに拘束され、ロッド本体のキャップに対する第1の方向及び第2の方向への横ずれは抑制される。
凸部の頂部と凹部の底部とにボルトを通すボルト穴が開けられてもよい。これによれば、ロッド本体とキャップとをボルトで締結したときに凸部と凹部との間に加わる面圧を、第1の方向側と第2の方向側とで均一に近づけることができる。
2箇所の当接部のうち、大端部の割り面に対してロッド本体が傾斜している側の当接部が、凸部と凹部とで構成されてもよい。つまり、ロッド本体が傾斜している側と反対側の当接部に接合平面が形成されてもよい。これによれば、クランクシャフトの回転によりコネクティングロッドがクランクピンに引っ張られた時、接合平面が形成された側の当接部では、仮に横ずれが生じたとしても、ロッド本体はクランクピンに接する方向に動くため、クランクピンへの接触により横ずれは規制される。
本発明に係るコネクティングロッドの別の実施の形態では、2箇所の当接部の両方に接合平面が形成されてもよい。また、ロッド本体或いはキャップのうちの一方に、ロッド本体或いはキャップのうちのもう一方を2箇所の当接部の両外側から挟み込む一対の爪部が設けられてもよい。この場合、一対の爪部のうち第1の方向側の爪部の押え面と、第1の方向側の爪部の押え面によって押えられるロッド本体或いはキャップの被押え面とにより、第1規制部と第2規制部のうちの一方が構成される。また、一対の爪部のうち第2の方向側の爪部の押え面と、第2の方向側の爪部の押え面によって押えられるロッド本体或いはキャップの被押え面とにより、第1規制部と第2規制部のうちのもう一方が構成される。
上記の構成によれば、ロッド本体或いはキャップを2箇所の当接部の両外側から一対の爪部で挟み込むことにより、ロッド本体のキャップに対する横ずれが抑制される。また、2箇所の当接部はともに接合平面となっているので、大端部の割り面においてロッド本体とキャップとを密着させることができる。
以上説明した通り、本発明に係るコネクティングロッドによれば、割り面における摩耗とロッド本体のキャップに対する横ずれを抑えることができる。
本発明の実施の形態1に係るコネクティングロッドの正面図である。 本発明の実施の形態1に係る当接部の分離状態の拡大図である。 本発明の実施の形態1に係る当接部の当接状態の拡大図である。 本発明の実施の形態1に係るロッド本体とキャップの斜視図である。 当接部の第1の比較例の構成を示す図である。 当接部の第2の比較例の構成を示す図である。 当接部の変形例の構成を示す図である。 本発明の実施の形態2に係るコネクティングロッドの正面図である。 本発明の実施の形態2に係る当接部の当接状態の拡大図である。 本発明の実施の形態2に係るロッド本体とキャップの斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。ただし、以下に示す実施の形態において各要素の個数、数量、量、範囲等の数に言及した場合、特に明示した場合や原理的に明らかにその数に特定される場合を除いて、その言及した数に、この発明が限定されるものではない。また、以下に示す実施の形態において説明する構造等は、特に明示した場合や明らかに原理的にそれに特定される場合を除いて、この発明に必ずしも必須のものではない。
1.実施の形態1
本発明の実施の形態1について説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係るコネクティングロッド101の正面図である。コネクティングロッド101は、内燃機関におけるピストンとクランクピンとをつなぐコネクティングロッドである。図1に示すように、コネクティングロッド101は、ピストンピンの軸受部となる円環状の小端部11と、クランクピンの軸受部となる円環状の大端部13と、小端部11と大端部13とを連結する連結棒部12とを有している。
コネクティングロッド101は、大端部13において斜め割にロッド本体20とキャップ30とに分割される。ただし、ロッド本体20とキャップ30とは、クラッキングではなく加工によって製造される。また、ロッド本体20とキャップ30とは、ボルト51,52によって締結される。ロッド本体20には、小端部11と連結棒部12と大端部13の一部とが形成されている。分割された大端部13の残りの部分がキャップ30となっている。ロッド本体20の大端部13に相当する部位とキャップ30には、それぞれ、クランクピンの軸受部を構成する半円21,31が形成されている。それぞれの半円21,31には、分割ベアリング41,42がセットされる。
ロッド本体20とキャップ30とは、2箇所の当接部14,15において当接する。2箇所の当接部14,15を含む面が、大端部13の割り面である。コネクティングロッド101には、キャップ30から当接部14,15を貫通してロッド本体20まで達する図示しないボルト穴が形成されている。図1には、このボルト穴にボルト51,52が通され、当接部14,15においてロッド本体20とキャップ30とが締結された状態が示されている。
2箇所の当接部14,15のうち一方の当接部14、詳しくは、割り面に対してロッド本体20が傾斜している側の当接部14では、ロッド本体20の接合面22と、キャップ30の接合面32とが当接する。後述するように、接合面22は平坦ではなく全体として凸部を形成し、接合面32は平坦ではなく全体として凹部を形成する。当接部14では、接合面22の凸部と接合面32の凹部とが嵌合する。もう一方の当接部15では、ロッド本体20の接合面23と、キャップ30の接合面33とが当接する。これらの接合面23,33は、大端部13の割り面に平行で且つ平坦に形成されている。当接部15では、接合面23と接合面33とが面接触する。以下、これら平坦な接合面23,33を接合平面と称する。
次に、当接部14の詳細な構成について説明する。図2は、当接部14の分離状態、すなわち、ロッド本体20の接合面22とキャップ30の接合面32とが分離した状態の拡大図である。図2に示すように、ロッド本体20の接合面22は、頂部22a、第1山斜面22b、第2山斜面22c、及び基部22d,22eからなり、全体として山状の凸部を形成する。第1山斜面22bと第2山斜面22cの傾斜角度は同一でも良いし異なっていてもよい。キャップ30の接合面32は、底部32a、第1谷斜面32b、第2谷斜面32c、及び基部32d,32eからなり、全体として谷状の凹部を形成する。第1谷斜面32bの傾斜角度は第1山斜面22bの傾斜角度と同一であり、第2谷斜面32cの傾斜角度は第2山斜面22cの傾斜角度と同一である。
図3は、当接部14の当接状態、すなわち、ロッド本体20の接合面22とキャップ30の接合面32とが当接した状態の拡大図である。図3に示すように、第1山斜面22bと第1谷斜面32bとは一対の対向面を構成し、当接状態では、第1山斜面22bと第1谷斜面32bとは面接触する。同じく、第2山斜面22cと第2谷斜面32cとは一対の対向面を構成し、当接状態では、第2山斜面22cと第2谷斜面32cとは面接触する。頂部22aと底部32aとの間、及び、基部22d,22eと基部32d,32eとの間には、それぞれ隙間が形成される。つまり、当接部14では、接合面22,32の全体ではなく、両側の山斜面22b,22cと両側の谷斜面32b,32cの間でのみ面接触する。
第1山斜面22bと第1谷斜面32bとが面接触することにより、ロッド本体20のキャップ30に対する図3中左方向(割り面に対してロッド本体20が傾斜している側に向かう方向、以下、第1の方向と称する)への横ずれが規制される。コネクティングロッド101では、割り面に沿った第1の方向への横ずれを規制する対向面は、第1山斜面22bと第1谷斜面32bとからなる対向面のみである。ゆえに、第1山斜面22b及び第1谷斜面32bは、ロッド本体20のキャップ30に対する第1の方向への横ずれを、ロッド本体20とキャップ30との間に設けられた単一組の第1の対向面で規制する第1規制部に相当する。
また、第2山斜面22cと第2谷斜面32cとが面接触することにより、ロッド本体20のキャップ30に対する図3中右方向(割り面に対してロッド本体20が傾斜している側とは逆の側に向かう方向、以下、第2の方向と称する)への横ずれが規制される。コネクティングロッド101では、割り面に沿った第2の方向への横ずれを規制する対向面は、第2山斜面22cと第2谷斜面32cとからなる対向面のみである。ゆえに、第2山斜面22c及び第2谷斜面32cは、ロッド本体20のキャップ30に対する第2の方向への横ずれを、ロッド本体20とキャップ30との間に設けられた単一組の第2の対向面で規制する第2規制部に相当する。
図4は、分離状態でのロッド本体20及びキャップ30の斜視図である。図4に示すように、キャップ30の2つの接合面32,33には、それぞれボルト穴35,36が開けられている。また、ロッド本体20の2つの接合面22,23にも、ボルト穴35,36に繋がるボルト穴25,26がそれぞれ開けられている。キャップ30の接合面32に開けられたボルト穴35は、その中心が底部32aを通るように開けられている。また、ロッド本体20の接合面22に開けられたボルト穴25は、その中心が頂部22aを通るように開けられている。このようにボルト穴25,35を開けることで、第1山斜面22bと第1谷斜面32bとからなる対向面に作用する面圧と、第2山斜面22cと第2谷斜面32cとからなる対向面に作用する面圧との差が抑えられる。
ここで、本実施の形態に係るコネクティングロッド101の効果について明らかにするため、コネクティングロッドの当接部の構成に関して2つの比較例を挙げる。図5に示す比較例1では、ロッド本体20とキャップ30とが当接する2箇所の当接部130,131の両方に、山状の凸部と谷状の凹部とが形成されている。ロッド本体20とキャップ30の両方の寸法精度に誤差が無い場合、両方の当接部130,131において凸部と凹部はぴったりと嵌合する。しかし、ロッド本体20とキャップ30の少なくとも一方の寸法精度に誤差がある場合、当接箇所は一部の山斜面と谷斜面とに限定されるおそれがある。比較例1の場合、外側の第1山斜面112bと第1谷斜面122bとが当接し、且つ、外側の第2山斜面113cと第2谷斜面123cとが当接している。しかし、内側の第2山斜面112cと第2谷斜面122cとは当接せず、且つ、内側の第1山斜面113bと第1谷斜面123bも当接しない。
図6に示す比較例2では、ロッド本体20とキャップ30とが当接する一方の当接部132に、山状の凸部と谷状の凹部とが2組形成されている。ロッド本体20とキャップ30の両方の寸法精度に誤差が無い場合、2組の凸部と凹部はぴったりと嵌合する。しかし、ロッド本体20とキャップ30の少なくとも一方の寸法精度に誤差がある場合、当接箇所は一部の山斜面と谷斜面とに限定されるおそれがある。比較例2の場合、1組目の第1山斜面142bと第1谷斜面152bとが当接し、且つ、2組目の第2山斜面143cと第2谷斜面153cとが当接している。しかし、1組目の第2山斜面142cと第2谷斜面152cとは当接せず、且つ、2組目の第1山斜面143bと第1谷斜面153bも当接しない。
上記の2つの比較例1,2の場合、いずれも複数組の対向面のうち一部の対向面しか当接していない。この場合、当接している対向面におけるせん断応力が規定よりも高くなり、摩耗が進むおそれがある。当接している対向面が摩耗するとロッド本体20とキャップ30との間にガタが生じる。このガタはボルトを緩ませ、ロッド本体20のキャップ30に対する横ずれの原因となる。また、全ての対向面を当接させようとすると、ボルト軸力がそれに使われて減ってしまうだけでなく、ロッド本体20やキャップ30に歪が生じるおそれがある。
本実施の形態に係るコネクティングロッド101によれば、第1の方向への横ずれの規制は複数組ではなく単一組の対向面(すなわち、第1山斜面22bと第1谷斜面32b)で行われ、第2の方向への横ずれの規制も複数組ではなく単一組の対向面(すなわち、第2山斜面22cと第2谷斜面32c)で行われるので、全ての対向面をぴったりと当接させて対向面の摩耗を抑えることができる。また、一方の当接部15は凸部と凹部ではなく接合平面23,33となっているので、凸部と凹部とで位置合わせした場合に部品の加工精度に起因して生じる横ずれは接合平面23,33において吸収される。このため、ロッド本体20とキャップ30とをボルト51,52で締結した場合に第1の方向或いは第2の方向に生じる歪を抑えることができる。
また、本実施の形態に係るコネクティングロッド101では、接合平面23,33は、大端部13の割り面に対してロッド本体20が傾斜している側と反対側の当接部15に形成されている。これによれば、クランクシャフトの回転によりコネクティングロッド101がクランクピンに引っ張られた時、接合平面23,33が形成された側の当接部15では、仮に横ずれが生じたとしても、ロッド本体20はクランクピンに接する方向に動くため、クランクピンへの接触により横ずれは規制される。
次に、本実施の形態に係るコネクティングロッド101の変形例について例示する。図7は、本実施の形態に係るコネクティングロッド101の当接部14の変形例の構成を示す図である。この変形例では、ロッド本体20の接合面22に円錘状に凸部が形成され、キャップ30の接合面32に円錘状に凹部が形成されている。錘状凸部の頂部にはボルト穴25が開けられ、錘状凹部の底部にもボルト穴35が開けられている。ロッド本体20とキャップ30とを図示しないボルトで締結した場合には、両接合面22,32の基部22i,32i間に隙間を残した状態で、錘状凸部の錘面22h,22gと錘状凹部の錘面32h,32gとが当接する。
図7に示す変形例では、錘状凸部を形成する第1の方向(図7中左方向)の側の錘面22hと錘状凹部を形成する第1の方向側の錘面32hとにより、ロッド本体20のキャップ30に対する第1の方向への横ずれを規制する第1規制部が構成される。また、錘状凸部を形成する第2の方向(図7中右方向)の側の錘面22gと錘状凹部を形成する第2の方向側の錘面32gとにより、ロッド本体20のキャップ30に対する第2の方向への横ずれを規制する第2規制部が構成される。
その他の変形例として、凸部と凹部はロッド本体20とキャップ30とで逆でもよい。つまり、ロッド本体20に凹部が形成され、キャップ30に凸部が形成されてもよい。また、図7に示す変形例において、接合面に形成される凸部及び凹部の形状はそれぞれ角錐状でもよい。
2.実施の形態2
次に、本発明の実施の形態2について説明する。図8は、本発明の実施の形態2に係るコネクティングロッド102の正面図である。図8に示すように、コネクティングロッド102は、実施の形態1に係るコネクティングロッド101(図1参照)と同様に、ピストンピンの軸受部となる円環状の小端部11と、クランクピンの軸受部となる円環状の大端部13と、小端部11と大端部13とを連結する連結棒部12とを有し、大端部13において斜め割にロッド本体20とキャップ30とに分割される。図8において、実施の形態1に係るコネクティングロッド101と同一の要素又は相当する要素には同一符号を用いている。以下の説明では、それら要素についての重複する説明は省略する。
本実施の形態に係るコネクティングロッド102では、ロッド本体20とキャップ30とは、2箇所の当接部16,17において当接する。2箇所の当接部16,17のうち一方の当接部16では、ロッド本体20の接合平面27と、キャップ30の接合平面37とが面接触する。もう一方の当接部17では、ロッド本体20の接合平面28と、キャップ30の接合平面38とが当接する。各接合平面27,37,28,38は、大端部13の割り面に平行で且つ平坦に形成されている。キャップ30の各当接部16,17の近傍には、ロッド本体20を2箇所の当接部16,17の両外側から挟み込む一対の爪部70,71が設けられている。
次に、当接部16の詳細な構成について説明する。図9は、当接部16の当接状態、すなわち、ロッド本体20の接合面27とキャップ30の接合面37とが当接した状態の拡大図である。当接部16には、一対の爪部70,71のうち第1の方向側の爪部70が設けられている。図9に示すように、爪部70は、ロッド本体20の第1の方向側の側面20aと係合する押え面70aと、爪部70の他の部位よりも剛性を低くされた部位であるくびれ部70bとを備える。爪部70の押え面70aとロッド本体20の側面(以下、被押え面という)20aとは一対の対向面を構成し、当接状態では、押え面70aと被押え面20aとは面接触する。
押え面70aと被押え面20aとが面接触することにより、ロッド本体20のキャップ30に対する図9中左方向(割り面に対してロッド本体20が傾斜している側に向かう方向、以下、第1の方向と称する)への横ずれが規制される。コネクティングロッド102では、割り面に沿った第1の方向への横ずれを規制する対向面は、押え面70aと被押え面20aとからなる対向面のみである。ゆえに、押え面70a及び被押え面20aは、ロッド本体20のキャップ30に対する第1の方向への横ずれを、ロッド本体20とキャップ30との間に設けられた単一組の第1の対向面で規制する第1規制部に相当する。
図10は、分離状態でのロッド本体20とキャップ30の斜視図である。図10において、第2の方向側の爪部71の押え面71aには、ロッド本体20の第2の方向側の側面20bが対応する。爪部71の押え面71aとロッド本体20の側面(以下、被押え面という)20bとは一対の対向面を構成し、当接状態では、押え面71aと被押え面20bとは面接触する。押え面71a及び被押え面20bは、ロッド本体20のキャップ30に対する第2の方向への横ずれを、ロッド本体20とキャップ30との間に設けられた単一組の第2の対向面で規制する第2規制部に相当する。
押え面70a,71aによって被押え面20a,20bを押え込むことにより、横ずれ方向にガタが生じないようにロッド本体20とキャップ30とを組み付けることができる。これを実現するため、キャップ30における押え面70aから押え面71aまでの距離L2は、ロッド本体20における被押え面20aから被押え面20bまでの距離L1と同じかそれよりも小さくされている。また、爪部70,71に弾力性を持たせるため、爪部70,71にはくびれ部が設けられている。
本実施の形態に係るコネクティングロッド102によれば、ロッド本体20を2箇所の当接部16,17の両外側から一対の爪部70,71で挟み込むことにより、ロッド本体20のキャップ30に対する横ずれが抑制される。また、2箇所の当接部16,17はともに接合平面となっているので、大端部13の割り面においてロッド本体20とキャップ30とを密着させることができる。さらに、実施の形態1では、ロッド本体20がキャップ30に対して横ずれしようとすると、山斜面22b,22cが谷斜面32b,32cを駆け上がる方向に力が作用し、ボルト51,52の引張応力が増大する。これに対し、本実施の形態に係るコネクティングロッド102では、爪部70,71で横方向の力を受けるので、ボルト51,52には負担がかからない。
なお、本実施の形態に係るコネクティングロッド102の変形例として、爪部70,71がロッド本体20に設けられ、2箇所の当接部16,17の両外側からキャップ30が挟み込まれるように構成されてもよい。
101,102 コネクティングロッド
11 小端部
12 連結棒部
13 大端部
14,15,16,17 当接部
20 ロッド本体
20a,20b 被押え面
22 接合面
22b 第1山斜面
22c 第2山斜面
23,27,28 接合面(接合平面)
30 キャップ
32 接合面
32b 第1谷斜面
32c 第2谷斜面
33,37,38 接合面(接合平面)
51,52 ボルト
70,71 爪部
70a,71a 押え面

Claims (4)

  1. 大端部において斜め割にロッド本体とキャップとに分割され、前記ロッド本体と前記キャップとはボルトによって締結されるコネクティングロッドにおいて、
    前記ロッド本体と前記キャップとが当接する2箇所の当接部の少なくとも一方に形成された前記大端部の割り面に平行な接合平面と、
    前記ロッド本体の前記キャップに対する第1の方向への横ずれを、前記ロッド本体と前記キャップとの間に設けられた単一組の第1の対向面で規制する第1規制部と、
    前記ロッド本体の前記キャップに対する前記第1の方向とは逆の第2の方向への横ずれを、前記ロッド本体と前記キャップとの間に設けられた単一組の第2の対向面で規制する第2規制部と、
    を備え
    前記接合平面は、前記2箇所の当接部のうち、前記割り面に対して前記ロッド本体が傾斜している側とは反対側の当接部に形成され、
    前記2箇所の当接部のうち前記割り面に対して前記ロッド本体が傾斜している側の当接部が、前記ロッド本体と前記キャップのうちの一方に形成された凸部と前記ロッド本体と前記キャップのうちのもう一方に形成されて前記凸部と嵌合する凹部とで構成され、
    前記凸部は、頂部と基部と、前記基部と前記頂部とをつなぐ側面とを有し、
    前記凹部は、底部と基部と、前記基部と前記底部とをつなぐ側面とを有し、
    前記ロッド本体と前記キャップとの当接状態において、対向する前記凸部の前記基部と前記凹部の前記基部との間、及び、対向する前記頂部と前記底部との間それぞれには、隙間が形成され、
    前記凸部の前記側面のうち前記第1の方向側の側面と前記凹部の前記側面のうち前記第1の方向側の側面とにより前記第1規制部と前記第2規制部のうちの一方が構成され、前記凸部の前記側面のうち前記第2の方向側の側面と前記凹部の前記側面のうち前記第2の方向側の側面とにより前記第1規制部と前記第2規制部のうちのもう一方が構成されている
    ことを特徴とするコネクティングロッド。
  2. 前記凸部は、山状に形成され、前記凸部の前記側面は、前記頂部から前記第1の方向に傾斜する第1山斜面と前記第2の方向に傾斜する第2山斜面とを有し、
    前記凹部は、谷状に形成され、前記凹部の前記側面は、前記底部から前記第1の方向に傾斜する第1谷斜面と前記第2の方向に傾斜する第2谷斜面とを有し、
    前記第1山斜面と前記第1谷斜面とにより前記第1規制部と前記第2規制部のうちの一方が構成され、前記第2山斜面と前記第2谷斜面とにより前記第1規制部と前記第2規制部のうちのもう一方が構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のコネクティングロッド。
  3. 前記凸部の前記頂部と前記凹部の前記底部とに前記ボルトを通すボルト穴が開けられている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のコネクティングロッド。
  4. 大端部において斜め割にロッド本体とキャップとに分割され、前記ロッド本体と前記キャップとはボルトによって締結されるコネクティングロッドにおいて、
    前記ロッド本体と前記キャップとが当接する2箇所の当接部の少なくとも一方に形成された前記大端部の割り面に平行な接合平面と、
    前記ロッド本体の前記キャップに対する第1の方向への横ずれを、前記ロッド本体と前記キャップとの間に設けられた単一組の第1の対向面で規制する第1規制部と、
    前記ロッド本体の前記キャップに対する前記第1の方向とは逆の第2の方向への横ずれを、前記ロッド本体と前記キャップとの間に設けられた単一組の第2の対向面で規制する第2規制部と、を備え、
    前記2箇所の当接部の両方に前記接合平面が形成され、
    前記ロッド本体或いは前記キャップのうちの一方に、前記ロッド本体或いは前記キャップのうちのもう一方を前記2箇所の当接部の両外側から挟み込む一対の爪部が設けられ、
    前記一対の爪部は、前記ロッド本体の前記第1方向側の側面及び前記第2方向側の側面にそれぞれ当接する押え面と、前記爪部の他の部位よりも剛性を低くされた部位であるくびれ部と、備え、
    前記一対の爪部のうち前記第1の方向側の爪部の前記押え面と、前記第1の方向側の爪部の押え面によって押えられる前記ロッド本体或いは前記キャップの被押え面とにより前記第1規制部と前記第2規制部のうちの一方が構成され、前記一対の爪部のうち前記第2の方向側の爪部の前記押え面と、前記第2の方向側の爪部の押え面によって押えられる前記ロッド本体或いは前記キャップの被押え面とにより前記第1規制部と前記第2規制部のうちのもう一方が構成されている
    ことを特徴とするコネクティングロッド。
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